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富士通株式会社 プラットフォーム技術本部 プロダクトソリューション技術統括部 部長 志賀 真之 革新的UNIXサーバが ビジネスの未来を切り拓く ~テクノロジーの進化が基幹インフ ラを変える~ Copyright 2013 FUJITSU LIMITED

革新的UNIXサーバがビジネスの未来を切り拓く~テクノロジーの進化が基幹インフラを変える~

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2013/5/17 富士通フォーラム東京での講演資料です。 タイトル: 革新的UNIXサーバがビジネスの未来を切り拓く ~テクノロジーの進化が基幹インフラを変える~ 内容: 世界No.1の性能と拡張性を備えたUNIXサーバ「SPARC M10」。高速リアルタイム処理による意思決定の迅速化、柔軟な運用・拡張性による投資の最適化など活用方法をご紹介します。 URL: http://jp.fujitsu.com/platform/server/sparc/event/13/forum2013/seminar.html

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Page 1: 革新的UNIXサーバがビジネスの未来を切り拓く~テクノロジーの進化が基幹インフラを変える~

富士通株式会社 プラットフォーム技術本部 プロダクトソリューション技術統括部 部長 志賀 真之

革新的UNIXサーバが ビジネスの未来を切り拓く ~テクノロジーの進化が基幹インフラを変える~

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Reshaping ICT ~モダナイゼーションからイノベーションへ~

ICTで実現する 豊かな未来社会

ToBe(将来)

ヒューマンセントリック インテリジェントソサエティ

-食・農業 -エネルギー・スマートシティー -交通・車 -環境 -健康・医療 ほか

AsIs(現状)

既存資産

モダナイ ゼーション

NEXT(次の一手)

経営の高速化 (リアルタイム経営)

グローバリゼーション (標準化、最適化)

コンシューマライゼーション (顧客との対話)

クラウド化の進展

ビジネス イノベーション ソーシャル イノベーション

既存資産問題を解決し、 企業競争力を高めるためのICT利活用の実現へ

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これからのICTがビジネスにもたらす価値

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SOA(ESB)

①アプリモダナイゼーション ・見える化 ・スリム化 ・サービス化のためのマイグレーション ②IT運用モダナイゼーション ③ITインフラモダナイゼーション

あるべき情報 システム基盤

①経営の高速化 ・意思決定プロセス革新 ・グローバル化 ②ビジネスプロセス革新 ・業務効率化から顧客満足向上 ③ビジネスモデルの革新 ・新たな付加価値、新規ビジネス

システム形態

技法・技術

モダナイ ゼーション

ビジネス イノベーション

既存システム

As Is Next To Be

・クラウド

・ビックデータ

・ソーシャル

・モバイル

・セキュリティ

モダナイゼーションによる「あるべき情報システム基盤」 の実現が、ビジネスイノベーションの実行には不可欠

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お客様とともに取り組んでいくこと

ICT維持運営費用が企業ICT支出に占める比率は、 65%(全世界平均)、78%(日本)*

維持運営費用を軽減し、イノベーションの基盤づくり支援

*“IT Demand Research Bulletin Issue 45” (January 28, 2013) and “IT Key Metrics Data 2013: Key Industry Measures: Cross Industry Analysis: Multiyear” (Jamie K. Guevara, et al.; December 14, 2012)

維持・運営費用の負担を軽減し、変革・成長を加速

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SPARC M10とは

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位置づけ 特長・機能

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UNIXサーバ市場でシェアNO.1

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出典:IDC Japan's Japan Server Quarterly Model Analysis CY2012Q4 (CPU:RISC+IA64,OS:UNIX)

Solaris

48%

HP-UX

29%

AIX

23%

国内UNIXサーバ市場ベンダシェア (2012年)

国内UNIXサーバ市場OSシェア (2012年)

Solaris=No.1 UNIX OS 富士通=国内シェア1位

合計 10,515台

富士通

30%

HP

28%

IBM

18%

Oracle

18%

その他

6%

合計 10,515台

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UNIXサーバの展開

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UNIX最大のカスタマベースを支える責任と顧客資産保護 コアテクノロジ開発への継続投資 オラクルとの開発協業(ハードウェア、ソフトウェア技術の融合)

