THE MEGURO P ARASIT. MUSEUM NEWS

目黒寄生虫館ニュース第174号 平成 6:年 6月号 1 9 9 4

久津見文庫の一部

旭川医科大学久津見晴彦博士は，本春退官の由にて蔵書はご寄贈くださるとの意向でありました.今回膨大な

和洋書が到着致しましたのでその 目録を作り公開の目的にて整理したのであります.整理は百本十進分類法に従

い次号ニュースにてその全容を報告いたします(亀谷 了記〕

-2 THE MEGURO P ARASIT. MUSEUM NEWS (174) 1994

ビーバー博士逝〈

新年早々大島博士より，悲しいお便りをいただい

た.お手紙をそのままご紹介します.

お知らせ 1994， 1， 5

新春早々悲しいお知らせですが|日脳12月23

日テュレーン大学名巻教授 PauIC.BEAVER

博士が故郷のインディアナポリスの退職者

ホームでなくなられました.博士は5年前夫

人を失われた後昨年6月にインディアナポリ

スに引き上げられるまで、パーキンソン病，糖

尿病と戦われながら，テュレーン大学で研究

を続けておられま した.故郷に帰られた後不

幸なことに右脚の激しい神経痛を患われ， 12

月初旬に痛みを除去する脊椎の手術を受けら

れたところ，手術そのものは成功しながら数

日後心筋梗塞の小発作に襲われ，それ以後体

力の低下を回復出来ぬまま最後を迎えられま

した. 葬儀はすでにご親族によってすまされ

夫人と同じ墓地に葬られた由です. ご遺族は

遠隔の地に居られるご令嬢一人で現在の時点

で連絡はとれません. 日本の寄生虫学者に特

別な親愛の情をもたれた博士のこ.昇天に深い

哀悼の意を表する次第です. 大島智夫

ビーパ一博士は日本の寄生虫学者が大変お世話に

なった方，わけても当館の出版 Progressof Medical

Parasitology in Japanは博士が居られなかったら成

功したかどうかあやしまれる位である. Rockefeller

や ChinaMedical Boardからお断りをうけて途方

にくれていた時，たまたまビーパー教授の元に留学中

であった大島博士に 「日本における寄生虫学の研究」

第 l巻を私がお届けした.それを大島博士がビーバー

さんのもとめに応じて内容を説明され，同時にこの英

文版の出版に米国各所からお断り受けた話をされた.

それを聞いたビーバーさんがちょうどこのような内容

の英文出版がほしいと思っていたころだ.私が早速 NI

Hに話してあげようといわれた.以上の経緯を書いた

お手紙を大島博士から受け取って，その成果や如何に

と固唾をのんでお待ちしていたのだ.やがて話が出来

たと言う大島博士のお手紙を戴いた時のうれしかった

こと，全くホッとしたのであっていっぺんに諸々の悩

みが吹きとんだ ちょうどその頃ビーバ一博士が日本

に来られ，入芳園で歓迎会ということになったのだ.

故 P.C ビーバー博士

あの時のビーバ一博士の小柄で顎の少ししゃくれた顔

が今でもちらつく位だ. とりとめのないこと金書いて

しまったが，それほど私にはビーパ一博士は身近な存

在だった.謹んでご冥福をお祈りします. 亀谷了記

PauI Chester BEA VER 博士略歴と業績

1905年 5月10日Indiana州 Greenwoodで生まれる.

1928年 WabashCollegeを卒業， Bachelor of Arts

の学位を得る.1963年に WabashCollegeは彼

に理学博士号を贈っている.

1929年Illinoi大学大学院で Masterof Science，

1935年 Ph.D.を得る.彼はアメリカ寄生虫学会

の創設者 H.B. WARDの指導の下に学び，学

位取得後1935-1936に Illinoi大学医学部で病理

学を学んだ. しばらく Wyoming大学， Oak

Park Jr. College， Lawrence Collegeで教職に

ついてその後に Georgiav十|公衆衛生局の委託に

より生物学者としてマラリアと鈎虫症の対策主任

として{動いた.

1945年 Tulane大学の寄生虫学助教授として New

Orleans ~こ赴任.当時の主任教授は E. C. FAUST

1952年教授に昇進.

1956年 FAUSTが退官するとその跡を継いで正教授と

平成 6年 6月 目黒寄生虫館ニュース - 3-

なり熱帯病および衛生学部の学部長となった.

1967-1975年まで中米コロンビアと Tulan巴大学の医

学研究および教育交流センタ ー長を勤める.

1976年 Tulane大学名誉教授となる.

1993年12月23日故郷の Indiana州 Indianapolisに

て病没.

