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平成27年度救急救命学科入学生用
SYLLABUS
湘央生命科学技術専門学校
1
7
17
19
23
26
29
36
45
49
51
疾病の成り立ちと回復の過程
健康と社会保障
目 次
疾病救急医学
専門基礎分野
専門分野 救急医学概論
救急症候・病態生理学
基礎分野 科学的思考の基盤
人間と人間生活
人体の構造と機能
外傷救急医学
環境障害学・急性中毒学
臨地実習
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
分 野
授業単位
基礎 科学的思考の基盤
教育目標医療従事者として必要な科学的思考及び教養を身につける。生命に関わる科学の基礎を理解し、疫学的な考察力を培うとともに情報化社会に対応できる知識を習得する。
科 目 名 一般化学 履修学年
細 科 目
時間/回
担 当
試験による評価
1 基礎化学 ・原子と分子 ・物質の状態 ・酸と塩基 ・酸化と還元 2 無機化学 ・分類 ・性質 ・安全性 3 有機化学 ・分類 ・性質 ・安全性
授業のねらい
化学の基礎を学び、救急医療・医学との関連を理解する。
授業の概要
評価の方法
使用テキスト等
1
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間授業単位 時間/回
基礎 科学的思考の基盤分 野
危険物取扱法 履修学年
細 科 目
医療従事者として必要な科学的思考及び教養を身につける。生命に関わる科学の基礎を理解し、疫学的な考察力を培うとともに情報化社会に対応できる知識を習得する。
教育目標
科 目 名
担 当
試験による評価
1 危険物の定義 2 危険物の分類と性質 3 危険物規制と法令 4 指定数量 5 危険物施設の区分 6 危険物の標識
評価の方法
使用テキスト等 危険物取扱必携 実務編(全国危険物安全協会)
授業のねらい
関連資格を取得することを目標に危険物の取扱について学ぶ。
授業の概要
2
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
2 単位 授業時間 30 時間 4 時間
授業の概要
1 毒物のとは2 劇物のとは3 劇物の分類と性質4 規制と法令5 演習
使用テキスト等
評価の方法
時間/回
授業のねらい
細 科 目
科 目 名 毒物劇物管理学 履修学年
教育目標医療従事者として必要な科学的思考及び教養を身につける。生命に関わる科学の基礎を理解し、疫学的な考察力を培うとともに情報化社会に対応できる知識を習得する。
医薬品や農薬に対する安全性について理解し、関連資格の取得を目指す。
授業単位
試験による評価
担 当
分 野 基礎 科学的思考の基盤
3
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
試験による評価
細 科 目
授業単位 時間/回
授業のねらい
統計の基礎を学び、医療統計に応用できることを目的にする。
使用テキスト等 プリント
評価の方法
授業の概要
簡単な実験を行い、得られたデータを使いながら、つぎの項目について講義する。 1 統計学とは 2 代表値 3 標準偏差 4 変動係数 5 母平均の推定 6 平均値の比較 7 百分率の比較 8 相関係数
分 野 基礎 科学的思考の基盤
教育目標医療従事者として必要な科学的思考及び教養を身につける。生命に関わる科学の基礎を理解し、疫学的な考察力を培うとともに情報化社会に対応できる知識を習得する。
科 目 名 統計学概論 履修学年
担 当
4
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
分 野 基礎 科学的思考の基盤
細 科 目
履修学年
教育目標医療従事者として必要な科学的思考及び教養を身につける。生命に関わる科学の基礎を理解し、疫学的な考察力を培うとともに情報化社会に対応できる知識を習得する。
科 目 名 医用電子工学
授業単位
使用テキスト等
授業の概要
1 医用電子機器とは 2 電気の種類 3 電気の作用 4 医用電子の基礎 5 電子回路の基礎 6 計測診断機器 7 心電計 8 パルスオキシメータ 9 除細動装置 10 電気安全
時間/回
これから始める人の電気学入門講座(電波新聞社)
評価の方法
授業のねらい
電気の基礎を理解し、医用電子機器の安全な取り扱いができるようにする。
担 当
試験による評価
5
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
1 正負の数正負の和と差、正負の商と積、四則計算、式の計算2 単位変換長さ、重さ、割合、分数と小数3 文字と式速さ、時間、距離、割合の計算4 方程式方程式の解き方、連立方程式
使用テキスト等 授業中に資料を配布する。
細 科 目
授業単位 時間/回
担 当
授業のねらい
①数学的思考の基礎知識の収得。②医療従事者として使用する数学的換算が出来るようになる。
授業の概要
科 目 名
分 野 基礎 科学的思考の基盤
教育目標 数学的スキルを身に付け、科学的思考の基礎を身に付ける。
基礎数学 履修学年
評価の方法 試験による評価
6
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
授業のねらい
文章表現の基礎知識を学び、それらを駆使して簡潔で効果的な文章表現が出来るようになる。
授業の概要
1 総論 2 作文と論文 3 文章表現の基礎 4 文章構成の基礎 5 演習
使用テキスト等 プリント
評価の方法 試験による評価
分 野 基礎 人間と人間生活
教育目標医療従事者として必要な科学的思考及び教養を身につける。文章表現の基礎知識を習得し、考えや思いを相手に伝わるように出来る。
科 目 名 文章表現法 履修学年
細 科 目
授業単位 時間/回
担 当
7
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
担 当
授業のねらい
行動科学についての理解を深め、思考力や判断力の向上を図る。
授業の概要
1 倫理学導入 ・思考のポイント ・生命倫理学導入 2 人工妊娠中絶とその問題 3 出生前診断とその問題 4 脳死、臓器移植とその問題 5 公務員採用試験倫理関係問題の演習と解説
使用テキスト等 テキスト不使用
評価の方法 試験による評価
授業単位
分 野 基礎 人間と人間生活
教育目標 人間性を磨き、自由で客観的な判断力を培い、主体的な行動力を身につける。
科 目 名 行動科学 履修学年
細 科 目
時間/回
8
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
授業の概要
1 倫理学導入 ・思考のポイント ・生命倫理学導入 2 人工妊娠中絶とその問題 3 出生前診断とその問題 4 脳死、臓器移植とその問題 5 公務員採用試験倫理関係問題の演習と解説
細 科 目
授業単位
試験による評価
使用テキスト等
授業のねらい
生命倫理についての理解を深め、医療人としての人格形成の一助とする。
テキスト不使用
基礎
評価の方法
人間と人間生活
履修学年
教育目標
担 当
人間性を磨き、自由で客観的な判断力を培い、主体的な行動力を身につける。
科 目 名 倫理学
分 野
時間/回
9
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間授業単位 時間/回
教育目標 人間性を磨き、自由で客観的な判断力を培い、主体的な行動力を身につける。
科 目 名
細 科 目
分 野 基礎 人間と人間生活
心理学 履修学年
プリント使用
評価の方法 試験による評価
担 当
授業の概要
