75
Users Manual MW100 ビューアソフトウエア ユーザーズマニュアル IM MW180-01 4版

User s Manual MW100 ビューアソフトウエア ユーザーズマ …Manual MW100 ビューアソフトウエア ユーザーズマニュアル IM MW180-01 4版 IM MW180-01 はじめに

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

  • User’sManual MW100

    ビューアソフトウエアユーザーズマニュアル

    IM MW180-014 版

  • �IM MW180-01

    はじめにこのたびは、MW100 データアクイジションユニットをお買い上げいただきましてありがとうございます。本書は、MW100 ビューアソフトウエアの機能、操作方法、取り扱い上の注意などについて説明したものです。ご使用前にこのマニュアルをよくお読みいただき、正しくお使いください。お読みになったあとは、ご使用時にすぐにご覧になれるところに、大切に保存してください。ご使用中に操作がわからなくなったときなどにきっとお役にたちます。なお、MW100 データアクイジションユニットのマニュアルとして、このマニュアルのほかに、下記のものがあります。マニュアル名 マニュアルNo. 内容MW100 データアクイジションユニット ユーザーズマニュアル

    IM MW100-01 MW100 の機能、設置・配線方法、操作方法、取り扱い上の注意、ブラウザの操作方法などについて説明したものです。

    MW100 データアクイジションユニット オペレーションガイド

    IM MW100-02 MW100 の取り扱い方と、ブラウザの基本操作を簡潔に説明したものです。

    MW100 通信コマンドマニュアル

    IM MW100-17 メインモジュールの通信コマンドについて説明したものです。

    MW100 イーサネット接続と接続の確認

    IM MW100-71 イーサネットへの接続と確認の説明です。

    MX100/MW100 ご使用上の注意事項

    IM MX100-71 MX100/MW100 をご使用いただく際の注意についてまとめたものです。

    MX100/MW100 データアクイジションユニット 設置・接続ガイド

    IM MX100-72 MX100/MW100 の設置方法や配線方法について簡潔に説明したものです。

    MX100/MW100 クイックスタートパッケージ梱包内容の確認について

    IM MX100-79 クイックスタートパッケージ ( 付加仕様 /SL1、/Sl2、/SL3) の梱包内容の説明です。

    MX100/MW100 製品の汚染防止管理について

    IM MX100-91C 製品の汚染防止管理についての説明です。

    772075 AC アダプタ IM 772075-01 772075 AC アダプタ ( 電源電圧の仕様コード「-2」)の説明です。

    ご注意● このマニュアルでは、リリースナンバー「R3.03.01」の MW100 ビューアソフトウエ

    アについて説明しています。リリースナンバーは、ビューアソフトウエアのメニューの [ ヘルプ ] > [ バージョン情報 ] でご確認いただけます。

    ● 本書の内容は、性能 / 機能の向上などにより、将来予告なしに変更することがあります。また、実際の画面表示内容が、本書に記載の画面表示内容と多少異なることがあります。

    ● 本書の内容に関しては万全を期しておりますが、万一ご不審の点や誤りなどお気づきのことがありましたら、お手数ですが、当社支社 / 支店 / 営業所までご連絡ください。

    ● Windows の取り扱い / 操作方法については、このマニュアルでは説明していません。● 本書の内容の一部または全部を無断で転載、複製することは禁止されています。

    商標● DAQMASTER は、当社の登録商標です。● Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国

    における登録商標または商標です。● Adobe および Acrobat は、Adobe Systems Incorporated( アドビシステムズ社 ) の登

    録商標または商標です。● 本書に記載している製品名および会社名は、各社の登録商標または商標です。● 本書では各社の登録商標または商標に、® および ™ マークを表示していません。

    履歴● 2005 年 6 月 初版発行 ● 2012 年 3 月 4 版発行● 2006 年 10 月 2 版発行● 2007 年 10 月 3 版発行

    4th Edition: March 2012 (YK)All Rights Reserved, Copyright © 2005 Yokogawa Electric Corporation

  • �� IM MW180-01

    ソフトウエア使用許諾契約書

    ご使用前に必ずお読みください。このたびは横河電機株式会社のソフトウエアをご購入いただきまして誠にありがとうございます。お客様がこのパッケージを開封された場合には、下記の「ソフトウエア使用許諾契約書」に同意したものとみなします。横河ソフトウエアは当社の著作物であり、同ソフトウエアを開封のうえ、インストールし、ご使用されるにあたっては、下記の「ソフトウエア使用許諾契約書」を必ずお読みのうえ、ご承諾いただくようお願いします。ご承諾いただけない場合には、パッケージを開封しないでください。

    ソフトウエア使用許諾契約書お客様が本ソフトウエア使用許諾契約書 ( 以下、「本契約」といいます ) に合意することを条件として、横河電機株式会社 ( 以下、「当社」といいます ) は、包装されたソフトウエア製品 ( 以下、「横河ソフトウエア」といいます ) の使用権をお客様に許諾します。なお、当社は、横河ソフトウエアの使用権をお客様に許諾するものであり、横河ソフトウエアを販売するものではありません。製品 :MW100 ビューアソフトウエア (ModelMW180)ライセンス数 :1 ライセンス

    第 1 条 ( 適用範囲 )1. 本契約は、当社がお客様に提供する横河ソフトウエア製品に適用するものとします。2. 横河ソフトウエアは、それに含まれる一切の技術、アルゴリズム、およびプロセスを包含するものとします。

    第 2 条 ( 使用権の許諾 )1. お客様は、横河ソフトウエアについて、別途合意した使用料を対価として、前文に定めるライセンス数に対応する台数のコンピュータに限りインストールできるもの

    とし、当社は、お客様の自己使用を目的とした、非独占的かつ譲渡不能の使用権 ( 以下「使用権」といいます ) を許諾します。2. お客様は、当社の事前の書面による承諾なしに、横河ソフトウエアを第三者に頒布、転貸、複製、譲渡、質入、伝送もしくは再使用権を許諾しないものとします。3. お客様は、バックアップ目的として一組のみ横河ソフトウエアを複製する以外は、横河ソフトウエアの全部または一部を複製しないものとします。また当該複製物の

    保管および管理については厳重な注意を払うものとします。4. お客様は、いかなる理由においても横河ソフトウエアをダンプ、逆アッセンブル、逆コンパイル、リバースエンジニアリングなどによるソースプログラムその他人間

    が読み取り可能な形式への変換もしくは複製または横河ソフトウエアの修正もしくは他の言語への翻訳など、提供された形式以外に改変しないものとします。また、当社は、別に同意しない限り、お客様にソースプログラムを提供しないものとします。

    5. 横河ソフトウエアおよびそれらに含まれる一切の技術、アルゴリズム、およびプロセスなどのノウハウは、当社または当社に対し再使用許諾を含む使用許諾権を付与している第三者の固有財産であり、当社または当社に対し再使用許諾権を付与している第三者が権利を有しているものであり、お客様に権利の移転や譲渡を一切行うものではありません。

    6. 当社は、横河ソフトウエアに保護の機構 ( コピープロテクト ) を使用または付加することがあります。当該コピープロテクトを除去したり、除去を試みることは認められないものとします。

    7. 横河ソフトウエアには、当社が第三者から再使用許諾を含む使用許諾権を付与されているソフトウエアプログラム ( 以下「第三者プログラム」といい、当社の関連会社が独自に製作・販売しているソフトウエアプログラムもこれに含みます ) を含む場合があります。かかる第三者プログラムに関し、当社が当該第三者より本契約と異なる再使用許諾条件を受け入れている場合には、別途書面により通知される当該条件を遵守していただきます。

    第 3 条 ( 特定用途に関する制限 )1. 横河ソフトウエアは、下記の各号を目的として、製作または頒布されるものではありません。 (a) 航空機の運行または船舶の航行や、これらを地上でサポートする機器の立案、設計、開発、保守、運用および使用されること。(b) 原子力施設の立案、設計、開発、

    建設、保守、運用および使用されること。(c) 核兵器、化学兵器または生物兵器の立案、設計、開発、保守、運用および使用されること。(d) 医療機器などの人身に直接関わるような状況下で使用されることを目的に立案、設計、開発、保守、運用および使用されること。

    2. お客様が前項の目的で横河ソフトウエアを使用する場合には、当社は当該使用により発生するいかなる請求および損害に対しても責任を負わないものとし、お客様は、お客様の責任においてこれを解決するものとし、当社を免責するものとします。

    第 4 条 ( 保証 )1. 横河ソフトウエアは、当該製品完成時または出荷時の現状のままでお客様に提供されるものとし、お客様は、これに合意するものとします。横河ソフトウエアの記録

    媒体に破損、損傷が発見された場合は、開封後 7 日間に限り無償で交換をいたします ( お客様の費用で当社の指定するサービス拠点に当該ソフトウエア製品の記憶媒体を送付していただくものとします ) が、いかなる場合であっても横河ソフトウエアに瑕疵のないこと、的確性、正確性、信頼性もしくは最新性などの品質上または性能上の明示または黙示の保証をするものではありません。また、横河ソフトウエアが他のソフトウエアとの間で不整合、相互干渉などの影響のないことを保証するものでもありません。