この間，数知れぬアメリカ国内，圏外の寄生虫病の

対策委員会に参加し，米国陸軍の疫学調査委員会の長

を1967-1973の間勤めた. WHO Expart Comittee

では腸管寄生虫部門の指導者として活躍した WHO

の顧問として訪れた国はロシア，イラ‘ノ，インド，ス

リランカ，台湾， 日本， シンガポーノレ，マレーシアお

よびフィリピンなど多数に上っている.

彼はまたアメリカ熱帯医学会の幹事，副会長を歴任

し. Am. Jour. Tropical Medicine and Hygineの

名編集者として18年の長きにわたり忠実に職務を果た

した.その功績をねぎらい学会は WalterReed賞

を彼に贈った.一方アメリカ寄生虫学会でも幹事およ

び会長を勤めた.日本を含む海外六つの寄生虫学に関

する学会の名誉会員でもあった.

博士の寄生虫学および熱帯病学における学問的興味

の対象は極めて広かったが，最も良〈知られている傑

出した業績は若き日のエキノストーマ属の研究，ア

メーパ症，移行性幼虫症， 土壌線虫の生物学と疫学，

腸管寄生虫の密度測定法， フィラリア症，好酸球増多

症，組織内寄生虫の断端による同定などであり寄生虫

学および熱帯医学の指導的地位にあった.

日本の寄生虫学者で博士の薫陶を受けた者は，松林

久吉，大島智夫，吉田幸雄，石井洋ーらであり ，組織

内寄生虫断端の同定について学問上の懇切な助言を受

けた者は数知れない.測り知れぬ学識にも勝り博士の

学者と しての魅力はその包容力と進んで人を助ける積

極性であり，博士に接したほどの人は生涯忘れえぬ感

動を受けるのが常であった(大島智夫記)

寄生虫学に関する私の考え方

館長亀谷 了

平成6年 4月秋田市文化会館において，秋田大学主

催の第63回日本寄生虫学会大会が挙行された その懇

親会の席上，会長の求めに応じて行った私の所感に若

干補足して述べて見たい.私は今三つの項目について

考えている.

寄生虫学会の懇親会で挨拶する亀谷館長

第一 新しい研究の流れと過去の業績

近年の寄生虫学会の演題を見ると一般生物学の流れ

に沿って分子生物学 ・遺伝子学等の分野の研究が非常

に多くなった.この事は甚だ喜ぶべき現象で私も若き

日に寄生虫学にのめりこんでいた頃の熱気を感ずるの

である.ただ一つ私は声を大にして申しあげたい事が

ある.即ち，新しい分野に研究を広げることができる

のは，先人達が生物学的 ・医学的に大系を構築して下

さったからこそその基盤の上にたって新しい分野に分

け入ることが出来ると私は考えるのである.

日本における寄生虫学の研究(和文全 5巻)に納め

られている論文の数は実に9962編に及んでいるのであ

る.

第二 果して寄生虫学は軽視してよいであろうか

私はしからずと答えたい.確かに先人達の努力の結

果多くの寄生虫の問題は解決されたそのために世人は

勿論，医学の分野においても寄生虫学を軽んずる傾向

がみられる.それ故に寄生虫病の患者は大いに迷い苦

しんでいる実例にしばしば遭遇する.特に人獣共通寄

生虫症に関するもの，海外の悪疫寄生虫に悩む人の少

なくないことを私は実感するのである.

目黒寄生虫館を新築してから一層その感を深くする

のである.連日，非常に多くの見学者が訪れる.時に

は1日300人という日も少なくない.しかもその人達

が非常に感銘をうけて帰ることはアンケ ートをとって

-4- THE MEGURO PARASIT. MUSEUM NEWS (174) 1994

みてよくわかった 遠隔の地からも特に希望して来る

人が少なくない. この人達は悩みを訴える所が少ない

からではなかろうか.もっともっと医人は心すべきで

はなかろうか.

第三寄生虫の生きざまは生物として甚だ賢明だと

思う

地球上の動物は110万種あると言われる.寄生生活

をする動物は約七万種，寄生生活をする動物には宿主

に致命的の害を与えるものもあるが，種類としては少

数である.大部分の寄生虫は宿主を倒すまでの生きざ

まはしない.そして自分の住む環境に適応し，時には

自分の体を組み変えてまで宿主を倒すことを避けて生

きて行こうとしている.ところが人類はどうだ，人聞

はその時に住む環境を片端から変えて，人間本意にの

み生き延びようとしている.それでよいのであろう

か.ょうやく近年になって，環境破壊の恐ろしさに気

がついて，それを抑えようと言う運動が始まった.だ

がおそきに失したように私には思われる.今のまます

すめば地球上から消え去るのは人類の宿命ではないか

と私は思う.人間ほど環境を自分本意に変える生物は

他にはいない と私は考えるのである.

以上の三点が，私が寄生虫学について最も重要な問

題として考えていることである.

