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User's Manual UM33A ディジタル指示警報計 ユーザーズマニュアル IM 05P03D21-01JA 4版 IM 05P03D21-01JA 機能拡充

Users Manua UM33A ディジタル指示警報計 ユーザーズマニュアル · 2019-04-04 · iv IM 05P03D21-01A 本製品の免責 ・、別途保証条項に定める場合を除き、当該製品に関していかなる保証も行いま

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User'sManual UM33A

ディジタル指示警報計ユーザーズマニュアル

IM 05P03D21-01JA4 版

IM 05P03D21-01JA

機能拡充

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製品登録のお願い

今後の新製品情報を確実にお届けさせていただくために、お客様にユーザー登録をお願いしています。登録は、下記ホームページからできます。

「製品登録」ボタンをクリックしてください。

http://www.yokogawa.co.jp/ns/reg/

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iIM 05P03D21-01JA

4th Edition : Mar. 2016 (YK)All Rights Reserved, Copyright © 2010 Yokogawa Electric Corporation

はじめにこのたびは、UM33A ディジタル指示警報計をお買い上げいただきましてありがとうございます。このマニュアルは、UM33A の通信機能以外の使い方について説明したものです。ご使用前にこのマニュアルをよくお読みいただき、正しくお使いください。なお、UM33A のマニュアルとして、次の 6 つがあります。

● 紙マニュアルマニュアル名 マニュアル No. 内    容

UM33A オペレーションガイド IM 05P03D21-11JA 基本的な操作方法について説明しています。UTAdvanced シリーズご使用上の注意

IM 05P01A01-11JA安全について説明しています。(マニュアル指定なしのときに製品添付)

● 電子マニュアルマニュアル名 マニュアル No. 内    容

UM33A オペレーションガイド IM 05P03D21-11JA 紙マニュアルと同じものです。

UM33A ユーザーズマニュアル IM 05P03D21-01JA本書です。すべての機能の使い方について説明しています。通信機能は除きます。

UTAdvanced シリーズ通信インタフェース(RS485、Ethernet)ユーザーズマニュアル

IM 05P07A01-01JA

Ethernet 通信、シリアル通信による使い方について説明しています。通信の配線については、オペレーションガイドまたはユーザーズマニュアルをご覧ください。

LL50A パラメータ設定ソフトウェア インストールマニュアル

IM 05P05A01-01JALL50A のインストール / アンインストール方法について説明しています。

LL50A パラメータ設定ソフトウェア ユーザーズマニュアル

IM 05P05A01-02JALL50A の使い方、ラダーシーケンス機能、機器間通信、ネットワークプロファイル作成機能などについて説明しています。

UTAdvanced シリーズご使用上の注意

IM 05P01A01-11JA安全について説明しています。(マニュアル指定なしのときに製品添付)

※電子マニュアルは、ホームページからダウンロードできます。

http://www.yokogawa.co.jp/ns/ut/im/● 一般仕様書

一般仕様書 No.

UM33A ディジタル指示警報計 GS 05P03D21-01JA

LL50A パラメータ設定ソフトウェア GS 05P05A01-01JA

* 番号の下 2 桁の文字は、記載されている言語を意味します。

● 認定代理人横 河 ヨ ー ロ ッ パ(Yokogawa Europe B.V. Euroweg 2, 3825 HD Amersfoort, The Netherlands)は、欧州経済領域における本製品の認定代理人です。

対象とする読者本書は、次の仕事を担当されるエンジニアで機器取り扱いの技能を有する方を対象としています。

・据え付け、配線などの工事を担当する方。・機器が運転に入った後、日常の運転業務を行う機器操作担当(オペレータ)の方、および日常のメンテナンスを行う計装、電気の保守の方。

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ii IM 05P03D21-01JA

ご注意● 本書の内容は、性能・機能の向上などにより将来予告なしに変更することがあります。● 本書の内容に関しては万全を期していますが、万一ご不審の点や誤りなどお気づきの

ことがありましたら、お手数ですが、当社支社・支店・営業所までご連絡ください。● 本書の内容の全部または一部を無断で転載、複製することは禁止されています。

商標● 本書で使用の当社製品名またはブランド名は、当社の商標または登録商標です。● Microsoft、MS-DOS、Windows、Windows XP、Windows Vista、および Windows 7 は、

米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

● Adobe、Acrobat、および Postscript は、Adobe Systems Incorporated( アドビシステムズ社 ) の商標です。

● Ethernet は、米国 XEROX Corporation の登録商標です。● Modbus は、Schneider Electric の登録商標です。● CC-Link は、CC-Link 協会(CC-Link Partner Association : CLPA)の登録商標です。● 本文中の各社の登録商標または商標には、TM、® マークは表示していません。● 本書で使用の各社製品名は、各社の商標、または登録商標です。

本機器を安全にご使用いただくために本機器は、安全規格 IEC/EN/CSA/UL61010-1、IEC/EN61010-2-201、IEC/EN61010-2-030設置カテゴリ II、および EN61326-1、EN55011(EMC 規格)クラス A の製品です。

注  意本機器は EMC 規格クラス A の製品です。家庭環境で使用すると無線妨害を起こすことがあり、その場合には使用者が適切な対策を講ずることが必要です。

本機器は、測定カテゴリ O(other)の製品です。 * 測定カテゴリ O(other) 低電圧施設に接続された回路を計測するもので、配電盤などの固定設備から供給され

る電気機器に適用本機器を正しく安全に使用していただくため、本機器の操作にあたってはここに記載されている安全のための注意事項を必ずお守りください。このマニュアルに記載されていない方法で使用すると、本機器によって提供されている保護が損なわれることがあります。なお、これらの注意に反したご使用により生じた障害については、当社は責任と保証を負いかねます。本機器は、測定カテゴリ O(other)でご使用ください。本機器は、屋内専用の機器です。

■ 本書に対する注意・ 本書は、最終ユーザまでお届けいただきますようお願いいたします。また、本書は大

切に保管していただきますようお願いいたします。・ 本製品の操作は、本書をよく読んで内容を理解したのちに行ってください。・ 本書は、本製品に含まれる機能詳細を説明するものであり、お客様の特定目的に適合

することを保証するものではありません。

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iiiIM 05P03D21-01JA

■ 本製品の保護・安全および改造に関する注意当該製品および本書には、安全に関する以下のようなシンボルマークを使用しています。

"取扱注意" (人体および機器を保護するために,マニュアルを参照する必要がある場所に付いています。)

交流

直流/交流

二重絶縁または強化絶縁で全体が保護された機器

機能接地端子(保護接地端子として使用しないでください。)

・ 当該製品および当該製品を組み込むシステムの保護・安全のため、当該製品を取り扱う際は、本書の安全に関する指示事項その他の注意事項に従ってください。なお、これらの指示事項に反する扱いをされた場合には、当該製品の保護機能が損なわれるなど、その機能が十分に発揮されない場合があり、この場合、当社は一切、製品の品質・性能・機能および安全性を保証いたしません。

・ 当該製品および当該製品で制御するシステムでの落雷防止装置や機器などに対する保護・安全回路の設置について、および当該製品と当該製品で制御するシステムを使用したプロセス、ラインのフールプルーフ設計やフェールセーフ設計その他の保護・安全回路の設計および設置に関しては、お客様の判断で、適切に実施されますようお願いいたします。

・ 当該製品の部品や消耗品を交換する場合は、必ず当社の指定品を使用してください。・ 当該製品は原子力および放射線関連機器、鉄道施設、航空機器、舶用機器、航空施設、

医療機器などの人身に直接かかわるような状況下で使用されることを目的として設計、製造されたものではありません。人身に直接かかわる安全性を要求されるシステムに適用する場合には、お客様の責任において、当該製品以外の機器・装置をもって人身に対する安全性を確保するシステムの構築をお願いいたします。

・ 当該製品を改造することは固くお断りいたします。・ 本機器を取り扱う場合は、機器取り扱いの技能を有する方が取り扱ってください。・ 本機器は、UL レコグナイズドコンポーネントです。お客様の最終製品を UL 適合させ

るためには UL の要求事項の知識がある方が設計してください。

警  告● 電  源 機器の電源電圧が供給電源の電圧に合っているか必ず確認したうえで、本機器の電源

を入れてください。● ガス中での使用 可燃性、爆発性のガスまたは蒸気のある場所では、本機器を動作させないでください。

そのような環境下で本機器を使用することは大変危険です。 腐食性ガス(H2S、 SOx 等)濃度の高い環境での長時間の使用は故障の原因になります。● 内器の取り外し 当社のサービスマン以外は内器を外さないでください。本機器内には高電圧の箇所が

あり、危険です。またヒューズの交換はお客様では行わないでください。● 保護構造の損傷 本書に記載のない操作を行うと、本機器の保護構造が損なわれることがあります。

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iv IM 05P03D21-01JA

■ 本製品の免責・ 当社は、別途保証条項に定める場合を除き、当該製品に関していかなる保証も行いま

せん。・ 当該製品のご使用により、お客様または第三者が損害を被った場合、あるいは当社の

予測できない当該製品の欠陥などのため、お客様または第三者が被った損害およびいかなる間接的損害に対しても、当社は責任を負いかねますのでご了承ください。

■ ソフトウェアの取扱注意・ 当社は、別途保証条項に定める場合を除き、当該製品のソフトウェアに関していかな

る保証も行いません。・ 当該製品のソフトウェアは、特定された 1 台のコンピュータでご使用ください。・ 別のコンピュータに対してご使用になる場合は、別途ご購入ください。・ 当該製品のソフトウェアを、バックアップの目的以外でコピーすることは、固くお断

りいたします。・ 当該製品のソフトウェアの収められているオリジナルメディアは、大切に保管してく

ださい。・ 当該製品のソフトウェアの逆コンパイル、逆アセンブルなど(リバースエンジニアリ

ング)を行うことは、固くお断りいたします。・ 当該製品のソフトウェアは、当社の事前の承認なしに、その全部または一部を譲渡、

交換、転貸などによって第三者に使用させることは、固くお断りいたします。

本体の取り扱い上の注意・ 本機器は、多くのプラスチック部品を使用しています。清掃するときは、軽く水を含

ませた柔らかい布で拭いてください。清掃にベンジンやシンナーなどの有機溶剤を使用しないでください。変色や変形の原因になります。

・ 帯電したものを信号端子に近づけないでください。故障の原因になります。・ 表示部、操作キー部などに揮発性薬品をかけたり、ゴムやビニール製品を長時間接触

したまま放置しないでください。故障の原因になります。・ 本体から煙が出ている、異臭がする、異音がするなどの異常が認められたときは、直

ちに電源を OFF にするとともに、電源の供給をやめてください。異常が認められたときは、お買い求め先にご連絡ください。

梱包内容の確認梱包箱を開けたら、ご使用前に以下のことを確認してください。万一、お届けした品の間違いや品不足、または外観に異常が認められる場合には、お買い求め先にご連絡ください。

UM33A 本体UM33A 本体のケース下面に銘板があります。銘板に記載されている MODEL(形名)と SUFFIX(仕様コード)で、ご注文どおりの品であることを確認してください。

No.(計器番号)お買い求め先にご連絡いただく際には、この番号もご連絡ください。

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vIM 05P03D21-01JA

UM33A 形名と仕様コード形 名

基本仕様コード

付加仕様コード

内     容

UM33Aディジタル指示警報計(電源 100-240 VAC)

(伝送出力または 15VDC センサ用供給電源、DI2 点、DO3 点)タイプ 1:基本

-0 一般形

タイプ 2:機能

0 なし1 DO1 点(C 接点リレー)、RS485 通信(Max. 38.4 kpbs、2 線式 /4 線式)追加(*1)2 DO1 点(C 接点リレー)追加3 DO6 点(C 接点リレー 1 点、オープンコレクタ 5 点)追加

タイプ 3:オープンネットワーク

0 なし3 CC-Link 通信(Modbus マスタ機能付き)(*2)

表示言語 -0 ガイド表示:英語、温度単位は摂氏(℃)のみ表示(*3)

ケース色0 ホワイト(ライトグレイ)1 ブラック(チャコールグレイライト)

付加仕様

/LP 24 VDC センサ用供給電源(*4)/DC 電源 24 VAC/DC/CT コーティング処理(*5)/CV 端子カバー付き

*1:タイプ 2 コード「1」の RS485 通信は、付加仕様 /LP を指定した場合 2 線式となります。*2:タイプ 3 コードの「3」は、タイプ 2 コードが「0」または「2」の場合のみ選択可。*3:ガイド表示は、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語が表示可能。*4:付加仕様 /LP は、タイプ 2 コードが「0」、「1」、「2」、かつタイプ 3 コードが「0」の場合のみ選択可。*5:付加仕様 /CT を選択した場合、安全規格(UL/CSA)、CE マーキングは付きません。

コーティング処理(1)ヒューミシールコーティング処理

プリント板のアッセンブリにヒューミシールコーティングを行います。 次の部品はヒューミシールコーティング処理を行いません。 (コネクタ、金メッキ接点部分、リレー部品、RJC 素子、プッシュスイッチ /LED

ランプ周辺)(2)プリント板の金メッキ端子部分にコーティング剤を塗布します。

[注意]・処理内容は上記の 2 つですが、効果の保証は致しません。 また、この処理に関する試験データの提出も致しません。

・計器背面のネジ端子部分への処理は行いません。

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vi IM 05P03D21-01JA

付属品形名、仕様コードにより次の付属品が添付されています。品不足や損傷のないことを確認してください。

UM33Aディジタル指示警報計

オペレーションガイド

1 2

4

3

番号 品  名 数 量 備   考

1 ブラケット(取付具) 2 部番:L4502TP(左右取付用)

2 単位シール 1 部番:L4502VZ

3 タグラベル 1 部番:L4502VE(注文時のみ)

4 オペレーションガイド 1 A3 判、4 枚

単位シールの使い方・ 単位シールを貼る フロントパネルに単位シールを貼り付けます。必要に応じて補助単位と組み合わせて

ください。LCD 表示部が隠れないように貼り付けてください。・ メンテナンスポートのシール メンテナンスポートのシール(予備、2 枚)があります。本体に貼り付けてあるシー

ルの粘着力が弱くなったときに使用してください。・ TAG No. のシール TAG No. のシール(2 枚)があります。必要に応じてご使用ください。

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viiIM 05P03D21-01JA

アクセサリ(別売)別売品のアクセサリとして次のものがあります。

・LL50A パラメータ設定ソフトウェア形名 基本仕様コード 内容

LL50A -00 パラメータ設定ソフトウェア

・外部取付用精密抵抗(シャント抵抗)形名 基本仕様コード 内容

X010 一般仕様書参照 外部取付用精密抵抗(シャント抵抗)(*)

* 電圧入力端子に電流信号を入力する場合必要です。

・端子カバー UM33A 用(形名:UTAP002)

・ブラケット(取付具) 部番:L4502TP(数量 2、左右取付用)

・ユーザーズマニュアル(A4 判冊子)※ユーザーズマニュアルは、ホームページからダウンロードできます。

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viii IM 05P03D21-01JA

このマニュアルで使用している記号

本機器で使用しているシンボルマークで、人体への危険や機器の損傷の恐れがあることを示すとともに、その内容についてユーザーズマニュアルを参照する必要があることを示します。ユーザーズマニュアルでは、その参照ページに目印として、 「警告」「注意」の用語といっしょに使用しています。

警  告取り扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う危険があるときに、その危険を避けるための注意事項が記載されています。

注  意取り扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか、または物的損害のみが発生する危険があるときに、その危険を避けるための注意事項が記載されています。

Note本機器を取り扱ううえで重要な情報が記載されています。

関連する操作や説明の参照先をこのマークのあとに記述しています。

[ ]画面に表示される文字列を表示します。

設 定 画 面設定画面を示し、設定画面を表示するまでのキー操作について説明しています。

設 定 内 容設定内容について説明しています。

解 説解説では操作に関する限定事項などを説明しています。

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ixIM 05P03D21-01JA

このマニュアルの利用方法通信機能につきましては、通信インタフェースのマニュアルをご覧ください。このユーザーズマニュアルは、以下に示す第 1 章~第 17 章で構成されています。

章 タイトルと内容

1機能の紹介UM33A の主な機能について説明しています。

2UM33A の使用手順開梱から定常運転までのフローを記述しています。

3各部の名称フロントパネルの各部の名称と機能について説明しています。

4基本操作UM33A の基本的な操作方法について説明しています。

5クイック設定機能まず、運転するための設定について説明しています。

6定常運転の監視・操作定常運転時の監視画面および操作方法について説明しています。

7入力(PV)機能PV 入力について説明しています。

8機能主な機能ブロック図を記述しています。

9警報機能警報出力やステータス出力について説明しています。

10伝送出力機能出力機能について説明しています。

11接点入出力機能接点入出力機能について説明しています。

12表示 / キー / セキュリティ機能表示、ユーザファンクションキー、セキュリティ機能について説明しています。

13パラメータ初期化工場出荷時値への初期化、ユーザ設定値への初期化について説明しています。

14停電復帰処理 / 電源周波数設定 / その他設定瞬停後、停電後の動作について説明しています

15トラブルシューティング・保守・点検トラブルシューティング方法、保守、定期点検、廃棄について説明しています。

16設置・配線設置・配線について説明しています。

17パラメータパラメータマップを記述しています

GS仕様UM33A の仕様を記述しています。

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目次

はじめに ..........................................................................................................................................................................................i対象とする読者 .............................................................................................................................................................................iご 注 意 .................................................................................................................................................................................... ii商   標 .................................................................................................................................................................................... ii本機器を安全にご使用いただくために ............................................................................................................................. ii本体の取り扱い上の注意 ....................................................................................................................................................... iv梱包内容の確認 .......................................................................................................................................................................... ivUM33A 形名と仕様コード ...................................................................................................................................................... vこのマニュアルで使用している記号 ..............................................................................................................................viiiこのマニュアルの利用方法 ................................................................................................................................................... ix

第 1 章 機能の紹介1.1 クイック設定機能とは .................................................................................................................................. 1-11.2 入出力機能とは................................................................................................................................................ 1-21.3 表示・キー機能とは ...................................................................................................................................... 1-41.4 通信機能とは .................................................................................................................................................... 1-51.5 主な記号、用語の説明 .................................................................................................................................. 1-7

第 2 章 UM33A 使用手順2.1 UM33A 使用手順 ............................................................................................................................................. 2-1

第 3 章 各部の名称3.1 表示部の名称と機能 ...................................................................................................................................... 3-13.2 キーの名称と機能 ........................................................................................................................................... 3-23.3 表示記号一覧 .................................................................................................................................................... 3-43.4 設定内容(パラメータ)の見方 ............................................................................................................... 3-6

第 4 章 基本操作4.1 画面展開オーバービューと操作キー ...................................................................................................... 4-14.2 パラメータ設定の操作方法 ......................................................................................................................... 4-4

第 5 章 クイック設定機能5.1 クイック設定機能を使って設定する ...................................................................................................... 5-15.2 クイック設定のやり直し方法 .................................................................................................................... 5-6

第 6 章 定常運転の監視・操作6.1 運転画面を監視・操作する ......................................................................................................................... 6-1

6.1.1 運転画面遷移図 ...................................................................................................................................................... 6-16.2 警報設定値を設定する .................................................................................................................................. 6-36.3 警報出力のオン状態(ラッチ)を解除する ........................................................................................ 6-46.4 PV ピーク値、PV ボトム値を確認する .................................................................................................. 6-5

第 7 章 入力(PV)機能7.1 PV 入力の機能を設定する ........................................................................................................................... 7-1

7.1.1 入力の種類、単位、レンジ、スケール、小数点位置を設定する ...................................................... 7-17.1.2 入力にバーンアウト検出を設定する ............................................................................................................. 7-47.1.3 入力の基準接点補償(RJC)、外部基準接点補償(ERJC)を設定する ............................................ 7-57.1.4 入力を補正する ...................................................................................................................................................... 7-6

(1)バイアス /フィルタを設定する........................................................................................................................ 7-6(2)開平演算、ローカットを設定する.................................................................................................................. 7-7

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(3)10 折線を設定する.................................................................................................................................................... 7-87.2 入力のサンプリング周期を設定する ....................................................................................................7-10

第 8 章 機能8.1 機能ブロック図................................................................................................................................................ 8-1

第 9 章 警報機能9.1 警報種類を設定する ...................................................................................................................................... 9-19.2 警報の使用数を設定する ............................................................................................................................. 9-79.3 警報動作に動作すきま(ヒステリシス)を設定する ............................................................................9-89.4 警報出力を遅らせる(警報ディレイタイマ) ...................................................................................... 9-9

第 10 章 伝送出力機能10.1 伝送出力端子、種類、スケールを設定する ......................................................................................10-110.2 伝送出力に 10 折線を設定する ...............................................................................................................10-210.3 電流出力のレンジを変更する ..................................................................................................................10-410.4 スプリット演算出力機能を設定する ....................................................................................................10-510.5 15 VDC センサ用供給電源を使う ...........................................................................................................10-6

第 11 章 接点入出力機能11.1 接点入力の機能を設定する .......................................................................................................................11-1

11.1.1 接点入力の機能を設定する .............................................................................................................................11-111.1.2 接点入力の接点タイプを変更する ................................................................................................................11-3

11.2 接点出力の機能を設定する .......................................................................................................................11-411.2.1 接点出力の機能を設定する .............................................................................................................................11-411.2.2 接点出力の接点タイプを変更する ................................................................................................................11-7

第 12 章 表示 / キー / セキュリティ機能12.1 表示機能を設定する ....................................................................................................................................12-1

12.1.1 アクティブ・ディスプレイ(表示色切替)機能を設定する .............................................................12-112.1.2 運転画面の任意の表示値を消す ....................................................................................................................12-312.1.3 セレクト画面を登録する(5 個まで) ..........................................................................................................12-412.1.4 イベント表示を変更する ..................................................................................................................................12-512.1.5 PV 最下位桁を消す ..............................................................................................................................................12-612.1.6 省エネモードを設定する ..................................................................................................................................12-712.1.7 電源オン時に最初に表示させる運転画面を選択する ...........................................................................12-712.1.8 メッセージ機能を設定する .............................................................................................................................12-812.1.9 ガイド言語を切り替える ..................................................................................................................................12-812.1.10 ガイド表示のスクロールスピードを変える .............................................................................................12-912.1.11 ガイド表示をオン / オフする .........................................................................................................................12-912.1.12 運転画面への自動復帰を設定する ................................................................................................................12-912.1.13 LCD の輝度調整、表示更新周期設定を行う ..........................................................................................12-10

12.2 ユーザファンクションキーに機能を割り付ける .......................................................................... 12-1112.3 セキュリティ機能を設定する ............................................................................................................... 12-13

12.3.1 パスワードを設定する / 解除する .............................................................................................................12-1312.3.2 パラメータ表示レベルを設定する .............................................................................................................12-1312.3.3 パラメータメニュー表示をロック(非表示)する .............................................................................12-1412.3.4 キーをロックする .............................................................................................................................................12-1512.3.5 運転画面の表示 / 非表示を設定する .........................................................................................................12-1512.3.6 通信からの書き込みを禁止する .................................................................................................................12-15

12.4 キーおよび入出力状態 / バージョンを確認する ........................................................................... 12-1612.4.1 キーおよび入出力状態を確認する .............................................................................................................12-1612.4.2 バージョンを確認する ....................................................................................................................................12-18

目次

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第 13 章 パラメータの初期化13.1 パラメータ設定値を工場出荷時値に戻す ...........................................................................................13-113.2 ユーザ設定値を登録 / 初期化する .........................................................................................................13-2

13.2.1 ユーザ設定値(初期値)として登録する ..................................................................................................13-213.2.2 ユーザ設定値(初期値)に戻す ....................................................................................................................13-2

第 14 章 停電復帰処理 / 電源周波数設定 / その他設定14.1 運転中に停電となった場合の対処方法 ................................................................................................14-114.2 電源周波数の設定 .........................................................................................................................................14-214.3 警報計の電源オン時から動作開始するまでの時間を設定する(リスタートタイマ) ......14-3

第 15 章 トラブルシューティング・保守・点検15.1 トラブルシューティング ...........................................................................................................................15-1

15.1.1 トラブルシューティングフロー ....................................................................................................................15-115.1.2 電源投入時のエラー ...........................................................................................................................................15-215.1.3 運転時のエラー ....................................................................................................................................................15-4

15.2 保守 ....................................................................................................................................................................15-915.2.1 清掃時の注意事項 ................................................................................................................................................15-915.2.2 修理依頼品発送時の梱包 ..................................................................................................................................15-915.2.3 部品の交換 ..............................................................................................................................................................15-9

15.3 定期点検 ........................................................................................................................................................ 15-1015.4 廃棄について ............................................................................................................................................... 15-11

第 16 章 設置・配線16.1 設置場所 ...........................................................................................................................................................16-116.2 設置方法 ...........................................................................................................................................................16-316.3 外形寸法 / パネルカット寸法 ...................................................................................................................16-416.4 配線する ...........................................................................................................................................................16-5

16.4.1 配線上の注意 .........................................................................................................................................................16-516.4.2 PV 入力の配線 .......................................................................................................................................................16-716.4.3 接点入力の配線 ....................................................................................................................................................16-816.4.4 接点出力の配線 ....................................................................................................................................................16-916.4.5 伝送出力の配線 .................................................................................................................................................16-1116.4.6 15 VDC センサ用供給電源の配線 ...............................................................................................................16-1116.4.7 24 VDC センサ用供給電源の配線 ...............................................................................................................16-1116.4.8 RS485 通信インタフェースの配線 .............................................................................................................16-1216.4.9 CC-Link 通信インタフェースの配線 ..........................................................................................................16-1416.4.10 電源の配線 ...........................................................................................................................................................16-16

16.5 端子カバーを取り付ける / 取り外す .................................................................................................. 16-17

第 17 章 パラメータ17.1 パラメータマップ .........................................................................................................................................17-117.2 パラメータ一覧表 .........................................................................................................................................17-6

17.2.1 運転パラメータ ....................................................................................................................................................17-617.2.2 セットアップパラメータ ..................................................................................................................................17-8

付録 入出力表付 1 形名仕様コード入出力表 .......................................................................................................................... 付 -1

ユーザーズマニュアル 改訂情報

目次

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1-1IM 05P03D21-01JA

機能の紹介

11.1 クイック設定機能とは

クイック設定機能は、警報計の基本機能をかんたんに設定する機能です。

Q. すぐに運転したいが、どうすればよいの? とりあえず、入力と出力を設定できれば・・・。

A. クイック設定機能を使って かんたんにセットアップできます。 クイック設定機能:第5章

梱包内容を確認します。

設置・配線:第16章設置、配線を終え、電源をオンします。

購入・開梱

設置・配線

セットアップ

運 転

8

第 1 章 機能の紹介

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1-2 IM 05P03D21-01JA

1.2 入出力機能とは

測定入力(標準搭載)測定入力(PV)は、熱電対、測温抵抗体、直流電圧 / 電流から自由に種類やレンジを設定できるユニバーサル入力です。► 「第 7章 入力(PV)機能」

リレー接点

TCmVVmA

RTD

2線式伝送器

電流

8

伝送出力(標準搭載)伝送出力は、測定入力値(PV)、警報出力値(ALM)などを記録計などにアナログ信号で出力します。► 「第 10 章 伝送出力機能」

電流

記録計などの外部機器

UM33A

8

接点入力接点入力は、2 点搭載されています。ピーク値とボトム値のリセット、および警報ラッチの解除ができます。► 「第 11 章 接点入出力機能」

接点出力接点出力は、最大 9 点搭載できます。警報などのイベント出力ができます。詳しくは、形名と仕様コードをご覧ください。► 「第 9章 警報機能」

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1-3IM 05P03D21-01JA

機能の紹介

124V センサ用供給電源(付加仕様コード /LP)2 線式伝送器に 24VDC の電源を供給することができます。► 「16.4.7 24VDC センサ用供給電源の配線」

