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USB to RS-485/422 変換器
USB-017
ユーザーズマニュアル 初版(A)
ヒューマンデータ
目 次
はじめに.............................................................................................. 1 ご注意............................................................................................ 1
1.製品の内容について .................................................................................. 2 2.各部の名称 .......................................................................................... 2 2.1. 電源 ............................................................................................. 2 2.2. CN2 .............................................................................................. 3 2.3. ジャンパ設定 .................................................................................... 3 2.4. 送信制御 ........................................................................................ 4 2.5. エコー制御 ...................................................................................... 4 3.1 ドライバのインストール方法 Windows XP 編........................................................... 5 3.2 ドライバのインストール方法 Windows 2000 編 ....................................................... 10 4.1 ドライバのアンインストール方法 Windows XP 編 ..................................................... 17 4.2 ドライバのアンインストール方法 Windows 2000 編 ................................................... 18 4.3 Windows98/98ME でのご使用について ................................................................. 19 5. 機能説明 .......................................................................................... 19 5.1 一般仕様 ......................................................................................... 19 5.2 RS-485 モード..................................................................................... 20 5.3 RS-422 モード..................................................................................... 20 6. 参考資料について .................................................................................. 20 7. 付属資料 .......................................................................................... 20
1
はじめに
この度は、USB-017 をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。
どうぞご活用ください。
ご注意
1. 本書の内容は、改良のため将来予告なしに変更することがありますので、ご了承願います。
2. 本書の内容については万全の記して作成しましたが、万一誤りなど、お気づきの点がございましたら、ご連絡をお
願いいたします。
3. 本製品の運用の結果につきましては、2.項にかかわらず当社は責任を負いかねますので、ご了承願います。
4. 本書に記載されている使用と異なる使用をされ、あるいは本書に記載されていない使用をされた場合の結果につい
ては、当社は責任を負いません。
5. 本書および、回路図、サンプル回路などを無断で複写、引用、配布することはお断りいたします。
2
1.製品の内容について
本パッケージには、以下のものが含まれています。万一、不足などがございましたら、弊社宛にご連絡ください。
マニュアルは共通になっています、お買い上げのモデルの欄をご確認ください。
USB-RS485/422 変換器(USB-017) 1