発言を終わって自席に戻った時， よく言ってくれた

と何人もの方々から賛成の言葉をいただいた. うれし

かった(平成6・5・5記〕

皆様よりご寄贈を受けた図書の処理方法

館長亀谷 了

当館では皆様からご寄贈をうけた図書はすべて次の

方法で処理しております

1:各々の図書には図書カードを作ります.

2:図書の整理には日本十進分類法に従い整理致しま

す.これによって読者は目的の図書を容易に探すこと

ができます.ニュース168号 「森下文庫図書目録」を

ご覧になればよくわかります.

3 十進分類法に従って書架に収容し公開いたしま

す.実物は本ニュ ース表紙久津見文庫をご覧くだされ

ばよくわかります.図書各々に「寄贈者文庫」のゴム

印を押します.

以上で大体の整理はおわかりと思います. ご寄贈下

さった先生方はさぞかし手放すにあたって非常に悲し

い思いをいだかれたと拝察しますが，先生方の図書が

整理されて保存されておる訳でございますから，時に

はお立ち寄り下さって懐かしんで下さい.

目録はニュースに全文掲載して全国に配りますか

ら，学界の諸先生にも十分活用して戴けるものと私は

思います.私自身旧奉天から引き上げにあたって，随

分悲しい思いで5000冊の蔵書と別れた事を思い出し，

何としても皆様のお役に立ちたいと思うのでございま

す.

当館の図書の整備が完壁であるのは，鈴木芳栄事務

局長の努力によるものが大である.それは氏が農林水

産省森林総合研究所に勤めていた時，図書係として十

数万冊の図書の整備を完成された経験に基くものと思

う.退官後当館に勤め多忙な事務処理の傍ら下記のご

とき複雑にして完全なる方法によって処理を行ってい

る.図書目録は(ご寄贈者名)文庫として当館ニュー

スにて公開し，ご寄贈者へのお礼といたし，同時に寄

生虫学界の諸先生のご利用に供したいと考えている.

財団法人 目黒寄生虫館図書室整備計画

目黒寄生虫館鈴木芳栄

当館の所蔵および先輩諸先生方から寄贈を受けた，

貴重な図書 ・雑誌 ・資料については財団法人目黒寄生

虫館図書室整備計画によって整備 ・整理し，必要に応

じて，広く研究者または，一般の方々にも利用が出来

平成 6年 6月 目黒寄生虫館ニュース -5-

るようにする.

I.目 的

財団法人目黒寄生虫館 (以下当館とい う〉は設立の

趣旨に基いて，わが国の寄生虫学に関する試験研究活

動の向上と業務遂行を図るために当館の購入および各

方面から寄贈された貴重な図書，雑誌，資料等を広く

収集，整理，保管し，合理的な利用方法を確立し，広

く研究者と一般の利用と閲覧に供する.

II 収書方針

収書に当たっては，当館が所蔵している図書等及び

各方面から寄贈された貴重な図書，雑誌，資料等を分

類，整理し，かっ必要なものを整備補充する.

III. 整理方法

1. 図書(単行書)の整理

1)図書(単行書)の受入

当館が所蔵し， 又は新たに取得する図書は当館

の財産(蔵書)と して愛録し，受入れの区分を

明確にする.但し登録は備品扱いの図書のみ行

うこととし，消耗品扱いの図書に9 いては受入

登録を省略する.

(1)受入れの種別

有 償……....・ H ・・…購入図書および内部振替

(当館が発行したもの〉

無償…………・…寄贈図書

(2)受入登録番号

備品扱いの図書，資料は図書原簿に記入す

る.番号は受入れ順に一冊一番号を与え，和

洋書の区別な く通し番号とする.

2)図書の分類

図書は類似している標題，内容のものを集め，

類似，不類似の程度に応じて分類し分類番号順

に書架に配列する.

(1)分類

図書の分類には， 日本十進分類法 (NDC)新

訂 8版を用い，その図書の標題(書名)内容

によって分類番号を与える.

(2)図書記号(著者記号)

同一分類の図書は，図書記号(著者記号〉に

よって配架順を決定する.図書記号 (著者記

号)は著者名を日本著者記号表によ って標示

する.

3)図書目録

図書の要点(著者名，書名，発行所，発行年，

頁数など〉を記録し，求める図書を迅速的確に

検索するために図書目録を作成する.

(1) 目録の機能

図書目録は，次の機能を果たすことを主眼と

して作成する.

・利用者が書名又は著者名を知っていて，その有

無の判明.

・特定の著者の著作又は版次の有無の判明.

-特定の主題について何があるか知ることが出来

ること.

・記入について利用者の必要とする項目が揃って

し、ること.

・図書の所在位置を表示し現物に到達出来るこ

と.