2線式伝送器

UM33A

8

1.2 入出力機能とは

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1-4 IM 05P03D21-01JA

1.3 表示・キー機能とは

14 セグメントアクティブカラー LCD を採用しており、監視・操作性が大幅に向上しています。

PV アクティブ・ディスプレイ(表示色変更)測定入力値(PV)などの異常が発生したとき、PV 表示色(白、赤)を変えることができます。► 「12.1.1 アクティブ・ディスプレイ(表示色切替)機能を設定する」

正常 異常

8 8

ガイド表示パラメータ設定時、PV 表示部にガイドを表示します。Fn キーでガイド表示のオン / オフが可能です。

パラメータ設定時、ガイドがスクロール表示されます。8

マルチ言語ガイド表示ガイド表示時に、英語、ドイツ語、フランス語またはスペイン語を表示できます。► 「12.1.9 ガイド言語を切り替える」

パラメータ表示レベルオペレータの用途に合わせ、パラメータの表示レベルを設定できます。► 「第 17 章 パラメータ」

ユーザファンクションキーUM33A には、ユーザファンクションキー(Fn)が搭載されています。ユーザファンクションキーに機能を割り付けることにより、専用キーとして使用できます。► 「12.2 ユーザファンクションキーに機能を割り付ける」

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1-5IM 05P03D21-01JA

機能の紹介

11.4 通信機能とは

UM33A は、基本仕様コードにより、RS485 通信を搭載できます。► 「UTAdvanced シリーズ通信インタフェース ユーザーズマニュアル」

RS485 通信(Modbus 通信、パソコンリンク通信、ラダー通信)UM33A は、パソコン、PLC、表示器などに接続することができます。

MAX1200m、子局接続台数 31台

形名:ML2(当社製)を推奨します。RS-485/RS-232C変換器

パソコン

8 8 8 8

CC-Link 通信UM33A は、CC-Link のスレーブとして使用できます。マスタから CC-Link のリモート I/O を参照することにより、警報計の PV、運転状態、警報状態等の読み出しを行うことができます。

MAX1200m、子局接続台数 31台

PLC

CC-Link通信

Modbus/RTU通信

CC-Linkマスタ

CC-Linkスレーブ/Modbusマスタ

Modbusスレーブ Modbusスレーブ Modbusスレーブ Modbusスレーブ

8

8 8 8 8

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1-6 IM 05P03D21-01JA

ライトローダ通信LL50A を使ってパラメータ設定ができます。警報計前面にアダプタを取り付けて通信させます。► ライトローダ機能「LL50A パラメータ設定ソフトウェア ユーザーズマニュアル」

8ライトローダアダプタ

専用ケーブル

LL50Aパラメータ設定ソフトウェア

USB端子へ

メンテナンスポート通信(本体電源供給不要)メンテナンスポートは、別売の LL50A パラメータ設定ソフトウェアを使用するときに、専用ケーブルと接続するのに使用します。警報計に電源を供給することなくパラメータ設定ができます。専用ケーブルは、コネクタ部分を取り外してメンテナンスポートに取り付けます。

専用ケーブル

LL50Aパラメータ設定ソフトウェア

USB端子へ

注  意

メンテナンスポートを使用する場合は、本体へ電源供給しないでください。本体が正常に動作しません。本体電源投入時に、ケーブルが接続されていたとき、あるいは電源投入後にケーブルを接続したときは、ケーブルを外した後に、電源を再投入してください。本体が正常に戻ります。

1.4 通信機能とは

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1-7IM 05P03D21-01JA

機能の紹介

11.5 主な記号、用語の説明

主な記号PV:測定入力値A1 ~ A8:警報設定値

PEAK:ピーク値BOTM:ボトム値

工業量入力レンジ(スケール):PV レンジの下限値を 0%、上限値を 100% として換算します。入力レンジ(スケール)スパン:PV のレンジ幅を 100% として換算します。

本書では、パラメータを設定するときの設定範囲に「入力レンジ」や「入力レンジスパン」と記述しています。これは工業量で設定していただく意味です。温度入力なら温度を設定します。

以下に、換算例を説明します。PV 入力レンジを 100 ~ 600℃とした場合、PV レンジの 0% は 100℃、PV レンジの 50% は 350℃、PV レンジの 100% は 600℃のことです。PV レンジスパンの 100% は 500℃のことです。PV レンジスパンの 20% は 100℃のことです。

PV入力レンジ最小値 PV入力レンジ最大値100℃ 600℃350℃

PV入力レンジの50%

PV入力レンジスパンの100%=500℃

PV入力レンジの0% PV入力レンジの100%

電圧、電流入力時のスケールの場合も同様の考えとなります。

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2-1IM 05P03D21-01JA

UM33A

使用手順

22.1 UM33A 使用手順

警報計を設置・配線します。 設置・配線:第16章

定常運転の監視・操作を行います。 定常運転:第6章

クイック設定:第5章 「7.1節」

その他設定

運転

NO

YES

必要に応じて、その他のパラメータを設定します。

入力設定入力設定

設置・配線

電源投入

クイック設定

第 2 章 UM33A 使用手順

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3-1IM 05P03D21-01JA

各部の名称

3

3.1 表示部の名称と機能

UM33A

8

(1)PV表示部

(4)データ表示部

(2)+(3)+(4):設定値表示部と呼びます。

(3)記号表示部

(5)イベント表示(6)キーナビゲーション表示

(7)パラメータ表示レベル

(2)グループ表示部

(8)セキュリティ表示

図中の番号 名  称 内   容

(1)PV 表示部

(白色または赤色)

測定入力値(PV)が表示されます。エラー発生時にはエラーコードが表示されます。ガイド表示オンのときは、メニュー画面、パラメータ設定画面でガイドがスクロール表示されます。

(2) グループ表示部(緑色) グループ番号が表示されます。

(3) 記号表示部(橙色) パラメータ記号が表示されます。

(4) データ表示部(橙色) パラメータ設定値やメニュー記号などが表示されます。

(5) イベント表示部(橙色)警報 1 ~ 8 発生時に点灯します。警報以外のイベント表示は、パラメータで設定できます。

(6)キーナビゲーション表示

(緑色)上 / 下および左 / 右のキー操作が有効な場合に点灯または点滅します。

(7)パラメータ表示レベル

(緑色)

パラメータ表示レベル機能の設定状態を表示します。パラメータ表示レベル EASY PRO

かんたん設定モード 点灯 消灯スタンダード設定モード 消灯 消灯プロフェッショナル設定モード 消灯 点灯

(8) セキュリティ表示(赤色)パスワードが設定されているときに点灯します。セットアップパラメータ設定をロックします。

第 3 章 各部の名称

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3-2 IM 05P03D21-01JA

3.2 キーの名称と機能

UM33A

8

(1)DISPキー

(2)PARAキー

(3)SET/ENTERキー  上/下/左/右矢印キー

(5)ユーザファンクションキー

(4)ライトローダ光通信部

図中の番号 名  称 内   容

(1) DISP キー

運転画面を切り替えるためのキーです。運転画面で押すと、用意された数種類のセレクト画面を切り替えます。メニュー画面またはパラメータ設定画面で押すと、運転画面へ戻ります。

(2) PARA キー

3 秒押すと、運転パラメータ設定画面に展開します。左矢印キーと同時に 3 秒押すと、セットアップパラメータ設定画面に展開します。パラメータ設定画面で押すと、メニュー画面に戻ります。パラメータ設定(設定値点滅)をキャンセルする場合、1回押します。

(3)SET/ENTER キー上 / 下 / 左 / 右矢印キー

SET/ENTER キーメニュー画面で押すと、そのメニューに属するパラメータ設定画面に展開します。パラメータ設定画面で押すと、パラメータ設定モード(設定値点滅)へ移行し、パラメータ設定値が変更可能になります。パラメータ設定モード中に押すと、設定値が登録されます。

上 / 下 / 左 / 右キーメニュー画面で左 / 右キーを押すと、画面が切り替わります。パラメータ設定画面で上 / 下キーを押すと、画面が切り替わります。パラメータ設定モード(設定値点滅)中に、上 / 下キーを押すと、設定値が変更されます。パラメータ設定モード(設定値点滅)中に、左 / 右キーを押すと、パラメータにより桁移動します。

(4) ライトローダ光通信部パソコンからパラメータの設定や保存などを行うときのアダプタケーブルとの通信インタフェースです。別売のLL50A パラメータ設定ソフトウェアが必要です。

(5)ユーザファンクションキー

Fn キー。ユーザが機能を割り付けることが可能なキーです。機能はパラメータで設定します。

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3-3IM 05P03D21-01JA

各部の名称

3

メンテナンスポート(本体電源供給不要)メンテナンスポートは、別売の LL50A パラメータ設定ソフトウェアを使用するときに、付属ケーブルと接続するのに使用します。警報計に電源を供給することなくパラメータ設定ができます。

メンテナンスポート

注  意

メンテナンスポートを使用する場合は、本体へ電源供給しないでください。本体が正常に動作しません。本体電源投入時に、ケーブルが接続されていたとき、あるいは電源投入後にケーブルを接続したときは、ケーブルを外した後に、電源を再投入してください。本体が正常に戻ります。

3.2 キーの名称と機能

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3-4 IM 05P03D21-01JA

3.3 表示記号一覧

UM33A に表示されるパラメータ記号、メニュー記号、ガイドの英数字、記号の一覧です。

数字(全ての表示部で共通)

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

PV 表示部(14 セグメント):アルファベット

A B C D E F

G H I J K L

M N O P Q R

S T U V W X

Y Z

記号表示部 / データ表示部(11 セグメント):アルファベット

c

A B C D E F

(小文字)

G H I J K L

M N O P Q R

S T U V W X

Y Z

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3-5IM 05P03D21-01JA

各部の名称

3

PV 表示部(14 セグメント):記号

スペース - / ‘ ,

3.3 表示記号一覧

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3-6 IM 05P03D21-01JA

3.4 設定内容(パラメータ)の見方

本書では、機能解説にあわせて下記のように設定内容を記載しています。

設 定 内 容

(表示例)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

A1 ~ A8 警報 1 ~ 8 設定値 EASY

PV 警報、変化率警報の設定値を表示値で設定します。-19999 ~ 30000(入力レンジ範囲内で設定してください)小数点位置は、入力種類によります。

AL

(1)パラメータ記号は、警報計前面の「記号表示部」に表示される記号です。

(2)名称は、パラメータの名称です。

(3)表示レベルは、パラメータの表示レベルを示します。

(4)設定範囲は、パラメータの設定範囲です。

(5)メニュー記号は、パラメータが属するメニューを示します。 :運転パラメータ :セットアップパラメータ

パラメータ表示レベル表示レベル 説   明

EASYかんたん設定モード:最小限のパラメータ表示です。

該当するパラメータがすべてのモードで表示されます。

STD

スタンダード設定モード:かんたん設定モードで表示するパラメータより広範囲のパラメータを表示します。

該当するパラメータがスタンダード設定モードとプロフェッショナル設定モードのときに表示されます。

「EASY」、「PRO」ともに消灯している状態です。※「STD」は本マニュアルのみに使用してい

る記号です。

PROプロフェッショナル設定モード:すべてのパラメータを表示します。

該当するパラメータがプロフェッショナル設定モードのときのみ表示されます。

Noteパラメータの表示操作は、「第 17 章 パラメータマップ」を見ながら操作すると分かりやすくなります。

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4-1IM 05P03D21-01JA

基本操作

4

4.1 画面展開オーバービューと操作キー

下図は、運転画面、運転パラメータ設定画面、セットアップパラメータ設定画面の遷移図です。

「運転パラメータ設定画面」には、運転に必要な機能を設定するパラメータがあります。「セットアップパラメータ設定画面」には、警報計の基本機能を設定するパラメータが

あります。

ALメニュー画面VERメニュー画面・・ ・・・・

・・・・

PV表示画面

電源オン

セレクト画面1 セレクト画面5

運転画面:第6章をご覧ください。

※1:パラメータ設定画面から運転画面に  戻ります。

メニュー画面、パラメータ設定画面は環状に切り替わります。

メニュー画面、パラメータ設定画面は環状に切り替わります。

運転パラメータ設定画面から で

セットアップパラメータ設定画面に遷移できます。

※1と同じ

運 転 画 面

運転パラメータ設定画面セットアップパラメータ設定画面

3秒押し+

3秒押し

CTLメニュー画面 ALRMメニュー画面 END画面END画面

END画面 END画面 END画面END画面

3秒押し+セットアップパラメータ設定画面から

運転パラメータ設定画面に遷移できます。

・・・・

・・・・

・・・・

・・・・

警報計の基本機能を設定するパラメータ 運転に必要な機能を設定するパラメータ

で3秒押し

8 8 8

8 8 8 8 8

88

8 88 8

88

第 4 章 基本操作

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4-2 IM 05P03D21-01JA

UM33A の表示パターンとしては、メニュー画面、パラメータ設定画面で以下の通りとなります。運転画面については、「第 6 章 定常運転の監視・操作」をご覧ください。

画  面 内    容

メニュー画面

メニュー画面は、機能により区分されています。PV 表示部には、メニューのガイドがスクロール表示されます。Fn キーでガイド表示をオン / オフできます。

運転パラメータのメニュー画面

 

OPE.M を表示 メニュー記号を表示

メニューのガイドをスクロール表示

セットアップパラメータのメニュー画面

 

SET.M を表示 メニュー記号を表示

メニューのガイドをスクロール表示

パラメータ設定画面

パラメータを表示および設定する画面です。パラメータは、かんたん設定モード、スタンダード設定モード、プロフェッショナル設定モードの 3 種類の表示レベルがあり、表示レベルパラメータの設定により、表示させるパラメータを制限することができます。PV 表示部には、パラメータのガイドがスクロール表示されます。Fn キーでガイド表示をオン / オフできます。

パラメータ設定画面(運転パラメータ設定画面の例)

 

パラメータのガイドをスクロール表示

パラメータ記号を表示 設定値を表示

4.1 画面展開オーバービューと操作キー

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4-3IM 05P03D21-01JA

基本操作

4

パラメータ設定画面の最後(最下位)に表示される画面メニュー画面、パラメータ設定画面の最後(最下位)を示すため、下図のような END画面が表示されます。設定項目はありません。

END を表示

ENDガイドをスクロール表示

キー操作の原則

● セットアップパラメータ設定画面への遷移左矢印キーを押しながら、PARA キーを 3 秒押します。

3秒押し

● 運転パラメータ設定画面への遷移PARA キーを 3 秒押します。

3秒押し

● 運転画面への遷移DISP キーを 1 回押します。

4.1 画面展開オーバービューと操作キー

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4-4 IM 05P03D21-01JA

4.2 パラメータ設定の操作方法

以下の操作方法は、警報設定値(A2)を設定する例です。

操 作

1. 運転画面で PARAキーを 3秒押し、[AL]メニュー画面を表示させます。

8

2. SET/ENTERキーを押し、[A1]パラメータ設定画面を表示させます。

8

3. 下矢印キーを押し、[A2]パラメータ設定画面を表示させます。

8

4. SET/ENTERキーを押すと、設定値が点滅します。

8

5. 上矢印キーまたは下矢印キーを押し、設定値を変更します。(上下矢印キーで数値の増減、左右矢印キーで桁の移動を行い、設定値を変更します)

8

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4-5IM 05P03D21-01JA

基本操作

4

6. SET/ENTERキーを押し、設定値を登録します。(設定値が点滅から点灯に変わります)

8

7. メニュー画面に戻るときは PARAキーを 1回、運転画面に戻るときは、DISPキーを1回押します。

設定完了。

パラメータ設定のキャンセルパラメータ設定中(設定値点滅中)に設定を止めたい場合は、PARAキーを 1回押します。

4.2 パラメータ設定の操作方法

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4-6 IM 05P03D21-01JA

パラメータ設定値の設定方法

数値の設定

8

1. パラメータ設定画面を表示

2. SET/ENTER キーで設定モードへ(設定値点滅)

3. 左矢印キーで左へ桁移動(右矢印キーで右へ桁移動)

4. 上矢印キーで設定値変更(下矢印キーで設定値変更)9で上矢印キーを押すと桁上がり、0で下矢印キーを押すと桁下がりします。

5. SET/ENTER キーで確定

選択データの設定

1. パラメータ設定画面を表示

2. SET/ENTER キーで設定モードへ(設定値点滅)

3. 上矢印キーで設定値変更(下矢印キーで設定値変更)

4. SET/ENTER キーで確定

8

4.2 パラメータ設定の操作方法

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4-7IM 05P03D21-01JA

基本操作

4

時間(分 . 秒)の設定

1. パラメータ設定画面を表示

2. SET/ENTER キーで設定モードへ(設定値点滅)

3. 左矢印キーで左へ桁移動(右矢印キーで右へ桁移動)

4. 上矢印キーで設定値変更(下矢印キーで設定値変更)5で上矢印キーを押すと桁上がり、0で下矢印キーを押すと桁下がりします。

5. SET/ENTER キーで確定

17 分 59 秒の例

8

4.2 パラメータ設定の操作方法

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5-1IM 05P03D21-01JA

クイック設定機能

5

5.1 クイック設定機能を使って設定する

解 説

クイック設定機能は、警報計の基本機能をかんたんに設定する機能です。配線後、電源をオンするとクイック設定機能が動作します。

クイック設定機能で設定する項目は、以下の通りです。(1)入力機能(PV 入力種類、レンジ、スケール(電圧 / 電流入力時)など)

第 5 章 クイック設定機能

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5-2 IM 05P03D21-01JA

5.1 クイック設定機能を使って設定する

クイック設定機能の流れ

8

8

「YES」を選択して、SET/ENTERキーを押すクイック設定開始

「NO」

各パラメータが順番に表示されます。後述の     をご覧ください。

「NO」を選択して、SET/ENTERキーを押す

運転画面

電源投入

測定入力値(PV)を表示

最後にEXITが表示され、「YES」を選択し、SET/ENTERキーを押

すと、基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます。

「NO」を選択すると、クイック設定を継続します。

<設定方法>(1)上矢印キーまたは下矢印キーで設定

するパラメータを表示させる(2)SET/ENTERキーを押す(設定値点滅)(3)上矢印キーまたは下矢印キーで設定

値を変更する(4)SET/ENTERキーで設定値を確定させ

る(設定値が点滅から点灯に変わる)

設定内容

※「NO」を選択した場合、パラメータIN(PV入力種類)がOFFのときに電源再投入するとクイック設定機能が動作します。

8

8

クイック設定機能を使用するかを決めます。・ 「YES」を上矢印キーで選択して、SET/ENTERキーを押すと、クイック設定に入りま

す。・ 「NO」を下矢印キーで選択して、SET/ENTERキーを押すと、クイック設定を行わず

運転画面が表示されます。

最初にPV入力種類パラメータINが表示されます。

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5-3IM 05P03D21-01JA

クイック設定機能

設定例

熱電対タイプ K(レンジ 0.0 ~ 500.0℃)に設定したい場合は、下記のパラメータを設定します。下記以外のパラメータは、変更する必要はありません。

QSM=YES でクイック設定モードに入ります。

(1)IN=K1 に設定します。(2)UNIT=C(初期値のまま)(3)RH=500.0 に設定します。(4)RL=0.0 に設定します。

EXIT=YES でクイック設定モードをぬけます。運転画面が表示されます。

5.1 クイック設定機能を使って設定する

5

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5-4 IM 05P03D21-01JA

設 定 内 容

入力機能パラメータ記号 名  称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

IN PV 入力種類 EASY

OFF:未設定K1:-270.0 ~ 1370.0℃K2:-270.0 ~ 1000.0℃K3:-200.0 ~ 500.0℃J:-200.0 ~ 1200.0℃T1:-270.0 ~ 400.0℃T2:0.0 ~ 400.0℃B:0.0 ~ 1800.0℃S:0.0 ~ 1700.0℃R:0.0 ~ 1700.0℃N:-200.0 ~ 1300.0℃E:-270.0 ~ 1000.0℃L:-200.0 ~ 900.0℃U1:-200.0 ~ 400.0℃U2:0.0 ~ 400.0℃W:0.0 ~ 2300.0℃PL2:0.0 ~ 1390.0℃P2040:0.0 ~ 1900.0℃WRE:0.0 ~ 2000.0℃JPT1:-200.0 ~ 500.0℃JPT2:-150.00 ~ 150.00℃PT1:-200.0 ~ 850.0℃PT2:-200.0 ~ 500.0℃PT3:-150.00 ~ 150.00℃0.4-2V:0.400 ~ 2.000V1-5V:1.000 ~ 5.000V4-20:4.00 ~ 20.00mA0-2V:0.000 ~ 2.000V0-10V:0.00 ~ 10.00V0-20:0.00 ~ 20.00mA-1020:-10.00 ~ 20.00mV0-100:0.0 ~ 100.0mV

PV

UNIT PV 入力単位 EASY

-:無単位C:摂氏-:無単位- -:無単位- - -:無単位

RHPV 入力レンジ最大値

EASY

入力種類による-温度入力の場合- 実際に表示する温度範囲を設定

します。(RL < RH)-電圧 / 電流入力の場合- 電圧 / 電流信号の範囲を設定し

ます。 実際に表示するスケール値は、

入力スケール最大値(SH)と入力スケール最小値(SL)で設定します。

 (RL=RH の場合、入力は常に 0%になります)

RLPV 入力レンジ最小値

EASY

(注 1)W:W-5%Re/W-26%Re(HoskinsMfg.Co.),ASTME988 WRE:W97Re3-W75Re25

5.1 クイック設定機能を使って設定する

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5-5IM 05P03D21-01JA

クイック設定機能

入力機能(続き)パラメータ記号 名  称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

SDPPV 入力スケール小数点位置

EASY

0:小数点なし1:小数点以下1桁2:小数点以下 2 桁3:小数点以下 3 桁4:小数点以下 4 桁 PV

SHPV 入力スケール最大値

EASY-19999 ~ 30000(SL < SH)、| SH - SL |≦ 30000SL

PV 入力スケール最小値

EASY

► 入力の設定:本書の「7.1 PV 入力の機能を設定する」

5.1 クイック設定機能を使って設定する

5

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5-6 IM 05P03D21-01JA

5.2 クイック設定のやり直し方法

一度クイック設定で機能を構築すると、電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません。以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます。

● クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し、再通電させます。● PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し、再通電させます。

注  意

入力種類を変更すると、レンジまたはスケールに関するパラメータが初期化されますのでご注意ください。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

IN PV 入力種類 EASY OFF:未設定 PV

QSMクイック設定モード

EASYOFF:クイック設定モードオフON:クイック設定モードオン

SYS

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6-1IM 05P03D21-01JA

定常運転の監視・操作

6

6.1 運転画面を監視・操作する

6.1.1 運転画面遷移図► セレクト画面の登録:本書の「12.1.3 セレクト画面を登録する(5個まで)」

PV表示画面

セレクト画面1~5(登録時表示、左図は警報1設定値パラメータの例)

第 6 章 定常運転の監視・操作

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6-2 IM 05P03D21-01JA

運転画面の詳細運転画面の種類とそれぞれの表示・操作内容です。

8

PV 表示部

設定値表示部

運転画面 表示・操作内容

PV 表示画面 PV 表示部:測定入力値(PV)の表示(設定値表示部には、表示なし)

セレクト画面

セレクト画面は、通常運転時にパラメータの設定変更がしやすいように、パラメータ設定画面から操作頻度の高いパラメータを運転画面に登録し、表示させる画面です。

PV 表示部:測定入力値(PV)の表示設定値表示部:登録されたパラメータの表示および変更

下図は、警報 1 設定値パラメータを登録した場合の表示例です。

 

警報設定値記号

6.1 運転画面を監視・操作する

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6-3IM 05P03D21-01JA

定常運転の監視・操作

6

6.2 警報設定値を設定する

設 定 画 面

パラメータ設定画面

8

運転画面> PARA キーを 3 秒押し(メニュー画面[AL]へ)> SET/ENTER キー(設定パラメータを表示)>下矢印キー(設定パラメータを表示)

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

A1 ~ A8 警報 1 ~ 8 設定値 EASY

PV 警報、変化率警報の設定値を表示値で設定します。-19999 ~ 30000(入力レンジ範囲内で設定してください)小数点位置は、入力種類によります。

AL

ALNO. 警報数 PRO 0 ~ 8 CTL

解 説

警報設定値は、警報種類 1 つにつき 8 つあります。警報関連パラメータ 設定数

警報種類 8(設定数)

PV 変化率警報時間設定値 8(設定数)

警報ヒステリシス 8(設定数)

警報ディレイタイマ 8(設定数)

警報設定値 8(設定数)

► 警報種類:本書の「第 9章 警報機能」

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6-4 IM 05P03D21-01JA

6.3 警報出力のオン状態(ラッチ)を解除する

解 説

警報ラッチの解除は、 ①ユーザファンクションキー ②通信 ③接点入力のいずれかで行えます。すべての切替において、後に操作された方が実行されます。

警報ラッチ機能を解除すると、すべてのラッチされている警報出力が解除されます。工場出荷時は、ユーザファンクションキーに機能が割り付いていません。下記参照箇所をご覧いただき、機能を割り付けて使用してください。

► ユーザファンクションキーによる解除:本書の「12.2 ユーザファンクションキーに機能を割り付ける」

► 接点入力による解除:本書の「11.1 接点入力の機能を設定する」► 通信による解除:「UTAdvanced シリーズ通信インタフェースユーザーズマニュアル」

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6-5IM 05P03D21-01JA

定常運転の監視・操作

6

6.4 PV ピーク値、PV ボトム値を確認する

解 説

運転中、PV ピーク値や PV ボトム値を確認することができます。表示のみで設定項目はありません。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

PEAK PV ピーク値 EASY 表示のみ(PV 入力レンジの 0.0 ~

100.0%(工業量))PVS

BOTM PV ボトム値 EASY

► PV ピーク値・ボトム値リセット:本書の「11.1 接点入力の機能を設定する」

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7-1IM 05P03D21-01JA

入力(PV)機能

7

7.1 PV 入力の機能を設定する

7.1.1 入力の種類、単位、レンジ、スケール、小数点位置を設定する

解 説

下記は、PV 入力の場合の説明です。

温度入力の場合下図は、熱電対タイプ K、レンジ 0.0 ~ 800.0℃に設定する例です。

PV入力レンジ最小値

入力種類

-270.0℃ 1370.0℃

RL=0.0℃ RH=800.0℃

PV入力レンジ最大値

実際に表示する範囲を設定します。PV入力レンジ

電圧 / 電流入力の場合下図は、2-4VDC、スケール 0.0 ~ 50.0m3/h に設定する例です。

PV入力スケール最小値

1V 5V(入力信号)

