Upload
others
View
1
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
Veritas NetBackuptrade インストールガイド
UNIX と Windows
リリース 812
21317387
Veritas NetBackuptrade インストールガイド最終更新日 2018-10-18
マニュアルバージョン NetBackup 812
法的通知と登録商標
Copyright copy 2018 Veritas Technologies LLC All rights reserved
VeritasVeritas ロゴNetBackup は Veritas Technologies LLC または同社の米国とその他の国における関連会社の商標または登録商標です その他の会社名製品名は各社の登録商標または商標です
この製品にはサードパーティの所有物であることをベリタスが示す必要のあるサードパーティソフト
ウェア (「サードパーティプログラム」) が含まれている場合がありますサードパーティプログラムの一部はオープンソースまたはフリーソフトウェアライセンスで提供されます本ソフトウェアに含まれる
本使用許諾契約はオープンソースまたはフリーソフトウェアライセンスでお客様が有する権利また
は義務を変更しないものとしますこのベリタス製品に付属するサードパーティの法的通知文書は次
の場所で入手できます
httpswwwveritascomaboutlegallicense-agreements
本書に記載されている製品はその使用コピー頒布逆コンパイルおよびリバースエンジニアリ
ングを制限するライセンスに基づいて頒布されますVeritas Technologies LLC からの書面による許可なく本書を複製することはできません
本書は現状のままで提供されるものでありその商品性特定目的への適合性または不侵害の
暗黙的な保証を含む明示的あるいは暗黙的な条件表明および保証はすべて免責されるものと
しますただしこれらの免責が法的に無効であるとされる場合を除きます Veritas TechnologiesLLC は本書の提供内容の実施また本書の利用によって偶発的あるいは必然的に生じる損害については責任を負わないものとします 本書に記載の情報は予告なく変更される場合があります
ライセンス対象ソフトウェアおよび資料はFAR 12212 の規定によって商業用コンピュータソフトウェアと見なされ場合に応じてFAR 52227-19 「Commercial Computer Software - RestrictedRights」DFARS 2277202 「Commercial Computer Software and Commercial ComputerSoftware Documentation」その後継規制の規定により制限された権利の対象となります業務用またはホスト対象サービスとしてベリタスによって提供されている場合でも同様です 米国政府によるライセンス対象ソフトウェアおよび資料の使用修正複製のリリース実演表示または開示は
本使用許諾契約の条項に従ってのみ行われるものとします
Veritas Technologies LLC500 E Middlefield RoadMountain View CA 94043
httpwwwveritascom
テクニカルサポート
テクニカルサポートは世界中にサポートセンターを設けていますすべてのサポートサービスはお
客様のサポート契約およびその時点でのエンタープライズテクニカルサポートポリシーに従って提供
されますサポートサービスとテクニカルサポートへの問い合わせ方法については次の弊社の Webサイトにアクセスしてください
httpswwwveritascomsupportja_JPhtml
次の URL で Veritas Account の情報を管理できます
httpsmyveritascom
既存のサポート契約に関する質問については次に示す地域のサポート契約管理チームに電子
メールでお問い合わせください
CustomerCareveritascom世界全域 (日本を除く)
CustomerCare_JapanveritascomJapan (日本)
マニュアル
マニュアルの最新バージョンがあることを確認してください各マニュアルには2 ページに最終更新日付が記載されています最新のマニュアルは次のベリタス Web サイトで入手できます
httpssortveritascomdocuments
マニュアルに対するご意見
お客様のご意見は弊社の財産です改善点のご指摘やマニュアルの誤謬脱漏などの報告をお願
いしますその際にはマニュアルのタイトルバージョン章タイトルセクションタイトルも合わせて
ご報告くださいご意見は次のアドレスに送信してください
NBdocsveritascom
次のベリタスコミュニティサイトでマニュアルの情報を参照したり質問することもできます
httpwwwveritascomcommunityja
ベリタスの Service and Operations Readiness Tools (SORT)の表示
ベリタスの Service and Operations Readiness Tools (SORT) は時間がかかる管理タスクを自動化および簡素化するための情報とツールを提供する Web サイトです製品によって異なりますがSORT はインストールとアップグレードの準備データセンターにおけるリスクの識別および運用効率の向上を支援しますSORT がお客様の製品に提供できるサービスとツールについては次のデータシートを参照してください
httpssortveritascomdatasupportSORT_Data_Sheetpdf
第 1 章 インストールの準備 8
Veritas Smart Meter について 9Veritas Smart Meter のベストプラクティス 9NetBackup インストールディレクトリの制限事項 10NetBackup Web サーバーをサポートするユーザーアカウントの作成
11利用可能な NetBackup のインストール方法 12NetBackup のバージョン間の互換性について 14Veritas Services and Operations Readiness Tools について 15SORT の新規インストールのための推奨手順 16SORT のアップグレードのための推奨手順 20NetBackup ソフトウェアの入手について 22ストレージデバイスの構成について 22
サポートされているロボット形式の検索 23NetBackup をインストールする方法 23
NetBackup プリインストールチェッカーについて 24NetBackup Product Improvement Program について 25
NetBackup ホスト用のセキュリティ証明書について 25SCCM と Chef の配備ツールとマニュアルが利用可能になりました 26マスターサーバーのプッシュインストールのサポートは廃止されました 2681 のメディアサーバーまたはデュアルスタック構成のクライアントホストに
インストールするときにホスト ID ベースの証明書が配備されない 26
第 2 章 NetBackup ライセンス 27
NetBackup のライセンスの要件について 27ライセンスキーエントリについて 28ライセンスキーについてよく寄せられる質問 29
第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール 33
UNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件 33マスターサーバーとメディアサーバーが NetBackup アプライアンスで
ないかぎりWindows と UNIX プラットフォームの英語以外のバージョンを混在させない 37
目次
異なるバージョンの UNIX ベースオペレーティングシステムを実行する環境での NetBackup のインストール 37
Solaris システムの特別なインストールガイドライン 37UNIX クラスタ環境の特別なインストールガイドライン 38
インストールスクリプトの動作 38NetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール 39
NetBackup ソフトウェアのインストール 45NetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール 46マスターサーバーからクライアントへのクライアントソフトウェアのプッシュイ
ンストールについて 51マスターサーバーへのクライアント形式のソフトウェアのインストール
52
第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール 54
Windows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件 54
Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件 61Windows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバー
インストールの実行 62NetBackup クラスタ環境のインストール後の作業 77Windows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認 78Windows システムでの NetBackup サーバーのサイレントインストール
79
第 5 章 管理インターフェースについて 82
NetBackup Web ユーザーインターフェースについて 82NetBackup Web UI からの NetBackup マスターサーバーへの初回
サインイン 83NetBackup Web UI からのサインアウト 84
NetBackup 管理コンソールについて 84NetBackup 管理コンソールのインストール 84Windows での複数バージョンの NetBackup 管理コンソールのインストー
ル 85Windows 上の旧バージョンの NetBackup 管理コンソールの削除 86NetBackup のリモート管理コンソールについて 86NetBackup リモート管理コンソールのインストール 87
5目次
第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストール 89
NetBackup クライアントのインストールについて 89Windows での NetBackup クライアントのインストールについて 90
Windows クライアントのインストール方法と必要条件について 91NetBackup Windows クライアントのローカルまたはリモートでのイン
ストール 94NetBackup Windows クライアントのサイレントインストール 103NetBackup クライアントの構成方法 103
UNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて 104UNIXLinux クライアントのインストール方式について 106UNIX クライアントのローカルインストール 107ネーティブインストーラによる UNIX と Linux のクライアントバイナリの
インストールとアップグレード 110UNIX または Linux クライアントのリモートインストール方式について
121サーバーの初期インストール後の UNIX または Linux クライアントの
追加 126サーバーのアップグレード後のクライアントのアップグレード 128
第 7 章 NetBackup の構成 133
NetBackup の起動と停止のスクリプトについて 133NetBackup Server の構成について 135
NetBackup 管理コンソールの起動 136デバイスの構成ウィザードについて 138ボリュームの構成ウィザードについて 140カタログバックアップウィザードについて 141バックアップポリシーの構成ウィザードについて 142
インストール後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新す
るかまたは NetBackup 812 にアップグレードする 144
第 8 章 NetBackup ソフトウェアのアップグレード 145
NetBackup のアップグレードについて 145NetBackup 8x アップグレードポータルについて 145
6目次
第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除 147
UNIX システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について 148
UNIX および Linux システムでの NetBackup クライアントソフトウェアの削除について 148
UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除 149
Windows システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について 160
Windows サーバークラスタおよびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除 161
Windows システムからの NetBackup LiveUpdate の削除 164Windows サーバーおよび Windows クライアントからの Java コンソール
の状態データの削除について 164新しいメディアサーバーに全データを移行してクラスタ化されたメディアサー
バーを削除する 165
第 10 章 参照先 166
クラスタ化されたマスターサーバーの非アクティブノードで証明書を生成す
る 166NetBackup 応答ファイルについて 167NetBackup マスターサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作
成 169NetBackup Java Runtime Environment について 171レプリケーションディレクタを使用した NetApp ディスクアレイの使用 173NetBackup データベースに対するセキュリティ強化 177Veritas NetBackup マスターサーバーとドメインのサイズについてのガイダ
ンス 177
索引 179
7目次
インストールの準備
この章では以下の項目について説明しています
Veritas Smart Meter について
Veritas Smart Meter のベストプラクティス
NetBackup インストールディレクトリの制限事項
NetBackup Web サーバーをサポートするユーザーアカウントの作成
利用可能な NetBackup のインストール方法
NetBackup のバージョン間の互換性について
Veritas Services and Operations Readiness Tools について
SORT の新規インストールのための推奨手順
SORT のアップグレードのための推奨手順
NetBackup ソフトウェアの入手について
ストレージデバイスの構成について
NetBackup をインストールする方法
NetBackup ホスト用のセキュリティ証明書について
SCCM と Chef の配備ツールとマニュアルが利用可能になりました
マスターサーバーのプッシュインストールのサポートは廃止されました
81 のメディアサーバーまたはデュアルスタック構成のクライアントホストにインストールするときにホスト ID ベースの証明書が配備されない
1
Veritas Smart Meter についてVeritas Smart Meter はNetBackup の配備の効率的な管理傾向の認識今後の計画の作成に役立ちます正確なほぼリアルタイムのレポートでバックアップされるデータ
の合計量を確認できますSmart Meter はライセンスされている容量の制限を超過しそうになると警告しますSmart Meter には Veritas NetBackup 812 以降が必要です
Smart Meter では次のものが提供されます
保護対象テラバイトの正確でほぼリアルタイムのレポート
グラフィカルに表示される使用傾向
ライセンス済み容量が超過する前の使用量評価の警告
簡単な容量計画と予算策定
適用の急増または潜在的なギャップの識別
キャパシティライセンス (NDMP限定版または完全) を使用しているお客様の場合Smart Meter を使用することで容量の使用状況を正確に測定できますこの測定により保護対象の各作業負荷のストレージ使用状況を包括的に把握でき効率的な容量計
画が可能になりますさらにSmart Meter は必要な遠隔測定データを自動的に提供するためこれらのお客様は遠隔測定データを手動でベリタスにアップロードする必要があ
りません
次の URL でよく寄せられる質問への追加の回答を確認できます
httpshelpveritascomWelcomecontext=veritas_smart_meteramptoken=vsm_nbu_faqs
Smart Meter に接続するには次の URL を使用します
httpstaasveritascom
p9 の 「Veritas Smart Meter のベストプラクティス」 を参照してください
Veritas Smart Meter のベストプラクティスベリタスではSmart Meter ツールに特定のベストプラクティスを推奨しています
対象となるサイトで安全な Web トラフィックを伝送できることを確認しますSmart Meter ではHTTPS を使用して関連する情報を送信します自動アップロード機能を活用するためにマスターサーバーがアウトバウンド HTTPS トラフィックを許可する必要があります手動アップロードにはアップロード場所からの HTTPS トラフィックが必要です
顧客登録キーはライセンスキーではありません
Smart Meter が機能するためには登録キーが必要ですがこれは NetBackup ライセンスキーではありません顧客登録キーはSmart Meter の Web サイトからダウンロードできるSmart Meter に固有のものです
9第 1 章 インストールの準備Veritas Smart Meter について
複数のライセンスキーがある場合顧客登録キーをダウンロードするときに登録キー
が集計されることがありますこの集計された登録キーにはすべてのマスターサー
バーが含まれますすべてのマスターサーバーの集計されたキーを使用できますが
後で特定のマスターサーバーの特定のキーを割り当てるように求めるメッセージが
表示されます必要な場合はすべてのマスターサーバーに対してこの集計された
キーを使用できます
よく寄せられる質問への回答について詳しくは次の URL に移動してくださいhttpshelpveritascomWelcomecontext=veritas_smart_meteramptoken=vsm_nbu_faqs
顧客登録キーをダウンロードするには
1 Veritas Smart Meter にログインします
httpstaasveritascom
2 [顧客登録キー (Customer Registration Keys)]ページに移動します
3 マスターサーバーの適切な顧客登録キーをダウンロードします
NetBackup インストールディレクトリの制限事項NetBackup によってサポートされる各ファイルシステムでインストールフォルダのファイル名とフォルダ名の制限が定義されています ファイルシステムのベンダーが提供するマニュアルでファイル名とフォルダ名に関する制限事項の詳細を確認してください さらにNetBackup ではインストールフォルダの名前で特定の文字のみがサポートされます サポート外の文字を使うと予期しない結果になりデータが失われる可能性があります NetBackup がインストールフォルダでサポートする文字は次のとおりです
UNIX または LinuxPOSIX の完全にポータブルなファイル名の文字 (AndashZ andashz 0ndash9 _ -)
WindowsASCII 7 ビット範囲内の印字可能文字
メモ Windows の繁体字中国語と韓国語バージョンではNetBackup クライアントをスペースが含まれるパスにインストールするとリストア操作が失敗する場合があります スペースを含むパスの例には CyenProgram Files があります これらの Windows バージョンではスペースをともなわないパスに NetBackup のクライアントソフトウェアをインストールするようにしてください
10第 1 章 インストールの準備NetBackup インストールディレクトリの制限事項
NetBackup Web サーバーをサポートするユーザーアカウントの作成
NetBackup 80 よりNetBackup マスターサーバーには重要なバックアップ操作をサポートするための構成済み Web サーバーが含まれますこの Web サーバーは権限が制限されているユーザーアカウント要素の下で動作しますこれらのユーザーアカウン
ト要素は各マスターサーバー (またはクラスタ化されたマスターサーバーの各ノード) で使用できる必要があります
多数の手順を実行するとオペレーティングシステムでユーザーとグループを作成できま
す特定のいくつかの方法を示していますが他の方法でも同じ目標を達成できる可能
性がありますホームディレクトリのパスユーザー名およびグループ名はハードコード
されていないため変更することができますデフォルトのローカルユーザー名は
nbwebsvcデフォルトのローカルグループ名は nbwebgrp です
メモ UNIX および Linux プラットフォームの場合UID はクラスタ環境の各ローカルアカウントと同じである必要がありますすべてのクラスタノードでローカルアカウントが一貫し
て定義されていることを確認します
UNIX または Linux でユーザーアカウントとユーザーグループを作成する方法
1 次のコマンドでローカルグループを作成します
コマンド groupadd group_name
例 groupadd nbwebgrp
2 次のコマンドでローカルユーザーアカウントを作成します
コマンド useradd -g group_name -c comment -d usropenvwmc
user_name
例 useradd -g nbwebgrp -c NetBackup Web Services application
account -d usropenvwmc nbwebsvc
Windows でユーザーアカウントとユーザーグループを作成する方法
メモ Windows 上のクラスタ環境のドメインアカウントを使う必要があります
メモ Web サービスのユーザーアカウント名は 20 文字に制限されます
11第 1 章 インストールの準備NetBackup Web サーバーをサポートするユーザーアカウントの作成
1 次のコマンドでローカルユーザーアカウントを作成します
コマンド Cyengtnet user user_name StrongPassword add (StrongPasswordはアカウントに関連付ける強いパスワードです)
例 Cyengtnet user nbwebsvc 1Us7lQ add
2 次のコマンドでローカルグループを作成します
コマンド Cyengtnet localgroup group_name add
例 Cyengtnet localgroup nbwebgrp add
3 次のコマンドで新しいユーザーを新しいグループのメンバーにします
コマンド Cyengtnet localgroup group_name user_name add
例 Cyengtnet localgroup nbwebgrp nbwebsvc add
4 次のように新しいユーザーに[サービスとしてログオン]の権限を付与します
[コントロールパネル][管理ツール][ローカルセキュリティポリシー]の順に進
みます
次に[セキュリティの設定]で[ローカルポリシー]から[ユーザー権利の割り当
て]をクリックします
[サービスとしてログオン]を右クリックして[プロパティ]を選択します
ローカルユーザーを追加します
変更を保存して[サービスとしてログオン]のプロパティのダイアログボックスを閉
じます
これらの要件のいずれかが満たされていない場合NetBackup マスターサーバーのインストールは失敗しますWindows ではインストールプロセスの一部としてユーザーアカウントのパスワードを指定するように求められます
利用可能な NetBackup のインストール方法次の表ではNetBackup をインストールするさまざまな方法について説明します
12第 1 章 インストールの準備利用可能な NetBackup のインストール方法
表 1-1 インストールオプション
クライアントサーバーインストールの種類とオペレーティングシステム
p107 の 「UNIX クライアントのローカルインストール」 を参照してください
マスターサーバー
p39 の 「NetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール」 を参照してください
メディアサーバー
p46 の 「NetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール」 を参照してください
UNIX および Linuxの対話型
p94 の 「NetBackup Windows クライアントのローカルまたはリモートでの
インストール」 を参照してください
マスターサーバーとメディアサーバー
p62 の 「Windows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化され
たサーバーインストールの実行」 を参照してください
Windows の対話型
p110 の 「ネーティブインストーラによる UNIX と Linux のクライアントバイナリのインストールとアップグレード」
を参照してください
有効なインストール方式ではありませ
ん
UNIX および Linuxのサイレント
p103 の 「NetBackup Windows クライアントのサイレントインストール」 を参照してください
マスターサーバーとメディアサーバー
p79 の 「Windows システムでのNetBackup サーバーのサイレントインストール」 を参照してください
Windows のサイレント
13第 1 章 インストールの準備利用可能な NetBackup のインストール方法
クライアントサーバーインストールの種類とオペレーティングシステム
SSH
p122 の 「ssh の方法を使用したクライアントソフトウェアのインストール」 を参照してください
SFTP
p123 の 「sftp の方法を使用したクライアントソフトウェアのインストール」 を参照してください
パスワードなしの ssh
p124 の 「パスワードなしの ssh の方法を使用する UNIX クライアントでのクライアントソフトウェアのインストー
ル」 を参照してください
有効なインストール方式ではありませ
ん
UNIX および Linuxのリモート
p94 の 「NetBackup Windows クライアントのローカルまたはリモートでの
インストール」 を参照してください
マスターサーバーとメディアサーバー
p62 の 「Windows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化され
たサーバーインストールの実行」 を参照してください
Windows のリモート
NetBackup のバージョン間の互換性についてマスターサーバーメディアサーバーおよびクライアントの間でバージョンが異なる
NetBackup を実行できますこの旧バージョンのサポートによってNetBackup サーバーを 1 つずつアップグレードして全体的なシステムパフォーマンスに与える影響を最小限に抑えることができますサーバーとクライアントの特定の組み合わせのみがサポートされ
ています NetBackup カタログは NetBackup マスターサーバー上に存在しますしたがってマスターサーバーはカタログバックアップのクライアントであると見なされます
NetBackup 構成にメディアサーバーが含まれている場合はマスターサーバーと同じNetBackup バージョンを使ってカタログバックアップを実行する必要があります
NetBackup 81 でもマスターサーバーを最初にアップグレードするという従来の必要条件に従うことが重要ですその後81 クライアントをサポートするために必要なすべてのメディアサーバーをアップグレードしますクライアントをアップグレードする前にすべて
のメディアサーバーをアップグレードすることをお勧めしますすべてのマスターサーバー
とすべてのメディアサーバーを NetBackup 81 にアップグレードしたらクライアントを81 にアップグレードします81 より前のメディアサーバーはNetBackup 81 クライアントをバックアップまたはリストアできません
14第 1 章 インストールの準備NetBackup のバージョン間の互換性について
NetBackup バージョン間の互換性について詳しくはベリタスの SORT の Web サイトを参照してください
httpssortveritascom
ベリタスは EOSL 情報をオンラインで確認することをお勧めします
httpssortveritascomeosl
p22 の 「NetBackup ソフトウェアの入手について」 を参照してください
Veritas Services and Operations Readiness Toolsについて
Veritas Services and Operations Readiness Tools (SORT) はベリタスエンタープライズ製品をサポートするスタンドアロンと Web ベースの強力なツールセットですNetBackup ではSORT によって複数の UNIXLinux または Windows 環境にまたがってホストの設定を収集分析報告する機能が提供されますこのデータはシステ
ムで NetBackup の最初のインストールまたはアップグレードを行う準備ができているかどうかを評価するのに役立ちます
次の Web ページから SORT にアクセスします
httpssortveritascomnetbackup
SORT ページに移動すると次のようにより多くの情報を利用可能です
インストールとアップグレードのチェックリスト
このツールを使うとシステムで NetBackup のインストールまたはアップグレードを行う準備ができているかどうかを確認するためのチェックリストを作成できますこのレ
ポートには指定した情報に固有のソフトウェアとハードウェアの互換性の情報がす
べて含まれていますさらに製品のインストールまたはアップグレードに関する手順
とその他の参照先へのリンクも含まれています
Hotfix と EEB Release Auditorこのツールを使うとインストールする予定のリリースに必要な Hotfix が含まれているかどうかを調べることができます
カスタムレポート
このツールを使うとシステムと ベリタスエンタープライズ製品に関する推奨事項を取得できます
NetBackup のプラットフォームと機能の今後の予定このツールを使用すると今後新しい機能や改善された機能と置き換える項目に関
する情報を入手できます さらに今後置き換えられることなく廃止される項目に関する情報を入手することもできます これらの項目のいくつかには NetBackup の特定の機能他社製品の統合ベリタス製品の統合アプリケーションデータベースおよ
び OS のプラットフォームが含まれます
15第 1 章 インストールの準備Veritas Services and Operations Readiness Tools について
SORT ツールのヘルプが利用可能ですSORT ホームページの右上隅にある[ヘルプ(Help)]をクリックします次のオプションがあります
実際の本のようにページをめくってヘルプの内容を閲覧する
索引でトピックを探す
検索オプションを使ってヘルプを検索する
SORT の新規インストールのための推奨手順ベリタスは新規の NetBackup ユーザーに対してSORT の最初の導入時にリストされる3 つの手順を実行することをお勧めします このツールには他にも多くの機能が備わっていますがこれらの手順は SORT の概要を知る上で役立ちますさらにこれらの手順を実行することでその他の SORT 機能に関する有用で基本的な知識が備わります
表 1-2
詳細手順
p16 の 「SORT ページに Veritas Account を作成する方法」 を参照してください
SORT Web ページに Veritas Account を作成します
p17 の 「汎用インストールチェックリストを作成する方法」 を参照してください
汎用インストールレポートを作成します
p18 の 「システム固有のインストールレポートを作成する方法 (Windows の場合)」 を参照してください
p19 の 「システム固有のインストールレポートを作成する方法 (UNIX または Linux の場合)」 を参照してください
システム固有のインストールレポートを作成しま
す
SORT ページに Veritas Account を作成する方法
1 Web ブラウザで次の場所に移動します
httpssortveritascomnetbackup
2 右上で[ログイン (Login)]をクリックしてから[今すぐ登録 (Register now)]をクリックします
16第 1 章 インストールの準備SORT の新規インストールのための推奨手順
3 要求された次のログインおよび連絡先情報を入力します
電子メールアドレスを入力し検証してください電子メールアドレス (Emailaddress)
パスワードを入力し検証してくださいパスワード (Password)
名を入力してください名 (First name)
姓を入力してください姓 (Last name)
会社名を入力してください会社名 (Company name)
国を入力してください国 (Country)
優先言語を選択してください優先言語 (Preferredlanguage)
表示される CAPTCHA テキストを入力してください 必要に応じてイメージを更新してください
CAPTCHA テキスト(CAPTCHA text)
4 [送信 (Submit)]をクリックします
5 ログイン情報の受信時に SORT にログインしてカスタマイズした情報のアップロードを開始できます
汎用インストールチェックリストを作成する方法
1 Web ブラウザで次の場所に移動します
httpssortveritascomnetbackup
2 [インストールとアップグレードのチェックリスト (Installation and Upgrade Checklist)]ウィジェットを見つけて選択します
17第 1 章 インストールの準備SORT の新規インストールのための推奨手順
3 要求された情報を指定します
ドロップダウンメニューから適切な製品を選択してください
NetBackup の場合は NetBackup Enterprise Server またはNetBackup Server を選択してください
製品 (Product)
NetBackup の適切なバージョンを選択してください 最新バージョンは常にリストの一番上に示されます
インストールするまたは
アップグレード後の製品
バージョン (Productversion you are installingor upgraded to)
生成するチェックリストに対応するオペレーティングシステムを選
択してください
プラットフォーム
(Platform)
チェックリストに対して適切なプロセッサの種類を選択してくださ
い
プロセッサ (Processor)
新規インストールの場合は何も選択しないでくださいアップグ
レードの場合は現在インストールされている NetBackup のバージョンを選択できます
アップグレード前の製品
バージョン (任意)(Product version you areupgrading from(optional))
4 [チェックリストの生成 (Generate Checklist)]をクリックします
5 選択内容に対応するチェックリストが作成されますこの画面で選択内容を変更で
きます[チェックリストの生成 (Generate Checklist)]をクリックすると新しいチェックリストが作成されます
結果の情報は PDF として保存できます NetBackup では多数のオプションを利用可能でそれらの多くは生成されたチェックリストに示されます各セクションを十分
に確認して環境に適用するかどうかを判断してください
システム固有のインストールレポートを作成する方法 (Windows の場合)
1 SORT の Web サイトに移動します
httpssortveritascomnetbackup
2 [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)]セクションで[SORTデータコレクタによるインストールとアップグレードのカスタムレポート (Installationand Upgrade custom reports by SORT data collectors)]を選択します
3 [データコレクタ (Data Collectors)]タブを選択します
18第 1 章 インストールの準備SORT の新規インストールのための推奨手順
4 [グラフィカルユーザーインターフェース (Graphical User Interface)]のラジオボタンを選択してプラットフォームに対して適切なデータコレクタをダウンロードします
データコレクタは OS 固有ですWindows コンピュータに関する情報を収集するにはWindows データコレクタが必要ですUNIX コンピュータに関する情報を収集するにはUNIX データコレクタが必要です
5 ダウンロードが終わったらデータコレクタを起動します
6 [ようこそ (Welcome)]画面の[製品ファミリー (product family)]セクションでNetBackup を選択して[次へ (Next)]をクリックします
7 [システムの選択 (System Selection)]画面で分析するすべてのコンピュータを追加します [参照 (Browse)]をクリックすると分析に追加可能なコンピュータのリストを確認できます管理者アカウントまたは root アカウントでツールを起動することをお勧めします
8 すべてのシステムを選択したら[システム名 (System names)]セクションを確認して[次へ (Next)]をクリックします
9 [検証オプション (Validation Options)]画面の[検証オプション (Validation options)]下でアップグレード後のバージョンを選択します
10 [次へ (Next)]をクリックして続行します
11 ユーティリティによって要求されたチェックが実行され結果が表示されますレポー
トをマイ SORT にアップロードできますまた結果を印刷したり保存できます分析を一元管理しやすくするために結果はマイ SORT Web サイトにアップロードすることをお勧めします [アップロード (Upload)]をクリックしてマイ SORT のログイン情報を入力するとデータがマイ SORT にアップロードされます
12 終了したら[完了(Finish)]をクリックしてユーティリティを閉じます
システム固有のインストールレポートを作成する方法 (UNIX または Linux の場合)
1 SORT の Web サイトに移動します
httpssortveritascomnetbackup
2 [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)]セクションで[SORTデータコレクタによるインストールとアップグレードのカスタムレポート (Installationand Upgrade custom reports by SORT data collectors)]を選択します
3 [データコレクタ (Data Collector)]タブを選択します
4 プラットフォームに対して適切なデータコレクタをダウンロードします
データコレクタは OS 固有ですWindows コンピュータに関する情報を収集するにはWindows データコレクタが必要ですUNIX コンピュータに関する情報を収集するにはUNIX データコレクタが必要です
5 ダウンロード済みのユーティリティを含むディレクトリに変更します
19第 1 章 インストールの準備SORT の新規インストールのための推奨手順
6 実行 (Run)sortdc
ユーティリティによって最新バージョンのユーティリティがインストールされているこ
とを確認するためのチェックが実行されます さらにユーティリティによって最新のデータが含まれているかどうかがチェックされますこの処理の後ユーティリティ
によってこのセッションのログファイルの場所がリストされます
7 要求されたらEnter キーを押して続行します
8 メインメニューで[NetBackup ファミリー (NetBackup Family)]を選択します
9 [何をしますか (What task do you want to accomplish)]というプロンプトが表示されたら[インストールレポートのアップグレード (InstallationUpgrade report)]を選択します
カンマで項目を区切ることで複数のオプションを選択できます
10 レポートに含めるシステムを指定します (複数可)
指定したシステムで以前にレポートを実行していた場合はそのレポートを再び実行
するようプロンプトが表示されます[はい (Yes)]を選択するとレポートが再実行されます
ユーティリティによってセッションのログファイルの場所が再びリストされます
ユーティリティの進捗状況が画面に表示されます
11 インストールまたはレポートをアップグレードする製品に関するプロンプトが表示され
たらNetBackup を指定します
12 インストールする NetBackup のバージョンに対応する数字を入力します
ユーティリティによってセッションのログファイルの場所が再びリストされます
ユーティリティの進捗状況が画面に表示されます
13 ユーティリティによってレポートをオンラインで確認する場合には SORT Web サイトにアップロードするよう促すプロンプトが表示されますオンラインレポートを利用
するとシステム上のテキストベースのレポートよりも詳細な情報を入手できます
14 タスクが完了したらユーティリティを終了できます オプションでツールに関するフィードバックを提供できますベリタスはフィードバックを基にツールの改良を実施
しています
SORT のアップグレードのための推奨手順ベリタスは現在の NetBackup ユーザーに対してSORT の最初の導入時にリストされる3 つの手順を実行することをお勧めします このツールには他にも多くの機能が備わっていますがこれらの手順はすでに NetBackup を使っているユーザーにとって SORTの概要を知る上で役立ちますさらにこれらの手順を実行することでその他の SORT機能に関する有用で基本的な知識が備わります
20第 1 章 インストールの準備SORT のアップグレードのための推奨手順
表 1-3
詳細手順
p16 の 「SORT ページに Veritas Account を作成する方法」 を参照してください
SORT Web ページに Veritas Account を作成します
p18 の 「システム固有のインストールレポートを作成する方法 (Windows の場合)」 を参照してください
p19 の 「システム固有のインストールレポートを作成する方法 (UNIX または Linux の場合)」 を参照してください
システム固有のアップグレードレポートを作成し
ます
p21 の 「今後のプラットフォームの変更と機能の予定を確認する方法」 を参照してください
p21 の 「Hotfix と EEB の情報を確認する方法」を参照してください
今後のプラットフォームと機能の予定を確認しま
す
Hotfix と EEB Release Auditor の情報を確認します
今後のプラットフォームの変更と機能の予定を確認する方法
1 Web ブラウザで次の場所に移動します
httpssortveritascomnetbackup
2 [NetBackup のプラットフォームと機能の今後の予定 (NetBackup Future Platformand Feature Plans)]ウィジェットを見つけて選択します
3 [情報の表示 (Display Information)]を選択します
4 表示される情報を確認します
5 任意 - サインインによる通知の作成 - [サインインによる通知の作成 (Sign in andcreate notification)]をクリックします
Hotfix と EEB の情報を確認する方法
1 Web ブラウザで次の場所に移動します
httpssortveritascomnetbackup
2 [NetBackup Hotfix と EEB Release Auditor (NetBackup Hot Fix and EEBRelease Auditor)]ウィジェットを見つけて選択します
3 Hotfix または緊急エンジニアリングバイナリ (EEB) の情報を入力します
21第 1 章 インストールの準備SORT のアップグレードのための推奨手順
4 [検索 (Search)]をクリックします
5 新しいページに以下の列が含まれた表が表示されます
前の画面で入力した Hotfix または EEB 番号が表示されますEEB 識別子の Hotfix(Hot fix of EEB Identifier)
Hotfix または EEB に関連付けられた問題の説明が表示されます
説明 (Description)
この問題が解決された NetBackup のバージョンが示されます解決済みのバージョン
(Resolved in Versions)
NetBackup ソフトウェアの入手についてNetBackup 812 はMyVeritas の Web ページからダウンロード用 ESD イメージとして利用できますイメージは 18G のサイズ制限に従っています
ESD のダウンロードを正しく行うために一部の製品イメージがより小さく管理しやすいファイルに分割されていますファイルを解凍する前に1 of 22 of 2 として識別できる分割されたイメージファイルを最初に結合する必要がありますMyVeritas 上のDownload Readmetxt ファイルにはファイルを結合する方法が記述されています
ストレージデバイスの構成についてNetBackup の信頼性はストレージデバイスの構成に依存します信頼性の高いバックアップおよびリストアを確実に行うにはオペレーティングシステムで動作するように最初
にデバイスをインストールおよび構成する必要があります
NetBackup をインストールする前に次のガイドラインを使ってオペレーティングシステムで動作するようにストレージデバイスを構成します
NetBackup をインストールする前に最新バージョンのドライバでデバイスをインストールして構成することを推奨します
新しいインストール
新しいデバイスを準備し接続するために次のタスクを実行しま
す
SCSI ID (ターゲット) を設定します利用可能な SCSI ID に設定されていることを確認してください
この SCSI ID によって利用可能な互換性のあるホストバスアダプタにデバイスを物理的に接続します
互換性とはデバイスとホストバスアダプタの両方が同じ形式
であることを意味しますたとえばシングルエンドHVDLVDファイバーチャネルなどの形式があります
接続と設定
22第 1 章 インストールの準備NetBackup ソフトウェアの入手について
オペレーティングシステムで動作するようにストレージデバイスを
構成するには次のマニュアルを参照してください
デバイスとオペレーティングシステムのベンダーからの指示
『NetBackup デバイス構成ガイド UNIXWindows およびLinux』ご使用のオペレーティングシステムに該当する章を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
構成
オペレーティングシステムで動作するようにすべてのストレージデ
バイスがインストール構成および検証された後NetBackupをインストールできます
NetBackup のインストール
警告 デバイスが適切に構成されていないとバックアップが失敗したりデータが損失する場合があります
p33 の 「UNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件」 を参照してください
p54 の 「Windows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件」を参照してください
サポートされているロボット形式の検索サポートされているロボット形式のリストについては『NetBackup ハードウェアおよびクラウドストレージ互換性リスト (HCCL)』を参照してください
ベリタス社はこのマニュアルの更新版を定期的にベリタス社のサポート Web サイトに掲載しています
このリリースでサポートされている最新のロボット形式を検索する方法
次のリンクをクリックして『NetBackup ハードウェアおよびクラウドストレージ互換性リスト (HCCL)』にアクセスします
httpwwwnetbackupcomcompatibility
NetBackup をインストールする方法NetBackup を新規にインストールするには次の順序でソフトウェアをインストールします
マスターサーバーソフトウェアをインストールします手順 1
メディアサーバーソフトウェア (NetBackup Enterprise のみ) をインストールします
手順 2
23第 1 章 インストールの準備NetBackup をインストールする方法
NetBackup リモート管理コンソールをインストールします (省略可能)手順 3
クライアントソフトウェアをインストールします手順 4
NetBackup のすべてのアドオン製品 (言語パッケージなど) をインストールします
手順 5
インストール手順に進む前にインストール要件を確認してください
p33 の 「UNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件」 を参照してください
p54 の 「Windows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件」を参照してください
NetBackup プリインストールチェッカーについてUNIXLinux プラットフォーム用と Windows プラットフォーム用のサーバーインストーラの両方にプリインストールチェッカーが含まれていますこの機能を使用するとサーバー
の正常なインストールまたはアップグレードの準備ができているか判断しやすくなります
この検査はマスターまたはメディアサーバーでインストールを開始する際に自動的に実
行されます 検査の結果は次のポイントで示されます
UNIXLinux のアップグレードスクリプト「このホストはマスターサーバーですか」の質問に回答した後
Windows のインストールウィザード[Installation Summary]が表示される[Ready to Install the Program]画面
実行されるテストの 1 つはローカルにインストールされた EEB(Emergency EngineeringBinary の略で緊急エンジニアリングバイナリの意味)の更新とインストール中のNetBackup のバージョンに含まれている修正の比較です プリインストールテストのうちいずれかが失敗すると必要な操作の種類を示すメッセージが表示されます
一部のテスト失敗は軽微なものと見なされアップグレードの続行が許可されます重要
なテスト失敗があるとインストールまたはアップグレードの実行が妨げられますこの出
力はインストールまたはアップグレードを安全に続行する前に他の処置を講じる必要が
あることが通知されます
プリインストール検査の結果は次の場所に格納されます
UNIX の場合次のパスにあるインストールトレースファイル
usropenvtmp