(2) 目録の種類

イ，編成上から著者目録 著者標目のABC順か，

アイウエオI1慎

・書名目録 書名記入のABCII慎か，ア イウエオ

I1原

・著者，書名目録 基本記入と必要な補助記入の

ABCII煩

・件名目録 主題の言葉と必要な補助記入のAB

CJI頂

・分類目録 分類記号順

・辞書体目録 著者，書名，件名をふくめてのA

BCJI頂

ロ，用途上から

・利用者 (閲覧用)目録，検索用目録

・事務用(管理用)目録

・雑誌(逐次刊行物)目録

これらのうち当館は，著者目録，書名 目録， 分類

目録，雑誌目録を作成して備える.

(3)図書目録の作成

図書目録は，図書の内容が目録の対象となる

ので，記入の統一を図るため日本目録規則に

よって記入する.

(a) 基本記入，図書の検索と識別に必要なすべて

の事項を記載し著者を標目として書名，出

版事項 (発行所，発行年，出版地)，対照事

項(頁，図版，大きさ，価格〉などを記入す

る.

(b) 書名記入，図書名から検索するため，書名

- 6- THE MEGURO PARASIT. MUSEUM NEWS (174) 1994

を標目として，著者，出版事項(発行所，発

行年，出版地)，対照事項(頁，図版，大き

さ，価格)などを記入する.

4)ラベノレなどの装備

図書の配架を明確にするため，図書の背文字の

下部にラベノレを貼付し標示するほか， ブック

カード，ポケットを付し，蔵書印を捺印する.

2.雑誌 (逐次刊行物)の整理

雑誌(逐次刊行物)は通常一定期聞をおいて逐次的

に出版され，原則として無期限に継続される予定を

もった刊行物(月 刊，季刊，週刊，新聞，年鑑，年

報，紀要，報告，会報，統計書，議事録等〉で，その

整理は次による.

1)記録(チェックカ ード)

雑誌，逐次刊行物の誌名ごとに，受入れ状況を

チェックして，巻号，発行年月，受入年月日，部数，

価格等を記入する. 記録終了後は受入れ印を表紙に捺

印する.

2)製本

備品扱いとして長期間保管する雑誌(逐次刊行物に

限る)について，一容または数冊を取りまとめ製本す

る.

3)雑誌目録の作成

日本目録規則に基いて誌名又は団体名を標目として

作成し，次の事項を記入する.雑誌名(誌名の変更あ

ればその経緯)，編集者，出版事項(出版地)，発行所

(学会名)，大きさ， 刊行回数 (日刊，旬刊，週刊，月

刊，季刊，年刊，不定期刊等)，巻次，通号，年月

次，価格ぇ合併，分離，休刊，その他等.

3.資料，パンフレッ ト類の整理

資料，パンフレツト類は速報性，内容の新鮮さ，入

手困難性等を考慮して整理する図書との区別には頁

数，装丁等を考慮するが，内容の永続的なものは体裁

にこだわらず図書扱いとする.

合冊製本にあたっては，発行機関別，著者別 (00先生論文集)，主題(標題)別 (xxに関する論文

集)に整理し，合冊製本する.カードは図書に準じて

作成する.

IV 図書(単行書)，雑誌，資料，パンフレツト類の

配架

(1)図書(軍行書)は日本十進分類法 (NDC)

による分類別〔分類番号)， 著者記号別に配

架する.

(2)雑誌(逐次刊行物)は雑誌名のABCJI駒こす

る.同雑誌名の場合は発行機関名のABC順

に細分配架する.

(3)資料，パンフレッ ト類は発行機関名のABC

順に細分配架する.

V. カード類の配架

図書，雑誌，資料，パンフレツト類の検索の手法と

してカードを利用する.その配列は次の通りとする.

(1)基本カード(著者標目)

・分類別カ ード・・・H ・H ・..分類番号順 (NDC)

によりカード箱に配架

-著者名カ ード…・・…・・-著者のABCJI頂により

カード箱に配架

(2)書名カード一......一書名のABCJI慎により

カード箱に配架

(3)雑誌名カ ード....・ ・・・雑誌名のABCJ慣によ

りカード箱に配架

VI.所蔵(蔵書)目録の作成

当館が所蔵している図書，雑誌 (逐次刊行物)， 資

料，パンフレット類を整理して全容を把握し， 利用の

合理化を図るためには， コンビュータ ーに記憶させ常

時検索が出来るように努めるごとが必要であるが，至

難であるので，差し当たって分類別目録を作成し，印

刷することが容易である.

平成 6年 6月 目黒寄生虫館ニュース

博物館実習レポートの紹介

当館では，博物館実習を希望する学生を受け入れて

館の日常業務に携わってもらっているが以下に実習し

た学生のレポートの一例を紹介する.

なを，実習季刊は平成5年10月23日から11月10日ま

での約 2週間である.

-7-

-8- THE MEGURO PARASIT. MUSEUM NEWS (174) 1994

短信

(平成6年 1月1日~平成6年 6月30日)

1. 5仕事始め.