    2. 前項の規定に関わらず、横河ソフトウエアに第三者プログラムが存在する場合の保証期間、保証条件については、かかるプログラムの供給者の定めるところによるものとします。

    3. 当社は、自己の判断により必要と認めた場合、横河ソフトウエアに関するレビジョンアップおよびバージョンアップ ( 以下、アップデートサービスといいます ) を実施することがあります。

    4. 前項の定めにも拘らず、当社は、いかなる場合であってもお客様により改変または修正された横河ソフトウエアに関するアップデートサービスについては、第三者により改変・修正された場合を含め、一切対応しないものとします。

    第 5 条 ( 特許権、著作権の侵害に関する損害賠償責任 )1. お客様は、横河ソフトウエアについて、第三者から特許権、商標権、著作権その他の権利に基づき使用の差し止め、損害賠償請求などが行われた場合は、書面にて速

    やかに請求の内容を当社に通知するものとします。2. 前項の請求などが当社の責に帰すべき事由による場合は、その防御および和解交渉について、お客様から当社に防御、交渉に必要なすべての権限を与えていただき、

    かつ必要な情報および援助をいただくことを条件に、当社は自己の費用負担で当該請求などの防御および交渉を行い、前項記載の第三者に対して最終的に認められた責任を負うものとします。

    3. 当社は第 1 項における請求またはその恐れがあると判断した場合は、当社の選択により、当社の費用で下記のいずれかの処置を取るものとします。 (a)正当な権利を有する者からかかる横河ソフトウエアの使用を継続する権利を取得する。(b)第三者の権利の侵害を回避できるようなソフトウエア製品と交換する。(c)

    第三者の権利を侵害しないようにかかる横河ソフトウエアを改造する。4. 前項各号の処置がとれない場合、当社は、お客様から当社にお支払い頂いた第 2 条第 1 項に定める使用料の対価を限度として損害を賠償するものとします。

    第 6 条 ( 責任の制限 )本契約に基づいて当社がお客様に提供した横河ソフトウエアによって、当社の責に帰すべき事由によりお客様が損害を被った場合は、当社は、本契約の規定に従って対応するものとしますが、いかなる場合においても、派生損害、結果損害、その他の間接損害 ( 営業上の利益の損失、業務の中断、営業情報の喪失などによる損害その他 )については一切責任を負わないものとし、かつ当社の損害賠償責任は、かかる横河ソフトウエアについてお客様からお支払いを受けた第 2 条第 1 項に定める使用料の対価を限度とします。なお、当社が納入した製品をお客様が当社の書面による事前の承諾なく改造、改変、他のソフトウエアとの結合を行い、またはその他基本仕様書または機能仕様書との相違を生ぜしめた場合は、当社は一部または全ての責任を免れることができるものとします。

    第 7 条 ( 輸出規制 )お客様は、事前に当社の同意を得た場合を除き、横河ソフトウエアを、直接、間接を問わず輸出または他国に伝送しないものとします。

    第 8 条 ( 本契約の期間 )本契約は、お客様が横河ソフトウエアを受領した日から、契約解除されない限り、お客様または当社が相手方に対し、1 ヶ月前に書面による通知によって当該ソフトウエア製品の使用を終了させるまで、またはお客様の横河ソフトウエアの使用終了時まで、有効とします。

    第 9 条 ( 使用の差止め )横河ソフトウエアの使用許諾後といえども、使用環境の変化または許諾時には見出せなかった不適切な環境条件が見られる場合、その他横河ソフトウエアを使用するに著しく不適切であると当社が判断した場合には、当社はお客様に対して当該使用を差止めることができるものとします。

    第 10 条 ( 解除 )当社は、お客様が本契約に違反した場合には、何ら催告を要することなく通知をもって本契約を解除できます。ただし、本契約終了または解除後といえども第 5 条、第6 条ならびに第 11 条は効力を有するものとします。

    第 11 条 ( 管轄裁判所 )本契約に関して生じた紛争、疑義については、両者誠意を持って協議解決するものとします。ただし、一方当事者が他方当事者に協議解決をしたい旨の通知後 90 日以内に両当事者間で協議が整わない場合は東京地方裁判所 ( 本庁 ) を第一審の専属的管轄裁判所とします。

  • ���IM MW180-01

    目次

    ソフトウエア使用許諾契約書 .................................................................................................................................................... ii

    第 1 章 ご使用になる前に1.1 MW100 ビューアソフトウエアの機能説明 ................................................................................................1-11.2 必要な PC システム環境.........................................................................................................................................1-41.3 MW100 ビューアソフトウエアのセットアップ方法 ............................................................................1-5

    第 2 章 アドレス設定ソフトウエア2.1 アドレス設定ソフトウエア画面の各部名称と使い方 ...........................................................................2-12.2 設定項目詳細 ................................................................................................................................................................2-3

    第 3 章 ビューア3.1 測定 / 演算 / 間引きデータの読み込み ..........................................................................................................3-13.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定 ......................................................................................3-43.3 カーソルによる測定 / 演算 / 間引き値の読み取り ..............................................................................3-163.4 測定 / 演算データの区間統計演算 ................................................................................................................3-183.5 測定 / 演算 / 間引きデータの表示条件の保存 ........................................................................................3-203.6 測定 / 演算 / 間引きデータの表示テンプレートの保存 ....................................................................3-213.7 測定 / 演算 / 間引きデータのデータ形式の変換 ...................................................................................3-223.8 マニュアルサンプルファイルの読み込み .................................................................................................3-243.9 レポートファイルの読み込み ..........................................................................................................................3-253.10 データの印刷 .............................................................................................................................................................3-26

    第 4 章 校正ソフトウエア4.1 MW100 データアクイジションユニットの接続 ......................................................................................4-14.2 校正操作 ..........................................................................................................................................................................4-4

    第 5 章 トラブルシューティング5.1 故障 ? ちょっと調べてみてください ..............................................................................................................5-15.2 エラーメッセージとその対処方法 ...................................................................................................................5-4

    付録付録 1 ファイアウォールの設定 / 解除方法 ..........................................................................................................付 -1

    索引

    1

    2

    3

    4

    5

  • ご使用になる前に

    1-1IM MW180-01

    1

    2

    3

    4

    5

    第 1 章 ご使用になる前に

    1.1 MW100 ビューアソフトウエアの機能説明

    MW100 ビューアソフトウエアは、次の 3 つのソフトウエアで構成されています。

    ビューア

    アドレス設定ソフトウエア

    ハブ*

    MW100データ アクイジションユニット

    入出力モジュール

    メインモジュール

    イーサネットポート

    L NFG RXB RXA TXB TXA SG

    FTP転送 データ CFカード

    データ

    データ表示、 データ変換、 区間統計演算

    校正ソフトウエア

    ハブ MW100データ アクイジションユニット

    入出力モジュール メインモジュール

    イーサネットポート

    L NFG RXB RXA TXB TXA SG

    工場出荷時のIPアドレスを変更する場合は、ローカル(1対1)接続する

    *

    アドレス設定ソフトウエアアドレス設定ソフトウエアは、MW100 本体の初期通信設定をするソフトウエアです。MW100 本体とローカル (1 対 1) 接続して、工場出荷時に設定された IP アドレスを変更したり、同一セグメント内の MW100 を検索して、表示します。MW100 のホスト名、IPアドレス、DNS サーバ、ドメイン名、ドメインサフィックスなどを設定変更したり、ホスト名を DNS サーバに登録したりします。

    アドレス設定ソフトウエアは、PC にインストールしないで、CD-ROM から起動することもできます。「MW100 Viewer Software」CD-ROM 起動画面の「アドレス設定起動」の言語ボタンをクリックしてください。

  • 1-2 IM MW180-01

    ビューアMW100 が生成したデータを読み込み、それぞれのデータに対して次の処理が可能です。

    測定 / 演算 / 間引きデータ ( 拡張子:「.MXD」)

    • 結合処理 データファイルを開くときに、関連するファイルを結合して表示します。• 波形表示 / ディジタル値表示• アラーム / マーク一覧表示• 表示条件 ( グループ設定、スケール、トリップ点、表示色など ) の変更• カーソルによる値の読み取り• 区間統計演算処理• マーク表示 / 追加• 表示条件の保存と読み込み• ファイル情報の表示• データ形式の変換 ( アスキー、エクセル、ロータス )• データの印刷 ( 波形、ディジタル値、アラーム / マーク一覧、カーソル値、区間統計、

    演算値 )• テンプレートの使用と保存

    ビューアと MW100 のブラウザで、測定 / 演算 / 間引きデータを表示するとき、次の相違点があります。

    ビューア MW100 のブラウザユニット番号の表示 あり なし測定チャネル 001 ~ 060 001 ~ 060演算チャネル 101 ~ 400 A001 ~ A300ユニット番号が 50 のときの表示例測定チャネル (30 チャネル ) CH50030 CH030演算チャネル (A010 チャネル ) CH50110 CHA010

    1.1 MW100 ビューアソフトウエアの機能説明

  • ご使用になる前に

    1-3IM MW180-01

    1

    2

    3

    4

    5

    マニュアルサンプルデータ ( 拡張子:「.DAM」)

    • ファイル情報の表示 ( ファイルを開くときの表示 )• 日時 / ディジタル値表示• データの印刷 ( 日時、ディジタル値、シリアル No.、ユニット No.)