RS422/485 接続用ハーネス(約 200mm) 1
ジャンパソケット 4
ドライバ CD 1
マニュアル(本書) 1
ユーザー登録はがき 1
2.各部の名称
2.1. 電源
電源は、USB 経由でパソコンより供給されます。
USB 側と、RS-485/422 側は絶縁されています。詳細は回路図をご参照ください。
USBコネクタ
RS422/485 接続用
3
2.2. CN2
RS485 または RS422 ラインです。
続行 記号 内容
1 A 受信+
2 B 受信-
3 GND グランド
4 Y 送信+
5 Z 送信-
グランドは接続しなくてもよいですが、必要に応じてシールドなどを接続してください。
2.3. ジャンパ設定
動作モードをジャンパにより切り替えます。
出荷時は、JP5,JP8 が接続されています。
終端抵抗は 120Ω となっています。
動作モード ジャンパ状態
RS-485 終端なし JP8 JP7 JP6 JP5
OFF ON ON OFF
RS-485 終端あり JP8 JP7 JP6 JP5
OFF ON ON ON
RS-422 終端なし JP8 JP7 JP6 JP5
OFF OFF OFF OFF
RS-422 送信側終端あり JP8 JP7 JP6 JP5
ON OFF OFF OFF
RS-422 受信側終端あり JP8 JP7 JP6 JP5
OFF OFF OFF ON
RS-422 送受共に終端あり JP8 JP7 JP6 JP5
ON OFF OFF ON
4
2.4. 送信制御
内部ジャンパ(JP1)により、送信制御モードを切り替えることができます。
JP1 設定
1-2 ショート DTR でドライバを有効
3-4 ショート RTS でドライバを有効
5-6 ショート 自動切り替え(出荷時設定)
2.5. エコー制御
内部ジャンパ(JP2)により、エコーキャンセル機能を設定することができます。
JP2 設定
1-2 ショート エコーキャンセルを有効(出荷時設定)
3-4 ショート 未使用
5-6 ショート エコーキャンセルを無効(R1 互換)
JP1
JP2
1 5
2 6
5 1
6 2
5
3.1 ドライバのインストール方法 Windows XP 編
2つのドライバが組み込まれることになります。付属の CDを用いてドライバのインストールをお願いします。
パソコンに USB-017 を接続してください。プラグアンドプレイ機能により、次のようになります。
一覧または特定の場所をインストールする(詳細)(S)を選択し、続行をクリックします。
次のように表示されましたら、リムーバブル メディア(フロッピー、CD-ROM など)を検索(M)を選択し、
次へをクリックします。(ドライバ CD挿入済みの事)
6
次のように表示されましたら、続行をクリックします。
次のように表示され、1つ目のドライバの組み込みが完了します。(まだ続きがあります)
7
次に、仮想 COM ポートのドライバの組み込みが始まります。
一覧または特定の場所をインストールする(詳細)(S)を選択し、次へをクリックします。
次のように表示されましたら、リムーバブル メディア(フロッピー、CD-ROM など)を検索(M)を選択し、
次へをクリックします。(ドライバ CD挿入済みの事)
8
次のように表示されましたら、続行をクリックしてください
次のように表示され、2つ目のドライバの組み込みが完了します。
9
これでドライバの組み込みが完了しました。
デバイスマネージャーで確認すると次のようになっているはずです。
COM ポートの番号は、お客様の環境により異なります。COM ポートの番号を確認するためにも、
一度ご確認を御願いします。
デバイスマネージャーは、マイコンピュータのプロパティを選択し、ハードウエアタブからデバイスマネージャーの
ボタンをクリックするか、マイコンピュータの管理から、デバイスマネージャーをクリックするかのいずれかの方法で
起動することができます。
新しいドライバが提供されたときは、弊社サイトのサポートページの説明に従ってください。
MAC や Linux のサポートは行っておりませんが、FTDI 社のサイトからダウンロードすることにより、MAC や Linux で
も USB-017 をご利用になれるはずです。
http://www.ftdichip.com/
をごらんくださいませ。
10
3.2 ドライバのインストール方法 Windows 2000 編
2つのドライバが組み込まれることになります。付属の CDを用いてドライバのインストールをお願いします。
パソコンに USB-017 を接続してください。プラグアンドプレイ機能により、次のようになります。
次へをクリックします。
デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)(S)を選択し、次へをクリックします。
11
場所を指定(S)をクリックします。
(注)CD-ドライブを選択し次へをクリックすると自動的に WIN98_ME(98,ME 用ドライバ)が選択されてしまいます。
参照をクリックし、ドライバ CDの中にある WIN2K_XP のファイルを指定してください。
12
次のように表示されましたら、次へをクリックします。
次のように表示されましたら一つ目のドライバインストールは完了です。
13
次に、仮想 COM ポートのドライバの組み込みが始まります。
次へをクリックします。
デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)(S)を選択し、次へをクリックします。
14
場所を指定(S)を選択して、次へをクリックします。
参照をクリックし、ドライバ CDの中にある WIN2K_XP のファイルを指定してください。
15
次へをクリックします。
次のように表示されましたら、二つ目(仮想 COM ポートドライバ)のドライバインストールは完了です。
16