オラクルのコア・テクノロジ SPARCアーキテクチャ Oracle Solaris, Javaを代表とする ソフトウェアテクノロジ

富士通のコア・テクノロジ 高い処理性能とスケーラビリティ メインフレームクラスの鉄壁な信頼性

富士通とOracleの知恵を結集して技術を革新 お客様のビジネスの発展に最適なICT基盤を提供

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SPARC M10の特長

4CPU (最大:64コア,2TBメモリ)

1CPU (最大:16コア,512GBメモリ)

4CPUを1筐体~16筐体までを増設可能 (最大:1,024コア,32TBメモリ)

SPARC M10-1 SPARC M10-4 SPARC M10-4S

ビッグデータ時代の高速リアルタイム処理 新プロセッサ「SPARC64™ X」の搭載 ソフトウェア・オン・チップ

ビジネス成長に合わせた柔軟な運用・拡張性 世界最高のスケーラビリティー(最大1,024コア、32TBメモリ) 段階的な性能拡張

システムの安定稼働 メインフレームクラスの高信頼性

お客様の意思決定のスピードアップ

お客様投資の最適化

お客様ビジネスの継続

エントリー ミッドレンジ ハイエンド

テ ン

世界最高性能 を実現

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~高速リアルタイム処理~ 最新プロセッサ SPARC64™ X

DDR3 Interface

DDR3 Interface

Core Core

Core Core

Core Core

Core Core

Core Core

Core Core

Core Core

Core Core

L2 Cache Data

L2 Cache Data

L2 Cache Control

SERDES

Inter-CPU

SERDES

PCI GEN3

MAC

MAC

動作周波数:3.0GHz、2.8GHz 16 コア, 32 スレッド (最大 1,024コア/システム) 大容量キャッシュ

•一次キャッシュ (コアあたり) :64KB (命令) + 64KB (データ) •二次キャッシュ (CPUあたり) : 最大 24MB

28nmプロセス

最新のスパコン技術と半導体技術により パフォーマンスを向上

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~高速リアルタイム処理~ 大幅に性能を向上 従来プロセッサ比 コア性能 約2倍、CPU性能 約8倍

SPARC64 VII+ SPARC64 X

1.9倍

コア性能比較

SPARC64 VII+ SPARC64 X

CPU性能比較

7.5倍

コア数4倍

※整数演算性能による比較(SPECint_rate2006から算出)

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~高速リアルタイム処理~ ソフトウェア・オン・チップ

ソフトウェア処理

SPARC64TM X

ハードウェアに 埋め込み

※SymfowareはV11.1(5末出荷)より対応、Oracle Databaseは次期バージョンにて対応予定。

ソフトウェアの処理の一部をハードウェアに埋め込み処理を 高速化

ソフトウェア・オン・チップで、さらなる性能向上を実現

Solaris 11上での処理性能が向上(暗号、コピー、比較) データベース等のミドルウェア製品のソフトウェア・オン・チップ対応 によりさらに性能向上※

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Soft

war

e o

n C

hip

~高速リアルタイム処理~ ソフトウェア・オン・チップの活用方法

ソース修正により、 新命令を直接活用

SPARC Enterprise / Oracle Solaris 10 からの性能向上

コンパイラによる アプリ性能の向上

最新コンパイラで アプリ性能向上

プログラム修正で 性能向上

OS性能の向上(システムコールの性能向上) メモリコピー/メモリコンペア/暗号化 Solaris 11で性能向上

163X in 暗号 12X in コピー 15X in 比較

ミドルウェア 性能向上

最新ミドルウェアで 性能向上

430X in 10進演算 7X in ハッシュ

ハードウェア性能の向上 新ハードで性能向上 (Solaris 10)

CPUクロック,メモリレイテンシ キャッシュ容量,IO帯域など

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~高速リアルタイム処理~ 高性能メモリシステム

LLC(Liquid Loop Cooling)

CPU/メモリボード x 2

CPU

DIMM x 16

システムオンチップと水冷技術で高性能メモリシステムを実現 システムオンチップにより、CPU-メモリ直結(CPUにメモリ・システムコントローラ内蔵) 自律型循環液冷システム(LLC)により、高密度実装が可能になり、