    レポートデータ ( 拡張子:「.DAR」)

    • ファイル情報の表示 ( ファイルを開くときの表示 )• 時報 / 日報 / 週報 / 月報データ表示、および全表示 全表示タブを選択すると、日報ファイルを開いているときは、24 時間分の時報とそ

    の集計値 ( 日報 ) が表示されます。• データの印刷 ( 日時、レポートデータ、シリアル No.、ユニット No.、開始時刻 )

    校正ソフトウエアMW100 入出力モジュールの校正を行うときに使用します。MW100 を接続し、校正可能モジュールの表示や各測定レンジ、出力レンジの校正操作を行うことができます。

    1.1 MW100 ビューアソフトウエアの機能説明

  • 1-4 IM MW180-01

    1.2 必要な PC システム環境

    オペレーティングシステム (OS)次の OS で動作します。

    ・ Windows 2000 Professional SP4・ Windows XP Home Edition SP3・ Windows XP Professional SP3 (Windows XP Professional x64 Edition を除く )・ Windows Vista Home Premium SP1、SP2 (64 ビット版を除く )・ Windows Vista Business SP1、SP2 (64 ビット版を除く )・ Windows 7 Home Premium (32 ビット版、64 ビット版 )・ Windows 7 Professional (32 ビット版、64 ビット版 )

    オペレーティングシステムの言語とソフトウエアの表示言語は次のとおりです。OS の言語 ソフトウエアの表示言語日本語 日本語または英語その他 英語

    PC 本体上記の OS が動作し、下記の CPU とメモリを搭載した機種。・ OS が W�ndows2000 と W�ndowsXP の場合 Pentium 4 1.6GHz 以上のインテル社製 x64 または x86 プロセッサ。 512MB 以上・ OS が W�ndowsV�sta、W�ndows7 の場合 Pentium 4 3.0GHz 以 上 の イ ン テ ル 社 製 x64 ま た は x86 プ ロ セ ッ サ。 た だ し、

    Windows 7(64 ビット版 ) 使用時は Pentium 4 3GHz 相当以上のインテル社製 x64 プロセッサ。

    2GB 以上

    ハードディスク・ 空き容量: 50MB 以上 ( 推奨:1GB 以上 )・ 回転数:7200rpm 以上推奨

    CD-ROM ドライブOS に対応した CD-ROM ドライブを、本ソフトウエアインストール時に使用します。

    マウス、キーボードなどの入力機器OS がサポートする入力機器

    ディスプレイOS が推奨するビデオカードと OS に対応した 1024 x 768 ドット以上、65,536 色 (16 ビット、High Color) 以上のディスプレイ。

    プリンタOS に対応したプリンタとプリンタドライバー

    イーサネットポートOS がサポートするイーサネットポート (10BASE-T、または 100BASE-TX)

  • ご使用になる前に

    1-5IM MW180-01

    1

    2

    3

    4

    5

    1.3 MW100 ビューアソフトウエアのセットアップ方法

    以下は、Windows XP 環境でインストールするときの操作です。

    1. PC 本体の電源を入れ、Windows を起動します。「Administrator」権限で、Windows にログインしてください ( そうでない場合は、本ソフ

    トウエアをインストールすることはできません )。PC の OS が Windows XP 以外の場合も同様です。

    オートランが許可されている場合2. CD-ROM をドライブに挿入します。

    セットアッププログラムが自動的に起動するので、操作 4 に移ります。

    オートランが許可されていない場合2. [ マイコンピュータ ] の CD-ROM アイコンをダブルクリックして、CD-ROM ドラ

    イブのウインドウを開きます。

    3. [SETUP.EXE] ファイルをダブルクリックします。セットアッププログラムが起動します。

    4. インストールの [ 実行 ] ボタンをクリックし、使用言語を選択したのち、[ 次へ ]をクリックします。

    5. [ 次へ ] をクリックし、表示される使用許諾契約書の内容を確認したのち、[ 使用許諾契約の全条項に同意します。] にチェックを入れ、[ 次へ ] をクリックします。

    6. 下図のダイアログボックスでユーザ名、会社名、およびライセンス番号を入力し、[ 次へ ]をクリックします。ライセンス番号は、MW100 ビューアソフトウエアセットアップ用 CD-ROM のケース表面に貼ってあるラベルに記載されています。

  • 1-6 IM MW180-01

    7. インストールするセットアップタイプを選択し、[ 次へ ] をクリックします。インストール先の初期設定は [C:¥Program Files¥Yokogawa Electric Corporation¥MW100 Viewer Software] です。[ カスタム ] を選択すると、インストール先とインストールする機能を選択できます。画面にしたがって操作してください。

    8. [ インストール ] をクリックし、インストールを開始します。9. [ 完了 ] をクリックし、インストールを終了します。

    1.3 MW100 ビューアソフトウエアのセットアップ方法

  • ご使用になる前に

    1-7IM MW180-01

    1

    2

    3

    4

    5

    解  説インストール結果本ソフトウエアを正常にインストールすると、指定ディレクトリ ( デフォルトの場合、C:¥Program Files¥Yokogawa Electric Corporation) に [MW100 Viewer Software] フォルダが作成されます。プログラムリストに [MW100 Viewer Software] が登録され、そのサブリストに [MW100 IP 設定ソフトウェア ]、[MW100 ビューア ]、[MW100 校正ソフトウエア ] が登録されます。

    Note [MW100 Viewer] フォルダの中には、[CONV] フォルダが作成されます。[CONV] フォルダは

    ビューアによって作成されます。ファイル変換用ファイルの格納に一時的に使用するので削除しないでください。

    1.3 MW100 ビューアソフトウエアのセットアップ方法

  • アドレス設定ソフトウエア

    2-1IM MW180-01

    1

    2

    3

    4

    5

    2.1 アドレス設定ソフトウエア画面の各部名称と使い方

    アドレス設定ソフトウエア画面の各部名称

    一覧表示画面拡大/縮小ボタン

    一覧表示画面 アドレス設定画面

    ステータスバー

    メニューバー

    一覧表示画面の各部名称と使い方一覧表示画面拡大 / 縮小ボタンをクリックすると、下図のように拡大表示できます。

    探すボタンクリックすると同一セグメント内のMW100を検索、表示します。

    工場出荷時にMW100本体に設定された MACアドレス メインモジュールの形名銘板に記載 されています。

    メインモジュールの形名銘板に記載の計器番号

    MW100の付加仕様コードMW100のファームウエアバージョン

    モデルMW100と表示されます。

    応答ボタンクリックすると、該当するMW100本体の7セグメントLEDに[--CALL--]と表示されます。

    第 2 章 アドレス設定ソフトウエア

  • 2-2 IM MW180-01

    アドレス設定画面チェックボックスにチェックした場合、設定変更できる項目とできない項目が変わります。文字色が薄くなっている設定項目については、変更できません。

    DHCPサーバからのIPアドレスを解放します。 設定内容を初期値に戻します。 初期値に戻ると同時に、MW100を 再検索します。

    編集内容を更新します。 更新と同時にMW100を再検索します。

    編集前の状態に戻ります。

    [ネットワークの設定]ボタンをクリックすると 設定が変更可能に変わります。

    2.1 アドレス設定ソフトウエア画面の各部名称と使い方

  • アドレス設定ソフトウエア

    2-3IM MW180-01

    1

    2

    3

    4

    5

    2.2 設定項目詳細

    操  作下記の操作を行う前に、接続する MW100 の電源スイッチを ON にしておくとともに、ネットワークに MW100 を接続しておいてください。ネットワークに MW100 を接続する場合は、工場出荷時の IP アドレスを変更したあとで、接続してください (「PC と MW100をローカル (1 対 1) 接続してアドレスを変更する」参照 )。

    PC と MW100 をローカル (1 対 1) 接続してアドレスを変更する工場出荷時に設定された IP アドレスのままでは、MW100 は通信できません。アドレス設定ソフトウエアがインストールされた PC、またはアドレス設定ソフトウエア CD-ROM を入れた PC と、MW100 をローカル (1 対 1) 接続して IP アドレスを変更します。変更手順は以下と同様です。

