アーバンデータチャレンジ2014応募作品

100万人市民リレー 2020東京オリンピック・パラリンピックで地域活性化を

乙守信行(LODチャレンジJapan実行委員会) 本資料で利用しているイラスト素材は ▪ウィキメディア・コモンズ　http://commons.wikimedia.org/wiki/Main_Page ▪イラストAC　http://www.ac-illust.com/ を利用しています。

作品内容

アイデアで解決する課題

100万人市民リレー

最後に

アイデアで解決する課題

スポーツとオープンデータ

LODチャレンジJapanの応募作品をみてみると「スポーツ」に関する作品がない!!

　ニーズがない???スポーツをしている人、スポーツに興味がある人は沢山いるアプリ＆サービスでもスポーツは大きなビジネス分野　シーズがない???

LODチャレンジJapan2013第３回LODチャレンジデー＠名古屋でグループで調べたところ….スポーツに関連するオープンデータが見つからない！！　結局データがないのが問題???

利用できるオープンデータは増えてきたスポーツ関連を含めて自分が実現したいアイデアを作ろうとすると利用できるオープンデータが少ないのが現状

スポーツとオープンデータを考えていたら朗報が！！2020年東京オリンピック、パラリンピック開催決定！！

東京都ホームページから　http://www.metro.tokyo.jp/

2020年東京オリンピック・パラリンピック Pros and Cons

参考：訪日外国人旅行者 2000 万人の実現に向けた観光施策 ―2020 年の東京オリンピック開催を念頭に― 国立国会図書館 調査及び立法考査局 主幹 国土交通調査室 山崎 治 http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8941424_po_076803.pdf?contentNo=1

東京オリンピック・パラリンピック経済資産 1.東京都約 2 兆 9600 億円 2.みずほ総合研究所試算 新規需要を約 1.0 兆円、生産誘発額 を約 2.5 兆円

3.森記念財団都市戦略研究所試算　約 19.4 兆 円(東京都が試算した経済効果約 3 兆円+独自の試 算による経済効果 16.4 兆円)

観光立国実現に向けたアクション・プログラム 2014 1. 観光立国推進閣僚会議(主宰:内閣総理大臣)2014年7月 2. 2020(平成 32)年に訪日外国人旅行者数を 2000 万人にす

るという目標

ゴールデンルート（東京、千葉、大阪府、京都）以外に観光客は訪れるのか？オリンピック・パラリンピック後は？

オリンピックの準備・開催期間中 にいわゆる「オリンピック効果」で訪日した外国人旅行者のリピーター化、又は口コミ等によ る新規需要獲得が必要 地方部観光コンテンツのプ ロモーション(海外の旅行代理店向けに提供する 視察旅行等による「東京から地方へ」「地方から東 京へ」という観光ルートの発信等)

「観光産業の 起爆剤として期待される東京オリンピック」野村総合研究所 2013 (平成 25)年 9 月論文

期待もあれば 課題もある

これら課題を一挙に解決できないでしょうか？

オープンデータで目指すは！ オリンピック・パラリンピック で目指すは！

オープンデータの活用分野としてのスポーツの可能性を広げる

利用できるオープンデータを自分達で集める・作る

オリンピック・パラリンピックを「オールジャパン」で行う

オリンピック・パラリンピックを契機に日本各地の情報を開催前からそして開催後も世界に発信する

つまり 日本中の市民が自分達のオープンデータを活用して オリンピック・パラリンピックに参加すること！！

市民参加海外事例 2012年ロンドンオリンピック　スコットランド CITIZENRELAY

ロンドンオリンピック 聖火リレーに対して６０人の市民ジャーナリストを募りtwitterでつぶやいてもらう、Flickerの写真をアップするなどの専用サイトを立ち上げる。

http://www.citizenrelay.net/

http://www.flickr.com/groups/1880785@N24/

1964年東京オリンピックでは

参考：公益財団法人日本オリンピック委員会　vol.1 開会式そして日本中を走った聖火リレー http://www.joc.or.jp/past_games/tokyo1964/story/vol01_02.html

聖火リレーは全都道府県を回る 4つのコース 4コースの空輸総距離は2,692km、地上リレー総距離6,755km（リレー総区間4,374区間） 参加リレー走者は

10万713名 と記録されている

1964年の東京オリピックのリレー参加者が10万713人であれば2020年のオリンピック・パラリンピックは100万人参加を目指します

きっぱり!!