Windows の場合bpimage コマンドは次のディレクトリにファイルを作成しますALLUSERSPROFILEyenVeritasyenNetBackupyenInstallSummaryyen
24第 1 章 インストールの準備NetBackup をインストールする方法
p15 の 「Veritas Services and Operations Readiness Tools について」 を参照してください
NetBackup Product Improvement Program についてNetBackup Product Improvement Program でインストール配置とプログラムの使用状況の情報を取得します
NetBackup のインストール時に NetBackup Product Improvement Program に参加してこの情報を自動的にセキュリティを考慮してベリタスに送信するように設定できます
ベリタスが受信した情報は継続的な品質向上プログラムの一部に組み込まれますベ
リタスはこの情報を参考にお客様が NetBackup 製品をどのように構成配置使用しているかを理解します この情報はその後製品の機能テストテクニカルサポート今後の要件の改善点をベリタス社が識別するのを助けるのに使われます
NetBackup Product Improvement Program について詳しくはNetBackup のライセンス契約書の「1718 Data Collection Data Protection Regulations」を参照してください 使用許諾契約は次の場所にあります
UNIXMyVeritas からダウンロードしたメディアイメージでLICENSE ファイルを参照します
WindowsMyVeritas からダウンロードしたメディアイメージからインストールウィザード(Browserexe) を開始します[Home]ページで[Installation]をクリックします[Installation]ページで[Server Software Installation]または[Client SoftwareInstallation]を選択します [ようこそ (Welcome)] ページで[次へ (Next)] をクリックして [使用許諾契約 (License Agreement)] のページに進みます
httpswwwveritascomsupportja_JParticle000112586
NetBackup ホスト用のセキュリティ証明書についてNetBackup ではNetBackup ホストの認証にセキュリティ証明書が使用されますNetBackup セキュリティ証明書はX509 公開鍵インフラストラクチャ (PKI) 標準に適合していますマスターサーバーは認証局(CA)として動作しホストにセキュリティ証明書を発行します
NetBackup はホスト ID ベースとホスト名ベースの 2 種類の NetBackup ホストセキュリティ証明書を提供しますホスト ID ベース証明書は各 NetBackup ホストに割り当てられる UUID (Universal Unique Identifier) に基づいていますNetBackup マスターサーバーはこれらの識別子をホストに割り当てます
NetBackup 80 以前に生成されたすべてのセキュリティ証明書は現在ホスト名ベースの証明書と呼ばれます NetBackup はこれらの古い証明書を新しいホスト ID ベースの証明書に置き換える移行を進めていますこの移行は今後のリリースで完了しホスト
25第 1 章 インストールの準備NetBackup ホスト用のセキュリティ証明書について
名ベース証明書は使用されなくなる予定ですただし移行はその途上にあり特定の処
理では最新の NetBackup バージョンに引き続き過去のホスト名ベース証明書が必要です
SCCM と Chef の配備ツールとマニュアルが利用可能になりました
NetBackup 81 リリースではNetBackup の配備に System Center ConfigurationManager (SCCM) と Chef の使用がサポートされるようになりましたベリタスではさまざまな配備パスをテストし検証を行っていますSCCM と Chef の両方のマニュアルとテンプレートが入手できますSCCM と Chef のサポートおよび使用について詳しくはSORT を参照してください
マスターサーバーのプッシュインストールのサポートは廃止されました
この NetBackup リリース以降マスターサーバーのプッシュインストールまたはサイレントインストールのサポートは廃止されます
81 のメディアサーバーまたはデュアルスタック構成のクライアントホストにインストールするときにホスト ID ベースの証明書が配備されない
次の環境ではホスト ID ベースの証明書が配備されません
NetBackup マスターサーバーが 81 以降で IPv6 のみの構成である
NetBackup 81 ソフトウェアがメディアサーバーまたはデュアルスタック構成のクライアントホストにインストールされている
ホストとマスターサーバー間の Web サービス接続が確立されなかったためにホスト IDベースの証明書が配備されません
回避策 インストール後に81 のホストにホスト ID ベースの証明書を手動で配備します次の記事を参照してください
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000127129
26第 1 章 インストールの準備SCCM と Chef の配備ツールとマニュアルが利用可能になりました
NetBackup ライセンスこの章では以下の項目について説明しています
NetBackup のライセンスの要件について
ライセンスキーエントリについて
ライセンスキーについてよく寄せられる質問
NetBackup のライセンスの要件についてNetBackup マスターサーバーまたはメディアサーバーのソフトウェアをインストールするにはNetBackup 製品のライセンスを入力する必要があります
ライセンスを入手するにはNetBackup 製品を発注するときにライセンスの SKU を発注する必要があります
発注後ベリタス社は次の情報を含むライセンス証明書を添付した電子メールを送信し
ます
このリストは発注した製品のライセンスすべてを含んでいます
安全な場所にこのリストを保管してくださいテクニカルサポート
に問い合わせる場合に製品のライセンスが必要になることがあ
ります
購入済みの NetBackup のライセンスのリスト
NetBackup 製品インストール用の電子ソフトウェア配布 (ESD)イメージをダウンロードするためにこのシリアル番号を使うことが
できます
次の Web サイトに移動しシステムに ESD イメージをダウンロードするためにこのシリアル番号を入力します
httpmyveritascom
NetBackup 製品をダウンロードするためのアクセス用のシリア
ル番号
2
NetBackup をインストールするときにはメッセージが表示されたらマスターサーバーで他のすべての製品ライセンスを入力することを推奨しますこれらのライセンスを後で追
加することもできますがマスターサーバーのソフトウェアをインストールするときにそれら
を入力する方が簡単です
NetBackup のライセンスの管理方法について詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol1』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
ライセンスキーエントリについてすべての NetBackup SKU のライセンスはマスターサーバーで入力する必要がありますメディアサーバーで必要となる機能によって一部の SKU のライセンスをメディアサーバーでも入力する必要があります
表 2-1 に各サーバーで入力する必要があるライセンスを記述します
表 2-1 NetBackup メディアサーバーで必要なライセンス
必要なライセンス (メディアサーバーの機能に基づく)メディアサーバー形式
NetBackup Enterprise Server 812 UNX NetBackup Enterprise Server 812 WINLNXSOLX64 NetBackup Standard Infrastructure 812 XPLAT1 Front
End TBYTE NetBackup Enterprise Infrastructure 812 XPLAT1 Front
End TBYTE NetBackup Platform Base NetBackup Option Library Based Tape Drive 812 XPLAT NetBackup Option Shared Storage Option 812 XPLAT NetBackup Option NDMP 812 XPLAT
Enterprise メディアサーバー
NetBackup Enterprise ClientUNIX NetBackup Enterprise ClientWindowsLinux
SAN メディアサーバー
次の方法のいずれかを使用してライセンスを入力します
NetBackup マスターサーバーとメディアサーバーのインストール時 (推奨)インストールスクリプトはインストールすることを計画するすべての NetBackup 製品のライセンスを入力するように求めるメッセージを表示します
NetBackup 管理コンソールNetBackup マスターサーバーまたはメディアサーバーのインストールの後でコンソールを開き[ヘルプ (Help)]gt[ライセンスキー (License Keys)]をクリックします
コマンドラインインターフェース (CLI) (UNIX のみ)
28第 2 章 NetBackup ライセンスライセンスキーエントリについて
NetBackup マスターサーバーまたはメディアサーバーのインストールの後で次のコマンドを使います
usropenvnetbackupbinadmincmdget_license_key
メモ システム内のほぼすべてのサーバーから NetBackup サーバーにログオンしてライセンスの表示入力および管理を行うことができますライセンスをリモート管理する場
合は変更対象のシステムのライセンスを確実に表示します間違ったサーバーにライセ
ンスを追加または変更しないように注意してください
ライセンスキーについてよく寄せられる質問次にライセンスキーの管理方法について頻繁に寄せられる質問事項を示します
表 2-2
回答質問
NetBackup では他のベリタス製品でも使用される共通のライセンスシステムを使用しています ただし共通のライセンスシステムによって各製品のライセンス機能の採用方法が柔軟になって
いますたとえばNetBackup ではノードロックライセンスシステムを採用していませんが他のいくつかの製品ではノードロックラ
イセンスシステムを採用しています
NetBackup のライセンスシステムは他のベリタス製品のライセ
ンスシステムと同じですか
キーはシリアル番号です (例xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxx)ライセンスキーには次の情報が含まれています
NetBackup サーバーまたは NetBackup Enterprise サーバーのいずれのキーであるか
サーバークライアントエージェントまたは別ライセンス製品
のいずれのキーであるか
正規または評価版のいずれのキーであるか
キーの生成方法および生成場所に関する情報
ライセンスキーはどのような形式
ですかまたライセンスキーに
はどのような情報が含まれてい
ますか
はいシリアル番号情報がキーに埋め込まれていますライセンスキーにはシリアル番
号が割り当てられていますか
29第 2 章 NetBackup ライセンスライセンスキーについてよく寄せられる質問
回答質問
はいライセンスキーに関する情報はマスターサーバーに格納さ
れています
情報にアクセスするにはNetBackup 管理コンソールを開き[ヘルプ (Help)][ライセンスキー (License Keys)]の順に選択します
UNIX サーバーでは次のコマンドを実行することもできます
usropenvnetbackupbinadmincmdget_license_key
レポートの表示方法について詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol 1』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
所有しているライセンスキーに
関するレポートを表示できます
か
NetBackup のインストール時にすべての別ライセンス製品およびエージェントのライセンスキーを入力するように求められます
エージェントまたは他のアドオン製品を後から購入した場合は
ライセンスキーを手動で入力できますNetBackup 管理コンソールを開き[ヘルプ (Help)]gt[ライセンスキー (License Keys)]を選択します
UNIX サーバーでは次のコマンドを実行することもできます
usropenvnetbackupbinadmincmdget_license_key
別ライセンス製品およびエー
ジェントを使用可能にする方法
を教えてください
はいライセンスキーのコピーは安全な場所に保管しておいてく
ださい
ライセンスキーは入力後も保管
する必要がありますか
ベリタス社ではユーザーに発行したすべてのライセンスキーを
記録しています ライセンスキーを紛失した場合はご購入先にお問い合わせいただくとキーのコピーを入手できます
Veritasの提携会社から NetBackup を購入した場合はキーに関する情報はその提携会社にお問い合わせください
ライセンスキーを紛失した場合
どうすればよいですか
NetBackup のインストールの多くは非常に大規模で長いライセンスキーが使用されます ライセンスキーを何度も入力することは時間のかかる作業です購入する NetBackup コンポーネントの種類ごとに 1 つのライセンスキーを要求できますたとえば50 の Oracle エージェントを使用するために1 つのライセンスキーを入手できますサイトライセンスでは特定の NetBackupエージェントまたは別ライセンス製品を無制限に使用できます
ただし購入する NetBackup コンポーネントの種類ごとに固有のライセンスキーが必要になります個別のライセンスキーは
NetBackup サーバーLotus Notes エージェントまたは NDMPオプションのようなコンポーネントに必要になります
大量注文の場合のライセンス
キーにはどのように対応してい
ますか
30第 2 章 NetBackup ライセンスライセンスキーについてよく寄せられる質問
回答質問
サイトライセンスは大量注文の場合と同様の対応になりますサ
イトライセンスの証明書には無制限の数に対して有効なライセ
ンスキーであることが明記されます
サイトライセンスの場合のライセ
ンスキーにはどのように対応し
ていますか
いいえNetBackup リモート管理コンソールには特別なライセンスキーは必要ありませんNetBackup リモート管理コンソールはマスターサーバーにアクセス可能な任意のコンピュータにイ
ンストールできます
NetBackup リモート管理コンソールを使用可能にするにはラ
イセンスキーが必要ですか
はいライセンスキーは何回でも使用できますただし購入した
ライセンス数を超える NetBackup サーバークライアントエージェント別ライセンス製品をインストールしたり使うことは法律的
に認められていません
ライセンスキーは何回でも使用
できますか
ベリタス社と現行の保守契約を締結しているすべての NetBackupユーザーは最新バージョンの NetBackup を自動的に入手できます NetBackup メディアキットを受け取りライセンスを購入したコンポーネントごとのライセンスキーを受け取ります
ベリタス社の提携会社と保守契約を締結している場合は提携
会社を介してアップグレードを行います 詳しくは提携会社にお問い合わせください
既存のユーザーの場合ライセ
ンスキーを入手する方法を教え
てください
正しいライセンスキーを受け取っていない場合はライセンスキー
の証明書に記載されている注文管理部門の電話番号にお問い
合わせくださいテクニカルサポートでは正規のライセンスキー
は発行できませんライセンスキーは注文管理部門からのみ受
け取ることができますテクニカルサポートでは正規のライセン
スキーに関する問題が解決するまで1 か月間有効の一時ライセンスキーを発行できます
正しいライセンスキーを入手し
ていない場合の対処方法を教
えてください
評価版のライセンスを使用すると事前に決定されている期間
はNetBackup とそのエージェントおよび別ライセンス製品を無制限に使用できます
評価版のライセンスでは何が有
効になりますか
ライセンスキーの有効期限を調べるにはNetBackup 管理コンソールを開き[ヘルプ (Help)]gt[ライセンスキー (License Keys)]を選択します
UNIX サーバーでは次のコマンドを実行することもできます
usropenvnetbackupbinadmincmdget_license_key
評価版の期限切れが近づいた
ら通知されますか
NetBackup サービスまたはデーモンが停止されます製品を使用しようとすると評価期間が終了したことが通知されます
評価版のライセンスの期限が切
れるとどうなりますか
31第 2 章 NetBackup ライセンスライセンスキーについてよく寄せられる質問
回答質問
はいNetBackup の評価版に正規のライセンスを追加するとすぐにカタログ情報および構成情報にアクセスできるようになりま
す
評価版のライセンスの期限が切
れた場合バックアップ構成とカ
タログ情報は保存されますか
とても簡単です正規のライセンスを購入して NetBackup に追加します評価版の構成情報とカタログデータはすべて保持され
ています
正規のライセンスキーを入力するにはNetBackup 管理コンソールを開き[ヘルプ (Help)]gt[ライセンスキー (License Keys)]を選択します
UNIX サーバーでは次のコマンドを実行することもできます
usropenvnetbackupbinadmincmdget_license_key
評価版のライセンスを正規のラ
イセンスにアップグレードする方
法を教えてください
32第 2 章 NetBackup ライセンスライセンスキーについてよく寄せられる質問
UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール
この章では以下の項目について説明しています
UNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件
インストールスクリプトの動作
NetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
NetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
マスターサーバーからクライアントへのクライアントソフトウェアのプッシュインストール
について
UNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件
表 3-1 は NetBackup のインストールのために UNIX と Linux システムを準備するための要件を記述します各項目に対応するためにチェックリストとしてこの表を使ってくださ
い
インストールの必要条件に関する最新情報について詳しくは SORT Web サイトを参照してくださいSORT に関する詳しい情報を参照できます
p15 の 「Veritas Services and Operations Readiness Tools について」 を参照してください
3
メモ NetBackup バージョン 812 はHP-UX または AIX プラットフォームでマスターサーバーまたはメディアサーバーのインストールをサポートしません
表 3-1 UNIX および Linux での NetBackup のインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
UNIX と Linux の互換性のあるオペレーティングシステムの完全なリストについては次のWeb サイトで 『Software Compatbility List(SCL)』を参照してくださいhttpwwwnetbackupcomcompatibilityhttpssortveritascomnetbackup
オペレーティング
システム
複数のデータベースエージェントが有効になっている本番環境のマスターサーバーごとに
最低 16 GB のメモリと 4 つのコアを搭載する必要があります 複数のデータベースエージェントが有効になっている本番環境のメディアサーバーごとに
最低 4 GB のメモリを搭載する必要があります
メモリ
必要となる正確な空き領域はハードウェアプラットフォームによって決まりますこのトピック
に関する詳細情報を参照できます
812 の NetBackup リリースノートhttpwwwveritascomdocsDOC5332
NetBackup カタログにはバックアップについての情報が含まれているため製品の使用に伴ってサイズが大きくなりますカタログに必要なディスク領域は主に次のバックアッ
プ構成によって異なります
バックアップ対象のファイル数
バックアップの間隔
バックアップデータの保持期間
空き容量など領域に問題がある場合はNetBackup を代替のファイルシステムにインストールすることができますインストールの際に代替のインストール場所を選択してusropenvからの適切なリンクを作成することができます
メモ ディスク領域の値は初回インストール用ですNetBackup カタログはマスターサーバーが本番環境になっているときにかなり多くの領域を必要とします
ディスク領域
34第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールUNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
gzip および gunzip コマンドがローカルシステムにインストールされていることを確認してくださいこれらのコマンドがインストールされているディレクトリはroot ユーザーの PATH環境変数設定に含まれている必要があります
すべてのサーバーに対するすべての NetBackup インストール ESD イメージ有効なライセンスおよび root ユーザーのパスワード
サポートされているハードウェアでサポートされているバージョンのオペレーティングシステ
ム (パッチを適用済みであること) を稼働しているサーバー十分なディスク領域およびサポートされている周辺装置これらの要件について詳しくは『NetBackup リリースノートUNIXWindows および Linux』を参照してくださいhttpwwwveritascomdocsDOC5332
すべての NetBackup サーバーがクライアントシステムを認識しまたクライアントシステムから認識されている必要があります一部の環境ではそれぞれの etchosts ファイルに対してもう一方の定義を行う必要がありますまた他の環境の場合はネットワーク情
報サービス (NIS) またはドメインネームサービス (DNS) を使用することになります 画面解像度には 1024 x 768256 色以上が必要です
一般要件
NetBackup クラスタ内の各ノードで ssh コマンドまたは同等のコマンドを実行できることを確認しますroot ユーザーとしてパスワードを入力せずにクラスタ内の各ノードにリモートログオンできる必要がありますこのリモートログオンはNetBackup サーバーNetBackupエージェントおよび別ライセンス製品のインストールと構成を行うときに必要ですインストー
ルおよび構成を完了した後は不要になります
NetBackup をインストールする前にクラスタフレームワークをインストールして構成し起動しておく必要があります
DNSNISetchosts ファイルを使って仮想名を定義しておく必要がありますIP アドレスも同時に定義します(仮想名は IP アドレスのラベルです)
アクティブノードからアップグレードを開始しそれから非アクティブノードをアップグレード
します
クラスタ要件に関する詳細情報を参照できます
『Veritas NetBackup マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド』
httpwwwveritascomdocsDOC5332
クラスタシステム
NFS マウントされたディレクトリへの NetBackup のインストールはサポートされていませんNFS マウントしたファイルシステムのファイルロックは確実でない場合があります
NFS の互換性
一部の周辺機器およびプラットフォームではカーネルの再構成が必要です
詳しくは『NetBackup デバイス構成ガイド UNIXWindows および Linux』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
カーネルの再構
成
Red Hat Linux の場合サーバー用のネットワーク構成にする必要がありますRed Hat Linux
35第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールUNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
この製品をインストールする前に現在システムに構成されている他のベンダーのバックアップ
ソフトウェアをすべて削除することをお勧めします 他のベンダーのバックアップソフトウェアによってNetBackup のインストールおよび機能に悪影響が及ぼされる場合があります
他のバックアップ
ソフトウェア
NetBackup 80 よりNetBackup マスターサーバーには重要なバックアップ操作をサポートするための構成済み Tomcat Web サーバーが含まれますこの Web サーバーは権限が制限されているユーザーアカウント要素の下で動作しますこれらのユーザーアカウント要素は
各マスターサーバー (またはクラスタ化されたマスターサーバーの各ノード) で使用できる必要がありますこれらの必須アカウント要素はインストールの前に作成しておく必要があります
詳細情報を参照できます
p169 の 「NetBackup マスターサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作成」 を参照してください
メモ ベリタスはNetBackup Web サービスに使用するユーザーアカウントの詳細を保存することを推奨しますマスターサーバーのリカバリではNetBackup カタログのバックアップが作成されたときに使われたものと同じ NetBackup Web サービスのユーザーアカウントとクレデンシャルが必要です
メモ セキュアモードで NetBackup PBX を実行する場合はWeb サービスユーザーを PBXの権限を持つユーザーとして追加しますPBX モードの判別と正しくユーザーを追加する方法について詳しくは次をご覧ください
httpswwwveritascomsupportja_JParticle000115774
デフォルトではUNIX インストールスクリプトはWeb サーバーをユーザーアカウント nbwebsvcおよびグループアカウント nbwebgrp に関連付けようとしますこれらのデフォルト値はNetBackup インストール応答ファイルに上書きできますUNIX のインストールスクリプトを開始する前にターゲットホストに NetBackup インストール応答ファイルを設定する必要がありますNetBackup インストール応答ファイルにカスタム Web サーバーアカウント名を次に示すように設定します
1 root ユーザーとしてサーバーにログインします
2 任意のテキストエディタでファイル tmpNBInstallAnswerconf を開きますファイルが存在しない場合はファイルを作成します
3 次に示す行を追加してデフォルトの Web サーバーユーザーアカウント名を上書きします
WEBSVC_USER=custom_user_account_name
4 次に示す行を追加してデフォルトの Web サーバーグループアカウント名を上書きします
WEBSVC_GROUP=custom_group_account_name
5 ファイルを保存して閉じます
Web サービス
36第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールUNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
NetBackup 812 以降Veritas Smart Meter の顧客登録キーを指定する必要がありますVeritas Smart Meter に関する詳しい情報を参照できます
p9 の 「Veritas Smart Meter について」 を参照してください
Veritas SmartMeter の顧客登録キー
マスターサーバーとメディアサーバーが NetBackup アプライアンスでないかぎりWindows と UNIX プラットフォームの英語以外のバージョンを混在させない
マスターサーバーとメディアサーバーが NetBackup アプライアンスでないかぎりWindowsと UNIX プラットフォームの英語以外のバージョンを混合しないでください 英語版以外の Windows と UNIX プラットフォームを混在させるとオペレーティングシステムアーキテクチャとエンコードの相違により非 ASCII のファイル名とフォルダ名がユーザーインターフェースに正しく表示されなくなる可能性があります この問題により正常に動作しなくなることがあります
異なるバージョンの UNIX ベースオペレーティングシステムを実行する環境での NetBackup のインストール
NetBackup はシステムロケールが同一であるかぎり異なるバージョンの UNIX ベースのオペレーティングシステムを実行している環境にインストールできます 複数の UNIXプラットフォームで異なるロケールを使用するとユーザーインターフェースで非 ASCIIのファイル名やフォルダ名が正しく表示されない原因になります この問題により正常に動作しなくなることがあります
Solaris システムの特別なインストールガイドラインカーネルパラメータにはメッセージキューセマフォ共有メモリのパラメータなど
NetBackup のパフォーマンスに影響を与える可能性のあるパラメータがありますこれらの値を調整することによってシステムパフォーマンスが低下したりデッドロックの状態に
なることを回避できる場合があります
チューニング可能なパラメータについて詳しくはオンラインで参照してください
NetBackup NIX セマフォのチューニング推奨値 (LinuxSolaris)httpswwwveritascomsupportja_JParticle000081309
NetBackup 用 Solaris 10 の調整httpswwwveritascomsupportja_JParticle000035120
NetBackup メディアサーバープロセス (bptm bpdm) 用 Solaris 10 共有メモリの調整
httpswwwveritascomsupportja_JParticle000034846
37第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールUNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件
このリンクは NetBackup 6x について言及していますがNetBackup 7x およびNetBackup 8x にも引き続き有効ですx からアップグレードするユーザーのみの検討事項です
UNIX クラスタ環境の特別なインストールガイドラインクラスタシステムに NetBackup をインストールする場合は次のガイドラインを使用してください
NetBackup クラスタ内の各ノードで ssh コマンドを実行できることを確認しますrootユーザーとしてパスワードを入力せずにクラスタ内の各ノードにリモートログインでき
る必要がありますこのリモートログインはNetBackup サーバーとすべてのNetBackup 別ライセンス製品のインストールと構成を行うときに必要ですインストールおよび構成を完了した後は不要になります
NetBackup をインストールする前にクラスタフレームワークをインストールして構成し起動しておく必要があります インストールに関する追加の前提条件および注意事項については『NetBackup マスターサーバーのクラスタ化 管理者ガイド』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
DNSNIS または etchosts を使用して仮想名を定義しておく必要がありますIP アドレスも同時に定義します(仮想名は IP アドレスのラベルです) この仮想名および IP アドレスはNetBackup のリソースにだけ使用します
インストールスクリプトの動作NetBackup サーバーソフトウェアをインストールするとクライアントソフトウェアもインストールされます
NetBackup 812 をインストールすると次の別ライセンス製品もインストールされます(プラットフォームでサポートされている場合)
BMR マスターサーバー
NDMP
Veritas Product Authentication and Authorization (NetBackup アクセス制御)
Vault
BMR ブートサーバー
DB2
暗号化
Informix
VxUpdate エージェント
38第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールインストールスクリプトの動作
Lotus Notes
Oracle
SAP
Snapshot Client
Sybase
インストールの完了後これらの機能を有効にするには各別ライセンス製品の有効なラ
イセンスキーを入力する必要があります各別ライセンス製品も必要に応じて構成する必
要があります
サーバーソフトウェアと別ライセンス製品に加えてインストールスクリプトは次のタスクを
実行します
サーバーの usropenvnetbackupbpconf ファイルにホスト名を書き込みます
クラスタ環境ではスクリプトはサーバーの
usropenvnetbackupbpconf ファイルに仮想ホスト名を書き込みます
ホスト名
サポートされているプラットフォームの適切なディレクトリに自動
起動および停止スクリプトを追加します
自動起動スクリプトと自動停止
スクリプト
NetBackup をインストールするコンピュータにまだ PBX がインストールされておらずプラットフォームで PBX がサポートされている場合はインストールスクリプトによって PBX がインストールされます
PBX がコンピュータにすでにあればインストールスクリプトは次のタスクの 1 つを実行します
812 に含まれているバージョンより古ければ既存のバージョンを更新します
既存のバージョンが 812 に含まれているバージョンと同じかまたはそれ以降なら PBX を更新しません
PBX
NetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
マスターサーバーではバックアップアーカイブおよびリストアが管理されますマスター
サーバーにはNetBackup カタログが格納されますNetBackup カタログにはNetBackup 構成およびバックアップについての情報を持つ内部データベースが含まれます
39第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
新規にマスターサーバーをインストールする場合は次のガイドラインを使用してくださ
い
マスターサーバーにするコンピュータを指定し最初にそのコ
ンピュータにマスターサーバーソフトウェアをインストールします
マスターサーバーの指定
マスターサーバーに EMM を構成する必要がありますすべてのマスターサーバーにはそれぞれの EMM 構成が必要ですリモート EMM または共用 EMM はサポートされなくなりました
EMM サーバー
マスターサーバーのインストール時にNetBackup 基本製品のライセンスを入力する必要がありますサーバーまたはクライアン
トで使用する NetBackup の別ライセンス製品またはエージェントを追加するたびにライセンスを入力する必要がありますこれ
らの追加のライセンスはマスターサーバーで入力する必要があ
ります
NetBackup-Java 管理コンソールでライセンスを追加または更新して保存を行った場合コンソールを再起動する必要があります
NetBackup のライセンスの管理については『NetBackup 管理者ガイド Vol 1』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
ライセンス
NetBackup 812 以降Veritas Smart Meter の顧客登録キーを指定する必要がありますVeritas Smart Meter に関する詳しい情報を参照できます
p9 の 「Veritas Smart Meter について」 を参照してください
Veritas Smart Meter の顧客登録キー
NetBackup マスターサーバーソフトウェアをインストールする方法
1 root ユーザーとしてサーバーにログインします
2 ESD イメージ (ダウンロード済みファイル) がある場所に移動し次のコマンドを入力します
install
40第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
3 次のメッセージが表示されたらEnter キーを押して続行します
Veritas Installation Script
Copyright 1993 - 2016 Veritas Corporation All Rights Reserved
Installing NetBackup Server Software
Please review the VERITAS SOFTWARE LICENSE AGREEMENT located on
the installation media before proceeding The agreement includes
details on the NetBackup Product Improvement Program
For NetBackup installation and upgrade information specific to
your
platform and to find out if your installed EEBs or hot fixes are
contained in this release check out the Veritas Services and
Operations Readiness Tools (SORT) Installation and Upgrade
Checklist
and Hot fix and EEB Release Auditor respectively at
httpssortveritascomnetbackup
ATTENTION To help ensure a successful upgrade to NetBackup
812
please visit the NetBackup 8x Upgrade Portal
httpwwwveritascomdocs000115678
Do you wish to continue [yn] (y)
4 次のメッセージが表示されたらEnter キーを押して続行します
Is this host a master server [yn] (y)
5 マスターサーバーのディザスタリカバリを実行する必要がある場合はメッセージが
表示されたら Y を選択しますデフォルトの N の場合は Enter キーを押します
Do you want to do a disaster recovery on this master server [yn]
(n)
ディザスタリカバリの操作にはその他の手順とこのマニュアルで説明されていない
情報が必要です詳細情報を参照できます
Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド
41第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
6 次の質問が表示されたら顧客登録キーが含まれる完全修飾パスを入力します
Please enter the fully qualified path containing your customer
registration key file or enter q to quit the install script
7 NetBackup のインストール場所について適切なプラットフォーム情報を次のように入力します
次の質問が表示されたらEnter キーを押してデフォルト (y) を受け入れます
The NetBackup and Media Manager software is built
for use on ltplatformgt hardware Do you want to install
NetBackup and Media Manager files [yn] (y)
次の質問が表示されたらNetBackup と Media Manager ソフトウェアをインストールする場所を選択します
NetBackup and Media Manager are normally
installed in usropenv
Is it OK to install in usropenv [yn] (y)
Solarisのために表示されるパスはoptopenvです
デフォルト (y) を受け入れるためにはEnter キーを押しますインストール場所を変更するにはn と入力しEnter キーを押しますそれから適切な宛先を入力します
インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参照できます
p10 の 「NetBackup インストールディレクトリの制限事項」 を参照してください
8 NetBackup サーバーまたは Enterprise Server のライセンスを入力します
9 y を入力し次にプロンプトに従って NetBackup の他の別ライセンス製品およびエージェントのライセンスキーを追加します
ライセンスは後で追加できますがここで入力することをお勧めしますNetBackup管理コンソールを使用してライセンスを後で追加する場合はコンソールを再起動
する必要があります
10 すべてのライセンスの入力後q を入力して License Key ユーティリティを終了しサーバーソフトウェアのインストールを完了します
11 次のメッセージが表示されたら正しいコンピュータ名を確認または入力します
Installing NetBackup Enterprise Server version 812
If this machine will be using a different network interface than
the default (name) the name of the preferred interface
should be used as the configured server name If this machine
will be part of a cluster the virtual name should be used as the
42第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
configured server name
The domainname of your server appears to be domain You
may choose to use this domainname in your configured NetBackup
server name or simply use name as the configured
NetBackup server name
Would you like to use namedomain as the configured NetBackup
server
name of this machine [y n] (y)
メモ ドメイン名の情報を間違うと認証ブローカーと NetBackup アクセス制御を設定できませんこの問題を解決するにはbpnbaz -configureauth コマンドを使って認証ブローカーを構成してくださいbpnbaz -configureauth コマンドについての詳細情報を参照できます
Veritas NetBackup コマンドリファレンスガイド
httpwwwveritascomdocsDOC5332
表示された (デフォルトの) 名前を受け入れるにはEnter キーを押します
表示された (デフォルトの) 名前を変更するにはn を入力して名前を入力します
クラスタ化された NetBackup サーバーの場合NetBackup サーバーの実際のローカルホスト名ではなく仮想名を入力します
12 次の質問が表示された場合は質問に答えてマスターサーバーを指定または確認
します
Is ltnamegt the master server [y n] (y)
Enter キーを押して表示された名前 (前の手順で指定したマシン名) を受け入れます
前の手順でサーバーの仮想名を入力した場合インストールスクリプトは次の質
問を示します
Is this server part of a cluster installation
答えが「はい」である場合はy を押し表示される一連のクラスタ構成の質問に答えます
答えが「いいえ」である場合はn を押します
13 次の質問が表示された場合は質問に答えてこのマスターサーバーにメディアサー
バーを使用しているかどうかを指定します
Do you want to add any media servers now [y n] (n)
43第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
このマスターサーバーにメディアサーバーを使用していない場合はEnter キーを押して次の手順に進みます
このマスターサーバーにメディアサーバーを使用している場合はy を入力し各メディアサーバーの名前を入力します
メディアサーバー名を入力する場合はコンピュータ名とドメイン名を入力する必
要があります次に例を示します
alphadomaincom
alpha はコンピュータ名でdomaincom はドメイン名ですここに入力するメディアサーバー名はマスターサーバーの bpconf ファイルに自動的に追加されますメディアサーバーのソフトウェアを後でインストールす
るとマスターサーバーはメディアサーバーとすぐに通信できます
既存の NetBackup 運用環境にメディアサーバーを追加する場合はこのマニュアルの手順を使うことができません 既存の NetBackup 運用環境にメディアサーバーを追加する方法の詳細については『NetBackup 管理者ガイド Vol2』を参照してくださいhttpwwwveritascomdocsDOC5332
14 次のメッセージが表示されたらEnter キーを押しEMM サーバーのデフォルト名を受け入れますマスターサーバーに EMM を構成する必要がありますすべてのマスターサーバーにはそれぞれの EMM 構成が必要ですリモート EMM または共用 EMM はサポートされなくなりました
NetBackup maintains a centralized catalog (separate from the
image catalog) for data related to media and device
configuration device management storage units hosts and host
aliases media server status NDMP credentials and other
information This is managed by the Enterprise Media Manager
server
Enter the name of the Enterprise Media Manager (default ltnamegt)
15 次の質問が表示されたら質問に答えます
Do you want to start the NetBackup job-related processes so
backups and
restores can be initiated [y n] (y)
クラスタ化された NetBackup サーバーがある (または導入を予定している) 場合はn を入力します
非クラスタインストールの場合はEnter キーを押してデフォルトの答えの y を受け入れNetBackup プロセスと EMM サーバーを起動します
44第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
メディアサーバーを後でインストールする場合EMM サーバーが実行されている必要があるためこれらのプロセスをすぐに起動する必要があります
16 クラスタ化された NetBackup マスターサーバーの場合NetBackup を実行するすべてのノードでこれらの手順を繰り返します
17 (該当する場合のみ) クラスタ化された NetBackup マスターサーバーで非アクティブノードごとに認証局の証明書とホスト証明書を取得する必要があります詳細情報
を参照できます
p166 の 「クラスタ化されたマスターサーバーの非アクティブノードで証明書を生成する」 を参照してください
18 (該当する場合) NetBackup 環境でクラウドストレージを使用する場合はクラウド構成ファイルを更新する必要があります詳細情報を参照できます
p144 の 「インストール後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新するかまたは NetBackup 812 にアップグレードする」 を参照してください
19 初期インストールが完了したら他の NetBackup アドオン製品 (言語パッケージなど) をインストールできます
NetBackup ソフトウェアのインストールマスターサーバーソフトウェアをインストールした後ご使用の環境に応じてメディアサー
バーソフトウェアまたはクライアントソフトウェアをインストールできます
システムにメディアサーバーがあればメディアサーバーソフトウェアをインストールす
る準備ができています
p46 の 「NetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール」 を参照してください
ご使用の環境にメディアサーバーが存在しない場合クライアントコンピュータにクラ
イアントソフトウェアをインストールできます
p107 の 「UNIX クライアントのローカルインストール」 を参照してください
マスターサーバーからクライアントにクライアントソフトウェアをインストールするに
は (推奨)クライアント形式のソフトウェアを最初にマスターサーバーにインストールする必要があります
p52 の 「マスターサーバーへのクライアント形式のソフトウェアのインストール」 を参照してください
45第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup マスターサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
NetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
この項では新しい NetBackup メディアサーバーをインストールする方法を記述しますNetBackup の既存のバージョンがないコンピュータにサーバーソフトウェアをインストールするためにこの情報を使ってください
メディアサーバーソフトウェアを使用するとNetBackup 環境内のロボットおよびストレージデバイスを管理できます