SL=0.0m3/h SH=50.0m3/hPV入力スケール最大値

PV入力スケール小数点位置 SDP=1

2V 4V

RL=2.000

RL=1.000

RH=4.000

RH=5.000

PV入力スケール

入力種類

実際に表示する範囲を設定します。

PV入力レンジ

1-5VDC 信 号 を そ の ま ま 使 う 場 合 は、RH=5.000V、RL=1.000V、SDP=1、SH=50.0、SL=0.0 と設定します。

第 7 章 入力(PV)機能

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7-2 IM 05P03D21-01JA

7.1 PV 入力の機能を設定する

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

IN PV 入力種類 EASY

OFF:未設定K1:-270.0 ~ 1370.0℃K2:-270.0 ~ 1000.0℃K3:-200.0 ~ 500.0℃J:-200.0 ~ 1200.0℃T1:-270.0 ~ 400.0℃T2:0.0 ~ 400.0℃B:0.0 ~ 1800.0℃S:0.0 ~ 1700.0℃R:0.0 ~ 1700.0℃N:-200.0 ~ 1300.0℃E:-270.0 ~ 1000.0℃L:-200.0 ~ 900.0℃U1:-200.0 ~ 400.0℃U2:0.0 ~ 400.0℃W:0.0 ~ 2300.0℃(注 1)PL2:0.0 ~ 1390.0℃P2040:0.0 ~ 1900.0℃WRE:0.0 ~ 2000.0℃JPT1:-200.0 ~ 500.0℃JPT2:-150.00 ~ 150.00℃PT1:-200.0 ~ 850.0℃PT2:-200.0 ~ 500.0℃PT3:-150.00 ~ 150.00℃0.4-2V:0.400 ~ 2.000V1-5V:1.000 ~ 5.000V4-20:4.00 ~ 20.00mA0-2V:0.000 ~ 2.000V0-10V:0.00 ~ 10.00V0-20:0.00 ~ 20.00mA-1020:-10.00 ~ 20.00mV0-100:0.0 ~ 100.0mV

PV

UNIT PV 入力単位 EASY-:無単位、C:摂氏-:無単位、- -:無単位- - -:無単位

PV

RH(物理量)

PV 入力レンジ最大値 EASY

入力種類による-温度入力の場合- 実際に表示する温度範

囲を設定します。(RL< RH)

-電圧 / 電流入力の場合- 電圧 / 電流信号の範囲を

設定します。 実際に表示するスケー

ル値は、入力スケール最大値(SH)と入力スケール最小値(SL)で設定します。

 (RL=RH の場合、入力は常に 0% になります)

PV

RL(物理量)

PV 入力レンジ最小値 EASY RH と同じ PV

(注 1)W:W-5% Re/W-26% Re(Hoskins Mfg. Co.),ASTM E988 WRE:W97Re3-W75Re25

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7-3IM 05P03D21-01JA

入力(PV)機能

7.1 PV 入力の機能を設定する

7

続きパラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

SDP(スケーリング)

PV 入力スケール小数点位置

(電圧 / 電流入力時)EASY

0:小数点なし1:小数点以下1桁2:小数点以下 2 桁3:小数点以下 3 桁4:小数点以下 4 桁

PV

SH(スケーリング)

PV 入力スケール最大値

(電圧 / 電流入力時)EASY

-19999 ~ 30000(SL < SH)、

| SH - SL |≦ 30000PV

SL(スケーリング)

PV 入力スケール最小値

(電圧 / 電流入力時)EASY

-19999 ~ 30000(SL < SH)、

| SH - SL |≦ 30000PV

運転画面の PV 小数点位置の変更、および表示値の桁数を変更する場合、以下のパラメータで設定します。例:PV 入力種類= K1:-270.0 ~ 1370.0℃で、0 ~ 1000℃の桁数(小数点なし)で表示

する場合 P.UNI = C P.DP = 0 P.RH = 1000 P.RL = 0

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

P.UNI 表示 PV 入力単位 STD

-:無単位C:摂氏-:無単位- -:無単位- - -:無単位

MPV P.DP

表示 PV 入力小数点位置

STD

0:小数点なし1:小数点以下1桁2:小数点以下 2 桁3:小数点以下 3 桁4:小数点以下 4 桁

P.RH表示 PV 入力レンジ最大値

STD -19999 ~ 30000、(P.RL < P.RH)、

| P.RH - P.RL |≦ 30000P.RL表示 PV 入力レンジ最小値

STD

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7-4 IM 05P03D21-01JA

7.1 PV 入力の機能を設定する

7.1.2 入力にバーンアウト検出を設定する

解 説

入力断線時の入力値を決めることができます。入力値は、アップスケールを設定したとき入力レンジの 105.0%、ダウンスケールを設定したとき入力レンジの -5.0% となります。バーンアウトは、熱電対、測温抵抗体、統一信号(0.4 ~ 2V、1 ~ 5V、4 ~ 20mA)で機能します。統一信号 0.4-2V、1-5V レンジは 0.1V 以下で、4-20mA レンジは 0.4mA 以下でバーンアウトと判断します。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

BSLPV 入力バーンアウト動作

STDOFF:バーンアウト機能なしUP:アップスケールDOWN:ダウンスケール

PV

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7-5IM 05P03D21-01JA

入力(PV)機能

7.1 PV 入力の機能を設定する

7

7.1.3 入力の基準接点補償(RJC)、外部基準接点補償(ERJC)を設定する

解 説

基準接点補償熱電対入力を選択した場合、入力補償の有無を設定できます。通常は、警報計の RJC 機能により入力の補正を行いますが、警報計外でゼロコン等を用いて厳密な補正を行いたい場合は、警報計の RJC 機能をオフにすることができます。

外部基準接点補償熱電対入力時、外部機器での温度補償の値を設定できます。ただし、RJC=OFF のときのみ使用できます。

UM33A

UM33A

補償導線端子受け

熱電対

熱電対

補償導線

端子受け

周囲温度を25℃で一定に保ったエリア内に設置

ERJCにエリア内の温度を設定します。

通常の配線

(例)設定パラメータRJC=OFF,ERJC=25.0℃

8

8

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

RJC PV 入力基準接点補償 PROOFF:RJC オフON:RJC オン

PV

ERJCPV 入力外部基準接点補償設定値

PRO -10.0 ~ 60.0℃ PV

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7-6 IM 05P03D21-01JA

7.1 PV 入力の機能を設定する

7.1.4 入力を補正する

(1)バイアス / フィルタを設定する

解 説

PV 入力バイアスPV 入力バイアスは、PV にバイアスを加算し、その結果を警報計の表示に使用する機能です。精度内に入っているが、他の機器との数値のバラツキが気になる場合、この機能で微調整します。通常の運転時は、PV 入力バイアスを使います。

測定入力値 + =バイアス値 計器内測定値

熱電対の検出温度 補正値 材料温度推測値

PV 入力フィルタPV の指示値の変動が激しく、下位の数値が読みづらいような場合、緩衝器としてディジタルフィルタを挿入します。PV 入力フィルタは 1 次遅れ演算です。時定数が大きいほど雑音除去機能の効果があります。しかし時定数を大きくし過ぎると波形が歪みます。通常の運転時は、PV 入力フィルタを使用します。

実際の入力 時定数が小さい場合 時定数が大きい場合

入力2秒フィルタを入れた例

10秒フィルタを入れた例

アナログ入力バイアスアナログ入力バイアスは、センサの入力特性の補正や補償導線の誤差補正に使用します。

アナログ入力フィルタアナログ入力フィルタは、入力に混在する雑音除去のために使用します。アナログ入力フィルタは 1 次遅れ演算です。時定数が大きいほど雑音除去機能の効果があります。しかし時定数を大きくし過ぎると波形が歪みます。

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7-7IM 05P03D21-01JA

入力(PV)機能

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

BS PV 入力バイアス EASYPV 入力レンジスパンの-100.0 ~ 100.0%(工業量) PVS

FL PV 入力フィルタ EASY OFF、1 ~ 120 秒

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

A.BS PV アナログ入力バイアス STD各入力レンジスパンの-100.0 ~ 100.0%(工業量)

PV

A.FL PV アナログ入力フィルタ STD OFF、1 ~ 120 秒 PV

(2)開平演算、ローカットを設定する

解 説

開平演算機能は、オリフィスやノズルのような絞り流量計の差圧信号を流量信号に変換する場合などに使用します。ローカット点にはヒステリシスはありません。

ローカット点可変

出力=入力

ローカット点以下傾き1(A.SR=1) ローカット点以下傾き0(A.SR=2)

出力

入力

ローカット点可変

出力

入力

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

A.SR PV アナログ入力開平演算 PRO

OFF:開平演算なし1:開平演算あり(傾

き 1)2:開平演算あり(傾

き 0)

PV

A.LC PV アナログ入力ローカット PRO 0.0 ~ 5.0% PV

(注 1)パラメータは、入力種類が電圧または電流の場合に表示されます。

7.1 PV 入力の機能を設定する

7

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7-8 IM 05P03D21-01JA

(3)10 折線を設定する

解 説

10 折線は、PV 入力、伝送出力で使用できます。► 機能ブロック図:本書の「8.1 機能ブロック図」► 出力折線:本書の「10.2 伝送出力に 10 折線を設定する」

折線バイアスこの機能は、センサの劣化による入力値の補正を行いたい場合に使用します。折線バイアスでは、下図のように任意の 11 点の入力値に対して、それぞれバイアス値を加算します。折線入力が A1 以下の場合、B1 を加算します。また折線入力が A11 以上の場合 B11 を加算します。

折線入力

実際の入力

折線バイアス

補正値(実際の入力+折線バイアス)

折線出力

A1 A2 A3 A4 A5 A6A7A8A9 A10 A11

B3 B4B5

B6

-5.0~105.0%

-5.0~105.0%

-5.0% 105.0%

折線近似この機能は、球形タンクの液位と容積のように、入力信号と測定したい値の関係がリニアでない場合などに使用します。折線近似では、下図のように任意の 11 点の入力値に対して、それぞれ出力値を任意の値に設定します。折線入力が A1 以下の場合、B1 ~ B2 間の延長線を出力します。また折線入力が A11 以上の場合、B10 ~ B11 間の延長線を出力します。

-5.0~105.0%

-5.0~105.0%

B1

A1 A2 A3 A4 A11 105.0%-5.0%

A5~A11は、A4と同じにする

B2

B3

B4

B5~B11は、B4と同じにする

折線入力

折線出力

実際の入力範囲

折線近似を施した後の出力範囲

7.1 PV 入力の機能を設定する

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7-9IM 05P03D21-01JA

入力(PV)機能

設 定 内 容

パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

A1 ~ A11 折線入力 PRO入力レンジの -66.7 ~

105.0%(工業量)

PYS1 B1 ~ B11 折線出力 PRO

折線バイアス:入力レンジスパンの -66.7 ~105.0%(工業量)

折線近似:入力レンジの-66.7 ~ 105.0%(工業量)

PMD折線モード

PRO0:折線バイアス1:折線近似

(注 1)パラメータを表示しているとき、グループ表示部にグループ番号 1 が表示されます。

以下の順番で設定します。(1)PV 入力は、PYS1 メニューで設定します。

► 折線処理の位置:本書の「8.1 機能ブロック図」(2)PMD:折線バイアスとして使用するか、折線近似として使用するかを設定します。(3)A1 ~ A11、B1 ~ B11:折線入力と折線出力を設定します。

PV 入力:PV 入力レンジまたは PV 入力レンジスパン

Note・ 折線入力(A1 ~ A11)は、単調増加するように設定してください。

7.1 PV 入力の機能を設定する

7

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7-10 IM 05P03D21-01JA

7.2 入力のサンプリング周期を設定する

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

SMP 入力サンプリング周期 STD 50、100、200 ミリ秒 CTL

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8-1IM 05P03D21-01JA

機能

8

8.1 機能ブロック図

解 説

機能ブロック図は、基本的な機能のみを記載しています。機能ブロック図中のパラメータ記号は、代表的なパラメータを記載しています。

機能ブロック図に記載されていない機能、パラメータについては、下記の箇所を参照してください。► 接点入力の機能割り付け:本書の「11.1 接点入力の機能を設定する」► 接点出力の機能割り付け:本書の「11.2 接点出力の機能を設定する」► アナログ出力レンジの変更:本書の「10.3 電流出力のレンジを変更する」

第 8 章 機能

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8-2 IM 05P03D21-01JA

8.1 機能ブロック図

リレー警報4

(PV下限)

AL4

接点出力

PV表示

DI1 = ONでPVピーク値・ボトム値リセット

OFF→ONでラッチ解除

測定入力

PV

入力種類

入力単位

入力レンジ/スケール

PV入力バイアス

PV入力フィルタ

接点入力

BS

FL

LAT

RST

PVピーク値/PVボトム値 PEAK BOTM

折線近似/折線バイアス PMD An, Bn

UNIT

IN

RH, RL SDP SH, SL

アナログ入力バイアス

開平演算

アナログ入力フィルタ

A.SR

A.BS

A.FL

標準搭載標準搭載

LPS

24Vセンサ電源

端子記号 パラメータ 機能

アナログ信号 接点信号 計器前面キー凡例

付加仕様コード/LP付き

DI2DI1

RTS

標準搭載

電流

RET

RET端子伝送出力標準搭載

AL3AL2AL1

警報1(PV上限)

警報2(PV下限)

警報3(PV上限)

警報機能

DO13DO12DO11

警報5(PV上限)

警報6(PV下限)

警報7(PV上限)

接点出力

DO14

警報8(PV下限)

DO15

FAIL

警報処理

RS-485

通信 通信

スプリット演算RET.H RET.L

折線近似/折線バイアスPMD An, Bn

基本仕様コード:タイプ2=3の場合基本仕様コード:タイプ2=1,2,3の場合

A.LC

CC-Link

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9-1IM 05P03D21-01JA

警報機能

9

9.1 警報種類を設定する

解 説

警報関連のパラメータには、警報種類(種類、待機動作、励磁 / 非励磁、ラッチ機能)、PV 警報変化率時間設定値、警報ヒステリシス、警報(オン / オフ)ディレイタイマ、警報設定値があります。

警報関連パラメータ 設定数

警報種類 8(設定数)

PV 警報変化率時間設定値 8(設定数)

警報ヒステリシス 8(設定数)

警報(オン / オフ)ディレイタイマ 8(設定数)

警報設定値 8(設定数)

► 警報ヒステリシス:本書の「9.3 警報動作に動作すきま(ヒステリシス)を設定する」► 警報ディレイタイマ:本書の「9.4 警報出力を遅らせる(警報ディレイタイマ)」► 警報設定値:本書の「6.2 警報設定値を設定する」

警報出力は、割り付いている機能を変更することができます。► 接点出力:本書の「11.2.1 接点出力の機能を設定する」

警報出力の励磁 / 非励磁を変更することができます。► 励磁 /非励磁:本書の「11.2.2 接点出力の接点タイプを変更する」

警報の状態、出力の状態、ラッチの状態を通信で読み出す場合は、通信マニュアルをご覧ください。

AL3AL2AL1

警報1(PV上限)

※ AL4およびDO11~DO15の有無は、「付1 形名仕様コード入出力表」をご覧ください。

警報2(PV下限)

警報3(PV上限)

AL4

警報4(PV下限)リレー

警報5(PV上限)

警報6(PV下限)

FAIL

DO12DO11 DO15

警報8(PV下限)

DO14

警報7(PV上限)

DO13

励磁/非励磁

警報状態

励磁/非励磁

警報状態

励磁/非励磁

警報状態

警 報 機 能

第 9 章 警報機能

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9-2 IM 05P03D21-01JA

PV 上限警報 /PV 下限警報

PV

オン オフ

オン

上図の接点タイプ:事象発生時、励磁(工場出荷時値)

警報ヒステリシス

警報ヒステリシス

オフ

時間

PV上限警報設定値

PV下限警報設定値

PV上限警報出力

PV下限警報出力

PV 変化率警報

PV

PV変化率警報出力

この傾斜より大きい場合、警報発生

時間

オフ オフオン オンオフ

変化率警報時間設定値VT1~VT8

VT VT VT VT VT VT

変化率警報設定値 変化率警報設定値

変化率警報時間設定値VT1~VT8

変化率を超えた 変化率を超えた

上図の接点タイプ:事象発生時、励磁(工場出荷時値)

VTで設定した時間の間隔で、2点間の変化量を監視します。

警報ヒステリシス、待機動作、警報ディレイタイマの機能はありません。

9.1 警報種類を設定する

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9-3IM 05P03D21-01JA

警報機能

9

自己診断警報自己診断警報は、以下の場合に発生します。該当するイベント(EV)ランプが点灯し、接点出力がオン(接点タイプが励磁の場合)します。

・PV 入力がバーンアウト・PV 入力が ADC 異常・PV 入力が RJC エラー待機動作の機能はありません。

FAIL 出力FAIL 時(MCU 異常時、システムデータ異常時)、接点タイプによらず DO(警報出力)はオフになります。ラッチ動作、励磁 / 非励磁、待機動作の機能はありません。

待機動作待機動作は、警報が発生する状態であっても無視し、一度警報発生状態から抜けるまで警報をオフにする機能です。一度警報が発生しない領域に入ると、待機動作は解除されます。待機動作は、以下の場合に働きます。

・電源投入時・警報種類変更時・通信による強制待機

下図は、電源投入時の例です。

待機動作(正常のあつかい)

電源投入 時間

ここではPVが下限警報設定値以下でも警報出力しない。

PV下限警報設定値

正常 異常

警報出力ON

9.1 警報種類を設定する

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9-4 IM 05P03D21-01JA

警報ラッチ機能警報ラッチ機能は、一度警報発生状態(警報出力オン)に入ると、その後警報ラッチ解除指令があるまで警報出力を維持し続ける(警報出力オンのまま)機能です。

警報ラッチ機能には、以下の 4 種類の動作があります。ラッチ 1 警報ラッチ解除指令があった場合、警報出力を解除します。(警報出力オフ) ただし、警報発生状態のときに警報ラッチ解除指令があった場合、無視されます。ラッチ 2 警報ラッチ解除指令があった場合、常に警報出力を強制解除します。(警報出力オフ)ラッチ 3 警報ラッチ解除指令があった場合、または警報発生状態でなくなった場合、警報出力

を解除します。(警報出力オフ)ラッチ 4 警報ラッチ解除指令があった場合、警報出力を解除します。(警報出力オフ) ただし、警報発生状態のときに警報ラッチ解除指令があった場合、入力サンプリング

周期分警報出力を解除します。(警報出力オフ)

PV

点灯 点灯

上図の接点タイプ:事象発生時励磁(工場出荷時値)

警報ヒステリシス

消灯 消灯

オン

オン オン

オンオフ

オフ

オフ

オン オンオフ オフ

時間

PV上限警報設定値

PV上限警報表示

PV上限警報出力(ラッチなし)

ラッチ1動作のPV上限警報出力

ラッチ2動作のPV上限警報出力

オン オンオフ オフラッチ3動作のPV上限警報出力

オン オン オン

サンプリング周期分オフ

オフラッチ4動作のPV上限警報出力

解除指令 解除指令

解除指令 解除指令

解除指令

解除指令

解除指令

解除指令

9.1 警報種類を設定する

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9-5IM 05P03D21-01JA

警報機能

9

警報ラッチの解除警報ラッチ機能は、ユーザファンクションキー、通信または接点入力によって解除できます。警報ラッチ機能を解除すると、すべてのラッチされている警報出力が解除されます。► キーによる警報ラッチ機能の解除:本書の「12.2 ユーザファンクションキーに機能を割り付ける」

► 接点入力による警報ラッチ機能の解除:本書の「11.1.1 接点入力の機能を変更する」► 通信による警報ラッチ機能の解除:「UTAdvanced シリーズ通信機能インタフェース ユーザーズマニュアル」

PV

点灯 点灯

上図の接点タイプ:事象発生時励磁(工場出荷時値)

警報ヒステリシス

警報ヒステリシス

消灯 消灯

点灯 点灯消灯 消灯 消灯

オン オンオフ オフ

オン オン オンオフ オフ

時間

PV上限警報設定値

PV下限警報設定値

PV上限警報状態

PV下限警報状態

ラッチ1動作のPV上限警報出力

ラッチ2動作のPV下限警報出力

解除指令 解除指令 解除指令

解除指令 解除指令 解除指令

警報出力 / 表示ランプ(EV)の動作接点出力および表示ランプ(EV)は、通常、警報種類の設定値に従って出力および表示されます。ただし、警報種類の設定値に関係なく、通常動作、ラッチ動作の各警報状態

(動作)を接点出力や表示ランプ(EV)に割り付けることができます。(2 つの動作を同時に割り付けることが可能です。)► 表示ランプの動作:本書の「12.1 表示機能を設定する」► 接点出力の動作:本書の「11.2.1 接点出力の機能を設定する」

9.1 警報種類を設定する

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9-6 IM 05P03D21-01JA

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

AL1 ~ AL8 警報 1 ~ 8 種類 EASY 下表参照ALRM

VT1 ~ VT8PV 変化率警報時間設定値 1 ~ 8

EASY 00.01 ~ 99.59(分 . 秒)

(注 1)AL1 ~ AL8、VT1 ~ VT8 パラメータは、初期状態では 8 つ表示されます。パラメータ ALNO. で警報数を変更できます。

下図は、PV 上限警報(01)、待機動作有(1)、非励磁(1)、ラッチ 1 動作有(1)を設定した例です。

警報種類待機動作励磁 /非励磁ラッチ動作

記号

名  称ラッチ動作

(注 1)励磁(0)/非励磁(1)

待機動作無(0)/ 有(1)

警報種類

未設定 -(注 2) -(注 2) -(注 2) 00

PV 上限警報 0 / 1 / 2 / 3 / 4 0 / 1 0 / 1 01

PV 下限警報 0 / 1 / 2 / 3 / 4 0 / 1 0 / 1 02

PV 変化率警報 0 / 1 / 2 / 3 / 4 0 / 1 -(注 2) 29

自己診断警報 0 / 1 / 2 / 3 / 4 0 / 1 -(注 2) 30

FAIL -(注 2) -(注 2) -(注 2) 31

(注 1)0:ラッチ動作なし、1:ラッチ 1、2:ラッチ 2、3:ラッチ 3、4:ラッチ 4(注 2)-:設定しても動作しません。

9.1 警報種類を設定する

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9-7IM 05P03D21-01JA

警報機能

9

9.2 警報の使用数を設定する

解 説

警報種類、警報ヒステリシス、警報(オン / オフ)ディレイタイマ、警報設定値は、最大 8 つあります。使用しない警報パラメータを非表示および機能オフにすることができます。例えば ALNO.=4 のとき、警報種類、PV 変化率警報時間設定値、警報ヒステリシス、警報ディレイタイマ、警報設定値はそれぞれ 4 つ表示されます。警報数を 0 に設定すると、警報設定値パラメータ、警報種類パラメータ、メニューが表示されません。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

ALNO. 警報数 PRO 0 ~ 8 CTL

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9-8 IM 05P03D21-01JA

9.3 警報動作に動作すきま(ヒステリシス)を設定する

解 説

警報出力が激しくオン / オフを繰り返す場合は、警報ヒステリシスを広めに設定することで激しさを弱めることができます。

PV 上限警報のヒステリシス

オン/オフ動作点(警報設定値)

PV

出力

オン

オフ ヒステリシス

PV 上限警報のヒステリシスに 5℃と 15℃を設定した例

閉(オン)

時間

警報1設定値:100℃(例)

閉(オン)

時間

警報1設定値:100℃(例)

HYS:15℃(例)HYS:5℃(例)

PV PV警報オン

オフ

オンオフ

オン

オフ

警報オン

オフ

設 定 内 容

パラメータ記号 名  称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

HY1 ~ HY8警報 1 ~ 8 ヒステリシス

EASY

ヒステリシスの設定値を表示値で設定します。-19999 ~ 30000(入力レンジ範囲内で設定してください)小数点位置は、入力種類によります。

ALRM

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9-9IM 05P03D21-01JA

警報機能

9

9.4 警報出力を遅らせる(警報ディレイタイマ)

解 説

警報オンディレイタイマは、警報が発生する状態になったとき、タイマが起動し設定した時間が経過した場合に警報をオンさせる機能です。タイマが動作中、警報が発生しない領域に入るとタイマはリセットされます。警報は発生しません。下図は、オンディレイタイマの例です。

PV

経過時間

オンディレイタイマ時間

点灯

上図の例では、接点タイプは事象発生時励磁となります。(工場出荷時値)

警報ヒステリシス

消灯

オフ

時間

PV上限警報設定値

PV上限警報状態

(ディレイタイマがない場合)

PV上限警報出力

経過時間

オンディレイタイマ時間

オン

警報オフディレイタイマは、警報が発生しない状態(正常状態)になったとき、タイマが起動し設定した時間が経過した場合に警報をオフさせる機能です。タイマが動作中、警報が発生する領域に再度入るとタイマはリセットされます。警報は切れません。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

DYN1 ~ DYN8警報 1 ~ 8 オンディレイタイマ

STD0.00 ~ 99.59(分 . 秒) ALRM

DYF1 ~ DYF8警報 1 ~ 8 オフディレイタイマ

PRO

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10-1IM 05P03D21-01JA

伝送出力機能

10

10.1 伝送出力端子、種類、スケールを設定する

解 説► 電流レンジ:本書の「10.3 電流出力のレンジを変更する」

20 mA(出力信号)

0.0℃ 200.0℃

4 mA

50.0℃ 150.0℃伝送スケール

PVスケール

出力レンジ

PV入力レンジ最小値 PV入力レンジ最大値

記録計へ

設 定 内 容

パラメータ記号 名  称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

RTSRET 伝送出力種類

EASYOFF:未設定PV1:PVLPS:15VDC センサ用供給電源

OUT

RTHRET 伝送出力スケール最大値

STD

RTS=PV1 の場合、RTL+1digit ~ 30000-19999 ~ RTH-1digit

小数点位置は、RTS=PV1 の場合、PV 入力の小数点

位置と同じです。

OUT

RTLRET 伝送出力スケール最小値

STD

パラメータと対象とする端子RTS、RTH、RTL RET 端子

第 10 章 伝送出力機能

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10-2 IM 05P03D21-01JA

10.2 伝送出力に 10 折線を設定する

解 説

10 折線は、PV 入力、伝送出力で使用できます。► 機能ブロック図:本書の「8.1 機能ブロック図」► 入力折線:本書の「7.1.4 入力を補正する (3)10 折線を設定する」

折線バイアス折線近似と同様にバイアスとして補正することができます。折線バイアスでは、下図のように任意の 11 点の入力値に対して、それぞれバイアス値を加算します。折線入力が A1 以下の場合、B1 を加算します。また折線入力が A11 以上の場合 B11 を加算します。

折線入力

実際の出力

折線バイアス

補正値(実際の出力+折線バイアス)

折線出力

A1 A2 A3 A4 A5 A6A7A8A9 A10 A11

B3 B4B5

B6

-5.0~105.0%

-5.0~105.0%

折線近似この機能は、出力を補正したい場合などに使用します。折線近似では、下図のように任意の 11 点の入力値に対して、それぞれ出力値を任意の値に設定します。折線入力が A1 以下の場合、B1 ~ B2 間の延長線を出力します。また折線入力が A11 以上の場合、B10 ~ B11 間の延長線を出力します。

-5.0~105.0%

-5.0~105.0%

B1

A1 A2 A3 A4 A11

A5~A11は,A4と同じにする

B2

B3

B4

B5~B11は,B4と同じにする

折線入力

折線出力

実際の出力範囲

折線近似を施した後の出力範囲

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10-3IM 05P03D21-01JA

伝送出力機能

10

設 定 内 容

パラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

A1 ~ A11 折線入力 PRO 出力折線:-5.0 ~ 105.0%

PYS2 B1 ~ B11 折線出力 PRO 出力折線:-5.0 ~ 105.0%

PMD折線モード

PRO0:折線バイアス1:折線近似

(注 1)パラメータを表示しているとき、グループ表示部にグループ番号 2が表示されます。

以下の順番で設定します。(1)RET アナログ出力は、PYS2 メニューで設定します。

設定値 RET は、RET 端子に出力する前で機能します。(2)PMD:折線バイアスとして使用するか折線近似として使用するかを設定します。(3)A1 ~ A11、B1 ~ B11:折線入力と折線出力を設定します。