CPU-メモリ(DIMM)間距離を最小化

DIMM 16枚をCPUに直結、 配線最短化により高スループットと 低レイテンシを実現

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~高速リアルタイム処理~ 世界No.1 性能

出典:http://www.spec.org/

11,300

23,800

SPARC M10 (64CPU)

No. 1 4,002GB/s

No. 1

SPARC M10 (64CPU)

現在の世界最高登録値

CPU性能 SPECint_rate2006

メモリ性能 STREAM Triad

現在の世界最高登録値

2倍 5倍

805 GB/s

出典:http://www.cs.virginia.edu/stream/ * HPC用途を除いた登録値との比較

ビッグデータ時代に重要な演算性能/メモリアクセス性能にて 世界最高性能*を達成

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~柔軟な運用・拡張性~ 世界最高のスケーラビリティ

世界NO.1 スケーラビリティ 1024 コア

CPU アクティベーション

ビルディング・ブロック

4 コア

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スケールアップ

拡張方法 • CPU増設(SMP)

適したアプリケーション • 単一処理あたりの負荷が高いDB、バッチ等

スケールアウト

拡張方法 • 小規模なサーバを複数接続

適したアプリケーション • 多数の並列処理を行うWebフロント等

SPARC M10

DB サーバ

Web/AP サーバ

Web/AP サーバ

Web/AP サーバ

スケールアウト スケールアップ

スケールアウトの要素を取り込んだスケールアップを実現

~柔軟な運用・拡張性~ あらゆるアプリケーションに最適

独立した仮想環境により、 スケールアウト構成をそのまま集約 柔軟にCPU追加

Oracle VM

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初期導入時 CPU数増強

継続利用 追加拡張

追加拡張

構築後の コア追加が簡単

アクティベートしたCPUコア アクティベートしていないCPUコア

~柔軟な運用・拡張性~ 段階的かつ容易な拡張

CPU CPU CPU CPU

最大16筐体(64CPU)まで拡張可

CPUコア数増強

最大64CPU/1,024コアの拡張性で 大規模システムにも余裕をもって対応

CPUコア アクティベーション、ビルディングブロック 方式により、2コア単位で段階的に拡張可能

スパコン技術を継承した高速インターコネクトによる筐体間接続で性能を保持

8コア 12コア 16コア 16コア

※HPC用サーバを除いた搭載プロセッサ数での比較

SMP

(一台の サーバ)

・世界最高の圧倒的な拡張性 ・ビジネスの発展にあわせ段階的な性能増強に対応

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~柔軟な運用・拡張性~ スモールスタート、省スペース ハイエンドのサーバが、4U単位で必要な分だけ 導入可能(従来はラック単位での導入が必要) 設置スペースを大幅に削減:設置面積(幅×奥行)で、約30%削減 消費電力を大幅に削減:同等構成(128コア)で、約70%削減

4CPU64コア

SPARC M10-4S 従来

4CPU

36U

システムあたり 最大64CPU

必要な分だけ 導入& 拡張

4CPU64コア 4CPU

SPARC Enterprise M9000 (32CPU/128コア)

8U

SPARC M10-4S × 2台 (8CPU/128コア)

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~柔軟な運用・拡張性~ さまざまな仮想化機能を提供 業務システムの特性に応じて、最適な仮想化方式選択 4世代のSolaris(Solaris 8/9/10/11)が同一サーバ内で混在可 すべての仮想化環境は追加コストなく使用可能

Solaris 11 10 10 11 11

SPARC M10

物理パーティション より高い障害隔離性

論理パーティション (Oracle VM)

OS 仮想化 (Solaris Zones) より簡単な操作

OS層まで分割する 確実な隔離性

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~柔軟な運用・拡張性~ 物理・仮想環境を統合管理

物理環境と仮想環境、プラットフォーム毎に異なる操作・監視をシンプルで統一的なViewで管理が可能です。

Fujitsu Software ServerView Resource Orchestrator

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Solaris 03

Solaris 04

Solaris 04-1

Solaris 04-2

SPARC/Solarisサーバ

ラック・タワー型サーバ

他社製PCサーバ

仮想化ソフトウェア

・Oracle VM/Solaris Zone ・VMware/Hyper-V/XenServer ・Red Hat仮想化機能

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~システムの安定稼働~ メインフレームクラスの高信頼性

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Units エラー検出・訂正方法 キャッシュ (タグ部) ECC