    ネットワークに接続された MW100 のアドレスを変更する1. アドレス設定ソフトウエアを起動します。

    アドレス設定画面が表示されます。

    2. 一覧表示画面の [ 探す ] ボタンをクリックします。同一セグメント内に存在する MW100 が表示されます。

    3. アドレス設定変更したい MW100 の番号をクリックします。選択した MW100 の情報が青色文字になります。

    4. アドレス設定変更画面の [ ネットワーク設定 ] をクリックします。設定変更が可能になります。

    5. 各項目を設定します。6. 設定した内容を、MW100 に反映する [ 変更 ]、設定変更を中止する [ 中止 ]、

    DHCP サーバからの IP アドレスを解放する [ 解放 ] のいずれかを選択します。

    2 4

    3

    5

    6

    Note OS が Windows XP、Windows Vista、または Windows 7 の場合、ファイアウォール機能が

    有効になっていると、[ 探す ] ボタンをクリックしても認識しないことがあります。回避方法は付録 1 をご覧ください。( ウィルス対策ソフトウエアのファイアウォール機能でも同様の現象が起きる可能性があります。)

  • 2-4 IM MW180-01

    MW100 の固定 IP アドレスで設定を変更する方法1. MW100 の電源を OFF したのち、ディップスイッチ 1 の No.8 だけを OFF にして、

    電源を ON します。MW100 の IP アドレスは「192.168.0.10」、サブネットマスクは「255.255.255.0」になります。

    2. PC のネットワーク設定を「192.168.0.xx」、サブネットマスクを「255.255.255.0」に設定します。(xx は 10 を除く 1 ~ 254 の任意の数字です。)

    3. ブラウザで「192.168.0.10」と入力して MW100 に接続します。MW100 の設定変更が可能な状態になります。

    4. ブラウザで、MW100 のレンジ設定やネットワーク設定などの設定変更を実行します。

    5. MW100 の電源を OFF したのち、「192.168.0.10」の IP アドレスで接続した場合は、ディップスイッチ 1 の No.8 を OFF(No.1 ~ 7 すべてを ON) にして、電源をON します。設定変更した IP アドレスで接続したい場合は、ディップスイッチ 1の No.8 を ON(No.1 ~ 8 すべてを ON) にして、電源を ON します。手順 4 で設定した内容 ( ネットワーク設定を含む ) で MW100 が起動します。

    解  説MW100 本体の電源を OFF にして、ディップスイッチ 1 の No.8 を OFF にした状態で電源を ON すると、MW100 のアドレスは「192.168.0.10」になります。ブラウザで、アドレス「192.168.0.10」を指定して MW100 本体と接続すると、レンジ設定などの設定変更が可能になります。このとき、MW100 の IP アドレスを変更しないで、MW100 本体の電源を OFF したのちディップスイッチ 1 の No.8 を ON にした状態で再び電源を ON すると、「192.168.0.10」の前に設定されていたアドレス設定に戻ります。

    MW100 に接続中のユーザがいた場合に、アドレス設定ソフトウエアで設定変更したとき、MW100 の測定と記録は継続されますが、モニタは中断し、アドレスは変更されます。

    ホスト名他の MW100 と区別しやすい名称を半角英数字で最大 63 文字で設定します。[ ホスト名をサーバに登録する ] にチェックすると、自動的に DNS サーバにホスト名を登録することができます。ただし、DNS サーバがダイナミック DNS に対応している必要があります。詳しくはネットワーク管理者にお問い合わせください。

    IP アドレスを自動的に取得するIP アドレスを DHCP サーバから自動的に取得する場合、チェックボックスにチェックします。このとき、[DNS 情報を自動的に取得する ] にチェックすると、DNS サーバの IPアドレスとドメイン名も DHCP サーバから自動的に取得することができます。なお、このとき、ドメイン名は、DHCP サーバで指定されたものに固定されます。詳しくはネットワーク管理者にお問い合わせください。IP アドレスが正しく取得できたことを確認するには、[ 変更 ] ボタンをクリックして、しばらくしたのち、一覧表示画面の [ 探す ] ボタンをクリックして確認してください。[ 変更 ]ボタンをクリックした直後に確認した場合、IP アドレス、サブネットマスク、およびデフォルトゲートウェイが「0.0.0.0」と表示されることがあります。このときは、しばらくしてから再度、[ 探す ] ボタンをクリックし、IP アドレスが正しく取得できたことを確認してください。

    2.2 設定項目詳細

  • アドレス設定ソフトウエア

    2-5IM MW180-01

    1

    2

    3

    4

    5

    IP アドレスIP アドレスは、インターネットやイントラネットなどの IP ネットワークに接続されたコンピュータや通信機器 1 台 1 台に割り振られた識別番号です。8 ビットずつ 4 つに区切られた 32 ビットの数値が使われ、「211.9.36.148」などのように、0 から 255 までの 10進数の数字を 4 つ並べて表現されます。MW100 に割り当てる IP アドレスを設定します。初期値は、「0.0.0.0」です。PC とローカル (1:1) 接続するときは、PC 側の IP アドレスを自動取得する設定ではなく、MW100に設定する IP アドレス以外の IP アドレス ( たとえば、MW100 に [192.168.0.10] を割り当てたとしたら、[192.168.0.100]) に設定してください。PC と MW100 を 1:1 で接続するときは、以下のように設定してください。

    PC と MW100 の設定例

    PC の IP アドレス 192.168.0.100PC のサブネットマスク 255.255.255.0MW100 の IP アドレス 192.168.0.10MW100 のサブネットマスク 255.255.255.0

    NoteIP アドレスを含むすべての設定を工場出荷時の初期値に戻すときは、メインモジュールの電源を OFF にした状態で、メインモジュールのディップスイッチ 1 の No.5 を OFF にしたのち、電源を ON にします。7 セグメント LED の表示が「bF」になると、すべての設定が初期値に戻ります。7 セグメント LED の「bF」表示を確認したのち、メインモジュールの電源を OFF にして、ディップスイッチ 1 の No.5 を ON に戻して、メインモジュールの電源を再投入してください。

    サブネットマスクIP アドレスからサブネットのネットワークアドレスを求めるときに使用するマスク値を設定します。初期値は「0.0.0.0」です。サブネットマスクについては、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

    Noteインターネットのような巨大な TCP/IP ネットワークは、複数の小さなネットワーク ( サブネット ) に分割されて管理されています。IP アドレスのうち何ビットをネットワークを識別するためのネットワークアドレスに使用するかを定義した 32 ビットの数値をサブネットマスクといいます。ネットワークアドレス以外の部分が、ネットワーク内の個々のコンピュータを識別するホストアドレスです。サブネットマスクの設定値は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。設定する必要がない場合もあります。

    デフォルトゲートウェイ他のネットワークの機器と通信をするときに使用するゲートウェイ ( デフォルトゲートウェイ ) の IP アドレスを設定します。初期値は [0.0.0.0] です。PC とローカルに 1 対 1で接続するときは、初期値のままで構いません。この場合、PC のデフォルトゲートウェイは設定する必要がありません。

    Noteデフォルトゲートウェイは、所属するネットワーク外のコンピュータへアクセスする際に使用するルータまたはコンピュータです。デフォルトゲートウェイの IP アドレスは、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

    2.2 設定項目詳細

  • 2-6 IM MW180-01

    2.2 設定項目詳細

    第 1DNS サーバ第 2DNS サーバドメイン名と IP アドレスを対応させるシステムが DNS です。他のネットワーク機器からホスト名とドメイン名を使用してアクセスするには、ドメイン名を管理する DNS サーバにホスト名と IP アドレスが登録されている必要があります。また、MW100 では、ドメイン名はドメインサフィックスとしても用いられます。MW100 では、2 つの DNS サーバを指定することができます。必ず IP アドレスで設定してください。詳しくは、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

    ドメイン名半角 63 文字まで設定できます。IP アドレスは数値で表現されます。この数字だけの集まりだと認識しにくいときがあります。そこで、ドメイン名とホスト名を使用してわかりやすくすることができます。ブラウザで MW100 本体と接続する場合に、MW100 本体のホスト名とドメイン名を指定すると接続できます。

    ホスト名とドメイン名を指定することで IP アドレスではなく、任意の名前で MW100 にアクセスすることができます。このとき、ドメイン名を管理する DNS サーバに MW100のホスト名が登録されている必要があります。詳しくは、ネットワーク管理者にお問い合わせください。MW100 は、DNS サーバに自動的にホスト名を登録するダイナミック DNS(DDNS) をサポートしています。この機能を有効にするには、[ ホスト名をサーバに登録する ] にチェックします。ただし、DNS サーバが DDNS に対応している必要があります。詳しくは、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

    第 1 ドメインサフィックス第 2 ドメインサフィックスドメインサフィックスは半角 63 文字まで設定できます。ドメインサフィックスは DNS サフィックスとも呼ばれますが、メールサーバなどをホスト名だけで設定した場合に自動的に補われるドメイン名のことです。たとえば、ドメイン名に mw100.com、第 1 ドメインサフィックスに DAQMASTER1.com、第 2 ドメインサフィックスに DAQMASTER2.com を指定してメールサーバに mail と設定した場合、MW100 は、 1. mail 2. mail.mw100.com 3. mail.DAQMASTER1.com 4. mail.DAQMASTER2.comの順番に DNS サーバに問い合わせ、最初に得られた IP アドレスをメールサーバとして、メールを送信します。