マスターサーバーおよび EMM サーバーソフトウェアをインストールした後メディアサーバーコンピュータにメディアサーバーソフトウェアをインストールできます
新しいメディアサーバーをインストールする場合は次のガイドラインを使用してください
メディアサーバーにするコンピュータを指定しそれらにメディアサー
バーソフトウェアをインストールします
メディアサーバーの指定
新規か最初の NetBackup メディアサーバーはクラスタとしてインストールできません
クラスタ
EMM サーバーはメディアサーバーソフトウェアをインストールする前にインストールして実行しておく必要があります
EMM サーバー
NetBackup メディアサーバーソフトウェアをインストールするときにNetBackup 製品のライセンスを入力する必要がありますサーバーまたはクライアントで使用する NetBackup の別ライセンス製品またはエージェントを追加するたびにライセンスを入力する必要がありますこれ
らの追加ライセンスはメディアサーバーごとに入力する必要がありま
す
NetBackup のライセンスの管理について詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol 1』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
メモ NetBackup 管理コンソールでライセンスを変更して保存する場合はコンソールを再起動する必要があります
ライセンスキー
これらのプラットフォームはメディアサーバーとしての使用のみサポート
されるようになりました
IBMzSeries RedHat とIBMzSeries SUSE
インストール時にマスターサーバーの CA 証明書の指紋を把握している必要がありますCA 証明書の指紋とセキュリティ証明書の生成時のこの指紋の役割について詳しくは次を参照してください
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000127129
CA 証明書の指紋
46第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
場合によってはセキュリティ証明書を正常に配備するためにインス
トーラの実行時に認証トークンが必要です認証トークンとセキュリティ
証明書の生成時のこのトークンの役割について詳しくは次を参照して
ください
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000127129
認証トークン
NetBackup メディアサーバーソフトウェアをインストールする方法
1 root ユーザーとしてサーバーにログインします
2 ESD イメージ (ダウンロード済みファイル) がある場所に移動し次のコマンドを入力します
install
3 次のメッセージが表示されたらEnter キーを押して続行します
Veritas Installation Script
Copyright 1993 - 2016 Veritas Corporation All Rights Reserved
Installing NetBackup Server Software
Please review the VERITAS SOFTWARE LICENSE AGREEMENT located on
the installation media before proceeding The agreement includes
details on the NetBackup Product Improvement Program
For NetBackup installation and upgrade information specific to
your
platform and to find out if your installed EEBs or hot fixes are
contained in this release check out the Veritas Services and
Operations Readiness Tools (SORT) Installation and Upgrade
Checklist
and Hot fix and EEB Release Auditor respectively at
httpssortveritascomnetbackup
ATTENTION To help ensure a successful upgrade to NetBackup
812
please visit the NetBackup 8x Upgrade Portal
httpwwwveritascomdocs000115678
Do you wish to continue [yn] (y)
47第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
4 次の質問が表示された場合は質問に答えて現在のコンピュータがマスターサー
バーかどうかを示します
Is this host the master server [yn]
5 次のメッセージが表示されたら正しいコンピュータ名を確認または入力します
Installing NetBackup Enterprise Server version 812
If this machine will be using a different network interface than
the default (name) the name of the preferred interface
should be used as the configured server name If this machine
will be part of a cluster the virtual name should be used as the
configured server name
The domainname of your server appears to be domain You
may choose to use this domainname in your configured NetBackup
server name or simply use name as the configured
NetBackup server name
Would you like to use name as the configured NetBackup server
name of this machine [y n] (y)
メモ ドメイン名の情報を間違うと認証ブローカーと NetBackup アクセス制御を設定できませんこの問題を解決するにはbpnbaz -configureauth コマンドを使って認証ブローカーを構成してくださいbpnbaz -configureauth コマンドについての詳細情報を参照できます
Veritas NetBackup コマンドリファレンスガイド
httpwwwveritascomdocsDOC5332
表示された (デフォルトの) メディアサーバーの名前が正しかったらEnter キーを押します
表示された (デフォルトの) メディアサーバーの名前が正しくなかったらn を入力し正しい名前を入力します
6 次の質問が表示されたらマスターサーバーの名前を指定します
What is the fully qualified name of the master server
マスターサーバーがクラスタ化されている場合はマスターサーバーの仮想名を入
力します
7 NetBackup のインストール場所について適切なプラットフォーム情報を次のように入力します
48第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
次の質問が表示されたらEnter キーを押してデフォルト (y) を受け入れます
The NetBackup and Media Manager software is built
for use on ltplatformgt hardware Do you want to install
NetBackup and Media Manager files [yn] (y)
次の質問が表示されたらNetBackup と Media Manager ソフトウェアをインストールする場所を選択します
NetBackup and Media Manager are normally
installed in usropenv
Is it OK to install in usropenv [yn] (y)
Solarisのために表示されるパスはoptopenvです
デフォルト (y) を受け入れるためにはEnter キーを押しますインストール場所を変更するにはn と入力しEnter キーを押しますそれから適切な宛先を入力します
インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参照できます
p10 の 「NetBackup インストールディレクトリの制限事項」 を参照してください
8 バイナリのインストール場所を承認するとインストーラは認証局の証明書の詳細を
フェッチします
Getting CA certificate details
Depending on the network this action may take a few minutes To
continue without setting up secure communication press Ctrl+C
Ctrl+C を押す場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュリティコン
ポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
49第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
9 メッセージが表示されたら指紋情報を確認し正確であることを承認します
Master server [master_name] reports CA Certificate fingerprint
[fingerprint] Is this correct [yn] (y)
指紋情報を承認するとインストーラは認証局の証明書の詳細を保存します
Storing CA certificate
Depending on the network this action may take a few minutes To
continue without setting up secure communication press Ctrl+C
Ctrl+C を押す場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュリティコン
ポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
10 インストーラは認証局の証明書の保存後にホスト証明書をフェッチします
Getting host certificate
Depending on the network this action may take a few minutes To
continue without setting up secure communication press Ctrl+C
Ctrl+C を押す場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュリティコン
ポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
11 (該当する場合) 認証トークンを求めるメッセージが表示されたらトークンを入力してください
An authorization token is required in order to get the host
certificate for this host At the prompt enter the authorization
token or q to skip the question NOTE The answer entered will
not be displayed to the terminal
Enter the authorization token for master_server_FQDN or q to skip
12 NetBackup サーバーまたは NetBackup Enterprise Server のライセンスキーを入力します
13 y を入力し次にプロンプトに従って NetBackup の他の別ライセンス製品およびエージェントのライセンスキーを追加します
ライセンスキーは後で追加できますがここで入力することをお勧めします
NetBackup-Java 管理コンソールを使用してライセンスキーを後で追加する場合はコンソールを再起動する必要があります
14 すべてのライセンスキーの入力後q を入力して License Key ユーティリティを終了しサーバーソフトウェアのインストールを完了します
50第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup メディアサーバーソフトウェアの UNIX へのインストール
15 次のメッセージが表示されたらEnter キーを押しEMM サーバーのデフォルト名を受け入れますマスターサーバーに EMM を構成する必要がありますすべてのマスターサーバーにはそれぞれの EMM 構成が必要ですリモート EMM または共用 EMM はサポートされなくなりました
Enter the name of the Enterprise Media Manager (default ltnamegt)
マスターサーバー名はデフォルトで表示されます
16 残りのメディアサーバーにメディアサーバーソフトウェアをインストールするには手
順 1 から15 を繰り返します
マスターサーバーからクライアントへのクライアントソフトウェアのプッシュインストールについて
マスターサーバーからクライアントにソフトウェアをプッシュインストールすることによって
クライアントのインストールを迅速に実行できますこの方式を使用すると各クライアント
でローカルインストールする必要がなくなります
次にマスターサーバーからクライアントソフトウェアをインストールするための NetBackup環境の準備方法について説明します
マスターサーバーにクライアント形式のソフトウェアをインストールしますNetBackup構成に関係するすべてのクライアント形式をインストールしてください
p52 の 「マスターサーバーへのクライアント形式のソフトウェアのインストール」 を参照してください
マスターサーバーからクライアントソフトウェアをプッシュインストールするには各クラ
イアント名を NetBackup ポリシーに割り当てておく必要がありますポリシーはマスターサーバー上に作成されます
ポリシーを作成する場合ポリシー形式を指定してそのポリシーに割り当てられるク
ライアントのオペレーティングシステムを示す必要がありますポリシーが存在しない
場合マスターサーバーによってクライアントのオペレーティングシステムが認識され
ないためリモートインストール (またはプッシュインストール) は失敗しますNetBackup ポリシーの作成方法については『NetBackup 管理者ガイド Vol 1 』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
必要なポリシーが作成された後にマスターサーバーからクライアントにクライアントソ
フトウェアをプッシュインストールできます
p121 の 「UNIX または Linux クライアントのリモートインストール方式について」 を参照してください
51第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールマスターサーバーからクライアントへのクライアントソフトウェアのプッシュインストールについて
マスターサーバーへのクライアント形式のソフトウェアのインストール次の操作を行うにはクライアント形式のソフトウェアをマスターサーバーにインストール
する必要があります
NetBackup ポリシーにクライアントを割り当てクライアントをバックアップできるようにする
マスターサーバーからクライアントにクライアントソフトウェアをインストールする (またはプッシュインストールする)UNIX クライアント形式ではクライアントインストールスクリプトによってクライアントソフトウェアをマスターサーバーにインストールできますその後マスターサーバーか
らクライアントにクライアントソフトウェアをインストール (またはプッシュインストール) できます
マスターサーバーにクライアント形式のソフトウェアをインストールする方法
1 root ユーザーとしてサーバーにログインします
2 ESD イメージ (ダウンロード済みファイル) がある場所に移動し次のコマンドを入力します
install
52第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールマスターサーバーからクライアントへのクライアントソフトウェアのプッシュインストールについて
3 次のメッセージが表示されたらEnter キーを押して続行します
Veritas Installation Script
Copyright 1993 - 2016 Veritas Corporation All Rights Reserved
Installing NetBackup Client Software
Please review the VERITAS SOFTWARE LICENSE AGREEMENT located on
the installation media before proceeding The agreement includes
details on the NetBackup Product Improvement Program
For NetBackup installation and upgrade information specific to
your
platform and to find out if your installed EEBs or hot fixes are
contained in this release check out the Veritas Services and
Operations Readiness Tools (SORT) Installation and Upgrade
Checklist
and Hot fix and EEB Release Auditor respectively at
httpssortveritascomnetbackup
Do you wish to continue [yn] (y)
4 インストールしたいすべてのクライアント形式を選択しインストールのプロンプトに従
います
53第 3 章 UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストールマスターサーバーからクライアントへのクライアントソフトウェアのプッシュインストールについて
Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール
この章では以下の項目について説明しています
Windows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件
Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件
Windows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
NetBackup クラスタ環境のインストール後の作業
Windows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認
Windows システムでの NetBackup サーバーのサイレントインストール
Windows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件
表 4-1 は NetBackup のインストールのために Windows システムを準備するための要件を記述します各項目に対応するためにチェックリストとしてこの表を使ってください
インストールの必要条件に関する最新情報について詳しくは SORT Web サイトを参照してくださいSORT に関する詳しい情報を参照できます
p15 の 「Veritas Services and Operations Readiness Tools について」 を参照してください
4
注意 ベリタスではインストールまたはアップグレードの後Windows クラスタ上のデフォルト以外の場所に NetBackup カタログを移動することがサポートされますただしアップグレードを成功させるためにはアップグレードの前に NetBackup カタログをデフォルトの場所に戻す必要がありますカタログがデフォルトの場所にない場合NetBackupのアップグレードは行わないでくださいアップグレードの前にデータベースをデフォルト
の場所に移動しなかった場合マスターサーバーが使用できなくなります詳細情報を
参照できます
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000118358
表 4-1 Windows および Windows クラスタでの NetBackup のインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
最新のオペレーティングシステムパッチと更新を適用したことを確認しますオペレーティン
グシステムが最新のものかどうか不明な場合はご購入先にお問い合わせのうえ最新の
パッチおよび更新版を入手してください
Windows の互換性のあるオペレーティングシステムの完全なリストについては次の Webサイトで 『Software Compatbility List(SCL)』を参照してくださいhttpwwwnetbackupcomcompatibility
オペレーティング
システム
複数のデータベースエージェントが有効になっている本番環境のマスターサーバーごとに
最低 32 GB のメモリと 4 つのコアを搭載する必要があります 複数のデータベースエージェントが有効になっている本番環境のメディアサーバーごとに
最低 4 GB のメモリを搭載する必要があります
メモリ
55第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
NTFS パーティション サーバーソフトウェアおよび NetBackup カタログに対応するために必要となる正確な空き領域はハードウェアプラットフォームによって決まりますこのトピックに関する詳細情報を
参照できます
812 の NetBackup リリースノートhttpwwwveritascomdocsDOC5332
アップグレードの場合はWindows がインストールされているドライブにさらに 500 MBのディスク領域が必要になります アップグレードの完了後はこの領域は不要です
NetBackup カタログにはバックアップについての情報が含まれているため製品の使用に伴ってサイズが大きくなりますカタログに必要なディスク領域は主に次のバックアッ
プ構成によって異なります
バックアップ対象のファイル数
バックアップの間隔
バックアップデータの保持期間
ディスクストレージユニットボリュームまたはファイルシステムで 5 以上の利用可能なディスク容量を確保することを推奨します
メモ ディスク領域の値は初回インストール用ですNetBackup カタログはマスターサーバーが本番環境になっているときにかなり多くの領域を必要とします
ディスク領域
以下の項目すべてがあることを確認します
NetBackup インストール ESD イメージ 適切なライセンスキー
すべてのサーバーの管理者アカウントとパスワード
画面解像度は 1024 x 768256 色以上に設定してください
メモ Windows 2008 ServerWindows 2008 R2 ServerWindows 2012 R2Windows2012 (UAC 有効化)Windows Server 2016 環境で NetBackup をインストールするには正規の管理者としてログオンする必要があります管理者グループに割り当て済みであり正
規の管理者ではないユーザーはUAC が有効な環境で NetBackup をインストールできません 管理者グループのユーザーが NetBackup をインストールできるようにするにはUAC を無効化します
一般要件
56第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
リモートインストー
ルおよびクラスタイ
ンストール
57第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
リモートインストールおよびクラスタインストールには前述のすべてのインストール要件に加え
て次のガイドラインが適用されます
クラスタ内のすべてのノードで同じバージョンのオペレーティングシステムService Packおよび NetBackup を実行している必要がありますサーバーのオペレーティングシステムに異なるバージョンを混在させることはできません
インストールのアカウントにはすべてのリモートシステムまたはクラスタ内のすべてのノード
の管理者権限が必要です
インストール元のシステム (またはプライマリノード) ではWindows 20082008 R2ServerWindows 20122012 R2Windows 2016 のいずれかを実行している必要があります
Windows 2008 R2 の場合クラスタは Enterprise と Data Center エディションでのみサポートされStandard エディションではサポートされません
インストール先のコンピュータ (またはクラスタノード) に Windows 20082008 R2Windows20122012 R2Windows 2016 のいずれかがインストールされている必要があります
Remote Registry サービスはリモートシステムで開始する必要がありますNetBackup のインストーラはリモートシステムの Remote Registry サービスを有効にし開始できますRemote Registry サービスが開始されない場合インストールは次のエラーメッセージを受信します
Attempting to connect to server server_name failed with thefollowing error Unable to connect to the remote system Onepossible cause for this is the absence of the Remote Registryservice Please ensure this service is started on the remotehost and try again
NetBackup の仮想名と IP アドレスNetBackup で利用可能な仮想名および IP アドレスを用意しますインストール中にこの情報を入力する必要があります
メディアサーバーのクラスタのサポートの変更
クラスタ化されたメディアサーバーの新しいインストールを実行することはできません
Windows Server Failover Clustering(WSFC) NetBackup グループによって使用される共有ディスクがクラスタ内で構成されアクティブノードでオンラインになっている必要があります
NetBackup を共有ディスクが存在するノード (アクティブノード) からインストールします コンピュータ名またはホスト名は 15 文字より長い名前には設定できません
Cluster Server (VCS) のクラスタNetBackup をインストールする前にすべての NetBackup ディスクリソースをVeritasEnterprise Administrator (VEA) で構成しておく必要があります
クラスタノードのデバイス構成とアップグレード
クラスタをアップグレードする場合ltid およびロボットデーモンは特定のクラスタノードのデバイス構成を EMM データベースから取得しますEMM データベースでのデバイス構成の格納または取得はクラスタノード名 (gethostname を使用して表示) によって行われますクラスタノード名はデバイス構成の更新時 (ltid によるドライブ状態の更新時など) に使われますクラスタノード名はデバイスの接続先を示す場合にのみ使用されま
58第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
すNetBackup の仮想名はロボット制御ホストなど他の目的にも使用されます
クラスタ要件に関する詳細情報を参照できます
『Veritas NetBackup マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド』
httpwwwveritascomdocsDOC5332
マスターサーバーのインストール中にリモート管理コンソールホストの名前を入力する必要が
あります
リモート管理コン
ソールのホスト名
ネットワークがすべてのサーバーおよびクライアントから認識され相互に通信できるように構成
されていることを確認します
通常はping コマンドを実行してサーバーからクライアントにアクセスできるように設定されていればNetBackup でも正しく動作します
NetBackup サービスおよびポート番号はネットワーク全体で同じである必要があります デフォルトのポート設定を NetBackup サービスとインターネットサービスのポートに使うことを推奨しますポート番号を変更する場合はすべてのマスターサーバーメディアサー
バーおよびクライアントに対して同じ値を設定する必要があります ポートエントリは次のファイルに格納されています
SYSTEMROOTyensystem32yendriversyenetcyenservicesデフォルト設定を変更するにはNetBackup のカスタムインストールを行うかservices ファイルを手動で編集する必要があります
NetBackup 通信
CIFS マウントされたディレクトリへの NetBackup のインストールはサポートされていませんCIFS マウントしたファイルシステムのファイルロックは確実でない場合があります
CIFS マウントされたファイルシステ
ム
ロボットおよびスタンドアロンテープドライブなどのデバイスが製造元の指示どおりに取り付けら
れWindows ソフトウェアから認識されている必要がありますストレージデバイ
ス
サーバー名の入力を求められたら適切なホスト名を常に入力してください IP アドレスを入力しないでください
サーバー名
使用を計画しているクライアントの最新バージョンと同じかそれ以上のリリースレベルの
NetBackup サーバーをインストールしてください サーバーソフトウェアのバージョンが古い場合新しいバージョンのクライアントソフトウェアとともに使用すると問題が発生する可能性があ
ります
p14 の 「NetBackup のバージョン間の互換性について」 を参照してください
バージョンの混在
59第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
NetBackup はこれらのコンピュータにサイレントインストール方式でのみインストールできます
p79 の 「Windows システムでの NetBackup サーバーのサイレントインストール」 を参照してください
Windows20082008 R2Server Core20122012 R2Server Core でのインストー
ルWindows2016
現在システムに構成されている他のベンダーのバックアップソフトウェアをすべて削除します
他のベンダーのバックアップソフトウェアによってNetBackup のインストールおよび機能に悪影響が及ぼされる場合があります
他のバックアップ
ソフトウェア
NetBackup 80 よりNetBackup マスターサーバーには重要なバックアップ操作をサポートするための構成済み Tomcat Web サーバーが含まれますこの Web サーバーは権限が制限されているユーザーアカウント要素の下で動作しますこれらのユーザーアカウント要素は
各マスターサーバー (またはクラスタ化されたマスターサーバーの各ノード) で使用できる必要があります詳細情報を参照できます
p169 の 「NetBackup マスターサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作成」 を参照してください
メモ ベリタスはNetBackup Web サービスに使用するユーザーアカウントの詳細を保存することを推奨しますマスターサーバーのリカバリではNetBackup カタログのバックアップが作成されたときに使われたものと同じ NetBackup Web サービスのユーザーアカウントとクレデンシャルが必要です
メモ セキュアモードで NetBackup PBX を実行する場合はWeb サービスユーザーを PBXの権限を持つユーザーとして追加しますPBX モードの判別と正しくユーザーを追加する方法について詳しくは次をご覧ください
httpswwwveritascomsupportja_JParticle000115774
Web サービス
(該当する場合) メディアサーバーとクライアントのみの場合
インストール時にマスターサーバーの CA 証明書の指紋を把握している必要がありますCA証明書の指紋とセキュリティ証明書の生成時のこの指紋の役割について詳しくは次を参照
してください
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000127129
CA 証明書の指紋
(該当する場合) メディアサーバーとクライアントのみの場合
場合によってはセキュリティ証明書を正常に配備するためにインストーラの実行時に認証
トークンが必要です認証トークンとセキュリティ証明書の生成時のこのトークンの役割につい
て詳しくは次を参照してください
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000127129
認証トークン
60第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件
詳細要件チェック
NetBackup 812 以降Veritas Smart Meter の顧客登録キーを指定する必要がありますVeritas Smart Meter に関する詳しい情報を参照できます
p9 の 「Veritas Smart Meter について」 を参照してください
Veritas SmartMeter の顧客登録キー
p33 の 「UNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件」 を参照してください
Windows クラスタのインストールとアップグレードの要件
通常のサーバー要件に加えてNetBackup のクラスタインストールは特別な配慮を必要とします
次にWindows システムで NetBackup のクラスタインストールおよびアップグレードを行う場合のガイドラインを記述します
表 4-2 インストールとアップグレードに関する Windows クラスタの要件
要件項目
サーバーのオペレーティングシ
ステム
クラスタインストールを実行するにはクラスタ内のすべてのリモー
トノードの管理者権限を持っている必要がありますクラスタ内の
すべてのノードと各ノードの既存のソフトウェアを記録しておくこと
をお勧めします
権限
NetBackup で利用可能な仮想名および IP アドレスを用意しますインストール中にこの情報を入力する必要があります
NetBackup の仮想名と IP アドレス
すべてのクラスタノードで同じバージョンのオペレーティングシ
ステム同じ Service Pack レベルおよび同じバージョンのNetBackup を使用する必要がありますクラスタ環境では異なるバージョンのサーバーは実行できません
ノードのオペレーティングシステ
ム
クラスタ化されたメディアサーバーはサポートされませんメディアサーバーのクラスタのサ
ポートの変更
Windows Server FailoverClustering(WSFC)
61第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows クラスタのインストールとアップグレードの要件
要件項目
NetBackup をインストールする前にすべての NetBackupディスクリソースをVeritas Enterprise Administrator (VEA)で構成しておく必要があります
Cluster Server (VCS) のクラスタ
クラスタをアップグレードする場合ltid およびロボットデーモンは特定のクラスタノードのデバイス構成を EMM データベースから取得しますEMM データベースでのデバイス構成の格納または取得はクラスタノード名 (gethostname を使用して表示) によって行われますクラスタノード名はデバイス構成の更新時 (ltid によるドライブ状態の更新時など) に使われますクラスタノード名はデバイスの接続先を示す場合にのみ使用され
ますNetBackup の仮想名はロボット制御ホストなど他の目的にも使用されます
クラスタノードのデバイス構成と
アップグレード
Windows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
次の手順を使ってWindows コンピュータで NetBackup のローカルリモートクラスタ化されたインストールを実行します
NetBackup 812 サーバーソフトウェアをローカルリモートクラスタ化された Windowsサーバーにインストールする方法
1 システムにログオンします管理者権限でログオンしてください
ローカルインストールの場合NetBackup をインストールするシステムにログオンします
リモートインストールの場合NetBackup をインストールするホストすべてへのネットワークアクセスを持つシステムにログオンします
クラスタインストールの場合アクティブノード (共有ディスクが存在するノード) にログオンします
2 イメージが保存されているディレクトリに移動してBrowserexe を実行してNetBackup インストールウィザードを起動します
3 ブラウザの初期画面 ([Home])で[Installation]をクリックします
4 [Installation]画面で[NetBackup Server Software Installation]をクリックします
5 [ようこそ (Welcome)]画面で内容を確認して[次へ (Next)]をクリックします
6 (該当する場合) 以前にこのホストに NetBackup 812 をインストールしている場合[プログラムのメンテナンス (Program Maintenance)]ダイアログが表示されます
62第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
[変更 (Modify)]を選択してローカルホストのインストール設定を変更するかまたはローカルホストをリモートホストへのプッシュインストールを実行するためのプ
ラットフォームとして使用します
[修復 (Repair)]を選択してNetBackup 812 をローカルホストで元の状態にリストアします
NetBackup 812 をローカルホストから削除するには[削除 (Remove)]を選択します
7 [使用許諾契約 (License Agreement)]画面で次の処理をして[次へ (Next)]をクリックします
[I agree to and accept the terms of the license agreement]にチェックマークを付けます
ソフトウェアをインストールするにはこの項目を選択する必要があります
8 [Veritas NetBackup Installation Type]画面で以下の情報を入力します
ローカルインストールの場合[Install to this computeronly]を選択します
リモートインストールの場合[Ins all to multiplecomputers on your network]を選択します
クラスタインストールの場合は[Install a clusteredMaster Server]を選択しますこのオプションはシステムが Windows Server FailoverCluster(WSFC)または VCS クラスタ環境用に構成されていることがインストール処理で判断された場合にの
み表示されます
Where to install
デフォルト設定の NetBackup をインストールするにはこのオプションを選択します
Typical
任意の設定の NetBackup をインストールするにはこのオプションを選択します
Custom
[次へ (Next)]をクリックします
9 [NetBackup のライセンスキーとサーバーの種類 (NetBackup License Key andServer Type)]画面で次の情報を指定します
63第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
製品購入時に提供された製品のライセンスを入力します
指定するライセンスによって選択可能なコンポーネントが決
まりますたとえばマスターサーバーのライセンスを入力し
た場合にのみ[NetBackup マスターサーバー (NetBackupMaster Server)]の隣にあるアイコンをクリックできます
リモートインストールやクラスタインストールの場合
メモ ここに入力するライセンスは他のノードに送信されますライセンスによってアドオン製品を使用できるようになり
ますアドオン製品がすでにインストールされているノード
に NetBackup をプッシュインストールした場合ライセンスはアドオン製品に対して機能します
インストール処理中ユーザーがリモートインストールを実
行するための適切なクレデンシャルを所有していることを確
認するために次の操作が実行されます
インストール先のクラスタシステムを選択するとクラスタ
のすべてのノードに対する適切な管理クレデンシャルを
所有しているかどうかが確認されます適切なクレデン
シャルを所有していない場合はそのシステムはリストに
追加されません
適切なクレデンシャルを所有している場合はライセン
スが必要かどうかが NetBackup によって再度確認されます必要なライセンスが入力されなかった場合はそ
のシステムはリストに追加できませんそのノードにイン
ストールするために有効なライセンスを入力する必要
があります無効なライセンスを入力するとこの画面は
有効なライセンスを入力するまで表示されたままになり
ます
License Key
マスターサーバーソフトウェアをインストールするにはこの
アイコンをクリックします
NetBackup Master Server
ローカルインストールまたはリモートインストールの場合は
このアイコンをクリックしてメディアサーバーソフトウェアをイ
ンストールします
NetBackup Media Server
マスターサーバーのディザスタリカバリを実行するにはこ
のオプションを選択しますディザスタリカバリの操作には
その他の手順とこのマニュアルで説明されていない情報が
必要です詳細情報を参照できます
Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド
Disaster Recovery MasterServer
64第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
10 [顧客登録キー (Customer Registration Key)]画面で顧客登録キーの場所を入力しますこのファイルを Veritas Smart Meter サイトからダウンロードし適切なマスターサーバーに配置しますVeritas Smart Meter に関する詳しい情報を参照できます
p9 の 「Veritas Smart Meter について」 を参照してください
11 [NetBackup Web サービス (NetBackup Web Services)]画面でアカウントの種類とアカウントの詳細を指定します
[ローカル (Local)]または[ドメイン (Active Directory)(Domain (Active Directory))]を選択します
Web サーバーをローカルホストに存在するユーザーおよびグループアカウントに関連付ける場合は[ローカル
(Local)]を選択します
Web サーバーを信頼済みの Windows ドメインに存在するユーザーおよびグループアカウントに関連付ける場合は
[ドメイン (Active Directory) (Domain (Active Directory))]を選択します
どの種類のアカウントを使用す
る必要がありますか (Whattypes of acccounts should weuse)
次に示すように情報を指定します
[ドメイン (Domain)] アカウントの種類の選択を[ドメイン (Active Directory) (Domain (Active Directory))]にする場合はユーザーおよびグループアカウントが属す
るドメインの名前を指定します
[グループ (Group)] Web サーバーに関連付けるグループアカウントの名前を指定します
[ユーザー (User)] Web サーバーに関連付けるユーザーアカウントの名前を指定しますセキュリティ上の理
由によりホストの管理者権限を持つユーザーアカウン
トを指定しないでください
[パスワード (Password)] [ユーザー (User)]フィールドでユーザーアカウントのパスワードを指定しますです
メモ インストール後はNetBackup Web サーバーのユーザーアカウントを変更することはできませんインストール後
に Web サーバーのアカウントを再構成することはできないためこのアカウントは削除しないでくさい
既存のアカウントの詳細とは何
ですか (What are the existingaccount details)
詳細情報を参照できます
p54 の 「Windows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件」 を参照してください
12 (該当する場合のみ) この手順は[Custom]であるローカルインストールにのみ適用されます[Typical]インストールの場合は次の手順へスキップします
65第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
この手順では[NetBackup インストールフォルダ (NetBackup Installation Folder)][NetBackup ポート番号 (NetBackup Port Numbers)][NetBackup サービス(NetBackup Services)]を選択して構成する方法について記述します
NetBackup インストールフォルダこの画面ではNetBackup ファイルがインストールされる場所を選択できます
デフォルトではNetBackup ファイルは次の場所にインストールされます
CyenProgram FilesyenVERITAS
NetBackup のインストール先のフォルダを変更する方法
[変更 (Change)]をクリックします 優先の場所を参照し新規または既存のフォルダを指
定します
[次へ (Next)]をクリックします
インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参
照できます
p10 の 「NetBackup インストールディレクトリの制限事項」を参照してください
宛先フォルダ
[次へ (Next)]をクリックします
[NetBackup ポート番号 (NetBackup Port Numbers)]構成に必要な場合はこの画面からポート番号を変更できます
NetBackup と他社製品が同じポートを共有しようとして競合が発生した場合ポート番号の変更が必要になることがあります またファイアウォールでセキュリティの問題を引き起こすポートの競合が発生している場合にも変更できます
ポート番号を変更するには置き換えるポート番号を選択し新しい番号を入力
します
[次へ (Next)]をクリックします
NetBackup サービスこの画面で次の NetBackup サービスの起動アカウントおよび起動の種類を指定します
66第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
[ローカル システム アカウント (Local Systemaccount)]または[アカウント(account)]を指定します
デフォルトでは[ローカル システム アカウント (LocalSystem account)]が選択されるのでNetBackup は組み込みシステムアカウントを使います このオプションを選択するとその下のフィールドは無効になります
異なるアカウントを指定する方法
[アカウント (This account)]を選択します 次のフィールドにアカウント情報を入力します
ドメイン (Domain)ユーザー名 (Username)パスワード (Password)
ログオン
このオプションはNetBackup ホストを再起動する必要がある場合NetBackup サービスが自動的に開始するかどうかを判断します デフォルトは[Automatic]です
再起動後NetBackup サービスを手動で開始するには[Manual]を選択します
スタートアップの種類
デフォルトではインストールが完了した後ジョブに関
連するサービスが自動的に開始するように設定されて
います
ジョブに関連するサービスが自動的に開始しないように
するにはボックスをクリックしてチェックマークを外しま
す
[インストール後にジョブに関連
する NetBackup サービスを起動する (Start job-relatedNetBackup services followinginstallation)]
このオプションはインストールの一部として再起動が
必要な場合どのようにインストールを続行するかを判
断します
このオプションを選択した場合インストール処理で再
起動が必要であると判断されるとインストールは停止
しますシステムは元の状態にロールバックされます
このオプションを選択しない場合インストール処理で
再起動が必要であると判断されてもインストールは続
行します
[安全な中止 (Safe Abort)]オプション
[次へ (Next)]をクリックします
67第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
13 [NetBackup System Names]画面で次の情報を入力します
(該当する場合のみ) ローカルマスターサーバーインストールの場合はローカルコンピュータの名前を入力しますク
ラスタインストールの場合はクラスタの仮想サーバー名を
入力します
メディアサーバーのインストールの場合はこの名前をそ
のメディアサーバーが構成されるマスターサーバー名に変
更する必要があります
マスターサーバー名 (MasterServer Name)
このサーバーと通信する追加の NetBackup マスターサーバーおよびメディアサーバーの名前を入力します 後でNetBackup をインストールするコンピュータの名前を含めます
複数の名前を入力するにはそれぞれの名前をカンマで区
切るかまたはそれぞれの名前の後で Enter キーを押します
追加サーバー (AdditionalServers)
このフィールドはローカルの NetBackup Enterprise メディアサーバーのインストールの場合にのみ表示されます
メディアサーバーソフトウェアをインストールする場合この
フィールドはデフォルトでローカルサーバー名になります
メディアサーバー名 (Mediaserver name)
OpsCenter はNetBackup 用の Web ベースの管理ツールです
OpsCenter サーバーを使用しているかまたはインストールする場合はそのサーバーのサーバー名か IP アドレスをここに入力します
