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承認 審査 作成

TOCfE 関西 平日セミナークラウドですっきり!

「本当」の問題解決を図ろう

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松本健太郎について• 1984 年 7 月生まれ• 2007 年 4 月株式会社ロックオンに新卒として入社• 社会人 7 年目• この 7 年で体重プラス 20 キロ

仕事内容について• 入社から一貫して「 ADEBiS 」というデジタルマーケティングの効果測定システ

ムの開発に従事している• 担当領域は「超要求定義」などの上流工程、プロジェクトの進行を管理・整理す

る PM に就くことも

趣味について• 読書(年間 150 冊程度)• 飲酒(日本酒党と焼酎党を兼務)

1.自己紹介

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1.自己紹介

松本健太郎について• 2011 年 11 月にビジネス書を出版• 「ドラッカー各著を大学生に理解して貰う」がコンセプト• 意外に好評で重版も掛かり、全国の大学図書館にはだいたい置かれている

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モンゴル大学

滋賀大学同志社大学 ×2 回龍谷大学学生有志一同 ×2 回

共同講演 ×2 回学生団体主催講演

国際教養大学

山形大学

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松本健太郎について• 2013 年 11 月に、さらにビジネス書を出版• 各地での講演内容を教養・成果・マネジメントの 3 つに分類• 伝説の講義と言われたことは…まぁ、こんなのはマーケティングの一環です

1.自己紹介

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Confidential1.自己紹介

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TOCfE に出会い、本ができるまで• 「伝説の講義」シリーズの構成は、

ブランチで作成していました• 文中にも「○○であるならば、結果

として〜」みたいな下りがあります• 因果関係を明確にして論理的に説明

するのに、非常に役立った 例えば、負の因果が成立する点は

「このマイナス原因を無くせば、悪い結果は生まれない」と説明できた

正の因果が成立する点は「この行動が続けば良い結果が続く」と説明できた

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1.自己紹介1.自己紹介

TOCfE に出会うまで• 会社の同僚であるやんさんから「 TOCfE 国際認定プログラム」についてメール

で紹介して貰ったことがきっかけ 自費で申し込んだところ「会社の経費で落ちるよ?」と言われたことは一生忘れない 刺激的なハンマーセッションを受講できた 4 日間のことももちろん忘れない

TOCfE 国際認定プログラムに参加して• それまで熱烈なドラッカリアンである私は、他派の教条に触れることは無かった• 一神教ではなく、様々な流派を知らねばと痛感• 特に「ブランチ」は「これが考えるなのか!」と痛感した

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学んだことは、ついつい試したくなりますよね。

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1.ブランチ

2.CCPM

3.クラウド

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ブランチについて• プロジェクト完了後の「振り返り」で利用しています

• 原因と結果を混合して反省しては何の意味も無いので、重宝しています

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CCPM について• 実際に社内の 1案件で適用しました• 34営業日掛かる予定が 30営業日に圧縮することができました

進行途中に発生した課題で、 4営業日ほど溢れても 4 日前倒しに成功!

実質、 8営業日前倒し! メンバー曰く「途中に押し込みタス

クがあってもバッファが明確だったので「やれる」 or 「やれない」を、はっきり言うことができた!」

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1.自己紹介

TOCfE との出会い

今回はクラウド(対立解消図)の実例を紹介したいと思います

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2.クラウドを使ってみた

そもそも 2 人が悩んでいたこと• プロジェクトメンバーから相談が無

いのはどうして?(問題が起きてから相談に来るのはどうして?)

• 常に進捗を報告して欲しいと思っているのに、それも朝会の 1 度限り

• 何か起こる前に言ってよとは伝えているのに、どうして来てくれない?

どうやら、報告を欲している我々(やんさんと私)と、報告をあげてくれないメンバー間に対立が発生している?

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そうだ、クラウドを作ってみよう!