1. 6文部省研究機関課へ年始挨拶に出向く，鈴木事

務局長.

梅田税理士事務所へ年始挨拶に出向く，鈴木事

務局長(年末調整書受領).

4階トイレ改造 6階風切ガラス点検， シノミタ

組(中村さん).

1. 9二瓶英二郎氏，資料閲覧に来館.

1. 12文部省研究機関課へ出向く ，(所得税免税証明

書申請補充書類提出〕鈴木事務局長.

実業日本社メディアップより取材に来館.

目黒寄生虫館ニュース167号~170号発送.

1. 13和光食品脚よりベニザケの異物について鑑定依

頼.

駒場学園男子生徒20名，見学.

1. 15新年会，珍新生電業目黒寮.

1. 19自由が丘アカデ ミア学生35名，見学.

水産大学学生，丸山，玉田両氏，博物館実習の

書類提出のため来館.

1. 21目立エレベータ一点検.

文部省研究機関課へ出向く， (特定公益増進法

人証明書受領〕鈴木事務局長.

1. 22埼玉医科大学短期大学臨床検査学科 1年生39

名，見学.山口 昇先生案内.

第 265回抄読会，担当，亀谷館長， B. E.

BYCHOWSKY (1957): Monogenetic tremato.

des their systematics and phylogeny目

(English edition).

1. 23菅生理事来館.

1. 24週刊スパより取材に来館.

1. 26御手洗朋子氏来館.

1. 27国立国会図書館へ文献調査のため出向く，亀谷

(俊)研究員他 1名.

宝幸水産制よりタラの切り身の異物について鑑

定依頼.

1. 28亀谷由美子氏来館.

阿部宗明博士よりホッケの切り身の異物につい

て鑑定依頼.

4階トイレ修理 6階手すり取り付け工事 (シ

バタ組).

2. 1バイオメ ディカノレサイエンス研究会，国際

フォーラム会議，市原研究員出席.

狛江第一中学校生徒5名，見学.

日本大学農獣医学部水産学科，岩下誠氏他 1名

卒論資料閲覧.

河野，井上両監事来館(募金状況報告書監査).

小笠原水産センター，木村ジョンソン氏他 1名

来館.

2. 2バイオメディカノレサイエンス研究会，国際

フォーラム会議出席，亀谷(俊〉他2名.

国立科学博物館へ文献調査のため出向く，亀谷

(俊)研究員.

2. 3目立エレへーター調整.

2. 5大鶴正満博士来館.

2. 8あさひ銀行支広長，課長，新任挨拶に来館.

二瓶英二郎氏文献閲覧.

巌早紀氏来館.

2. 9愛知県豊田工業高校教諭，原 誠氏見学.

ヤマザキカレッジ学生，見学.

2. 10保健同人社より取材に来館.

横浜市中央卸売市場食品衛生検査場，加藤茂

氏文献閲覧.

2. 12監事井上芳男氏ご令室告別式参列，亀谷 (俊〉

他 2名.

2. 13 (有)クラッシュアウトディレクター林敏博氏

取材打合せで来館. (TV朝日大阪ダウンタウ

ンデラックス).

2. 15 Dr. Z. K AMARUDIN (インドネシア)他 2

名， 日本国際協力センタ一大島苑子氏の案内で

見学. (日本寄生虫予防会の紹介).

ヤクノレト中央研究所.和田光氏，文献調査で来

館.

4WD中古車マガジンより取材に来館.

2. 16 リコー展示会(目黒文化会館)に出向く，市原

研究員他 2名.

2.17タウン誌「アエノレデ」より取材に来館.

2. 18日本テレビ (よみうり大阪)ダウンタウン撮

影.

都立小山台高校，福田 恵教諭見学

2. 19東京水産大学学生，岩越令恭氏，本日より当館

にて博物館実習.

第266回抄読会，担当，科博，町田昌昭博士.

W. C. CAMPBELL & R. M. OVERSTREET

平成 6年 6月 目黒寄生虫館ニュース - 9-

(1994) Historical basis of binominals

assigned to helminths collected on SCOTT's

last Antarctic expedition.]. Helminlhol. 50c.

Wash.， 61 : 1-11.

2.20理事亀谷哲也氏来館.

2. 22都立小山台高校 l年生見学，福田恵教諭引率.

東京都博物館協議会(平成5年度第 2回見学研

修会)に出席，鈴木事務局長，珍 国立西洋美

術館.

日本水産中央研究所よりタイ産チャイロマノレハ

タの寄生虫(写真)について鑑定依頼.

2.23東京都税事務所固定資産税課，国勢氏他 1名来

館(新館建築家屋評価).

東京大学農学部水産学教室留学生， Melba B

Rean TASO研修のため来館.

2.25 目黒区役所教育委員会及び児童保育課へ出向

く，市原研究員(焼虫検査成績表受領) •

都立小山台高校 1年生見学，福田恵教諭引率.