  • 3-1IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    3.1 測定 / 演算 / 間引きデータの読み込み

    操  作1. ビューアを起動します。2. [ ファイル ] メニューの [ 開く ] を選択します。 ツールバーの ボタンのクリックでも可能です。

    [ ファイルを開く ] ダイアログボックスが表示されます。

    3. 読み込みたいファイルを選択し、[ 開く ] ボタンをクリックします。 波形表示ウインドウが表示されます。

    ファイル情報 表示データを印刷するとき にこの情報も印字される

    MW100 で分割されたデータファイルを読み込む場合

    波形表示ウインドウが表示される前に、結合可能なファイルがあれば [ 関連ファイルとの結合処理を行いますか? ] ダイアログボックスが表示されます。結合処理を行う場合には [ はい ] のボタン、指定したファイルだけ表示する場合は [ いいえ ] のボタンをクリックします。

    波形表示ウインドウを表示

    同一グループ内でもブラウザで設定した[記録周期]ごとのグラフと演算チャネルのグラフに分割されて表示される

    第 3 章 ビューア

  • 3-2 IM MW180-01

    解  説読み込み対象ファイル• MW100 で FTP 転送されたファイル ( 拡張子:[.MXD])• MW100 で CF カードに保存されたデータファイル ( 拡張子:[.MXD])• 本ソフトウエアで結合処理して保存したファイル ( 拡張子:[.MXC])

    読み込み可能なデータの表示範囲 / ファイルサイズ / データ点数• 50 グループ• 1 グループの最大チャネル数:32• ファイルサイズ:2GB• データ点数:500 万点

    Note• 500 万点に近いデータ点数のファイルを読み込むときは、[ メモリが足りません。直ちに終

    了してください。] のエラーメッセージが表示されることがあります。この場合、「システムの仮想メモリのページングファイルサイズ」の最大サイズを 2GB 以上に設定してください。Windows XP では、「システムの仮想メモリのページングファイルサイズ」は、[ コントロールパネル ] を開いてクラシック表示に切り替えたあと、 [ システム ] > [ システムのプロパティ ] > [ 詳細設定 ] タブページの [ パフォーマンス ] の [ 設定 ] ボタン > [ 詳細設定 ] タブページの [ 仮想メモリ ] の [ 変更 ] ボタンの選択で表示されるダイアログボックスで設定変更できます。

    • 500 万点に近いデータ点数のファイルを複数読み込むことはできるだけ避けてください。複数読み込むと、PC のパフォーマンスが極端に低下する可能性があります。

    • 分割ファイルのデータ数によって結合処理に時間がかかる場合があります。• 結合処理を行っても、結合処理前のファイル ( 拡張子 [.MXD]) は削除されません。

    ファイルの結合機能MW100 本体の CF カードに保存されたデータ、および FTP 転送されたデータは、結合処理することができます。トリガで作成されたファイルは、結合できません。• 対象ファイルは、記録開始から終了までの同じユニットで作成された MW100 の測定・

    演算データファイル、間引きデータファイルです。

    [File 0] 開始条件:開始 終了条件:分割

    測定グループ1

    ファイル番号が0の ファイル集合

    この集合が結合単位になる

    [File 1] 開始条件:分割 終了条件:分割

    ・・・ [File 2] 開始条件:分割 終了条件:分割

    [File N*] 開始条件:分割 終了条件:終了

    *最大ファイル数

    [File 0] 開始条件:開始 終了条件:分割

    測定グループ2[File 1] 開始条件:分割 終了条件:分割

    ・・・ [File 2] 開始条件:分割 終了条件:分割

    [File N*] 開始条件:分割 終了条件:終了

    [File 0] 開始条件:開始 終了条件:分割

    測定グループ3[File 1] 開始条件:分割 終了条件:分割

    ・・・ [File 2] 開始条件:分割 終了条件:分割

    [File N*] 開始条件:分割 終了条件:終了

    時間

    [File 0] 開始条件:開始 終了条件:分割

    演算

    記録開始 記録終了

    [File 1] 開始条件:分割 終了条件:分割

    ・・・ [File 2] 開始条件:分割 終了条件:分割

    [File N*]開始条件:分割終了条件:終了

    3.1 測定 / 演算 / 間引きデータの読み込み

  • 3-3IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    • 複数測定グループの同じファイル番号ファイル集合が結合の単位になります。• ファイル集合に指定ファイル番号の測定グループ個数分 ( 測定グループが 3 つ設定さ

    れていれば 3 個 ) のファイルが揃ってない場合、該当ファイル番号のファイル集合直前まで結合されます。

    • 結果ファイルは、500 万点 /2GB の制限範囲内で作成されます。指定ファイル No. 集合から記録終了ファイル No. 集合まで制限を超えない場合、指定ファイル No. 集合から前のファイル No. 集合検索し、制限を超えない範囲で結合します。

    • 結合ファイルのファイル拡張子は、[.mxc] になります。

    NoteCF カードのデータや FTP 転送したデータは、あらかじめ PC のハードディスクにコピーしてから作業してください。

    3.1 測定 / 演算 / 間引きデータの読み込み

  • 3-4 IM MW180-01

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

    操  作

    波形表示ウインドウでの表示変更下図の説明に従って、表示設定を変更します。

    表示グループの切り替え

    スケール チャネルのON/OFF

    グリッドの濃さの 変更

    チャネル番号と単位

    背景色の濃さの 変更

    時間軸の 拡大/縮小 表示ゾーンの切り替え

    アクティブチャネルの切り替え アラーム表示ON/OFF

    クリップ表示のON/OFF

    ゾーン表示部の ON/OFF

    グリッド表示の切り替え

    カーソルを アラーム変化点 へ移動

    ツールバーでの表示変更下図の説明に従って、表示設定を変更します。

    区間統計演算値表示ウインドウの表示

    表示詳細設定ウインドウの表示

    カーソル値表示ウインドウの表示

    ディジタル値表示ウインドウの表示 アラーム/マーク一覧表示

    波形表示ウインドウの表示 時刻表示/時間表示の切り替え

    タグコメント表示 タグ名表示

    チャネル番号表示

    マークの追加 カーソルAを左側マークへ移動

    カーソルAを右側マークへ移動 カーソルBを左側マークへ移動

    カーソルBを右側マークへ移動

  • 3-5IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    メニューでの表示変更[ 編集 ]、[ 表示 ]、[ ウインドウ ] の各メニューを表示して、必要なメニュー項目を選択し表示変更します。

    演算結果表示ウインドウの表示カーソル値表示ウインドウの表示

    ディジタル値表示ウインドウの表示

    マークの追加/削除

    カーソルの消去マークの検索

    データファイルの表示を変更するチャネル番号/タグ名/タグコメント*1の切り替え時刻/時間表示の切り替え*2ツールバーの表示ON/OFFステータスバーの表示ON/OFF

    表示ウインドウの整列(重ねる/並べるの選択)表示ウインドウアイコンの整列波形表示ウインドウの表示ディジタル値表示ウインドウの表示

    表示ウインドウの切り替え

    *1 MW100のデータにはタグコメント が存在しません。タグコメントを選択 するとタグ名を表示します。*2 ディジタル値表示のときは、 [時刻/時間表示形式]の項目も表示各表示エリアの並べ方を自動/横/縦から選択

    アラームおよびマークの詳細一覧表示

    表示詳細設定ウインドウでの表示変更下図の説明に従って、表示設定を変更し、[OK] ボタンをクリックします。表示の設定は、表示グループごとに行います。

    Y軸の表示方式の選択

    ほかの表示グループへの切り替え

    チャネルの選択(チャネル選択ダイアログボックスの表示)

    グループ名表示のON/OFF

    Y軸の種類(線形/対数)選択 複数軸ゾーン表示時のY軸の表示ON/OFF

    スケールの 最大/最小値

    トリップ点の表示ON/OFF

    トリップ点の値

    チャネルの表示色

    表示ゾーン位置

    コピー/貼り付け対象にする ときクリックしてフラグを表示、 コピー/貼り付け対象にしない ときクリックしてフラグを隠す

    Noteブラウザの表示設定はビューアには反映されません。

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

  • 3-6 IM MW180-01

    解  説表示グループとグループ名読み込まれたチャネルごとのデータは、記録時のグループに分けて、波形またはディジタル値 ( 数値 ) で表示します。50 グループに分けることができます。1 グループに登録できるチャネル数は最大 32 です。表示詳細設定ウインドウのチャネル選択ボタンをクリックすると、下図のように、チャネル選択ダイアログボックスが表示されます。波形を識別するラベルには、[ 表示 ] メニューで、チャネル番号のほか、タグ名またはタグコメントを選択できます。その選択によって、チャネル選択ダイアログボックスではチャネル番号 / タグ名 / タグコメントのどれかが表示されます。チャネルを割り当てないときは、[] を選択します。