Note・ 折線入力(A1 ~ A11)は、単調増加するように設定してください。

10.2 伝送出力に 10 折線を設定する

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10-4 IM 05P03D21-01JA

10.3 電流出力のレンジを変更する

解 説

アナログ出力の種類を 4 ~ 20/0 ~ 20/20 ~ 4/20 ~ 0(mA)から選択できます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

RET.A RET 電流出力レンジ STD

4-20:4 ~ 20mA、0-20:0 ~ 20mA、20-4:20 ~ 4mA、20-0:20 ~ 0mA

OUT

パラメータと対象とする端子RET.A RET 端子

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10-5IM 05P03D21-01JA

伝送出力機能

10

10.4 スプリット演算出力機能を設定する

解 説

スプリット演算出力は、2 点の折れ点を設定することで下記のように出力できます。スプリット演算出力は、電流出力レンジも変更できます。► 電流出力レンジ:本書の「10.3 電流出力のレンジを変更する」

設定例RET 端子

伝送出力種類 RTS=PV1

電流出力 100% 折れ点 RET.H=75.0%

電流出力 0% 折れ点 RET.L=0.0%

電流出力レンジ RET.A=4-20

0 5025 75 100

25

50

75

100105

%

%

20

mA

4 0-5-5

10

5

15

スプリット演算前の出力値

演算後の出力値

RET端子100%折れ点

RET端子0%折れ点

RET端子

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

RET.HRET 電流出力 100%折れ点

PRO-100.0 ~ 200.0% OUT

RET.LRET 電流出力 0% 折れ点

PRO

パラメータと対象とする端子RET.H、RET.L RET 端子

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10-6 IM 05P03D21-01JA

10.5 15 VDC センサ用供給電源を使う

解 説

15VDC センサ用供給電源は、2 線式伝送器に対して 14.5V ~ 18.0VDC(21mADC) の直流電源を供給する機能です。供給電源部は、内部回路から絶縁されていることや電流制限回路を備えているため、フィールドで短絡事故が起こった場合でも警報計の他の部分へ悪影響を与えることがありません。ただし、信号ラインに重畳してディジタル通信を同時に行う場合は、センサ用供給電源を使用できません。

以下に 2 線式伝送器との接続例を示します。

2線式伝送器

0.4-2VDC

警報計

100Ω

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

RTSRET 伝送出力種類

EASYOFF:未設定PV1:PVLPS:15VDC センサ用供給電源

OUT

パラメータと対象とする端子RTS RET 端子

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11-1IM 05P03D21-01JA

接点入出力機能

11

11.1 接点入力の機能を設定する

11.1.1 接点入力の機能を設定する

解 説

接点入力機能は、運転モードなどの機能に接点入力の番号(I リレー)を設定することにより機能します。ここでの説明は、接点タイプが励磁の場合です。(接点がオンしたときに機能を実行)

PV ピーク値・ボトム値リセット(RST)PV ピーク値と PV ボトム値を接点入力でリセットすることができます。ステータス切替です。► PV ピーク値、PVボトム値:本書の「6.4 PV ピーク値、PVボトム値を確認する」

接点状態 動  作 備  考

ONPV ピーク値、PV ボトム値をリセット

OFF 現在の運転状態 -

ラッチ解除(LAT)ラッチを接点入力で解除することができます。立ち上がりエッジによる切替です。

接点状態 動  作 備  考

OFF → ON ラッチを解除 -

ON → OFF 現在の運転状態 -

ラッチ解除は、すべてのラッチされている接点(警報)出力を解除します。

LCD バックライトオン / オフ切替(LCD)LCD のオン / オフを接点入力で切り替えることができます。立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジによる切替です。

接点状態 動  作 備  考

OFF → ON LCD バックライトをオフ -

ON → OFF LCD バックライトをオン -

PV 赤色 / 白色切替(PVRW)PV の色を接点入力で切り替えることができます。ステータス切替です。

接点状態 動  作 備  考

ON 赤色 -

OFF 白色 -

パラメータ PCMD=10 に設定してください。

メッセージ割り込み表示 1 ~ 4(MG1 ~ 4)LL50A パラメータ設定ソフトウェアで設定したメッセージを接点入力により PV 表示部に割り込み表示させることができます。メッセージは、半角英数文字 20 文字以内で、最大 4 つまで登録することができます。立ち上がりエッジによる切替です。► メッセージ:「LL50A パラメータ設定ソフトウェア ユーザーズマニュアル」

接点状態 動  作 備  考

OFF → ON メッセージを割り込み表示 DISP キーを押すと、メッセージは消えます。

ON → OFF 現在の PV を表示 -

第 11 章 接点入出力機能

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11-2 IM 05P03D21-01JA

接点の動作種類 動  作 説   明

ステータス

ON

OFFOFF

接点入力信号を受けると指定の動作となり、解除されると元に戻ります。

立ち上がりエッジ

検知時間: 入力サンプリング周期+50ミリ秒

立ち上がりエッジ

ON

OFFOFF

オフ→オンの接点入力信号を受けると、指定の動作となります。最小検知時間は入力サンプリング周期+ 50 ミリ秒です。

パルス幅は 50 ミリ秒以上

立ち下がりエッジ

検知時間: 入力サンプリング周期+50ミリ秒

立ち下がりエッジ

ON

OFFOFF

オン→オフの接点入力信号を受けると、指定の動作となります。最小検知時間は入力サンプリング周期+ 50 ミリ秒です。

パルス幅は 50 ミリ秒以上

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

RST PV ピーク値・ボトム値リセット STD

後述の「UM33A の DI

と設定値」を参照

DI.SL

LAT ラッチ解除(ACK) STD

LCD LCD バックライトオン / オフ切替 STD

PVRW PV 赤色 / 白色切替 STD

MG1 メッセージの割り込み表示 1 PRO

MG2 メッセージの割り込み表示 2 PRO

MG3 メッセージの割り込み表示 3 PRO

MG4 メッセージの割り込み表示 4 PRO

UM33A の DI と設定値(I リレー番号)標準搭載の DI

DI 記号 設定値

DI1 5025

DI2 5026

11.1 接点入力の機能を設定する

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11-3IM 05P03D21-01JA

接点入出力機能

11

11.1.2 接点入力の接点タイプを変更する

解 説

接点タイプは、機能に割り付いた接点入力の動作方向を設定できます。

設 定 内 容

標準搭載の接点入力パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

DI1.D DI1 接点タイプ PRO0:接点入力が閉じたときに

割り付いた機能を実行。1:接点入力が開いたときに

割り付いた機能を実行。

DI.D DI2.D DI2 接点タイプ PRO

► 端子配列:本書の「16.4 配線する」

11.1 接点入力の機能を設定する

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11-4 IM 05P03D21-01JA

11.2 接点出力の機能を設定する

11.2.1 接点出力の機能を設定する

解 説

接点出力機能は、接点出力に警報などのステータスを設定することにより機能します。ここでの説明は、接点タイプが励磁の場合です。(事象が発生したとき接点をオン)

設 定 内 容

標準搭載の接点出力パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

AL1.S AL1 機能選択 STD

後述参照 ALM AL2.S AL2 機能選択 STD

AL3.S AL3 機能選択 STD

拡張のリレー接点出力パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

AL4.S AL4 機能選択 STD 後述参照 ALM

拡張の接点出力パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

DO1.S DO11 機能選択 STD

後述参照 DO

DO2.S DO12 機能選択 STD

DO3.S DO13 機能選択 STD

DO4.S DO14 機能選択 STD

DO5.S DO15 機能選択 STD

UM33A の接点出力の有無については、下表で確認してください。

端子エリア基本仕様コード:タイプ 2

0 1 2 3

ALM4(101-103) - AL4 AL4 AL4

E1 端子エリア - - - DO11 ~ DO15

► 端子配列:本書の「16.4 配線する」

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11-5IM 05P03D21-01JA

接点入出力機能

11

警報ステータス警報状態を接点出力に出すことができます。(下記設定値は、I リレー番号です)► I リレー:「UTAdvanced シリーズ通信インタフェース(RS485、Ethernet)ユーザーズマニュアル」

設定値機   能

警報状態警報出力の

状態4321 4353 警報 1

4322 4354 警報 2

4323 4355 警報 3

4325 4357 警報 4

4326 4358 警報 5

4327 4359 警報 6

4329 4361 警報 7

4330 4362 警報 8

・ 警報状態:警報発生時内部の警報状態がオン、正常時内部の警報状態がオフ・ 警報出力の状態:警報発生時の接点出力状態(警報時オン、正常時オフ)

ただし、出力状態は、警報の励磁 / 非励磁、ラッチ動作、接点タイプの設定によります。上記は、接点タイプが励磁の場合です。(事象が発生したとき接点をオン)通常の警報を接点に出す場合は、警報出力の状態を割り付けます。

► 警報の動作:本書の「9.1 警報種類を設定する」

警報ラッチステータス警報 1 ~ 8 種類(パラメータ AL1 ~ AL8)のラッチ動作の設定によらず、警報のラッチ動作を別の接点出力に出すことができます。(下記設定値は、I リレー番号です)► I リレー:「UTAdvanced シリーズ通信インタフェース(RS485、Ethernet)ユーザーズマニュアル」

設定値

機   能警報出力の

ラッチ 1状態

警報出力のラッチ 2

状態

警報出力のラッチ 3

状態

警報出力のラッチ 4

状態4385 4417 4449 4481 警報 1

4386 4418 4450 4482 警報 2

4387 4419 4451 4483 警報 3

4389 4421 4453 4485 警報 4

4390 4422 4454 4486 警報 5

4391 4423 4455 4487 警報 6

4393 4425 4457 4489 警報 7

4394 4426 4458 4490 警報 8

・ 警報出力のラッチ 1、2、3、4 状態:警報発生時の接点出力のラッチ状態のときオン、正常時接点出力のラッチ解除状態のときオフ

ただし、出力状態は、接点タイプの設定によります。

► 警報のラッチ動作:本書の「9.1 警報種類を設定する」

11.2 接点出力の機能を設定する

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11-6 IM 05P03D21-01JA

キー、表示ステータスキー、表示ステータスを接点出力に出すことができます。(下記設定値は、I リレー番号です)

設定値 機   能接点状態

ON OFF

4705 PARA キー

キーが押されている状態キーが押されていない

状態

4706 DISP キー

4707 右矢印キー

4708 下矢印キー

4709 SET/ENTER キー

4710 上矢印キー

4711 左矢印キー

4715 Fn キー

運転モードや各種ステータス

設定値 機   能接点状態

ON OFF

4256 FAIL 出力 正常状態 FAIL 状態

システムエラーステータス

設定値 機   能接点状態

ON OFF

4769 メッセージ 1 割り込み表示状態 割り込みあり 割り込みなし

4770 メッセージ 2 割り込み表示状態 割り込みあり 割り込みなし

4771 メッセージ 3 割り込み表示状態 割り込みあり 割り込みなし

4773 メッセージ 4 割り込み表示状態 割り込みあり 割り込みなし

5457 電源オン→初期化状態 動作中 システム初期化中

エラーステータス

設定値 機   能接点状態

ON OFF

4065 PV 入力の A/D コンバータエラー

エラー発生 正常

4073 PV 入力のバーンアウトエラー

4070 PV 入力の RJC エラー

4097 PV 入力のバーンアウトエラー

4101 PV 入力のオーバースケール

4102 PV 入力のアンダースケール

システムエラーステータス

設定値 機   能接点状態

ON OFF

4001 システムデータエラー

エラー発生 正常

4002 校正値エラー

4003ユーザ(パラメータ)初期値エラー

4005 セットアップパラメータエラー

4006 運転パラメータエラー

4009 FRAM 異常状態

11.2 接点出力の機能を設定する

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11-7IM 05P03D21-01JA

接点入出力機能

11

11.2.2 接点出力の接点タイプを変更する

解 説

接点タイプは、機能に割り付いた接点出力の動作方向を設定できます。

設 定 内 容

標準搭載の接点出力パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

AL1.D AL1 接点タイプ PRO 0:割り付いた機能の事象が発生したとき、接点出力を閉じる。

1:割り付いた機能の事象が発生したとき、接点出力を開く。

ALM

AL2.D AL2 接点タイプ PRO

AL3.D AL3 接点タイプ PRO

拡張のリレー接点出力パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

AL4.D AL4 接点タイプ PRO

0:割り付いた機能の事象が発生したとき、NO

(ノーマリー・オープン)端子を閉じる。

1:割り付いた機能の事象が発生したとき、NC

(ノーマリー・クローズ)端子を閉じる。

ALM

拡張の接点出力パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

DO1.D DO11 接点タイプ PRO 0:割り付いた機能の事象が発生したとき、接点出力を閉じる。

1:割り付いた機能の事象が発生したとき、接点出力を開く。

DO

DO2.D DO12 接点タイプ PRO

DO3.D DO13 接点タイプ PRO

DO4.D DO14 接点タイプ PRO

DO5.D DO15 接点タイプ PRO

UM33A の接点出力の有無については、下表で確認してください。

端子エリア基本仕様コード:タイプ 2

0 1 2 3

ALM4(101-103) - AL4 AL4 AL4

E1 端子エリア - - - DO11 ~ DO15

► 端子配列:本書の「16.4 配線する」

11.2 接点出力の機能を設定する

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12-1IM 05P03D21-01JA

表示/キー/セキュリティ機能

12

12.1 表示機能を設定する

12.1.1 アクティブ・ディスプレイ(表示色切替)機能を設定する

アクティブ・ディスプレイ機能は、事象発生により PV 表示部の表示色を切り替えます。

解 説

警報と連動して切り替える警報 1 または警報 2 に連動して PV 表示部の表示色を切り替えます。

警報 1 に連動して動作する例です。警報 1 種類に PV 上限警報を、警報 1 設定値に 80℃を設定します。PV 表示色切替に “2” を設定すると、PV が警報 1 設定値以上になったときに PV 表示部が白色から赤色に変化します。赤色から白色への切り替え動作も設定可能です。

時間PV赤色PV白色 PV白色

警報1設定値A1=80℃

PV

75℃

警報1ヒステリシス

PV に連動して切り替えるPV に連動して PV 表示部の表示色を切り替えます。

上限設定値(70℃)と下限設定値(20℃)を設け、PV がこれらの範囲から外れたときに PV 表示部が白色から赤色に変化します。赤色から白色への切り替えも設定可能です。ヒステリシスはありません。

時間

PV

PV表示色切替時上限設定値パラメータ“PCH”=70℃

PV表示色切替時下限設定値パラメータ“PCL”=20℃

70℃

20℃

PV赤色 PV白色PV赤色 PV白色

第 12 章 表示 / キー / セキュリティ機能

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12-2 IM 05P03D21-01JA

固定で使用するPV 表示部の色を常に赤色にします。白色固定も可能です。

8

PV赤色

A1橙色※変更できません。

DI に連動して切り替えるDI1 のオン / オフによる表示色切替の設定例です。

パラメータ PCMD=10、パラメータ PVRW=5025 に設定すると、DI1 がオンのとき赤色、オフのとき白色となります。

PVRW:PV 赤色 / 白色切替(メニュー:DI.SL)

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

PCMD PV 表示色切替 EASY

0:白色固定モード1:赤色固定モード2:警報 1 連動モード(警報発生

なし:白色、警報発生:赤色)3:警報 1 連動モード(警報発生

なし:赤色、警報発生:白色)4:警報 1 または警報 2 連動モー

ド(警報発生なし:白色、警報発生:赤色)

5:警報 1 または警報 2 連動モード(警報発生なし:赤色、警報発生:白色)

6:PV 連動モード(範囲内:白色、範囲外:赤色)

7:PV 連動モード(範囲内:赤色、範囲外:白色)

10:DI 連動モード(オン : 赤色、オフ:白色)

DISP

PCHPV 表示色切替時上限設定値

EASYPV 連動モード時に表示値で設定します。 -19999 ~ 30000(入力レンジ範囲内で設定してください)小数点位置は、入力種類によります。

PCLPV 表示色切替時下限設定値

EASY

12.1 表示機能を設定する

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12-3IM 05P03D21-01JA

表示/キー/セキュリティ機能

12

12.1.2 運転画面の任意の表示値を消す

解 説

運転画面の PV 表示部、設定値表示部、ステータス表示部の表示 / 非表示を設定できます。表示させたくない項目を非表示にすることができます。例えば、PV 表示部を非表示にした場合、PV 表示画面の PV 値、メニュー画面やパラメータ設定画面のガイドは表示されません。電源投入時のエラー、機器故障のエラーが発生した場合は、非表示になりません。

8

PV表示部

設定値表示部ステータス表示部

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

PV.D PV 表示部オン / オフ PROOFF:非表示ON:表示

DISP SP.D 設定値表示オン / オフ PRO

STS.Dステータス表示部オン/ オフ

PRO

12.1 表示機能を設定する

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12-4 IM 05P03D21-01JA

12.1.3 セレクト画面を登録する(5 個まで)

解 説

セレクト画面とは、変更する頻度の高い運転パラメータ(運転モードを除く)を運転画面に表示させ、パラメータの変更が簡単にできる画面です。セレクト画面は、最大 5 個まで登録できます。セレクト画面への登録は、登録したいパラメータの D レジスタ番号を設定します。ただし、以下のパラメータメニューのパラメータは設定できません。CTL、PV、MPV、OUT、R485、KEY、DISP、CSEL、KLOC、MLOC、DI.SL、DI.D、ALM、DO、I/O、SYS、INIT、VER、LVL

8 8

PV表示画面

通常の運転画面

例:警報設定値設定画面

セレクト画面

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー画面

CS1 ~ CS5セレクト画面 1 ~ 5登録

STDOFF:登録なしD レジスタ番号(2301 ~5000)

CSEL

D レジスタ番号は、「UTAdvanced シリーズ通信インタフェース ユーザーズマニュアル」の 10.4.2 項、10.4.3 項をご覧ください。

D レジスタ番号 分  類 内  容通信インタフェース

ユーザーズマニュアルの参照先

2301 ~ 2400

運転パラメータ

警報設定値設定

10.4.2 項2801 ~ 2900 警報機能設定

2901 ~ 3000 PV 関連設定

4801 ~ 5000 折線設定パラメータ 折線設定 10.4.3 項

12.1 表示機能を設定する

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12-5IM 05P03D21-01JA

表示/キー/セキュリティ機能

12

12.1.4 イベント表示を変更する

解 説

UM33A は 8 つのイベントランプ(EV)が装備されています。EV1 ~ EV8 に警報 1 ~ 8 が割り付いています。

設 定 内 容

パラメータ記号

名 称表示

レベル設定範囲

メニュー記号

EV1 ~ EV8EV1 ~ 8表示条件登録

PRO

設定範囲:4001 ~ 6304OFF:オフ4321:警報 1 に連動(警報発生時点灯)4322:警報 2 に連動(警報発生時点灯)4323:警報 3 に連動(警報発生時点灯)4325:警報 4 に連動(警報発生時点灯)4326:警報 5 に連動(警報発生時点灯)4327:警報 6 に連動(警報発生時点灯)4329:警報 7 に連動(警報発生時点灯)4330:警報 8 に連動(警報発生時点灯)

5025 ~ 5026:DI1 ~ DI2 に連動(接点閉:点灯)5153 ~ 5155:AL1 ~ AL3 に連動(接点閉:点灯)5156:AL4 に連動(接点閉:点灯)5169 ~ 5173:DO11 ~ DO15 に連動(E1 端子

エリア)(接点閉:点灯)

その他の機能ついては、「UTAdvanced シリーズ通信インタフェース ユーザーズマニュアル」をご覧ください。

DISP

リレー番号 内  容通信インタフェース

ユーザーズマニュアルの参照先4001 ~ 4064 システムエラー

11.3.1 項

4065 ~ 4128 入力エラー

4129 ~ 4192 空き領域

4256 FAIL 出力

4257 ~ 4320 空き領域

4321 ~ 4384 警報

4385 ~ 4528 警報ラッチ

4641 ~ 4704 空き領域

4705 ~ 4768 キー

4769 ~ 4832 表示

4833 ~ 5024 空き領域

5025 ~ 5152 入力リレー11.3.2 項

5153 ~ 5280 出力リレー

12.1 表示機能を設定する

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12-6 IM 05P03D21-01JA

12.1.5 PV 最下位桁を消す

解 説

運転画面の PV 最下位桁表示のあり / なしを設定することができます。最下位桁をなしに設定した場合、最下位の値を「切り捨て」または「四捨五入」することができます。最下位桁のあり / なしによって内部値は変更されません。(表示のみです)小数点がない場合は機能しません。

最下位桁表示 最下位桁非表示

8 8

下表は、最下位桁のあり / なしの例です。PV 表示

最下位桁あり最下位桁なし

切り捨て 四捨五入1499.9 1499 15001500.4 1500 15001999.9 1999 20002000.4 2000 20003000.0 3000 30003000.9 3000 30013001.0 3001 3001

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

MLSDPV 表示最下位桁マスク

STDOFF:最下位桁ありON:最下位桁なし

DISP

MKTPPV 表示最下位桁マスク時の方法選択

STD0:切り捨て1:四捨五入

DISP

12.1 表示機能を設定する

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12-7IM 05P03D21-01JA

表示/キー/セキュリティ機能

12

12.1.6 省エネモードを設定する

解 説

LCD バックライトの点灯 / 消灯は、以下の方法で行うことができます。LCD バックライトを消灯することで、省エネ効果があります。

ユーザファンクションキー ユーザファンクションキーに LCD バックライトオン / オフ切替を割り付けることが

できます。► ユーザファンクションキー:本書の「12.2 ユーザファンクションキーに機能を割り付ける」

バックライトオフタイマ バックライトオフタイマは、省エネモードパラメータをオンに設定します。 30 分間キー操作がない場合、LCD バックライトが自動的に消灯します。 LCD バックライトの消灯は、表示画面全体と PV 表示部以外の消灯を選択することが

できます。 LCD バックライトを点灯させる場合は、いずれかのキーを押します。

接点入力 接点入力に LCD バックライトオン / オフ切替を割り付けることができます。► 接点入力:本書の「11.1 接点入力の機能を設定する」

以下の場合、LCD バックライトは消灯になりません。・警報が発生している場合・電源投入時のエラー、機器故障のエラーが発生した場合

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

ECO 省エネモード STD

OFF:オフ1:省エネモードオン(PV

表示部以外消灯)2:省エネモードオン(全

表示画面消灯)3:輝度 10%(表示画面

全体)

DISP

12.1.7 電源オン時に最初に表示させる運転画面を選択する

解 説

電源オンした時の最初に表示させる運転画面を設定できます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名  称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

HOMEホーム運転画面設定

PROPV:PV 表示画面CS1 ~ CS5:セレクト画面 1 ~ 5

DISP

12.1 表示機能を設定する

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12-8 IM 05P03D21-01JA

12.1.8 メッセージ機能を設定する

解 説

メッセージ機能は、あらかじめ登録したメッセージを接点入力のオン / オフにより PV表示部に割り込み表示させることができます。メッセージは、LL50A パラメータ設定ソフトウェアで登録します。メッセージは、半角英数文字 20 文字以内で、最大 4 つまで登録することができます。メッセージが同時に表示される場合、次の優先順位となります。優先順位:(高)MG1>MG2>MG3>M4(低)► メッセージの登録:「LL50A パラメータ設定ソフトウェア ユーザーズマニュアル」► 接点入力の登録:本書の「11.1.1 接点入力の機能を設定する」► 登録文字:本書の「3.3 表示記号一覧」

接点入力をオンすると、あらかじめ登録したメッセージがスクロール表示されます。

通常の運転画面

8

8

12.1.9 ガイド言語を切り替える

解 説

パラメータやメニューを表示しているときのガイド表示の言語を切り替えることができます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

LANG ガイド表示言語 EASY

ENG:英語FRA:フランス語GER:ドイツ語SPA:スペイン語

SYS

12.1 表示機能を設定する

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12-9IM 05P03D21-01JA

表示/キー/セキュリティ機能

12

12.1.10 ガイド表示のスクロールスピードを変える

解 説

パラメータやメニューのガイドをスクロール表示しているとき、スピードを変更できます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

SPD スクロールスピード PRO (遅い)1 ~ 8(早い) DISP

12.1.11 ガイド表示をオン / オフする

解 説

パラメータやメニューを表示しているときのガイド表示のオン / オフを切り替えることができます。メニュー画面、パラメータ設定画面では、Fn キーのオン / オフでガイド表示のオン / オフができます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

GUID ガイド表示オン / オフ STDOFF:非表示ON:表示

DISP

12.1.12 運転画面への自動復帰を設定する

解 説

運転画面への自動復帰は、メニュー画面、パラメータ設定画面で 5 分間キー操作がない場合に、自動的に運転画面に戻る機能です。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

OP.JP運転画面への自動復帰設定

PROOFF:自動復帰しないON:自動復帰する

DISP

12.1 表示機能を設定する

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12-10 IM 05P03D21-01JA

12.1.13 LCD の輝度調整、表示更新周期設定を行う

解 説

PV、設定値、バーグラフ、ステータス表示の輝度を調整できます。各表示部ごとの輝度調整も可能です。使用環境温度が低い場合、LCD 表示の動作が鈍くなるときがあります。この場合、表示更新周期を遅くすることにより、正確な表示ができます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

BRI 輝度 EASY (暗い)1 ~ 5(明るい)

DISP

B.PVWPV 表示部の白色輝度調整

PROPV 表示部の白色輝度の調整を行います。

(暗い)-4 ~ 4(明るい)

B.PVRPV 表示部赤色輝度調整

PROPV 表示部の赤色輝度の調整を行います。

(暗い)-4 ~ 4(明るい)

B.SP設定値表示部の輝度調整

PROSP 表示部の輝度の調整を行います。

(暗い)-4 ~ 4(明るい)

B.STSステータス表示部の輝度調整

PROステータス表示部の輝度の調整を行います。

(暗い)-4 ~ 4(明るい)

D.CYC 表示更新周期 PRO

1:100 ミリ秒2:200 ミリ秒3:500 ミリ秒4:1 秒5:2 秒

12.1 表示機能を設定する

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12-11IM 05P03D21-01JA

表示/キー/セキュリティ機能

12

12.2 ユーザファンクションキーに機能を割り付ける

解 説

ユーザファンクションキーは、警報計前面に 1 個用意されています。ユーザファンクションキーに各機能(運転モードの切替など)を割り付けることができます。ユーザファンクションキーを押すことにより、割り付けた機能が動作します。ユーザファンクションキーは、運転画面においてのみ使用できます。パラメータ設定画面では、割り付けた機能は動作しません。ただし、Fn キーは、ガイド表示オン/オフ機能として動作します。

8ユーザファンクションキー

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

Fn ユーザファンクションキー動作設定 EASY 下表参照 KEY

設定値 機   能 動   作

OFF 未設定 -

LTUP LCD 輝度増加ファンクションキーを押すたびに、現在の輝度状態から徐々に明るくなります。

LTDN LCD 輝度減少ファンクションキーを押すたびに、現在の輝度状態から徐々に暗くなります。

BRI LCD 輝度調整

ファンクションキーを押すたびに、現在の輝度状態から徐々に明るくなります。最も明るくなった後にファンクションキーを押した場合は、最も暗い状態になります。その後は、最も暗い→最も明るい→最も暗い→・・・・を繰り返します。

LCDLCD バックライトオン / オフ切替

ユーザファンクションキーを押すたびに、LCD バックライトの点灯と消灯を切り替えます。

LAT ラッチ解除(ACK)ユーザファンクションキーを押すと、ラッチ 1 ~ 4 を解除します。

AL 警報設定値設定

運転画面表示中、ユーザファンクションキーを押すと、警報設定値設定メニューの先頭パラメータ(A1)が表示され設定変更が可能となります。パラメータ設定値変更の操作と同様に A1 → A2 → A3→・・・→ A1 →・・・と展開していきます。再度ファンクションキーを押すか DISP キーを押すと、元の運転画面に戻ります。PARA キーでパラメータメニュー画面に遷移することはできません。