100万人市民リレー

100万人市民リレーを実現するために 各都道府県で参加する人数 （E-STAT　平成22年より）

人口総数 100万換算北海道 5506419 42999.6

青森県 1373339 10724.4

岩手県 1330147 10387.1

宮城県 2348165 18336.8

秋田県 1085997 8480.6

山形県 1168924 9128.1

福島県 2029064 15845

茨城県 2969770 23190.9

栃木県 2007683 15678

群馬県 2008068 15681

埼玉県 7194556 56182.3

千葉県 6216289 48543

東京都 13159388 102761.7神奈川県 9048331 70658.4

新潟県 2374450 18542.1

富山県 1093247 8537.2

石川県 1169788 9134.9

山口県 1451338 11333.5

徳島県 785491 6133.9

香川県 995842 7776.5

愛媛県 1431493 11178.5

高知県 764456 5969.6

福岡県 5071968 39607

佐賀県 849788 6636

長崎県 1426779 11141.7

熊本県 1817426 14192.3

大分県 1196529 9343.7

宮崎県 1135233 8865鹿児島県 1706242 13324

沖縄県 1392818 10876.5

福井県 806314 6296.5

山梨県 863075 6739.8

長野県 2152449 16808.5

岐阜県 2080773 16248.8

静岡県 3765007 29400.9

愛知県 7410719 57870.3

三重県 1854724 14483.5

滋賀県 1410777 11016.8

京都府 2636092 20585.2

大阪府 8865245 69228.7

兵庫県 5588133 43637.7

奈良県 1400728 10938.3和歌山県 1002198 7826.2

鳥取県 588667 4596.9

島根県 717397 5602.2

岡山県 1945276 15190.7

広島県 2860750 22339.6

100万人市民リレー　実現への問題

実際に各都道府県で振り分けてみると、数千人から数万人の参加者が必要数千人から数万人のリレーコースをどうつくるのか目標は全国津々浦々でリーレーが行われて、地域が活性すること

問題解決の４つのアイデア

仮想リレー 実際に走るのは警備の問題もあるので仮想なリレーで実現する

道の駅 リレーのコースは全国津々浦々にある「道の駅」を基本コースにする

２タイプのリレー 「走るリレー＝スポーツ　タイプ」 「走らないリレー＝文化・生活　タイプ」 で100万人の参加を実現する

100万人市民リレーのステップ 開催前・開催中・開催後の盛り上がりを作る

「道の駅」を基本コースとした仮想リレー

「道の駅」は、平成26年10月10日までに1,040駅が登録 例えば福井県では14駅 この14駅が仮想リレーの基本コースとなる

国土交通省「道の駅一覧」よりhttp://www.mlit.go.jp/road/Michi-no-Eki/list.html

２つのタイプの市民リレー

スポーツタイプ 文化・生活タイプ

実際に走った距離を市民リレーコースに登録

登録したコースによって高いポイント（スポーツポイント）を得る事ができる

ポイントを溜めて自分の好きなコースを獲得できる

実際に「走る」だけでない参加方法

日常の生活や文化活動などをポイント化（文化・生活ポイント）して市民リレーコースを作る

実際に走った距離を市民リレーコースに登録

道の駅「河野」 道の駅「パークイン丹生ヶ丘」

サブコース1 サブコース2 サブコースn…

実際に走った距離を登録する 登録したサブコースに応じてスポーツポイントを獲得できる

スポーツタイプ

スポーツタイプ

溜まったポイントで再度好きなコースへ登録できるスポーツポイントを導入するのは何故？

人気のあるサブコースとあまり人気のないサブコースが出てくることが予想される 例：市民リレーの最終地国立競技場、観光地など人気は高い

登録するために必要なポイント数は低いが獲得ポイントは高い

登録に必要なポイント:10 登録した時に獲得するポイント:100

登録するために必要なポイント数は高いが獲得ポイントは低い

登録に必要なポイント:100 登録した時に獲得するポイント:10

あまり人気がないコース 人気コース

[走る]　スマートフォンで仮想リレーへ参加

個人だけでなく、グループで、各都道府県で 国内だけでなく海外からの参加もOK?

個人参加でなくグループ参加も可能　　

[例えば]　アスリート１人で走るより小学校の生徒全員で100mづつ走ればポイントは大きい！

各都道府県でトータルの獲得ポイントを競争

国内だけでなくて、海外からの登録もOK!