1 「こころ」で見る世界 2 人間関係の中の自己 3 言語的・非言語的コミュニケーション 4 自己理解(自分を知るための心理テスト) 5 自己表現(アサーティブなコミュニケーションスキル) 6 ストレスマネージメント ・ストレスについて ・リラクゼーション 7 カウンセリングから学ぶ「人とのかかわり」 ・話の聞き方 ・エンカウンター・エクササイズ
使用テキスト等
授業のねらい
臨床心理、傷病者心理の基礎が理解できるようにする。
10
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
1 An Introduction to the Mind and Body
・体の部位と名称を英語で読み書きする。 2 General Medical Terminlogy
・医学用語の構造を学ぶ。 3 The Cardiovascular System
4 The Lymphatic System
5 The Respiratory System
6 The Digesive System
7 The Skeletal System
・医学用語の英語表現を学ぶ(3~7共通)
使用テキスト等English for Medical Students(南雲堂)最新医学大事典(医歯薬出版)
評価の方法 試験による評価
授業の概要
担 当
分 野 基礎 人間と人間生活
医学・医療に関連して基本的な読み書きや会話ができるようにする。
細 科 目
教育目標 人間性を磨き、自由で客観的な判断力を培い、主体的な行動力を身につける。
授業のねらい
科 目 名 英語 履修学年
授業単位 時間/回
11
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
授業のねらい
医学・医療に関連する英語に関して興味を持ち、医学に関するグローバルな思考を身に付ける。
授業の概要
1 総論 ・医学と英語 2 医学英語の基礎 ・医学用語の構造を学ぶ。 3 最新論文の検索方法(Pub medでの検索方法)
4 医学論文の構成
5 医学論文の読み方
6 発表
使用テキスト等必要に応じてプリントを準備。Pub Med(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/)
評価の方法 レポートによる評価
分 野 基礎 人間と人間生活
教育目標 人間性を磨き、自由で客観的な判断力を培い、主体的な行動力を身につける。
科 目 名 医療英語 履修学年
細 科 目
授業単位 時間/回
担 当
12
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
担 当
授業のねらい
医療の対象である人間を生涯発達する存在として捉え、ライフステージ各期にある人びとの身体的・心理的・社会的側面の発達について理解する。また、それらの理解に基づいて、各年代の人々と良好なコミュニケーションをとるため特徴を理解する。
授業の概要
1回目:医療における人間発達学の意義を理解する。
2回目:胎児期・新生児期の発達各期の身体的、認知的、情緒的、社会・心理的側面 の発達の特徴について理解する。
3回目:乳児期の発達各期の身体的、認知的、情緒的、社会・心理的側面の発達特徴 について理解する。
4回目:幼児期の発達各期の身体的、認知的、情緒的、社会・心理的側面の発達の 特徴について理解する。
5回目:学童期・思春期の発達各期の身体的、認知的、情緒的、社会・心理的側面の 特徴について理解する。
6回目:成人期の発達各期の身体的、認知的、情緒的、社会・心理的側面の発達の特 徴について理解する。
7回目:老年期の発達各期の身体的、認知的、情緒的、社会・心理的側面の発達の特 徴について理解する。
8回目:各ライフステージの発達的特徴を踏まえて、相手の立場にたったコミュニ ケーションのとり方を考える。
使用テキスト等 授業中に資料を配布する。
評価の方法 試験による評価
教育目標1.医療の対象である人間の発達に伴う身体的・心理的・社会的側面の変化を理解しする。2.発達に伴う各年代とのコミュニケーションを取るため特徴を理解する。
科 目 名 人間発達学 履修学年
細 科 目
授業単位 時間/回
分 野 基礎 人間と人間生活
13
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
4 単位 授業時間 60 時間 4 時間
分 野 基礎 人間と人間生活
人間性を磨き、自由で客観的な判断力を培い、主体的な行動力を身につける。教育目標
履修学年
評価の方法 試験による評価
授業のねらい
救急医療従事者として適正に活動できるよう教養の基礎を涵養する。
授業の概要
1 国語の醸成 2 社会と倫理の理解 3 法令の基礎 4 理数の理解
使用テキスト等 一般教養オリジナルテキスト
授業単位 時間/回
担 当
細 科 目
科 目 名 一般教養Ⅰ
14
救急救命学科Syllabus
教育内容
3 年
4 単位 授業時間 45 時間 4 時間
試験による評価
1 実践国語の理解 2 実践社会科の理解 ・地理 ・歴史 ・倫理 ・経済 3 実践法令の理解 ・憲法 ・地方自治法 ・主要な法令 4 実践理数の理解 ・数学 ・化学 ・生物 ・物理
授業単位
細 科 目
分 野 基礎 人間と人間生活
教育目標 人間性を磨き、自由で客観的な判断力を培い、主体的な行動力を身につける。
科 目 名
担 当
授業のねらい
救急医療従事者として適正に活動できるよう質の高い教養を身につける。
授業の概要
使用テキスト等 一般教養オリジナルテキスト
評価の方法
時間/回
一般教養Ⅱ 履修学年
15
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
評価の方法 出席状況,レポートなどによる総合評価
人間と人間生活
授業のねらい
医療従事者として健全な心身を育成することを目的する。
授業の概要
1 シーズンスポーツ2 リクレーション活動(球技、団体行動)3 ロープワーク
使用テキスト等 テキスト不使用
分 野
担 当
教育目標 人間性を磨き、自由で客観的な判断力を培い、主体的な行動力を身につける。
細 科 目
授業単位 時間/回
履修学年
基礎
科 目 名 体育
16
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
4 単位 授業時間 60 時間 4 時間
参考書等 ヒューマンボディ原著第3版(エンゼビア・ジャパン)
評価の方法 試験による評価
授業単位 時間/回
担 当
授業のねらい
人体の構造と機能及び心身の発達に関する知識を系統的に理解する。
授業の概要
1 人体の構造 2 生体の構成とその役割 3 神経・感覚器系 4 呼吸・循環系 5 消化器系 6 泌尿・生殖器系 7 内分泌・免疫系 8 血液系 9 筋・骨格・皮膚系 10 薬剤投与に必要な構造と機能 ・循環器系の構造と機能 ・循環の制御 ・体液・電解質・酸塩基平衡
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第1巻第1章1現場での観察に必要な人体の構造、2人体の構造とその役割、3神経系、4感覚系、5呼吸系、6循環系、7消化系、8腎・泌尿系、9生殖系、10内分泌系、11免疫系、12血液系、13筋・骨格系、14皮膚系、
分 野 専門基礎 人体の構造と機能
教育目標 人体の構造と機能及び心身の発達に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名 解剖・生理学 履修学年
細 科 目
17
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
人体の構造と機能
教育目標 人体の構造と機能及び心身の発達に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名 生化学 履修学年
分 野 専門基礎
細 科 目
授業単位 時間/回
授業のねらい