クラスタサーバーには仮想名を使わないでください その代わりクラスタノードの実際のホスト名を使います
OpsCenter Server Name (省略可能)
[次へ (Next)]をクリックします
14 続行を決定するとインストーラは認証局の証明書の詳細をフェッチしますオプショ
ンとして[キャンセル (Cancel)]をクリックするとこの処理を中断できます[キャンセル (Cancel)]をクリックした場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュ
リティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
15 認証局の指紋の入力を求められたら入力します
指紋情報を承認するとインストーラは認証局の証明書の詳細を保存しますオプ
ションとして[キャンセル (Cancel)]をクリックするとこの処理を中断できます[キャンセル (Cancel)]をクリックした場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセ
キュリティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
68第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
16 インストーラは認証局の証明書の保存後にホスト証明書をフェッチしますオプショ
ンとして[キャンセル (Cancel)]をクリックするとこの処理を中断できます[キャンセル (Cancel)]をクリックした場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュ
リティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
17 (該当する場合) [セキュリティトークン (Security Token)]画面でプロンプトが表示された場合はセキュリティトークンを入力します
セキュリティトークンが発行された場合は以下に入力してください (If you wereissued a security token enter it below)
トークンの形式は大文字で 16 文字ですまた[セキュリティトークンを指定せずに続行 (Proceed without providing a security token)]オプションを選択することもできますこのオプションを選択すると次の警告が表示されます
一部の環境ではセキュリティトークンの指定の失敗によりバックアップが失敗する
可能性があります質問がある場合バックアップ管理者に問い合わせてください
(In some environments failure to provide a security token can result in failedbackups Contact your backup administrator if you have questions)
オプションとしてセキュリティトークンを入力した後に[キャンセル (Cancel)]をクリックするとホスト証明書の配備を中断できます[キャンセル (Cancel)]をクリックした場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずに
インストールを続行する必要があります必要なセキュリティコンポーネントが存在し
ない場合はバックアップとリストアが失敗します
18 (該当する場合のみ) リモートインストールのみ
[Veritas NetBackup Remote Hosts]画面でNetBackup をインストールするホストを指定します
Windows Destination Systems[Windows Destination Computers]を右クリックしドロップダウンメニューから選択するかまたは次の方式を使ってください
69第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
NetBackup をインストールしたいホストのネットワークを検索するためにここをクリックします
[Available Systems]ダイアログボックスで追加するコンピュータを選択し[次へ (Next)]をクリックします
[Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスでリモートコンピュータのインストールを
実行するために使われるアカウントの[User Name]と[Password]を入力します
複数のリモートコンピュータにインストールする場合
は[Remember User Name and Password]の隣にあるボックスをクリックしますこのオプションを
選択すると各リモートコンピュータにこの情報を入
力する必要がなくなります
[OK]をクリックします [Remote Destination Folder]ダイアログボックスでNetBackup がインストールされる[DestinationFolder]を確認または変更しますデフォルトではこの場所は CyenProgramFilesyenVeritas になります複数のリモートコンピュータにインストールする場合
同じ場所を使うには[Use this folder forsubsequent systems]の隣にあるボックスをクリックしますこのオプションを選択すると各リモートコン
ピュータにこの場所を入力する必要がなくなります
Browse
ホスト名のリストを含んでいるテキストファイルをインポー
トするためにここをクリックします テキストファイルを作成する場合ホスト名は次の形式で定義する必要があ
ります
DomainyenComputerName
Import
70第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
ホストを手動で追加するためにここをクリックします
[Manual Remote Computer Selection]ダイアログボックスが表示されたら[Domain]と[ComputerName]を入力し[OK]をクリックします
[Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスでリモートコンピュータのインストールを
実行するために使われるアカウントの[User Name]と[Password]を入力します複数のリモートコンピュータに追加およびインストー
ルする場合は[Remember User Name andPassword]の隣にあるボックスをクリックしますこのオプションを選択すると各リモートコンピュータ
にこの情報を入力する必要がなくなります
[OK]をクリックします [Remote Destination Folder]ダイアログボックスでNetBackup がインストールされる[DestinationFolder]を確認または変更しますデフォルトではこの場所は CyenProgramFilesyenVeritasyen になります複数のリモートコンピュータにインストールする場合
同じ場所を使うには[Use this folder forsubsequent systems]の隣にあるボックスをクリックしますこのオプションを選択すると各リモートコン
ピュータにこの場所を入力する必要がなくなります
[OK]をクリックします
追加 (Add)
[Destination Systems]リストからホストを削除するにはホストを選択しここをクリックします
削除 (Remove)
選択したリモートホストの NetBackup ファイルのインストールの宛先を変更するためにここをクリックします
変更 (Change)
[次へ (Next)]をクリックします
19 (該当する場合のみ) クラスタインストールのみ
[NetBackup のリモートホスト (NetBackup Remote Hosts)]画面でコンピュータに行うインストールのリモートシステム情報を指定します
初期画面で[Browse]を右クリックします
[Available Systems]ダイアログボックスで追加するコンピュータを選択します複数のコンピュータを選択する場合はCtrl キーを押しながらクリックします[次へ (Next)]をクリックします
71第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
[Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスでリモートシステム上の NetBackup で使用されるユーザー名パスワードおよびドメインを入力します
さらにリモートコンピュータを追加する場合は[Remember User Name andPassword]の隣にあるチェックボックスをクリックしますクレデンシャルを指定したらクラスタノードを選択し[Windows DestinationSystems]リストに追加しますNetBackup のリモートインストールはこれらのノードで実行されますインストール先のシステムを選択する場合ローカルホス
トも忘れずに選択してください
NetBackup ではシステムを選択するたびにシステムおよびライセンスの確認が実行されますたとえば次のようにサーバーインストール先のリモートシス
テムが選択した種類と一致するかどうかが確認されます
リモートシステムは確認済みと見なされます NetBackup がインストールされていない場
合
そのシステム上のインストールの種類と要求しているインス
トールの種類が比較されます
NetBackup がインストールされている場合
問題があることが通知されそのシステムは選択できませ
ん無効な組み合わせの例としてすでにマスターサーバー
になっているリモートシステムにリモート管理コンソールをイ
ンストールしようとしている場合があります
無効な組み合わせの場
合
問題があることが通知されそのシステムは選択できませ
ん
リモートシステムがサ
ポートされていないプ
ラットフォームまたはレ
ベルの場合
またインストール処理ではリモートシステムに対して適切な管理クレデンシャ
ルが所有されていることも確認されます管理クレデンシャルを所有していない
場合は[Enter Network Password]画面が表示され管理者のユーザー名およびパスワードの入力を求められます
[OK]をクリックしインストール先のシステムの選択を続けます
選択するノードごとにこの処理を繰り返します ユーザー名およびパスワードは保持することができます その場合ユーザー名またはパスワードが無効な場合にのみそのユーザー名またはパスワードが求められるようになります
次にクラスタ化された環境でのプッシュインストールに関連する注意事項を示しま
す
NetBackup は複数のノードにインストールできますただしクラスタのノード数に対する制限はNetBackup ではなくクラスタサービスによって設定されます
72第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
言語パッケージおよびその他の NetBackup のアドオン製品はプッシュ方式でインストールすることができませんアドオン製品はクラスタグループのノードご
とにインストールする必要がありますこれらの製品のインストール方法について
は各製品のマニュアルを参照してください
インストールの開始時に入力したライセンスキーだけが他のノードに送信され
ますライセンスキーによってアドオン製品を使用できるようになりますアドオン
製品がすでにインストールされているノードに NetBackup をプッシュインストールした場合キーはその製品に対して機能します
[次へ (Next)]をクリックします
20 (該当する場合のみ) クラスタインストールのみ
[Cluster Settings]画面で仮想ネットワーク情報および物理ネットワーク情報を指定します
メモ インストール中に追加できる仮想 IP アドレスは 1 つだけです仮想名が複数の IP アドレスに解決できる場合はインストール後に bpclusterutil -addIP オプションを使用して複数の IP アドレスを追加できますbpclusterutil コマンドについての詳しい情報を参照できます
『NetBackup コマンドリファレンスガイド』
httpwwwveritascomdocsDOC5332
新規インストールの場合入力する次の構成設定がすべてのノードに適用されます
新しいクラスタをインストールする場合はこのオプションを選択
します
Create a new ClusterGroup
デフォルトのクラスタ設定は IPv4 です
次のアドレスを入力します
Virtual IPv4 Address仮想サーバー名の解決結果となるべき IP アドレス新しいクラスタインストールの場合はアドレスを手動で入力
してください
IPv4 Subnet Maskサブネットワークを識別しローカルエリアネットワークで IPアドレスを共有できるようにするために使用されますこの数
値はクラスタの仮想 IP アドレスに直接関連付けられています
IPv4 クラスタ
73第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
IPv6 クラスタを有効にするためにはこのオプションを選択します
次の IP アドレスを入力します
Virtual IPv6 AddressIPv6 アドレスは CIDR 形式で入力する必要があります
IPv6 クラスタ
NetBackup のサービスグループまたはリソースグループを識別するための名前リソースグループ内のリソースは依存関係を
持ちます
NB Cluster Group Name
クラスタで認識される NetBackup の名前
クライアントソフトウェアをインストールするときこのホスト名は
[NetBackup System Names]画面の[Additional Servers]フィールドに追加する必要があります
この名前はクライアントノードへの通信時にサーバーによって
使用されます
仮想ホスト名
クラスタ内のいずれかの共有ディスク上にあるNetBackup の構成情報が格納されるディレクトリディスク (またはドライブ) を示す文字がプルダウンリストに表示されない場合はその文字
を入力します
Path to Shared Data
NetBackup のクラスタ環境ではクラスタのノードに割り当てられているパブリックネットワークを選択します
警告 このクラスタに割り当てられているプライベートネットワークは選択しないでください
パブリックネットワーク
74第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
すべてのパラメータを設定した後でこのアイコンをクリックして
NetBackup で使えるようにクラスタを設定します[次へ (Next)]アイコンはクラスタを正常に構成するまで利用できません
テキストボックスは構成について次の情報を提供します
既存のクラスタまたは NetBackup クラスタグループを識別します
正常に構成されたことを示します
構成中に起きた問題かエラー (構成エラー) を識別します
メモ 新しいインストールのクラスタ構成が正しく行われた後に[キャンセル (Cancel)]をクリックするとポップアップメッセージが表示されますこのメッセージは取り消しを続行するかどうか
を尋ねますインストールを取り消し新しいクラスタグループを
削除するには[Yes]をクリックしますインストールを続行し新しいクラスタグループを保持するには[No]をクリックし次に[次へ (Next)]をクリックします
クラスタ構成が失敗した場合に問題を解決する方法について
は『NetBackup マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド』を参照してください
httpswwwveritascomsupportja_JParticleDOC5332
Cluster Configuration
クラスタ構成が正常に行われたことを示すメッセージが表示されたら[次へ (Next)]をクリックします
21 [Ready to Install the Program]画面で前述の手順での選択を示す[InstallationSummary]を確認します
メモ あらゆる警告メッセージの概略画面を確認することをお勧めします インストールを続行する前に問題を解決すればインストールおよびアップグレードの問題を
防ぐことができます
次のオプションから 1 つ選択します
インストールを開始するには[Install]をクリックします
前の画面を表示して変更するには[Back]をクリックしその後この画面に戻って[Install]をクリックします
インストールをキャンセルするには[Cancel]をクリックします
[Install]をクリックするとインストール処理が開始されインストールの進捗状況を示す画面が表示されますこの処理には数分かかる場合があります
75第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
リモートインストールやクラスタインストールの場合最大 5 つのインストールが同時に起きます1 つのインストールが完了すると別のインストールが開始し最大 5 つのインストールが進行中となります
22 [Installation Complete]画面で次のオプションから選択します
インストールログファイルは詳しいインストール情報を提供
しエラーが起きたかどうかを表示します
次の場所にあるインストールログを確認します
ALLUSERSPROFILEyenVeritasyenNetBackupyenInstallLogsyen
メモ 複数のコンピュータにリモートインストールまたはクラスタインストールを実行する場合このオプションではロー
カルコンピュータのログのみを表示できますインストール
のために選択した各コンピュータにそれぞれのインストール
ログファイルが含まれていますリモートコンピュータのログ
ファイルを表示するためにはWindows エクスプローラのウィンドウを開きyenyenltCOMPUTERNAMEgt と入力します
インストールログを検索し次のエラーが表示されているか
どうかを確認します
Return Value 3 を含む文字列 次のように色分けされている重大なログメッセージ黄色 = 警告赤 = エラー
View installation log file
インストールを完了するために次のいずれかを選択します
すべてのサーバーにソフトウェアをインストールした場合
は[Launch NetBackup Administration Consolenow]の隣にあるボックスをクリックして[Finish]をクリックします
NetBackup 管理コンソールを使用して構成ウィザードを起動するとNetBackup 環境を構成できます
インストールするサーバーソフトウェアが他にも存在する
場合は[Finish]をクリックします次のコンピュータに移動して必要なサーバーソフトウェ
アをインストールできます
Finish
76第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでのローカルリモートまたはクラスタ化されたサーバーインストールの実行
23 (該当する場合のみ) クラスタ化された NetBackup マスターサーバーで非アクティブノードに認証局の証明書とホストの証明書をコピーする必要があります詳細情報
を参照できます
p166 の 「クラスタ化されたマスターサーバーの非アクティブノードで証明書を生成する」 を参照してください
マスターサーバーのディザスタリカバリを実行した場合は最初にトークンを生成し
非アクティブノードのそれぞれにトークンをコピーする必要がありますディザスタリ
カバリの処理方法について詳しくは次を参照してください
Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド
24 (該当する場合) NetBackup 環境でクラウドストレージを使用する場合はクラウド構成ファイルを更新する必要があります詳細情報を参照できます
p144 の 「インストール後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新するかまたは NetBackup 812 にアップグレードする」 を参照してください
25 他のすべてのサーバーでこの手順のステップを繰り返します
26 すべてのサーバーソフトウェアをインストールするとクライアントソフトウェアをインス
トールできるようになります
p89 の 「NetBackup クライアントのインストールについて」 を参照してください
p77 の 「NetBackup クラスタ環境のインストール後の作業」 を参照してください
p78 の 「Windows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認」 を参照してください
NetBackup クラスタ環境のインストール後の作業NetBackup サーバーソフトウェアがクラスタにインストールされた後実行が必要となる場合もある処理に注意します
非アクティブノードごとに認証局の証明書とホスト証明書を取得
する必要があります詳細情報を参照できます
p166 の 「クラスタ化されたマスターサーバーの非アクティブノードで証明書を生成する」 を参照してください
証明書の取得
インストールの完了後各クラスタノードの再起動が必要になる場
合があります
再起動
77第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールNetBackup クラスタ環境のインストール後の作業
通常の状況ではクラスタ環境での NetBackup のインストールの最終手順の 1 つとしてクラスタが構成されますこの手順が完了していないかまたは正常に完了しなかった場合はアクティ
ブノードから bpclusterutil コマンドを使用してこの手順を実行できます
bpclusterutil を実行する方法について詳しくは『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
WSFC と VCS クラスタ
オフラインにした NetBackup リソースがある場合は自動的にオンラインに戻ります
WSFC クラスタ
p78 の 「Windows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認」 を参照してください
Windows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認
クラスタアドミニストレータコンソールを使用してインストールまたはアップグレードを確認
し現在のシステム構造を表示することができます
クラスタ管理コンソールを使ってMSCS クラスタのインストールまたはアップグレードが正常に行われたことを確認する方法
1 クラスタのインストール中にクラスタアドミニストレータコンソールを開き現在の構
造を確認できます
2 インストールおよび構成処理が完了するとコンソールには新しいクラスタグループ
構成が表示されます
クラスタアドミニストレータコンソールを使用してVCS クラスタのインストールまたはアップグレードが正常に行われたことを確認する方法
1 クラスタのインストール中にクラスタアドミニストレータコンソールを開き現在の構
造を確認できます
2 インストールおよび構成処理が完了するとコンソールには新しいクラスタグループ
構成が表示されます
p135 の 「NetBackup Server の構成について」 を参照してください
78第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認
Windows システムでの NetBackup サーバーのサイレントインストール
サイレントインストールを実行するとリモートインストールを実行する場合と同様に対話
形式での入力が不要になります
サイレントインストールを実行するには最初に該当する NetBackup スクリプトを修正しますスクリプトの修正の後でそのスクリプトを実行してサイレントインストールを開始で
きます
メモ Windows Server 2008 Server Core システムの場合この手順でのみ NetBackupをインストールできます
NetBackup サーバーソフトウェアをサイレントインストールする方法
1 NetBackup をインストールするシステムに管理者としてログオンします
2 ESD イメージ (ダウンロード済みファイル) が存在する場所に移動します
3 Windows エクスプローラを開きX86 または X64 ディレクトリの内容をハードドライブの一時ディレクトリにコピーします インストールしたいプラットフォームの形式と関連付けられたディレクトリを選択します
4 ソースファイルが読み取り専用であるのでコピーされたファイルの権限を変更して
インストールまたは更新できるようにします
5 コピーされたファイルが存在する一時ディレクトリで変更する適切なスクリプトを選
択します
メディアサーバーのインストール時 silentmediacmd
NetBackup リモート管理コンソールのインストール時 silentadmincmd
6 次の行をインストールの必要に応じて編集します
SET ADDITIONALSERVERS=media1media2media3
このホストと通信する追加の NetBackup マスターサーバーおよびメディアサーバーの名前を入力します 後で NetBackup をインストールするサーバーの名前を含めます
他のサーバーがこのホストと通信しない場合はスクリプトからこの行を削除しま
す
SET ABORT_REBOOT_INSTALL=num
この行では再起動が必要になった場合のインストールの続行方法を指定でき
ます次の設定から選択します
79第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでの NetBackup サーバーのサイレントインストール
デフォルトでは再起動が必要であると判断された場合でもサイレン
トインストールは中止されませんこの設定を 0 のままにした場合次のタスクの 1 つを選択します インストール完了後インストールログを調べて再起動が必要か
どうかを確認します
文字列 in use がログ内に表示されればシステムを手動で再起動する必要があります
インストール完了後自動再起動を強制します
自動再起動を強制するにはスクリプトを実行する前にサイレン
トインストールのコマンドスクリプト (silentcmd) から次のオプションを削除します
REBOOT=ReallySuppress
警告 強制再起動はユーザーに警告なしで起きますインストールは取り消されずシステムが元の状態にロールバックされることもあり
ません
0 (ゼロデフォルト)
再起動が必要であると判断されたらインストールを中止する場合にこ
の設定を選択します
再起動が必要な場合この設定によってインストールが取り消され
てシステムが元の状態にロールバックされます
1
SET CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT=fingerprint
インストール時にマスターサーバーの CA 証明書の指紋を把握している必要がありますCA 証明書の指紋とセキュリティ証明書の生成時のこの指紋の役割について詳しくは次を参照してください
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000127129
SET AUTHORIZATION_TOKEN=token
場合によってはセキュリティ証明書を正常に配備するためにインストーラの実
行時に認証トークンが必要です認証トークンとセキュリティ証明書の生成時の
このトークンの役割について詳しくは次を参照してください
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000127129
注意 認証トークンをテキスト形式で指定するとセキュリティ上のリスクが生じるためsilentmediacmd ファイルへのアクセスを読み取りアクセスに制限しますNetBackup 管理者とシステム管理者のみに読み取りアクセス権を付与します正常にインストールが完了したらsilentmediacmd ファイルを削除します
SET SMART_METER_FILE_PATH=path
80第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでの NetBackup サーバーのサイレントインストール
Veritas Smart Meter の顧客登録キーのパスを指定する必要があります詳細情報を参照できますp9 の 「Veritas Smart Meter について」 を参照してください
7 スクリプトを保存して実行します
8 次の場所にあるインストールログを確認します
ALLUSERSPROFILEyenVeritasyenNetBackupyenInstallLogsyen
インストールログを検索し次のエラーが表示されているかどうかを確認します
Return Value 3 を含む文字列
重要なログメッセージは次のように色分けされます
黄色 = 警告赤 = エラー
すべてのサーバーソフトウェアをインストールするとクライアントソフトウェアをインストー
ルできるようになります
p89 の 「NetBackup クライアントのインストールについて」 を参照してください
81第 4 章 Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストールWindows システムでの NetBackup サーバーのサイレントインストール
管理インターフェースについて
この章では以下の項目について説明しています
NetBackup Web ユーザーインターフェースについて
NetBackup 管理コンソールについて
NetBackup 管理コンソールのインストール
Windows での複数バージョンの NetBackup 管理コンソールのインストール
Windows 上の旧バージョンの NetBackup 管理コンソールの削除
NetBackup のリモート管理コンソールについて
NetBackup リモート管理コンソールのインストール
NetBackup Web ユーザーインターフェースについてバージョン 812 でNetBackup と一緒に使用する新しい Web ユーザーインターフェースが導入されました新しいインターフェースは使いやすさと機能が向上するように設計
されています現時点でNetBackup 管理コンソールの一部の機能は新しいインターフェースで利用可能になっていません
NetBackup は新しいインターフェースの通信を暗号化するためにトランスポート層セキュリティ (TLS) プロトコルを使用しますNetBackup Web サーバーで TLS を有効にするにはNetBackup ホストを識別する TLS 証明書が必要ですNetBackup はクライアントとホストの検証に自己署名証明書を使用します自己署名証明書はWeb ブラウザと NetBackup Web サーバー間の TLS 通信を有効にするためインストール時に自動的に生成されますNetBackup Web サービスをサポートするためにサードパーティの証明書を作成して実装して自己署名証明書の代わりに使用できます証明書は
5
TLS 暗号化と認証で使用されます詳しくは『NetBackup Web UI セキュリティ管理者ガイド』を参照してください
NetBackup Web UI からの NetBackup マスターサーバーへの初回サインイン
NetBackup のインストール後にroot ユーザーまたは管理者が NetBackup Web UI にWeb ブラウザからサインインしてユーザー向けに RBAC アクセスルールを作成する必要があります(拡張監査ユーザーも管理者アクセスを持ちます)アクセスルールは組織のユーザーの役割に基づいてWeb UI を通じて NetBackup 環境にアクセスするためのアクセス権をユーザーに付与します「サポートと追加の構成」 も参照してください
アクセスルールの作成について詳しくは『NetBackup Web UI セキュリティ管理者ガイド』を参照してください
NetBackup Web UI を使用してNetBackup マスターサーバーにサインインするには
1 Web ブラウザを開き次の URL に移動します
httpsmasterserverwebuilogin
masterserver はサインインする NetBackup マスターサーバーのホスト名またはIP アドレスです
2 root または管理者のクレデンシャルを入力して[サインイン (Sign in)]をクリックします
例使用する形式ユーザーの種類
rootusernameローカルユーザー
WINDOWSyenAdministratorDOMAINyenusernameドメインユーザー
3 左側で[セキュリティ (Security)][RBAC]の順に選択します
4 次のいずれかの方法でNetBackup Web UI へのアクセス権をユーザーに付与できます
NetBackup へのアクセスを必要とするすべてのユーザーにアクセスルールを作成します
別のユーザーにアクセスルールを作成するタスクを委任します
そのユーザー用にセキュリティ管理者の役割を使用してアクセスルールを作成
しますこのユーザーはNetBackup Web UI へのアクセスを必要とするすべてのユーザー向けにルールを作成できます
NetBackup セキュリティ管理者として 1 人以上のユーザーに委任した後はWebUI には root または管理者アクセスは必要ありません
83第 5 章 管理インターフェースについてNetBackup Web ユーザーインターフェースについて
サポートと追加の構成
Web UI でサポートされるブラウザについて詳しくはNetBackup ソフトウェア互換性リストを参照してください
ポート 443 がブロックされているか使用中の場合カスタムポートを構成して使用できます
サードパーティの 証明書を使用する場合はWeb サーバー向けにサードパーティの証明書を構成するための手順を参照してください
Web UI にアクセスするためのその他のヒントを参照してください
NetBackup Web UI からのサインアウトNetBackup は24 時間 (ユーザーセッションで許可される最大時間) 後に Web UI からの自動サインアウトを強制的に実行しますその時間が経過するとNetBackup は再びサインインを求めます
NetBackup Web UI からサインアウトするには
右上でプロファイルアイコン[サインアウト (Sign out)]の順にクリックします
NetBackup 管理コンソールについてNetBackup 管理コンソールは 1 台以上の UNIX 版または Windows 版の NetBackupサーバーの管理に使えますこのコンソールはすべての標準の NetBackup サーバーインターフェースを提供しますまたバックアップポリシーの作成ボリュームの管理状
態の表示テープドライブの監視などの操作に使用されます
NetBackup サーバーパッケージをインストールまたはアップグレードするとNetBackup管理コンソールがインストールされます
NetBackup 管理コンソールのインストールNetBackup 管理コンソールを個別にインストールする必要はありませんNetBackup にはすべてのサポート対象バージョンの管理コンソールが含まれていますNetBackupのサポート対象バージョンについて詳しくは次を参照してください
httpssortveritascomeosl
メモ NetBackup のサーバーソフトウェアをインストールまたはアップグレードした後にホストにあるリモート管理コンソール(Windows と Java)の古いバージョンをアンインストールすることをベリタスがお勧めしますネーティブの Windows 版 NetBackup 管理コンソールがある場合はNetBackup サーバーソフトウェアをインストールまたはアップグレードするときに自動的にその NetBackup 管理コンソールがアンインストールされます
84第 5 章 管理インターフェースについてNetBackup 管理コンソールについて
NetBackup 環境には複数バージョンの NetBackup をインストールした複数のサーバーが含まれることがあります複数バージョンの NetBackup 管理コンソールをインストールまたは削除できます詳細情報を参照できます
p85 の 「Windows での複数バージョンの NetBackup 管理コンソールのインストール」を参照してください
p86 の 「Windows 上の旧バージョンの NetBackup 管理コンソールの削除」 を参照してください
Windows での複数バージョンの NetBackup 管理コンソールのインストール
バージョンが混在する環境で複数バージョンの NetBackup 管理コンソールをインストールする場合は次の制限とガイドラインを確認してください
更新 (またはパッチを適用) できるのはNetBackup 管理コンソールの最新バージョンのみです
更新
NetBackup-Java 機能認可構成ファイルの authconf は常にinstall_pathyenjava に存在する必要がありますたとえばCyenProgram FilesyenVeritasyenjava に存在する必要がありますこのファイルはインストールされているコンソールの
バージョン数やインストール先のディレクトリに関係なくこの場所
に存在している必要があります
このファイルはこの Windows ホストでの NetBackup の管理にのみ使用され存在しない場合はデフォルト設定が使用されま
すデフォルト設定について詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol 1』の「NetBackup ユーザーの認可」を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
authconf ファイル
各バージョンのコンソールを異なるフォルダにインストールする必
要があります
各バージョンのコンソールの場
所
旧バージョンの NetBackup-Java 管理コンソールをインストールする方法
1 インストールする NetBackup-Java 管理コンソールを含む適切なバージョンのNetBackup Windows インストールメディアを挿入します
2 NetBackup 70 と 71 の場合[Installation]を選択して[Java WindowsAdministration Console Installation]をクリックします
85第 5 章 管理インターフェースについてWindows での複数バージョンの NetBackup 管理コンソールのインストール
3 異なるバージョンの Java コンソールがすでにインストールされている場合以前のインストールの上書きを回避するため新しいフォルダを指定します
たとえばバージョン 65 の Java コンソールの場合はCyenProgramFilesyenVeritasyennbjava65 と指定します
4 インストールを完了するには[Finish]をクリックします
p86 の 「Windows 上の旧バージョンの NetBackup 管理コンソールの削除」 を参照してください
p84 の 「NetBackup 管理コンソールのインストール」 を参照してください
Windows 上の旧バージョンの NetBackup 管理コンソールの削除
場合によっては[プログラムの追加と削除]機能の使用によって旧バージョンの
NetBackup 管理コンソールを削除できます削除したいバージョンがプログラムのリストに表示されればこの方式を使うことができます
削除したいバージョンがプログラムのリストに表示されなければ手動でそれを削除する
必要があります次の手順を実行します
旧バージョンの NetBackup 管理コンソールを手動で削除する方法
1 旧バージョンの NetBackup 管理コンソールをインストールしたフォルダを削除します
2 [スタート]gt[プログラム]gt[Veritas NetBackup]メニューから該当するメニュー項目を削除します
3 関連するデスクトップのショートカットを削除します
NetBackup のリモート管理コンソールについてNetBackup リモート管理コンソールは別のコンピュータからの NetBackup サーバーの管理に使用できるインターフェースのみのバージョンの NetBackup ですNetBackupリモート管理コンソールを実行するコンピュータは NetBackup ソフトウェアを必要としません
次にNetBackup リモート管理コンソールの操作の概要を示します
このコンソールを使用するとローカルの NetBackup サーバー上での NetBackup管理コンソールとまったく同様にすべての NetBackup の操作を実行できますバックアップポリシーの作成ボリュームの管理状態の表示テープドライブの監視お
よびその他の操作を実行できます
コンソールにはローカルホスト名ではなく管理対象のサーバー名が表示されます
86第 5 章 管理インターフェースについてWindows 上の旧バージョンの NetBackup 管理コンソールの削除
コンソールでは他の NetBackup サーバーの管理のみが可能ですマスターサーバーまたはメディアサーバーとしては機能できません
NetBackup リモート管理コンソールのインストールこの手順ではNetBackup 以外のコンピュータに NetBackup のリモート管理コンソールをインストールする方法を詳細に示しています
NetBackup リモート管理コンソールをインストールする方法
1 ダウンロード済みのファイルが存在する場所に移動してBrowserexe を実行します
メモ NetBackup サーバーソフトウェアをすでにインストールしているコンピュータには NetBackup のリモート管理コンソールをインストールできません
2 初期画面で[Installation]を選択します
3 [インストール (Installation)]画面で[NetBackup 管理コンソールのインストール(x64 のみ) (NetBackup Administration Console Installation (x64 only))]をクリックします
4 [ようこそ (Welcome)]画面で内容を確認して[次へ (Next)]をクリックします
5 [License Agreement]画面で使用許諾契約に同意して[Next]をクリックします
6 [NetBackup のインストール形式 (NetBackup Installation Type)]画面で[このコンピュータのみにインストール (Install to this computer only)]を選択して[標準インストール (Typical Installation)]をクリックし[次へ (Next)]をクリックします
コンソールの以前のバージョンがすでにあれば次のオプションが使えます
インストールをキャンセルしコンソールの以前のバージョンを削除します次に
新しいコンソールのインストールを再実行します
新しいバージョンのコンソールをインストールする代替の場所を指定します
7 [Ready to Install the Program]画面で[Installation Summary]を確認して[Install]をクリックします
8 [インストールを完了する (Instllation Complete)]画面で[完了 (Finish)]をクリックします
9 コンソールを開くにはスタートメニューで[プログラム][Veritas NetBackup][NetBackup バージョン管理コンソール]の順に選択します
87第 5 章 管理インターフェースについてNetBackup リモート管理コンソールのインストール
メモ NetBackup にはすべてのサポート対象バージョンの管理コンソールが含まれていますNetBackup のサポート対象バージョンについて詳しくは次を参照してください
httpssortveritascomeosl
p86 の 「NetBackup のリモート管理コンソールについて」 を参照してください
88第 5 章 管理インターフェースについてNetBackup リモート管理コンソールのインストール
NetBackup クライアントソフトウェアのインストール
この章では以下の項目について説明しています
NetBackup クライアントのインストールについて
Windows での NetBackup クライアントのインストールについて
UNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
NetBackup クライアントのインストールについて定義上ではNetBackup サーバーはクライアントでもありますNetBackup サーバーソフトウェアをインストールするとクライアントソフトウェアもインストールされます
クライアントソフトウェアをインストールするときはサーバーソフトウェアがインストールされ
ないため本当のクライアントインストールを実行します
クライアントソフトウェアは個々のコンピュータにローカルインストールするかまたはリモー
トインストールできますオペレーティングシステムはどのクライアントがリモートでインス
トールできるか判断します
Windows ホストは Windows クライアントにのみクライアントソフトウェアをプッシュできます
クライアントのリモートインストールを実行するために使われるホス
トに NetBackup をインストールする必要はありません
Windows の場合
6
NetBackup の UNIX または Linux サーバーは UNIX またはLinux クライアントにのみクライアントソフトウェアをプッシュできます
NetBackup ソフトウェアとクライアント形式のソフトウェアをクライアントのリモートインストールを実行するために使われるサーバー
にインストールする必要があります
UNIX または Linux の場合
メモ セキュアな環境でクライアントを配備しクライアントがマスターサーバーに直接接続されていない場合は追加の手順が必要になりますこのトピックに関する詳細情報を参
照できます『Veritas NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』でマスターサーバーへの接続なしでクライアントに証明書を配備する方法についてのトピックを参照してくださ
い
メモ すべてのスクリプトはローカルに格納してローカルで実行する必要がありますすべてのユーザーにスクリプトの書き込み権限を与えることは推奨しませんネットワークま
たはリモートの場所からスクリプトを実行することは許可されませんNetBackup をアンインストールする際はNetBackup の db_ext (UNIX の場合) または dbext (Windowsの場合) に格納されている作成済みのスクリプトを保護する必要があります
承認を受けた場所とスクリプトについて詳しくはナレッジベースの記事を参照してくださ
い
httpwwwveritascomdocs000126002
お使いのデータベースエージェントについて詳しくは当該エージェントに関するマニュ
アルを確認してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
Windows での NetBackup クライアントのインストールについて
Microsoft Windows 版 NetBackup クライアントのインストールウィザードを使用すると一連のウィザード画面からセットアップおよびインストールについての適切なオプションを
選択することができますオプションを選択した後インストールが始まる前に選択項目を
検証することを可能にするウィンドウが表示されます
インストール中ダイアログボックスにはインストールおよびセットアップの進捗状況の詳
細が表示されますインストールが完了すると最後に表示されるウィンドウにインストー
ルの結果が表示されます
Windows システムに NetBackup クライアントソフトウェアをインストールするとき次を注意します
90第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
NetBackup サーバーソフトウェアがインストールされているコンピュータにはNetBackup クライアントソフトウェアをインストールできませんこの場合はまず NetBackup サーバーソフトウェアを削除する必要があります
p161 の 「Windows サーバークラスタおよびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除」を参照してください
クライアントのインストール制限
Windows Server 20082008 R220122012 R22016システムではデフォルトで管理者のみが Program Filesディレクトリに対する書き込み権限を持っています
NetBackup は次の場所にログファイルと進捗ファイルを書き込みます
Program FilesyenVeritasyenNetBackupyenLogs
バックアップおよびリストアを実行するためにバックアップ
アーカイブおよびリストアインターフェースを使用する場合
ユーザーが Logs ディレクトリへの書き込み権限を持っている必要がありますユーザーがこのディレクトリへの書き込み
権限を持たない場合エラーメッセージが表示されバック
アップまたはリストアは取り消されます管理者アカウントはデ
フォルトで書き込み権限を持っていますが管理者以外の
ユーザーが書き込み権限を持っていることを確認する必要が
あります
ユーザー権限
Windows クライアントのインストール方法と必要条件について次の方式を使用してWindows システムに NetBackup クライアントをインストールできます
91第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
表 6-1 インストール方法と必要条件
詳細要件方式
インストールウィザードではインス
トールを実行するコンピュータにのみ
クライアントソフトウェアがインストール
されます
p94 の 「NetBackup Windows クライアントのローカルまたはリモートでの
インストール」 を参照してください
NetBackup クライアントソフトウェアをローカルインストールするにはシス
テムが次の構成要件を満たしている
必要があります
Microsoft Windows 2008VistaWindows 2008 R2Windows 7Windows 20122012R2Windows 8Windows 2016のいずれか
Windows Sockets 準拠のTCPIP プロトコルスタック(サーバーまたはオペレーティングシス
テムに付属の TCPIP プロトコルスタックを使用することをお勧めし
ます) ご使用の TCPIP プロトコルスタックがサポートするネットワークアダ
プタ (NIC)
ローカルインストー
ル
92第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
詳細要件方式
インストールウィザードによってクラ
イアントソフトウェアをインストール可
能なクライアントがネットワーク上でス
キャンされます
インストール元のコンピュータでは
Windows 2008Windows 2008R2Windows 2012 または Windws2016 Server を実行している必要があります
またリモートインストールはシステム
管理者権限を必要とします
メモ NetBackup の Windows サーバーから UNIX のコンピュータにクライアントをリモートでインストールでき
ません
p94 の 「NetBackup Windows クライアントのローカルまたはリモートでの
インストール」 を参照してください
NetBackup クライアントソフトウェアをリモートインストールするにはシステ
ムが次の構成要件を満たしている必
要があります
ローカルインストールのすべての
要件を満たしている必要がありま
す
インストール元のシステムで
Windows 2008Windows 2008R2Windows 2012Windows2012 R2Windows 2016Server のいずれかを実行している必要があります