二重化 + パリティ キャッシュ(データ部) ECC

パリティ レジスタ ECC (整数/浮動小数点)

パリティ (その他) 演算器 パリティプレディクト

/ レジデュー キャッシュの動的縮退 あり ハードウエア命令リトライ あり ヒストリ あり

緑: エラー検出+自己修復可能 黄色: エラー検出可能

灰色: エラーが実運用に影響しない

SPARC64TM X RASカバレッジ図 【SPARC64 VIIからの強化点】

• 浮動小数点レジスタの保護機構をパリティからECCに強化 • エラー検出回路個数を約53,000個に増強

データ保護の徹底強化

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SPARC M10による モダナイゼーション

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高速化 投資の最適化 運用効率化

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既存資産を活用してモダナイゼーション

SPARC M10

Oracle VM Server for SPARC

Oracle Solaris 11 Oracle Solaris 11 Oracle Solaris 11 Oracle Solaris 11 ゾーン

Oracle Solaris 10 ゾーン

Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 10 ゾーン

Solaris 8/9 コンテナ

既存資産の保護

・Solaris10/11だけでなく、Oracle Solaris Legacy Containersを継続提供することで、 既存のSolaris 8/9資産をそのまま継続利用することが可能。

長期利用のサポート

サーバ

OS Sustainingサポート

寿命部品交換 (6年目) SPARCサーバ 長期サポート対応商品

Extendedサポート Solaris10 Premierサポート

Sustainingサポート Extendedサポート 11g R2 Premierサポート Oracle DB

・長期サポート対応製品により、寿命部品を交換することで10年間の保守サポート提供 ・OS/ミドルウェアと合わせてお客様資産の長期利用をサポートします。

2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021

*1つの制御ドメインと複数のゲストドメインで構成します。制御ドメインがSolaris 10の場合、ゲストドメインの使用は推奨しません。

稼働資産を そのまま移行可 Solaris 8/9/10/11

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2022

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~モダナイゼーション事例:高速化~ EDI基幹システムの更新

既存システム 本番サーバ

ETERNUS DX60

ポイント

効 果

Solaris 10

PRIMEPOWER 450 (SPARC64 V×4CPU)

本番サーバ

同一コア数で

3.8倍※ の「性能向上

SPARC M10-4 (2CPU/4コア)

開発サーバ

SPARC M10-1

Solaris 10

Solaris 10 開発サーバ

PRIMEPOWER 250

Solaris 10 ※対PRIMEPOWER比較

• 最新SPARC64 Xの高性能 • 一世代前のSolaris 10のサポートにより、OSバージョンアップなしの移行が可能

• 最新SPARC M10への入れ替えにより3.8倍の性能向上 • ミドルやアプリの変更が不要なため、移行費用・期間の大幅な削減を実現

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~モダナイゼーション事例:高速化~ DBシステムの更新

SPARC Enterprise M4000 SPARC M10-4

トランザクション数 2.8倍!

更に、2コア単位で CPUコアの追加が可能

<お客様システムでの性能見積結果> 既存システム

※Oracle Times Ten:オラクル社のインメモリーデータベース製品。

• 高性能(最新CPUと高速メモリ) • 柔軟な運用・拡張性(CPUコア アクティベーション)

• SPARC M10とOracle Times Tenの組み合わせで2.8倍の高性能 • 将来の処理量のサイジングが困難なDBシステムに対応する柔軟な拡張性

ポイント

効 果

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~モダナイゼーション事例:投資の最適化~ Solarisシステムの仮想化統合

業務A

システムA

業務B

システムB

業務C

システムC

業務D

システムD

業務x

システムx

CPU (コア)

システム 業務

システムB 業務B

システムC

業務C

システムD

業務D

システムx 業務x

・・・・ 移行に合わせてCPUコアを順次拡張

既存システム

・・・

• 大規模な集約に対応可能な高性能と高信頼性の両立 • 柔軟な運用・拡張性(CPUコア アクティベーション、ビルディングブロック方式)

• 複数拠点に散在するサーバの集約によるスリム化と運用を含めたコストダウン • 初期投資の抑制と将来のシステム増強の容易さ

ポイント

効 果

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将来の最大負荷を想定したサイジングが不要

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必要な分だけのリソース増強

開発 テスト 運用

ソフトウェア 費用

ハードウェア 費用

コスト削減効果

筐体追加も簡単!