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行動途中の状況・状態の報告を要求する

行動途中の状況・状態の報告をしない

2.クラウドを使ってみた

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2.クラウドを使ってみた

なぜ我々は途中報告を要求するのか• 進捗がどれくらいか教えて欲しい• 状況は良くなったか悪くなったかを知りたい

• もし問題があるならばリリースすることはできないから、事前に知っておきたい

• もし問題があるならば早く解決しておかなければならない

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行動途中の状況・状態の報告を要求する

行動途中の状況・状態の報告をしない

2.クラウドを使ってみた

要望問題は根が深まる前に

解決しておきたい

なぜならば…1.報告が無ければ問題を検知できない2.状況が分かれば、その人にとって問題 でないことも「問題」として認識できるかもしれな

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2.クラウドを使ってみた

なぜ我々は問題を解決したがるのか• 解決できる問題であれば、しておく

にこしたことはない• 問題は常に状況を悪化させ、製品のリ

リースに大きな影響を及ぼす• 最悪、リリースの延期も考えられる• リリースに向けて、あらゆる問題は潰しておきたい

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行動途中の状況・状態の報告を要求する

行動途中の状況・状態の報告をしない

2.クラウドを使ってみた

要望問題は根が深まる前に

解決しておきたい

なぜならば…1.報告が無ければ問題を検知できない2.状況が分かれば、その人にとって問題 でないことも「問題」として認識できるかもしれな

共通の目標良い製品が

出荷されている

なぜならば…1.問題があればリリース  できない可能性がある

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行動途中の状況・状態の報告を要求する

行動途中の状況・状態の報告をしない

2.クラウドを使ってみた

要望問題は根が深まる前に

解決しておきたい

なぜならば…1.報告が無ければ問題を検知できない2.状況が分かれば、その人にとって問題 でないことも「問題」として認識できるかもしれな

共通の目標良い製品が

出荷されている

なぜならば…1.問題があればリリース  できない可能性がある

要望??????????

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2.クラウドを使ってみた

「クラウド」で悩みを解決する解らん!

解らん!

解らん!

解らん!

解らん!

解らん!

解らん!

解らん!

解らん!

解らん!

解らん!

解らん!

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2.クラウドを使ってみた

なぜメンバーは途中報告をしないのか• 共通の目標のために、どのような要望

があるから「途中で報告しない(遅れる)」のかが全く分からない!

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皆さんも一緒になって、考えてみましょう

※自身の所属されている部署の後輩を思い浮かべながら。

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行動途中の状況・状態の報告を要求する

行動途中の状況・状態の報告をしない

2.クラウドを使ってみた

要望問題は根が深まる前に

解決しておきたい

なぜならば…1.報告が無ければ問題を検知できない2.状況が分かれば、その人にとって問題 でないことも「問題」として認識できるかもしれな

共通の目標良い製品が

出荷されている

なぜならば…1.問題があればリリース  できない可能性がある

要望??????????

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2.クラウドを使ってみた

なぜメンバーは途中報告をしないのか• 共自分が任された仕事だから、自分で

解決しなければいけないと思っている

• まだ解決していないから、途中で報告をしたくないと思っている

• 指示された範囲内の仕事を完璧に仕上げてから、報告をしたいと思っている

強い責任感!?

