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VMware Boxer 管 理 者 ガイド Boxer を構 成 して展 開 する Workspace ONE UEM v9.4 ご意 見ご感 想 をお寄 せください。 support.air- watch.com からサポートウィザードを使 用 して文 書 のフィードバックサポー トチケットを送 信 することができます。 Copyright © 2018 VMware, Inc. 無断複写複製転 載 を禁 ず。 This product is protected by copyright and intellectual property laws in the United States and other countries as well as by international treaties.VMware products are covered by one or more patents listed at http://www.vmware.com/go/patents. VMware は、米 国 およびその他 の地 域 におけるVMware, Inc. の登 録 商 標 または商 標 です。 All other marks and names mentioned herein may be trademarks of their respective companies. VMware Boxer 管 理 者 ガイド| v.2018.05| May 2018 Copyright © 2018 VMware, Inc. 無断複写複製転 載 を禁 ず。 1

VMware Boxer 管理者ガイドリリースv4.9以降のBoxerではIBMNotesTravelerv9.0.1統合がサポートされます。IBMNotesTraveler統合では、 ActiveSyncプロトコルを使用したEメール、カレンダー、および連絡先の機能がBoxerに導入されました。Eメール、カレ

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VMware Boxer管理者ガイドBoxer を構成して展開するWorkspace ONE UEM v9.4

ご意見・ご感想をお寄せください。support.air-watch.comからサポートウィザードを使用して文書のフィードバックサポー

トチケットを送信することができます。

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目次

第 1章 :概要 3

VMware Boxerの概要 4VMware Boxerを展開するための要件 4VMware Boxerで使用するコンポーネント 5VMware Boxerでサポートされている機能 6Boxerの相互運用機能 7

第 2章 :アプリケーション構成 8

AirWatchコンソールでのVMware Boxerの展開 9パブリックアプリにVMware Boxerを追加する 9VMware Boxerの割り当てとEメール設定 11VMware Boxerのアプリケーション構成 15柔軟な展開割り当てとVMware Boxer 25指紋認証の構成 26

第 3章 :アプリケーション管理 28

デバイス管理 29サードパーティ製アドレス帳に関する回避策 (iOSのみ) 31IBM Notesを使用するBoxerでの同期およびポリシーエラーの回避策 32

IBM Notes TravelerのVMware Boxer比較マトリックス 33

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第 1章:概要

VMware Boxerの概要 4

VMware Boxerを展開するための要件 4

VMware Boxerで使用するコンポーネント 5

VMware Boxerでサポートされている機能 6

Boxerの相互運用機能 7

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VMware Boxerの概要

VMware Boxerは、コンシューマのモバイル生産性向上に照準を合わせ、AES 256-ビット暗号化によるエンタープライズク

ラスのセキュリティを提供するEメールアプリケーションです。VMware Boxerでは、仕事用のデータと個人用のデータが分

けられているため、企業の所有するデバイスでも個人所有デバイスの持ち込み (BYOD)の場合でも、仕事用のEメール

やカレンダー、連絡先にスムーズにアクセスすることができます。

リリースv4.9以降のBoxerでは IBM Notes Traveler v9.0.1統合がサポートされます。IBM Notes Traveler統合では、

ActiveSyncプロトコルを使用したEメール、カレンダー、および連絡先の機能がBoxerに導入されました。Eメール、カレ

ンダー、およびその他の機能が最適に機能するように、Boxerの最新バージョンをインストールします。Boxer v4.8または

それ以前のバージョンからアップグレードする場合、IBM Notes Travelerはサポートされません。

VMware Boxerを使用する利点

VMware Boxerにより、ユーザーはスワイプジェスチャ、連絡先アバター、スマートフォルダやアカウントカラーのカスタマイ

ズ機能を使用し、アプリをパーソナライズできます。このオールインワンアプリは、ネイティブiOSおよびAndroidガイドライ

ンに倣ったデザインで、直感的なユーザーエクスペリエンスを提供します。

このガイドの対象ユーザー

このガイドは、AirWatch展開の一環としてBoxerを構成しようとしている管理者向けのガイドです。Boxerのセットアップ

では、さまざまな Eメール設定やオプションを構成することで、エンドユーザーに対する要求事項や提供機能を指定し

ます。

VMware Boxerを展開するための要件

BoxerをAirWatch環境の一部として展開するには、UEMコンソール、オペレーティングシステム、およびEメールサーバ

に関する以下の要件を満たす必要があります。

コンソールの要件

l iOSの場合は、AirWatch Console v8.3.1以降。

l Androidの場合は、AirWatch Console v8.3 FP5以降。

サポートされているエージェントのバージョン

Android iOS

AirWatch Agent v6.0.1以降

AirWatch Container v3.0.1以降

AirWatch Agent v5.2以降

サポートするデバイス

Android iOS

Androidバージョン5.0以降 iOS 9以降

第 1章 :概要

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サポートされているファイルタイプ

ファイル形式

iOS

DOC WMA JPG MOV

PDF VCF JPEG XML

PPT EXCEL MP3 SLX

TXT HTML MP4 EML

AVI DOCX

Android

DOC TXT CSV BMP

DOCX ASC PPT DIB

DOT JPG PPS WBMP

XLS JPEG PPSX TIF

XLSX GIF POTX EMF

XLTX TIFF PDF PCX

HTP MP3

サポートされているEメールインフラストラクチャ

l Boxer統合では、以下のEメールインフラストラクチャがサポートされています。

o iOS – Exchange ActiveSync 2007、2010、2013、2016、Office 365。

o Android – Exchange ActiveSync 2007、2010、2013、2016、Office 365、IBM Notes Travelerバージョン9.0.1。

l Symantec、GoDaddy、Verisignなどの信頼されたパブリックSSL証明書が必要です。

VMware Boxerで使用するコンポーネント

VMware BoxerをAirWatch環境内の他のコンポーネントと統合すると、企業 Eメールシステムのコントロールが向上しま

す。

Eメール通知サービス (iOSのみ、オプション)