RSTPV ピーク値・ボトム値リセット

ユーザファンクションキーを押すと、PV ピーク値とPV ボトム値をリセットします。

ユーザファンクションキーの状態ユーザファンクションキーの状態を通信から読み出すことができます。ユーザファンクションキーが押されている間「1」、ユーザファンクションキーを離すと

「0」が読み出せます。(初期値:0)► 通信からの読み出し:「UTAdvanced シリーズ通信インタフェース ユーザーズマニュアル」

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12-12 IM 05P03D21-01JA

パラメータ設定画面での Fn キーの動作メニュー画面、パラメータ設定画面では、PV 表示部にガイドが表示されます。このとき Fn キーをオン / オフすると、PV 表示部のガイド表示がオン / オフできます。オンのときは測定入力値(PV)が表示されます。

12.2 ユーザファンクションキーに機能を割り付ける

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12-13IM 05P03D21-01JA

表示/キー/セキュリティ機能

12

12.3 セキュリティ機能を設定する

12.3.1 パスワードを設定する / 解除する

解 説

パスワード機能は、不用意なパラメータの設定変更を防止するための機能です。パスワードを設定するとセットアップパラメータ設定画面へ遷移するときに、パスワードの照合が必要になります。パスワードが照合できた場合、セットアップパラメータ設定画面に遷移することができます。以下のメニュー内のパラメータは、パスワードが照合できた場合に設定可能となります。CTL、PV、MPV、OUT、R485、KEY、DISP、CSEL、KLOC、MLOC、DI.SL、DI.D、ALM、DO、I/O、SYS、INIT、VER、LVL

パスワード機能を使用する場合は、設定したパスワードを記憶しておいてください。

パスワードを解除する場合は、パラメータ PASS に「0」を設定することによりパスワードが解除されます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

PASS パスワード EASY0(パスワード未設定)~65535

SYS

12.3.2 パラメータ表示レベルを設定する

解 説

設定するレベルによって表示するパラメータを制限することができます。► パラメータの表示レベル:本書の「第 17 章 パラメータ」

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

LEVLパラメータ表示レベル

EASY

EASY:かんたん設定モードSTD:スタンダード設定モードPRO:プロフェッショナル設

定モード

LVL

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12-14 IM 05P03D21-01JA

12.3.3 パラメータメニュー表示をロック(非表示)する

解 説

パラメータメニュー表示ロック機能は、以下のパラメータメニュー画面を非表示にする機能です。

設 定 内 容

パラメータ記号

名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

CTL メニュー「CTL」ロック PRO

OFF:表示ON:非表示

MLOC

PV メニュー「PV」ロック PRO

MPV メニュー「MPV」ロック PRO

OUT メニュー「OUT」ロック PRO

R485 メニュー「R485」ロック PRO

CC-L メニュー「CC-L」ロック PRO

KEY メニュー「KEY」ロック PRO

DISP メニュー「DISP」ロック PRO

CSEL メニュー「CSEL」ロック PRO

KLOC メニュー「KLOC」ロック PRO

DI.SL メニュー「DI.SL」ロック PRO

DI.D メニュー「DI.D」ロック PRO

ALM メニュー「ALM」ロック PRO

DO メニュー「DO」ロック PRO

I/O メニュー「I/O」ロック PRO

SYS メニュー「SYS」ロック PRO

INIT メニュー「INIT」ロック PRO

VER メニュー「VER」ロック PRO

LVL メニュー「LVL」ロック PRO

AL メニュー「AL」ロック PRO

ALRM メニュー「ALRM」ロック PRO

PVS メニュー「PVS」ロック PRO

PYS1 メニュー「PYS1」ロック PRO

PYS2 メニュー「PYS2」ロック PRO

12.3 セキュリティ機能を設定する

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12-15IM 05P03D21-01JA

表示/キー/セキュリティ機能

12

12.3.4 キーをロックする

解 説

キーロック機能は、フロントパネルのキーの操作を禁止する機能です。運転モードの切り替えやパラメータ設定変更などを禁止できます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー画面

DATA計器前面(△、▽)のデータ設定キーロック

STDOFF:ロック解除ON:ロック

(運転画面時のみ)KLOC

12.3.5 運転画面の表示 / 非表示を設定する

解 説

運転画面の表示 / 非表示を設定できます。► 運転画面:本書の「第 6章 定常運転の監視・操作」

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー画面

U.PV PV 表示画面ロック PROOFF:表示ON:非表示

KLOC

12.3.6 通信からの書き込みを禁止する

解 説

すべての通信による各レジスタへの書き込みを許可または禁止することができます。ただし、LL50A パラメータ設定ソフトウェアを使ってライトローダ(前面)またはメンテナンスポート(側面)経由の通信書き込みは可能です。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

COM.W通信書き込み禁止/ 許可

STDOFF:許可ON:禁止

KLOC

通信付きで表示されます。

12.3 セキュリティ機能を設定する

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12-16 IM 05P03D21-01JA

12.4 キーおよび入出力状態 / バージョンを確認する

12.4.1 キーおよび入出力状態を確認する

解 説

警報計のキーおよび接点入出力状態を確認することができます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

KEY キーステータス PRO

表示のみ I/O X000

DI1-DI2 ステータス(標準搭載)

PRO

Y000 AL1-AL4 ステータス PRO

Y100DO11-DO15 ステータス(E1 端子エリア)

PRO

パラメータには、16 進数で状態表示されます。キーが押されている状態または接点がオンの状態のとき、該当するビットに 1 が立ちます。

データ表示部

1桁目(16 進表示)2桁目(16 進表示)3桁目(16 進表示)4桁目(16 進表示)

記号表示部

パラメータ KEY表示桁 bit 内     容

1桁目

0 PARA キー(0:OFF、1:ON)1 DISP キー(0:OFF、1:ON)2 右矢印キー(0:OFF、1:ON)3 下矢印キー(0:OFF、1:ON)

2 桁目

4 SET/ENTER キー(0:OFF、1:ON)5 上矢印キー(0:OFF、1:ON)6 左矢印キー(0:OFF、1:ON)7 -

3 桁目

8 -9 -

10 Fn キー(0:OFF、1:ON)11 -

4 桁目

12 -13 -14 -15 -

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12-17IM 05P03D21-01JA

表示/キー/セキュリティ機能

12

パラメータ X000表示桁 bit 内     容

1桁目

0 DI1 ステータス(0:OFF、1:ON)1 DI2 ステータス(0:OFF、1:ON)2 -3 -

2 桁目

4 -5 -6 -7 -

3 桁目

8 -9 -

10 -11 -

4 桁目

12 -13 -14 -15 -

パラメータ Y000表示桁 bit 内     容

1桁目

0 AL1 ステータス(0:OFF、1:ON)1 AL2 ステータス(0:OFF、1:ON)2 AL3 ステータス(0:OFF、1:ON)3 -

2 桁目

4 -5 -6 -7 -

3 桁目

8 -9 -

10 -11 -

4 桁目

12 -13 -14 -15 -

パラメータ Y100表示桁 bit 内     容

1桁目

0 DO11 ステータス(0:OFF、1:ON)1 DO12 ステータス(0:OFF、1:ON)2 DO13 ステータス(0:OFF、1:ON)3 DO14 ステータス(0:OFF、1:ON)

2 桁目

4 DO15 ステータス(0:OFF、1:ON)5 -6 -7 -

3 桁目

8 -9 -

10 -11 -

4 桁目

12 -13 -14 -15 -

12.4 キーおよび入出力状態 / バージョンを確認する

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12-18 IM 05P03D21-01JA

12.4.2 バージョンを確認する

解 説

警報計のバージョンを確認することができます。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー記号

MCU MCU バージョン EASY

表示のみ VER

DCU DCU バージョン EASY

ECU1ECU1 バージョン

(E1 端子エリア)EASY

PARA パラメータバージョン EASY

H.VER 製品バージョン EASY

SER1 シリアル番号 1 EASY

SER2 シリアル番号 2 EASY

12.4 キーおよび入出力状態 / バージョンを確認する

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13-1IM 05P03D21-01JA

パラメータの初期化

13

13.1 パラメータ設定値を工場出荷時値に戻す

解 説

パラメータの設定値を工場出荷時の状態へ戻すことができます。工場出荷時値初期化の実行は、キーまたは LL50A パラメータ設定ソフトウェアから可能です。

Noteパラメータ設定値を工場出荷時値に戻してもユーザ設定値は初期化されません。

設 定 内 容

パラメータ 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー画面

F.DEF 工場出荷時値初期化 PRO-12345 を設定すると初期化実行。実行後 0 に戻ります。

INIT

第 13 章 パラメータの初期化

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13-2 IM 05P03D21-01JA

13.2 ユーザ設定値を登録 / 初期化する

13.2.1 ユーザ設定値(初期値)として登録する

解 説

パラメータの初期値にユーザ独自の設定値を登録することができます。ユーザ設定値(初期値)の登録は、LL50A パラメータ設定ソフトウェアで行います。

注  意

ユーザ設定値を登録する場合は、パラメータにお客様設定値が設定されていることを確認したうえで、登録してください。

13.2.2 ユーザ設定値(初期値)に戻す

解 説

パラメータの設定値をユーザ設定値(初期値)に戻すことができます。ユーザ設定値初期化の実行は、キーまたは LL50A パラメータ設定ソフトウェアから可能です。

設 定 内 容

パラメータ 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー画面

U.DEF ユーザ設定値初期化 PRO12345 を設定すると初期化実行。実行後 0 に戻ります。

INIT

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14-1IM 05P03D21-01JA

停電復帰処理/電源周波数設定/その他設定

14

14.1 運転中に停電となった場合の対処方法

解 説

停電から復帰した後、約 10 秒間は警報計の全ての機能は動作しません。ただし、瞬時停電は除きます。

・100-240 V AC の場合、20 ミリ秒以内の瞬時停電・24 V AC/DC の場合、1 ミリ秒の瞬時停電停電を検知しません。正常動作を継続します。

「設定」および「動作状態」に生じる影響を示します。

警報動作継続しません。待機機能付き警報の場合は待機状態になります。ラッチ付き警報の場合は初期化されます。

設定パラメータ 各パラメータの設定内容は保持されます。

PV ピーク値と PV ボトム値はリセットされます。

第 14 章 停電復帰処理 / 電源周波数設定 / その他設定

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14-2 IM 05P03D21-01JA

14.2 電源周波数の設定

解 説

電源周波数の設定ができます。電源周波数は、自動検出または手動による設定が可能です。ただし /DC オプションが付いている場合は、手動による設定のみとなります。設置されている場所の商用周波数に合わせてください。

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー画面

FREQ 電源周波数 EASYAUTO60:60Hz50:50Hz

SYS

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14-3IM 05P03D21-01JA

停電復帰処理/電源周波数設定/その他設定

14

14.3 警報計の電源オン時から動作開始するまでの時間を設定する(リスタートタイマ)

解 説

警報計の電源オン後、動作を開始するまでの時間を設定できます。

動作開始時間 = 電源オン後の警報計の初期化動作時間+ R.TM

設 定 内 容

パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 メニュー画面

R.TM リスタートタイマ STD 0 ~ 10 秒 SYS

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15-1IM 05P03D21-01JA

トラブルシューティング・保守・点検

15

15.1 トラブルシューティング

15.1.1 トラブルシューティングフロー警報計に通電しても運転画面が表示されない場合は、以下のフローに従って処置してください。複雑な故障と思われましたら、お買い求め先へご連絡ください。

計器の故障?

修理依頼して下さい 原因確認

通信機能なし

全く作動しない

Yes

Yes

Yes

No

No

No

キー操作不良

Yes

No

Yes

電源端子の接続を確認

キーロックの設定を確認

表示不良

Yes

No

電源をオフ/オンにする

入出力信号不良

Yes

No

計器の入出力仕様を確認

電源の供給電圧を確認

接続機器の仕様と極性を確認

通信関連パラメータを確認

通信相手の仕様を確認

通信配線を確認

通信不良

No通信付

Yes

Yes

良好

設定

仕様コードを確認

Yes

No正常

手直し

設定解除

※本製品は表示部にLCD(液晶表示器)を採用しております。LCDは特性上、低温時に表示動作が遅くなります。またLCDは、経年変化によりコントラスト低下、輝度低下があります。ただし、性能には影響ありません。

第 15 章 トラブルシューティング・保守・点検

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15-2 IM 05P03D21-01JA

15.1.2 電源投入時のエラー電源投入時の自己診断に発生する可能性のあるエラーを以下に示します。

PV 表示部(運転画面)

設定値表示部(運転画面)

ステータス表示部

(運転画面)

エラー詳細を表示している

パラメータ異常内容 発生原因、診断内容 ユーザ対処方法

表示消灯 表示消灯 - -MCU RAM または MCU ROM 異常

MCU RAM または MCU ROM が破損

故障です。修理を依頼してください。

ERR

SYS - - - - -

- システムデータエラー システムデータが破損故障です。修理を依頼してください。

PAR 0004( ユーザ初期値エラーのみの場合 )

セットアップパラメータ

(PA.ER)

ユーザ(パラメータ)初期値エラー

ユーザパラメータが破損。工場出荷時値に初期化。

設定パラメータが初期化されているため、確認と再設定を行ってください。再通電時、エラーは消えます。

PAR 0010( セットアップパラメータエラーのみの場合 )

セットアップパラメータエラー

セットアップパラメータデータ破損ユーザ初期値に初期化。

PAR 0020( 運転パラメータエラーのみの場合 )

運転パラメータエラー

運転パラメータデータが破損。ユーザ初期値に初期化。

PAR 0400( コントロールパラメータエラーのみの場合 )

コントロールパラメータエラー

コントロールパラメータが破損。工場出荷時値に初期化。

SLOT 0001セットアップパラメータ

(OP.ER)

拡張機能(E1 端子エリア)のハードウェア無応答

システムデータと拡張機能ハードウェア不一致拡張機能(E1 端子エリア)のハードウェア間通信無応答

故障です。修理を依頼してください。

通常表示 通常表示

PV 表示部の右下小数点点滅 セットアップ

パラメータ(PA.ER)

校正値エラー工場校正値破損により、校正初期値に初期化

故障です。修理を依頼してください。

記号表示部の右下小数点点滅

FRAM 異常FRAM にデータ書き込み(保存)ができない

通常表示

通常表示 0.000 00000

(記号表示部の左側小数点点滅)

-セットアップパラメータ

(OP.ER)ユーザプロファイル異常

ユーザプロファイル破損

ユーザプロファイルを再度ダウンロードしてください。

15.1 トラブルシューティング

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15-3IM 05P03D21-01JA

トラブルシューティング・保守・点検

15

電源投入時のエラー(入出力動作)

異常内容 PV 入力 伝送出力値 警報動作アナログ出力(伝送出力)

接点入力動作接点(警報)

出力動作通信

MCU RAM または MCUROM 異常 不定 不定 停止 0% 以下 OFF OFF 停止システムデータエラー 不定 不定 停止 0% 以下 OFF OFF 通常動作ユーザ(パラメータ)初期値エラー

通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作セットアップパラメータエラー運転パラメータエラーコントロールパラメータエラー拡張機能(E1 端子エリア)のハードウェア無応答

不定 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作

校正値エラー通常動作

(精度外) 通常動作 通常動作

通常動作(精度外) 通常動作 通常動作 通常動作

FRAM 異常 通常動作 通常動作

ユーザプロファイル異常 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作CC-Link 通信不可

15.1 トラブルシューティング

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15-4 IM 05P03D21-01JA

15.1.3 運転時のエラー運転時のエラー(1)

運転時に発生する可能性のあるエラーを以下に示します。

PV 表示部 (運転画面)

設定値表示部 (運転画面)

ステータス表示部

(運転画面)

エラー詳細を表示しているパラ

メータ異常内容 発生原因、診断内容 ユーザ対処方法

AD.ERR 通常表示 -セットアップパラメータ(AD1.E)

アナログ入力端子 ADCエラー

・PV 入力

アナログ入力端子のAD 値が異常

故障です。修理を依頼してください。

RJC.E( 入力値と交互表示 )

通常表示 -セットアップパラメータ(AD1.E)

ユニバーサル入力端子RJC エラー

・PV 入力

ユニバーサル入力端子の RJC が異常

故障です。修理を依頼してください。RJC パラメータを OFFにするとエラー表示が消えます。

B.OUT 通常表示 -

セットアップパラメータ(AD1.E)

アナログ入力端子バーンアウトエラー

・PV 入力

アナログ入力端子のセンサが断線

配線とセンサをチェックしてください。正常時、エラーは消えます。

セットアップパラメータ(PV1.E)

PV 入力のバーンアウトエラー

PV に接続しているアナログ入力が断線

接続しているアナログ入力端子の配線とセンサをチェックしてください。正常時、エラーは消えます。

OVER-OVER

通常表示 -セットアップパラメータ(PV1.E)

PV 入力のオーバスケールPV 入力のアンダースケール

(-5 ~ 105% 以外の入力値)

PV に入力される値が-5 ~ 105% 以外となっている。

アナログ入力値をチェックしてください。

運転時のエラー(入出力動作)

異常内容 PV 入力 伝送出力 警報動作アナログ出力(伝送出力)

接点入力動作接点(警報)

出力動作通信

アナログ入力端子 ADC エラー・PV 入力

105% 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作

ユニバーサル入力端子RJC エラー

・PV 入力

通常動作(RJC 補償なしで

動作)通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作

アナログ入力端子バーンアウトエラー

・PV 入力

パラメータ BSLによるアップスケール:105%ダウンスケール:-5%

通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作

PV 入力のバーンアウトエラー

パラメータ BSLによるアップスケール:105%ダウンスケール:-5%

PV 入力のオーバスケールPV 入力のアンダースケール

(-5 ~ 105% 以外の入力値)通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作

15.1 トラブルシューティング

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15-5IM 05P03D21-01JA

トラブルシューティング・保守・点検

15

運転時のエラー(2)運転時に発生する可能性のあるエラーを以下に示します。

PV 表示部 (運転画面)

設定値表示部 (運転画面)

ステータス表示部

(運転画面)

エラー詳細を表示している

パラメータ異常内容 発生原因、診断内容 ユーザ対処方法

通常表示

0.000 00000

(記号表示部の左側小数点点滅)

-セットアップパラメータ

(OP.ER)

通信エラー(RS485 通信)

フレーミング・パリティエラーバッファオーバーフロー文字間タイムアウトチェックサムエラー(パソコンリンク通信 サムあり)CRC チェックエラー

(Modbus/RTU)LRC チェックエラー

(Modbus/ASCII)

通信パラメータを確認してください。正常受信で復帰します。任意キーの押下で点滅が停止します。

通常表示

0.000 00000

(記号表示部の左側小数点点滅)

-セットアップパラメータ

(OP.ER)

ユーザプロファイル異常

ユーザプロファイル破損ユーザプロファイルを再度ダウンロードしてください。

通常表示 通常表示記号表示部の右下小数点点滅

セットアップパラメータ

(PA.ER)FRAM 異常

FRAM にデータ書き込み(保存)ができない

故障です。修理を依頼してください

不定 不定 - - MCU 異常 MCU が破損故障です。修理を依頼してください

不定 不定 - -DCU 異常(ROM/RAM エラー、破壊)

DCU が破損故障です。修理を依頼してください

運転時のエラー(入出力動作)

異常内容 PV 入力 伝送出力値 警報動作アナログ出力(伝送出力)

接点入力動作接点(警報)

出力動作通信

通信エラー(RS485 通信)通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作ユーザプロファイル異常 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 CC-Link 通信不可

FRAM 異常 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作MCU 異常 不定 不定 停止 0% 以上 OFF OFF 停止DCU 異常(ROM/RAM エラー、破壊)

不定 不定 停止 0% 以上 OFF OFF 停止

15.1 トラブルシューティング

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15-6 IM 05P03D21-01JA

■ 設定値表示部(運転画面)に表示されるエラーコードの 16 進数表示内容エラー表示の中には 16 進数表示するエラーコードがあります。エラー発生時、該当するエラーのビットに 1 が立ちます。これを 16 進数表示します。

例えば、セットアップパラメータエラーと運転パラメータエラーが発生した場合、以下のように表示されます。

データ表示部

1桁目(16 進表示)2桁目(16 進表示)3桁目(16 進表示)4桁目(16 進表示)

記号表示部

表示桁 bit 内     容1桁目 0 システムデータエラー

1 校正値エラー2 ユーザ(パラメータ)初期値エラー3 -

2 桁目 4 セットアップパラメータエラー5 運転パラメータエラー6 -7 -

3 桁目 8 FRAM 異常9 -

10 コントロールパラメータエラー11 -

4 桁目 12 -13 -14 -15 -

例えば、E1 端子エリアのハードウェア無応答が発生した場合、以下のように表示されます。

データ表示部

1桁目(16 進表示)2桁目(16 進表示)3桁目(16 進表示)4桁目(16 進表示)

記号表示部

表示桁 bit 内     容1桁目 0 E1 端子エリアのハードウェア無応答

1 -2 -3 -

2 桁目 4 -5 -6 -7 -

3 桁目 8 E1 端子エリアの通信エラー9 -

10 -11 -

4 桁目 12 -13 -14 -15 -

15.1 トラブルシューティング

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15-7IM 05P03D21-01JA

トラブルシューティング・保守・点検

15

■ エラー詳細を表示しているパラメータの 16 進数表示内容エラー確認パラメータは、16 進数で表示されます。エラー発生時、該当するエラーのビットに 1 が立ちます。

データ表示部

1桁目(16 進表示)2桁目(16 進表示)3桁目(16 進表示)4桁目(16 進表示)

記号表示部

パラメータ PA.ER表示桁 bit 内     容

1桁目 0 システムデータエラー1 校正値エラー2 ユーザ(パラメータ)初期値エラー3 -

2 桁目 4 セットアップパラメータエラー5 運転パラメータエラー6 -7 -

3 桁目 8 FRAM 異常9 -

10 コントロールパラメータエラー11 -

4 桁目 12 -13 -14 -15 -

パラメータ OP.ER表示桁 bit 内     容

1桁目 0 E1 端子エリアのハードウェア無応答1 -2 -3 -

2 桁目 4 -5 -6 -7 -

3 桁目 8 E1 端子エリアの通信エラー9 -10 -11 -

4 桁目 12 -13 -14 -15 -

15.1 トラブルシューティング

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15-8 IM 05P03D21-01JA

パラメータ AD1.E表示桁 bit 内     容

1桁目 0 PV 入力の A/D コンバータエラー1 -2 -3 -

2 桁目 4 -5 PV 入力の RJC エラー6 -7 -

3 桁目 8 PV 入力のバーンアウトエラー9 -10 -11 -

4 桁目 12 -13 -14 -15 -

パラメータ PV1.E表示桁 bit 内     容

1桁目 0 PV 入力のバーンアウトエラー1 -2 -3 -

2 桁目 4 PV 入力のオーバースケール5 PV 入力のアンダースケール6 -7 -

3 桁目 8 -9 -

10 -11 -

4 桁目 12 -13 -14 -15 -

15.1 トラブルシューティング

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15-9IM 05P03D21-01JA

トラブルシューティング・保守・点検

15

15.2 保守

15.2.1 清掃時の注意事項本機器のフロントパネル、キーなどの清掃は、水を含ませ固く絞った布でかるく拭く程度にしてください。

注  意LCD 帯電防止のため、乾布で拭かないでください。(LCD が帯電した場合、数分で正常に戻ります)アルコール、ベンジンなどの溶剤は使用しないでください。

15.2.2 修理依頼品発送時の梱包本器が万一故障し、修理のため当社サービス拠点に発送いただく場合には、下記のように取り扱ってください。

注  意修理依頼する場合は、パラメータの設定値を記録してください。

警  告本器を帯電防止袋に入れ、納入時の梱包内装材とともに梱包箱に入れて発送してください。

15.2.3 部品の交換本体内部の部品交換は、おやめください。

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15-10 IM 05P03D21-01JA

15.3 定期点検

定期的に動作状態を点検し、本機器を常に良好な状態でご使用ください。

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15-11IM 05P03D21-01JA

トラブルシューティング・保守・点検

15

15.4 廃棄について

本器を廃棄するときは国、地域または自治体の条例に従い、産業廃棄物として適切に処理してください。

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16-1IM 05P03D21-01JA

設置・配線

16

16.1 設置場所

屋内の次のような場所に設置してください。・ 計装パネル 本機器は計装パネルに設置されるように設計されています。人が不用意に端子に触れ

ない場所に設置してください。・ 風通しの良い場所 本機器内部の温度上昇を防ぐため、風通しの良い場所に設置してください。ただし、

端子部には直接風があたらないようにしてください。風があたると温度センサ精度が安定しなくなります。複数配置する場合は、後述の外形寸法 / パネルカット寸法をご覧ください。他の機器を隣接する場合もこのパネルカット寸法に準じて、機器間の隙間は十分取ってください。

・ 機械的振動の少ない場所 機械的振動の少ない場所を選んで設置してください。

・ 水平な場所 本機器を設置する際、左右いずれにも傾かず、水平になるようにしてください。

計器前面 30度以内に

取付けてください

30度

Note温度、湿度の低い場所から高い場所への移動や、急激な温度変化があると、結露することがあります。また、熱電対入力のときは、測定誤差を生じます。このようなときは、周囲の環境に1 時間以上慣らしてから使用してください。

第 16 章 設置・配線

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16-2 IM 05P03D21-01JA

次のような場所には設置しないでください。・ 屋外・ 直射日光や赤外線、紫外線の当たる場所や熱器具の近く なるべく温度変化が少なく、常温(23℃)に近い場所を選んで設置してください。直

射日光の当たる場所や熱器具の近くに置くと、機器や LCD に悪い影響を与えます。・ 油煙、湯気、湿気、ほこり、腐食性ガスなどの多い場所 油煙、湯気、湿気、ほこり、腐食性ガスなどは、本機器に悪い影響を与えます。これ

らが多い場所に、本機器を設置することは避けてください。・ 電磁界発生源の近く 磁気を発生する器具や磁石を本機器に近づけることは避けてください。本機器を強い

電磁界発生源の近くで使用すると、電磁界が測定誤差の原因になる場合があります。・ 画面の見にくい場所 本機器は、表示部に LCD を使用しているため、極端に斜めから見ると表示が見にく

くなります。なるべく表示部を正面から見られる所に設置してください。・ 燃えやすいものの近く 特に燃えやすいものの上に直接置かないでください。やむを得ず、燃えやすいものの

そばに設置する場合は、計器の上・下・左・右の側面から少なくとも 150mm 離れたところに、厚さ 1.43mm のメッキした鉄板、あるいは厚さ 1.6mm のコーティングしていない鉄板を使用してカバーを用意してください。

150mm150mm

150mm

150mm

・ 水がかかる場所

16.1 設置場所

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16-3IM 05P03D21-01JA

設置・配線

16

16.2 設置方法

警  告

感電の恐れがありますので、パネルへの取付作業時は、計器に供給する電源をオフにしてください。

本体の設置パネルは 1 ~ 10mm の鋼板をご使用ください。

パネルに警報計を取り付ける穴をあけた後、以下の手順で取り付けてください。① 警報計を背面端子板の方からパネル前面へ挿入します。② 警報計の左・右にブラケット(取付具)を下図のようにセットし、ブラケットのネ

ジを締めます。このとき締めすぎないようにご注意ください。

ブラケット(左右取付具)

端子板

ブラケット(左右取付具)