    波形表示ウインドウで波形の表示を ON/OFF したいときは、下図に示すように、スケールバーの下にあるボタンをクリックします。

    波形を表示しない

    各グループに設定されているグループ名は、全角文字および半角文字が使用でき、半角文字換算で最大 30 文字までで変更できます。波形表示ウインドウ / ディジタル値表示ウインドウでは、下図のように、チャネルが登録されている表示グループのグループ名が表示されます。

    Y 軸の種類波形表示時の Y 軸は、等間隔の線形目盛り、または対数目盛りのどちらかを選択できます。

    線形 対数

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

  • 3-7IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    スケールの最大値 / 最小値とスケール値の表示形式波形表示時のスケールの最大値 / 最小値を変更できます。表示詳細設定ウインドウの [ スケール計算 ] ボタンをクリックすると、データの最大値 / 最小値により、選択したチャネルのスケールの最大値 / 最小値を自動計算します。Y 軸は下図のように指数形式でも表示できます。

    指数形式の選択

    波形の表示ゾーンの選択次の中から選択できます。表示詳細設定ウインドウの [ ゾーン ] 設定では、波形表示エリアの下端を 0%、上端を 100%として、波形表示位置をその最小値 (0 ~ 99% )/ 最大値 (1~ 100% ) で設定します。• 指定ゾーン 表示詳細設定ウインドウの [ ゾーン ] で設定した表示位置に各波形を表示します。Y

    軸のアクティブチャネルのものを 1 つだけ表示します。

    指定ゾーンの選択

    バーのクリックで、アクティブチャネルを指定

    アクティブチャネルのY軸を表示

    アクティブ チャネルの バーを示す

    表示ゾーンの設定

    • 編集ゾーン 指定ゾーンと同じように、表示詳細設定ウインドウの [ ゾーン ] で設定した表示位置

    に各波形を表示しますが、波形表示ウインドウでゾーンの変更が可能です。Y 軸のアクティブチャネルのものを 1 つだけ表示します。

    編集ゾーンの選択

    つまみをドラッグすると、 ゾーンの最小値/最大値を 個別に変更できる バーをドラッグすると、

    ゾーンの幅を変えずに ゾーン位置を変更できる

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

  • 3-8 IM MW180-01

    • フルゾーン 表示詳細設定ウインドウの [ ゾーン ] 設定に関わらず、全波形を波形表示エリアのフ

    ルゾーンで表示します。Y 軸のアクティブチャネルのものを 1 つだけ表示します。

    フルゾーンの選択

    波形表示エリア(フルゾーン)

    • スライドゾーン 表示詳細設定ウインドウの [ ゾーン ] 設定に関わらず、各波形の表示位置を波形表示

    エリア内で上下に少しずつずらし、波形を表示します。Y 軸のアクティブチャネルのものを 1 つだけ表示します。

    スライドゾーンの選択

    このようにスライドさせる

    • 自動ゾーン 表示詳細設定ウインドウの [ ゾーン ] 設定に関わらず、表示波形の数に応じて波形表

    示エリアを等分割して表示します。

    自動ゾーンの選択

    自動的に等分割

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

  • 3-9IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    • 複数軸ゾーン 表示波形の Y 軸を左右方向に並べ、指定された Y 軸すべてを表示します。表示しない

    Y 軸があるときは、表示詳細設定ウインドウの [Y 軸 ] チェックボックスのチェックを外します。表示位置は、表示詳細設定ウインドウの [ ゾーン ] で設定します。チャネルバーを波形表示エリアにドラッグ&ドロップすると、該当チャネルの Y 軸を表示します。反対に、Y 軸をゾーン表示エリアにドラッグ&ドロップすると、該当チャネルの Y 軸を非表示にします。

    フルゾーンの選択

    波形表示エリア(フルゾーン)

    グリッド表示グリッドの種類を選択します。

    ここを選択したとき ここを選択したとき ここを選択したとき

    トリップ点波形表示エリアに着目する値 ( トリップ点 ) を示す線 ( トリップラインと呼びます ) を表示できます。表示詳細設定ウインドウの [ トリップ 1]/[ トリップ 2] 設定で、波形ごとに2 つのトリップ点 ( トリップ 1- 赤 / トリップ 2- 青 ) を設定できます。1 番右側にある Y軸に対応する波形のトリップラインが表示されます。

    トリップラインの表示をON

    トリップ1の値* トリップ2の値*

    トリップライン トリップ1の値

    トリップ2の値 Y軸

    * ドラッグすることで 移動できる

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

  • 3-10 IM MW180-01

    チャネルの表示色[ 表示詳細 ] 設定ウインドウの [ 色 ] 欄に表示されているチャネルの表示色をクリックすると、[ 色の設定 ] ダイアログボックスが表示されます。[ 色の設定 ] ダイアログボックスで、各チャネルの色を選択できます。任意の色を設定するときは、[ 色の設定 ] ダイアログボックスの [ 色の作成 ] ボタンをクリックします。

    波形のクリップ初期設定 ( クリップ OFF) では、測定値 / 演算値がスケールの最小値 / 最大値を超えると、下左図に示すとおり、波形は表示されません。クリップ ON の設定にすると、スケールの最小値より小さな値は最小値、スケールの最大値より大きな値は最大値として波形を表示します。

    クリップOFF クリップON

    波形表示の時間軸の拡大 / 縮小波形表示ウインドウでは、波形表示エリアごとに、拡大 / 縮小アイコンのクリックで、時間軸を [20] ~ [1/1000] 倍の範囲で縮小 / 拡大できます。

    拡大率

    時間軸拡大/縮小アイコン

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

  • 3-11IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    マークの追加波形表示エリアをクリックした位置 ( カーソルを表示 ) に、MW100 本体で測定中にブラウザで設定したマーク以外に、下図に示すようなマークを追加できます。マークに付ける文字列 ( 初期設定は [Mark]) は、半角文字換算で最大 15 文字です。また、[ マーク位置 ]は、[ 左側 ]、[ 中央 ]( 初期設定 )、[ 右側 ]、または [ フラグ ]( 文字列を表示しない小さなマーク ) から選択できます。[ フラグ ] 以外では、設定した文字列とマーク位置の時刻または時間を表示します。文字列またはマーク位置は、マーク追加アイコンをクリック ( または [ 編集 ] メニューの[ 任意マーク追加 ] を選択 ) したときに表示される [ マーク ] ダイアログボックスで設定できます。[ マーク ] ダイアログボックスでは、すべてのグループの波形にマークを付ける ( 初期設定 ) のか、表示されているグループの波形だけにマークを付けるのかを選択できます。表示されているマークを消すときは、消したいマークのある範囲をカーソルで指定したのち、[ 編集 ] メニューの [ マークの削除 ] を選択します。また、ビューアで追加したマークをすべて消す場合は、[ 編集 ] メニューの [ マークを初期状態に戻す ] を選択します。

    左側 時刻表示 マーク追加アイコン マークに時刻を表示/非表示

    右側 時刻非表示 フラグ カーソルを表示

    または ビューアで追加したマークは緑色、 MW100のトリガは黄色、 ブラウザで設定したマークはオレンジ色

    マークのダブルクリックで設定変更可能

    時刻 / 時間表示の切り替え初期設定では、時間軸は、時刻で表示します。時間軸は、先頭データ位置を基点とする相対時刻で表示することができます。

    時刻/時間表示切り替え 時刻表示 時間表示

    ディジタル値表示では、[ 表示 ] メニューの [ 時刻 / 時間表示形式 ] で、時刻 / 時間の表示形式とデータ番号の ON/OFF を選択できます。

    時刻表示 時間表示

    アラーム / マーク一覧表示では、時間は常に時刻で表示します。

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

  • 3-12 IM MW180-01

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

    アラームの表示 / 非表示切り替えアラームの発生状況を示すアラーム表示エリアを表示しないようにすることができます。アラームの表示のしかたはブラウザの画面表示と同じです。

    アラームの表示/非表示切り替え アラーム表示なし

    アラーム表示エリア

    アラーム / マークの一覧表示アラーム / マークの詳細を一覧表示します。[ ウィンドウ ] メニューの [ アラーム / マーク一覧表示 ] を選択します。ツールバーの ボタンのクリックでも可能です。

    • アラーム一覧表示

    クリックした項目順にソートする 現在このマークの項目順にソートしている

    • マーク一覧表示

    クリックした項目順にソートする 現在このマークの項目順にソートしている

    ビューアでつけたマーク

    MW100のトリガマーク

    ブラウザの表示画面でつけたメッセージマーク

    マークのついているグループ名 グループ名がない場合は、全グループに マークがついている

  • 3-13IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    アラーム / マーク一覧表示では、波形表示画面、ディジタル表示画面とカーソルが連動します。アラーム / マーク一覧表示画面でのカーソルで選択されたアラーム / マークは、クリップボードにコピー ([ 編集 ] メニューの [ コピー ] を選択して実行 ) できます。アラーム / マーク一覧は、アスキー、エクセル、ロータス形式に変換できます (3.7 節参照 )。