生化学物質と代謝について学び、疾病と生化学との関連を理解する。
担 当
授業の概要
1 生化学総論:生命、細胞、水 2 アミノ酸とタンパク質 ・アミノ酸とタンパク質の化学 ・タンパク質の消化と吸収と代謝 3 糖質 ・糖質の化学 ・糖質の消化と吸収と代謝 ・糖代謝の調節と糖尿病 4 脂質 ・脂質の化学 ・脂肪の消化と吸収と代謝 5 核酸 ・核酸の化学 ・遺伝のしくみ 6 ミネラル ・主な無機質と酸塩基平衡 7 生理活性物質 8 病態生化学
評価の方法 試験による評価
使用テキスト等第1巻第1章2人体の構成とその役割第3巻1生命の維持
18
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
2 単位 授業時間 30 時間 4 時間
授業のねらい
病理学・法医学 履修学年
細 科 目
時間/回
分 野 専門基礎 疾患の成り立ちと回復の過程
教育目標
授業の概要
評価の方法 試験による評価
参考書等
1 成長と発達、老化 2 疾病 3 疾病の成り立ち ・炎症と感染 ・循環障害 ・代謝障害 ・組織の退行性変化 ・組織の進行性変化 ・腫瘍 ・先天異常 ・損傷 4 死 ・死と死亡の判定・死体現象・死亡原因
病因や病変、障害、損傷、炎症、腫瘍といった疾病の基本を理解する。
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第1巻第2章1成長・発達と老化、2疾患、3炎症と感染、4循環障害、5代謝障害、6退行性病変と進行性病変、7腫瘍、8奇形、9損傷、10死第4巻1疾病救急医学総論
担 当
授業単位
疾病及び障害に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名
19
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
分 野 専門基礎 疾患の成り立ちと回復の過程
教育目標 疾病及び障害に関する知識を系統的に習得する。
感染症の種類と予防及び免疫の仕組みを理解する。
担 当
細 科 目
科 目 名 感染と免疫 履修学年
授業単位 時間/回
授業のねらい
授業の概要
1 感染とその予防 ・感染症の種類 ・主な感染症 ・感染予防の原則 ・消毒と滅菌 ・救急車と資器材の消毒 ・感染性廃棄物の処理 ・搬送中の感染予防 2 疾病の成り立ち ・炎症と感染
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第1巻第2章3炎症と感染第2巻16感染とその予防
参考書等
評価の方法 試験による評価
20
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
2 単位 授業時間 30 時間 3 時間
科 目 名 薬理学 履修学年
細 科 目
授業単位
教育目標 疾病及び障害に関する知識を系統的に習得する。
分 野 専門基礎 疾患の成り立ちと回復の過程
時間/回
授業のねらい
薬物の作用や動態を通じて薬剤投与に関する理解を深める。
担 当
評価の方法 試験による評価
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第2巻14薬物
授業の概要
1 薬理学に必要な解剖生理 2 薬物 ・くすりとは ・薬物の作用 ・薬物 ・薬物の投与量 ・薬物の投与経路 ・医薬品とその性質 ・代表的な医薬品の例 3 薬剤投与の基礎 ・薬物の作用 ・薬物の吸収・代謝・排泄 ・薬物の有害作用 ・薬事法と医薬品
参考書等
21
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間授業単位
検査診断 履修学年
細 科 目 検査診断、放射線医学
時間/回
授業のねらい
検査の役割と意義および放射線の人体への影響が理解でき、汚染についての対応が図れるようにする。
担 当
分 野 専門基礎 疾患の成り立ちと回復の過程
教育目標 疾病及び障害に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名
授業の概要
1 検査 ・検査とは ・検査の目的 ・検査の種類 ・緊急検査 2 放射線医学 ・放射線の種類と性質 ・被曝の形式 ・人体への影響 ・放射線防護 ・汚染傷病者への対応
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第2巻15検査第2巻17放射線の知識
評価の方法 試験による評価
参考書等
22
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
国民衛生の動向
授業単位 時間/回
専門基礎 健康と社会保障
科 目 名
教育目標公衆衛生の基本的考え方を理解し、国民の健康及び地域・環境保健、医療及び福祉についての知識を習得する。
1 保健医療制度 2 公衆衛生 3 環境衛生 4 労働衛生 5 学校保健 6 母子保健 7 老人保健 8 精神福祉保健 9 医療関連法規
評価の方法
授業のねらい
公衆衛生の基本的考え方を理解し、国民の健康や医療について理解する。
授業の概要
分 野
試験による評価
参考書等
公衆衛生学 履修学年
細 科 目
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第1巻第3章1保健医療制度の仕組みと現状
担 当
23
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 15 時間 4 時間
教育目標公衆衛生の基本的考え方を理解し、国民の健康及び地域・環境保健、医療及び福祉についての知識を習得する。
分 野 専門基礎
科 目 名 社会保障・社会福祉
健康と社会保障
担 当
時間/回
評価の方法 試験による評価
授業単位
1 社会保障、社会福祉の概念と行政 2 社会保障給付と国民負担 3 社会福祉関連法令 4 社会福祉の現状 5 保険制度 ・介護保険制度 ・医療保険制度 ・年金制度
授業のねらい
我が国の社会保障や社会福祉について理解する。
授業の概要
履修学年
細 科 目
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第1巻第3章2社会保障および社会福祉の仕組みと現状、3保険制度の仕組みと現状
参考書等
24
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
教育目標
生命倫理と医の倫理(インフォームドコンセントを含む)の基本的考え方を理解する。地域における救急救命士の役割を理解し、メディカルコントロール体制下における救急現場、搬送過程における救急医療及び災害医療についての知識を系統的に習得する。また、救急救命処置に係る医療事故対策について理解する。
細 科 目 救急災害医療、看護概論、救急業務の背景
授業単位 時間/回
科 目 名 救急医療概論 履修学年
分 野 専門 救急医学概論
授業の概要
1 救急災害医療 ・救急医療システムについて ・初期、第二次、第三次救急医療機関 ・ドクターヘリ ・トリアージ ・メディカルコントロール体制 2 看護学概論 ・救急看護の役割 ・傷病者への接遇 ・看護の理念
担 当
授業のねらい
我が国や地域の救急医療体制や災害医療について理解する。
評価の方法 試験による評価
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第2巻2救急医療体制、3病院前救護体制、7災害医療第2巻18救急救命士と傷病者との関係第2巻1生命倫理と医の倫理、5救急救命士の役割と責任、6救急救命しに関する法規
参考書等 病院前救護とメディカルコントロール(医学書院)
25
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