リモートインストールを実行する
ユーザーには管理者権限が必
要です
Remote Registry サービスはリモートシステムで開始する必要が
あります
Remote Registry サービスが開始されない場合インストールは
次のエラーメッセージを受信しま
す
Attempting to connectto server server_namefailed with thefollowing error Unabletoconnect to the remotesystem One possiblecause for this is theabsence of the Remote
Registry servicePlease ensure thisserviceis started on theremote host and tryagain
リモートインストール
93第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
詳細要件方式
サイレントインストールとは対話形式
の入力を必要としない処理ですた
だしそれを実行する前に
silentclientcmd ファイルを編集する必要があります
p103 の 「NetBackup Windows クライアントのサイレントインストール」 を参照してください
サイレントインストールの必要条件は
ローカルインストールの必要条件と同
じです
サイレントインストー
ル
すべてのインストール方式で NTFS ディスクパーティションが必要です
インストールする NetBackup クライアントのバージョンが NetBackup サーバーソフトウェアのインストールされたバージョンと同じかまたはそれよりも古いことが必要ですサー
バーのバージョンよりも新しいバージョンのクライアントを使用することはできません
p14 の 「NetBackup のバージョン間の互換性について」 を参照してください
p89 の 「NetBackup クライアントのインストールについて」 を参照してください
NetBackup Windows クライアントのローカルまたはリモートでのインストール
ローカルコンピュータまたはネットワーク上の複数のコンピュータで NetBackup をインストールするのにこの手順を使いますインストール処理は[キャンセル (Cancel)]をクリックするといつでも中止でき[戻り (Back)]をクリックすると前のウィンドウに戻ります
Windows クライアントをリモートインストールするとき次を注意します
Windows クライアントのインストールの要件を見直します
p91 の 「Windows クライアントのインストール方法と必要条件について」 を参照してください
要件
NetBackup を正常にインストールするにはリモートクライアントに対する管理者権限が必要です
権限
インストール時にクライアント名が小文字でレジストリに書き込ま
れますバックアップを機能させるにはNetBackup サーバーのポリシーにクライアント名を小文字で指定する必要があります
クライアント名エントリ
メモ クライアントのインストール後変更内容を有効にするためにシステムを再起動する必要がある場合があります再起動が必要な場合にはアラートメッセージが表示されま
す
94第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
NetBackup クライアントソフトウェアを Windows システムにローカルまたはリモートでインストールする方法
1 クライアントソフトウェアをインストールするホストに管理者としてログオンします
2 イメージが保存されているディレクトリに移動してBrowserexe を実行してNetBackup インストールウィザードを起動します
3 初期画面で[Installation]を選択します
4 [インストール (Installation)]画面で[NetBackup クライアントソフトウェアのインストール (NetBackup Client Software Installation)]を選択します
5 [ようこそ (Welcome)]画面で内容を確認して[次へ (Next)]をクリックします
6 (該当する場合) 以前にこのホストに NetBackup 812 をインストールしている場合[プログラムのメンテナンス (Program Maintenance)]ダイアログが表示されます
[変更 (Modify)]を選択してローカルホストのインストール設定を変更するかまたはローカルホストをリモートホストへのプッシュインストールを実行するためのプ
ラットフォームとして使用します
[修復 (Repair)]を選択してNetBackup 812 をローカルホストで元の状態にリストアします
NetBackup 812 をローカルホストから削除するには[削除 (Remove)]を選択します
7 [License Agreement]画面で使用許諾契約に同意して[Next]をクリックします
8 [Veritas NetBackup Client Installation Type]画面で次の情報を入力します
ローカルインストールの場合[Install to this computeronly]を選択します
リモートインストールの場合[Install to multiple computerson your network]を選択します
この手順ではインストール先のシステムのリストにローカル
ホストを追加しないかぎりクライアントはローカルホストにイ
ンストールされません
Where to install
デフォルト設定の NetBackup をインストールするにはこのオプションを選択します
Typical
任意の設定の NetBackup をインストールするにはこのオプションを選択します
Custom
[Next]をクリックします
9 (該当する場合)この手順はローカルの[カスタム (Custom)]インストールにのみ適用されます
95第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
[Veritas NetBackup Client Destination Folder]画面ではNetBackup ファイルがインストールされる場所を選択できます
デフォルトではNetBackup ファイルは次の場所にインストールされます
CyenProgram FilesyenVERITAS
NetBackup のインストール先のフォルダを変更する方法
[変更 (Change)]をクリックします 優先の場所を参照し新規または既存のフォルダを指
定します
[次へ (Next)]をクリックします
インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参
照できます
p10 の 「NetBackup インストールディレクトリの制限事項」を参照してください
メモ アップグレードの場合は宛先を変更できません
宛先フォルダ
10 (該当する場合)この手順は[カスタム (Custom)]インストールにのみ適用されます
[NetBackup Options]画面で次のオプションから選択します
次のオプションを有効または無効にします
Start NetBackup Client Service Automaticallyデフォルトではシステムの起動直後に NetBackupサービスが利用可能となるようにこのオプションは有効
になっています
Start NetBackup Client Job Tracker Automaticallyデフォルトではこのオプションは無効に設定されてい
ますインストール後にこのオプションを手動で起動す
るには[スタート]gt[すべてのプログラム]gt[VeritasNetBackup]gt[NetBackup Client Job Tracker]をクリックします
At System Startup
96第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
構成に必要な場合はこの画面からポート番号を変更でき
ます
NetBackup と他社製品が同じポートを共有しようとして競合が発生した場合ポート番号の変更が必要になることが
あります またファイアウォールでセキュリティの問題を引き起こすポートの競合が発生している場合にも変更できま
す
ポート番号を変更するには置き換えるポート番号を選択
し新しい番号を入力します
ポート (Ports)
[Next]をクリックします
11 [NetBackup Services]画面でNetBackup Client Service の起動アカウントおよび起動の種類を指定します
[ローカル システム アカウント (Local System account)]または[アカウント(account)]を指定します
デフォルトでは[ローカル システム アカウント (LocalSystem account)]が選択されるのでNetBackup は組み込みシステムアカウントを使います このオプションを選択するとその下のフィールドは無効になります
異なるシステムアカウントを指定する方法
このオプションを選択します
次のフィールドにアカウント情報を入力します
ドメイン (Domain)ユーザー名 (Username)パスワード (Password)
ログオン
このオプションはインストールかアップグレードの一部とし
て再起動が必要な場合どのようにインストールを続行する
かを判断します
このオプションを選択した場合インストール処理で再起動
が必要であると判断されるとインストール (またはアップグレード) は停止しますシステムは元の状態にロールバックされます
このオプションを選択しない場合インストール処理で再起
動が必要であると判断されてもインストール (またはアップグレード) は続行します
[安全な中止 (Safe Abort)]オプション
97第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
12 [NetBackup System Names]画面で次のフィールドが自動的に入力されます通常は変更の必要がありません[Client Name]を除いて構成の必要に応じて変更を加えることができます
この名前を変更しないでくださいクライアント名 (Client Name)
必要に応じてクライアントバックアップイメージが格納され
ている適切なマスターサーバーにこの名前を変更します
マスターサーバー名 (MasterServer Name)
このクライアントからアクセスするすべてのマスターサーバー
とメディアサーバーの名前を入力します
追加サーバー (AdditionalServers)
13 続行を決定するとインストーラは認証局の証明書の詳細をフェッチしますオプショ
ンとして[キャンセル (Cancel)]をクリックするとこの処理を中断できます[キャンセル (Cancel)]をクリックした場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュ
リティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
14 [CA の指紋の確認 (Confirm the CA fingerprint)]画面で表示されている指紋が認識して信頼しているものであれば[このホストの指紋を認識しています証明書
配備に進みます(I recognize the fingerprint for this host Proceed with thecertificate deployment)]を選択します[次へ (Next)]をクリックして続行します
表示された指紋を認識または信頼していない場合は[証明書配備を行わずに進
みます (Proceed without the certificate deployment)]を選択します
指紋情報を承認するとインストーラは認証局の証明書の詳細を保存しますオプ
ションとして[キャンセル (Cancel)]をクリックするとこの処理を中断できます[キャンセル (Cancel)]をクリックした場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセ
キュリティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
15 インストーラは認証局の証明書の保存後にホスト証明書を配備しますオプションと
して[キャンセル (Cancel)]をクリックするとこの処理を中断できます[キャンセル(Cancel)]をクリックした場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュリ
ティコンポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
98第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
16 (該当する場合) [認証トークン (Authorization Token)]画面でプロンプトが表示された場合はセキュリティトークンを入力します
認証トークンを入力してください (Please enter an authorization token)
トークンの形式は大文字で 16 文字ですまた[セキュリティトークンを指定せずに続行 (Proceed without providing a security token)]オプションを選択することもできますこのオプションを選択すると次の警告が表示されます
一部の環境ではセキュリティトークンの指定の失敗によりバックアップが失敗する
可能性があります質問がある場合バックアップ管理者に問い合わせてください
(In some environments failure to provide a security token can result in failedbackups Contact your backup administrator if you have questions)
オプションとしてセキュリティトークンを入力した後に[キャンセル (Cancel)]をクリックするとホスト証明書の配備を中断できます[キャンセル (Cancel)]をクリックした場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずに
インストールを続行する必要があります必要なセキュリティコンポーネントが存在し
ない場合はバックアップとリストアが失敗します
このインストールがリモートインストールの場合認証トークンの指定は任意ですお
使いの環境に必要な認証トークンがあるかどうかはバックアップ管理者にお問い合
わせください
17 [Veritas NetBackup Remote Hosts]画面でNetBackup をインストールするホストを指定します
Destination Systems[Windows Destination Computers]アイコンを右クリックしドロップダウンメニューから選択するかまたは次のアイコンを使います
99第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
NetBackup をインストールしたいホストのネットワークを検索するためにここをクリックします
[Available Systems]ダイアログボックスで追加するコンピュータを選択し[次へ (Next)]をクリックします
[Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスでリモートコンピュータのインストールを
実行するために使われるアカウントの[User Name]と[Password]を入力します
複数のリモートコンピュータにインストールする場合
は[Remember User Name and Password]の隣にあるボックスをクリックしますこのオプションを
選択すると各リモートコンピュータにこの情報を入
力する必要がなくなります
[OK]をクリックします [Remote Destination Folder]ダイアログボックスでNetBackup がインストールされる[DestinationFolder]を確認または変更しますデフォルトではこの場所は CyenProgramFilesyenVeritas になります複数のリモートコンピュータにインストールする場合
同じ場所を使うには[Use this folder forsubsequent systems]の隣にあるボックスをクリックしますこのオプションを選択すると各リモートコン
ピュータにこの場所を入力する必要がなくなります
参照 (Browse)
ホスト名のリストを含んでいるテキストファイルをインポー
トするためにここをクリックします テキストファイルを作成する場合ホスト名は次の形式で定義する必要があ
ります
DomainyenComputerName
Import
100第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
ホストを手動で追加するためにここをクリックします
[Manual Remote Computer Selection]ダイアログボックスが表示されたら[Domain]と[ComputerName]を入力し[OK]をクリックします
[Remote Computer Login Credentials]ダイアログボックスでリモートコンピュータのインストールを
実行するために使われるアカウントの[User Name]と[Password]を入力します複数のリモートコンピュータに追加およびインストー
ルする場合は[Remember User Name andPassword]の隣にあるボックスをクリックしますこのオプションを選択すると各リモートコンピュータ
にこの情報を入力する必要がなくなります
[OK]をクリックします [Remote Destination Folder]ダイアログボックスでNetBackup がインストールされる[DestinationFolder]を確認または変更しますデフォルトではこの場所は CyenProgramFilesyenVeritas になります複数のリモートコンピュータにインストールする場合
同じ場所を使うには[Use this folder forsubsequent systems]の隣にあるボックスをクリックしますこのオプションを選択すると各リモートコン
ピュータにこの場所を入力する必要がなくなります
[OK]をクリックします
追加 (Add)
[Destination Systems]リストからホストを削除するにはホストを選択しここをクリックします
削除 (Remove)
選択したリモートホストの NetBackup ファイルのインストールの宛先を変更するためにここをクリックします
Change
[Next]をクリックします
18 [Ready to Install the Program]画面で前述の手順での選択を示す[InstallationSummary]を確認します
メモ あらゆる警告メッセージの概略画面を確認することをお勧めします インストールを続行する前に問題を解決すればインストールおよびアップグレードの問題を
防ぐことができます
次のオプションから 1 つ選択します
インストールを開始するには[Install]をクリックします
101第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
前の画面を表示して変更するには[Back]をクリックしその後この画面に戻って[Install]をクリックします
インストールをキャンセルするには[Cancel]をクリックします
[Install]をクリックするとインストール処理が開始されインストールの進捗状況を示す画面が表示されますこの処理には数分かかる場合があります
リモートインストールは 5 つまで並行して行われます1 つのリモートインストールが完了すると別のリモートインストールが開始し最大 5 つのインストールが進行中となります
[Install]をクリックした後に[Cancel]をクリックしてもインストールはすぐに停止しませんインストールはインストールがすでに開始してしまったすべてのリモートホスト
で続行しますただしその時点以降に指定されたホストにはクライアントソフトウェ
アはインストールされません
NetBackup では[Cancel]をクリックしたときに完了していたリモートインストールはすべて正常に終了したものと見なされます
19 [インストールを完了する (Instllation Complete)]画面で[完了 (Finish)]をクリックします
次の場所にあるインストールログを確認します
ALLUSERSPROFILEyenVeritasyenNetBackupyenInstallLogsyen
インストールログファイルは詳しいインストール情報を提供しエラーが発生したか
どうかを表示します
メモ 複数のコンピュータにリモートインストールを実行する場合このオプションではローカルコンピュータのログのみを表示できますインストールのために選択し
た各コンピュータにそれぞれのインストールログファイルが含まれていますリモート
コンピュータのログファイルを表示するにはWindows エクスプローラのウィンドウを開いて yenyenCOMPUTERNAME と入力しInstallLogs ディレクトリにナビゲートします
インストールログを検索し次のエラーが表示されているかどうかを確認します
Return Value 3 を含む文字列
重要なログメッセージは次のように色分けされます
黄色 = 警告赤 = エラー
102第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
NetBackup Windows クライアントのサイレントインストールサイレントインストール処理は対話形式の入力を必要としませんただし
silentclientcmd ファイルを実行する前にそのファイルを編集しておく必要があります
NetBackup クライアントのサイレントインストールはNetBackup サービスをローカル管理者以外のユーザーで実行する場合はサポートされません
カスタムのサービスアカウントを使用して NetBackup をインストールする場合は次の項を参照してください
p94 の 「NetBackup Windows クライアントのローカルまたはリモートでのインストール」を参照してください
ローカル NetBackup クライアントのサイレントインストールを実行するために次の手順を使います
Windows で NetBackup クライアントソフトウェアのサイレントインストールを実行する方法
1 ESD イメージ (ダウンロード済みファイル) が存在する場所に移動します
2 ハードディスクドライブの一時フォルダに次のディレクトリの内容をコピーしますたと
えばCyentemp にコピーします
x64
3 コピー元のファイルは読み取り専用であるためハードディスクドライブにコピーした
ファイルの権限を変更して更新できるようにします
4 一時ディレクトリでテキストエディタを使用して silentclientcmd ファイルを編集しスクリプトによって必要なクライアントソフトウェアがインストールされるようにしま
す
5 silentclientcmd スクリプトを実行します
6 インストールが正常だったことを検証するには次のディレクトリのインストールログ
ファイルを調べます
ALLUSERSPROFILEyenVeritasyenNetBackupyenInstallLogs
NetBackup クライアントの構成方法次のいずれかの操作を実行してNetBackup クライアントを構成することができます
バックアップアーカイブおよびリストアインターフェースを起
動します
[ファイル (File)]gt[NetBackup マシンおよびポリシー形式の指定 (Specify NetBackup Machines )]をクリックします
サーバーまたはメディアサー
バーの追加方法
103第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールWindows での NetBackup クライアントのインストールについて
バックアップアーカイブおよびリストアインターフェースを起
動します
[ファイル (File)]gt[NetBackup クライアントのプロパティ(NetBackup Client Properties)]をクリックします
クライアントプロパティを表示お
よび変更する方法
NetBackup 管理コンソールを開きます [ホストプロパティ (Host Properties)]を展開し[クライアント
(Clients)]をクリックします 右ペインでクライアントを右クリックし[プロパティ
(Properties)]を選択します表示されるダイアログボックスの[サーバー (Servers)]タブにWindows クライアントへのアクセスが必要であるNetBackup のすべてのサーバーが一覧表示されます
サーバープロパティを表示およ
び変更する方法
クライアント構成について詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol 1』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
UNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
UNIXLinux クライアントのインストールはクライアントコンピュータのローカルで実行するかまたは UNIXLinux 版 NetBackup サーバーからリモートで実行することができますUNIXLinux NetBackup サーバーからクライアントソフトウェアをリモートでインストールするにはクライアント形式のソフトウェアを UNIXLinux サーバーに最初にインストールする必要があります
UNIXLinux システムで NetBackup クライアントソフトウェアをインストールするときは次を注意します
104第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
アドオン製品およびデータベースエージェントの多くは
NetBackup クライアントパッケージとともにインストールされるようになりましたこれらの製品を個別にインストールする必要はなく
なりました
次の製品が NetBackup 812 クライアントパッケージに含まれるようになりました(製品がプラットフォームでサポートされている場
合)
BMR ブートサーバー DB2 暗号化
Informix VxUpdate エージェント Lotus Notes Oracle SAP Snapshot Client Sybase
リストにある製品のバイナリはクライアントパッケージによって配置
されますただし製品を有効にするには有効なライセンスが必
要です製品構成が前に必要であった場合 (db2_config など) は構成も必要となります
フランス語日本語中国語の言語パッケージは別のアドオンの
ままですこれらの製品をインストールしアップグレードする処
理は変わりません
UNIXLinux パッケージの統合
gzip および gunzip コマンドが各システムにインストールされている必要がありますこれらのコマンドがインストールされてい
るディレクトリはroot ユーザーの PATH 環境変数設定に含まれている必要があります
gzip および gunzip コマンド
105第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
UNIXLinux クライアントからバックアップまたはリストアを開始するには次のグラフィカルインターフェースが利用可能です
NetBackup-Java と互換性があるクライアントではNetBackup-Java インターフェース (jbpSA) を使うことができますインターフェースには複数のバージョンが存在します
-h オプションを使用し-r オプションを確認するとサポート対象バージョンがわかります
NetBackup-Java と互換性がないクライアントではbp インターフェースを使用できます
グラフィカルインターフェースとの互換性に関する詳しい情報が
利用可能です『NetBackup Software Compatibility List (SCL)』を参照してください
httpwwwnetbackupcomcompatibility
メモ SCL の「バックアップポリシーのためのクライアントの選択」セクションに記載され「NetBackup 管理コンソール」セクションに記載されていないクライアントはバックアップとリストアのサポー
ト対象になりますが利用可能なすべてのグラフィカルインター
フェースをサポートしません
NetBackup-Java 互換性
UNIXLinux クライアントのインストール方式について次の方式を使用してUNIXLinux システムで NetBackup クライアントをインストールできます
この方式はインストールスクリプトを実行するコンピュータにク
ライアントソフトウェアをインストールします
クライアントをデフォルト以外の場所にインストールするには
クライアントソフトウェアをインストールする前にディレクトリを作
成してリンクさせる必要がありますまずソフトウェアを保存
するディレクトリを作成してからそのディレクトリへのリンクとし
て usropenv を作成します IBM 社の zSeries クライアントと IBM 社の pSeries Linux クライアントではNetBackup の ESD イメージの内容を仮想Linux 環境で読み込むことができる場所に転送する必要がありますイメージはNFS マウントコマンドを使用して転送できます
p107 の 「UNIX クライアントのローカルインストール」 を参照してください
ローカルインストール
106第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
UNIXLinux 版 NetBackup サーバーから UNIXLinux クライアントコンピュータにクライアントソフトウェアをプッシュインス
トールできますUNIXLinux クライアントはメディアサーバーまたはマスターサーバーではなく完全なクライアントである
必要がありますクライアントソフトウェアのプッシュインストー
ルは推奨インストール方式です
UNIXLinux クライアントにプッシュする前にサーバーで最初に NetBackup クライアントの形式のソフトウェアをインストールする必要がありますそれからクライアント名を含むポリ
シーを作成する必要があります
httpwwwveritascomdocsDOC5332p52 の 「マスターサーバーへのクライアント形式のソフトウェアのインストール」 を参照してください
NetBackup UNIXLinux サーバーから Windows クライアントソフトウェアをリモートインストールすることはできません
ファイアウォールによってクライアントのリモートインストールを
実行できない場合があります
IBM 社の zSeries および IBM 社の pSeries Linux などのクライアントがESD イメージにアクセスできない場合がありますこのような場合はUNIXLinux のマスターサーバーまたはメディアサーバーからクライアントソフトウェアをプッシュす
る必要があります
次のリモートインストール方式を利用できます
p122 の 「ssh の方法を使用したクライアントソフトウェアのインストール」 を参照してくださいp123 の 「sftp の方法を使用したクライアントソフトウェアのインストール」 を参照してください
リモート (プッシュ) インストール
p89 の 「NetBackup クライアントのインストールについて」 を参照してください
UNIX クライアントのローカルインストールNetBackup クライアントソフトウェアをローカルコンピュータにインストールするには次の手順を実行します
クライアントソフトウェアを UNIX クライアントにローカルインストールする方法
1 インストールスクリプトを開始するには次のいずれかの方法を使用します
インストールイメージが存在する場所に移動します
次のコマンドを入力します
install
ESD イメージ (ダウンロード済みファイル)
107第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
NetBackup ではネーティブインストーラによる UNIX とLinux のクライアントバイナリのインストールとアップグレードがサポートされます詳細情報を参照できます
p110 の 「ネーティブインストーラによる UNIX と Linux のクライアントバイナリのインストールとアップグレード」 を参照してください
ネーティブインストールツール
2 次のメッセージが表示されたらEnter キーを押して続行します
Veritas Installation Script
Copyright 1993 - 2016 Veritas Corporation All Rights Reserved
Installing NetBackup Client Software
Please review the VERITAS SOFTWARE LICENSE AGREEMENT located on
the installation media before proceeding The agreement includes
details on the NetBackup Product Improvement Program
For NetBackup installation and upgrade information specific to
your
platform and to find out if your installed EEBs or hot fixes are
contained in this release check out the Veritas Services and
Operations Readiness Tools (SORT) Installation and Upgrade
Checklist
and Hot fix and EEB Release Auditor respectively at
httpssortveritascomnetbackup
Do you wish to continue [yn] (y)
クライアントのバイナリはバイナリがコンパイルされたオペレーティングシステムの
バージョンを表します通常バイナリはより新しいバージョンのオペレーティング
システム上で問題なく動作します インストール手順によってシステムに適したバイナリのコピーが試行されますスクリプトでローカルのオペレーティングシステムが
認識されない場合は選択肢が表示されます
3 y を入力しEnter キーを押してソフトウェアのインストールを続行します
Do you want to install the NetBackup client software for this
client [yn] (y)
4 NetBackup マスターサーバーの名前を入力しEnter キーを押して続行します
NetBackup マスターサーバーの名前を入力します
108第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
5 NetBackup クライアント名を確認しEnter キーを押して続行します
Would you like to use client_name as the configured name of the
NetBackup client [yn] (y)
6 (該当する場合) メッセージが表示されたら1 台以上のメディアサーバーを入力します
This host cannot connect directly to the master server therefore
one or more media servers are required in order to contact the
master server for security information Enter the media servers
(one per line) or X to skip the question Enter Q to indicate
all
media servers have been entered
Enter a media server for host masterdomain Q to quit or X to
skip this question
mediadomainq
7 続行を決定するとインストーラは認証局の証明書の詳細をフェッチします
Getting CA certificate details
Depending on the network this action may take a few minutes To
continue without setting up secure communication press Ctrl+C
Ctrl+C を押す場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュリティコン
ポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
8 メッセージが表示されたら指紋情報を確認し正確であることを承認します
Master server [master_name] reports CA Certificate fingerprint
[fingerprint] Is this correct [yn] (y)
指紋情報を承認するとインストーラは認証局の証明書の詳細を保存します
Storing CA certificate
Depending on the network this action may take a few minutes To
continue without setting up secure communication press Ctrl+C
Ctrl+C を押す場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュリティコン
ポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
109第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
9 インストーラは認証局の証明書の保存後にホスト証明書をフェッチします
Getting host certificate
Depending on the network this action may take a few minutes To
continue without setting up secure communication press Ctrl+C
Ctrl+C を押す場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュリティコン
ポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
10 (該当する場合) 認証トークンを求めるメッセージが表示されたらトークンを入力してください
An authorization token is required in order to get the host
certificate for this host At the prompt enter the authorization
token or q to skip the question NOTE The answer entered will
not be displayed to the terminal
Enter the authorization token for master_server_FQDN or q to skip
トークンの形式は大文字で 16 文字ですCtrl+C を押す場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行す
る必要があります必要なセキュリティコンポーネントが存在しない場合はバックアッ
プとリストアが失敗します
11 プロンプトに従ってインストールを完了します
インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参照できます
p10 の 「NetBackup インストールディレクトリの制限事項」 を参照してください
12 インストール完了後[Exit from this Script]を選択します
ネーティブインストーラによる UNIX と Linux のクライアントバイナリのインストールとアップグレード
ネーティブインストーラを使用してNetBackup UNIX および Linux クライアントをインストールまたはアップグレードできるようになりましたNetBackup インストールスクリプトや推奨インストーラを使用することができますただしDebian パッケージを使用するクライアントには当てはまりませんそれらのクライアントはNetBackup インストールスクリプトを使用してインストールまたはアップグレードする必要があります
AIX の場合 lslppinstallp
HP-UX の場合 swlistswinstall
Linux の場合 rpmyum など
Solaris の場合 pkginfopkgadd
110第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
インストールまたはアップグレードに成功するとusropenvpackinstallhistory
ファイルに記録されます
ネーティブインストーラを使用して UNIX または Linux クライアントバイナリをインストールまたはアップグレードするには
1 クライアントの tmp ディレクトリに NetBackup インストール応答ファイル(NBInstallAnswerconf) を作成してください応答ファイルとその内容に関する詳しい情報を参照できます
p167 の 「NetBackup 応答ファイルについて」 を参照してください
2 次の情報を使って NBInstallAnswerconf に値を指定します
SERVER=master_server_name
CLIENT_NAME=client_name
CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT=fingerprint
例 (指紋の値は読みやすくするため折り返されています)
SERVER=master_01
CLIENT_NAME=client_101
CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT=0123456789ABCDEF01234567
89ABCDEF01234567
お使いの NetBackup 環境のセキュリティ構成に応じて応答ファイルにAUTHORIZATION_TOKEN オプションを追加する必要がありますAUTHORIZATION_TOKEN オプションに関する詳しい情報を参照できます
p167 の 「NetBackup 応答ファイルについて」 を参照してください
さらにNBInstallAnswerconf ファイルに次のいずれかのオプションを追加できます各オプションに関する詳細情報を参照できます
p167 の 「NetBackup 応答ファイルについて」 を参照してください
CLIENT_NAME=XLOCALHOSTX
SERVICES=no
3 適切なクライアントパッケージから必要なクライアントファイルを抽出してクライアン
トコンピュータにコピーします
十分な容量があるシステムに UNIX クライアント用の CLIENTS1 パッケージをダウンロードする
十分な容量があるシステムに Linux クライアント用の CLIENTS2 パッケージをダウンロードする
CLIENTS1 ファイルまたは CLIENTS2 ファイルの内容を抽出する例
111第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
gunzip NetBackup_812_CLIENTS1targz tar ndashxvf NetBackup_812_CLIENTS1tarAIX
gunzip -dc NetBackup_812_CLIENTS1targz | tar -xvfHP-UX
tar -xzvf NetBackup_812_CLIENTS2targzLinux
tar -xzvf NetBackup_812_CLIENTS1targzSolaris
目的のオペレーティングシステムのディレクトリに移動します
例
CLIENTS1NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientRS6000AIX6AIX
CLIENTS1NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientHP-UX-IA64HP-UX1131HP-UX
Linux RedHat の場合
CLIENTS2NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientLinuxRedHat2618
Linux SuSE の場合
CLIENTS2NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientLinuxSuSE3076
Linux
Linux-s390x RedHat の場合
CLIENTS2NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientLinux-s390xIBMzSeriesRedHat2618
Linux-s390x SuSE の場合
CLIENTS2NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientLinux-s390xIBMzSeriesSuSE3076
Linux -s390x
Linux-ppc64le RedHat の場合
CLIENTS2NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientLinux-ppc64leIBMpSeriesRedHat3100
Linux-ppc64le SuSE の場合
CLIENTS2NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientLinux-ppc64leIBMpSeriesSuSE4421
Linux -ppc64le
Solaris SPARC の場合
CLIENTS1NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientSolarisSolaris10
Solaris x86 の場合
CLIENTS1NBClientsanbClientsusropenvnetbackupclientSolarisSolaris_x86_10_64
Solaris
112第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
以下に示すファイルをクライアントコンピュータにコピーします
VRTSnbpckimageVRTSpbximagegzVRTSnbcltimagegzVRTSnbjreimagegzVRTSnbjavaimagegzVRTSpddeaimagegzVRTSnbcfgimagegz
AIX
VRTSnbpckdepotVRTSpbxdepotgzVRTSnbcltdepotgzVRTSnbjredepotgzVRTSnbjavadepotgzVRTSpddeadepotgzVRTSnbcfgdepotgz
HP-UX
VRTSnbpckrpmVRTSpbxrpmVRTSnbcltrpmVRTSnbjrerpmVRTSnbjavarpmVRTSpddearpmVRTSnbcfgrpm
メモ VRTSnbjrerpmVRTSnbjavarpmVRTSpddearpm の各ファイルはIBM pSeries クライアントではサポートされません
Linux
pkg_defaultsVRTSnbpckpkggzVRTSpbxpkggzVRTSnbcltpkggzVRTSnbjrepkggzVRTSnbjavapkggzVRTSpddeapkggzVRTSnbcfgpkggz
メモ Solaris クライアントバイナリには pkg_defaults という非表示の管理ファイルが含まれますこの管理ファイルにはデフォルトのインス
トール処理が含まれています
Solaris
113第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
メモ NetBackup Java コンソールの RPM (VRTSnbjava) は省略可能です環境内のすべてのクライアントに NetBackup Java コンソールをインストールする必要がないこともあります
メモ zArchitecture クライアント用の VRTSpddearpm はないことに注意してください
メモ VRTSnbjrerpmVRTSnbjavarpmVRTSpddearpm の各ファイルはIBMpSeries クライアントではサポートされません
4 (該当する場合) SolarisHP-UXおよび AIX でのみ次のコマンドを使用して圧縮パッケージファイルを抽出します
gunzip VRTS
この処理で以下に示すすべてのパッケージファイルが抽出されます
VRTSnbpckpkg
VRTSpbxpkg
VRTSnbcltpkg
VRTSnbjrepkg
VRTSnbjavapkg
VRTSpddeapkg
VRTSnbcfgpkg
5 以下のコマンドを示されている順序で実行してファイルをインストールします
installp ndashad VRTSnbpckimage allinstallp ndashad VRTSpbximage allinstallp ndashad VRTSnbcltimage allinstallp ndashad VRTSnbjreimage allinstallp ndashad VRTSnbjavaimage allinstallp ndashad VRTSpddeaimage allinstallp ndashad VRTSnbcfgimage all
次のコマンドのみを使用してすべてのパッケージをインストールすることもで
きます
installp ndashad folder_name all
AIX
114第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
swinstall ndashs VRTSnbpckdepot yenswinstall ndashs VRTSpbxdepot yenswinstall ndashs VRTSnbcltdepot yenswinstall ndashs VRTSnbjredepot yenswinstall ndashs VRTSnbjavadepot yenswinstall ndashs VRTSpddeadepot yenswinstall ndashs VRTSnbcfgdepot yen
次のコマンドのみを使用してすべてのパッケージをインストールすることもで
きます
swinstall -s VRTSnbpckdepot yenswinstall -sVRTSpbxdepot yenswinstall -s VRTSnbcltdepotyenswinstall -s VRTSnbjredepot yenswinstall -sVRTSnbjavadepot yenswinstall -s VRTSpddeadepotyenswinstall -s VRTSnbcfgdepot yen
HP-UX
rpm ndashU VRTSnbpckrpmrpm ndashU VRTSpbxrpmrpm ndashU VRTSnbcltrpmrpm ndashU VRTSnbjrerpmrpm ndashU VRTSnbjavarpmrpm ndashU VRTSpddearpmrpm ndashU VRTSnbcfgrpm
メモ VRTSnbjrerpmVRTSnbjavarpmVRTSpddearpm の各ファイルはIBM pSeries クライアントではサポートされません
Linux
115第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