    アラームの表示制限 :1 つのファイルのアラームは、10000 個まで表示できます。

    アラーム左右検索 ( 波形表示画面だけ )アクティブチャネルのアラームを検索します。

    カーソルBを左側のアラーム変化点へ移動 カーソルBを右側のアラーム変化点へ移動

    カーソルAを右側のアラーム変化点へ移動 カーソルAを左側のアラーム変化点へ移動

    カーソルB カーソルAアクティブチャネルの切り替え

    アラーム表示

    マーク左右検索 ( 波形表示画面だけ )波形表示画面で、カーソル A、B を右側または左側のマークに移動します。[ 編集 ] メニューの [ マーク検索 ] を選択します。またはツールバーのボタンをクリックします。

    カーソルBを左側のマークへ移動 カーソルBを右側のマークへ移動

    カーソルAを右側のマークへ移動 カーソルAを左側のマークへ移動

    カーソルA カーソルB

    マークブラウザのモニタ画面でつけたマークはオレンジ色、MW100本体のトリガマークは黄色、ビューアでつけたマークは緑色で表示される

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

  • 3-14 IM MW180-01

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

    ディジタル値表示波形表示ウインドウとともに、下図のようなディジタル値表示ウインドウも表示できます。測定周期が異なるチャネルが同じグループ内にある場合は、画面を分割して表示します。表示グループ、アクティブチャネル、およびマーク表示は、波形表示と連動しています。ディジタル値表示ウインドウで、カーソルが表示されている場合、カーソル間のデータが赤色で表示されます。また、カーソル位置のデータ表示欄の背景は灰色で表示されます。

    日時

    表示グループの 切り替え

    アラーム

    チャネルの表示色

    値 データ番号

    アクティブチャネル(波形表示でのY軸表示チャネル)

    マーク表示 水平スクロール

    記録周期ごと に表示

    Note• 波形表示ウインドウで 2 つのカーソルが表示されている状態でディジタル値表示ウインド

    ウを表示すると、カーソルで指定された区間の数値が赤く表示されます。この状態で、[ 編集 ] メニューの [ コピー ]( または Ctrl + C キー ) をクリックすると、その区間のデータをテキストデータとしてクリップボードにコピーすることができます。

    • カーソルで指定した区間の行数が 1000 行を超えるとコピーできません ([ 編集 ] メニューの[ コピー ] が選択できなくなります )。

    • 測定周期のデータを複数表示している場合、アクティブな測定周期のデータシートのカーソル区間がコピーされます。アクティブな測定周期データシートは、最上段の行だけが水色で表示されます。非アクティブなシートは、最上段の行と最左端の列の色が同じ色になります。マウスを画面のシート上に動かしてクリックすると、そのシートがアクティブになります。

  • 3-15IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    3.2 測定 / 演算 / 間引きデータの表示に関する設定

    表示詳細設定ウインドウにおける設定の初期化 / コピー / ペースト操作について表示詳細設定ウインドウでは、下図に示すように、設定を初期値に戻したり、1 つまたは複数の波形の設定をほかの波形の設定にコピー / ペーストすることができます。コピー/ ペーストは下記の手順で行うことができます。コピー元の波形番号 ([No.] 欄 ) をドラッグ→ [ コピー ] ボタンをクリック→コピー先の波形番号をドラッグ→ [ 貼り付け ] ボタンをクリック

    一括でON/OFFするときにこのボタンをクリック

    コピー/ペースト対象にするときは クリックしてフラグを表示

    コピー/ペーストの対象にしない ときはクリックしてフラグを隠す

    初期設定に戻すときに このアイコンをクリック

    チャネルを順に割り付けるときにこのボタンをクリック

    選択範囲の先頭と同じ設定にするときに このボタンをクリック

    すべてを対象にするときにクリック

    範囲を選択するときはドラッグ

    コピーした設定をペーストするとき

    設定をコピー するとき

    データの最大/最小値に スケールを合わせるとき

    データファイルの表示条件の適用ビューアで設定したグループデータ表示条件 ( テンプレートの使用または表示条件設定ファイルを反映したグループデータ表示条件を含む ) は、クリアされ、チャネル表示はデータファイルの表示設定に戻ります。データファイルに表示設定がない場合には、初期設定に戻ります。各グループの波形表示画面上部のツールボタンによる設定 ( アラーム表示 ON/OFF、時間軸の拡大 / 縮小、表示ゾーンの切り替え、グリッド表示の切り替え、クリップ表示のON/OFF)、グリッドの色、および波形の背景色の設定は、初期設定に戻ります。

    時間軸の 拡大/縮小 表示ゾーンの切り替え

    アラーム表示ON/OFF

    クリップ表示のON/OFF グリッド表示の切り替え

    カーソルをアラーム変化点へ移動

  • 3-16 IM MW180-01

    3.3 カーソルによる測定 / 演算 / 間引き値の読み取り

    操  作1. 波形表示ウインドウで、カーソルによる値の読み取りを行いたいグループのタブ

    をクリックします。

    2. 波形表示ウインドウの波形表示エリア上で、データを読み取る位置でマウスをクリックします。

    同時にもう一点を読み取りたいときは、マウスをドラッグします。最初にクリックしたときに表示されるのがカーソル A、ドラッグした位置に表示されるのがカーソル B です。測定点は波形とカーソルの交点上に黄色の円で表示されます。

    カーソルA カーソルB

    測定点

    グループ選択タブ

    波形表示エリアに表示されている波形は、スクロールボタンまたはスクロールバーの操作で移動します。

    3. [ ウインドウ ] メニューの [ カーソル値表示 ] を選択します。

    下図に示すようなカーソル値表示ウインドウが表示されます。

    チャネル番号/ 測定単位

    チャネルの表示色

    カーソルAB間の時間

    カーソルBの時刻

    カーソルAの時刻

    カーソルBの値-カーソルAの値 カーソルBの値

    カーソルAの値

    アラームの 表示

    カーソルAのデータの番号

    カーソル Aの移動

    カーソルBのデータの番号

    カーソル Bの移動

    カーソルAB間のデータの番号差

  • 3-17IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    カーソルの消去[ 編集 ] メニューの [ カーソル消去 ] を選択します。カーソルが消えるとともに、カーソル値表示ダイアログボックスで表示されていたカーソル値が消去されます。

    解  説カーソルによる測定値 / 演算値の読み取りカーソルは、2 つ表示できます。カーソル値表示ウインドウでは、下記の読み取りが可能です。• カーソル上の値• カーソル間の値の差• カーソル位置の時刻 / データ番号• カーソル間の時間 / データ番号差• カーソル上の値のアラーム状態

    Note• カーソル値表示時のカーソルと、区間統計演算の区間を指定するカーソルは共通です。• カーソル値表示ウインドウと区間統計演算値表示ウインドウは、同時に表示できます。• カーソル値表示ウインドウを表示したまま、波形表示ウインドウで他のグループのタブを

    クリックすると、カーソル値表示ウインドウには選択したグループのカーソル値が表示されます。

    • カーソル値表示ウインドウを表示したまま、波形表示ウインドウでカーソル位置を変更できます。

    • [ 編集 ] メニューの [ すべて選択 ] を選択すると、カーソル A が先頭データ位置に、カーソル B が最終データ位置に表示されます。

    3.3 カーソルによる測定 / 演算 / 間引き値の読み取り

  • 3-18 IM MW180-01

    3.4 測定 / 演算データの区間統計演算

    操  作1. 波形表示ウインドウで、区間統計演算を行いたいグループのタブをクリックしま

    す。

    2. 波形表示エリア上で、演算区間開始位置でマウスをクリックします。 水色のカーソルが波形表示エリア上に表示されます。波形表示エリアが複数表示

    されているときは、各波形表示エリアの時刻位置にカーソルが表示されます。

    3. 演算区間終了位置までマウスカーソルをドラッグします。 マウスカーソルをドラッグした位置に、もう 1 つの水色のカーソルが表示されま

    す。

    カーソル(区間統計演算開始) カーソル(区間統計演算終了)

    グループ選択タブ

    4. [ ウインドウ ] メニューの [ 演算結果表示 ] を選択します。

    下図に示すような区間統計演算値表示ウインドウが表示されます。

    チャネル番号/ 測定単位

    チャネル表示色 区間統計演算開始 位置のデータ番号

    区間統計演算終了 位置のデータ番号

    最小値

    最大値

    最大値-最小値

    平均値

    実効値

    チャネルのスクロール

  • 3-19IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    解  説区間統計演算2 つのカーソルで演算する区間を指定します。カーソルを表示しないときは、全データが統計演算の対象になります。区間統計演算項目は、最小値、最大値、P-P 値 ( 最大値−最小値 )、平均値、および実効値です。