参考書等病院前救護とメディカルコントロール(医学書院)患者搬送概論(荘道社)
評価の方法 試験による評価
授業単位 時間/回
担 当
授業のねらい
傷病者へのインフォームドコンセントを含めた病院前救護の基本を理解する。
授業の概要
1 救急活動の基本 ・救急隊と救急車 ・交信と出動 ・初期評価と対応、再評価と対応 ・搬送方法と搬送医療機関の選定 ・搬送における注意点 ・活動の記録 2 救急資器材とその消毒 3 傷病者へ接遇 4 ストレスマネージメント
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第2巻4救急活動の基本、18救急救命士と傷病者との関係、19ストレスに対するマネージメント、20安全管理
分 野 専門 救急医学概論
教育目標
生命倫理と医の倫理(インフォームドコンセントを含む)の基本的考え方を理解する。地域における救急救命士の役割を理解し、メディカルコントロール体制下における救急現場、搬送過程における救急医療及び災害医療についての知識を系統的に習得する。また、救急救命処置に係る医療事故対策について理解する。
科 目 名 患者搬送 履修学年
細 科 目 患者搬送Ⅰ、患者搬送Ⅱ
26
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
2 単位 授業時間 60 時間 4 時間
分 野 専門 救急医学概論
教育目標
生命倫理と医の倫理(インフォームドコンセントを含む)の基本的考え方を理解する。地域における救急救命士の役割を理解し、メディカルコントロール体制下における救急現場、搬送過程における救急医療及び災害医療についての知識を系統的に習得する。また、救急救命処置に係る医療事故対策について理解する。
試験による評価
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
救急処置法 履修学年
細 科 目
担 当
第2巻11処置総論、12処置各論、13在宅療養者に対する処置
参考書等
評価の方法
授業のねらい
メディカルコントロール体制下における救急現場、搬送過程での救急処置の理論と実際が理解できるようにする。
授業の概要
1 処置総論 ・応急処置の概念 ・処理の種類 ・処置の適応と効果判定 2 処置各論 ・呼吸器に関連する処置(気道確保、酸素投与等) ・循環に関連する処置(血圧測定、モニター心電図等) ・静脈路確保 ・外傷に対する処置 ・その他の処置(体位管理、体温管理) ・在宅医療に対する処置血糖測定とブドウ糖投与 3 薬剤投与のプロトコール ・薬剤投与の適応 ・心室細動/無脈性心室頻拍のプロトコール ・無脈性電気活動、心静止のプロトコール ・病院で行われる二次救命処置 ・ショックへの輸液 4 薬剤投与に関するリスクマネージメント ・リスクマネージメント ・薬剤誤投与と対策 ・針刺し事故と対策
科 目 名
授業単位 時間/回
27
救急救命学科Syllabus
教育内容
3 年
2 単位 授業時間 60 時間 4 時間
参考書等 救急実践アドバンス(著:阿南英明)永井書店
救急医療特論
担 当
授業のねらい
救急医療や災害医療及びこれらの現状と展望について総括する。
授業の概要
1 救急医療特論 ・救急医療の現状と展望 ・災害医療の現状と展望 2 関係法令のまとめ 3 公衆衛生特論 4 救急処置法特論
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
授業単位 時間/回
履修学年
教育目標
分 野 専門 救急医学概論
細 科 目
生命倫理と医の倫理(インフォームドコンセントを含む)の基本的考え方を理解する。地域における救急救命士の役割を理解し、メディカルコントロール体制下における救急現場、搬送過程における救急医療及び災害医療についての知識を系統的に習得する。また、救急救命処置に係る医療事故対策について理解する。
科 目 名
第2巻1生命倫理と医の倫理、2救急医療体制、3病院前救護体制、5救急救命士の役割と責任、6救急救命しに関する法規、7災害医療、11処置総論、12処置各論、13在宅療養者に対する処置、18救急救命士と傷病者との関係
評価の方法 試験による評価
28
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
2 単位 授業時間 90 時間 2 時間
授業の概要
分 野
履修学年
細 科 目
科 目 名
第2巻8全身所見の観察、9局所所見の観察、10重症度・緊急度の評価第3巻9胸痛、11腰痛・背部痛、19呼吸困難、21嘔吐、26発熱、27下痢
参考書等
時間/回
1 観察の意義 ・環境観察 ・傷病者観察 2 全身の観察 ・全身観察の基本 ・バイタルサイン ・意識状態の観察 3 局所の観察 ・局所観察の基本 ・各部位における観察 4 症候と病態生理 5 院内での観察と処置
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
観察の基本を学習し、傷病者の評価が確実にできるようにすることで処置及び搬送法に反映できる。
専門
教育目標各種疾患の症候・病態生理について理解し、症候・病態ごとに観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
担 当
観察と評価
評価の方法 試験による評価
授業単位
救急症候・病態生理学
授業のねらい
29
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
救急症候・病態生理学
教育目標
授業のねらい
心肺停止Ⅰ 履修学年
担 当
授業単位 時間/回
科 目 名
専門
細 科 目
授業の概要
1 心肺停止の原因 2 心肺停止の病態生理 3 心肺停止の判断 4 心肺蘇生法(心肺蘇生法の歴史、最新の心肺蘇生法) 5 指示体制下での救急救命士が行う心肺蘇生法の手順 6 効果測定
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
各種疾患の症候・病態生理について理解し、症候・病態ごとに観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
第3巻7心肺停止
参考書等
分 野
試験による評価評価の方法
心肺蘇生法が確実に実施できるよう心肺停止の病態生理が理解でき、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
30
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
参考書等
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第3巻7心肺停止
授業のねらい
除細動、気管挿管及び薬物の投与に関する知識を確実なものにし、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
授業の概要
<除細動> 1 包括的指示下での除細動 ・早期除細動の意義 ・包括的指示と救急救命士の法的、社会的責任 2 心肺停止と除細動の適応 ・心肺停止をきたす致死的不整脈 ・心室細動と心室頻拍の鑑別 ・無脈性心室頻拍の鑑別 3 包括的指示下での除細動とメディカルコントロール 4 包括的指示下での除細動プロトコール <気管挿管> 1 気管挿管に必要な医学的知識 2 気管挿管の実際
教育目標各種疾患の症候・病態生理について理解し、症候・病態ごとに観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名 心肺停止Ⅱ 履修学年
評価の方法 試験による評価
授業単位 時間/回
担 当
細 科 目
分 野 専門 救急症候・病態生理学
31
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