パネル

ブラケットは、ドライバーを挿入し、ネジを締めて固定してください。

パネルへの挿入方向

警報計の端子板の方から挿入してください。

適正締め付けトルク0.25N・m

取り外す場合は、逆の作業を行ってください。

注  意

1) 適正締め付けトルク(0.25N•m)で締め付けてください。大きなトルクで締め付けると、ケースの変形、ブラケットの破損を生じる恐れがあります。

2) ケースのスリット穴から異物などが機器内に入らないよう、ご注意ください。

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16-4 IM 05P03D21-01JA

16.3 外形寸法 / パネルカット寸法

● 一般取付時パネルカット寸法

普通許容差:±(JIS B 0401-1998の公差等級IT18の値)/2

1165

4820

端子カバー

ブラケット

ブラケット

96

1~10mm(パネル厚)

(25)

+0.6045

最小145

(53)+0.8092

最小70

UM33A単位:mm

94.691.6

105.2

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16-5IM 05P03D21-01JA

設置・配線

16

16.4 配線する

16.4.1 配線上の注意

警  告

1) 感電の恐れがありますので、配線作業時は、計器に供給する電源をオフにして、つなぐケーブルに通電されていないことをテスタなどで確認してから作業を始めてください。

2) 配線作業は、電気関係の基礎知識があり、かつ実務経験がある方が行ってください。

3) 定格 75℃以上のケーブルを使用してください。

端子配列図

E1端子エリア

301-312

201-212

101-112

306 305 304 303 302 301312 311 310 309 308 307

212 211 210 208 207 204 203

112 111 110 109 106 105 104108 107 103

202 201

102 101

配線方向

注  意

・ 渡り配線(1 個の端子台に 2 本以上の圧着端子を配線すること)する場合、配線する前に予め圧着端子を成形(折り曲げる)した後、ねじ締めしてください。

・ 機器の電源やリレーなどの高電圧端子の渡り配線(1 個の端子台に 2 本以上の圧着端子を配線すること)を行う場合、安全規格適用外になります。

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16-6 IM 05P03D21-01JA

16.4 配線する

注  意

空き端子を中継端子として使用しないでください。

圧着端子推奨品

(A)

(F)

(ød)

推奨締付トルク:0.6N・m適合電線サイズ:電源配線 1.25mm2 以上

適合端子 メーカ 型式 適合電線 mm2(AWG#) (φ d) (A) (F)

M3 日本端子V1.25-3 (RAV1.25-3)

0.25 ~ 1.65(22 ~ 16) 3.3 5.5 4.2N1.25-3 (RAP1.25-3)

5.5 3.3

ケーブル仕様部  品 品名およびメーカ

電源 / リレー接点出力 600V 二種ビニル絶縁電線 JISC3317(HIV) 0.9 ~ 2.0mm2

熱電対

シールド付補償導線 JISC1610導体断面積が 0.75mm2 以下のシールド付き補償導線を推奨します。導体断面積の広い補償導線を使用すると基準接点補償誤差が大きくなる場合があります。

測温抵抗体 シールド線 (3 心 /4 心 ) UL2482( 日立電線 )

その他信号線(接点入出力以外) シールド線

その他信号線(接点入出力 非シールド線

RS485 通信 シールド線

CC-Link 通信 CC-Link 専用ケーブル(3 線式シールド付きツイストペア)

推奨締付トルク:05 ~ 0.6N・m

Note導体断面積が 0.34mm2 以下の電線を使用すると、電線が端子に確実に締め付けられないことがあります。押し締め端子に接続する導体部分を 2 つ折りにするなどして、確実に締め付けられるようにしてください。被覆むき長さ:約 7mm

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16-7IM 05P03D21-01JA

設置・配線

16

16.4 配線する

16.4.2 PV 入力の配線

注  意

1) 入力の極性に注意して接続してください。誤って接続すると、本体の故障の原因になります。

2) PV 入力の信号線は、電源回路や接地回路の配線からできるだけ離して配線してください。

3) 熱電対入力の場合は、シールド付き補償導線で配線してください。また、測温抵抗体入力の場合は、導線抵抗が低く、3 線間の抵抗差のないシールド線を使用してください。

4) 外部からの雷サージ混入の恐れがある場合には、避雷器などを使用してください。

熱電対入力 測温抵抗体入力(3 線式)

203

202熱電対

補償導線

接地

シールド

PV

203

202

201測温抵抗体A

B

b

1線当たりのリード線抵抗150Ω以下、3線とも抵抗値を等しくする。

A

bB

接地

シールド

PV

直流電圧(mV、V)入力 直流電流(mA)入力

203

202

++

-直流電圧

接地

シールド

PV204

203-

++

-直流電流

接地

シールド

PV

用途測定入力として使用します。

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16-8 IM 05P03D21-01JA

16.4.3 接点入力の配線

注  意

1) 外部接点には、無電圧接点(リレー接点など)を使用してください。2) 無電圧接点には、オフ時端子電圧(約 5V)とオン時の電流(約 1mA)に対し

て十分開閉能力があるものを使用してください。3) トランジスタ接点を使うときは、接点オン時の両端電圧が 2V 以下、接点オフ

時の漏洩電流が 100 μ A 以下のものを使用してください。4) 外部からの雷サージ混入の恐れがある場合には、避雷器などを使用してくださ

い。

標準搭載の接点入力無電圧接点 トランジスタ接点

接点容量 : 12 VDC, 10mA以上

DI2

DI1

COM

210

211

212

DI+

+

DI2

DI1

COM

+5V

+5V210

211

212

接点容量 : 12 VDC, 10mA以上

DI

下表は、初期状態です。► 接点入力機能の変更:本書の「11.1 接点入力の機能を設定する」

DI1 DI2

OFF → ON で PV ピーク値・ボトム値リセット OFF → ON でラッチ解除

16.4 配線する

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16-9IM 05P03D21-01JA

設置・配線

16

16.4.4 接点出力の配線

注  意

1) 接点容量を超える場合、補助リレーを使って負荷のオン / オフを行ってください。2) 微小電流を開閉するときは、1mA 以上の電流が流れるようにブリーダ抵抗を接

続してください。3) 出力用リレーには、寿命があります。直流 L 負荷には、必ず CR フィルタ(交

流負荷の場合)またはダイオード(直流負荷の場合)を接続してください。4) 補助リレー、モーターやソレノイドバルブのようなインダクタンス(L)負荷

を使用する場合は、誤作動やリレーの故障の原因になりますので、必ずスパーク消去用のサージサプレッサ回路として CR フィルタ(AC 使用時)またはダイオード(DC 使用時)を並列に挿入してください。

5) 外部からの雷サージ混入の恐れがある場合には、避雷器などを使用してください。6) 補助リレーは、10mA 以上の負荷で使用してください。7)各リレー出力端子間は機能絶縁ですので、必要に応じて機器の外部で絶縁を施

してください。(下図参照)

本製品

機能絶縁

安全電圧回路

安全電圧回路

本製品

機能絶縁 強化絶縁

強化絶縁

危険電圧回路

安全電圧回路

危険電圧回路

安全電圧回路

本製品

機能絶縁 強化絶縁

強化絶縁

危険電圧回路

危険電圧回路

危険電圧回路

危険電圧回路

DC リレーの配線

O.C

R

外部直流電源リレー

UMの接点

ダイオード(リレーコイル端子(ソケット)に直接取付けてください)

リレー(リレーコイル定格が

UMの接点容量以下になるものを使用してください)

AC リレーの配線

R

UMの接点 CRフィルタ(リレーコイル端子(ソケット)に直接取付けてください)

外部交流電源

リレー(リレーコイル定格が

UMの接点容量以下になるものを使用してください)

16.4 配線する

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16-10 IM 05P03D21-01JA

トランジスタ出力の配線

電源+ -

UM

DO負荷

COM

標準搭載の接点出力リレー接点

AL3

AL2

AL1

COM

COM

COM

接点容量 : 240 VAC, 1A     30 VDC, 1A (抵抗負荷)

104

105

106

107

108

109

ALM

下表は、初期状態です。► 接点出力機能の登録:本書の「11.2 接点出力の機能を設定する」

AL1 端子 AL2 端子 AL3 端子

警報 1(PV 上限) 警報 2(PV 下限) 警報 3(PV 上限)

基本仕様コードによる増設の接点出力基本仕様コード:タイプ 2 = 1、2、3 基本仕様コード:タイプ 2=3 の場合

NC

NO

COM

接点容量 : 250 VAC, 3A 30 VDC, 3A (抵抗負荷)

101

102

103

ALM4AL4

トランジスタ接点容量 : 24 VDC、50mA

DO12

DO11

DO13

DO14

DO15

COM

301

302

303

304

305

306

DO

下表は、初期状態です。► 接点出力機能の登録:本書の「11.2 接点出力の機能を設定する」

AL4 端子

警報 4(PV 下限)

DO11 端子 DO12 端子 DO13 端子 DO14 端子 DO15 端子

警報 5(PV 上限) 警報 6(PV 下限) 警報 7(PV 上限) 警報 8(PV 下限) FAIL

16.4 配線する

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16-11IM 05P03D21-01JA

設置・配線

16

16.4.5 伝送出力の配線伝送出力として使用しない場合、15VDC センサ用供給電源として使用できます。電流出力は、レンジを変更することができます。

16.4.6 15 VDC センサ用供給電源の配線伝送出力として使用しない場合に使用できます。2 線式センサと接続するために、警報計は非絶縁のセンサ用供給電源(14.5 ~ 18.0V DC)を備えています。

接地

PV入力0.4-2V DC

シールド ー

2線式伝送器RET端子14.5-18.0V DC

100Ω

208

207

203

202

4-20mA DC

16.4.7 24 VDC センサ用供給電源の配線付加仕様コード /LP 付きの場合に使用できます。2 線式伝送器と接続するために、警報計は絶縁のセンサ用供給電源(21.6 ~ 28.0V DC)を備えています。

接地

PV入力4-20mA DC

シールド ー

2線式伝送器LPS端子21.6-28.0V DC

306

305

203

204

4-20mA DC

16.4 配線する

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16-12 IM 05P03D21-01JA

16.4.8 RS485 通信インタフェースの配線Modbus 通信、パソコンリンク通信、ラダー通信を行う場合、下図のように配線してください。UTAdvanced シリーズを最大 32 台まで接続可能です。配線上終端となる場合、終端抵抗を取り付けてください。► 通信パラメータ設定、通信機能の詳細:「UTAdvanced シリーズ通信インタフェースユーザーズマニュアル」

4 線式配線

SG

ML2-□ UM

SDB(+)

SDA(-)

RDB(+)

RDA(-)

RDB(+)

RDA(-)

SDB(+)

SDA(-)

SG

RDB(+)

RDA(-)

SDB(+)

SDA(-)

SGRS-232Cストレートケーブル

UM

2

1

4

3

5

6

接地 接地 接地

通信ケーブル 通信ケーブル

パソコン(外部)終端抵抗

220Ω1/4W

(外部) 終端抵抗

220Ω1/4W

(外部) 終端抵抗

220Ω1/4W

4 線式端子の 2 線式配線

SG

UMML2-□ UM

B(+)

A(-)

SDB(+)

SDA(-)

RDB(+)

RDA(-)

SG

SDB(+)

SDA(-)

RDB(+)

RDA(-)

SG

通信ケーブル 通信ケーブルRS-232Cストレートケーブル

パソコン4

3

5

6

接地 接地 接地

(外部)終端抵抗

220Ω1/4W

(外部) 終端抵抗

220Ω1/4W

2 線式配線

SG

ML2-□

B(+)

A(-)

RSB(+)

RSA(-)

SG

RSB(+)

RSA(-)

SG

RS-232Cストレートケーブル

パソコン4

3

5

6

UM UM

接地 接地 接地

通信ケーブル 通信ケーブル

(外部)終端抵抗

220Ω1/4W

(外部) 終端抵抗

220Ω1/4W

16.4 配線する

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16-13IM 05P03D21-01JA

設置・配線

16

上図端子記号

4 線式配線基本仕様コード:タイプ 2=1 の場合

ただし付加仕様 /LP がない場合

上図端子記号

2 線式配線基本仕様コード:タイプ 2=1、 かつ付加仕様 /LP 付きの場合

RDB(+) 304 RSB(+) 301

RDA(-) 305 RSA(-) 302

SDB(+) 301 SG 303

SDA(-) 302

SG 303

NoteML2- □は、当社製の変換器です。これ以外の RS-232C/RS-485 変換器も使用できます。その場合は、各変換器の電気仕様などを確認のうえご使用ください。

16.4 配線する

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16-14 IM 05P03D21-01JA

16.4.9 CC-Link 通信インタフェースの配線複数配線(渡り配線)について他の機器の複数配線は、以下の複数線式接続容量の範囲で可能です。

複数線式接続容量(同断面積の 2 本導線) ・単線 0.2-1.0 mm2 / 撚線 0.2-1.5 mm2

・棒端子付き撚線、プラスチックスレーブなし 0.25-1.0 mm2

・TWIN 棒端子付き撚線、プラスチックスレーブあり 0.5-1.5 mm2

(基本仕様コード:タイプ3=3の場合)

FG:フレームグランド

SLD:シールド

DG:RX/TX信号 グランド

DB:RX/TX信号 -信号

DA:RX/TX信号 +信号

CHK(赤)LED(点灯:ユーザプロファイル異常/アドレス異常、消灯:正常)

LERR(赤)LED(点灯:通信異常(CRCエラー)、消灯:正常)

LRUN(緑)LED(点灯:正常、消灯:キャリア検出不可/タイムアウト)

空き

CC-L

RS-485通信

RSB(+)

RSA(-)

SG

CC-Link通信の配線において、本機器がセグメントの終端に位置する場合、終端抵抗が別途必要になります。お客様にてご用意ください。(110Ω:1個)

DB

DA

110Ω

301

302

303

304

305

306

307

308

309

310

311

312UTAdvancedシリーズ(Modbus/RTUスレーブ)を最大32台まで接続可能です。

NoteFG は専用接地としてください。必ず低い接地抵抗で接地してください。

16.4 配線する

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16-15IM 05P03D21-01JA

設置・配線

16

Modbus マスタの配線シリアルゲートウェイ機能の RS485 通信配線を行う場合、以下の通りです。UTAdvanced シリーズを最大 32 台まで接続可能です。4 線式端子 2 線式配線

SG

シリアルゲートウェイ

RSB(+)

RSA(-)

SDB(+)

SDA(-)

RDB(+)

RDA(-)

SG

SDB(+)

SDA(-)

RDB(+)

RDA(-)

SG

310

311

312

通信ケーブル

接地

通信ケーブル

接地

UM UM

(外部)終端抵抗

220Ω1/4W

(外部) 終端抵抗

220Ω1/4W

2 線式配線

SG

シリアルゲートウェイ

RSB(+)

RSA(-)

RSB(+)

RSA(-)

SG

RSB(+)

RSA(-)

SG

UM UM

通信ケーブル

接地

通信ケーブル

接地

310

311

312

(外部)終端抵抗

220Ω1/4W

(外部) 終端抵抗

220Ω1/4W

16.4 配線する

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16-16 IM 05P03D21-01JA

16.4.10 電源の配線

電源配線

警  告

1) 配線作業は、電気関係の基礎知識があり、かつ実務経験がある方が行ってください。

2) 感電の恐れがありますので、配線作業時は、計器に供給する電源をオフにして、接続ケーブルが通電されていないことをテスタなどで確認してから作業を始めてください。

3) 安全のため本機器近傍の簡単に操作できる場所に、必ずサーキットブレーカ(IEC60947 適合品、5A 100V または 220VAC)を設置してください。また、こ

のスイッチが本機器電源の切断装置であることを明示してください。4) 電源ケーブルは、他の信号線から 1cm 以上の距離を保ちながら配線してくださ

い。5) 電源ケーブルは、関係する IEC 規格または設置する地域での要求事項に適合し

ていることが必要です。6) 配線方法は、NEC (National Electrical Code: ANSI/NFPA-70) または敷設する国、

地域での配線工事規格に適合するよう配線してください。

注  意

1) 電源は、単相の計器用電源から取ってください。電源ノイズが多い場合は、1次側に絶縁トランスを挿入し、2 次側にラインフィルタを使用してください。ノイズ対策時は、1 次側と 2 次側の電源ケーブルを近接しないでください。

2) 外部からの雷サージ混入の恐れがある場合には、避雷器などを使用してください。

111

110

L

N

サーキットブレーカ

ラインフィルタ絶縁トランス

1次側 2次側

計器用電源

112

接地

G

16.4 配線する

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16-17IM 05P03D21-01JA

設置・配線

16

16.5 端子カバーを取り付ける / 取り外す

配線終了後は、安全および防塵のため端子カバーを取り付けることを推奨いたします。

取り付け方法

(1)本体背面に水平に取り付けます。 (2)下図は装着イメージです。

取り外し方法

(1)端子カバーの刻印の矢印の方向(下)にスライドさせます。

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17-1IM 05P03D21-01JA

パラメータ

17

17.1 パラメータマップ

パラメータマップの見方グループ表示部パラメータマップ内に記載している(1)、(2)は、PYS1、PYS2 メニューのパラメータを表示しているとき、グループ表示部(7 セグメント 1 桁)に表示されます。

数字 1:PSY1 メニューのパラメータを意味します。数字 2:PSY2 メニューのパラメータを意味します。

パラメータ表示レベルパラメータマップ上のメニュー記号およびパラメータ記号の横に、下記マークが付いています。表示 / 非表示のレベルです。

マーク 表示 表示レベル 説   明

なし EASYかんたん設定モード:最小限のパラメータ表示です。

該当するパラメータがすべてのモードで表示されます。

S STD

スタンダード設定モード:かんたん設定モードで表示するパラメータより広範囲のパラメータを表示します。

該当するパラメータがスタンダード設定モードとプロフェッショナル設定モードのときに表示されます。

P PROプロフェッショナル設定モード:すべてのパラメータを表示します。

該当するパラメータがプロフェッショナル設定モードのときのみ表示されます。

プロフェッショナル設定モード

スタンダード設定モード

かんたん設定モード

► 表示レベル:本書の「12.3.2 パラメータ表示レベルを設定する」

E1 とはパラメータマップ内に記載している「E1」は、E1 端子エリアのパラメータを意味します。

► E1:本書の「16.4 配線する」の端子配列

第 17 章 パラメータ

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17-2 IM 05P03D21-01JA

各メニューの機能

下表メニュー内のパラメータは、運転に必要な機能を設定するパラメータです。( )内は、グループ表示部に表示されます。

メニュー記号 機   能

AL 警報設定値

ALRM 警報機能

PVS PV 関連機能

PYS1(1) 折線 1 機能

PYS2(2) 折線 2 機能

下表メニュー内のパラメータは、警報計の基本機能を設定するパラメータです。メニュー記号 機   能

PASS パスワード入力(パスワード設定したときのみ表示)

メニュー記号 機   能

CTL 警報数、サンプリング周期

PV PV 入力種類、レンジ、スケールなど

MPV 入力レンジなど

OUT 伝送出力種類、スケールなど

R485 RS485 通信(E1 端子エリア)

CC-L CC-Link 通信(E1 端子エリア)

KEY ユーザファンクションキー機能

DISP 表示機能

CSEL セレクト画面登録

KLOC キーロック

MLOC パラメータメニューロック

DI.SL 接点入力機能

DI.D 接点入力タイプ(標準搭載)

ALM 警報出力機能、接点出力タイプ

DO 接点出力機能、接点出力タイプ(E1 端子エリア)

I/O 入出力データ表示

SYS リスタートタイマ、ガイド表示言語、パスワード設定など

INIT パラメータ初期化

VER エラーステータス、バージョン、シリアル番号

LVL パラメータ表示レベル

Noteパラメータは、入出力などの設定により表示されないパラメータがあります。

17.1 パラメータマップ

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17-3IM 05P03D21-01JA

パラメータ

17

AL1AL2AL3AL4AL5AL6AL7AL8VT1VT2VT3VT4VT5VT6VT7VT8HY1HY2HY3HY4HY5HY6HY7HY8

DYN1DYN2DYN3DYN4DYN5DYN6DYN7DYN8DYF1DYF2DYF3DYF4DYF5DYF6DYF7DYF8END

ALRM

A1(1)B1(1)A2(1)B2(1)A3(1)B3(1)A4(1)B4(1)A5(1)B5(1)A6(1)B6(1)A7(1)B7(1)A8(1)B8(1)A9(1)B9(1)

A10(1)B10(1)A11(1)B11(1)PMDEND

PYS1

A1(2)B1(2)A2(2)B2(2)A3(2)B3(2)A4(2)B4(2)A5(2)B5(2)A6(2)B6(2)A7(2)B7(2)A8(2)B8(2)A9(2)B9(2)

A10(2)B10(2)A11(2)B11(2)PMDEND

PYS2

BS

FL

PEAK

BOTM

END

PVSAL END

運転画面 運転に必要な機能の設定パラメータ

3秒押しEND

A1

A2

A3

A4

A5

A6

A7

A8

END

AL

P

SSSSSSSS

PPPPPPP

P P

P全て P全て

17.1 パラメータマップ

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17-4 IM 05P03D21-01JA

IN

UNIT

RH

RL

SDP

SH

SL

BSL

RJC

ERJC

A.BS

A.FL

A.SR

A.LC

END

パスワード設定時表示されます。

PSL

BPS

PRI

STP

DLN

ADR

RP.T

END

RTSRTHRTL

RET.HRET.LRET.AEND

DI1.D

DI2.D

END

PA.ER

OP.ER

AD1.E

PV1.E

MCU

DCU

ECU1(E1)

PARA

H.VER

SER1

SER2

END

U.DEF

F.DEF

END

R.TM

C.GRN

FREQ

QSM

LANG

PASS

END

KEY

X000

Y000

Y100(E1)

END

E1PV

P.UNI

P.DP

P.RH

P.RL

END

MPV

ALNO.

SMP

END

CTLPASS

運転画面

R485

BR

ADR

BPS

FILE

SCAN

END

E1CC-LOUT DI.D VERINITSYSI/O

RST

LAT

LCD

PVRW

MG1

MG2

MG3

MG4

END

DI.SL

LEVL

LVL

END

警報計の基本機能の設定パラメータ

DO1.S

DO2.S

DO3.S

DO4.S

DO5.S

DO1.D

DO2.D

DO3.D

DO4.D

DO5.D

END

AL1.S

AL2.S

AL3.S

AL4.S

AL1.D

AL2.D

AL3.D

AL4.D

END

E1DOALM

3 秒押し+

END

PASS

CTLPV

MPVOUT

R485(E1)

CC-L(E1)

KEYDISPCSELKLOCDI.SLDI.DALM

DO(E1)

I/OSYSINITVERLVLAL

ALRMPVS

PYS1PYS2END

U.PV

COM.W

DATA

END

CS1

CS2

CS3

CS4

CS5

END

PCMDPCHPCLEV1EV2EV3EV4EV5EV6EV7EV8PV.DSP.D

STS.DSPDGUIDHOMEECOBRI

B.PVWB.PVRB.SPB.STSD.CYCOP.JPMLSDMKTPEND

Fn

END

MLOCKLOCCSELDISPKEY

P

P

PPPPPPP

P

PP

P

P

PPPPPP

P

S

S

SS

P全て

PP

P

P

P

PP

S

SS

S

P

P

SS

S

SS

SS

P

S

P P

P

P

P

S

SS

SS

SS

SS

PPP

PP

SS

SS

PP

PPPP

P全て

P全て

PP

S全て

S全て

17.1 パラメータマップ

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17-5IM 05P03D21-01JA

パラメータ

17

IN

UNIT

RH

RL

SDP

SH

SL

BSL

RJC

ERJC

A.BS

A.FL

A.SR

A.LC

END

パスワード設定時表示されます。

PSL

BPS

PRI

STP

DLN

ADR

RP.T

END

RTSRTHRTL

RET.HRET.LRET.AEND

DI1.D

DI2.D

END

PA.ER

OP.ER

AD1.E

PV1.E

MCU

DCU

ECU1(E1)

PARA

H.VER

SER1

SER2

END

U.DEF

F.DEF

END

R.TM

C.GRN

FREQ

QSM

LANG

PASS

END

KEY

X000

Y000

Y100(E1)

END

E1PV

P.UNI

P.DP

P.RH

P.RL

END

MPV

ALNO.