これでドライバの組み込みが完了しました。
デバイスマネージャーで確認すると次のようになっているはずです。
COM ポートの番号は、お客様の環境により異なります。COM ポートの番号を確認するためにも、
一度ご確認を御願いします。
デバイスマネージャーは、マイコンピュータのプロパティを選択し、ハードウエアタブからデバイスマネージャーの
ボタンをクリックするか、マイコンピュータの管理から、デバイスマネージャーをクリックするかのいずれかの方法で
起動することができます。
新しいドライバが提供されたときは、弊社サイトのサポートページの説明に従ってください。
MAC や Linux のサポートは行っておりませんが、FTDI 社のサイトからダウンロードすることにより、MAC や Linux で
も USB-017 をご利用になれるはずです。
http://www.ftdichip.com/
をごらんくださいませ。
17
4.1 ドライバのアンインストール方法 Windows XP 編
ドライバのアンインストール作業を行う時は、必ず USB-017 をパソコンから
取り外した状態で行ってください。
Windows XP におけるドライバの削除方法をご説明します。
スタート → 設定 → コントロールパネルよりプログラムの追加と削除をクリックしてください。
USB-003/010/017 HuMANDATA LTD.を選択して「変更と削除」をクリックしてアンインストールを行います。
次のように表示されますので Continue をクリックしてください。
次のように表示されましたら Finish をクリックしてください。
18
4.2 ドライバのアンインストール方法 Windows 2000 編
Windows 2000 におけるドライバの削除方法をご説明します。
スタート → 設定 → コントロールパネルよりアプリケーションの追加と削除をクリックしてください。
USB-003/010/017 HuMANDATA LTD.を選択して「変更と削除」をクリックしてアンインストールを行います。
次のように表示されますので Continue をクリックしてください。
次のように表示されましたら Finish をクリックしてください。
19
4.3 Windows98/98ME でのご使用について
Windwos98/98ME におけるドライバのインストール、アンイストールについては、付属CDの中にある INSTMAN98ME.PDF
をご覧ください。
5. 機能説明
USB-017 に用いている通信用ドライバ ICは、リニアテクノロジ社の LTC1535CSW です。
LTC1535CSW は、RS-485 と RS-422 に対応した ICです。
USB-017 ではジャンパ設定の切り替えにより、RS-485 と RS-422 の両方に対応しています。
5.1 一般仕様
項目 内容 備考
電源電圧 DC5V(バスパワー)
消費電流 100mA 以下
バス仕様 USB2.0 準拠(FullSpeed 対応)
消費電流(5V) 100mA 以下
RS422/485 通信速度 最大 250Kbps 絶縁型、任意ボーレート可能
絶縁耐圧 DC1000V 1 分間 設計値
USB ドライバ 仮想 COMポートドライバ
対応 OS Windows 98/ME/2000/XP
質量 約 20g
外形寸法 63 x 40 mm 突起含まず
CD‐ROM (1)
ジャンパソケット (4)
コネクタセット (1)
ドライバ CD (1)
マニュアル(本書)(1)
付属品
ユーザー登録はがき(1)
20
5.2 RS-485 モード
項目 仕様 備考
通信方式 半2重通信
最大通信速度 250Kbps
接続可能端末数 128
終端抵抗 120 オーム ジャンパにてオンオフ切り替え可
送受切り替え USB コントローラにより自動 内部設定ジャンパにより、RTS または
DTR 信号による制御も可能
エコーキャンセル 内部ジャンパによりエコーキャンル
可能 本書 4頁をご参照下さい
RS-485 は1対(2本)のツイストペアケーブルで、複数の端末と通信することができます。
5.3 RS-422 モード
項目 仕様 備考
通信方式 全2重通信
最大通信速度 250Kbps
接続可能端末数 128
終端抵抗 120 オーム ジャンパにより、送信部、受信部、
個別でオンオフ切り替え可
送信部イネーブル制御 USB コントローラにより自動 内部設定ジャンパにより、RTS または
DTR 信号による制御も可能
受信部イネーブル制御 常時オン 常時受信可能です
RS-422 は2対(2本)のツイストペアケーブルで、複数の端末と通信することができます。
上りと下りで配線が分かれており、同時通信(全2重通信)が可能です。
6. 参考資料について
追加資料や参考資料がつくられた場合は
製品サポートページ
http://www.hdl.co.jp/support_c.html
にデータをアップロードすることにいたします。
拡張子“.exe”のときは、自己解凍ファイルといたします。
ときどきチェックしていただき必要に応じてご利用くださいませ。
パスワードを求められたときは”thanks”を入力していただければ開けます。
7. 付属資料
1. 外形寸法図
TITLE
TITLE
SIZE
DWG
CHK
REV
DWGNO
UNIT
USB-017外形寸法図
G-USB-017
(16.6)
MAX3
1.6t
12
* *
32
40
41616(4)
414.7817.22(4)
B
USB-017 シリーズ
USB-017
ユーザーズマニュアル
2006/03/10 初版
2006/05/26 初版(A)
有限会社ヒューマンデータ
〒567-0034
大阪府茨木市中穂積1-2-10
ジブラルタ生命茨木ビル
TEL 072-620-2002
FAX 072-620-2003
URL http://www.hdl.co.jp/
Mail [email protected]