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~モダナイゼーション事例:投資の最適化~ 既存HPの受発注システムの更新

既存システム

Oracle DB Standard Edition Oracle DB Standard Edition One

HP-UX HP-UX Solaris Solaris

このままライセンスを継続利用した場合の 5年間の保守料(2CPU×2台):913万円

ライセンスの買い替えと5年間の保守料を 含むコスト(1CPU×2台):287万円

SPARC M10-1 (1CPU)×2台

HP Integrity (2CPU)×2台

5年間で 約600万円 の削減

• SPARC M10の将来性(特にOracle DBとの相性) • ハード、ソフト(Oracle DB)含めたプライスパフォーマンスの優位性

• 将来に向けたシステムの安定稼働と業務継続 • HPのラインナップには1CPUモデルがなく価格優位。1CPUモデルに適用可能な Oracle DB Standard Edition oneによる保守料削減 (5年間で約600万円)

Solaris

DBサーバ バックアップ サーバ

ポイント

効 果

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SPARC M10-1なら「Oracle Database Standard Edition One」を適用可能

Oracle保守費用の削減効果

サーバあたりのOracle DB保守料比較(累積)

1CPUモデルのSPARC M10-1の採用で、保守料を大幅削減

(万円)

SPARC M10-1 1CPU/16コア

Oracle DB Standard Edition One (1CPUモデルに適用可能)※

HP Integrity 2CPU/4コア

Oracle DB Standard Edition (2CPUまでのモデルに適用可能)

※ライセンス買い替え費用を1年目に含む

5年間で 約300万円の差

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~モダナイゼーション事例:運用の効率化~ 3階層(Web/AP/DB)システムの仮想化統合

• フロントのPCサーバも含めた集約によるシンプル化と運用管理効率の向上 • 筐体内の仮想ネットワークによるWeb-AP-DB間の通信でシステム全体の性能を向上

・・

DB サーバ

管理 サーバ

Web/AP サーバ

Web/AP サーバ

Web/AP サーバ

仮想ネットワーク

• 基幹系システムの集約に対応可能な高性能と高信頼性の両立 • WebフロントやDBといった処理特性の異なる業務の統合が可能

Solaris

Solaris Solaris

Solaris Linux

既存システム

SPARC M10-4 クラスタ

クラスタ

Web/APサーバ

DBサーバ

管理サーバ

ポイント

効 果

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シンプルな垂直統合モデルで管理を簡単に Oracle VM for SPARC を活用し、 フロントシステム、ネットワークを一台のサーバに統合

Webサーバ 管理サーバ/ バックアップサーバ

APサーバ DBサーバ

FC NIC FC NIC FC NIC

仮想NIC/仮想DISK

・1台のサーバで、Web/AP/DBを独立したハード環境で構築 ・複雑なネットワークもサーバ内で仮想化し、シンプル化 ・仮想NIC・仮想DISKにより、サーバ間のレスポンスを改善 ・GUIツールでサーバ内の仮想環境を一括管理

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仮想サーバを増やしてもコストは同じ SPARC M10は、ゲストOSのライセンスが不要なため、 統合するサーバを増やす程、コスト削減効果を発揮

VMware vSphere5

Linux (ゲストOS) COS*1 Linux

(ゲストOS) Linux

(ゲストOS) Linux

(ゲストOS) Linux

(ゲストOS)

SPARC M10-1 約420万円 SPARC64 X (2.8GHz / 16Core) 600GB SAS-HDD x 2台 メモリ128GB(16GBx8枚) Oracle VM for SPARC / Solaris Zone 使用可 Oracle Solaris ライセンスバンドル※

1年間OSサポートバンドル ※本体にプレインストールされたOracle Solaris を利用できるライセンスがバンドルされています。 サポート(SupportDesk) 契約によりプレインストール以外のOSも利用可能です。