SMP

END

CTLPASS

運転画面

R485

BR

ADR

BPS

FILE

SCAN

END

E1CC-LOUT DI.D VERINITSYSI/O

RST

LAT

LCD

PVRW

MG1

MG2

MG3

MG4

END

DI.SL

LEVL

LVL

END

警報計の基本機能の設定パラメータ

DO1.S

DO2.S

DO3.S

DO4.S

DO5.S

DO1.D

DO2.D

DO3.D

DO4.D

DO5.D

END

AL1.S

AL2.S

AL3.S

AL4.S

AL1.D

AL2.D

AL3.D

AL4.D

END

E1DOALM

3 秒押し+

END

PASS

CTLPV

MPVOUT

R485(E1)

CC-L(E1)

KEYDISPCSELKLOCDI.SLDI.DALM

DO(E1)

I/OSYSINITVERLVLAL

ALRMPVS

PYS1PYS2END

U.PV

COM.W

DATA

END

CS1

CS2

CS3

CS4

CS5

END

PCMDPCHPCLEV1EV2EV3EV4EV5EV6EV7EV8PV.DSP.D

STS.DSPDGUIDHOMEECOBRI

B.PVWB.PVRB.SPB.STSD.CYCOP.JPMLSDMKTPEND

Fn

END

MLOCKLOCCSELDISPKEY

P

P

PPPPPPP

P

PP

P

P

PPPPPP

P

S

S

SS

P全て

PP

P

P

P

PP

S

SS

S

P

P

SS

S

SS

SS

P

S

P P

P

P

P

S

SS

SS

SS

SS

PPP

PP

SS

SS

PP

PPPP

P全て

P全て

PP

S全て

S全て

17.1 パラメータマップ

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17-6 IM 05P03D21-01JA

17.2 パラメータ一覧表

17.2.1 運転パラメータ

警報設定値設定メニュー(メニュー:AL)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

A1 ~ A8 警報 1 ~ 8 設定値 EASY

PV 警報、変化率警報の設定値を表示値で設定します。-19999 ~ 30000(入力レンジ範囲内で設定してください)小数点位置は、入力種類によります。

0

警報機能設定メニュー(メニュー:ALRM)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

AL1 ~ AL8 警報 1 ~ 8 種類 EASY

設定は、下記の順番で 5 桁です。[ラッチ動作(0/1/2/3/4)]+[励

磁(0)または非励磁(1)]+[待機動作 無(0)または有(1)]

+[警報種類 2 桁(下記)]ラッチ動作については、第 9 章をご覧ください。

警報種類 2 桁00:未設定01:PV 上限02:PV 下限29:PV 変化率30:自己診断31:FAIL

AL1、AL3、AL5、AL7:ラッチ動作(0)励磁(0)待機動作無(0)PV 上限

(01)

AL2、AL4、AL6、AL8:ラッチ動作(0)励磁(0)待機動作無(0)PV 下限

(02)

VT1 ~ VT8PV 変化率警報時間設定値 1 ~ 8

EASY 00.01 ~ 99.59(分 . 秒) 1.00

HY1 ~ HY8警報 1 ~ 8 ヒステリシス

EASY

ヒステリシスの設定値を表示値で設定します。-19999 ~ 30000(入力レンジ範囲内で設定してください)小数点位置は、入力種類によります。入力種類が小数点以下 1桁の場合、ヒステリシスの初期値は 1.0 となります。

10

DYN1 ~ DYN8警報 1 ~ 8 オンディレイタイマ

STD0.00 ~ 99.59(分 . 秒)

0.00

DYF1 ~ DYF8警報 1 ~ 8 オフディレイタイマ

PRO 0.00

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17-7IM 05P03D21-01JA

パラメータ

17

PV 関連設定メニュー(メニュー:PVS)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

BS PV 入力バイアス EASYPV 入力レンジスパンの -100.0~ 100.0%(工業量)

PV 入力レンジスパンの0.0%

FL PV 入力フィルタ EASY OFF、1 ~ 120 秒 OFF

PEAK PV ピーク値 EASY 表示のみ(PV 入力レンジの -5.0 ~

105.0%(工業量))

BOTM PV ボトム値 EASY -

折線設定メニュー(メニュー:PYS1 ~ PYS2)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

A1 ~ A11 折線入力 PRO入力レンジの -66.7 ~ 105.0%

(工業量)出力折線:-5.0 ~ 105.0%

0.0%

B1 ~ B11 折線出力 PRO

折線バイアス:入力レンジスパンの -66.7 ~ 105.0%(工業量)

折線近似:入力レンジの -66.7~ 105.0%(工業量)

出力折線:-5.0 ~ 105.0%

0.0%

PMD 折線モード PRO0:折線バイアス1:折線近似

0

折線パラメータは、2グループあります。グループ表示部に 1または 2が表示されます。

17.2 パラメータ一覧

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17-8 IM 05P03D21-01JA

17.2.2 セットアップパラメータ

機能設定メニュー(メニュー:CTL)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

ALNO. 警報数 PRO 0 ~ 8 8

SMP 入力サンプリング周期 STD50:50 ミリ秒100:100 ミリ秒200:200 ミリ秒

50

PV 入力設定メニュー(メニュー:PV)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

IN PV 入力種類 EASY

OFF:未設定K1:-270.0 ~ 1370.0℃K2:-270.0 ~ 1000.0℃K3:-200.0 ~ 500.0℃J:-200.0 ~ 1200.0℃T1:-270.0 ~ 400.0℃T2:0.0 ~ 400.0℃B:0.0 ~ 1800.0℃S:0.0 ~ 1700.0℃R:0.0 ~ 1700.0℃N:-200.0 ~ 1300.0℃E:-270.0 ~ 1000.0℃L:-200.0 ~ 900.0℃U1:-200.0 ~ 400.0℃U2:0.0 ~ 400.0℃W:0.0 ~ 2300.0℃PL2:0.0 ~ 1390.0℃P2040:0.0 ~ 1900.0℃WRE:0.0 ~ 2000.0℃JPT1:-200.0 ~ 500.0℃JPT2:-150.00 ~ 150.00℃PT1:-200.0 ~ 850.0℃PT2:-200.0 ~ 500.0℃PT3:-150.00 ~ 150.00℃0.4-2V:0.400 ~ 2.000V1-5V:1.000 ~ 5.000V4-20:4.00 ~ 20.00mA0-2V:0.000 ~ 2.000V0-10V:0.00 ~ 10.00V0-20:0.00 ~ 20.00mA-1020:-10.00 ~ 20.00mV0-100:0.0 ~ 100.0mV

OFF

UNIT PV 入力単位 EASY

-:無単位C:摂氏-:無単位- -:無単位- - -:無単位

C

RH PV 入力レンジ最大値 EASY

入力種類による-温度入力の場合- 実際に表示する温度範囲を

設定します。(RL < RH)-電圧 / 電流入力の場合- 電圧 / 電流信号の範囲を設定

します。 実際に表示するスケール値

は、入力スケール最大値(SH)と入力スケール最小

値(SL)で設定します。 (RL=RH の場合、入力は常に

0% になります)

入力種類による

RL PV 入力レンジ最小値 EASY

17.2 パラメータ一覧表

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17-9IM 05P03D21-01JA

パラメータ

17

PV 入力設定メニュー(メニュー:PV) 続きパラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

SDPPV 入力スケール小数点位置

(電圧 / 電流入力時)EASY

0:小数点なし1:小数点以下1桁2:小数点以下 2 桁3:小数点以下 3 桁4:小数点以下 4 桁

入力種類による

SHPV 入力スケール最大値

(電圧 / 電流入力時)EASY

-19999 ~ 30000(SL < SH)、

| SH - SL |≦ 30000

入力種類による

SLPV 入力スケール最小値

(電圧 / 電流入力時)EASY

入力種類による

BSLPV 入力バーンアウト動作

STDOFF:バーンアウト機能なしUP:アップスケールDOWN:ダウンスケール

入力種類による

RJC PV 入力基準接点補償 PROOFF:RJC オフON:RJC オン

ON

ERJCPV 入力外部基準接点補償設定値

PRO -10.0 ~ 60.0℃ 0.0

A.BSPV アナログ入力バイアス

STDPV 入力レンジスパンの -100.0~ 100.0%(工業量)

PV 入力レンジスパンの0.0%

A.FLPV アナログ入力フィルタ

STD OFF、1 ~ 120 秒 OFF

A.SRPV アナログ入力開平演算

PROOFF:開平演算なし1:開平演算あり(傾き 1)2:開平演算あり(傾き 0)

OFF

A.LCPV アナログ入力ローカット

PRO 0.0 ~ 5.0% 1.0%

入力レンジ設定メニュー(メニュー:MPV)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

P.UNI 表示 PV 入力単位 STD

-:無単位C:摂氏-:無単位- -:無単位- - -:無単位

PV 入力単位と同じ

P.DP表示 PV 入力小数点位置

STD

0:小数点なし1:小数点以下1桁2:小数点以下 2 桁3:小数点以下 3 桁4:小数点以下 4 桁

入力種類による

P.RH表示 PV 入力レンジ最大値

STD -19999 ~ 30000、(P.RL < P.RH)、

| P.RH - P.RL |≦ 30000

入力種類による

P.RL表示 PV 入力レンジ最小値

STD入力種類による

17.2 パラメータ一覧表

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17-10 IM 05P03D21-01JA

出力設定メニュー(メニュー:OUT)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

RTS RET 伝送出力種類 EASYOFF:未設定PV1:PVLPS:15VDC センサ用供給電源

PV1

RTHRET 伝送出力スケール最大値

STDRTS=PV1 の場合、RTL+1digit ~ 30000-19999 ~ RTH-1digit

小数点位置は、RTS=PV1 の場合、PV 入力の小

数点位置と同じです。

PV 入力レンジの100%

RTLRET 伝送出力スケール最小値

STDPV 入力レンジの0%

RET.HRET 電流出力 100%折れ点

PRO-100.0 ~ 200.0%

100.0%

RET.LRET 電流出力 0% 折れ点

PRO 0.0%

RET.A RET 電流出力レンジ STD

4-20:4 ~ 20mA、0-20:0 ~ 20mA、20-4:20 ~ 4mA、20-0:20 ~ 0mA

4-20

RS-485 通信設定メニュー(メニュー:R485)(E1 端子エリア)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

PSL プロトコル選択 EASY

PCL:パソコンリンク通信PCLSM:パソコンリンク通信

(チェックサム付き)LADR:ラダー通信MBASC:Modbus(ASCII)MBRTU:Modbus(RTU)

MBRTU

BPS 通信速度 EASY

600:600 bps1200:1200 bps2400:2400 bps4800:4800 bps9600:9600 bps19200:19.2k bps38400:38.4k bps

19200

PRI パリティ EASYNONE:パリティなしEVEN:偶数ODD:奇数

EVEN

STP ストップビット EASY 1:1 ビット、2:2 ビット 1

DLN データ長 EASY 7:7 ビット、8:8 ビット 8

ADR アドレス EASY 1 ~ 99 1

RP.T 最小応答時間 PRO 0 ~ 10 (× 10ms) 0

17.2 パラメータ一覧表

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17-11IM 05P03D21-01JA

パラメータ

17

CC-Link 通信設定メニュー(メニュー:CC-L)(E1 端子エリア)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

BR 通信速度 EASY

156K:156k bps625K:625k bps2.5M:2.5M bps5M:5M bps10M:10M bps

10M

ADR アドレス EASY 1 ~ 64 1

BPS 通信速度 EASY9600:9600 bps19200:19.2k bps38400:38.4k bps

38400

FILE プロファイル番号 EASY0、31 ~ 34(0、31:Ver 1.10、32 ~ 34:Ver 2.00)

0

SCAN自動再スキャン要求間隔

PRO

OFF1M:1 分10M:10 分30M:30 分60M:60 分

OFF

パラメータが表示されているとき、グループ表示部に端子エリア(E1)が表示されます。

キー動作設定メニュー(メニュー:KEY)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

Fnユーザファンクションキー n 動作設定

EASY

OFF:未設定LTUP:LCD 輝度増加LTDN:LCD 輝度減少BRI:LCD 輝度調整LCD:LCD バックライトオン

/ オフ切替LAT:ラッチ解除(ACK)AL:警報設定値設定RST:PV ピーク値・ボトム値

リセット

RST

17.2 パラメータ一覧表

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17-12 IM 05P03D21-01JA

表示機能設定メニュー(メニュー:DISP)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

PCMD PV 表示色切替 EASY

0:白色固定モード1:赤色固定モード2:警報 1 連動モード(警報発生なし:

白色、警報発生:赤色)3:警報 1 連動モード(警報発生なし:

赤色、警報発生:白色)4:警報 1 または警報 2 連動モード(警

報発生なし:白色、警報発生:赤色)5:警報 1 または警報 2 連動モード(警

報発生なし:赤色、警報発生:白色)6:PV 連動モード(範囲内:白色、範

囲外:赤色)7:PV 連動モード(範囲内:赤色、範

囲外:白色)10:DI 連動モード(オン : 赤色、オフ:

白色)

0

PCHPV 表示色切替時上限設定値

EASYPV 連動モード時に表示値で設定します。-19999 ~ 30000(入力レンジ範囲内で設定してください)小数点位置は、入力種類によります。

0

PCLPV 表示色切替時下限設定値

EASY 0

EV1 ~ EV8EV1 ~ 8 表示条件登録

PRO

I リレー番号を設定します。設定範囲:4001 ~ 5344OFF:オフ4321:警報 1 に連動(警報発生時点灯)4322:警報 2 に連動(警報発生時点灯)4323:警報 3 に連動(警報発生時点灯)4325:警報 4 に連動(警報発生時点灯)4326:警報 5 に連動(警報発生時点灯)4327:警報 6 に連動(警報発生時点灯)4329:警報 7 に連動(警報発生時点灯)4330:警報 8 に連動(警報発生時点灯)

5025 ~ 5026:DI1 ~ DI2 に連動(接点閉:点灯)

5153 ~ 5155:AL1 ~ AL3 に連動(接点閉:点灯)

5156:AL4 に連動(接点閉:点灯)5169 ~ 5173:DO11 ~ DO15 に連動(E1

端子エリア)(接点閉:点灯)

その他の機能ついては、「UTAdvancedシリーズ通信インタフェース ユーザーズマニュアル」をご覧ください。

EV1: 4321EV2: 4322EV3: 4323EV4: 4325EV5: 4326EV6: 4327EV7: 4329EV8: 4330

PV.DPV 表示部オン/ オフ

PRO

OFF:非表示ON:表示

ON

SP.D設定値表示部オン / オフ

PRO ON

STS.Dステータス表示部オン / オフ

PRO ON

17.2 パラメータ一覧表

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17-13IM 05P03D21-01JA

パラメータ

17

表示機能設定メニュー(メニュー:DISP) 続きパラメータ記号 名 称 表示レベル 設定範囲 初期値

SPDスクロールスピード

PRO (遅い)1 ~ 8(早い) 4

GUIDガイド表示オン / オフ

STDOFF:非表示ON:表示

ON

HOMEホーム運転画面設定

PROPV:PV 表示画面CS1 ~ CS5:セレクト画面 1 ~ 5

PV

ECO省エネモード

STD

OFF:オフ1:省エネモードオン(PV 表示部以外消灯)2:省エネモードオン(全表示画面消灯)3:輝度 10%(表示画面全体)

OFF

BRI 輝度 EASY (暗い)1 ~ 5(明るい) 3

B.PVWPV 表示部の白色輝度調整

PROPV 表示部の白色輝度の調整を行います。

(暗い)-4 ~ 4(明るい)0

B.PVRPV 表示部赤色輝度調整

PROPV 表示部の赤色輝度の調整を行います。

(暗い)-4 ~ 4(明るい)0

B.SP設定値表示部の輝度調整

PRO設定値表示部の輝度の調整を行います。

(暗い)-4 ~ 4(明るい)0

B.STSステータス表示部の輝度調整

PROステータス表示部の輝度の調整を行います。

(暗い)-4 ~ 4(明るい)0

D.CYC表示更新周期

PRO

1:100 ミリ秒2:200 ミリ秒3:500 ミリ秒4:1 秒5:2 秒

2

OP.JP運転画面への自動復帰設定

PRO

5 分間キー操作がない場合、運転画面に自動的に戻ります。OFF:自動復帰しないON:自動復帰する

ON

MLSDPV 表示最下位桁マスク

STDOFF:最下位桁ありON:最下位桁なし

OFF

MKTP

PV 表示最下位桁マスク時の方法選択

STD0:切り捨て1:四捨五入

0

セレクト画面設定メニュー(メニュー:CSEL)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

CS1 ~ CS5セレクト画面 1 ~ 5登録

STDOFF:登録なしD レジスタ番号(2301 ~5000)

OFF

キーロック設定メニュー(メニュー:KLOC)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

U.PV PV 表示画面ロック PROOFF:表示ON:非表示

OFF

COM.W通信書き込み禁止/ 許可

STDOFF:許可ON:禁止

OFF

DATA計器前面(△、▽)のデータ設定キーロック

STDOFF:ロック解除ON:ロック

(運転画面時のみ)OFF

17.2 パラメータ一覧表

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17-14 IM 05P03D21-01JA

メニューロック設定メニュー(メニュー:MLOC)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

CTL メニュー「CTL」ロック PRO

OFF:表示ON:非表示

OFF

PV メニュー「PV」ロック PRO

MPV メニュー「MPV」ロック PRO

OUT メニュー「OUT」ロック PRO

R485 メニュー「R485」ロック PRO

CC-L メニュー「CC-L」ロック PRO

KEY メニュー「KEY」ロック PRO

DISP メニュー「DISP」ロック PRO

CSEL メニュー「CSEL」ロック PRO

KLOC メニュー「KLOC」ロック PRO

DI.SL メニュー「DI.SL」ロック PRO

DI.D メニュー「DI.D」ロック PRO

ALM メニュー「ALM」ロック PRO

DO メニュー「DO」ロック PRO

I/O メニュー「I/O」ロック PRO

SYS メニュー「SYS」ロック PRO

INIT メニュー「INIT」ロック PRO

VER メニュー「VER」ロック PRO

LVL メニュー「LVL」ロック PRO

AL メニュー「AL」ロック PRO

OFF:表示ON:非表示

OFF

ALRM メニュー「ALRM」ロック PRO

PVS メニュー「PVS」ロック PRO

PYS1 メニュー「PYS1」ロック PRO

PYS2 メニュー「PYS2」ロック PRO

DI 機能割り付けメニュー(メニュー:DI.SL)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

RSTPV ピーク値・ボトム値リセット

STD

接点入力のIリレー番号を設定します。未設定にする場合は OFF を設定します。

標準端子  DI1:5025、DI2:5026

5025

LAT ラッチ解除(ACK) STD 5026

LCDLCD バックライトオン / オフ切替

STD OFF

PVRW PV 赤色 / 白色切替 STD OFF

MG1メッセージの割り込み表示 1

PRO OFF

MG2メッセージの割り込み表示 2

PRO OFF

MG3メッセージの割り込み表示 3

PRO OFF

MG4メッセージの割り込み表示 4

PRO OFF

DI1-DI2 接点タイプ設定メニュー(メニュー:DI.D)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

DI1.D DI1 接点タイプ PRO0:接点入力が閉じたときに

割り付いた機能を実行。1:接点入力が開いたときに

割り付いた機能を実行。

0

DI2.D DI2 接点タイプ PRO 0

17.2 パラメータ一覧表

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17-15IM 05P03D21-01JA

パラメータ

17

AL1-AL4 機能割付メニュー(メニュー:ALM)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

AL1.S AL1 機能選択 STDI リレー番号を設定します。設定範囲:4001 ~ 5344

機能なし:OFF警報 1:4353警報 2:4354警報 3:4355警報 4:4357警報 5:4358警報 6:4359警報 7:4361警報 8:4362FAIL(常時 ON)出力:4256

4353

AL2.S AL2 機能選択 STD 4354

AL3.S AL3 機能選択 STD 4355

AL4.S AL4 機能選択 STD 4357

AL1.D AL1 接点タイプ PRO 0:割り付いた機能の事象が発生したとき、接点出力を閉じる。

1:割り付いた機能の事象が発生したとき、接点出力を開く。

0

AL2.D AL2 接点タイプ PRO 0

AL3.D AL3 接点タイプ PRO 0

AL4.D AL4 接点タイプ PRO 0

DO 設定メニュー(メニュー:DO)(E1 端子エリア)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

DO1.S DO11 機能選択 STD

設定範囲は AL1.S と同じ。未設定にする場合は OFF を設定します。

4358

DO2.S DO12 機能選択 STD 4359

DO3.S DO13 機能選択 STD 4361

DO4.S DO14 機能選択 STD 4362

DO5.S DO15 機能選択 STD 4256

DO1.D DO11 接点タイプ PRO 0:割り付いた機能の事象が発生したとき、接点出力を閉じる。

1:割り付いた機能の事象が発生したとき、接点出力を開く。

0

DO2.D DO12 接点タイプ PRO 0

DO3.D DO13 接点タイプ PRO 0

DO4.D DO14 接点タイプ PRO 0

DO5.D DO15 接点タイプ PRO 0

I/O 表示メニュー(メニュー:I/O)パラメータ記号 名   称 表示レベル 表示のみ

KEY キーステータス PRO

第 12 章をご覧ください。

X000 DI1-DI2 ステータス(標準搭載) PRO

Y000 AL1-AL4 ステータス PRO

Y100 DO11-DO15 ステータス(E1 端子エリア) PRO

17.2 パラメータ一覧表

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17-16 IM 05P03D21-01JA

システム設定メニュー(メニュー:SYS)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

R.TM リスタートタイマ STD 0 ~ 10 秒 0

C.GRNGREEN シリーズ機器レスポンス

PRO

OFF:通信における機器情報のレスポンスやブロードキャスト時、UM33A として動作します。

ON:通信における機器情報のレスポンスやブロードキャスト時、GREEN シリーズ機器として動作します。

OFF

FREQ 電源周波数 EASYAUTO60:60Hz50:50Hz

AUTO

QSM クイック設定モード EASYOFF:クイック設定モードオフON:クイック設定モードオン

ON

LANG ガイド表示言語 EASY

ENG:英語FRA:フランス語GER:ドイツ語SPA:スペイン語

形名・仕様コードによる

PASS パスワード EASY0(パスワード未設定)~65535

0

初期化メニュー(メニュー:INIT)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

U.DEF ユーザ設定値初期化 PRO12345 を設定すると初期化実行。実行後 0 に戻ります。

0

F.DEF 工場出荷時値初期化 PRO-12345 を設定すると初期化実行。実行後 0 に戻ります。

0

エラー / バージョン確認メニュー(メニュー:VER)パラメータ記号 名   称 表示レベル 表示のみ

PA.ER パラメータエラーステータス EASY

第 15 章をご覧ください。OP.ER オプションエラーステータス EASY

AD1.E A/D コンバータエラーステータス 1 EASY

PV1.E PV 入力エラーステータス EASY

MCU MCU バージョン EASY

第 12 章をご覧ください。

DCU DCU バージョン EASY

ECU1 ECU1 バージョン(E1 端子エリア) EASY

PARA パラメータバージョン EASY

H.VER 製品バージョン EASY

SER1 シリアル番号 1 EASY

SER2 シリアル番号 2 EASY

パラメータ表示レベルメニュー(メニュー:LVL)パラメータ記号 名   称 表示レベル 設定範囲 初期値

LEVLパラメータ表示レベル

EASY

EASY:かんたん設定モード

STD:スタンダード設定モード

PRO:プロフェッショナル設定モード

STD

17.2 パラメータ一覧表

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GeneralSpecificationsGS 05P03D21-01JA

UM33Aディジタル指示警報計

GS 05P03D21-01JA2016.03.14 7 版(YK)

■ 概要ディジタル指示警報計 UM33A は、見やすい 14 セグメントカラー大型 LCD 表示とナビゲーションキー採用により、監視・操作性を大幅に向上させた警報計です。コンパクトな奥行きサイズのため、計装盤の省スペース化に貢献できます。また、CC-Link 通信にも対応します。

■ 特長・14 セグメントアクティブ(表示色切替機能)カラーLCD表示を採用。5桁の高分解能表示が可能です。アルファベットを読み易く表示できます。ガイド表示によりパラメータ名を表示します。・簡単操作ナビゲーションキー(SET/ENTER・上下左右矢印キー)の採用で簡単に設定を行えます。・奥行き 65mm薄くて小さな現場盤にも搭載が簡単です。・CC-Link 通信機能を本体に内蔵できます。 三菱電機(株)製 PLC との接続が簡単に行えます。・クイック設定機能運転に必要な最小限のパラメータのみを設定することができます。・伝送出力標準装備・LL50A パラメータ設定ソフトウェア(別売) パラメータをパソコンから作成・設定できます。データの管理も容易にできます。

・防塵、防滴構造 IP66(パネル前面)(密着計装時を除く) NEMA4 準拠(防水試験のみ)

■ 機能仕様

● 信号演算機能 測定入力演算:バイアス加算(PV 入力レンジスパンの -100.0 ~ 100.0%)、一次遅れフィルタ(時定数オフ、1 ~ 120 秒)、折線近似 / 折線バイアス、開平演算 接点入力の機能:測定入力値の最大値・最小値を保持・表示。その最大値と最小値表示をリセットできます。

● 警報機能・警報種類

測定値警報 PV 上限警報PV下限警報PV変化率警報

その他警報 自己診断警報FAIL

・警報動作警報出力動作 警報待機動作

警報ラッチ(強制解除)機能警報ヒステリシス警報オン /オフディレイタイマ

警報設定数 8 点警報出力点数 最大 9点(仕様コードによる)

● 接点入出力機能接点入出力機能は、入力のエラー状態、警報状態などを接点入力や接点出力に割り付けることができます。

接点入力 PV ピーク値・ボトム値リセットラッチ解除(ACK)LCDバックライトオン /オフ切替PV赤色 / 白色切替メッセージの割り込み表示

接点出力 警報 1~ 8ステータス出力

機能拡充

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GS 05P03D21-01JA

2

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● 通信機能機能 方式 インタフェース 接続対象 最大接続数 通信データ

Modbus(RTU/ASCII)調節計とパソコン、PLC、DCS 等の機器間の標準的な通信です。

スレーブ RS-485 PC 等の外部機器と UT75A/UT55A/U T 5 2A / U T 3 5A /U T 3 2A / U P 5 5A /U P 3 5A / U P 3 2A /UM33A(*1)

31 台 測定値、警報など

パソコンリンク 警報計とパソコン、PLC、タッチパネル等の機器間の通信です。

ラダー通信

CC-Link PLC とリモート I/O 間などの通信に用いられ、高速データ伝送を可能にします。

スレーブ RS-485 PLC 等 ノード数 42(リモートデバイス局)

Modbus マスタ機能

RS-485 U T 7 5A / U T 5 5A /U T 5 2A / U T 3 5A /U T 3 2A / U P 5 5A /U P 3 5A / U P 3 2A /UM33A

31 台 ( 本体含む)

*1:当社製ディジタル指示調節計GREENシリーズも接続可能

物理インタフェース仕様RS485 規格:EIARS-485 通信方式:4/2 線式半 2重、調歩同期式通 信 速 度:600、1200、2400、4800、9600、

19200、38400bps最大通信距離:1200m終端抵抗:220 Ω(外部取付)

CC-Link 規格:フィールドバス(IEC61158) 対応バージョン:リモートデバイス局

(Ver.2.00、Ver.1.10) 通信速度:156k、625k、2.5M、5M、10M 伝送距離: 1.2km(156kbps) 600m(625kbps) 200m(2.5Mbps) 150m(5Mbps) 100m(10Mbps) 光リピータ使用時:7.6km(156k) ~

4.3km(10M)

■ ハードウェア仕様

● 表示部仕様・PV 表示部:5桁 14 セグメントアクティブカラー LCD(白 / 赤) 文字高:14.2mm・データ表示部:5桁 11 セグメントカラー LCD(橙)

8

(1)PV表示部

(4)データ表示部(3)記号表示部

(5)イベント表示(6)キーナビゲーション表示

(7)パラメータ表示レベル

(2)グループ表示部

(8)セキュリティ表示

操作部名称

8

(1)DISPキー

(2)PARAキー

(3)SET/ENTERキー  上/下/左/右矢印キー

(5)ユーザファンクションキー

(4)ライトローダ光通信部

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・許容配線抵抗:測温抵抗体入力の場合、最大 150 Ω /1 線(3 線間の導線抵抗は等しいこと)配線抵抗の影響:± 0.1℃ /10 Ω・許容入力電圧 /電流:熱電対 /mV/mA/ 測温抵抗体入力の場合:± 10VDCV 入力の場合:± 20VDCmA入力の場合:± 40mA・ノイズ除去比:ノーマルモード:40dB 以上(50/60Hz)コモンモード:120dB 以上(50/60Hz)100-240VAC の場合、電源周波数を手動で設定可能。自動検出もあり。24VAC/DC の場合、電源周波数を手動で設定可能。・基準接点補償誤差:± 1.0℃(15 ~ 35℃)± 1.5℃(-10 ~ 15℃、35 ~ 50℃)・適応規格:熱電対、測温抵抗体 JIS/IEC/DIN(ITS-90)

● ユニバーサル入力仕様(標準搭載)・入力点数:1点・入力種類と計器レンジおよび測定精度:下表

入力種類 計器レンジ 精 度

熱電対

K-270.0 ~ 1370.0℃

0℃以上は計器レンジの± 0.1%± 1digit0℃未満は計器レンジの± 0.2%± 1digitただし、熱電対 Kの -200.0℃未満は、計器レンジの±2%±1digit熱電対 Tの -200.0℃未満は、計器レンジの±1%±1digit

-270.0 ~ 1000.0℃-200.0 ~ 500.0℃

J -200.0 ~ 1200.0℃

T-270.0 ~ 400.0℃0.0 ~ 400.0℃

B 0.0 ~ 1800.0℃ 400℃以上は計器レンジの± 0.15%± 1digit400℃未満は計器レンジの± 5%± 1digit

S 0.0 ~ 1700.0℃計器レンジの± 0.15%± 1digit

R 0.0 ~ 1700.0℃

N -200.0 ~ 1300.0℃ 計器レンジの± 0.1%± 1digit0℃未満は計器レンジの± 0.25%± 1digit

E -270.0 ~ 1000.0℃0℃以上は計器レンジの± 0.1%± 1digit0℃未満は計器レンジの± 0.2%± 1digitただし、熱電対 Eの -200.0℃未満は、計器レンジの±1.5%±1digit

L -200.0 ~ 900.0℃

U-200.0 ~ 400.0℃0.0 ~ 400.0℃

W 0.0 ~ 2300.0℃ 計器レンジの± 0.2%± 1digit(注 2)

プラチネル 2 0.0 ~ 1390.0℃ 計器レンジの± 0.1%± 1digit

PR20-40 0.0 ~ 1900.0℃ 800℃以上は計器レンジの± 0.5%± 1digit800℃未満は精度補償なし

W97Re3-W75Re25 0.0 ~ 2000.0℃ 計器レンジの± 0.2%± 1digit

測温抵抗体

JPt100-200.0 ~ 500.0℃ 計器レンジの± 0.1%± 1digit(注 1)