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行動途中の状況・状態の報告を要求する

行動途中の状況・状態の報告をしない

2.クラウドを使ってみた

要望問題は根が深まる前に

解決しておきたい

なぜならば…1.報告が無ければ問題を検知できない2.状況が分かれば、その人にとって問題 でないことも「問題」として認識できるかもしれな

共通の目標良い製品が

出荷されている

なぜならば…1.問題があればリリース  できない可能性がある

要望命令された箇所は完璧に仕上げたいなぜならば…

1.任された仕事は 最後まで責任を持ちたい

なぜならば…1.まだ仕上がっていない2.仕上がっていないものを見せたくない

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2.クラウドを使ってみた

なぜメンバーは途中報告をしないのか• 対立しているようで、全く対立して

いないことが解った• 「報告に来い」ではなく「話を聞きに

行く」姿勢を私が持つ NO 「何か問題あるか?」 YES 「問題になりそうなことは

ないですか?」• 途中であっても、受け手側が自分を責めるような言い方をしない

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2.クラウドを使ってみた

「クラウド」で悩みを解決する今まで、ごめん。 そ

んな

こと

今ま

で考

えた

こと

無い

です

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2.クラウドを使ってみた

なぜメンバーは途中報告をしないのか• メンバーの話に耳を傾けてみた

私たちは自分の作業に集中したいだけである

「報告」は、集中を解き、作業に取り掛かれなくなる仕事である

本音を言えば、できれば避けたいと思っている

でも、上長が報告しろと繰り返し言うので仕方がなく時間を掛ける

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行動途中の状況・状態の報告を要求する

行動途中の状況・状態の報告をしない

2.クラウドを使ってみた

要望問題は根が深まる前に

解決しておきたい

なぜならば…1.報告が無ければ問題を検知できない2.状況が分かれば、その人にとって問題 でないことも「問題」として認識できるかもしれな

共通の目標良い製品が

出荷されている

なぜならば…1.問題があればリリース  できない可能性がある

要望命令された箇所は完璧に仕上げたいなぜならば…

1.任された仕事は 最後まで責任を持ちたい

なぜならば…1.まだ仕上がっていない2.仕上がっていないものを見せたくない

要望今の自分の作業に集中したいなぜならば…

1.集中しなければ 満足いく製品が作れない

なぜならば…1.報告するのに手を止めるから集中が切れる

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行動途中の状況・状態の報告を要求する

行動途中の状況・状態の報告をしない

2.クラウドを使ってみた

要望問題は根が深まる前に

解決しておきたい

なぜならば…1.報告が無ければ問題を検知できない2.状況が分かれば、その人にとって問題 でないことも「問題」として認識できるかもしれな

共通の目標良い製品が

出荷されている

なぜならば…1.問題があればリリース  できない可能性がある

要望今の自分の作業に集中したいなぜならば…

1.集中しなければ 満足いく製品が作れない

なぜならば…1.報告するのに手を止めるから集中が切れる

1.報告が無ければ問題を検知できない

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それって、本当ですか?

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2.クラウドを使ってみた

それって本当ですか?• 報告が無ければ問題を検知できない

私たちは問題を検知する手法は相手からの報告待ちのみですか? いいえ

「報告」のみで問題を検知することが可能ですか? いいえ

「問題を検知する」は後付で、本当は状況を常に知っておきたいだけなんじゃないですか? はい、そうかもしれません

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2.クラウドを使ってみた

それって本当ですか?• 報告が無ければ問題を検知できない

状況を「見える化」すれば、安心なのではありませんか? はい、そうです

進捗を聞くのも、今日中にできるか否かだけ聞ければ、安心ではありませんか? はい、そうです

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2.クラウドを使ってみた

「クラウド」で悩みを解決する今まで、ごめん。

作 業に

集 中し

てる

のに

あれ

これ

と言

うな

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2.クラウドを使ってみた

出た結論1. 1 日 1 回、朝の 15 分に全員が集合する朝会を開催し、 WBS を見ながら「今日やるタスク」「課題だと思っていること」を報告する

2. 今日中にやることが 18時までに終わりそうにない場合、メンバーがその旨を冗長に報告し、 18時から夕会を開催する

このあたりは感覚値になってしまう点が課題。。。。

3. 集中が切れたタイミング等で上長に話し掛けて「途中の進捗」を伝える

4. 上長は「今日やること」の範囲内において、メンバーに対して「このタスクは終わりそう?」「このタスクで問題になりそうなことはある?」と聞く

進捗を教えろ、というザックリとした聞き方はしない 今日やることが今日中に終わるか終らないかだけ聞く

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2.クラウドを使ってみた

黄色付箋→やること

赤付箋→課題

緑付箋→PJ 意外の やること

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Confidential3.結論

今回伝えたいこと、或いは「気付き」1. クラウドを作る際、自分自身が第三者になれない(俯瞰できない)場合は、ほぼ間違いなく一方的な視点になる可能性が高い

2. 特に、いつも練習問題や他人のクラウドを見て訓練している場合ほど、「いつものように上手くいかなくて」混乱してしまう

3. いっそのこと、対立している第三者も呼んで、一緒にクラウドを作成したほうがいい

ただし、事前に因果関係は整理してから呼んだほうがいい 自分たちで作成したクラウドを見せて「要はこういうこと?」と相談する方

が YES/NO クエスチョン形式になって良いかも

4. いくら対立していても、もともと人間は善良だから、理解しあえるはず

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