Upload
hoangtruc
View
214
Download
1
Embed Size (px)
Citation preview
2017 年 2 ⽉月 Universitat Polytechnica de Valencia School of Industrial Engineering
⻄西⽥田真綺 留学報告書( 2016 ‒– 2017 )
私は 2016 年 8 ⽉月から 2017 年 2 ⽉月にかけて交換留学⽣生としてスペイン・バレンシア⼯工科⼤大学で留学⽣生活を送りました。決して楽ではありませんでしたが、とても価値のある経験となり、それは私にとって何物にも変え難い⼤大きな財産となりました。今回の留学を終えて感じた私⾃自⾝身の変化について2つお話しいたします。 まず1つめは、難しいことにも⾃自らチャレンジする精神⼒力の向上です。留学中、ホームシックになることもありましたし、授業の進度についていけず悩むことも、多くの事務処理系の提出書類に関するトラブルもありました。スペイン語以外通じない、⾔言いたいことが伝わっていない、そんな中でも待っているだけでは誰も助けてはくれない⽇日本とは異なる厳しい環境でした。そのような環境に⾝身を置いて、半年間の留学をやり遂げ単位を取得できたことで「やればできる」という⾃自信を⼿手に⼊入れることができました。 2つめは、価値観の変化です。バレンシア⼯工科⼤大学には、スペイン⼈人だけでは
València-‑Nord 駅
なく様々な国から学⽣生が集まっており、世界中の留学⽣生との出会いを通して、多くの国の⽂文化に触れる機会がありました。そして、これまで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないということを知りました。特にフランス⼈人の⼥女の⼦子2⼈人とのルームシェアでは⽂文化の違いを顕著に感じました。最初はお互いの⽂文化の違いに違和を感じ、⽣生活がぎこちなかったのですが、徐々にお互いの⽂文化を知り、その違いを認めるようになってスムーズな⽣生活を送ることができるようになりました。百聞は⼀一⾒見に如かずと⾔言いますが、実際に留学中に⾒見たこと、話したこと、体験したこと⼀一つ⼀一つに⼤大きな驚きや感動がありました。海外経験は⾃自分の引き出しを増やすとよく聞きますが、本当にその通りだと思います。 私の留学は決して楽ではありませんでした。しかし、毎⽇日が充実しており、⽇日々の新たな出会いに⼼心を躍らせていたことも確かです。実際に⽇日本を出て世界の動きを体感し、遠かった世界を⾝身近に感じるようになり、⾃自分の世界が何倍にも広がったことで理想の⾃自分に⼤大きく⼀一歩近づくことができました。今回の留学を⽀支援してくださった先川先⽣生、福留さん・岡内さんをはじめとする国際交流課の皆様、本当にありがとうございました。