分 野 専門 救急症候・病態生理学
授業のねらい
科 目 名 症候と病態Ⅰ 履修学年
細 科 目 意識障害、痙攣等
授業単位 時間/回
担 当
意識障害や痙攣、めまい、頭痛などの症候や病態生理が理解でき、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
参考書等
教育目標各種疾患の症候・病態生理について理解し、症候・病態ごとに観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
授業の概要
1 意識障害 4 運動障害・感覚障害 ・定義 ・原因と病態生理 ・意識障害が起こるメカニズム ・問診のポイント ・意識障害のレベルの評価 ・観察と判断 ・意識障害の観察 ・応急措置と搬送時の注意点 ・意識障害の判断 5 頭痛 ・搬送先選定 ・発症様式 2 めまい ・頭痛の部位 ・原因と病態生理 ・性質 ・観察のポイント ・神経症状 ・観察と判断 ・応急処置 ・病院選定 ・応急処置 3 痙攣 ・原因と病態生理 ・問診のポイント ・観察と判断 ・応急処置と搬送時の注意点
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第3巻6意識障害、12失神、17めまい第3巻8頭痛、13痙攣、15運動障害、16しびれ
評価の方法 試験による評価
32
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
ショック、出血等
分 野 専門 救急症候・病態生理学
細 科 目
評価の方法 試験による評価
参考書等
授業単位 時間/回
担 当
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第3巻3ショック第3巻5大量出血、22喀血と吐血、23下血、24尿と排尿の異常、25鼻出血、29性器出血
授業の概要
<ショック> <出血> 1 ショックの定義 1 吐血、下血 2 ショックの分類と原因 2 血尿 ・循環血液量減少性ショック 3 性器出血 ・心原性ショック 4 鼻出血 ・その他のショック 5 外傷時の出血 3 症状 6 止血機構 4 病態生理 7 止血法 5 問診のポイント 8 応急処置 6 観察と判断 7 重症度評価 8 応急処置と搬送時の注意点 9 心電図の読み方
授業のねらい
教育目標各種疾患の症候・病態生理について理解し、症候・病態ごとに観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名
循環不全や各種出血について病態生理が理解でき、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
症候と病態Ⅱ 履修学年
33
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
1 薬剤投与に必要な構造と機能(解剖生理と一部重複) ・循環器系の構造と機能、循環の制御、体液・電解質・酸塩基平衡 2 心肺停止前後の病態 ・心肺停止に至る病態、心肺停止蘇生後の病態 3 薬剤投与が適応となる心停止の病態 ・心室細動/無脈性心室頻拍、無脈性電気的活動/心静止 4 薬剤投与の基礎 ・薬剤の投与経路と投与法、薬剤投与の原則、輸液製剤(血液製剤を含む)、 自律神経系薬、心肺停止に用いられる代表的な薬剤 5 薬剤投与の実際 ・静脈路確保と薬剤投与に必要な器具、スタンダードプレコーションと清潔操作、 静脈路確保とその確認、薬効評価と観察、薬剤投与後の合併症と対策、器材の廃棄 6 薬剤投与のプロトコール(処置と一部重複) ・薬剤投与の適応、心室細動/無脈性心室頻拍のプロトコール、無脈性電気活動、 心静止のプロトコール、病院で行われる二次救命処置
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第2巻12処置各論(N.静脈路確保、O.心肺停止時のアドレナリン投与、P.アナフィラキシーに対するアドレナリン投与)、14薬物
時間/回
評価の方法
分 野 専門 救急症候・病態生理学
授業のねらい
薬剤投与の基礎とその実際について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
教育目標各種疾患の症候・病態生理について理解し、症候・病態ごとに観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名
薬物投与の基礎と実際
授業単位
試験による評価
症候と病態Ⅲ 履修学年
細 科 目
授業の概要
担 当
34
救急救命学科Syllabus
教育内容
3 年
2 単位 授業時間 60 時間 4 時間
1 解剖学特論 2 薬理学特論 3 生化学特論 4 観察特論 5 心肺停止と薬剤 6 病態学特論
各種疾患の症候・病態生理について理解し、症候・病態ごとに観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
分 野 専門 救急症候・病態生理学
教育目標
科 目 名
時間/回
救急症候・病態学特論 履修学年
担 当
授業のねらい
細 科 目
授業単位
的確な観察と処置を行うためには、症候や病態生理の理解が不可欠である。本講義では救急医療に関連する症候と病態を総括し、実践に反映できるようにする。
授業の概要
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
解剖学、薬理学、生化学、観察、心肺停止と薬剤、病態学にかかる部分
評価の方法 試験による評価
35
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
各種疾患(小児、高齢者、妊産婦等を含む)の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
1 呼吸器の構造と機能 2 観察と判断 3 観察と応急処置 4 主な疾患 ・気管支喘息 ・肺炎 ・肺結核 ・胸膜炎 ・肺血栓塞栓症 ・慢性呼吸器疾患 ・自然気胸 ・過換気症候群 ・ARDS 5 呼吸音について
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
評価の方法 試験による評価
授業単位
呼吸器系疾患 履修学年
時間/回
担 当
授業のねらい
呼吸器系疾患の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
授業の概要
第3巻2呼吸不全、4巻3呼吸系疾患
参考書等
科 目 名
細 科 目
分 野 専門 疾病救急医学
教育目標
36
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間授業単位 時間/回
授業の概要
授業のねらい
循環器系疾患の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
1 循環器の構造と機能 4 動悸、不整脈 2 観察と判断 ・原因と病態生理 ・症状の特徴 ・問診のポイント ・右心不全 ・観察と判断 ・左心不全 ・搬送先の選定 3 主な疾患 ・心電図の読み方 ・虚血性心疾患 ・急性冠症候群 ・急性心筋梗塞 ・心タンポナーデ ・肺水腫 ・急性大動脈解離 ・破裂大動脈瘤 ・閉塞性動脈硬化症 ・閉塞性血栓血管炎 ・動脈閉塞症 ・静脈血栓症
参考書等
担 当
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第3巻4心不全、20動悸、4巻4循環系疾患
評価の方法 試験による評価
細 科 目
科 目 名 循環器系疾患 履修学年
分 野 専門 疾病救急医学
教育目標各種疾患(小児、高齢者、妊産婦等を含む)の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