以下に示す pkgadd -a admin -d device [pkgid] コマンドを使用してファイルをインストールします
pkgadd -a pkg_defaults -d VRTSnbpckpkg VRTSnbpckpkgadd -a pkg_defaults -d VRTSpbxpkg VRTSpbxpkgadd -a pkg_defaults -d VRTSnbcltpkg VRTSnbcltpkgadd -a pkg_defaults -d VRTSnbjrepkg VRTSnbjrepkgadd -a pkg_defaults -d VRTSnbjavapkg VRTSnbjavapkgadd -a pkg_defaults -d VRTSpddeapkg VRTSpddeapkgadd -a pkg_defaults -d VRTSnbcfgpkg VRTSnbcfg
-a オプションではデフォルトの管理ファイルの代わりに使用する特定のadmin (pkg_defaults) を指定します管理ファイルにはデフォルトのインストール処理が含まれます
-d デバイスオプションではソフトウェアパッケージのソースを指定しますデバイスにはデバイスディレクトリまたはスプールディレクトリのパ
スを指定できます
pkgid パラメータを使用してインストールするパッケージの名前を指定しますこのパラメータは必要に応じて指定します
Solaris
6 (該当する場合) 応答ファイルがないか正しく構成されていない場合は次のエラーメッセージが表示されます
WARNING There is no answer file present and no valid
bpconfTherefore security configuration is not completeManual
steps are required before backups and restores can occurFor more
information
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000127129
usropenvnetbackupbinprivate ディレクトリに変更しnb_init_cfg コマンドを実行して bpconf ファイルを構成します手動で bpconf ファイルを構成することもできますセキュリティと証明書の構成を手動で設定しなければならない場
合があります詳細情報を参照できます
httpswwwveritascomsupporten_USarticle000127129
UNIX クライアントと Linux クライアントに NetBackup インストールスクリプトを使用する場合はインストールの動作に 1 つだけ変更点がありますNetBackup インストールスクリプトはインストールパッケージをクライアントの usropenvpack ディレクトリにコピーしなくなりましたインストールまたはアップグレードに成功する
とusropenvpackinstallhistory ファイルに記録されます
116第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
UNIXLinux のインストールエラーメッセージエラーの原因その解決策
ここに示されている手順とは異なるインストールを試みるとエラーメッセージが表示され
ることがあります表 6-2に処理およびそれによって生成されるメッセージをいくつか示します
表 6-2 インストールのエラーメッセージと解決策
解決方法エラーメッセージインストール処理
AIX の場合
lslpp ndashL package_name コマンドを使用してインストールされているパッケージの名前を
特定しますこのパッケージをアンインストールし
てから操作を再試行します
installp -ad VRTSnbpckimage all
package VRTSnbpckimage is alreadyinstalled
同じバージョンのバイナ
リが存在するのにバイナ
リをインストールしようとす
る
イメージパッケージの正しいインストール順序に
ついてはマニュアルを参照してください依存
パッケージの一覧表示のエラーで詳しい情報
を取得することもできます
p111 の 「ネーティブインストーラを使用して UNIXまたは Linux クライアントバイナリをインストールまたはアップグレードするには」 を参照してください
installp -ad VRTSnbcfgimage all
error Failed dependencies
VRTSnbclt gt= 8100 is needed byVRTSnbcfg-version-platform
誤った順序でバイナリを
インストールしようとする
lslpp ndashL package_name コマンドを使用してインストールされているパッケージの名前を
特定しますこのパッケージをアンインストールし
てから操作を再試行します
installp ndashd VRTSnbcltimage all
WARNING
fileusropenvlibjavanbvmwaretagsjarfrom install ofVRTSnbclt-version-platformconflicts with file from packageVRTSnbclt-version-platform
新しいバージョンのバイ
ナリが存在する場合に古
いバージョンのバイナリを
インストールしようとする
HP-UX の場合
swlist コマンドを使用してインストールされているパッケージの名前を特定しますこのパッケー
ジをアンインストールしてから操作を再試行しま
す
swinstall ndashs VRTSnbpckdepot
1 filesets have the selectedrevision already installed
同じバージョンのバイナ
リが存在するのにバイナ
リをインストールしようとす
る
117第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
解決方法エラーメッセージインストール処理
デポパッケージの正しいインストール順序につい
てはマニュアルを参照してください依存パッ
ケージの一覧表示のエラーで詳しい情報を取
得することもできます
p111 の 「ネーティブインストーラを使用して UNIXまたは Linux クライアントバイナリをインストールまたはアップグレードするには」 を参照してください
swinstall -s VRTSnbcfgdepot
ERROR hostname The softwaredependencies for 1 products orfilesets cannot be resolved
誤った順序でバイナリを
インストールしようとする
swlist コマンドを使用してインストールされているパッケージの名前を特定しますこのパッケー
ジをアンインストールしてから操作を再試行しま
す
swinstall ndashs VRTSnbcltdepot
WARNING hostname 1 filesetshave a version with a higherrevision number already installed
新しいバージョンのバイ
ナリが存在する場合に古
いバージョンのバイナリを
インストールしようとする
Linux の場合
rpm コマンドを使ってインストールされているパッケージの名前を特定しますこのパッケージをア
ンインストールしてから操作を再試行します
rpm -U VRTSnbpckrpm
packageVRTSnbpckrpm-version-platform isalready installed
同じバージョンのバイナ
リが存在するのにバイナ
リをインストールしようとす
る
マニュアルを参照してRPM の正しいインストール順序を確認します詳細情報を参照できます
p111 の 「ネーティブインストーラを使用して UNIXまたは Linux クライアントバイナリをインストールまたはアップグレードするには」 を参照してください
rpm -U VRTSnbcfgrpm
error Failed dependencies
VRTSnbclt gt= 8100 is needed byVRTSnbcfg-version-platform
誤った順序でバイナリを
インストールしようとする
rpm コマンドを使ってインストールされているパッケージの名前を特定しますこのパッケージをア
ンインストールしてから操作を再試行します
rpm -U VRTSnbcltrpm
fileusropenvlibjavanbvmwaretagsjarfrom install ofVRTSnbclt-version-platformconflicts with file from packageVRTSnbclt-version-platform
新しいバージョンのバイ
ナリが存在する場合に古
いバージョンのバイナリを
インストールしようとする
Solaris の場合
118第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
解決方法エラーメッセージインストール処理
pkginfo コマンドを使用して現在インストールされているパッケージの名前を特定しますこの
パッケージをアンインストールしてから操作を再
試行します
またはパッケージに付属する管理ファイルを使
用してパッケージを再インストールします
同じバージョンのバイナ
リが存在するのにバイナ
リをインストールしようとす
る
119第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
解決方法エラーメッセージインストール処理
pkgadd -a pkg_defaults -dVRTSnbpckpkg VRTSnbpck
Processing package instanceltVRTSnbpckgt fromltrootpackagesSolarisSolaris_x86_10_64VRTSnbpckpkggt
NetBackup Pre-Check(i386) 8100This appears to be an attempt toinstall the same architecture andversion of a package which isalready installed Thisinstallation will attempt tooverwrite this package
Copyright 2017 VeritasTechnologies LLC All rightsreserved
Executing checkinstall script
Using ltgt as the package basedirectory
Processing package information
Processing system information
6 package pathnames are alreadyproperly installed
Verifying disk spacerequirements
Installing NetBackup Pre-Check asltVRTSnbpckgt
Executing preinstall script
Wednesday May 10 2017 031544PM IST Installing packageVRTSnbpck
120第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
解決方法エラーメッセージインストール処理
Installing NB-Pck
Installing part 1 of 1
[ verifying class ltNBclassgt ]
Executing postinstall script
Wednesday May 10 2017 031545PM IST Install of packageVRTSnbpck was successful
パッケージの正しいインストール順序について
はマニュアルを参照してください詳細情報を
参照できます
p111 の 「ネーティブインストーラを使用して UNIXまたは Linux クライアントバイナリをインストールまたはアップグレードするには」 を参照してください
pkgadd -a pkg_defaults -dVRTSnbcltpkg VRTSnbclt
ERROR VRTSnbpck gt=8100 isrequired by VRTSnbcltcheckinstallscript suspends
誤った順序でバイナリを
インストールしようとする
pkginfo コマンドを使用して現在インストールされているパッケージの名前を特定しますこの
パッケージをアンインストールしてから操作を再
試行します
pkgadd -a pkg_defaults -dVRTSnbcltpkg VRTSnbclt
Processing package instanceltVRTSnbcltgt fromltroot80packagesSolarisSolaris_x86_10_64VRTSnbcltpkggt
NetBackup Client(i386) 8000
The following instance(s) of theltVRTSnbcltgt package are alreadyinstalled on this machine
1 VRTSnbclt NetBackup Client
(i386) 8100
Do you want to overwrite thisinstalled instance [ynq]
新しいバージョンのバイ
ナリが存在する場合に古
いバージョンのバイナリを
インストールしようとする
UNIX または Linux クライアントのリモートインストール方式について次の方法を使用してクライアントソフトウェアを UNIX または Linux マスターサーバーからクライアントホストに送信できます
ssh
121第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
p122 の 「ssh の方法を使用したクライアントソフトウェアのインストール」 を参照してください
sftp
p123 の 「sftp の方法を使用したクライアントソフトウェアのインストール」 を参照してください
パスワードなしの sshp124 の 「パスワードなしの ssh の方法を使用する UNIX クライアントでのクライアントソフトウェアのインストール」 を参照してください
メモ クラスタ環境でのインストールの場合NetBackup サーバーの実際のローカルホスト名ではなく仮想名を入力しますクライアントソフトウェアのプッシュインストールを実行
できるのはアクティブノードからだけです
ssh の方法を使用したクライアントソフトウェアのインストールこのクライアントインストール方式は SunSSH と OpenSSH 製品の使用に基づいておりSunSSH と OpenSSH を特定のバージョンレベルとパッチレベルに設定しておく必要がありますこれらのパッチについて詳しくは『Veritas NetBackup 812 リリースノート』を参照してください
この手順を実行する前に次のガイドラインを参照してください
ssh の方法を使用するにはUNIX クライアントの sshd を有効にして root ユーザーログインできるように構成する必要があります
SSH デーモン (sshd)
クライアントソフトウェアをデフォルト以外の場所にインストールす
る場合まず目的のディレクトリを作成してリンクさせる必要が
ありますクライアントソフトウェアを保存するディレクトリを作成し
てからそのディレクトリへのリンクとして usropenv を作成します
インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参照で
きます
p10 の 「NetBackup インストールディレクトリの制限事項」 を参照してください
クライアントソフトウェアの場所
クライアントがバックアップポリシーに割り当てられていることを確
認します
バックアップポリシー
ssh の方法を使用して UNIX マスターサーバーから UNIX クライアントにクライアントソフトウェアをインストールする方法
NetBackup サーバーでinstall_client_files スクリプトを実行します
122第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
次のいずれかのコマンドを使用します
一度に 1 つのクライアントにのみソフトウェアを移動する方法usropenvnetbackupbininstall_client_files ssh client
client はクライアントのホスト名です
ソフトウェアをすべてのクライアントに一度に移動する方法
usropenvnetbackupbininstall_client_files ssh ALL
ALL オプションはサーバーのバックアップポリシーに構成されているすべてのクライアントのインストールを指定します
sftp の方法を使用したクライアントソフトウェアのインストールこのクライアントインストール方式は SunSSH と OpenSSH 製品の使用に基づいておりSunSSH と OpenSSH を特定のバージョンレベルとパッチレベルに設定しておく必要がありますこれらのパッチについて詳しくは『Veritas NetBackup 812 リリースノート』を参照してください
この手順を実行する前に次のガイドラインを参照してください
この方法を使用するにはUNIX クライアントの sshd を有効にして root または root 以外のユーザーログインができるように構成する必要があります
SSH デーモン (sshd)
クライアントソフトウェアをデフォルト以外の場所にインストールす
る場合まず目的のディレクトリを作成してリンクさせる必要が
ありますソフトウェアを保存するディレクトリを作成してからその
ディレクトリへのリンクとして usropenv を作成します
インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参照で
きます
p10 の 「NetBackup インストールディレクトリの制限事項」 を参照してください
クライアントファイルの場所
クライアントがバックアップポリシーに割り当てられていることを確
認します
バックアップポリシー
sftp の方法を使用して UNIX マスターサーバーから UNIX クライアントにクライアントソフトウェアをインストールする方法
1 サーバーからクライアントの tmp ディレクトリにクライアントソフトウェアを移動するにはNetBackup サーバーで install_client_files スクリプトを実行します
次のいずれかのコマンドを使用します
ソフトウェアを 1 つのクライアントに一度に移動する方法usropenvnetbackupbininstall_client_files sftp client user
123第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
client はクライアントのホスト名ですuser はクライアントの SSH で必要なログイン ID です
ソフトウェアをすべてのクライアントに一度に移動する方法
usropenvnetbackupbininstall_client_files sftp ALL user
ALL オプションはサーバーのバックアップポリシーに構成されているすべてのクライアントのインストールを指定します
user はクライアントで必要なログイン ID です
2 スクリプトが実行された後各クライアントコンピュータの root ユーザーは次のスクリプトを実行する必要があります
sh tmpbpltpidgtclient_config
pid はプロセス ID ですclient_config スクリプトはバイナリをインストールします
パスワードなしの ssh の方法を使用する UNIX クライアントでのクライアントソフトウェアのインストール
セキュリティで保護された UNIX クライアントとはマスターとの間にパスワードなしの ssh構成が設定されているクライアントです
パスワードなしの ssh 構成が設定されていない UNIX クライアントではスクリプトを使用してそれらの UNIX クライアント上のローカルにソフトウェアをインストールできます
ポリシーユーティリティが選択されている場合ポリシーの[クライアント (Clients)]タブまたは[処理 (Actions)]メニューからUNIX クライアントにクライアントソフトウェアをインストールできます
UNIX クライアントにクライアントソフトウェアをインストールする前に次の前提条件を満たす必要があります
UNIX NetBackup サーバーからにかぎりクライアントソフトウェアを NetBackup 管理コンソールからインストールできますこのサーバーはインターフェースの起動時
にログオンダイアログボックスで指定したサーバーである必要がありますまたこの
サーバーは現在バックアップポリシーの管理に使用しているマスターサーバーである
必要がありクライアントはこのマスターサーバーのポリシーに含まれている必要があ
ります
ソフトウェアインストールを受信する各クライアントは現在のマスターサーバーととも
にパスワードなしの ssh が設定されている必要がありますクライアントとマスターサーバー間のパスワードなしの ssh は NetBackup の正しい動作のために必須ではありませんパスワードはクライアントソフトウェアがインストール
された後に無効にすることができます
124第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
UNIX クライアントにクライアントソフトウェアをインストールする方法
1 NetBackup 管理コンソールで[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]gt[ポリシー (Policies)]を展開します
メモ クライアントソフトウェアをインストールする場合[ファイル (File)]gt[サーバーの変更 (Change Server)]をクリックして別のマスターサーバーに変更することはできませんマスターサーバーはログオンダイアログボックスで指定したサーバーであ
る必要があります
2 [すべてのポリシー (All Policies)]中央ペインの上部でマスターサーバー名を選択します
3 [処理 (Actions)]メニューで[UNIX クライアントソフトウェアのインストール (InstallUNIX Client Software)]をクリックします
4 認証トークンを入力しマスターサーバーに接続します
メモ 証明書の配備のセキュリティ設定に応じてNetBackup ホストは認証局 (マスターサーバー) からホスト ID ベースの証明書を取得するために認証トークンを必要とする場合がありますセキュリティ設定が[最高 (Very High)]または[高 (High)]で再インストールの場合は認証トークンは必須です[中 (Medium)]のセキュリティ設定の場合認証トークンはオプションです
認証トークンを作成する方法について詳しくは『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』の「ホスト ID ベースの証明書のトークン管理について」を参照してください
入力した認証トークンの詳細を表示するには[トークンの表示 (Show Token)]チェックボックスを選択します
5 [インストール対象外のクライアント (Dont install these clients)]ボックスのリストでソフトウェアを受信するクライアントを選択します[追加 (Add)]をクリックして[インストール対象のクライアント (Install these clients)]ボックスにクライアント名を移動します
6 [クライアントソフトウェアのインストール (Install Client Software)]をクリックしてインストールを開始します
クライアントソフトウェアのインストールには1 つのクライアントにつき数分かかる場合がありますインストールの進捗状況に従って[進捗状況 (Progress)]ボックスにメッセージが書き込まれますクライアントに正常にインストールされなかった場合
ユーザーに通知されますがそのクライアントはポリシー内に保持されますインス
トールは一度開始すると停止できません
インストールではNetBackup は次の処理が実行されます
125第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
クライアントソフトウェアがコピーされます
サーバーの usropenvnetbackupclient ディレクトリからコピーされます
クライアントの usropenvnetbackup ディレクトリにコピーされます
必要なエントリがクライアントの etcservices ファイルおよび inetdconfファイルに追加されます
7 インストールが完了したら[閉じる (Close)]をクリックします
クライアントソフトウェアをクライアントの異なる場所にインストールする方法
ソフトウェアを配置するディレクトリを作成します
usropenvnetbackup をそのディレクトリへのリンクとして作成した後でソフトウェアのインストールを行います
サーバーの初期インストール後の UNIX または Linux クライアントの追加
インストール中に選択しなかった UNIX または Linux クライアントが存在する場合にはサーバーのインストール後にその UNIX または Linux クライアントを追加できますまたバックアップ環境に新しい UNIX または Linux クライアントを追加することもできます
クライアントソフトウェアを後でインストールするにはまずNetBackup サーバーにNetBackup クライアントソフトウェアをインストールする必要があります
初期インストール後にサーバーに UNIXLinux クライアントを追加する方法
1 インストールスクリプトを開始するには次のいずれかの方法を使用します
インストールイメージが存在する場所に移動します
次のコマンドを入力します
install
ESD イメージ (ダウンロード済みファイル)
126第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
NetBackup ではネーティブインストーラによる UNIX とLinux のクライアントバイナリのインストールとアップグレードがサポートされます詳細情報を参照できます
p110 の 「ネーティブインストーラによる UNIX と Linux のクライアントバイナリのインストールとアップグレード」 を参照してください
ネーティブインストールツール
2 次のメッセージが表示されたらEnter キーを押して続行します
Veritas Installation Script
Copyright 1993 - 2013 Veritas Corporation All Rights Reserved
Installing NetBackup Client Software
Please review the VERITAS SOFTWARE LICENSE AGREEMENT located on
the installation media before proceeding The agreement includes
details on the NetBackup Product Improvement Program
For NetBackup installation and upgrade information specific to
your
platform and to find out if your installed EEBs or hot fixes are
contained in this release check out the Veritas Services and
Operations Readiness Tools (SORT) Installation and Upgrade
Checklist
and Hot fix and EEB Release Auditor respectively at
httpssortveritascomnetbackup
Do you wish to continue [yn] (y)
クライアントのバイナリはバイナリがコンパイルされたオペレーティングシステムの
バージョンを表します通常バイナリはより新しいバージョンのオペレーティング
システム上で問題なく動作します インストール手順によってシステムに適したバイナリのコピーが試行されますスクリプトでローカルのオペレーティングシステムが
認識されない場合は選択肢が表示されます
127第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
3 コピーするクライアント形式を選択しプロンプトに従ってそのクライアント形式をイン
ストールします目的のクライアント形式がすべてインストールされるまで必要に応
じて繰り返します
サーバーからリモートインストールを行うすべての形式の UNIXLinux クライアントのソフトウェアをコピーしたことを確認します
4 指定したクライアントに NetBackup クライアントソフトウェアをインストールします
p121 の 「UNIX または Linux クライアントのリモートインストール方式について」 を参照してください
サーバーのアップグレード後のクライアントのアップグレードupdate_clients インストールスクリプトによってクライアントにクライアントソフトウェアのプッシュインストールを実行できます NetBackup メディアサーバーまたはマスターサーバーであるリモートクライアントにはクライアントソフトウェアのプッシュインストールは実
行できませんこれは1 つのホスト上のサーバーソフトウェアおよびクライアントバイナリが同じバージョンである必要があるためです
update_clients インストールスクリプトを使用するとサーバーに構成されている完全なクライアントリストを確認できます パラメータを指定せずに実行するとusropenvnetbackupbinadmincmdbpplclients に基づいてすべてのクライアントの更新が試行されます一部のクライアントをアップグレードする場合は一部
のクライアントを指定できますハードウェアおよびオペレーティングシステムのパラメータ
を使用するか-ClientList パラメータを使用します
メディアサーバーから update_clients を実行できますこの場合-ClientList パラメータを使用する必要がありますこのコマンドを使用するとメディアサーバーおよび一
連のクライアントをマスターサーバーよりも前のバージョンに保持できますこのコマンド
を使用するには予定外のクライアントをアップグレードしないようにマスターサーバー
およびメディアサーバーでの update_clients -ClientList コマンドの使用に熟知している必要があります
クラスタ環境の場合クライアントソフトウェアのプッシュインストールを実行できるのはア
クティブノードからだけです
メモ セキュアな環境でクライアントを配備しクライアントがマスターサーバーに直接接続されていない場合は追加の手順が必要になりますこのトピックに関する詳細情報を参
照できます『Veritas NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』でマスターサーバーへの接続なしでクライアントに証明書を配備する方法についてのトピックを参照してくださ
い
クライアントのアップグレードの間に新しいクライアントファイルがクライアントの tmp 内のディレクトリに書き込まれますこのディレクトリには正常にアップグレードを行うために
新しいクライアントファイルを一時的に保存するための十分な領域がなければなりません
128第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
十分な領域が利用可能でない場合アップグレードスクリプトで tmp ディレクトリ内の場所に書き込みを行うことができなかったという状態メッセージが表示されますこの問題を
解決するにはtmp ディレクトリにより多くの領域を割り当ててアップグレード手順を再び実行します一時ディレクトリはアップグレードが完了すると削除されます
サーバーのアップグレード後にクライアントをアップグレードする方法
1 インストールスクリプトを開始するには次のいずれかの方法を使用します
インストールイメージが存在する場所に移動します
次のコマンドを入力します
install
ESD イメージ (ダウンロード済みファイル)
NetBackup ではネーティブインストーラによる UNIX とLinux のクライアントバイナリのインストールとアップグレードがサポートされます詳細情報を参照できます
p110 の 「ネーティブインストーラによる UNIX と Linux のクライアントバイナリのインストールとアップグレード」 を参照してください
ネーティブインストールツール
2 次のメッセージが表示されたらEnter キーを押して続行します
Installing NetBackup Client Software
Do you wish to continue (yn) [y]
クライアントのバイナリはバイナリがコンパイルされたオペレーティングシステムの
バージョンを表します通常バイナリはより新しいバージョンのオペレーティング
システム上で問題なく動作します たとえばSolaris 10 のバイナリは Solaris 11レベルのオペレーティングシステムでも使用されます
3 インストールするクライアント形式を選択しプロンプトに従ってそのクライアント形式
をインストールします目的のクライアント形式がすべてインストールされるまで必
要に応じて繰り返します
このサーバーからプッシュするすべての形式の UNIX クライアントのソフトウェアをインストールしたことを確認してくださいこれを行わない形式の UNIX クライアントはNetBackup のポリシー構成に追加できません
4 NetBackup マスターサーバー上でroot ユーザーとして次のコマンドを入力してbprd が動作しているかどうかを確認します
usropenvnetbackupbinbpps
bprd が動作している場合は次のコマンドを実行して停止します
usropenvnetbackupbinadmincmdbprdreq -terminate
129第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
5 バックアップまたはリストアが実行中ではないことを確認するには次のコマンドを入
力します
usropenvnetbackupbinadmincmdbpdbjobs
6 update_clients スクリプトを実行することによって UNIX クライアントソフトウェアを更新します クライアントのリストには仮想名ではなく各ノードのホスト名を指定します
次のいずれかのコマンドを使用します
usropenvnetbackupbinupdate_clients-ClientList ファイルを使わない場合
usropenvnetbackupbinupdate_clients-ClientList filename
-ClientList ファイルを使う場合
メディアサーバーでは-ClientList パラメータを使用する必要があります
クライアントが 30 を超える場合リストを複数のファイルに分割して各ファイルに対して update_clients を実行できます
クライアントリストファイルを作成するには次の手順を実行します
次のように入力してNetBackup の admincmd ディレクトリに移動します
cd usropenvnetbackupbinadmincmd
bpplclients コマンドを使用して現在 NetBackup データベースに構成されているクライアントのリストが含まれるファイルを作成します このコマンドで使用するオプションは次に示すようにマスターサーバーまたはメディアサーバーの
どちらからプッシュインストールを行うかによって異なります
bpplclients -allunique -noheader gt fileマスターサーバーからプッ
シュインストールを行う場合
bpplclients -allunique -noheader -M yenm_server_name gt file
メディアサーバーからプッ
シュインストールを行う場合
オプションの説明は次のとおりです
環境内の NetBackup マスターサーバーの名前m_server_name
一意のクライアントのリストを含めるファイルの名前 NetBackupデータベース内でクライアントが構成されていない場合ファイル
は空になります
file
130第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
bpplclients コマンドは次の形式で file に出力を書き込みます
hardware os client
ハードウェアの名前たとえばディレクトリ
usropenvnetbackupclient ではls コマンドを実行します
hardware
オペレーティングシステムの名前たとえばディレクトリ
usropenvnetbackupclienthardware ではls コマンドを実行します
os
クライアントの名前client
次にfile の内容の例を示しますSolaris Solaris9 curry
必要に応じてfile を編集しますfile の内容を変更するにはこの手順を実行します NetBackup クライアントソフトウェアで更新するクライアントだけが含まれるように file を編集します クライアントのホスト名はクライアントの各ノード名である必要があります仮想名
は指定できません hostname コマンドと domainname コマンドは個々のノード名の正しい値を戻します 使用できる形式はhostname またはhostnamedomainname のいずれかです
7 update_clients スクリプトを実行するとマスターサーバー情報の入力が要求されます
Starting update_clients script
There are N clients to upgrade
Do you want the bpconf file on the clients updated to list this
server as the master server (yn) [y]
y または n のどちらかを入力します
Enter キーを押します
8 同時に実行する更新の数を入力します
Enter the number of simultaneous updates you wish to take
place [1 - 30] (default 15)
131第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
9 インストーラは認証局の証明書の詳細を取得しようとします
Getting CA certificate details
Depending on the network this action may take a few minutes To
continue without setting up secure communication press Ctrl+C
Ctrl+C を押す場合はインストールを再実行するか必要なセキュリティコンポーネントを使用せずにインストールを続行する必要があります必要なセキュリティコン
ポーネントが存在しない場合はバックアップとリストアが失敗します
認証局の証明書が見つかった場合次のメッセージが表示されます
Using CA Certificate fingerprint from master server
0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF01234567
If clients need an authorization token for installation please
specify one here
Token (leave blank for no authorization token)
認証トークンを空白のままにした場合次のメッセージが表示されます
WARNING Authorization Token was not specified
Manual steps may be required before backups and restores can
occur
10 質問に対してy または n のどちらかを入力します
The upgrade will likely take Y to Z minutes
Do you want to upgrade clients now (yn) [y]
11 すべてのサーバーおよびクライアントが更新されたらマスターサーバー上で rootユーザーとして次のコマンドを入力してbprd デーモンを起動します
usropenvnetbackupbininitbprd
132第 6 章 NetBackup クライアントソフトウェアのインストールUNIXLinux での NetBackup クライアントのインストールについて
NetBackup の構成この章では以下の項目について説明しています
NetBackup の起動と停止のスクリプトについて
NetBackup Server の構成について
インストール後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新するかまたは
NetBackup 812 にアップグレードする
NetBackup の起動と停止のスクリプトについてNetBackup をインストールするときインストールスクリプトは起動と停止のスクリプトの構成も実行します 起動スクリプトを使用してシステムがブートする際に NetBackup デーモンを自動的に起動することができます停止スクリプトを使用してシステムを停止する
際に起動スクリプトを自動的に終了することができます
インストール処理はオペレーティングシステムの適切な場所に NetBackup の起動と停止のスクリプトをコピーします
非クラスタ環境でのアップグレードの場合既存の NetBackup 関連の起動および停止スクリプトは保存され新しいバージョンのスクリプトがインストールされます
表 7-1 はNetBackup のインストール中にインストールされる各種のプラットフォームの起動スクリプトと停止スクリプトのリンクをリストします
7
表 7-1 プラットフォーム別の NetBackup の起動と停止のスクリプトのリンク
リンクプラットフォーム
etcrcnetbackupaix
レベル 2 でのブート中にこのスクリプトが呼び出されるようにNetBackup のインストールスクリプトによって etcinittab ファイルが編集され次に示すエントリが追加されました
netbackup2waitetcrcnetbackupaix
停止するには次に示す行を etcrcshutdown ファイルに追加します
etcrcnetbackupaix stop
AIX
sbinrc1dK001netbackup -gtsbininitdnetbackup
sbinrc2dS777netbackup -gtsbininitdnetbackup
HP-UX
etcrc0dK01netbackup -gtetcinitdnetbackup
etcrc1dK01netbackup -gtetcinitdnetbackup
etcrc2dS95netbackup -gtetcinitdnetbackup
Linux Debian
etcrcdrc0dK01netbackup-gtetcrcdinitdnetbackup
etcrcdrc1dK01netbackup-gtetcrcdinitdnetbackup
etcrcdrc2dS77netbackup-gtetcrcdinitdnetbackup
etcrcdrc3dS77netbackup-gtetcrcdinitdnetbackup
etcrcdrc5dS77netbackup-gtetcrcdinitdnetbackup
etcrcdrc6dK01netbackup-gtetcrcdinitdnetbackup
Red Hat Linux
134第 7 章 NetBackup の構成NetBackup の起動と停止のスクリプトについて
リンクプラットフォーム
etcinitdrc0dK01netbackup-gtetcinitdnetbackup
etcinitdrc2dS77netbackup-gtetcinitdnetbackup
etcinitdrc3dS77netbackup-gtetcinitdnetbackup
etcinitdrc5dS77netbackup-gtetcinitdnetbackup
etcinitdrc6dK01netbackup-gtetcinitdnetbackup
SuSE Linux
etcrc0dK01netbackup -gtetcinitdnetbackup
etcrc1dK01netbackup -gtetcinitdnetbackup
etcrc2dS77netbackup -gtetcinitdnetbackup
Solaris
NetBackup Server の構成についてすべてのサーバーソフトウェアがインストールされた後環境のロボットとストレージデバイ
スと連携して働くように NetBackup を構成する準備ができていますオペレーティングシステムがこれらのデバイスを構成されたデバイスとして認識してから NetBackup で構成する必要がありますので注意してください
p22 の 「ストレージデバイスの構成について」 を参照してください
NetBackup を構成するとき次のガイドラインを使います
マスターサーバーおよびメディアサーバーの構成手順は非常に
類似していますただしマスターサーバーからストレージデバイ
スやボリュームなどのすべてのサーバー情報を構成することを推
奨します この順序に従うことでマスターサーバーがメディアサーバーを適切に管理できるようになります
警告 マスターサーバーとメディアサーバー間の通信に問題があっても構成ウィザードを実行することは可能ですただし問
題が解決されるまでメディアサーバー上でウィザードを実行しな
いでください通信に問題がある場合にこのウィザードを実行し
ても入力した情報はマスターサーバーによって認識されませ
ん最初に問題を修正する必要があります問題を修正してか
らマスターサーバーで構成ウィザードを実行します
NetBackup Enterprise Server
135第 7 章 NetBackup の構成NetBackup Server の構成について
クラスタ内の各ノードでデバイスを構成します
アクティブノードのすべてのストレージデバイスが NetBackupと連携して働くようにこれらを構成することから開始します
フェールオーバー対応 NetBackup サーバーではクラスタ内の NetBackup がインストールされている各ノードにすべてのデバイスを接続します他のノードにマイグレートする方法
についてはクラスタのベンダーが提供するマニュアルを参
照してください
特に指定しないかぎりクラスタ内のマスターサーバーおよび
メディアサーバーの仮想ホスト名を使用するように NetBackupを構成します
アドオン製品のフェールオーバーの構成方法について詳しく
は『NetBackup マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
クラスタ環境
NetBackup サーバーの初期構成ではNetBackup 管理コンソールを起動し[開始(Getting Started)]アイコンをクリックすることをお勧めします 一連のウィザードに従って次の構成手順を実行します
ストレージデバイスの構成 (Configure Storage Devices)p138 の 「デバイスの構成ウィザードについて」 を参照してください
ボリュームの構成 (Configure Volumes)p140 の 「ボリュームの構成ウィザードについて」 を参照してください
カタログバックアップの構成 (Configure the Catalog Backup)p141 の 「カタログバックアップウィザードについて」 を参照してください
バックアップポリシーの作成 (Create a Backup Policy)p142 の 「バックアップポリシーの構成ウィザードについて」 を参照してください
NetBackup がすでに構成され特定の領域を変更したいと思ったら NetBackup 管理コンソールの適切なウィザードをクリックします
NetBackup のすべてのウィザードに関する詳細情報と NetBackup を構成する方法について詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol 1』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
p22 の 「ストレージデバイスの構成について」 を参照してください
NetBackup 管理コンソールの起動NetBackup 管理コンソールを NetBackup を構成するために開くには次の手順を使います 開始ウィザードによってNetBackup を機能させるための主な構成手順が示されます
136第 7 章 NetBackup の構成NetBackup Server の構成について
メモ NetBackup 管理コンソールの最初のウィンドウでは開始ウィザード以外のウィザードを起動できますたとえばディスクプールを構成するかまたはスナップショットバック
アップのポリシーを作成できますすべての NetBackup ウィザードについて詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol 1』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
Windows システムではNetBackup のインストールの最後に表示されるチェックボックス[管理コンソールの起動 (Launch Administration Console)]にチェックマークを付けるとこの手順をスキップできます
Windows で NetBackup 管理コンソールを起動する方法
1 NetBackup サーバーに管理者としてログオンします
2 [スタート (Sart)] gt[プログラム (P ograms)]gt[Veritas NetBackup]gt[NetBackupリモート管理コンソール (NetBackup Remote Admin Console)]をクリックします
3 構成を開始するには管理コンソールで[開始 (Getting Started)]をクリックします
[開始 (Getting Started)]画面が表示されデバイスの構成を始めるように求めるメッセージが表示されます
メモ オペレーティングシステムで動作するようにデバイスを構成する必要が引き続きあったらウィザードを閉じます最初にそれらのデバイスをデバイスとオペレーティ
ングシステムのベンダーによって指定されたように構成する必要があります
UNIX で NetBackup 管理コンソールを起動する方法
1 root ユーザーとして NetBackup サーバーにログインします
クラスタ環境ではroot としてアクティブノードにログインします
NetBackup サーバー以外のコンピュータでユーザーインターフェースを実行する必要がある場合はそのコンピュータにログオンします UNIX システムの場合はroot ユーザーとしてログインします
2 次のコマンドを入力します
usropenvnetbackupbinjnbSA amp
3 root ユーザーのパスワードを入力します
クラスタ環境ではNetBackup 管理コンソールにログインするときに[ホスト (Host)]フィールドに仮想ホスト名を指定します
4 [ログイン (Login)]をクリックします
137第 7 章 NetBackup の構成NetBackup Server の構成について
5 構成を開始するには管理コンソールで[開始 (Getting Started)]をクリックします
