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Stories for 60th English Reading Contest, 2018 英語自信をつけたい [2018年度 第60回(後)英語朗読コンテスト テキスト] 主 催 教育開発出版株式会社 協 賛 株式会社旺文社 はん CD を何 なん いて練 れん しゅう しよう! ろう どく のチェックポイント ① Flow すらすらと流れる (flow) ように読 んでいるかな? ② Pronunciation はつ おん (pronunciation) や音の高低と強 きょう じゃく を正 ただ しく読 んでいるかな? ③ Character とう じょう じん ぶつ (characters) になりきって読 んでいるかな? ④ Drama ひょう げん りょく たっぷり (dramatic) に読 んでいるかな? ⑤ Attitude 自分から進んで、楽 たの しんで読 んでいるかな?

Stories for 60th English Reading Contest, 2018...Stories for 60th English Reading Contest, 2018 英語に自信をつけたい [2018年度 第60回(後期)英語朗読コンテスト

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Storiesfor

60th English Reading Contest, 2018

英語に自信をつけたい

[2018年度 第60回(後期)英語朗読コンテスト テキスト]

主 催 教育開発出版株式会社 協 賛 株式会社旺文社

模も範はんCDを何

なん度ども

聞きいて練

れん習しゅうしよう!

朗ろう

読どく

のチェックポイント① Flow  すらすらと流れる (flow) ように読

んでいるかな?

② Pronunciation  発

はつ

音おん

(pronunciation) や音の高低と強きょう

弱じゃく

を正ただ

しく読よ

んでいるかな?

③ Character  登

とう

場じょう

人じん

物ぶつ

(characters) になりきって読よ

んでいるかな?

④ Drama  表

ひょう

現げん

力りょく

たっぷり (dramatic) に読よ

んでいるかな?

⑤ Attitude  自分から進んで、楽

たの

しんで読よ

んでいるかな?

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Song of the Andes

①In the Andes, a huge bird lands on a tree.

②“Squawk!” he cries. “Move over, black bird!”

③“I was about to sing, big bird,” the crow grumbles.

④The condor gets excited. “Can you sing my song? Squaawk!”

⑤The crow covers his ears. “Ack! Let me try. Caw, caawoow!”

⑥“Ugh!” the condor groans. “Are you choking?”

⑦Suddenly, they hear beautiful music. “La, la, la, la….”

⑧“That’s my song! El Condor Pasa ,” the condor cries.

⑨The crow is amazed. “What bird is that?”

⑩“Tweet, tweet,” chirps a little bird. “I’m a songbird.”

(90 words)