3. 1日本水産より高橋弘氏チリ産ニジマスの異物に

ついて鑑定依頼.

3. 4東京水産大学学生，岩越令恭氏，本日で当館に

於ける博物館実習終了.

寄生虫分類形態談話会世話人会，n士 当館.

3. 5東京大学農学部水産学教室，小川和夫博士来

館.

プラス ・エム制 FRONT編集部より取材に来

館.

3. 7藤原財団総会に出席，鈴木事務局長，珍 赤坂

プリンスホテノレ.

3. 8東京農業大学学生上西智子氏，本日より博物館

実習.

セントラノレ警備保障制より定期点検のため来

館.

3. 9旭川医科大学，久津見晴彦博士より図書寄贈，

ダンボーノレ籍 9箱.

湘央学園学生20名見学のため来館，内田紀久枝

先生案内.

3.10 Dr. T. Shant Kumar SIGH， Assoc. Prof. of

mic1obiology N. E. Regional Medical

College India見学のため来館， 川島健治郎博

士案内.

遠洋水産研究所，長津和也博士来館.

東京文化医学技術専門学校学生， 70名見学.

青山ケンネノレカレッジ学生， 40名見学.

3. II Dr. T. 1 ROHIRA， Dept. Internal Medicine

Misato Kenwa Hospital，見学のため来館.

3. 15宮城県登米中学校生徒 6名見学.

3.16東京農業大学，梅室先生来館

長崎大医学部学生，小林秀幸氏取材に来館.

3. 17日本大学水産学科，岩下 誠氏，石川智子氏卒

業の挨拶に来館，広瀬一美先生案内.

梅田税理士事務所に出向く ，鈴木事務局長(平

成6年度予算書作成打合せ).

3. 18陸上自衛隊衛生学校研究部衛生研究室長，近藤

猛司氏資料閲覧のために来館.

3. 19高知医科大学寄生虫学教室熊沢秀雄先生来館.

東京農業大学学生上西智子氏，本日で博物館実

習終了.

第267回抄読会， 担当， 市原研究員 H.

WILLIAMS & A. J ONES (1994) : Parasitic

worms of fish. 531pp

3.20中村純夫妻と友人，見学のため来館.

3.22名古屋市防疫センター，船橋隆夫氏見学のため

来館.

3. 23北海道立水産鮮化場場長，粟倉輝彦博士見学の

ため来館.

3.24東京農業大学，上西智子氏来館.

大東医専学生 2名見学.荒木研究員案内.

3.25岩手県小梨公民館 rPALPAL交流」小梨およ

び清田小学校 6年生， 45名見学.

小池製本社来館.

雑誌 [SPA] より取材に来館.

3. 26第38回理事会および評議員会開催.

3.27麻布大学，内田明彦先生来館.

朝日新聞ワンテーママガシン東京ノ、イパ ーロー

カノレサイドより取材に来館.

3. 29二瓶英二郎氏来館.

静岡県衛生環境センタ ー微生物部，佐原啓二氏

資料閲覧.

3.30エレベーター点検.

昭和メデカノレより鑑定依頼.

4. 2東洋工学専門学校事務局，久保田正秀氏来館.

第30回動物分類学会大会出席，亀谷(俊〉研究

員珍土浦サンレイク会館.

4. 5福岡大学医学部寄生虫学教室.波部重久博士来

館.

文部省研究機関課へ出向く，鈴木事務局長，他

l名 (文部省担当事務官交代挨拶).

10一 THE MEGURO PARASIT. MUSEUM NEWS (174) 1994

4. 6第63回日本寄生虫学会大会に出席，亀谷了館長

他 3名，於秋田市文化会館

琉球大学医学部寄生虫学教室，長谷川英男博士

来館.

4. 9ラオス留学生 Mr.SIMMONE見学.琉球大学

当問先生案内.

4. 10雑誌「ターザンJより取材に来館.

4. 12国立国会図書館へ文献調査のため出向く，亀谷

(俊〉 研究員他 1名.

東京水産大学図書館へ文献調査のため出向く，

亀谷(俊)研究員

目黒区住人よりプリの切り身の寄生虫につき鑑

定依頼.

4. 13脚東京商社何玲氏より伊勢海老のヒノレにつき鑑

定依績.

4. 14東京農業大学，博物館実習生本谷氏来館.

Dr. MARGOLIS夫妻を閤んで夕べの会，寄生

虫館一同.

4.17理事亀谷哲也氏来館.

4. 19東京国立教育研究所より取材に来館，重松先

生

4.20都立小山台高校，福田 恵教諭，見学実習まと

め持参.

シパタ組中村さん 3階流し水漏れ調査.

4.21リコ ーよりコピー機点検.

4.22麻布大学学生100名，見学のため来館.内田明

彦先生， 川上泰先生案内.