6 最初の[開始 (Getting Started)]画面で内容を確認し[次へ (Next)]をクリックします
次の画面はストレージデバイスの構成を求めるプロンプトを表示します
メモ オペレーティングシステムで動作するようにデバイスを構成する必要が引き続きあったらウィザードを閉じます最初にそれらのデバイスをデバイスとオペレーティ
ングシステムのベンダーによって指定されたように構成する必要があります
デバイスの構成ウィザードについてバックアップを実行する前にNetBackup 用のストレージデバイスを定義する必要がありますこのウィザードに従って処理を行いますただしお使いのオペレーティングシス
テム用のストレージデバイスが正しく構成されている必要がありますNetBackup はデバイスが正しく取り付けられていないまたは正しく構成されていない場合は正常に動
作しません
p22 の 「ストレージデバイスの構成について」 を参照してください
クラスタ環境ではすべてのストレージデバイスをアクティブノードから構成しますフェー
ルオーバー対応 NetBackup サーバーではNetBackup がインストールされている各ノードにすべてのデバイスを接続することをお勧めします
手順について詳しくは『NetBackup マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
このウィザードでは次の処理を実行できます
バックアップデバイス用のホストのスキャン
自動検出されたデバイスの確認
ドライブ構成の確認と修正
デバイス構成の更新
ウィザードはデバイスを構成するとき次の情報を示します
138第 7 章 NetBackup の構成NetBackup Server の構成について
ウィザードによって[デバイスホスト (Device Hosts)]画面が表示されたらデバイスを自動検出および構成するホストを指
定する必要があります (NetBackup Enterprise Server のみ)
ウィザードによって[バックアップデバイス (Backup Devices)]画面が表示されたらデバイスのリストが完全かつ正確である
ことを確認します既知のバックアップデバイスがこのリストに
表示されない場合は次の手順を実行します
バックアップデバイスが物理的にホストに接続されている
ことを確認します
すべての指定したデバイスとオペレーティングシステムの
ベンダーのインストール手順が正常に実行されることを確
認します
すべてのドライブが適切なデバイスに定義されていること
を確認しますドライブを移動する必要がある場合はド
ライブを選択して正しい移動先へドラッグします
クラスタでは各ノードにおいてストレージデバイスの構成が
実行されていることを確認しますアクティブノードで始めそ
して別のノードに NetBackup のアクティブノードを移動しそのノードでストレージデバイスの構成を実行しますNetBackupが実行されているクラスタの各ノードに対してこの手順を繰り
返します
メモ デフォルトではロボットデーモンや NetBackup アドオン製品で障害が発生してもNetBackup はフェールオーバーされませんただしロボットデバイスや NetBackup アドオン製品を構成してこれらで障害が発生した場合に NetBackupをフェールオーバーするようにできますオペレーティングシ
ステムはフェールオーバーするように NetBackup を構成する前に構成されているロボットを認識する必要があります
フェールオーバーの構成について詳しくは『NetBackup マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド』を参照してくださ
い
httpwwwveritascomdocsDOC5332
デバイスの構成
139第 7 章 NetBackup の構成NetBackup Server の構成について
[ストレージユニットの構成 (Configure Storage Units)]画面でストレージユニットを定義しますシステムがテープデバイ
スを備えていない場合はディスクストレージユニットを定義
することでデータをディスクに格納できます
ストレージユニットのパスの入力には次の規則を適用しま
す
適切なパス区切り文字 (UNIX の場合はスラッシュ ()Windows の場合は円記号 (yen)) を使用します
Windows プラットフォームのドライブを区切る場合はコロン () を使用します
次の文字だけを使用します
アルファベット文字 (ASCII の A から Z および a から z)数字 (0 から 9)その他の文字 プラス記号 (+)マイナス記号 (-)アンダースコア (_) またはピリオド ()
ストレージユニットの定義
p140 の 「ボリュームの構成ウィザードについて」 を参照してください
ボリュームの構成ウィザードについてストレージデバイスを構成した後開始ウィザードからボリュームの構成ウィザードを開始
しますただしディスクストレージ機能だけが使用可能な場合このウィザードはスキッ
プされます
このウィザードは構成されたそれぞれのロボットのインベントリを開始することを可能にし
ますインベントリの実行中に新しいロボットメディアが検出されるとボリュームデータベー
スは自動的に更新されますまたスタンドアロンドライブで使用する新しいボリュームも
定義できます
スタンドアロンドライブのボリュームまたはボリューム構成について詳しくは『NetBackup管理者ガイド Vol 1』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
メモ クラスタ環境ではアクティブノードからボリュームを構成します
このウィザードは次のタスクをすることを可能にします
ボリュームの構成用のデバイスの選択
ロボットのインベントリの実行
新しいボリュームの作成
新しいボリュームグループの作成
ボリュームを構成しインベントリを実行するときウィザードは次の情報を示します
140第 7 章 NetBackup の構成NetBackup Server の構成について
NetBackup は選択済みのロボットまたはデバイスのインベントリを実行します インベントリが完了した後に結果を表示するには[結果 (Results)]フィールドを参照してください
デバイスのインベントリが完了した後ウィザードはどのデバ
イススロットがクリーニングメディアを含んでいるかを指定する
ように求めます
NetBackup をアップグレードした際にすでにバーコード規則が存在している場合はクリーニングメディアに使用するス
ロットがバーコードリーダーによって自動的に検出されます
クリーニングスロットを指定しない場合NetBackup によってすべてのメディア (クリーニングメディアを含む) が標準のメディアと見なされ上書きされます
インベントリが完了した後どのデバイススロットがクリーニン
グメディアを含んでいるかを指定するように求められます
[クリーニングメディアの識別 (Identify Cleaning Media)]画面で 1 つ以上のスロットをクリーニングテープとして指定すると[ロボットのインベントリ (クリーニングメディア) (RobotInventory (Cleaning Media))]画面が表示されますこの画面にはEMM データベースを更新した後の結果が表示されます
クリーニングメディアを指定しない場合NetBackup によってすべてのメディア (クリーニングメディアを含む) が標準のメディアと見なされ上書きされます
ロボットまたはデバイスのインベ
ントリ
デバイスのボリューム数を指定します
このウィザードではスタンドアロンドライブのクリーニングテー
プを構成することはできません
スタンドアロンドライブ
複数のドライブ形式を指定した場合は次の項目が適用されま
す
1 つのロボットドライブによって書き込まれるメディアは他のどのドライブでも動作しないことがありますこの場合は
NetBackup によってロボットに複数の形式のドライブが存在すると見なされます
ロボットに複数の形式のドライブが存在する場合ウィザード
ではロボットのインベントリを実行できません
複数のドライブ形式
p141 の 「カタログバックアップウィザードについて」 を参照してください
カタログバックアップウィザードについてNetBackup カタログはバックアップファイルとディレクトリの構成と場所についての情報を含んでいますディスクに障害が発生してカタログが消失した場合はカタログバックアッ
プを行うことによってデータのリストアとバックアップスケジュールを簡単に再開できるよ
うになります
141第 7 章 NetBackup の構成NetBackup Server の構成について
したがってデータのバックアップを行う前にカタログバックアップポリシーを構成するこ
とが必要です
このウィザードはオンラインホットカタログバックアップのポリシーを作成することを可能に
しますオンラインホットカタログバックアップでは通常のクライアントバックアップの実行
中にカタログをバックアップできます
カタログバックアップのポリシーは次の情報を指定することを可能にします
カタログバックアップの宛先
バックアップ先はどの構成されたストレージデバイスでもかまいません追加のディザ
スタリカバリ保護用にカタログバックアップのために第 2 の場所を指定できます
メモ NetBackup はディスクへのカタログバックアップをサポートしますがベリタス社はオフサイトに保管されるリムーバブルメディアにカタログをバックアップすることを推
奨します
ディザスタリカバリのパスフレーズ パスフレーズについての詳しい情報を参照できます『Veritas NetBackup トラブルシューティングガイド』を参照してください
カタログバックアップを行う日時
カタログバックアップからのリカバリに必要であるディザスタリカバリファイルの場所
次のガイドラインを使用してカタログバックアップを構成します
他のすべてのファイルやデータがバックアップされる前にカタログバックアップポリシー
を構成します
クラスタシステムの場合アクティブノードからカタログバックアップポリシーを構成しま
す
カタログバックアップについて詳しくは『NetBackup 管理者ガイド Vol 1』の「NetBackupカタログの保護」の章を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
クラスタ環境のカタログバックアップを構成する方法に関しては『NetBackup マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
バックアップポリシーの構成ウィザードについてこのウィザードでは1 台以上のクライアントのグループのバックアップポリシーを定義できますクラスタ環境ではアクティブノードからポリシーを構成します
ウィザードに従って次の項目を指定します
ポリシー名およびポリシー形式
142第 7 章 NetBackup の構成NetBackup Server の構成について
クライアント
バックアップを行うファイルおよびディレクトリ
バックアップ形式
バックアップのローテーション
バックアップの開始時刻
このウィザードではポリシーを使用して実行するバックアップの形式を選択するように求
められます
表 7-2 は 利用可能なバックアップ形式を記述します
表 7-2 バックアップ形式の説明
説明バックアップ形式
ファイルリストで指定されたすべてのファイルをバックアップしま
す
完全バックアップ
ファイルリストに指定されたすべての変更ファイルのバックアップ
を行います
増分バックアップ
差分増分バックアップとも呼ばれます
最後の正常な増分バックアップまたは完全バックアップ以降に変
更されているファイルのバックアップを行いますバックアップが
一度も行われていない場合すべてのファイルのバックアップが
行われます
差分バックアップ
累積増分バックアップとも呼ばれます
最後の正常な完全バックアップ以降に変更されているファイルの
みのバックアップを行いますバックアップが一度も行われていな
い場合すべてのファイルのバックアップが行われます
累積バックアップ
特定のファイルをバックアップするためにユーザーによって手動
で開始されます
ユーザーバックアップ
バックアップポリシーを作成する場合は次のガイドラインを使用してください
バックアップポリシーの構成ウィザードの[クライアントリスト (Client List)]画面にはバックアップ対象のクライアントのリストが表示されますこのリストでクライアントの追
加変更または削除を行うことができます
このバックアップポリシーを使用して完全バックアップまたは増分バックアップを行う頻
度を選択できますまたバックアップの保持期間も選択できます
バックアップポリシーの構成ウィザードの終了後インストールの検証テストを実行するか
どうかが尋ねられますこのテストを実行するにはNetBackup 管理コンソールの左ペイ
143第 7 章 NetBackup の構成NetBackup Server の構成について
ンで[アクティビティモニター (Activity Monitor)]をクリックしますこれでバックアップジョブの進捗状況を監視できます
インストール後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新するかまたは NetBackup 812 にアップグレードする
NetBackup 環境でクラウドストレージを使用する場合にはNetBackup 812 をインストールするかまたはそのバージョンにアップグレードした直後にNetBackup マスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新する必要がある場合がありますNetBackup812 へのアップグレード後にクラウドプロバイダまたは関連の拡張機能がクラウド構成ファイルから利用できない場合関連する操作は失敗します
ベリタスはリリース間にもクラウド構成ファイルへの新しいクラウドサポートを継続的に追加
しますNetBackup 812 の最終ビルドに含まれるクラウドストレージサポートはクラウド構成パッケージのバージョン 243 に含まれるものと同じです
クラウド構成ファイルの更新はクラウド構成パッケージのバージョン 244 以降にクラウドストレージプロバイダが追加された場合にのみ必要ですバージョン 244 以降には次のクラウドサポートが追加されていますがNetBackup 812 の最終ビルドには含まれていませんでした
Amazon (S3) ndash 中国 (Ningxia) 地域
Kingsoft Standard Storage Service (KS3) ndash Standard (S3)
Kingsoft Standard Storage Service (KS3) ndash Standard IA (S3)
Veritas Cognitive Object Storage (S3)
最新のクラウド構成パッケージについては次のテクニカルノートを参照してください
httpswwwveritascomsupportja_JParticle100033434
クラウドストレージ構成ファイルの追加方法については次のテクニカルノートを参照して
ください
httpswwwveritascomsupportja_JParticle100039095
144第 7 章 NetBackup の構成インストール後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新するかまたは NetBackup 812 にアップグレードす
る
NetBackup ソフトウェアのアップグレード
この章では以下の項目について説明しています
NetBackup のアップグレードについて
NetBackup 8x アップグレードポータルについて
NetBackup のアップグレードについて詳細なアップグレード情報についてはNetBackup アップグレードポータルにある『VeritasNetBackup アップグレードガイド』を参照してください 次のリンクをクリックしてポータルにアクセスできます
httpswwwveritascomsupportja_JParticle000115678
p15 の 「Veritas Services and Operations Readiness Tools について」 を参照してください
p145 の 「NetBackup 8x アップグレードポータルについて」 を参照してください
NetBackup 8x アップグレードポータルについてNetBackup 8x アップグレードポータルにはバージョン 812 へのアップグレードに必要な情報とその手順が含まれます次にポータルへのリンクを示します
httpswwwveritascomsupportja_JParticle000115678
ポータルのマニュアルに記述されているようにNetBackup 812 にアップグレードする必要があります
NetBackup 812 へのアップグレードの計画と準備をサポートするためポータルで利用できる重要な情報を次に示します
8
カタログバックアップ
アップグレードに失敗した場合に備えてアップグレードの前にカタログバックアップ
を作成しカタログのバックアップを用意する必要があります
NetBackup 812 の NetBackup カタログチェック(NBCC)ユーティリティアップグレードの前にカタログをチェックしアップグレードの失敗の原因になる可能
性のある不整合がカタログにないことを確認する必要がありますNBCC の結果がカタログの不整合を示した場合はガイダンスについてベリタス社のテクニカルサポー
トに補足情報を求める必要があります
NetBackup OpsCenter 812 へのアップグレード『Veritas NetBackup OpsCenter 管理者ガイド』にはNetBackup OpsCenter 812へのアップグレードに関する重要な注意事項が記載されています このアップグレードはNetBackup 812 にアップグレードする前に実行する必要がありますhttpwwwveritascomdocsDOC5332
カタログのクリーンアップ
正常なアップグレードを妨げる可能性のある不整合が現在の NetBackup カタログに含まれないようにする必要があります
NetBackup 812 へのアップグレードカタログのクリーンアップと NBCC の結果が許容可能であると宣言されてNetBackupOpsCenter 812 にアップグレードした後にNetBackup 812 へのアップグレードを開始します
NetBackup 812 のアップグレード処理に関して質問または問題がある場合はVeritasのテクニカルサポートに連絡してください
p15 の 「Veritas Services and Operations Readiness Tools について」 を参照してください
146第 8 章 NetBackup ソフトウェアのアップグレードNetBackup 8x アップグレードポータルについて
NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
この章では以下の項目について説明しています
UNIX システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
UNIX および Linux システムでの NetBackup クライアントソフトウェアの削除について
UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
Windows システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
Windows サーバークラスタおよびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
Windows システムからの NetBackup LiveUpdate の削除
Windows サーバーおよび Windows クライアントからの Java コンソールの状態データの削除について
新しいメディアサーバーに全データを移行してクラスタ化されたメディアサーバーを削
除する
9
UNIX システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
NetBackup の削除手順はインストールされているすべてのアドオン製品と共にNetBackup を完全に削除します各手順でNetBackup を削除する前に必要なすべてのデータを保存したりアドオン製品を削除したりできるようになっています
ベリタス社は NetBackup サーバーソフトウェアを削除するときに以下の順序を使うことを推奨します
すべての必要なデータを保存します
このタスクは NetBackup を後日再インストールすることを計画している場合非常に重要です
NetBackup サーバーソフトウェアを削除する前にすべてのアドオン製品を削除します
NetBackup サーバーソフトウェアを削除します
メモ NetBackup サーバーソフトウェアの削除の一環としてセキュリティ証明書は自動的に削除されます証明書を保持する場合はNetBackup を削除する前に保存してください
このトピックに関する詳細情報を参照できますNetBackup を再インストールするときのホスト ID ベースの証明書の保持について詳しくは『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください
p149 の 「UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除」を参照してください
p148 の 「UNIX および Linux システムでの NetBackup クライアントソフトウェアの削除について」 を参照してください
UNIX および Linux システムでの NetBackup クライアントソフトウェアの削除について
UNIXLinux クライアントから NetBackup を削除する場合は次のガイドラインを参照します
NetBackup クライアントソフトウェアを削除してもPBX は削除されませんPBX を手動で削除する必要があります このマニュアルのクライアントソフトウェアの削除手順にはこのタスクを実行する方法を記述する手順が含まれています
148第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
NetBackup クライアントソフトウェアの削除の一環としてセキュリティ証明書は自動的に削除されます証明書を保持する場合はNetBackup を削除する前に保存してください
このトピックに関する詳細情報を参照できますNetBackup を再インストールするときのホスト ID ベースの証明書の保持について詳しくは『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください
警告 PBX を実行する必要がある他のベリタスソフトウェア製品をクライアントで使用している場合PBX を削除しないでください
UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
この手順ではUNIX および Linux のサーバーおよびクライアントから NetBackup を削除しますNetBackup を正常に削除するための特定の作業の実行手順については他のマニュアルの参照が必要となる場合もあります
UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントから NetBackup を削除する場合は次のガイドラインを参照します
usropenvdbdata 内の NBDB ファイルをデフォルトのインストール場所から移動した場合この手順ではそのファイルを
削除する方法について説明しています
NetBackup リレーショナルデータベース (NBDB) の場所
NetBackup の削除を開始する前にクラスタアプリケーションから NetBackup を削除する必要がありますクラスタのマニュアルの説明に従ってグループを削除した後でNetBackup を削除できます
仮想ホスト名のセキュリティ証明書はNetBackup サーバーソフトウェアの削除の一環としてクラスタの共有ドライブから自動的
に削除されます
クラスタ内の各ノードから NetBackup を削除する必要があります
クラスタ環境
NetBackup を削除してもPBX は削除されませんPBX を手動で削除する必要がありますこの手順にはこのタスクを実行する
方法を記述する手順が含まれています
警告 PBX を実行する必要がある他のベリタスソフトウェア製品をクライアントで使用している場合PBX を削除しないでください
PBX
149第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
NetBackup 管理コンソールはNetBackup を削除するとき閉じる必要がありますこれを行わないとNetBackup により手順の再度実行を強制するエラーが発生することがあります
NetBackup 管理コンソール
UNIX サーバーから NetBackup を削除する方法
1 サーバーまたはクライアントで root ユーザーとしてログオンします
2 (該当する場合 サーバーのみ) カタログバックアップを実行します
3 NetBackup 管理コンソールが開いている場合はここで閉じる必要があります
4 (該当する場合 サーバーのみ) インストールされているアドオン製品から重要なデータをすべて保存します
5 次のコマンドを使って NetBackup または Media Manager デーモンを停止します
usropenvnetbackupbinbpkill_all
6 次のコマンドを使ってインストール済みのアドオン製品を識別します
lslpp -LAIX
swlistHP-UX
rpm -qaLinux
pkginfoSolaris
リストされている 7 つのアドオン製品のいずれかを探します
VRTSfrnb (Applies only to servers)
VRTSfrnbclt
VRTSjanb (Applies only to servers)
VRTSjanbclt
VRTSzhnb (Applies only to servers)
VRTSzhnbclt
VRTSnbsds (Applies only to servers)
見つかったアドオン製品を削除します
7 (該当する場合 サーバーのみ) Solaris システムの場合にのみ次のコマンドを実行します
usropenvvolmgrbindriversginstall -deinstall
150第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
8 次のコマンドを実行してetcvxvrtslogconf ファイルに格納された VxUL マスター構成から NetBackup を登録解除します
usropenvnetbackupbinvxlogcfg -r -p 51216
-p オプションにはプロダクト ID (NetBackup は 51216) を指定します
9 (該当する場合 サーバーのみ) BMR がサーバーでサポートされ有効になっている場合次のコマンドを使って関連ファイルを削除します
usropenvnetbackupbinbmrsetupmaster -undo -f
10 LiveUpdate を使用してすべての NetBackup 製品を登録解除するには次のコマンドを入力します
usropenvnetbackupbinnblu_registration -r
11 (該当する場合 サーバーのみ) NBDB ファイルをデフォルトのインストール場所から移動した場合次の手順を実行して手動で削除する必要があります
NBDB ファイルが存在する次のディレクトリに移動しますusropenvdbdata
vxdbmsconf ファイルを開きますこのファイルにはデータベース関連のファイルのリストと各ファイルのパスが記
載されています
データベース関連の各ファイルを削除します
12 (該当する場合 サーバーのみ) NetBackup ファイバートランスポートがサーバーでサポートされ有効になっている場合次のコマンドを使って関連ファイルを削除し
ます
usropenvnetbackupbinadmincmdnbftsrv_config -d
13 適切なコマンドを次のように使用してNetBackup 構成パッケージを削除します
installp -u VRTSnbcfgAIX
swremove VRTSnbcfgHP-UX
rpm -e VRTSnbcfgLinux
pkgrm VRTSnbcfgSolaris
14 PureDisk をサポートするクライアントの場合は次のコマンドを実行してすべてのPureDisk ファイルを削除します
optpddepddeuninstallsh -forceclean
151第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
15 (該当する場合 サーバーのみ) MSDP をサポートするクライアントの場合は次のコマンドを実行してすべての MSDP ファイルを削除します
optpddepddeuninstallsh -basedir usropenvpdde -ostdir
usropenvlibost-plugins -forceclean
メモ 上のコマンドは3 つのパラメータ (basedirostdirforceclean) および入力パスとして 2 つのディレクトリパラメータを受け取る単独のコマンドであることに注意してください
16 (該当する場合 サーバーのみ) NetBackup サーバーパッケージを削除するには次のコマンドを実行します
メモ 仮想ホスト名のセキュリティ証明書はNetBackup サーバーソフトウェアの削除の一環としてクラスタの共有ドライブから自動的に削除されます
このトピックに関する詳細情報を参照できますNetBackup を再インストールするときのホスト ID ベースの証明書の保持について詳しくは『Veritas NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください
rpm -e VRTSnetbpLinux
pkgrm VRTSnetbp
インストール済みのパッケージ VRTSnetbp を削除するかどうか尋ねられたらy を入力してEnter キーを押します
スーパーユーザー権限を使用してパッケージの削除を
続行するかどうかを尋ねられたらy を入力してEnterキーを押します
Solaris
17 適切なネーティブコマンドを次のとおり使って NetBackup-Java ディスプレイコンソールを削除します
installp -u VRTSnbjavaAIX
swremove VRTSnbjavaHP-UX
rpm -e VRTSnbjavaLinux
pkgrm VRTSnbjavaSolaris
152第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
18 適切なネーティブコマンドを次のとおり使って NetBackup Java RuntimeEnvironment を削除します
installp -u VRTSnbjreAIX
swremove VRTSnbjreHP-UX
rpm -e VRTSnbjreLinux
pkgrm VRTSnbjreSolaris
19 適切なネーティブコマンドを次のとおり使って NetBackup クライアントを削除します
メモ NetBackup サーバーソフトウェアの削除の一環としてセキュリティ証明書は自動的に削除されます証明書を保持する場合はNetBackup を削除する前に保存してください
このトピックに関する詳細情報を参照できますNetBackup を再インストールするときのホスト ID ベースの証明書の保持について詳しくは『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください
installp -u VRTSnbcltAIX
swremove VRTSnbcltHP-UX
rpm -e VRTSnbcltLinux
pkgrm VRTSnbcltSolaris
メモ 実行している NetBackup プロセスとデーモンがある場合はNetBackup の削除を成功させるために手動で終了します
153第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
20 適切なネーティブコマンドを次のとおり実行して PBX を削除します
メモ PBX を実行する必要がある他のベリタスソフトウェア製品をサーバーで使用している場合PBX を削除しないでください
installp -u VRTSpbxAIX
swremove VRTSpbxHP-UX
rpm -e VRTSpbxLinux
pkgrm VRTSpbxSolaris
21 次のとおり適切なコマンドを使用して NetBackup 事前チェックパッケージを削除します
installp -u VRTSnbpckAIX
swremove VRTSnbpckHP-UX
rpm -e VRTSnbpckLinux
pkgrm VRTSnbpckSolaris
22 usropenv ディレクトリを削除します
警告 使用する rm - コマンドはこのコマンドを実行するコンピュータにインストールされているアドオン製品を削除します
usropenv がシンボリックリンクであるかどうかを次に示すコマンドで判定しますusropenv がシンボリックリンクである場合は実際のパスをメモしておきますこのパスは後続のコマンドに必要です
file -h usropenv
usropenv symbolic link to optopenv
usropenv がシンボリックリンクの場合は次に示すコマンドを実行します
このコマンドによりシンボリックリンクが指すディレクトリ
(optopenv など) に移動しますcd usropenv
ディレクトリの内容をリストします削除しようとしている内容を確認
するにはこの情報を確認します
ls
154第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
警告 次の手順に進む前に現在のディレクトリおよびサブディレクトリが削除対象であることを確認してください異なるディレクトリを削除しないようにするには
前のコマンドを実行して現在のディレクトリを確認しそのディレクトリ内のファイ
ルを表示しますディレクトリの場所と内容を確認したら次のコマンドを使用して
ディレクトリを削除します
ルートディレクトリに移動しますcd
directory 値にはfile コマンドからの情報を入力しますこのコマンドはNetBackup バイナリを含んでいるディレクトリを削除します
例 rm -rf optopenv
rm -rfdirectory
シンボリックリンクを削除しますrm -fusropenv
usropenv が実際のディレクトリの場合は次に示すコマンドを実行しますrm -rf usropenv
メモ オペレーティングシステムによってはusropenv ディレクトリを削除するために rmdir コマンドが必要になる場合もあります
rmdir usropenv
23 Linux システムの場合のみ
起動スクリプトと停止スクリプトを変更した場合は次のコマンドを実行します
sbinchkconfig --del netbackup
Linux のディストリビューションによっては起動とシャットダウンのスクリプトは削除済みである場合があります
p133 の 「NetBackup の起動と停止のスクリプトについて」 を参照してください
155第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
24 表示されるスクリプトを削除しますオペレーティングシステムによっては起動とシャッ
トダウンのスクリプトは削除済みである場合があります
etcrcnetbackupaixAIX システムの場合
sbininitdnetbackupsbinrc1dK001netbackupsbinrc2dS777netbackup
HP-UX システムの場合
etcinitdnetbackupetcrc0dK01netbackup
Linux Debian システムの場合
etcrc1dK01netbackupetcrc2dS95netbackup
etcrcdinitdnetbackupetcrcdrc0dK01netbackup
Linux Red Hat システムの場合
etcrcdrc1dK01netbackupetcrcdrc2dS77netbackupetcrcdrc3dS77netbackupetcrcdrc5dS77netbackupetcrcdrc6dK01netbackup
次の起動スクリプトはサーバーでのみ実行されNetBackupファイバートランスポートがサーバーで有効になったときのみ表
示されます
etcrcdinitdnbftserveretcrcdrc0dK03nbftserveretcrcdrc1dK03nbftserveretcrcdrc2dS21nbftserveretcrcdrc3dS21nbftserveretcrcdrc5dS21nbftserveretcrcdrc6dK03nbftserver
156第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
etcinitdnetbackupetcinitdrc0dK01netbackupetcinitdrc2dS77netbackupetcinitdrc3dS77netbackupetcinitdrc5dS77netbackupetcinitdrc6dK01netbackup
次の起動スクリプトはサーバーでのみ実行されNetBackupファイバートランスポートがサーバーで有効になったときのみ表
示されます
etcinitdnbftserveretcinitdrc2dK01nbftserveretcinitdrc2dS05nbftserveretcinitdrc3dK01nbftserveretcinitdrc3dS05nbftserveretcinitdrc5dK01nbftserveretcinitdrc5dS05nbftserver
Linux SuSE システムの場合
etcinitdnetbackupetcrc0dK01netbackupetcrc1dK01netbackupetcrc2dS77netbackup
次の起動スクリプトはサーバーでのみ実行されNetBackupファイバートランスポートがサーバーで有効になったときのみ表
示されます
etcinitdnbftserveretcrc0dK03nbftserveretcrc1dK03nbftserveretcrc2dS21nbftserver
その他のサーバーおよびク
ライアントの場合
25 AIX システムの場合のみ
etcinittab ファイルで次の NetBackup のエントリを削除します
etcrcnetbackupaix
etcrcshutdown ファイルで次の行を削除します
etcrcnetbackupaix stop
26 次のとおり LiveUpdate コンポーネントを削除します
157第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
最初に次のファイルを調べて NetBackup が LiveUpdate を使う唯一の製品であるかどうかを確認します
etcProductCatalogJavaLiveUpdate
NetBackup が現在 LiveUpdate を使用する唯一の製品である場合は次のコマンドを実行します
optSymantecLiveUpdateuninstallsh -a
LiveUpdate が optSymantec ディレクトリにインストールされている唯一の製品である場合は次のファイルを削除します
rm -f etcSymantecconf
メモ 次の製品カタログファイルを削除する前に空であることを確認してください空のファイルのサイズは 0 バイトになります製品カタログファイルが空でなければ他の製品に必要であるためファイルを削除しないでください
rm -f etcProductCatalogJavaLiveUpdate
27 root ユーザーアカウントに対する NetBackup-Java アプリケーションの状態データを削除するには次のように適切なコマンドを実行します
警告 スラッシュ文字 () とピリオドまたはドット文字 () の間に空白を挿入しないでください (veritas)これらの文字の間に空白があるとルート階層下のすべてのファイルが削除されます
すべてのリリースについて root ユーザーアカウントに対する NetBackup-Javaアプリケーションの状態データを削除するには次のコマンドを実行します
binrm -rf veritas
特定のリリースについて root ユーザーアカウントに対する NetBackup-Java アプリケーションの状態データを削除するには次のコマンドを実行します
binrm -rf veritasjavaversion
version は 6 桁の NetBackup バージョン番号ですたとえばアップグレードが適用されていない NetBackup バージョン 80 は 800000 として入力します
158第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
28 NetBackup-Java ユーザーに$HOMEveritas ディレクトリが削除可能であることを通知します
$HOMEveritas と $HOMEveritasjava ディレクトリにはユーザーがNetBackup-Java アプリケーションを終了するときに保存されるアプリケーションの状態情報が含まれます保存される情報には表の列の順序とサイズが含まれま
すこの処理によってこのディレクトリが削除されます (root ユーザーのみ)
$HOMEjavauserPrefsvrts に存在する common サブディレクトリは削除してもかまいません
29 NetBackup アクセス制御機能が有効になっている場合クライアントおよびサーバーにいくつかのファイルが配置されますこれらのファイルは次のカテゴリに分類され
ます
NetBackup アプリケーションの一時ファイルこのファイルはNetBackup とともに削除されます
個々のユーザーのキャッシュファイル
これらのキャッシュファイルは$HOMEvxss ディレクトリに存在しますこのディレクトリを削除できることをすべてのユーザーに通知します
ファイルはNetBackup 管理コンソールでのシングルサインオン操作によってのみコンソールが実行されているホスト上の vxss ディレクトリに生成されますこれらのファイルは終了機能を実行するとNetBackup 管理コンソールによって削除されるため通常このディレクトリには一時ファイルは格納されません
ただしシステムがクラッシュした場合このディレクトリのファイルは削除されませ
んデータを損失せずにこれらのファイルを安全に削除するにはコンソールを
停止してください
またNetBackup ではクライアントとサーバーの NetBackup アプリケーションのキャッシュ済みの証明書も作成されますこれらのファイルはvxss ディレクトリに存在します通常これらのファイルにはネットワークインターフェースの
DNS エントリとの一貫性がある名前 (たとえばmachinecompanycom) が付けられます次にディレクトリエントリの例を示します
usropenvvarvxsscredentialsmachinecompanycom
usropenvvarvxsscredentialsdhcp
これらのファイルはbpnbat -LoginMachine コマンドを実行すると作成されますこのコンピュータに後で NetBackup の再インストールを行う予定がある場合は次のいずれかを実行します
証明書を vxsscredentials ディレクトリに保持します
証明書を保持しない場合はRoot+AB ブローカーで最初に設定されたコンピュータの ID パスワードを入力する必要がありますまたは再インストール時にRoot+AB ブローカーでパスワードをリセットすることもできます
Root+AB ブローカーについて詳しくは『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド UNIXWindows および Linux』を参照してください
159第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除UNIX および Linux のサーバーおよびクライアントからの NetBackup の削除
httpwwwveritascomdocsDOC5332NetBackup アクセス制御機能およびその削除方法について詳しくは『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してくださいhttpwwwveritascomdocsDOC5332
Windows システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
NetBackup サーバーソフトウェアを削除するとき処理によってサーバーからVERITASNetBackup ディレクトリが削除されます
NetBackup サーバーソフトウェアを次のように削除できます
サーバーソフトウェア構成とカタログ情報を削除します
サーバーソフトウェアを削除しNetBackup 構成とカタログ情報を保存しますNetBackup を再インストールする場合はこの手順を使用してNetBackup を削除する前に構成カタログおよびログファイルの情報を保存しておいてください
メモ NetBackup サーバーソフトウェアの削除の一環としてセキュリティ証明書は自動的に削除されます証明書を保持する場合はNetBackup を削除する前に保存してください
このトピックに関する詳細情報を参照できますNetBackup を再インストールするときのホスト ID ベースの証明書の保持について詳しくは『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください
メモ アンインストール後に一部のレジストリやディレクトリの情報が Windows コンピュータに残りますこれらのファイルが NetBackup Authentication Service またはNetBackup Authorization Service のどちらかで使用中の可能性があるためこの動作は意図的なものです
p161 の 「Windows サーバークラスタおよびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除」 を参照してください
160第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除Windows システムでの NetBackup サーバーソフトウェアの削除について
Windows サーバークラスタおよびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
NetBackup ソフトウェアと NetBackup の構成情報とカタログ情報を削除するには次の手順を使います
NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアを削除する方法
1 (該当する場合 クラスタのみ) グループを削除する場合はクラスタのマニュアルの説明に従います
複数のノードから NetBackup を一度に削除することはできません
2 (該当する場合 サーバーとクラスタのみ) NetBackup 管理コンソールが開いている場合は閉じます
(該当する場合 クライアントのみ) NetBackup のバックアップアーカイブリストアインターフェースが開いている場合は閉じます
NetBackup を削除しようとしたときにこれらのインターフェースのいずれかが開いているとエラーが発生してこの手順を再開するよう強制される場合があります
3 スタートメニューで[設定][コントロールパネル]の順に選択します
4 [コントロールパネル]ウィンドウでインストール済みのプログラムとアプリケーション
の適切なユーティリティを選択します
5 [現在インストールされているプログラム (Currently Installed Programs)]のリストでサーバーおよびクラスタの[Veritas NetBackup]をクリックしますクライアントの[Veritas NetBackup Client]を選択します
6 [削除]をクリックします
Windows 2008Vista 以降のシステムの場合[はい]をクリックして続行した後PBX がまだ動作していることを知らせる別のダイアログボックスが表示されます
ベリタス社は[アプリケーションを終了しない]をクリックすることを推奨します (再起動が必要になります)]をクリックして NetBackup の削除を続行することを推奨しますPBX は削除のために必要に応じて自動的に停止し再起動します
7 (該当する場合 サーバーとクラスタのみ) 次のとおりNetBackup の重複排除ユーザーディレクトリを削除します
Documents and Settings ディレクトリでpurediskdbuser ディレクトリを削除します
仮想ホスト名のセキュリティ証明書はNetBackup サーバーソフトウェアの削除の一環としてクラスタの共有ドライブから自動的に削除されます
161第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除Windows サーバークラスタおよびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
NetBackup サーバーソフトウェアを削除して NetBackup の構成情報とカタログ情報を保存するには次の手順を使います
NetBackup 構成とカタログ情報を削除したり保存したりする方法
1 NetBackup 管理コンソールが開いている場合は閉じます
NetBackup を削除しようとしたときにコンソールセッションが開いているとこの手順の再開を強制するエラーが発生することがあります
2 スタートメニューで[設定][コントロールパネル]の順に選択します
3 [コントロールパネル]ウィンドウでインストール済みのプログラムとアプリケーション
の適切なユーティリティを選択します
4 [現在インストールされているプログラム (Currently Installed Programs)]のリストで[Veritas NetBackup]をクリックします
5 [変更 (Change)]をクリックしますこれによってNetBackup の変更修復および削除を実行できます
6 [Program Maintenance]ダイアログボックスで[削除 (Remove)]を選択します
7 [NetBackup のすべての構成カタログおよびログファイルを削除する (Removeall NetBackup Configuration Catalog and Log files)]の横にあるチェックボックスのチェックを外してこの機能を無効にします(このチェックボックスにはデフォルトでチェックマークが付いています)
8 [次へ (Next)]をクリックします
9 NetBackup アクセス制御機能が有効になっている場合クライアントおよびサーバーにいくつかのファイルが配置されますこれらのファイルは次のカテゴリに分類され
ます
このファイルはNetBackup とともに削除されますNetBackup アプリケーションの一時ファイル
162第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除Windows サーバークラスタおよびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
ユーザーのキャッシュファイルは削除されずに次のような
ホームディレクトリに残ります
useryenLocal SettingsyenApplicationDatayenVERITASyenNetBackup
ファイルはNetBackup 管理コンソールでのシングルサインオン操作によってのみコンソールが実行されているホス
ト上の yenNetBackup ディレクトリに生成されますこれらのファイルは終了機能を実行するとNetBackup 管理コンソールによって削除されるため通常このディレクトリには