37
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
履修学年
専門 疾病救急医学
教育目標各種疾患(小児、高齢者、妊産婦等を含む)の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
細 科 目 消化器疾患、肝・胆・膵・脾
分 野
科 目 名 消化器系疾患
授業単位 時間/回
担 当
授業のねらい
消化器系疾患の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第3巻10腹痛、第4巻5消化系疾患
参考書等
授業の概要
1 消化器系の構造と機能 ・上腸間膜動脈閉塞症 2 消化器系の症状 ・虚血性腸炎 ・腹痛 ・腸管憩室炎 ・吐血 ・急性虫垂腺 ・嘔吐 ・腹部ヘルニア ・下痢 ・急性肝炎 ・便秘 ・慢性肝炎 ・腹部膨満 ・劇症肝炎 ・食欲不振 ・肝硬変 ・黄疸 ・肝膿瘍 3 主な疾患 ・胆石症 ・食道静脈瘤破裂 ・急性膵炎 ・急性胃粘膜病変 ・慢性膵炎 ・胃十二指腸潰瘍 ・肝癌 ・マロリーワイス症候群 ・アニサキス症 ・消化管癌 ・消化管穿孔 ・イレウス
評価の方法 試験による評価
38
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
教育目標各種疾患(小児、高齢者、妊産婦等を含む)の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
分 野 専門 疾病救急医学
評価の方法 試験による評価
参考書等
科 目 名 泌尿器系疾患等
授業単位 時間/回
履修学年
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第4巻6泌尿・生殖系疾患、7内分泌・代謝・栄養系疾患、8血液・免疫系疾患、10皮膚疾患、12特異な感染症
細 科 目 泌尿生殖器疾患、代謝異常、アレルギー、感染症
担 当
授業の概要
<泌尿生殖器疾患> <アレルギー> 1 泌尿・生殖器の構造と機能 1 アナフラキシー 2 症状の特徴 2 アレルギー性鼻炎 ・主な症状 3 アトピー性皮膚炎 ・腎不全の症状 <感染症> ・尿路障害の症状 1 インフルエンザ ・感染症の症状 2 帯状疱疹 ・生殖器疾患の症状 3 海外渡航に起因する感染症 3 主な疾患 4 食中毒 ・急性腎不全 5 性感染症 ・慢性腎不全 6 MRSA ・尿路感染症 7 マラリア ・尿路結石 8 結核 ・女性生殖器疾患 9 SARS ・男性生殖器疾患 <代謝異常> 1 水・電解質異常 2 脱水 3 栄養不良 4 ビタミン欠乏症 5 痛風
授業のねらい
泌尿生殖器疾患、代謝異常、アレルギー及び感染症の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
39
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
分 野 専門 疾病救急医学
教育目標各種疾患(小児、高齢者、妊産婦等を含む)の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名 神経・内分泌系疾患等 履修学年
授業単位 時間/回
担 当
細 科 目 神経系疾患、内分泌疾患、血液疾患
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第4巻2神経系疾患第4巻7内分泌・代謝・栄養系疾患、8血液・免疫系疾患
参考書等
授業のねらい
神経系疾患、内分泌疾患及び血液疾患の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
授業の概要
<神経系疾患> <内分泌疾患> 1 神経の構造と機能 1 構造と機能 2 観察と判断 2 観察と判断 3 主な疾患 3 主な疾患 ・脳血管障害 ・糖尿病 ・慢性硬膜下血腫 ・甲状腺機能異常 ・髄膜炎・脳炎 ・副腎機能不全 ・脳腫瘍 ・貧血 ・ギランバレー症候群 ・血友病 ・周期性四肢麻痺 ・白血病 ・てんかん ・特発性血小板減少性紫斑病 ・三叉神経痛 ・後天性免疫不全症候群 ・顔面神経麻痺 ・膠原病 ・重症筋無力症 ・播種性血管内凝固症候群 ・筋萎縮性側索硬化症 ・パーキンソン病 ・痴呆
評価の方法 試験による評価
40
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
履修学年
分 野 専門 疾病救急医学
科 目 名 高齢者疾患
教育目標各種疾患(小児、高齢者、妊産婦等を含む)の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
担 当
細 科 目
授業単位 時間/回
授業のねらい
高齢者疾患の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
授業の概要
1 高齢者の特徴 ・加齢による変化 ・予備能力の低下 ・修復力の低下 2 観察と判断 3 高齢者によく見られる救急疾患 ・老人性痴呆 ・急性心筋梗塞 ・狭心症 ・肺気腫 ・嚥下性肺炎 ・動脈閉塞性疾患 ・前立腺肥大 ・骨粗鬆症
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第4巻14高齢者の救急疾患
評価の方法 試験による評価
参考書等 太田祥一著「高齢者介護救急マニュアル」(荘道社)
41
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
細 科 目 産婦人科疾患、小児科疾患
分 野 専門 疾病救急医学
教育目標各種疾患(小児、高齢者、妊産婦等を含む)の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名
評価の方法 試験による評価
産婦人科・小児科疾患 履修学年
参考書等
授業単位 時間/回
担 当
授業のねらい
産婦人科疾患及び小児科疾患の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
授業の概要
<小児科疾患> <産婦人科疾患> 1 小児の特性と分類 1 妊娠と分娩 2 小児の生理学的特徴 2 異常妊娠 3 小児の観察と判断 3 異常分娩 4 応急処置と搬送法 4 救急疾患 5 小児に特有な救急疾患 ・搬送時の注意点 ・痙攣 ・問診のポイント ・クループ症候群 ・観察のポイント ・気管支喘息 5 児娩出法 ・髄膜炎 ・脳炎と脳症 ・腸重積 ・乳幼児突然死症候群 ・被虐待児症候群 ・溶血性尿毒症症候群 ・川崎病 ・その他の感染症
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第4巻13小児の救急疾患第4巻15妊娠・分娩と救急疾患
42
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
教育目標精神疾患の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
分 野
1 精神障害と精神病 ・精神障害の概念 ・精神病の概念 2 精神障害の観察と判断 3 精神科救急 ・救急活動の原則 ・入院形式 ・自殺企図への対応 ・興奮、昏迷への対応 ・抗精神病薬副作用への対応 ・救急対応と搬送 ・病院選定 4 精神障害の種類と病態 ・内因性精神障害 ・外因性精神障害 ・心因性精神障害 ・中毒性精神障害
授業のねらい
精神障害の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
科 目 名 精神障害
授業単位
専門 疾病救急医学
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第3巻15精神症状、第4巻16精神障害