青山ケンネノレカレッジ学生50名見学.

梅田税理士事務所に出向く，鈴木事務局長他 1

名(決算報告).

4. 23日本冷凍食品検査協会神戸事務所よりサケの異

物について鑑定依頼.

第268回抄読会，担当，荒木研究員，C. VILLALBA

& ]. FERANDEZ : Tres nuevas especies de

Aρorocotyle ODHNER， 1900 (Digenea : San-

guinicolidae) prasitas de Genypterus spp.

en Chile (Pisces Ophidiidae). Rev. Biol.

Mar.， Valparaiso， 22(2)， 125-139.

4.24軽部氏より狩野川で、釣ったウグイ約15尾寄贈さ

れる.

4.25梅田税理士事務所に出向く ，鈴木事務局長.

4.26目黒区教育委員会に焼虫検査報告書提出，市原

研究員.

4.27水産資源談話会に出席，亀谷(俊)研究員他 2

名，11:: 鯨類研究所.

4. 28都立三田高校生徒， 7名見学.

日本大学水産学科岩下氏 文献閲覧.

4.30北村恒星，岩松寿子両氏見学.

N. H.K.より取材に来館.

5. 1 N. H. Kーより取材に来館，展示室にて撮影.

アルバイトニュースより取材に来館.

5. 8東京成徳短大付属高校，中山栄子教諭他，見A主4守L

特報首都圏 N.H.K 輸入感染症， T. V 放映.

5. 10東京大学農学部水産学教室， 小川和夫博士来

館.

品川労働基準監督局へ雇用保険申告，鈴木事務

局長.

イカリ消毒脚よりカヒ‘の防除について説明を受

ける.クリンテック側同行.

5. 12酪農学園大学，土屋将人氏 (大林先生紹介)来

館.

梅田税理士事務所より大川氏来館(収支決算打

合せ).

藤原ナチュラノレヒストリー財団講演会(河合雅

雄講師〕に出席，鈴木事務局長他3名.

5. 13梅田税理士事務所に出向く鈴木事務局長

麻布大学工藤氏文献閲覧.

ヤマザキカレッジ日本動物看護学院学生73名見

A主ゐマー.

雑誌「オリーブ」より取材に来館.

5.14中山倉庫行き，亀谷(俊)研究員他 2名.

5. 16都立大学訪問 市原研究員他 1名， (小山力先

生同行).

5.17 T. B. S 西野哲史氏他 〔影井昇博士紹介)，

アメ リカ鈎虫，ズビニ鈎虫の撮影に来館.

青山ケンネノレカレッジ学生45名見学

5. 18国立科学博物館，町田昌昭博士訪問，亀谷(俊〕

研究員.

河野監事宅へ出向く，鈴木事務局長(平成5年

度決算書駐査).

5. 19ヤマザキカレッジ日本動物看護学院学生37名見

A込"ヲ

5.20旭川医科大学，宮本健司博士来館.

愛知県佐織中学校女子生徒6名見学.

5.21東京特許庁より 8名見学.

共済病院，石川|政憲先生他4名見学.

5.22文教大学学生 4名取材のため来館.

平成 6年 6月 目黒寄生虫館ニュース - 11一

5.24本日より東京農業大学学生，本谷しおり氏博物

館実習始まる.

日本大学水産学部，岩下氏文献閲覧.

三協印刷より業務日誌用紙納品 (2000枚).

5.25成田空港検疫所検疫専門官，田中敬恭博士他 3

名，アンコウ，ノザ等の寄生虫について鑑定依頼.

悌水研，飯田剛氏ホッケの線虫について鑑定依頼.

5.26亀谷診療所坂口さんブラジノレへ帰国のため挨拶

に来館.

5. 27情報誌コアより取材に来館.

5. 28麻布大学，内田明彦先生来館

大鶴正満博士来館.

第269回抄読会，担当，亀谷(俊)研究員， A.

K. KOSTADINOVA & D. 1. GIBSON (1994) :

Microphallid trematodes in the amphipod

Gamrnarus subl)φicus STOCK， 1966 from a

Black Sea lagoon. ]our. Nat. Hist.， 28， 37-45.

5.29三協印刷よりパンフレット 1200部納品.

5.31東京都博物館協議会出席，鈴木事務局長 珍

逓信総合博物館.

6. 1横浜市立大学医学部，天野先生他 4名見学.

中村純氏来館.

6. 2小笠原海洋センター鈴木晶子氏，アオウミガメ

の吸虫持参

八王子そごうより ，鑑定依頼.

6. 3山口隆男博士文献閲覧

6. 5兵庫県大蔵中学校生徒 8名見学.

6. 7鳥取県農林水産部，細本誠氏カニの博物館建設

に関する資料収集のため来館.

本日で東京農業大学学生，本谷しおり氏，博物

館実習終わる.