PCサーバ 約500-520万円 Xeon E5-2650 (2GHz / 8Core) 2CPU 600GB SAS-HDD x2 メモリ128GB(16GBx8) VMware vSphere 5 バンドル Red Hat Enterprise Linux 5.8 バンドル Linux 1年間サポートバンドル

Solaris (zone)

Solaris (zone)

Solaris (zone)

Solaris (zone)

Oracle Solaris 10

Solaris (zone)

Oracle Solaris 11

*1 COS:Console Operating System

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一般のVM環境

物理サーバ分のコアライセンス課金

仮想環境 仮想環境 仮想環境

コア コア コア コア コア コア

Oracle データ ベース

業務B 業務A

6コア分のライセンス

Oracle VM/Solaris ゾーン

ゲストOS分のコアライセンス課金

仮想環境 仮想環境 仮想環境

コア コア コア コア コア コア

Oracle データ ベース

業務B 業務A

2コア分のライセンス

Oracleミドルウェア コアライセンス係数(ライセンス購入価格半分) 1.0

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ミドルウェアのコストも抑えられます

0.5 Power Itanium SPARC Xeon

Oracleコア係数はPCと同じ、VMゲスト分だけのライセンス課金

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Solarisはセキュリティも安心

圧倒的に少ないセキュリティ弱点 Solaris の脆弱性は、Linux や Windows と比較

すると 約1/6 です。脆弱性検査やソフトウェア

管理などの保守工数を抑えられます。

JVN(Japan Vulnerability Notes)掲載情報より(2013年2月現在)

パッチ運用における保守費用削減

OS種別 年間の必須パッチ適用等 5年間 60万円/回とすると

Linux(RHEL 6.x) 平均13回 65回 3,900万円

Solaris 平均4回 20回 1,200万円

Oracle Solarisは導入後、いつでも最新パッチを適用できるが、 Linux(RHEL)は、年に約13回のマイナーリリースを適用しないと、 いざと言う時にパッチが適用できない。 また、マイナーリリースはドライバの更新が含まれるため、ミドルウェアにも影響を与え、テスト負担が大きい。

・RHEL 6.x と Solaris の基本的な保守作業費算出(試算)

マイナーリリース :7ヶ月に1回程度で提供。 正式修正(errata):1ヶ月に1回程度で 最新のマイナーリリースに対して提供。 ⇒1年間で平均13回発生。 ※頻度については、過去実績より 富士通内で試算。 RHEL x.0

RHEL x.0

Errata

マイナーリリース

Errata Errata

7ヶ月

・・・・・

1ヶ月に約1回

・Linux(RHEL)で発生するマイナーリリースと正式修正の関係

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020

6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 6.6 6.7 6.8 6.9 6.10 6.11 6.x

‘10/11▼

‘11/5▼

‘11/12▼

‘12/7▼

‘13/3▼

‘13/10▼

‘14/5▼

‘15/2▼

‘15/8▼

‘16/4▼

‘16/11▼

‘17/8▼

‘18/2▼

’20/11末▼

一般的なPCサーバ - RHEL 6.xで発生すると想定される、マイナーリリースの頻度

マイナーリリース

※発生頻度については、過去実績より、富士通内部で試算

5年間で2,700万円の運用費用差が発生 (重要システムだと、さらに他システムとの調整などが必要)

セキュリティ問題が少なく安心 導入後の運用負担はPCの1/3

236 317

422 280

355 75

41 29

0 200 400 600

Windows Server…

Windows Server 2008

Windows Server 2003

RHEL 5 Servers

RHEL 4 Servers

Oracle Solaris 10

Oracle Solaris 9

Oracle Solaris 8

脆弱性情報の登録数

約1/6

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SPARC M10による ビジネスイノベーション

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情報系システム(DWH/BI)と基幹システムのリアルタイム連携

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ビッグデータ活用における課題 従来のサーバで限界に達しており、技術的なブレークスルーが求められる