細 科 目
担 当
履修学年
評価の方法
時間/回
試験による評価
参考書等
授業の概要
43
救急救命学科Syllabus
教育内容
3 年
2 単位 授業時間 60 時間 4 時間
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第3巻10腹痛、20動悸、第4巻2神経系疾患、3呼吸系疾患、4循環系疾患、5消化系疾患、6泌尿・生殖系疾患、7内分泌・代謝・栄養系疾患、8血液・免疫系疾患、10皮膚疾患、12特異な感染症、13小児の救急疾患、14高齢者の救急疾患、15妊娠・分娩と救急疾患、16精神障害
疾病救急医学特論 履修学年
細 科 目
科 目 名
分 野 専門 疾病救急医学
教育目標各種疾患(小児、高齢者、妊産婦等を含む)の発症機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
評価の方法 試験による評価
参考書等
授業単位 時間/回
授業の概要
1 循環器疾患特論 2 呼吸器疾患特論 3 消化器疾患特論 4 産婦人科疾患特論 5 小児科疾患特論 6 精神障害特論 7 特殊疾病
担 当
授業のねらい
救急医療にみられる疾病を総括し、実践に反映できるようにする。
44
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
2 単位 授業時間 60 時間 4 時間
評価の方法 試験による評価
授業の概要
分 野
授業単位
専門 外傷救急医学
教育目標
時間/回
外傷の受傷機転、発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
外傷一般における受傷機転、発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
科 目 名 一般外傷 履修学年
細 科 目
授業のねらい
担 当
1 外傷総論 ・外傷の定義と種類 ・出血と止血機構 ・創傷と感染 ・創傷の治癒機転 ・受傷機転の把握 ・発生機序 2 外傷の現状発動 3 腹部外傷 4 胸部外傷 5 皮膚軟部組織外傷 6 多発外傷 7 高齢者の外傷 8 妊婦、小児の外傷 9 スポーツ外傷 10 外傷後の感染 11 刺咬症
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
参考書等
第5巻第1章1外傷総論、2受傷機転、3外傷性ショック、4現場活動、8胸部外傷、9腹部外傷、12皮膚・軟部組織外傷、13多発外傷、14妊婦・小児・高齢者の外傷、15スポーツ外傷、20刺咬症(傷)、21外傷に関する特殊感染症
45
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
試験による評価
科 目 名
授業単位 時間/回
授業のねらい
頭部外傷及び感覚器損傷等について受傷機転、発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
授業の概要
参考書等
評価の方法
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第5巻第1章5頭部外傷、6顔面・頸部外傷、7脊椎・脊髄外傷第3巻18視覚障害
1 頭部外傷 4 視覚器の主な疾患 ・局所解剖 ・緑内障 ・発生機序と病態 ・白内障 ・種類 ・網膜剥離 ・症状と観察 ・網膜血管閉塞症 ・判断と処置 5 平衡感覚器の主な疾患 ・搬送時の注意点 ・中耳炎 ・緊急開頭術となる頭部外傷 ・メニエール病 2 顔面、頸部外傷 ・耳下腺炎 ・局所解剖 ・めまい ・発生機序と病態 ・症状と観察 ・判断と処置 ・搬送時の注意点 3 脊椎、脊髄外傷 ・局所解剖 ・発生機序と病態 ・損傷の特徴 ・症状と観察 ・応急処置 ・搬送時の注意点
担 当
頭部・頸椎・顔面損傷等 履修学年
細 科 目 頭部外傷等、感覚器疾患
分 野 専門 外傷救急医学
教育目標外傷の受傷機転、発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
46
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
授業の概要
<熱傷等> <運動器損傷> 1 熱傷 1 骨盤、四肢外傷 ・局所解剖 ・骨盤骨折 ・熱傷の発生機序と病態 ・四肢外傷 ・搬送上の注意点 2 応急処置 ・症状 3 搬送上の注意点 ・処置 ・搬送上の注意点 2 電撃傷 3 化学損傷 4 異物 5 縊頸・絞頸
細 科 目 熱傷等、運動器損傷
授業単位 時間/回
評価の方法 試験による評価
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第4巻9筋・骨格系疾患、5巻1章10骨盤外傷、11四肢外傷、16熱傷、17化学損傷、18異物、19縊頸・絞頸
参考書等
授業のねらい
熱傷、運動器損傷等ついて受傷機転、発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
履修学年
分 野 専門 外傷救急医学
教育目標外傷の受傷機転、発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名 熱傷・運動器損傷等
担 当
47
救急救命学科Syllabus
教育内容
3 年
2 単位 授業時間 60 時間 4 時間
参考書等
授業単位 時間/回
授業のねらい
外傷全般における受傷機転、発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
授業の概要
1 一般外傷特論 2 頭部外傷特論 3 熱傷特論 4 運動器疾患特論 5 感覚器疾患特論
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
細 科 目
第3巻18視覚障害、第4巻9筋・骨格系疾患、第5巻第1章1外傷総論、2受傷機転、3外傷性ショック、4現場活動、5頭部外傷、6顔面・頸部外傷、7脊椎・脊髄外傷、8胸部外傷、9腹部外傷、10骨盤外傷、11四肢外傷、12皮膚・軟部組織外傷、13多発外傷、14妊婦・小児・高齢者の外傷、15スポーツ外傷、16熱傷、17化学損傷、18異物、19縊頸・絞頸、21外傷に関する特殊感染症
担 当
評価の方法 試験による評価
分 野
環境因子、中毒物質、放射線等による障害の発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名
専門 外傷救急医学
教育目標
外傷救急医学特論 履修学年
48
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
細 科 目 環境障害、中毒等
授業の概要
<環境障害> <中毒総論> 1 溺水 1 中毒とは 2 熱中症 2 起因物質 3 偶発的低体温 3 病態生理 4 高山病 4 観察と判断 5 減圧症 5 応急処置 6 酸素欠乏症 6 医療機関選択と搬送時の留意点 7 凍傷 7 毒物事件 8 その他の環境障害 8 日本中毒情報センター <中毒各論> 1 医薬品中毒 2 農薬中毒 3 工業薬品中毒 4 ガス中毒 5 アルコール中毒 6 自然毒中毒 7 家庭用品中毒 8 覚醒剤中毒
授業単位 時間/回
担 当
授業のねらい
環境因子、中毒物質、放射線等による障害の受傷機転、発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
分 野 専門 環境障害学・急性中毒学
評価の方法 試験による評価
教育目標
科 目 名 環境障害・中毒等 履修学年
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