雑誌「文芸春秋」より取材に来館.

横浜市中央卸売市場食品衛生検査場，加藤茂氏

より鑑定依頼.

6. 8東京食品技術研究所食品検査部，柳谷昌昭氏よ

りマアシ筋肉の異物について鑑定依頼.

ヤマザキカレッジ日本動物看護学院学生40名見

学.

6. 9日本動物植物専門学校学生25名見学.

福音館書庖より鈴木教氏取材に来館

週刊読売より藤田氏取材に来館.

6. 10中里恵子氏 オオミスジコウカイヒ‘ノレ持参.

6.11第38固定例理事会，評議員会.

6. 12愛知県碧南中学生徒10名見学.

6. 14雑誌「文芸春秋」より吉永氏取材に来館.

6.14 TBS内田 勝氏吸虫の生活史参考資料収集の

ため来館.

6. 15側千葉県予防衛生協会，資料調査のため来館.

吉祥女子中高校校内新聞より取材に来館.

順天堂大学医学部寄生虫学教室学生7名見学の

ため来館 (山崎浩先生案内).

6. 17山階鳥類研究所訪問，鈴木事務局長 他 l名

目立ビノレサービスよりエレベータ一点検.

6. 18第 5回臨床寄生虫研究会出席亀谷 (俊)研究員

他 2名於東京女子医科大学

6.19久留米医科大学高尾善則先生来館.

福岡市古賀先生来館.

日本モンキーセンター小林秀司氏見学. (日本

における寄生虫学の研究 Vol.1-5.購入する).

6.20麻布大学訪問，亀谷 (俊)研究員

6.22名塚中学校生徒20名見学.

「旅を楽しむ会」の会長三隅氏外 1名見学のた

めの調査.

6.23名古屋市立高槻中学校生徒40名見学.

市川仁子氏来館.

6.24制日本冷凍食品検査協会より蛸の寄生虫につい

て鑑定依頼.

エレベーター修理

6.25日本交通公社「るるぶJ(藤野氏) より取材に

来館

コウガイヒソレ採集 (西新宿阿部氏宅)荒木研究

員他 1名.

日大 ・農獣医 ・医動物学教室学生15名見学

第270回抄読会，担当，亀谷館長 ].P. THURS

TON (1970)・ Haemoglobin in a monoge.

nean， Oculotrerna hippopotami. Nature， 8(7)，

578-579.

6.26麻布大学，内田明彦博士来館.

6.27全国科学博物館協議会総会出席，鈴木事務局

長， 11全 国立科学博物館.

6.28目黒区碑文谷保健所，篠崎氏標本貸出の件で来

館

全国科学博物館協議会総会出席，鈴木事務局

長於千葉県現代産業科学館.

長銀、ンステム開発紛より取材に来館.

週刊誌「女性自身」より取材に来館.

6.30梅田税理士事務所に出向く，鈴木事務局長.

東京顕微鏡院より鑑定依頼.

- 12 - THE MEGURO PARASIT. MUSEUM NEWS (174) 1994

目 次 (174号)1994年6月号

表紙 回久津見文庫の一部.....••.••..•.•....••• •.•• •. •.•... •.•...• ••. .•• ••.••..•.•...• •.•. .•. ...• •. .•.• 1

ビーノく一博士逝く・・・……-………ー・・…………-・・…・一 ……一…………… …・….2

P. C. BEAVER 博士略歴と業績 ・・…………・….....・H ・-…・…・…・…・・・…・・・…….......2

寄生虫学に関する私の考え方・…………・・………..…………………・……-…… 3

皆様よりご寄贈をうけた図書の処理方法....・H ・…・・…・…………・・・・・・……・・・………..4

財団法人 目黒寄生虫館図書室整備計画…………………...・ H ・..……...・ H ・......・ H ・...4

博物館実習レポートの紹介…........................................................................7

短 信.....…・・・・・…...・ H ・..…一………・…・…………・・・ー・・・…・... 一……….8

財団法人 目黒寄生虫館への案内

所在地東京都目黒区下目黒4丁目 1-1

〒153 T E L (03) 3716-1264

入場無料

会館時間 10. OOA.M. ~5. OOP.M.

休館 日 月曜日，祝日，年末年始

目黒通り ‘R

]R山の手線目黒駅下車，西口よりパス，

(どのパスでも可)2ツ目大鳥神社前下車，

パスの進行方向に約50ffi.権之助版 ! 目

寸 2jtZ

目黒寄生虫館ニュ ース174号(平成6年 6月)

発行所財団法人目黒寄生虫館 発行者館長 ・医博亀谷 了

干153東京都目黒区下目黒 4-1-1 編 集 市 原 醇 郎 等

電話 (03)3716-1264 印刷所 三協美術印刷株式会社

F}¥){ (03) 3716-2322 l部 ￥100送料実費

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