一時ファイルは格納されませんただしシステムがクラッ
シュした場合にはこのディレクトリのファイルが残ることがあ
りますデータを損失せずにこれらのファイルを安全に削除
するにはコンソールを停止してください
またNetBackup ではクライアントとサーバーのNetBackup アプリケーションのキャッシュ済みの証明書も作成されますこれらのファイルはyenNetBackup ディレクトリ内に存在します通常これらのファイルにはネットワー
クインターフェースの DNS エントリとの一貫性がある名前(machinecompanycom など) が付けられます次にディレクトリエントリの例を示します
useryenLocal SettingsyenApplicationDatayenVERITASyenNetBackupyenpccompcom
useryenLocal SettingsyenApplicationDatayenVERITASyenNetBackupyendhcp
これらのファイルはbpnbat -LoginMachine コマンドを実行すると作成されますこのコンピュータに後で
NetBackup の再インストールを行う予定がある場合は次のいずれかを実行します
証明書を yenNetBackup ディレクトリに保持します 証明書を保持しない場合はRoot+AB ブローカーで最初に設定されたコンピュータの ID パスワードを入力する必要がありますまたは再インストール時に
Root+AB ブローカーでパスワードをリセットすることもできます『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください
httpwwwveritascomdocsDOC5332
個々のユーザーのキャッシュ
ファイル
163第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除Windows サーバークラスタおよびクライアントからの NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
10 次のとおり NetBackup の重複排除ユーザーディレクトリを削除します
メモ この手順はNetBackup の以前のバージョンからバージョン 812 にアップグレードした場合にのみ必要です
Documents and Settings ディレクトリでpurediskdbuser ディレクトリを削除します
Windows システムからの NetBackup LiveUpdateの削除
NetBackup LiveUpdate と Veritas LiveUpdate は同じ LiveUpdate エージェントを共有します LiveUpdate を削除するとNetBackup の更新やその他のベリタス製品の更新を自動的に配布できなくなります
LiveUpdate を削除する前にインストールされた他のベリタス製品が LiveUpdate を使わないことを確認してください
次の手順を使用して Windows システムの LiveUpdate ファイルを削除します
Windows システムの NetBackup LiveUpdate を削除する方法
1 [スタート]gt[コントロールパネル]を選択します
2 [コントロールパネル]ウィンドウでインストール済みのプログラムとアプリケーション
の適切なユーティリティを選択します
3 [LiveUpdate]をクリックし[削除]を選択します
Windows サーバーおよび Windows クライアントからの Java コンソールの状態データの削除について
NetBackup Java コンソールはユーザー単位の状態データを保存しています この情報にはユーザー設定ツールバーの場所および関連する設定が含まれています
NetBackup Java コンソールをアンインストールした後に次のフォルダを削除することによって状態データを削除します
USERPROFILE_DIRyenVeritasyenJavayenJAVA_VERSION
移動ユーザープロファイルの場合はUSERPROFILE_DIR は APPDATA にあります
Windows 2008Vista 以降のローカルユーザープロファイルの場合はUSERPROFILE_DIR は LOCALAPPDATA にあります
164第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除Windows システムからの NetBackup LiveUpdate の削除
JAVA_VERSION は 6 桁の NetBackup のバージョン番号です たとえばアップグレードが適用されていない NetBackup バージョン 80 は 800000 になります
例
80 の NetBackup Java コンソールがインストールされた Windows 2008 システムの場合はローカルユーザーポリシーJava コンソール状態フォルダはLOCALAPPDATAyenVeritasyenJavayen800000 にあります
新しいメディアサーバーに全データを移行してクラスタ化されたメディアサーバーを削除する
NetBackup 環境からクラスタ化されたメディアサーバーを削除できますすべてのデータをクラスタから新しいスタンドアロンサーバーに移行してから古いクラスタサーバーを廃
止する必要があります
すべての NetBackup リソースを移行してメディアサーバーを廃止するために必要な手順については『Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol 1』で詳しく説明しています『Veritas NetBackup 管理者ガイド Vol 1』で「メディアサーバーの廃止方法について」を参照してください
httpswwwveritascomsupportja_JParticleDOC5332
165第 9 章 NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除新しいメディアサーバーに全データを移行してクラスタ化されたメディアサーバーを削除する
参照先
この章では以下の項目について説明しています
クラスタ化されたマスターサーバーの非アクティブノードで証明書を生成する
NetBackup 応答ファイルについて
NetBackup マスターサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作成
NetBackup Java Runtime Environment について
レプリケーションディレクタを使用した NetApp ディスクアレイの使用
NetBackup データベースに対するセキュリティ強化
Veritas NetBackup マスターサーバーとドメインのサイズについてのガイダンス
クラスタ化されたマスターサーバーの非アクティブノードで証明書を生成する
クラスタマスターサーバーのインストールまたはアップグレードが完了したらすべての非
アクティブノードで証明書を生成する必要がありますこの手順はクラスタの非アクティ
ブノードのバックアップおよびリストアを成功させるために必要です
クラスタ化されたマスターサーバーの非アクティブノードで証明書を生成する
メモ 特に明記しない限りすべてのコマンドは非アクティブノードから発行します
10
1 (該当する場合) すべての非アクティブノードをクラスタに追加します
クラスタのすべてのノードが現在クラスタの一部ではない場合最初にこれらをクラス
タに追加しますこのプロセスについて詳しくはオペレーティングシステムのクラス
タの手順を参照してください
2 nbcertcmd コマンドを実行し非アクティブノードに認証局の証明書を格納します
UNIX の場合 usropenvnetbackupbinnbcertcmd -getCACertificate
Windows の場合 install_pathyenNetBackupyenbinyennbcertcmd-getCACertificate
3 nbcertcmd コマンドを実行し非アクティブノードでホスト証明書を生成します
nbcertcmd -getCertificate
4 (該当する場合) nbcertcmd -getCertificate コマンドが失敗しトークンが必要なことを示すエラーメッセージが表示される場合は認証局からのトークンが必要で
す表示されている手順を使用してトークンを取得し正しく使用します
アクティブノードで必要な変更を許可するように示されている通りに bpnbatコマンドを使用します認証ブローカーを要求するメッセージが表示されたら
ローカルノード名ではなく仮想サーバー名を入力します
bpnbat -login -loginType WEB
アクティブノードでnbcertcmd コマンドを使用してトークンを作成しますnbcertcmd -createToken -name token_name
この手順ではトークン名は重要ではありませんコマンドを実行するとトークン
文字列値が表示されます次のコマンドで必要になるためこの値をメモします
非アクティブノードでnbcertcmd コマンドとともに認証トークンを使用してホスト証明書を格納します
nbcertcmd -getCertificate -token
このコマンドではトークン文字列値が求められますnbcertcmd -createToken
コマンドから入手したトークン文字列値を入力します
証明書に関する詳しい情報を参照できます『Veritas NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド 』でマスターサーバーノードでの証明書の配備に関するセクションを参照してください
NetBackup 応答ファイルについてNetBackup 応答ファイル (tmpNBInstallAnswerconf) は次の目的で UNIX および Linux のインストール時とアップグレード時に使用されます
一部のデフォルト値を上書きします
対話式のインストール時の質問への回答を回避します
167第 10 章 参照先NetBackup 応答ファイルについて
サポート対象のほとんどのオペレーティングシステムで UNIX および Linux クライアントの無人またはサイレントのインストールとアップグレードを実行します
インストールスクリプトを実行する前にターゲットホストに NetBackup 応答ファイルを設定しますファイルが存在しない場合はファイルを作成しますサポート対象のエントリを関
連する情報とともに示します
AUTHORIZATION_TOKEN=ABCDEFGHIJKLMNOP | SKIP
このオプションは自動的に認証または再発行トークンを使用してホスト証明書を取
得するように NetBackup に指示しますAUTHORIZATION_TOKEN は大文字で 16 文字です一部の環境ではバックアップおよびリストアが正常に動作するために認証
トークンが必要ですこの情報が必要な場合に応答ファイルに指定されていないと
インストールは失敗しますSKIP を指定した場合必要な認証トークンなしでインストーラが続行しますこの結果インストール後に手動の手順が追加されますこのエ
ントリは省略可能でありクライアントとメディアサーバーの配備でのみ使われます
CA_CERTIFICATE_FINGERPRINT=fingerprint | SKIP
このエントリを使用するとインストールまたはアップグレードで認証局 (CA) 証明書の指紋を自動的に検証します証明書の指紋はインストールまたはアップグレード中
に CA から取得されます指紋形式は 59 文字であり0 から 9 の数字A から F の英字およびコロンの組み合わせです (例0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF01234567)fingerprint の値はSERVER= master_server_name に指定されているサーバーの指紋である必要がありますセキュリティを設定せずにインストールまたはアップグレー
ドを続行するにはCA_CERTIFICATE_FINGERPRINT=SKIP を指定しますこのエントリはクライアントとメディアサーバーのインストールとアップグレードでは必須です
CLIENT_NAME=client name | XLOCALHOSTX
このエントリはクライアントの名前を NetBackup に指示しますXLOCALHOSTX 値によりローカルホストがクライアント名を提供できるようになりますこのオプションを指
定すると単一のマスターサーバードメイン内のすべてのクライアントに同じ応答ファ
イルを使うことができますこれらのエントリはbpconf ファイルにも追加されますこのエントリはクライアントのインストールでは必須です
MEDIA_SERVER = media_server_name
このオプションは指定されたホストを使用してこのクライアントに対するセキュリティ保
護された Web 要求をトンネリングするように NetBackup に指示しますクライアントとマスターサーバー上の NetBackup Web サービスの間の通信が遮断される場合トンネルが必要ですこの通信はNetBackup のインストールまたはアップグレード時にホスト証明書を入手するために必要です応答ファイルには複数の MEDIA_SERVERエントリが存在することがありますそれぞれが https 要求のトンネリングの候補として使われますこれらのエントリはbpconf ファイルに追加されますこのエントリはクライアントのインストールおよびアップグレードでは省略可能です
SERVER=master_server_name
168第 10 章 参照先NetBackup 応答ファイルについて
このエントリはマスターサーバー名として指定されたホストを使用するように
NetBackup に通知します応答に複数のサーバーエントリがある場合1 つ目がマスターサーバーとして使われますこれらのエントリはbpconf ファイルに追加されますこのエントリはクライアントのインストールとアップグレードでは必須です
SERVICES=no
このオプションを指定するとインストールまたはアップグレードの後に NetBackupサービスが開始されなくなりますこのオプションによりインストールまたはアップグ
レードの完了後NetBackup クライアントでサービスを開始する前に追加の構成手順を実行できますこのエントリはクライアントのインストールおよびアップグレードで
は省略可能です
WEBSVC_GROUP=custom_group_account_name
このオプションはデフォルトの Web サーバーグループアカウント名を上書きするように NetBackup に通知します (nbwebgrp)このグループはシステムに存在している必要がありますこのオプションはマスターサーバーでのみ使用されます
WEBSVC_USER=custom_user_account_name
このオプションはデフォルトの Web サーバーユーザーアカウント名を上書きするように NetBackup に通知します (nbwebsvc)このアカウントはシステムに存在している必要がありますこのオプションはマスターサーバーでのみ使用されます
NetBackup マスターサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作成
NetBackup 80 よりNetBackup マスターサーバーには重要なバックアップ操作をサポートするための構成済み Web サーバーが含まれますこの Web サーバーは権限が制限されているユーザーアカウント要素の下で動作しますこれらのユーザーアカウン
ト要素は各マスターサーバー (またはクラスタ化されたマスターサーバーの各ノード) で使用できる必要があります
メモ セキュリティのため管理者またはスーパーユーザー権限を持つ Web サーバーユーザーまたはグループは作成しないでください
多数の手順を実行するとオペレーティングシステムでユーザーとグループを作成できま
す特定のいくつかの方法を示していますが他の方法でも同じ目標を達成できる可能
性がありますホームディレクトリのパスユーザー名およびグループ名はハードコード
されていないため変更することができますデフォルトのローカルユーザー名は
nbwebsvcデフォルトのローカルグループ名は nbwebgrp ですユーザーとグループにはデーモンを実行するための十分なアクセス権がある必要があります
このトピックに関する詳細情報を参照できます
169第 10 章 参照先NetBackup マスターサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作成
p33 の 「UNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件」 を参照してください
オペレーティングシステム固有のアカウントとグループの要件に注意してください
UNIX および Linux のクラスタ環境ではすべてのクラスタノードでローカルアカウントが一貫して定義されていることを確認しますUID はローカルアカウントごとに同じである必要がありますUNIX で LDAP アカウントを使うことができます
Windows のクラスタ化されたマスターサーバーではドメインアカウントを使用する必要があります非クラスタ環境ではドメインアカウントを使用できますが必須ではあり
ません
Windows のクラスタ化されたマスターサーバーではドメイングループを使用する必要があります
これらの要件のいずれかが満たされない場合NetBackup マスターサーバーのインストールは失敗しますWindows ではインストールプロセスの一部としてユーザーアカウントのパスワードを指定するように求められます
メモ Web サーバーアカウントに関連付けられたパスワードの期限が初期構成後に切れた場合NetBackup はパスワードの期限が切れたことを通知しませんアカウントとパスワードはオペレーティングシステムが管理するためこの動作は正常であり想定どおり
です
Web サーバーがアクティブなままである限りアカウントと Web サーバーは正常に動作し続けます
Web サーバーを再起動したときやnbwmc サービスを再起動しようとした場合サービスは期限切れのパスワードが原因で失敗しますオペレーティングシステムの該当する領
域に移動し正しいパスワードを入力してサービスを再起動します
Web サービスアカウントとグループに関する詳しい情報を参照できます『VeritasNetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』の Web サービスアカウントのセクションを参照してください
ユーザーアカウントとローカルグループを作成する方法
1 ローカルグループを作成します
Linux および UNIX の場合 groupadd nbwebgrp
Windows の場合Cyengtnet localgroup nbwebgrp add
2 ローカルユーザーを作成します
Linux および UNIX の場合 useradd -g nbwebgrp -c NetBackup Web
Services account -d usropenvwmc nbwebsvc
Windows の場合Cyengtnet user nbwebsvc strong_password add
170第 10 章 参照先NetBackup マスターサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作成
3 (該当する場合) Windows の場合のみユーザーをグループのメンバーにします
Cyengtnet localgroup nbwebgrp nbwebsvc add
4 (該当する場合) Windows の場合のみ[サービスとしてログオン]権限をユーザーに付与します
[コントロールパネル][管理ツール][ローカルセキュリティポリシー]の順に進
みます
[セキュリティの設定]で[ローカルポリシー][ユーザー権利の割り当て]の順
にクリックします
[サービスとしてログオン]を右クリックして[プロパティ]を選択します
ローカルユーザーを追加しますデフォルトのローカルユーザー名は nbwebsvcです
変更を保存して[サービスとしてログオン]の[プロパティ]ダイアログボックスを閉
じます
NetBackup Java Runtime Environment について次の製品のいずれかをインストールするときにベリタスはカスタマイズされたバージョン
の Java Runtime Environment (JRE) をインストールします
NetBackup マスターサーバーメディアサーバーまたはクライアントソフトウェア
NetBackup リモート管理コンソール
OpsCenter サーバーエージェントまたは View Builder
カスタマイズされたバージョンの JRE には標準 JRE インストールに含まれる manplugin などすべてのディレクトリが含まれているわけではありません
以前はNetBackup または OpsCenter と共にインストールされる JRE パッケージはいずれかのソフトウェアの以降のリリースにアップグレードした場合にのみ更新されまし
たnbcomponentupdate ユーティリティを使用してJRE を以下の製品でサポートされているバージョンに更新することができます
NetBackup マスターサーバーメディアサーバーまたはクライアントソフトウェア
NetBackup リモート管理コンソール
OpsCenter サーバーエージェントまたは View Builder
メモ このユーティリティを使用してVMware vCenter 用 NetBackup プラグイン用のJRE を更新することはできません
171第 10 章 参照先NetBackup Java Runtime Environment について
システムで NetBackup 80 以降を実行している場合表 10-1 を使用してnbcomponentupdate ユーティリティの場所を特定します
表 10-1 JRE 更新ユーティリティの場所
パスオペレーティングシステム
製品
install_pathyennetbackupyenjavayennbcomponentupdateexeWindowsNetBackup
usropenvjavanbcomponentupdateUNIX またはLinux
install_pathyenserveryenbinyennbcomponentupdateexeWindowsOpsCenter Server
SYMCOpsCenterServerbinnbcomponentupdateUNIX またはLinux
install_pathyenagentyenbinyennbcomponentupdateexeWindowsOpsCenter Agent
install_pathyenviewbuilderyenbinyennbcomponentupdateexeWindowsOpsCenter ViewBuilder
install_pathyenjavayennbcomponentupdateexeWindowsリモート管理コンソー
ル
NetBackup 77x 以前がある場合以下の場所から nbcomponentupdate ユーティリティをダウンロードします
httpswwwveritascomsupportja_JParticle000115043
nbcomponentupdate コマンドとそのパラメータに関する詳細情報を参照できます
『NetBackup コマンドリファレンスガイド』
NetBackup とともにインストールされる JRE はその NetBackup リリースに対してサポートされているメジャーバージョンですサポートされているメジャー JRE バージョンのマイナーバージョンに更新するにはこのユーティリティを使用しますたとえばNetBackup80 が JRE 18031 をインストールした場合サポート対象のメジャーバージョンは 18ですJRE 18092 に更新するにはこのユーティリティを使用します
ベリタスはJRE ベンダーがインストール済みの JRE バージョンに対し End-of-Life を宣言した場合にのみ別のメジャー JRE バージョンに更新することを推奨しますお使いの環境にインストール済みの JRE バージョンでもある JRE 18 に対しJRE ベンダーがEnd-of-Life を宣言した場合はJRE 19 に更新します
JRE を更新しようとする前にNetBackup などの製品を終了します更新時に製品が実行中である場合ユーティリティが終了し製品を終了するように求めるエラーメッセージ
が表示されます
172第 10 章 参照先NetBackup Java Runtime Environment について
注意 JRE 更新が進行中の場合ユーティリティを停止しないでくださいこのアクションによりJRE を使用する NetBackup などの製品が不安定になる可能性があります
追加バージョンの JRE がその他のアプリケーションに対してシステムにインストールされている場合NetBackup JRE はそれらの JRE と干渉しませんNetBackup JRE はWeb ブラウザとの統合を行ったりJava アプレットまたは Web Start の実行を許可したりするものではありませんしたがってNetBackup JRE は Java アプレットまたは WebStart の脆弱性を利用するタイプのブラウザベースの攻撃で使用されることがありません
NetBackup JRE アラートに関する詳しい情報を参照できます
httpwwwveritascomdocsTECH50711
レプリケーションディレクタを使用した NetApp ディスクアレイの使用
レプリケーションディレクタは2 つの異なる状況で NetApp ディスクアレイのスナップショットをレプリケートできます
非クラスタモード 7 モードはNAS および SAN におけるスナップショットのレプリケートに使われていますプラグインはOCUM (OnCommand Unified Manager) サーバー (図 10-1) にインストールする必要があります
クラスタモード クラスタ化されたデータ ONTAP (cDOT) はストレージの仮想マシン間 (SVM または vServer) におけるスナップショットのレプリケートに使います サポート対象はNAS のみですプラグインはOCUMサーバーマスターサーバーまたはあらゆるメディアサーバー(図 10-2) 以外の Windows コンピュータまたは Linux コンピュータにインストールする必要があります
モードは両方とも同じトポロジーをサポートします
表 10-2 ではNetBackup バージョンと NetApp プラグインの間の関連について説明します
173第 10 章 参照先レプリケーションディレクタを使用した NetApp ディスクアレイの使用
表 10-2 バージョンの互換性
サポート対象のポリシー形式
OCUM サーバーに対するマスターサーバーの比
説明NetApp プラグインバージョン
NetBackupバージョン(NetBackupVersion)
MS-Windows標準NDMPVMwareOracle
1 つのマスターサーバーは多数のOCUM サーバーをサポートします
プラグインはOCUM(OnCommand Unified Manager)サーバーにインストールする必要が
あります
7 モードのサポートがすべての NetBackup 77 レプリケーションディレクタ機能に
提供されます
1177以降
MS-Windows標準NDMPVMwareOracle
1 つのマスターサーバーは多数のOCUM サーバーをサポートします
7 モードのサポートがすべての NetBackup 77 レプリケーションディレクタ機能に
提供されます
11 P1
MS-Windows標準NDMPVMwareOracle
1 つのマスターサーバーは多数のOCUM サーバーをサポートします
プラグインはOCUMサーバーマスターサーバーまたはあらゆるメ
ディアサーバー以外の Windowsコンピュータまたは Linux コンピュータにインストールする必要が
あります
cDOT サポートを提供します
20
メモ プラグインをアップグレードする前に NetBackup 環境全体をアップグレードする必要があります すべてのマスターサーバーメディアサーバークライアントプラグインと通信するホストをアップグレードします
174第 10 章 参照先レプリケーションディレクタを使用した NetApp ディスクアレイの使用
図 10-1 NetBackup と NBUPlugin for 7-mode 間の通信
NetApp OnCommand Unified ManagerNBUPlugin for7-modeN
FSCIFS
NetBackupクライアン
ト 2
NetBackupクライアン
ト 1NetBackup 77メディアサーバー
NetBackup 77マスターサーバー
SnapMirrorSnapVault
OpenStorage Technology プラグインを使って通信します
iSCSIFC
NFSCIFS
iSCSIFC
7 モードプライマリ 7 モードセカンダリ
175第 10 章 参照先レプリケーションディレクタを使用した NetApp ディスクアレイの使用
図 10-2 NetBackup と NBUPlugin for Clustered Data ONTAP 間の通信
NetApp OnCommand Unified Manager
NFSCIFS
NetBackupクライアン
ト 2
NetBackupクライアン
ト 1NetBackup 77メディアサーバー
NetBackup 77マスターサーバー
NBUPlugin for cDOT(Linux またはWindows)
クラスタ 1
SVM1
SVM2
SVM3
クラスタ 2
C モードセカンダリ
SVM1
SVM2
SVM3
SnapMirrorSnapVault
NFSC
IFS
OpenStorage Technology プラグインを使って通信します
プラグインのバージョンの判断
NBUPlugin のバージョンを判断するにはNBUPlugin がインストールされているシステムで次のバージョンファイルを検索します
Windows Install_pathyenProgram FilesyenNetappyenNBUPluginyenversiontxt
UNIX usrNetAppNBUPluginversiontxt
ファイルの内容には製品名ビルドの日付NBUPlugin のバージョンが記載されています複数のプラグインがインストールされている場合は両方のリストに表示されます
176第 10 章 参照先レプリケーションディレクタを使用した NetApp ディスクアレイの使用
プラグインのアップグレード
NetApp Plug-in for Veritas NetBackup をアップグレードするには古いプラグインを使用するすべてのストレージライフサイクルポリシージョブがアップグレード前に完了してい
ることを確認してください
ストレージライフサイクルポリシーに関連付けられたすべてのジョブの完了処理中また
は未開始を判断するには次のコマンドを使用します
Windows の場合 yenNetBackupyenbinyenadmincmdgtnbstlutilexe stlilist -U
UNIX の場合 usropenvnetbackupbinadmincmdnbstlutil stlilist -U
NetBackup データベースに対するセキュリティ強化NetBackup のセキュリティ変更の一部としてベリタス社により NetBackup (NBDB) データベースのパスワードが変更される可能性があります ユーザーが NetBackup データベースのパスワードをデフォルト値から変更している場合パスワードの変更は行われま
せん デフォルトパスワードのままになっている NetBackup データベースが新しいランダム生成されたパスワードにより更新されます NetBackup のすべての新しいインストールではセキュリティ強化の一環としてランダムに生成されたパスワードが NetBackupデータベースに割り当てられます このパスワードはインストールまたはアップグレード中には提供されません このランダムに生成されたパスワードを変更するには nbdb_adminコマンドを使用します nbdb_admin コマンドについて詳しくは『Veritas NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください
Veritas NetBackup マスターサーバーとドメインのサイズについてのガイダンス
NetBackup マスターと NetBackup ドメイン用に最適な構成を判断するためにデータ保護を包括的に評価することをお勧めします表示される情報はハードリミットではなく
ガイドラインを示すものですNetBackup は適切なリソースを使用してジョブ数を増やして拡大できます
カタログサイズは1 から 3 TB を超えることはできませんNetBackup のカタログサイズの主な要素は使用を計画しているデータ保護方法に基づきますカタログが 3 TB を超える場合はVeritas アカウント SE に詳細を問い合わせてください
大規模な環境ではカタログディスクに優れた読み込みと書き込みのパフォーマンス
が必要です
EMM データベース内のデバイス数は 1500 を超えないようにしてください
メディアサーバーの数は 100 を超えないようにしてください
177第 10 章 参照先NetBackup データベースに対するセキュリティ強化
ジョブの数は24 時間あたり 30000 個を超えないようにしてください
プロセッサの数はマスターサーバーがどこまで拡張できるかに影響します表 10-3に追加情報を提供します
表 10-3 サイズの決定に関するガイドライン
マスターサーバーごとのメディアサーバーの最大数
1 日あたりのジョブの最大数
メモリの最小要件CPU の数
201000016 GB4
502000032 GB8
1003000064 GB16
メモ プロセッサとメモリの要件について追加の推奨事項があります
p33 の 「UNIX および Linux のインストールおよびアップグレード要件」 を参照してください
p54 の 「Windows および Windows クラスタのインストールおよびアップグレード要件」を参照してください
178第 10 章 参照先Veritas NetBackup マスターサーバーとドメインのサイズについてのガイダンス
記号アクセス制御
ファイルの削除 163アップグレードポータル
NetBackup 8x について 145アンインストール
Windows Java コンソール 164Windows サーバーソフトウェア 160
インストールLinux クライアントの方式 106NetBackup リモート管理コンソール 87NetBackup 管理コンソール 84UNIX クライアントのローカルインストール 107UNIX クライアントの方式 106Windows クライアントの方式 91新しいクラスタグループ 73複数バージョンの NetBackup 管理コンソール
Windows 85複数バージョンの NetBackup 管理コンソール制限とガイドライン 85
インストールする方法新規インストールの場合の順序 23
インストールの制限Windows クライアント 91
インストールガイドラインSolaris システム 37UNIX クラスタ 38
インストールスクリプトbpconf ファイル 38サーバーのインストール 38サービスファイル 38
インストール後の作業クラスタインストール 77
インストール要件UNIX システムおよび Linux システム 33Windows システム 54
オペレーティングシステムストレージデバイスの構成 22
オンラインホットカタログバックアップ 141
カタログバックアップの構成NetBackup ウィザード 141ガイドライン 141
ガイドラインカタログバックアップの構成 141
クライアントLinux クライアントのリモートインストール方式について 121
UNIX クライアントのリモートインストール方式について 121
インストール 124サーバーのアップグレードの後のアップグレード 128サーバーへのコピー 126セキュリティ保護 124ソフトウェアのプッシュインストール 126信頼できるクライアント 124初期インストール後の追加 126
クライアントのアップグレードサーバーをアップグレードした後 128
クライアントのインストールLinux の方式 106UNIX の方式 106Windows の方式 91概要 89
クライアントのインストール方式リモート Linux クライアント 121リモート UNIX クライアント 121
クライアントソフトウェアWindows でのローカルインストール 94
クライアントソフトウェアのインストールセキュリティ保護されたクライアント 124信頼できるクライアント 124
クライアントソフトウェアのプッシュインストール 126クライアントリストの作成
bpplclients コマンド 130クライアント形式のソフトウェア
マスターサーバーへのインストール 52クラスタ
プライベートネットワーク 74クラスタのインストールおよびアップグレード
要件 61
索引
クラスタインストールインストール後の作業 77
クラスタグループ新規インストール 73構成 75
クラスタグループ名 74クラスタ化された Windows 環境でのインストール
サーバーソフトウェア 62コマンド
bpplclients 130サイレントインストール
Windows クライアント 94103サブネットマスク 73サポートされているロボット形式
このリリースでの検索 23サーバー
Windows でのサイレントインストール 79サーバーのインストール
Red Hat Linux の要件 35インストールスクリプト 38
サーバーのインストール要件Red Hat Linux 35
サーバーの変更操作 125サーバーへのクライアントのコピー 126サーバーソフトウェア
Windows でのローカルインストール 62クラスタでの削除 161クラスタ化された Windows 環境でのインストール 62リモートで Windows にインストール 62
サーバーソフトウェアの削除UNIX システムの場合 148
サービスファイルインストールスクリプト 38
システム要件Windows クライアント 91
スクリプトclient_config 123install_client_files 122sftp を使用した install_client_files 123ssh を使用した install_client_files 122
ストレージデバイスの構成オペレーティングシステム 22概要 22
セキュリティ証明書NetBackup ホスト用 25
ソフトウェアの削除NetBackup サーバー 161
ソフトウェアインストールマスターサーバー 39
メディアサーバー 46ドメインネームサービス (DNS) 35ネットワーク情報サービス (NIS) 35バックアップ
オンラインホットカタログ 141バージョンNetApp NBUPlugin の判断 173バージョンの混在のサポート
NetBackup 8x 14パスワードなしの ssh
リモート UNIX クライアントのインストール 124パブリックネットワーク 74ファイル
パスワードなしの ssh 124ファイルの削除
アクセス制御 163プッシュインストール
UNIX クライアント 107プライベートネットワーク
クラスタ 74プラグイン
NetApp 173NetApp からのアップグレード 177
プリインストールチェッカー概要 24
マスターサーバークライアント形式のソフトウェアのインストール 52ソフトウェアインストール 39
マスターサーバーへのインストールクライアント形式のソフトウェア 52
メディアサーバーソフトウェアインストール 46
ユーザーアカウントWeb サーバー 11
ユーザー主導の操作ユーザー権限 91
ユーザー権限Windows クライアント 91ユーザー主導の操作 91
ライセンス要件 27
ライセンスキーよくある質問事項 29
ライセンスキーエントリ概要 28
リモートUNIX クライアントのインストール方式について 121
リモート UNIX クライアントのインストールsftp 方式 123ssh 方式 122
180索引
パスワードなしの ssh 124リモートで Windows にインストール
サーバーソフトウェア 62リモートインストール
Linux クライアントの方式について 121UNIX クライアント 107UNIX クライアントの方式について 121Windows クライアント 93Windows クライアントソフトウェア 94
ロボット形式サポート対象の検索 23
ローカルインストールUNIX クライアント 106Windows のクライアントソフトウェア 94Windows クライアント 92
互換性NetBackup-Java 106
仮想 IP アドレス 73仮想ホスト名 74制限とガイドライン
複数バージョンの NetBackup 管理コンソールのインストール 85
削除Windows Java コンソール 164Windows サーバーソフトウェア 160クラスタのサーバーソフトウェア 161
新規インストール順序 23
方式Linux クライアントのインストール 106UNIX クライアントのインストール 106Winodws クライアントのインストール 91
概要Linux クライアントのインストール方式 106Linux クライアントのリモートインストール方式 121Linuxでのクライアントインストール 104NetBackup の Linux クライアントの削除 148NetBackup の UNIX クライアントの削除 148NetBackup カタログバックアップの構成 141UNIX でのクライアントインストール 104UNIX と Linux のインストール要件 33UNIX クライアントのインストール方式 106UNIX クライアントのリモートインストール方式 121Windows でのクライアントインストール 90Windows クライアントのインストール方式 91Windows クライアントのシステム要件 91Windows 版 NetBackup リモート管理コンソール 86クライアントのインストール 89ストレージデバイスの構成 22
プリインストールチェッカー 24ライセンスキーエントリ 28
構成NetBackup カタログバックアップ 141クラスタグループ 75
要件クラスタのインストールおよびアップグレード 61ライセンス 27
証明書 「セキュリティ証明書」を参照認証証明書 「セキュリティ証明書」を参照順序
インストールの 23
Bbpconf ファイル
インストールスクリプト 38bpplclients コマンド 130
クライアントリストの作成 130
Cclient_config スクリプト 123
Ggunzip コマンド
UNIX クライアントのインストール 105gzip コマンド
UNIX クライアントのインストール 105
Hhosts ファイル 35
Iinstall_client_files スクリプト 122~123IPv4 クラスタ 73IPv6 クラスタ 74
LLinux でのクライアントインストール
概要 104Linux クライアント
NetBackup の削除 149PBX の削除について 148インストール方法 106
Linux クライアントのインストール方式概要 106
Linux クライアントの追加 126
181索引
Linux サーバーNetBackup の削除 149
NNBUPlugin
アップグレード 177バージョンの判別 176
NetBackupインストールする方法 23
NetBackup 8xバージョンの混在のサポート 14
NetBackup 8x へのアップグレードアップグレードポータルについて 145
NetBackup LiveUpdateWindows システムからの削除 164
NetBackup Product Improvement Program 25NetBackup のアップグレード 145NetBackup の削除
Linux クライアント 149Linux サーバー 149UNIX クライアント 149UNIX サーバー 149
NetBackup の削除についてUNIX システムの場合 148
NetBackup アクセス制御ファイルの削除 159
NetBackup ウィザードカタログバックアップの構成 141
NetBackup カタログバックアップの構成概要 141
NetBackup クライアントのインストールローカル 107
NetBackup クライアントソフトウェアUNIX クライアントの種類の追加 126ローカルインストール 107
NetBackup サーバーソフトウェアの削除 161
NetBackup サーバーソフトウェアUNIX での削除について 148
NetBackup ソフトウェアの削除Linux クライアントについて 148UNIX クライアントについて 148Windows クライアント 161
NetBackup リモート管理コンソールインストール 87
NetBackup 管理コンソールWindows での複数バージョンのインストール 85Windows での複数バージョンの削除 86インストール 84
概要 84NetBackup 電子ソフトウェア配布 (ESD) イメージ 22NetBackup-Java
互換性 106NetBackup Enterprise Server
構成ガイドライン 135NetBackup Server の構成
概要 135NetBackup ウィザード
開始 135デバイス構成 138バックアップポリシーの構成 142ボリュームの構成 140
NetBackup 管理コンソール開始方法 136
NetBackup サーバー構成 135
NetBackup スクリプトUNIX 133起動と停止 133
NetBackup のストレージデバイス構成 138
NetBackup ボリューム構成 140
NTFS パーティション 94
PPBX
Linux クライアントからの削除について 148UNIX クライアントからの削除について 148削除 149非 Solaris からの削除 149
Ssftp 方式
UNIX クライアントのインストール 123リモート UNIX クライアントのインストール 123
SORTVeritas Operations Readiness Tools 1620Veritas Services and Operations Readiness
Tools 15ssh 方式
UNIX クライアントのインストール 122リモート UNIX クライアントのインストール 122
UUNIX
NetBackup スクリプト 133
182索引
UNIX でのクライアントインストール概要 104
UNIX と Linux のインストール要件概要 33
UNIX クライアントNetBackup の削除 149PBX の削除について 148インストール方法 106パスワードなしの ssh 124プッシュインストール 107リモートインストール 107ローカルインストール 106~107126
UNIX クライアントのインストールsftp 方式 123ssh 方式 122パスワードなしの ssh 124
UNIX クライアントのインストール方式概要 106
UNIX クライアントの追加 126UNIX サーバー
NetBackup の削除 149UNIX システムおよび Linux システム
インストール要件 33
Vverify
Windows クラスタのインストールまたはアップグレード 78
Veritas Operations Readiness Tools (SORT)推奨アップグレード手順 20推奨インストール手順 16
Veritas Services and Operations Readiness Tools(SORT)概要 15
WWeb サーバー
ユーザーアカウント 11Windows
Java コンソールの削除またはアンインストール 164クラスタインストールの検証 78クラスタインストール 62サイレントインストール 79サーバーソフトウェアの削除またはアンインストール 160
ソフトウェアの削除またはアンインストール 161リモートインストール 62ローカルインストール 62
Windows でのクライアントインストール概要 90
Windows でのサイレントインストールサーバー 79
Windows でのローカルインストールサーバーソフトウェア 62
Windows での複数バージョンの削除NetBackup 管理コンソール 86
Windows クライアントNetBackup ソフトウェアの削除 161インストールの制限 91インストール方法 91サイレントインストール 94103システム要件 91ユーザー権限 91リモートインストール 93ローカルインストール 92
Windows クライアントのインストール方式概要 91
Windows クライアントのシステム要件概要 91
Windows クライアントソフトウェアリモートインストール 94
Windows システムインストール要件 54クラスタのインストールおよびアップグレード要件 61
Windows システムからの削除NetBackup LiveUpdate 164
Windows 版 NetBackup リモート管理コンソール概要 86
Windows クライアント構成 103
Windows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認クラスタアドミニストレータコンソール 78
あインストールの続行
マスターサーバーのインストール後 45インベントリ
スタンドアロンドライブ 141ロボット 141
か開始
NetBackup ウィザード 135開始方法
NetBackup 管理コンソール 136
183索引
ガイドラインスタンドアロンドライブのインベントリ 141デバイス構成 139バックアップポリシーの作成 142ロボットインベントリ 141
概要NetBackup Server の構成 135Veritas Services and Operations Readiness
Tools 15起動スクリプトと停止スクリプト 133クライアントソフトウェアのプッシュインストール 51バックアップポリシーの構成ウィザード 142
起動スクリプトと停止スクリプト概要 133
起動と停止NetBackup スクリプト 133
クライアントソフトウェアのプッシュインストール概要 51
クラスタアドミニストレータコンソールWindows クラスタのインストールまたはアップグレードの確認 78
クラスタのインストールまたはアップグレードWindows の確認 78
クリーニングメディアバーコード規則 141
構成NetBackup サーバー 135NetBackup のストレージデバイス 138NetBackup ボリューム 140Windows クライアント 103マスターサーバーとメディアサーバー 135
構成ガイドラインNetBackup Enterprise Server 135
さ作成
バックアップポリシー 142推奨アップグレード手順
Veritas Operations Readiness Tools 20推奨インストール手順
Veritas Operations Readiness Tools 16スタンドアロンドライブ
インベントリ 141スタンドアロンドライブのインベントリ
ガイドライン 141ストレージユニット
定義 140
た定義
ストレージユニット 140デバイス構成
NetBackup ウィザード 138ガイドライン 139
なについて
NetBackup 8x アップグレードポータル 145
はバーコード規則
クリーニングメディア 141バックアップ形式
バックアップポリシー 142バックアップポリシー
作成 142作成のガイドライン 142バックアップ形式 142
バックアップポリシーの構成ウィザード概要 142
ボリュームの構成NetBackup ウィザード 140
まマスターサーバー
インストールの続行 45マスターサーバーとメディアサーバー
構成 135
やよくある質問事項
ライセンスキー 29
らロボット
インベントリ 141ロボットインベントリ
ガイドライン 141
184索引