    Note• 演算区間を変更して演算をやり直すときは、[ 区間統計演算値表示ウインドウの表示 ] ボタ

    ン (3-4 ページ参照 ) またはメニューを再度選択する必要があります。• 区間統計演算の区間を指定するカーソルと、カーソルによる値の読み取り時のカーソルは

    共通です。• 区間統計演算値表示ウインドウとカーソル値表示ウインドウは、同時に表示できます。• 区間統計演算値表示ウインドウがアクティブな状態で、Ctrl+C キーを押すと、表示結果を

    テキストデータとしてクリップボードにコピーすることができます。

    3.4 測定 / 演算データの区間統計演算

  • 3-20 IM MW180-01

    3.5 測定 / 演算 / 間引きデータの表示条件の保存

    操  作[ ファイル ] メニューの [ 表示条件保存 ] を選択します。

    ツールバーの ボタンのクリックでも可能です。

    ビューアを閉じるときファイルを開いてから表示条件を変更し、ビューアを閉じようとするときは、下図のようなダイアログボックスを表示します。変更した表示条件を保存するときは、[ はい ] をクリックします。

    解  説保存対象の表示条件• 波形 / ディジタル値表示を表示しているグループ情報• 各グループの波形表示エリア上部のツールボタンによる設定 波形表示のアラーム表示 ON/OFF、拡大率、スケール、クリップ ON/OFF• カーソルの位置 ( 時刻 )• [ 表示 ] メニューの [ 詳細設定 ] の設定• [ 表示 ] メニューの [ チャネル ]/[ タグ No.]/[ タグコメント ] の切り替え設定• [ 表示 ] メニューの [ 時刻表示 ]/[ 時間表示 ] の切り替え設定• [ ウインドウ ] メニューの [ 波形 / デジタル表示レイアウト ] 設定• [ 情報 ] メニューの [ ファイル情報 ] のチェック項目 データ印刷時のヘッダになります。• [ ファイル ] メニューの [ 印刷設定 ]

    印刷範囲、印刷色、印刷グループ、印刷コメント• ビューアで作成したマーク• 表示画面の位置

    表示条件ファイルデータファイルがあるフォルダ内に、拡張子が [.mxv] の表示条件ファイルが作成されます。データファイル名が [data.MXD] であれば、表示条件ファイルのファイル名は [data.MXD.mxv] になります。再度、[data.MXD] を開くときに表示条件ファイルの情報に基づいて画面表示が行われます。表示条件ファイルを削除するか、データファイルがあるフォルダ以外の場所に移動した場合は、データファイルが作成されたときの表示条件で画面表示が行われます。

    Note拡張子が [.mxv] のファイルを選択し、表示したいデータのファイルを開くことはできません。

  • 3-21IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    3.6 測定 / 演算 / 間引きデータの表示テンプレートの保存

    操  作

    テンプレートの保存1. [ ファイル ] メニューの [ テンプレート保存 ] を選択します。 現在表示している設定情報をテンプレートファイルとして、表示しているデータ

    と同じフォルダに保存されます。

    テンプレートの使用1. [ ファイル ] メニューの [ テンプレート使用 ] を選択します。 現在開くデータファイルの表示条件ファイルがない場合には、同じフォルダにあ

    るテンプレートファイルの設定情報で表示されます。

    現在開くデータファイルの表示条件ファイルがある場合は、表示条件ファイルの設定情報で表示されます。

    解  説テンプレートファイルは、現在表示しているデータのあるフォルダ内に、[default.mxt]というファイル名で保存されます。テンプレートファイルを使用するときは、表示しているデータと同じフォルダ内にあるテンプレートファイルが使用されます。テンプレートファイルに保存される設定情報は、以下のとおりです。• 波形 / ディジタル値表示を表示しているグループ情報• 各グループの波形表示エリア上部のツールボタンによる設定 波形表示のアラーム表示 ON/OFF、拡大率、スケール、クリップ ON/OFF• [ 表示 ] メニューの [ 詳細設定 ] の設定• [ 表示 ] メニューの [ チャネル ]/[ タグ No.]/[ タグコメント ] の切り替え設定• [ 表示 ] メニューの [ 時刻表示 ]/[ 時間表示 ] の切り替え設定• [ ウインドウ ] メニューの [ 波形 / デジタル表示レイアウト ] 設定• [ 情報 ] メニューの [ ファイル情報 ] のチェック項目 データ印刷時のヘッダになります。• [ ファイル ] メニューの [ 印刷設定 ]

    印刷範囲、印刷色、印刷グループ、印刷コメント• 表示画面の位置

  • 3-22 IM MW180-01

    3.7 測定 / 演算 / 間引きデータのデータ形式の変換

    操  作1. [ 変換 ] メニューの [ アスキー変換 ]/[ エクセル変換 ]/[ ロータス変換 ] のどれかを

    クリックします。

    2. 表示されたダイアログボックスで各設定をしたあと、[OK] ボタンをクリックします。

    指定した保存先にファイルが作成されます。 波形表示、ディジタル表示の場合

    対象範囲のグループ番号を入力

    変換対象範囲をグループで 設定するのか、チャネルで 設定するのかを選択

    対象範囲のチャネルを選択 クリックすると、選択ダイア ログを表示 記録周期の選択

    選択した記録周期のチャネル だけが変換対象

    変換対象のデータ範囲の 入力 このダイアログボックスを 表示する前に、カーソルで 指定可能

    指定したデータの時刻の表示

    保存先/ファイル名を変更するとき クリックすると、保存先/ファイル名 設定ダイアログを表示

    データ間隔をあけて保存する ときのステップ

    保存先/ファイル名の表示

    アラーム / マーク一覧表示の場合

    保存先/ファイル名を変更するとき クリックすると、保存先/ファイル名 設定ダイアログを表示

    保存先/ファイル名の表示

    解  説変換可能なデータ形式• アスキー

    データをカンマで区切って並べたテキストデータです。拡張子は「.txt」です。• エクセル Microsoft 社の表計算ソフトウエア「Excel」のバージョン 8.0 (Excel97) 以降で読み込

    み可能なデータです。拡張子は「.xls」です。• ロータス IBM 社の表計算ソフトウエア「Lotus 1-2-3」のバージョン 2.0 以降で読み込み可能な

    データです。拡張子は「.wj2」です。

  • 3-23IM MW180-01

    ビューア

    1

    2

    3

    4

    5

    3.7 測定 / 演算 / 間引きデータのデータ形式の変換

    変換対象グループ番号またはチャネル番号で範囲を指定します。チャネル番号は、下記のようなダイアログボックスでクリックすることで選択できます。

    変換対象のデータに複数の記録周期が存在する場合は、記録周期を選択します。選択された記録周期のチャネルのデータだけが変換対象になります。

    変換範囲とステップ設定データ番号またはカーソルで範囲を指定できます。カーソルでの範囲の指定の方法は、

    「3.4 測定 / 演算データの区間統計演算」の「操作」を参照してください。ステップ設定により、範囲内のすべてのデータを変換する ([ ステップ:1] 設定時 ) 以外に、一定間隔で間引いたデータだけを保存することができます。

    変換したデータの表示例

    データ変換時の注意• Excel または Lotus 1-2-3 では、扱えるデータ数に制限があります。変換する前に、適

    正なデータ数になるように、変換対象、変換範囲、ステップを設定してください。また、PC の空きメモリ容量が少ない場合には、Excel または Lotus 1-2-3 でデータを読み込めない場合があります。

    • Excel、Lotus 1-2-3 の制限を超える変換条件を指定した場合、データを自動分割して変換します。したがって、複数のファイルが作成されます。ファイル名には自動的に連番が付きます。( 例えばファイル名「data.MXD」のファイルを Excel 変換する場合、n 個のデータに分割されると、data.MXD.0000.xls、data.MXD.0001.xls、...、data.MXD.000n.xls となります。)

    • Excel 変換の場合、1 つの変換ファイルには、最大 252 チャネル、65510 個のデータが保存されます ( 列はチャネル、行はデータの場合 )。

    • ロータス変換の場合、1 つの変換ファイルには、最大 252 チャネル、8166 個のデータが保存されます ( 列はチャネル、行はデータの場合 )。

    • フロッピーディスクなどアクセスに時間がかかる記憶メディアを保存先に選択すると、データの保存に長時間かかる可能性があるため、それらの記憶メディアを保存先に選択しないようにしてください。

    • 十分空き容量がある保存先を選択してください。• バーンアウトが発生したときの測定値や測定範囲の上下限値を超えた測定値のデータ

    は、[+OVER] または [–OVER] の文字になります。• 変換したデータの中に不正なデータ ( 入力がないチャネルの測定値、演算式で使用

    しているデータが存在しないときの演算値など ) が存在した場合は、そのデータは[INVALID] の文字になります。

  • 3-24 IM MW180-01

    3.8 マニュアルサンプルファイルの読み込み

    操  作1. ビューアを起動します。2. [ ファイル ] メニューの [ 開く ] を選択します。 ツールバーの ボタンのクリックでも可能です。

    [ ファイルを開く ] ダイアログボックスが表示されます。

    3. 読み込みたいマニュアルサンプルファイルを選