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分散並列/BI

既存システム

分析データの アップロード

分析結果の ダウンロード

現状の分散並列処理システム

スケールアウト

リアルタイム性が低い

システムが複雑化

現状の基幹システムサーバ

スケールアップの限界

アプリ ケーション

BI ツール

データ

ビッグデータ

ビッグ データ

アプリ ケーション

データ

現在の基幹システム、情報系システムのボトルネックを 解消しリアルタイムな情報活用の実現

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“ビッグデータ”の活用イメージ 既存資産のコスト低減を実現しつつ、圧倒的な性能を活用

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センサー

SNS

Mobile

収集

コーポレート

生産 調達

物流 販売

品質 開発

既存資産

BigData

リアルタイム レプリケーション

集約

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既存資産を活用しビッグデータ解析と連携

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業務C Solaris 9

*Oracle Solaris Legacy Containersとの組み合わせで実現

業務B Solaris 10

業務A Solaris 11

業務D Solaris 8

旧資産の活用

新規システム DWH

BI etc.・・・

新規

CPUコアを順次拡張

Solaris 11

業務A

システムA

Solaris 10

業務B

システムB

Solaris 9

業務C

システムC

Solaris 8

業務D

システムD

Solaris 11

DWH/BI

ビッグデータ 解析

* *

CPU (コア)

SPARC M10は、既存の基幹システム資産の有効活用と 最新のDWH/BIソリューションでの戦略活用を可能とします

基幹システムとDWH/BIを サーバ内でリアルタイム連携

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さらなるデータ活用に向けて 基幹システムとDWH / BIなどを共有メモリでリアルタイムに連携するインメモリ型アーキテクチャでさらに進化

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DWH BI 基幹 処理

バッチ 処理

タイムリーな情報提供により迅速な意思決定が可能

OLTP DWH

共 有 メ モ リ

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SPARC64は次の進化へ 進化を続けるSPARC M10

システムを最適化するエンジンとして進化

System on Chip Software on Chip 高速インタコネクト(14.5Gbps)

CY2012 CY2013 CY2014

~ CY2015

SPARC64 X SPARC64 VII+ 次期SPARC64 次々期SPARC64

3.0GHz 4core/CPU 65nm

3.0GHz 16core/CPU 2thread/core 28nm

最新テクノロジー 28nm強化版

最新テクノロジー 20nm

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最後に

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お客様のビジネス革新に向けて

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大量データを活用し、これまでのビジネスデータと あわせてより最適化された経営判断をご支援します。

Big Data Business Data

センサー

SNS

Mobile

コーポレート

社内 コミュニケーション

生産

調達 物流

販売 品質

開発

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地下2階 展示ホール

アンケート▼

入口

出口

テーマステージ

▼ コンシェルジュ

通路 通路

関連展示デモご紹介

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世界NO.1性能 UNIXサーバ SPARC M10 最先端のテクノロジー・プロダクト

SPARC M10

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参考情報

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更に詳しい情報は・・・

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@Fujitsu_SPARC

SPARC M10 検索

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紹介商品のご購入・ご導入を検討中のお客様へ

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商品情報サイト UNIXサーバ SPARC M10 (スパーク・エムテン) http://jp.fujitsu.com/sparc/

富士通トラステッド・クラウド・スクエア http://jp.fujitsu.com/facilities/tcs/

法人のお客様向けショールーム

富士通コンタクトライン TEL:0120-933-200

備考: 受付時間 9:00~17:30(土・日・祝日・年末年始を除く)

電話での問い合わせ

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商標について

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SPARC Enterprise、SPARC64およびすべてのSPARC商標は、米国SPARC International, Inc.のライセンスを受けて使用している、同社の米国およびその他

の国における商標または登録商標です。 UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。 OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およ

びその他の国における登録商標です。 SPEC(R)およびベンチマーク名のSPECint(R), SPECfp(R), SPECjbb(R),

SPEComp(R), SPECweb(R), SPECjAppServer(R)は、米国およびその他の国

におけるStandard Performance Evaluation Corporation(SPEC)の商標または

登録商標です。 TPC, TPC-C, tpmC, TPC-H, QphHは米国Transaction Processing

Performance Councilの商標です。 その他各種製品名は、各社の製品名称、商標または登録商標です。 本資料に掲載されているシステム名、製品名などには、必ずしも商標表示((R),

TM)を付記していません。

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