-150.00 ~ 150.00℃ 計器レンジの± 0.1%± 1digit

Pt100-200.0 ~ 850.0℃

計器レンジの± 0.1%± 1digit(注 1)-200.0 ~ 500.0℃-150.00 ~ 150.00℃ 計器レンジの± 0.1%± 1digit

統一信号0.400 ~ 2.000V

計器レンジの± 0.1%± 1digit

1.000 ~ 5.000V4.00 ~ 20.00mA

直流電圧 /電流

0.000 ~ 2.000V0.00 ~ 10.00V0.00 20.00mA-10.00 ~ 20.00mV0.0 ~ 100.0mV

精度は、基準動作状態[23± 2℃、55± 10%RH、電源周波数 50/60Hz]における性能注 1:0~ 100℃範囲は、± 0.3℃± 1digit、-100 ~ 200℃範囲は、±0.5℃±1digit注 2:W:W-5%Re/W-26%Re(HoskinsMfg.Co.),ASTME988

・入力サンプリング周期:50、100、200ms・バーンアウト検出:熱電対、測温抵抗体、統一信号で機能アップスケール、ダウンスケール、オフ指定可統一信号入力の場合は 0.1V または 0.4mA 以下でバーンアウトと判断・入力バイアス電流:0.05 μ A(熱電対、測温抵抗体)・測定電流(RTD):約 0.16mA・入力抵抗:熱電対 /mV入力の場合:1MΩ以上V入力の場合:約1MΩmA入力の場合:約 250 Ω・許容信号源抵抗:熱電対 /mV入力の場合:250 Ω以下信号源抵抗の影響:0.1 μ V/ Ω以下直流電圧入力の場合:2kΩ以下信号源抵抗の影響:約 0.01%/100 Ω

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● 接点入力仕様・点数:2点・入力形式:無電圧接点入力またはトランジスタ接点入力

・入力接点容量:12VDC、10mA以上最小オン電流 1mA以下の接点を使用してください。

・オン / オフ判定無電圧接点入力の場合:オン時接点抵抗 1k Ω以下オフ時接点抵抗 50k Ω以上

トランジスタ接点入力の場合:オン時 2V以下オフ時漏れ電流 100 μ A以下

・状態検知最小保持時間:入力サンプリング周期+50ミリ秒

・用途:イベント入力

● 伝送出力仕様・点数:伝送出力 1点、15V センサ用供給電源と共用・電流出力:4~ 20mADC または 0~ 20mADC/ 負荷抵抗 600 Ω以下

・電流出力精度(設定スケールにおける PV 表示からの変換精度):スパンの± 0.1%(ただし、1mA 以下はスパンの± 5%) 精度は、基準動作状態[23± 2℃、55 ± 10%RH、

電源周波数 50/60Hz]における性能 入出力を通した変換精度ではなく、伝送出力だけ

の性能です。

● 15VDC センサ用供給電源仕様(伝送出力と共用)・供給電源:14.5 ~ 18.0VDC・最大供給電流:約 21mA(短絡電流制限回路付)

● 入力出力応答時間仕様500ms 以内(入力サンプリング周期 50ms、100msの場合)1s 以内(入力サンプリング周期 200ms の場合)(入力スパンの 10 ~ 90%ステップ状に変化させたときのアナログ出力の 63%応答時間)

● リレー接点出力仕様・接点タイプ、点数:警報 1~ 3出力:1a 接点 3点(コモン独立)警報 4出力:1c 接点 1点・接点定格:1a 接点(警報 1 ~ 3 出力):240VAC、1A または30VDC、1A(抵抗負荷)1c 接 点( 警 報 4 出 力 ):250VAC、3A ま た は30VDC、3A(抵抗負荷)・用途:警報出力、FAIL 出力など

注: 警報1~3出力は、1mA以上の負荷で使用してください。 警報 4出力は、10mA以上の負荷で使用してください。

● トランジスタ接点出力仕様・点数:形名、仕様コード表参照・出力形式:オープンコレクタ(電流吸い込みタイプ)・出力接点容量:最大 24VDC、50mA 出力時間分解能:50ms・用途:警報出力、FAIL 出力など

● 24VDC センサ用供給電源仕様・用途:2線式伝送器に電源を供給・供給電圧:21.6 ~ 28.0VDC・定格電流:4~ 20mADC・最大供給電流:約 30mA(短絡電流制限回路あり)

● 安全および EMC 規格・安全: IEC/EN61010-1 適合(CE)、IEC/EN61010-2-201 適合(CE)、IEC/EN61010-2-030 適 合(CE)。CAN/CSAC22.2No.61010-1認定(CSA)。UL61010-1認定。 設置カテゴリ:Ⅱ 汚染度:2 測定カテゴリ:Ⅰ(CAT Ⅰ)(UL、CSA)  O(Other)(CE) 定格測定入力電圧:10VDCmax. 定格過渡過電圧:1500V(*)*: CSA/UL61010-1 で測定カテゴリI、EN61010-2-

030 で測定カテゴリO(Other)の場合に測定される安全規格上の値であり、機器性能を保証する値ではありません。

・EMC適合規格:CEmarkingEN61326-1 ClassA、Table2(Foruseinindustriallocations)、EN61326-2-3*: 試験中、計器はレンジの+20%以内の測定精度で

動作し続けます。

EN55011ClassA、Group1EN61000-3-2ClassAEN61000-3-3オーストラリア、ニュージーランドの EMC規制EN55011ClassA、Group1・KC マーク:電磁波障害防止基準、電磁波保護基準適合

● 構造、取付、配線・防塵、防滴:IP66(パネル前面)・材質:ポリカーボネート樹脂(難燃性UL94V-0)・ケース色:ホワイト(ライトグレイ)またはブラック(チャコールグレイライト)

・質量:0.5kg 以下・外形寸法:96(幅)× 48(高さ)× 65(パネル面からの奥行き)(単位mm)(奥行きは突起物除く)

・取付:パネル埋め込み取付。取付ブラケット左右各 1個

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・パネルカット寸法:92+0.8/0(幅)×45+0.6/0(高さ)(単位mm)

・取付姿勢:上向き最大 30 度、下向き不可・配線方式:M3角座付きネジ端子(信号配線、電源)

● 電源仕様、アイソレーション・電源:定格電圧 100-240VAC(+10%/-15%)、50/60Hz24VAC/DC(+10%/-15%)(/DC 指定時)・消費電力:15VA(/DC 指定時、DC:7VA、AC:11VA)・記憶保持:不揮発性メモリ・停電不感動時間:20 ミリ秒(100VAC 駆動の場合)・耐電圧: 1 次端子⇔ 2次端子2300VAC1 分間(UL、CSA) 1 次端子⇔ 2次端子3000VAC1 分間(CE)1次端子⇔ 1次端子1500VAC 1分間2次端子⇔ 2次端子500VAC 1分間(1次端子=電源端子 (*) およびリレー出力端子、2次端

子=アナログ入出力信号端子、接点入力端子、通信端子、機能接地端子)

*:/DCの場合、電源端子は 2次側端子となります。・絶縁抵抗:電源端子と接地端子間 500VDC、20MΩ以上・アイソレーション仕様

※線で区切られた回路はお互いに絶縁されています。

PV(ユニバーサル)入力端子

警報 4 リレー(c 接)出力端子

警報 1 リレー(a 接)出力端子

警報 2 リレー(a 接)出力端子

警報 3 リレー(a 接)出力端子

接点入力端子 (全て)

RS485 通信端子

24VDC センサ用供給電源端子

CC-Link 通信端子

伝送(アナログ)出力端子(アナログ出力端子間は非絶縁)

内部回路 電源

接点出力(トランジスタ)端子

● 環境条件正常動作条件・周囲温度:-10 ~ 50℃(CC-Link 通信付きの場合、0~ 40℃となります。)・周囲湿度:20 ~ 90%RH(結露しないこと)・磁界:400A/m以下・連続振動:(5 ~ 9Hz)片振幅 1.5mm以下、(9 ~150Hz)4.9m/s2 以下1oct/min、3 軸方向各 90 分・短時間振動:14.7m/s2、15 秒以下・衝撃:98m/s2 以下、11 ミリ秒・設置高度標高:2,000m以下・ウォームアップ時間:電源オン後 30 分以上・立上がり時間:10 秒以内

※本製品は表示部に LCD(液晶表示器)を採用しております。LCDは特性上、低温時に表示動作が遅くなります。

輸送、保管条件・温度:-25 ~ 70℃・温度変化率:20℃ /h 以下・湿度:5~ 95%RH(結露しないこと)動作条件の影響・周囲温度の影響:電圧、熱電対入力の場合:±1μV/℃または±0.01%ofF.S./℃いずれか大きい方電流入力の場合:± 0.01%ofF.S./℃測温抵抗体入力の場合:± 0.05℃ /℃(周囲温度)以下アナログ出力の場合:± 0.02%ofF.S./℃以下・電源変動に対する影響:アナログ入力の場合:± 0.05%ofF.S. 以下アナログ出力の場合:± 0.05%ofF.S. 以下(いずれも定格電圧範囲内にて)

● 安全保持器 BARD との組み合わせBARD-600 と組み合わせる場合は、BARD の内部抵抗、配線抵抗(許容信号源抵抗)と合わせて 500Ω以下にしてください。BARD-700、BARD-800 と組み合わせる場合は、そのまま使用できます。組み合わせにあたっては、信号源抵抗や配線抵抗の影響を考慮してください。

A

B

B

A

b

B

BARD-700

2011A

2B

3C

調節計RTD

※調節計の入力端子201と203の配線抵抗を一致させてください。

202

203

注意BARD-700は、A-1およびC-3端子間の抵抗がバランスしています。調節計とBARD-700を接続する場合は、以下のように配線してください。

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■ 機能ブロック図

リレー警報4

(PV下限)

AL4

接点出力

PV表示

DI1=ONでPVピーク値・ボトム値リセット

OFF→ONでラッチ解除

測定入力

PV

入力種類

入力単位

入力レンジ/スケール

PV入力バイアス

PV入力フィルタ

接点入力

BS

FL

LAT

RST

PVピーク値/PVボトム値 PEAK BOTM

折線近似/折線バイアス PMD An, Bn

UNIT

IN

RH, RL SDP SH, SL

アナログ入力バイアス

開平演算

アナログ入力フィルタ

A.SR

A.BS

A.FL

標準搭載標準搭載

LPS

24Vセンサ電源

端子記号 パラメータ 機能

アナログ信号 接点信号 計器前面キー凡例

付加仕様コード/LP付き

DI2DI1

RTS

標準搭載

電流

RET

RET端子伝送出力標準搭載

AL3AL2AL1

警報1(PV上限)

警報2(PV下限)

警報3(PV上限)

警報機能

DO13DO12DO11

警報5(PV上限)

警報6(PV下限)

警報7(PV上限)

接点出力

DO14

警報8(PV下限)

DO15

FAIL

警報処理

RS-485

通信

スプリット演算RET.H RET.L

折線近似/折線バイアスPMD An, Bn

基本仕様コード:タイプ2=3の場合基本仕様コード:タイプ2=1,2,3の場合

A.LC

■ 端

子配

線図

E1端子エリア

301-312

201-212

101-112

306305304303302301

312311310309308307

212211210

208207

204203

112111110109

106105104

108107

103

202201

102101

PV測定入力

熱電

対(T

C)入

PV入

力種

類は

工場

出荷

時未

設定

です

測温

抵抗

体(R

TD)入

電圧

(mV,

V)入

A + -

+ -

電流

(mA)

入力

+-

Bb

(標

準装

備)

202

203

201

202

203

202

203

203

204

RET

伝送

出力

4-20

mAD

Cまた

は0-

20m

ADC

15VD

Cセン

サ用

供給

電源

14.5

-18.

0VD

C(最

大21

mAD

C)

+ -

+ -

初期

値:

4-20

mAD

C

初期

値:

PV伝

負荷

抵抗

600Ω

以下

伝送出力

(標

準装

備)

207

208

207

208

DI(

標準

装備

)接点入力

接点

容量

: 12

VDC,

10m

A以上

外部

接点

入力 DI2

DI1

COM

DI1

=O

Nで

PVピ

ーク

値・

ボト

ム値

リセ

ット

DI2

=O

FF→

ON

でラ

ッチ

解除

コモ

DI2

DI1

COM

+5V

+5V

無電

圧接

点ト

ラン

ジス

タ接

点U

MU

M

210

211

212

210

211

212

接点

入力

の機

能を

変更

こと

がで

きま

す。

ALM(

標準

装備

)接点出力

外部

接点

出力(

リレ

ー)

警報

3 出

力(

PV上

限)

警報

2 出

力(

PV下

限)

警報

1 出

力(

PV上

限)

コモ

コモ

コモ

ンAL

3

AL2

AL1

UM

104

105

106

107

108

109

リレ

ー接

点容

量 :

240V

AC, 1

A

30VD

C, 1

A (抵

抗負

荷)

(24

V AC

/DC電

源:

付加

仕様

コー

ド/D

Cの場

合)

電 源

100-

240

V AC

電源

N L

許容

範囲

: 10

0-24

0VAC

(+10

%/-

15%

)

(フリ

ー電

源)

50

/60H

z共用

110

111

24 V

AC/

DC電

ー +

110

111

112

112

N L

接点出力 外

部接

点出

力(ト

ラン

ジス

タ)

トラ

ンジ

スタ

接点

容量

: 24

VDC、

50m

A

DO

14

DO

15

DO

13

DO

12

DO

11

COM

警報

5 出

力(

PV上

限)

警報

6 出

力(

PV下

限)

警報

7 出

力(

PV上

限)

警報

8 出

力(

PV下

限)

FAIL

コモ

UM

(基

本仕

様コ

ード

: タ

イプ

2=3の

場合

301

302

303

304

305

306

接点

出力

の機

能を

変更

こと

がで

きま

す。

DO

24VD

Cセン

サ用

供給

電源

21.6

-28.

0VD

C(最

大30

mAD

C)-

24VDCセンサ用供給電源

(基

本仕

様コ

ード

:タ

イプ

2=0

また

は2、

かつ

付加

仕様

/LP付

きの

場合

)30

5

306

LPS24

RS-4

85通

SDB(

+)

SDA(

-)

RDB(

+)

RDA(

-)

SG

RS-485通信

(基

本仕

様コ

ード

:タ

イプ

2=1の

場合

、ただ

し付

加仕

様/L

Pがな

い場

合)

301

302

303

304

305

RS485

CC-Link通信(Modbusマスタ付き) (

基本

仕様

コー

ド:

タイ

プ3=

3の場

合)

FG:

フレ

ーム

グラ

ンド

SLD:

シー

ルド

DG:

RX/T

X信号

グラ

ンド

DB:

RX/T

X信号

-信

DA:

RX/T

X信号

+信

CHK(

赤)L

ED(

点灯

:ユ

ーザ

プロ

ファ

イル

異常

/アド

レス

異常

、消灯

:正

常)

LERR

(赤

)LED

(点

灯:

通信

異常(

CRCエ

ラー

)、消

灯:

正常

LRU

N(緑

)LED

(点

灯:

正常

、消灯

:キ

ャリ

ア検

出不

可/タ

イム

アウ

ト)

空き

301

302

303

304

305

306

307

308

309

CC-L

RS-4

85通

RSB(

+)

RSA(

-)

SG

310

311

312

CC-L

ink通

信の

配線

にお

いて

、本

機器

がセ

グメ

ント

の終

端に

位置

する

場合

、終端

抵抗

が別

途必

要に

なり

ます

。お客

様に

てご

用意

くだ

さい

。(11

0Ω:

1個)

DB

DA11

RS-485通信/24VDCセンサ用供給電源

24VD

Cセン

サ用

供給

電源

21.6

-28.

0VD

C(最

大30

mAD

C)-

(基

本仕

様コ

ード

:タ

イプ

2=1、

かつ

付加

仕様

/LP付

きの

場合

RS-4

85通

RSB(

+)

RSA(

-)

SG

301

302

303

305

306

RS485/LPS24

ALM4

接点出力

101

102

リレ

ー接

点出

103

NC

NO

COM

接点

容量

: 25

0VAC

, 3A

30

VDC,

3A

(抵抗

負荷

)

(基

本仕

様コ

ード

: タ

イプ

2=1、

2ま

たは

3の

場合

)AL

4

警報

4 出

力(

PV下

限)

伝送

出力

とし

て使

用し

ない

場合

、15

VDCセ

ンサ

用供

給電

源と

して

使用

でき

ます

接地

PV入

力4-

20m

A D

C

シー

ルド

ー+

2線式

伝送

器LP

S端子

21.6

-28.

0V D

C30

6

305

203

204

4-20

mA

DC

24VD

Cセン

サ用

供給

電源

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GS 05P03D21-01JA

7

All Rights Reserved. Copyright © 2010, Yokogawa Electric Corporation 2016.03.14-00

■ 端

子配

線図

E1端子エリア

301-312

201-212

101-112

306305304303302301

312311310309308307

212211210

208207

204203

112111110109

106105104

108107

103

202201

102101

PV測定入力

熱電

対(T

C)入

PV入

力種

類は

工場

出荷

時未

設定

です

測温

抵抗

体(R

TD)入

電圧

(mV,

V)入

A + -

+ -

電流

(mA)

入力

+-

Bb

(標

準装

備)

202

203

201

202

203

202

203

203

204

RET

伝送

出力

4-20

mAD

Cまた

は0-

20m

ADC

15VD

Cセン

サ用

供給

電源

14.5

-18.

0VD

C(最

大21

mAD

C)

+ -

+ -

初期

値:

4-20

mAD

C

初期

値:

PV伝

負荷

抵抗

600Ω

以下

伝送出力

(標

準装

備)

207

208

207

208

DI(

標準

装備

)接点入力

接点

容量

: 12

VDC,

10m

A以上

外部

接点

入力 DI2

DI1

COM

DI1

=O

Nで

PVピ

ーク

値・

ボト

ム値

リセ

ット

DI2

=O

FF→

ON

でラ

ッチ

解除

コモ

DI2

DI1

COM

+5V

+5V

無電

圧接

点ト

ラン

ジス

タ接

点U

MU

M

210

211

212

210

211

212

接点

入力

の機

能を

変更

こと

がで

きま

す。

ALM(

標準

装備

)接点出力

外部

接点

出力(

リレ

ー)

警報

3 出

力(

PV上

限)

警報

2 出

力(

PV下

限)

警報

1 出

力(

PV上

限)

コモ

コモ

コモ

ンAL

3

AL2

AL1

UM

104

105

106

107

108

109

リレ

ー接

点容

量 :

240V

AC, 1

A

30VD

C, 1

A (抵

抗負

荷)

(24

V AC

/DC電

源:

付加

仕様

コー

ド/D

Cの場

合)

電 源

100-

240

V AC

電源

N L

許容

範囲

: 10

0-24

0VAC

(+10

%/-

15%

)

(フリ

ー電

源)

50

/60H

z共用

110

111

24 V

AC/

DC電

ー +

110

111

112

112

N L

接点出力 外

部接

点出

力(ト

ラン

ジス

タ)

トラ

ンジ

スタ

接点

容量

: 24

VDC、

50m

A

DO

14

DO

15

DO

13

DO

12

DO

11

COM

警報

5 出

力(

PV上

限)

警報

6 出

力(

PV下

限)

警報

7 出

力(

PV上

限)

警報

8 出

力(

PV下

限)

FAIL

コモ

UM

(基

本仕

様コ

ード

: タ

イプ

2=3の

場合

301

302

303

304

305

306

接点

出力

の機

能を

変更

こと

がで

きま

す。

DO

24VD

Cセン

サ用

供給

電源

21.6

-28.

0VD

C(最

大30

mAD

C)-

24VDCセンサ用供給電源

(基

本仕

様コ

ード

:タ

イプ

2=0

また

は2、

かつ

付加

仕様

/LP付

きの

場合

)30

5

306

LPS24

RS-4

85通

SDB(

+)

SDA(

-)

RDB(

+)

RDA(

-)

SG

RS-485通信

(基

本仕

様コ

ード

:タ

イプ

2=1の

場合

、ただ

し付

加仕

様/L

Pがな

い場

合)

301

302

303

304

305

RS485

CC-Link通信(Modbusマスタ付き) (

基本

仕様

コー

ド:

タイ

プ3=

3の場

合)

FG:

フレ

ーム

グラ

ンド

SLD:

シー

ルド

DG:

RX/T

X信号

グラ

ンド

DB:

RX/T

X信号

-信

DA:

RX/T

X信号

+信

CHK(

赤)L

ED(

点灯

:ユ

ーザ

プロ

ファ

イル

異常

/アド

レス

異常

、消灯

:正

常)

LERR

(赤

)LED

(点

灯:

通信

異常(

CRCエ

ラー

)、消

灯:

正常

LRU

N(緑

)LED

(点

灯:

正常

、消灯

:キ

ャリ

ア検

出不

可/タ

イム

アウ

ト)

空き

301

302

303

304

305

306

307

308

309

CC-L

RS-4

85通

RSB(

+)

RSA(

-)

SG

310

311

312

CC-L

ink通

信の

配線

にお

いて

、本

機器

がセ

グメ

ント

の終

端に

位置

する

場合

、終端

抵抗

が別

途必

要に

なり

ます

。お客

様に

てご

用意

くだ

さい

。(11

0Ω:

1個)

DB

DA11

RS-485通信/24VDCセンサ用供給電源

24VD

Cセン

サ用

供給

電源

21.6

-28.

0VD

C(最

大30

mAD

C)-

(基

本仕

様コ

ード

:タ

イプ

2=1、

かつ

付加

仕様

/LP付

きの

場合

RS-4

85通

RSB(

+)

RSA(

-)

SG

301

302

303

305

306

RS485/LPS24

ALM4

接点出力

101

102

リレ

ー接

点出

103

NC

NO

COM

接点

容量

: 25

0VAC

, 3A

30

VDC,

3A

(抵抗

負荷

)

(基

本仕

様コ

ード

: タ

イプ

2=1、

2ま

たは

3の

場合

)AL

4

警報

4 出

力(

PV下

限)

伝送

出力

とし

て使

用し

ない

場合

、15

VDCセ

ンサ

用供

給電

源と

して

使用

でき

ます

接地

PV入

力4-

20m

A D

C

シー

ルド

ー+

2線式

伝送

器LP

S端子

21.6

-28.

0V D

C30

6

305

203

204

4-20

mA

DC

24VD

Cセン

サ用

供給

電源

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GS 05P03D21-01JA

8

All Rights Reserved. Copyright © 2010, Yokogawa Electric Corporation 2016.03.14-00

■ 外形図

UM33A

96

48

(25)

(53)

145

+0.6045

+0.8092

最小 70

普通許容差:±(JIS B 0401-1998の公差等級IT18の値)/2

● 一般取付時パネルカット寸法

単位:mm

2065

11

94.691.6

105.2

1~10mm(パネル厚)

ブラケット

端子カバー(付加仕様)

ブラケット

■ 形名・仕様コード

形 名 基本仕様 コード

付加仕様コード 内     容

UM33A ディジタル指示警報計(電源 100-240VAC)(伝送出力または 15VDC センサ用供給電源、DI2 点、DO3 点標準装備)

タイプ 1:基本 -0 一般形

タイプ 2:機能

0 なし1 DO1 点(C接点リレー)、RS485 通信(Max.38.4kpbs、2 線式 /4 線式)追加(*1)

2 DO1 点(C接点リレー)追加3 DO6 点(C接点リレー 1点、オープンコレクタ 5点)追加

タイプ 3:オープンネットワーク

0 なし

3 CC-Link 通信(Modbus マスタ機能付き)(*2)

表示言語 -0 ガイド表示:英語、温度単位は摂氏(℃)のみ表示(*3)

ケース色0 ホワイト(ライトグレイ)1 ブラック(チャコールグレイライト)

付加仕様

/LP 24VDC センサ用供給電源(*4)

/DC 電源 24VAC/DC/CT コーティング処理(*5)

/CV 端子カバー付き

*1:タイプ 2コード「1」の RS485 通信は、付加仕様 /LP を指定した場合 2線式となります。*2:タイプ 3コードの「3」は、タイプ 2コードが「0」または「2」の場合のみ選択可。*3:ガイド表示は、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語が表示可能。*4:付加仕様 /LP は、タイプ 2コードが「0」、「1」、「2」、かつタイプ 3コードが「0」の場合のみ選択可。*5:付加仕様 /CTを選択した場合、安全規格(UL/CSA)、CEマーキングは付きません。

■ 注文時指定事項形名・仕様コード、ユーザーズマニュアルの有無と試験成績書の有無

■ 標準付属品ブラケット(取付具)、単位シール、オペレーションガイド

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GS 05P03D21-01JA

9

All Rights Reserved. Copyright © 2010, Yokogawa Electric Corporation 2016.03.14-00

9

記載内容はお断りなく変更することがありますのでご了承ください。

■ 別手配品形名 仕様コード 内容

LL50A -00 パラメータ設定ソフトウェア

X010 一般仕様書参照 外部取付用精密抵抗(シャント抵抗)(*)

* 電圧入力端子に電流信号を入力する場合必要です。

品名 形名端子カバー(UM33A 用) UTAP002UTAdvanced 電子マニュアル一式(CD版) UTAP003

ユーザーズマニュアル製品のユーザーズマニュアルは、以下のURL からダウンロードして閲覧できます。アドビシステムズ社の AdobeReader7 以上(最新版を推奨)が必要ですURL:http://www.yokogawa.co.jp/ns/ut/im/

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付録

付 1 形名仕様コード入出力表

形名仕様コード形名 基本仕様コード

付加仕様コード

INPUT OUT DI DOPV RET DI1 DI2 AL1 AL2 AL3 AL4 DO11 DO12 DO13 DO14 DO15

UM33A - □ □ □ -0 □ / □ ● ● ● ● ● ● ●タイプ 1(基本) -0

タイプ 2

(機能)

01 ●2 ●3 ● ● ● ● ● ●

タイプ 3(オープンネットワーク) 0表示言語 -0ケース色 □付加仕様 / □

●:装備されています。

記号の説明PV:測定入力RET:伝送出力DI1 ~ DI2:接点入力AL1 ~ AL4:警報出力DO11 ~ DO15:接点出力

付録 入出力表

付 -1IM 05P03D21-01JA

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ユーザーズマニュアル 改訂情報資料名称 : UM33A ディジタル指示警報計ユーザーズマニュアル

資料番号 : IM 05P03D21-01JA

2010 年 8 月/初版新規発行

2011 年 1 月/ 2 版UL認定、誤記訂正

2015 年 4 月/ 3 版CC-Link 通信追加、機能拡張

2016 年 3 月/ 4 版安全規格 IEC/EN61010-2-201 適合、誤記訂正

■著作者 横河電機株式会社■発行者 横河電機株式会社 〒 180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32

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本 社 0422-52-5555 〒180-8750 東 京 都 武 蔵 野 市 中 町 2 - 9 - 3 2

中 部 支 社関 西 支 社東 北 支 店千 葉 支 店さ い た ま 支 店神 奈 川 支 店北 陸 支 店豊 田 支 店堺 支 店岡 山( 水 島 )支 店中 国 支 店四 国 支 店九 州 支 店北 九 州 支 店

052-684-200006-6341-1330022-243-44410436-61-1388048-626-1091044-266-0106076-258-70100565-33-1611072-224-2221086-434-0133082-568-74110897-33-9374092-272-0111093-521-7234

〒456-0053〒530-0001〒982-0032〒299-0111〒331-0052〒210-0804〒920-0177〒471-0027〒590-0950〒710-0826〒732-0043〒792-0016〒812-0037〒802-0003

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Apr. '15

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