イギリスを １０００KM走って

Mount Fujiコース ゲットしました。

結構大変…

こんなアイデアも

30万ポイントで国立競技場のサブコースを獲得！ 海外からの参加も可能です

文化・生活タイプ、とは何？

日々の生活の中で貯まるポイント •お母さんの毎日の家事 •おじいさん、おばあさんが毎朝行うラジオ体操　などなど

洗濯

料理100万人市民リレー協賛メーカー 家電製品から市民マラソンアプリに

文化・生活ポイントが配信

文化・生活タイプ

文化・生活ポイントで市民リレーコースを皆でつくる文化・生活タイプ

市民リレーの基本コースとともに、自由な市民リレーコースを作る 脇道リレーコース、Myリレーコース

脇道リレーコース、Myリレコースには、オリンピック・パラリンピックを応援する動画、写真をアップしていこう！

文化・生活ポイントが貯まると脇道リレーコース、Myリレーコースをつくることができる

市民がいない地域は、「開拓リレーコース」として皆で応援することができる

文化ポイント・生活ポイントで作る、広がる市民リレーコース

丹生ヶ丘

さかい

開拓リレーコース

◆ここは山の中で地域住民はいない！県、市町村でサービスポイントやスタンプを設定してリレーコース作成をプッ

シュ！ ◆サンキューポイントで誰かが開拓してくれる「おもてなし」があるかも

リレーコースから外れた史跡、名所などの脇道 コース

海外のランナーが登録してくれる可能性もあります

ス河野

完成したリレーコース

自分の家までの脇道コースをつくる。各コース区間に家族の思い出の写真や動画をUP

脇道コース

Myコース

文化・生活タイプ

出来かけのリレーコース

今

2013年開催決定1964年東京オリンピック

そして未来

100万人市民リレーのステップ

オリンピック・パラリンピック開催前/開催/開催後

　2015 　2016 　2017 　2018 　2019 　2020

ス完成し脇

m

開催前FirstStep 市民リレーコースを作ろう

開催前SecondStep

オープンデータを登録

2020年1月-8月 市民リレーが世界へ

一斉配信

100万人市民リレーのステップ2020年1月-8月

市民リレーを専用サイトから世界へ一斉配信する

国立競技場

オリンピック・パラリンピックの開催式までの半年 これまで市民で作ったオープンデータが国立競技場につながる市民リレーコース、脇道リレーコース、Myリレーコース上にそって一斉配信される

リレーコースを走る模様を配信

道の駅、各地の名所の配信

「私」、「私達」の応援ビデオ

100万人市民リレーのステップ

東京オリンピック・パラリンピック開催後

そして未来　2020

2020年1月-8月 市民リレーが世界へ

一斉配信

リレーコースを走る模様を配信

道の駅、各地の名所の配信

「私」、「私達」の応援ビデオ

市民リレー専用サイトはそのまま日本各地を紹介するサイトとして継続運用

各地域のオープンデータの宝庫として成長

個人、地域、コミュニテイの思い出を残すアーカイブとして

保存される

最後に

東京オリンピック・パラリンピック 100万人市民リレー

2014年8月9日第１回LODチャレンジデー　　つながる・つづける・めぐりあう「LODサロン」

グループメンバー（写真左から） 乙守信行 加藤昌也さん 崎川真澄さん 小林茂さん 浅野優さん

1

本資料イラストはイラストACを利用しています。

http://www.ac-illust.com/main/about.php

アイデアソンのテーマ100万人が参加する方法は？

各地域の「道の駅」をリレーのコースとするとは言っても…

静岡県の場合 道の駅は22箇所　　100万人を人口比で割り当てると29400人!!

（次頁各都道府県の参加人数）

2014年11月21日（木）アイデアソンin東京　- オープンデータでルールを超える-　主催経済産業省・総務省」

東京だけでなく、日本の各地域の活性化を目的に

全国1030の「道の駅」をつないだコースをリレーする

国土交通省「道の駅案内」 http://www.mlit.go.jp/road/station/road-station.html

各都道府県で数万人が走るリレーをどうやって実現する？？？

2014年9月11日 第２回LODチャレンジデーwith UDC2014

◆アイデアソンテーマ

市民マラソンへの参加形態としてアスリートポイントを利用しての参加と文化ポイントを利用しての参加というアイデアがあります。

今回、この文化ポイントの対象と活用方法についてのアイデアソンを行いました。

詳細はこちら：http://idea.linkdata.org/idea/idea1s518i

須藤直俊さん

鈴木孝幸さん

小林茂さん

本作品はLODチャレンジデー、アーバンデータのアイデアソンの皆さんとの共創作品 いよいよ　アイデアから実装のフェーズへと！！

2020年世界初のオープンデータによる市民リレー実現に向け

協力者募集！！