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Spectrum Expert の接続の設定
• Spectrum Expert接続について, 1 ページ
• Spectrum Expertの設定(GUI), 1 ページ
Spectrum Expert 接続についてスペクトラムアナライザから提供されるような RF分析プロットの作成に使用できる詳細なスペクトラムデータを入手するには、Cisco CleanAir対応のアクセスポイントを、Spectrum Expertアプリケーションを実行しているMicrosoftWindowsXPまたはVistaのPC(SpectrumExpertコンソールと呼ばれる)に直接接続するよう設定します。 Spectrum Expertとの接続は、Prime Infrastructureから半自動的に開始することも、Cisco WLCから手動で開始することもできます。この項では、後者の方法について説明します。
Spectrum Expert の設定(GUI)はじめる前に
Spectrum Expertコンソールとアクセスポイントとの間に接続を確立する前に、IPアドレスのルーティングが正しく設定され、途中にあるすべてのファイアウォールでネットワークスペクトラム
インターフェイス(NSI)ポートが開かれていることを確認します。
ステップ 1 Spectrum Expertコンソールに接続するアクセスポイントで、Cisco CleanAir機能が有効になっていることを確認します。
ステップ 2 Cisco WLC GUIまたは CLIを使用してアクセスポイントを SE-Connectモードに設定します。SE-Connectモードは、1つの無線だけでなく、そのアクセスポイント全体に対して設定されます。しかし、Spectrum Expertコンソールが接続するのは一度に 1つの無線です。
(注)
Cisco WLC GUIを使用している場合は、次の手順に従ってください。
a) [Wireless] > [Access Points] > [All APs]の順に選択して、[All APs]ページを開きます。
Cisco Wireless LAN Controller コンフィギュレーションガイドリリース 8.0 OL-31333-01-J 1
b) 対象のアクセスポイントの名前を選択して、[All APs > Details for]ページを開きます。c) [APMode]ドロップダウンリストから [SE-Connect]を選択します。このモードは、Cisco CleanAir機能にをサポートできるアクセスポイントでのみ使用できます。 SE-Connectモードが使用可能なオプションとして表示されるには、アクセスポイントに有効状態のスペクトラム対応無線が少なくとも 1つ以上あることが必要です。
d) [Apply]をクリックして、変更を確定します。e) アクセスポイントをリブートするように求められたら、[OK]をクリックします。
CLIを使用している場合は、次の手順に従ってください。
a) 次のコマンドを入力して、アクセスポイントに SE-Connectモードを設定します。config ap mode se-connect Cisco_AP
b) アクセスポイントをリブートするように求められたら、「Y」と入力します。c) 次のコマンドを入力して、アクセスポイントの SE-Connectの設定状況を確認します。
show ap config {802.11a | 802.11b} Cisco_AP
以下に類似した情報が表示されます。
Cisco AP Identifier.............................. 0Cisco AP Name.................................... CISCO_AP3500...Spectrum Management Information
Spectrum Management Capable.............. YesSpectrum Management Admin State.......... EnabledSpectrum Management Operation State...... UpRapid Update Mode........................ DisabledSpectrum Expert connection............... Enabled
Spectrum Sensor State.................. Configured (Error code = 0)
ステップ 3 Windows PCで、次の URLから Cisco Software Centerにアクセスします。http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html
ステップ 4 [Product] > [Wireless] > [Cisco Spectrum Intelligence] > [Cisco Spectrum Expert] > [Cisco Spectrum Expert Wi-Fi]の順にクリックし、Spectrum Expert 4.0の実行可能ファイル(*.exe)をダウンロードします。
ステップ 5 PCで Spectrum Expertアプリケーションを実行します。
ステップ 6 [Connect to Sensor]ダイアログボックスが表示されたら、アクセスポイントの IPアドレスを入力し、アクセスポイントの無線を選択し、認証のために 16バイトのネットワークスペクトラムインターフェイス(NSI)キーを入力します。 Spectrum Expertアプリケーションによって、NSIプロトコルを使用して、アクセスポイントへの TCP/IPによる直接接続が開かれます。
アクセスポイントは、2.4 GHzの周波数をポート 37540で、5 GHzの周波数をポート 37550でリスニングする TCPサーバである必要があります。これらのポートは、Spectrum Expertアプリケーションが NSIプロトコルを使用してアクセスポイントに接続するために、開かれている必要があります。
(注)
Cisco WLC GUIでは、NSIキーは [All APs > Details for]ページにある [Network Spectrum InterfaceKey]フィールド([Port Number]フィールドの下)に表示されます。 Cisco WLC CLIから NSIキーを表示するには、show ap config {802.11a | 802.11b} Cisco_APコマンドを入力します。
(注)
Cisco Wireless LAN Controller コンフィギュレーションガイドリリース 8.02 OL-31333-01-J
Spectrum Expert の接続の設定Spectrum Expert の設定(GUI)
SE-Connectモードのアクセスポイントが Cisco WLCに joinすると、アクセスポイントから SpectrumCapabilities通知メッセージが送信され、Cisco WLCは Spectrum Configuration Requestで応答します。この要求には 16バイトのランダム NSIキーが含まれます。このキーは NSI認証で使用するために Cisco WLCで作成されたものです。 Cisco WLCはアクセスポイントごとにキーを 1つ作成し、アクセスポイントはこのキーをリブートするまで保存します。
SpectrumExpertコンソール接続は、アクセスポイントの無線ごとに最大3つまで確立できます。CiscoWLCGUIの [802.11a/n/ac(または 802.11b/g/n)CiscoAPs >Configure]ページにある [Numberof Spectrum Expert Connections]テキストボックスには、現在アクセスポイント無線に接続されている Spectrum Expertアプリケーションの数が表示されます。
(注)
ステップ 7 Spectrum Expertアプリケーションの右下隅にある [Slave Remote Sensor]テキストボックスを選択して、Spectrum Expertコンソールがアクセスポイントに接続されていることを確認します。デバイスが 2台接続されている場合は、このテキストボックスにアクセスポイントの IPアドレスが表示されます。
ステップ 8 Spectrum Expertアプリケーションを使用して、アクセスポイントからのスペクトラムデータを表示および分析します。
Cisco Wireless LAN Controller コンフィギュレーションガイドリリース 8.0 OL-31333-01-J 3
Spectrum Expert の接続の設定Spectrum Expert の設定(GUI)
Cisco Wireless LAN Controller コンフィギュレーションガイドリリース 8.04 OL-31333-01-J
Spectrum Expert の接続の設定Spectrum Expert の設定(GUI)