第5巻第2章1中毒総論、2中毒各論、3溺水、4熱中症、5偶発性低体温、6その他の環境障害
参考書等
環境因子、中毒物質、放射線等による障害の発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
49
救急救命学科Syllabus
教育内容
3 年
1 単位 授業時間 30 時間 4 時間
教育目標
授業単位 時間/回
環境因子、中毒物質、放射線等による障害の発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に関する知識を系統的に習得する。
科 目 名
担 当
救急救命士標準テキスト(へるす出版)
授業のねらい
環境因子、中毒物質、放射線等による障害の受傷機転、発生機序、病態、症状、所見及び予後等について理解し、観察、評価、処置及び搬送法に反映できる。
細 科 目 環境障害特論、中毒学特論
環境障害・中毒学特論 履修学年
授業の概要
<環境障害> <中毒総論> 1 溺水 1 中毒とは 2 熱中症 2 起因物質 3 偶発的低体温 3 病態生理 4 高山病 4 観察と判断 5 減圧症 5 応急処置 6 酸素欠乏症 6 医療機関選択と搬送時の留意点 7 凍傷 7 毒物事件 8 その他の環境障害 8 日本中毒情報センター <中毒各論> 1 医薬品中毒 2 農薬中毒 3 工業薬品中毒 4 ガス中毒 5 アルコール中毒 6 自然毒中毒 7 家庭用品中毒 8 覚醒剤中毒
評価の方法 試験による評価
分 野 専門 環境障害学・急性中毒学
第5巻第2章1中毒総論、2中毒各論、3溺水、4熱中症、5偶発性低体温、6その他の環境障害
参考書等
50
救急救命学科Syllabus
教育内容
1 年
7 単位 授業時間 315 時間 4 時間
使用テキスト等救急救命士標準テキスト(へるす出版)救急技術マニュアル(東京法令出版)図解救急救命処置法二訂版(東京法令出版)
評価の方法 出席、試験、レポート、実習態度等による総合評価
修得した知識を病院前救護において的確に実践できるよう基礎的能力を身につける。
授業の概要
1 オリエンテーション 2 規律訓練 3 消防見学 4 観察 5 CPR 6 血圧測定 7 体位管理 8 気道確保と呼吸管理 9 循環管理 10 保温と搬送 11 三角巾 12 外傷 13 総合演習 14 消防想定実習 ・観察と接遇 ・CPR ・総合演習
授業のねらい
教育目標
担 当
修得した知識を病院前救護において的確かつ安全に応用できる実践能力を身につけ、メディカルコントロールの重要性を確認し、傷病者に対する適切な態度を習得し、医師とともに救急医療を担う医療従事者としての自覚と責任感を養う。
履修学年
細 科 目
授業単位 時間/回
科 目 名 シミュレーション実習Ⅰ
分 野 専門 臨地実習
51
救急救命学科Syllabus
教育内容
2 年
13 単位 授業時間 585 時間 4 時間
授業のねらい
修得した知識を病院前救護において的確かつ安全に応用できる実践能力を身につける。また、歯科医師による歯科救急の実際を理解し、一般市民への応急手当指導法や救急手話を習得する。
分 野 専門
出席、試験、レポート、実習態度等による総合評価
授業の概要
1 観察 2 気道確保と挿管 3 循環管理 4 患者管理モニターと伝送 5 静脈路確保 6 呼吸管理 7 産婦人科 8 疾病シミュレーション 9 外傷シミュレーション 10 応用シミュレーション 11 トリアージ 12 応急手当指導法 13 口頭指導 14 総合シミュレーション 15 救急車同乗シミュレーション 16 救急手話 17 病院実習シミュレーション 18 薬剤投与について人形を用いた基本手技の実習 ・薬剤の保管・管理・取り扱いの実際 ・薬剤投与の準備と実施
使用テキスト等
第3巻28歯痛、第4巻11歯・口腔系疾患救急現場のピットフォール/内因性疾患(荘道社)救急現場のピットフォール/外因性疾患(荘道社)応急手当指導者標準テキスト(東京法令出版)消防官のための簡単手話教室
時間/回
履修学年
臨地実習
教育目標修得した知識を病院前救護において的確かつ安全に応用できる実践能力を身につけ、メディカルコントロールの重要性を確認し、傷病者に対する適切な態度を習得し、医師とともに救急医療を担う医療従事者としての自覚と責任感を養う。
科 目 名 シミュレーション実習Ⅱ
担 当
細 科 目
授業単位
評価の方法
52
救急救命学科Syllabus
教育内容
3 年
9 単位 授業時間 405 時間 4 時間
授業の概要
1 包括的指示下での除細動プロトコール ・心肺停止と除細動の適応 ・包括的指示下での除細動とメディカルコントロール ・除細動の適応と禁忌 2 気管挿管 ・気管挿管に必要な医学的知識 ・ディフィカルトエアウェイ ・気管挿管後の人工呼吸管理 ・心肺停止に至る病態 ・気管挿管の実際 ・気管挿管の手順 ・メディカルコントロール体制 ・医療倫理 3 薬剤投与について人形を用いた薬剤投与プロトコール実習 ・薬剤投与プロトコールの実施 ・使用後の薬剤や注射器の取り扱いと安全管理
授業単位 時間/回
担 当
授業のねらい
特に安全性を求められる高度な病院前救護の処置を的確に実践できる能力を身につけるとともに、傷病者に対する適切な態度を習得し、メディカルコントロールの重要性を確認して、医師とともに救急医療を担う医療従事者としての自覚と責任感を養う。
履修学年シミュレーション実習Ⅲ
使用テキスト等救急救命士標準テキスト(へるす出版)救命救急事例集50選/救急現場カルテ第Ⅱ集(荘道社)
評価の方法 出席、試験、レポート、実習態度等による総合評価
細 科 目
分 野 専門 臨地実習
教育目標修得した知識を病院前救護において的確かつ安全に応用できる実践能力を身につけ、メディカルコントロールの重要性を確認し、傷病者に対する適切な態度を習得し、医師とともに救急医療を担う医療従事者としての自覚と責任感を養う。
科 目 名
53
救急救命学科Syllabus
教育内容
3 年
6 単位 授業時間 270 時間 8 時間
使用テキスト等 救急救命士標準テキスト(へるす出版)
授業の概要
1 指導者の指導・監視のもとに実施が許容されるもの ・バイタルサインの観察 (血圧、脈拍、呼吸数など) ・身体所見に観察 (視診、触診、聴診など) ・モニターの装着(心電図、パルスオキシメータなど) ・酸素投与 ・バッグマスク法 ・喉頭鏡の使用 ・胸骨圧迫心マッサージ ・点滴ラインの準備 ・ナーシングケア (清拭、体位変換など) ・精神科領域の処置 ・小児科領域の処置 2 指導者が介助する場合、実施が許容されるもの ・食道閉鎖式エアウェイ、ラリンゲアルマスク ・気道内吸引 ・末梢静脈路確保 ・除細動 ・産婦人科領域の処置 3 指導者の指導・監督のもとに、医行為を行う者を介助するもの ・気管挿管 ・輸液 ・輸血 ・創傷の処置 ・骨折の処置 ・胃チューブ挿入 4 見学にとどめるもの ・人工呼吸器の使用 ・開胸心マッサージ ・中心静脈確保 ・緊急薬剤の使用 ・循環補助(ペースメーカー、IABP) ・胸腔ドレナージ ※ 薬剤投与(1~4のどれに属するかは未定) ・静脈ラインの作成と静脈路確保 ・使用後の薬剤や注射器の取り扱いと安全管理 ・心肺停止事例におけるエピネフィリン投与
分 野 専門
時間/回
科 目 名
評価の方法 出席、試験、レポート、実習態度等による総合評価
授業のねらい
第3次救急医療機関において、修得した知識を的確かつ安全に応用できる実践能力を身につけるとともに、メディカルコントロールの重要性を確認し、医師とともに救急医療を担う医療従事者としての自覚と責任感を養う。
臨床実習
臨地実習
担 当
教育目標修得した知識を病院前救護において的確かつ安全に応用できる実践能力を身につけ、メディカルコントロールの重要性を確認し、傷病者に対する適切な態度を習得し、医師とともに救急医療を担う医療従事者としての自覚と責任感を養う。
履修学年
細 科 目
授業単位
54