アンデスの歌うた

①アンデス山さん

脈みゃく

で、巨きょだい

大な鳥とり

が木き

に降お

りてきます。

②「ガーガー!」と怒ど な

鳴りました。「そこをどきな、ブラックバード!」

③「ぼくは歌うた

おうとしていただけだよ、ビッグバード」とカラスがぶつくさ言い

っています。

④コンドルは大おお

喜よろこ

びです。「ぼくの歌うた

が歌うた

えるかい? ギャーガー!」

⑤カラスは耳みみ

を押お

さえました。「ウヘッ! ぼくにやらせて。カー、カアアー!」

⑥「ウエエッ!」とコンドルはうめきました。「のどをつまらせているんじゃないの?」

⑦突とつぜん

然、きれいな音おんがく

楽が聞き

こえてきます。「ララララ...」

⑧「あれだよ、ぼくの歌うた

ってのは! 『コンドルは飛と

んでいく』だ」とコンドルが大おおごえ

声を出だ

しました。

⑨カラスはびっくりしました。「あれは何なん

ていう鳥とり

なんだろう?」

⑩「チー、チー」と小こ

鳥とり

がさえずりました。「私わたし

は鳴な

き鳥どり

よ」

Story A

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Sports Day

スポーツ・デイ①小

しょう

学がくせい

生たちがスポーツ・デイについて話はな

していました。

②ボルティが「ぼくは100メートル短たん

距きょ

離り

走そう

で勝か

つぞ!」と言い

いました。

③「うん、あなたなら絶ぜったい

対にできるわね」と沙さ

織おり

が相あい

づちをうちました。「だって速はや

いもの、まるでビューン! だものね。

私わたし

はレスリングがしたいな」

④「ぼくは野や

球きゅう

をするんだ」と一いちろう

郎が言い

いました。「ホームランを打う

つんだ。カキーン!」

⑤真ま

緒お

がクルクル回まわ

りました。シューッ! 「フィギュアスケート用よう

のアイスリンクがなくて残ざんねん

念!」

⑥「だれかぼくらといっしょにサッカーしない?」と圭けいすけ

介が聞き

きました。「ゴールキーパーが必ひつよう

要なんだ」

⑦「ぼくは野や

球きゅう

しかしていないけど、やってみてもいいかい?」と一いちろう

郎が言い

いました。

⑧圭けいすけ

介がニコッとしました。「もちろんだよ!」

⑨ボルティが「ぼくもやってもいい?」とたずねました。

⑩「わあ、あなたたちのチームは、すごいことになるね!」と沙さ

織おり

が声こえ

をあげました。

⑪子こ

どもたちは好す

きなスポーツについて、楽たの

しくおしゃべりしました。

Story B

①Elementary school children were talking about their Sports Day.

②Bolty said, “I’m going to win the 100-meter sprint!”

③ “You will, I’m sure,” agreed Saori. “You’re fast, like ZOOM! Me, I want to wrestle.”

④ “I’m going to play baseball,” said Ichiro. “I’ll hit a home run! Whack!”

⑤ Mao twirled around. Swoosh! “Too bad there’s no ice rink for figure skating!”

⑥ “Does anybody want to play soccer with us?” Keisuke asked. “We need a

goalkeeper.”

⑦ “I only play baseball,” said Ichiro. “But can I try?”

⑧ Keisuke smiled. “Sure! Why not?”

⑨ Bolty asked, “Can I join?”

⑩ “Wow! Your team will be awesome!” cried Saori.

⑪ The children enjoyed talking about their favorite sports. (109 words)

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Germany? Deutschland?Story C

12

Stories by Saito Nagako

①Sakura arrived in Berlin. Jonas was at the station. ②Jonas greeted her. “Welcome to Deutschland !” ③ Sakura said, “Great to see you, Jonas! Did you say Deutschland ?” ④ “That’s Germany in German, or Deutsch,” explained Jonas. ⑤ Sakura thought, “Hmm. No wonder we say Doitsu.” ⑥ Sakura’s train rolled away. Click-clack, click-clack.⑦ Jonas took Sakura’s bag. “I think you’ll like Germany. Our countries have

a lot in common.” ⑧ “Oh, really? Like what?” Sakura was surprised. ⑨ “Well,” said Jonas. “Germans like to follow the rules. We enjoy natural

things. We don’t wear shoes in the house.” ⑩ Sakura looked around the huge train station. ⑪ “Berlin is also famous for railway technology,” Jonas added.⑫ “We do have a lot in common!” Sakura exclaimed.⑬ Honk! A horn sounded. Suddenly, a train sped past the children. Zoom!

(128 words)

ジャーマニー? ドイチュランド?①さくらがベルリンに到

とう

着ちゃく

しました。ヨナスが駅えき

に来き

ていました。

②ヨナスが「ドイチュランドへようこそ!」とあいさつしました。

③さくらは「会あ

えてうれしいわ、ヨナス。『ドイチュランド』って言い

った?」

④「ジャーマニー(ドイツ)のことをジャーマン(ドイツ語ご

)、つまり『ドイチュ(ドイツ語ご

)』ではそう言い

うんだ」とヨナスが説せつめい

明しました。

⑤さくらは「ふーん。どうりで私わたし

たちは『ドイツ』って言い

うのね」と思おも

いました。

⑥さくらの乗の

っていた電でんしゃ

車が走はし

り去さ

っていきました。ガタンゴトン、ガタンゴトン。

⑦ヨナスがさくらのバッグを持も

ってあげました。「きっとドイツが好す

きになると思おも

うよ。ぼくらの国くに

には共きょう

通つう

点てん

が多おお

いんだ」

⑧「あら本ほんとう

当? 例たと

えば、どんな?」とさくらは驚おどろ

きました。

⑨「えっと」とヨナスが言い

いました。「ドイツ人じん

は規き

則そく

を守まも

るのが好す

きなんだ。自し

然ぜん

を楽たの

しんでいるしね。家いえ

の中なか

では靴くつ

をはかないよ」

⑩さくらは巨きょだい

大な駅えき

を見み

回まわ

しました。

⑪「ベルリンは鉄てつどう

道技ぎ

術じゅつ

でも有ゆうめい

名なんだよ」とヨナスが付つ

け加くわ

えました。

⑫「本ほんとう

当に共きょう

通つう

点てん

が多おお

いのね!」さくらは大おお

きな声こえ

で言い

いました。

⑬ピーッ! 警けいてき

笛が鳴な

りました。突とつぜん

然、一いちだい

台の電でんしゃ

車が子こ

どもたちのそばを通とお

りすぎて行い

きました。ビューッ!