リアルタイムのEメール通知を提供するには、Eメール通知サービス(ENS)を導入します。

Eメール通知サービス(ENS)により、Appleプッシュ通知のサポートがExchangeに追加されます。iOSでは、サードパーティ

のアプリは、Apple社の「Appのバックグラウンド更新」またはAppleプッシュ通知サービス(APNs)テクノロジーを使用して

通知を受信できます。各アプリはバックグラウンド更新を使用して不定期に通知を行う場合があるため、Appのバックグ

ラウンド更新が既定になっています。ただし、iOSではすべてのアプリとシステム自体のニーズのバランスを取るようになっ

ています。

第 1章 :概要

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迅速で安定した通知を実現するために、Apple社はAPNsも提供しています。APNsにより、リモートサーバからユー

ザーにそのアプリケーションに関する通知を送信できるようになりますが、Exchangeではこれがネイティブにサポートされて

いません。ENSによりAPNsのサポートが環境に追加されると、エンドユーザーのEメール受信トレイに、新しいアイテムに

関する通知を迅速に安定して届けることができます。

Eメール通知サービスの導入の詳細については、https://my.air-watch.com/help/9.1/en/Content/Expert_Guides/Email_Config_Guides/ENS/C/Introduction.htmでAirWatchのオンラインヘルプトピック「Introduction to Email NotificationService」を参照してください。

AirWatch Mobile Email Managementモデル (オプション)

セキュアEメールゲートウェイ(SEG)または PowerShellのいずれか一方のAirWatch Eメール展開モデルを構成します。

MEM展開モデルを選択する方法については、https://my.air-watch.com/help/9.1/en/Content/Core_Guides/MEM/KS_MEM_Email_Infrastructure.htmでAirWatchのオンラインヘルプトピック「Protect EmailInfrastructure」を参照してください。]

VMware Boxerでサポートされている機能

VMware Boxerを構成して展開する前に、次の注意事項と考慮事項を確認してください。

加入

AirWatchに加入し、管理されているデバイスまたはスタンドアロン加入を使用した iOSおよびAndroidデバイスで

VMware Boxerを使用できます。

通常の加入では、AirWatch AgentまたはAirWatch Containerを使用してデバイスをAirWatchに加入させます。

Workspace ONEのステップアップ加入を使用してデバイスを加入させることもできます。

スタンドアロン加入は、VMware Boxerのみで可能です。この加入方法を使用すると、エンドユーザーは最初に加入せ

ずに、App StoreまたはGoogle PlayストアからVMware Boxerアプリをダウンロードできます。エンドユーザーがBoxerを構

成するときに、ユーザー名、パスワード、サーバURL、グループIDなどのログイン資格情報を入力する必要があります。

スタンドアロン加入は、UEMコンソールで設定できる(オプションの) AirWatch自動検出をサポートします。自動検出シ

ステムによって、エンドユーザーは Eメールアドレスを使用して環境または組織グループへデバイス加入を実行できま

す。

自動検出のセットアップと設定の詳細については、『VMware AirWatch Mobile Device Management Guide』を参照し

てください。

注 :サーバURLとユーザーのグループIDは、スタンドアロン加入時に自動検出サービスによって入力されます。

S/MIME

管理者としてUEMコンソール(AirWatch v9.0以降)からS/MIME証明書をアップロードできます。エンドユーザーはセル

フサービスポータル(SSP)へ証明書をアップロードするか、証明書をEメールの添付ファイルとして送信してデバイスにイ

ンストールします。

第 1章 :概要

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サポートされているその他の機能

l 証明書ベースの認証 - VMware Boxerでは、iOSおよびAndroidプラットフォームのAirWatchに構成されている、証

明書認証局 (CA)を使用した証明書ベースの認証がサポートされます。SCEPは証明書ベースの認証ではサポート

されていません。

l 情報著作権管理 - VMware Boxerでは、iOSとAndroidプラットフォームの両方で情報著作権管理がサポートされ

ます。

l VPP アプリケーション展開 - Apple社のVolume Purchase Program (VPP)を使用して、UEMコンソールからiOS版VMware Boxerを導入できます。この展開方法では、エンドユーザーはApple IDを入力せずにアプリをダウンロード

できます。VPPを使用してアプリケーションを展開する方法の詳細については、https://my.air-watch.com/help/9.1/en/Content/Core_Guides/MAM/KS_MAM_Purchased_Apps.htmで「Purchased Applications(Apple VPP) Feature Overview」を参照してください。

Boxerの相互運用機能

BoxerのURLスキーム

Boxerアプリでは、URLスキームを使用してアプリ間統合のサポートを拡張します。AirWatchによって、一連のURLを使

用して、サポートされているサードパーティ製アプリケーションのBoxerメニューとオプションへ個別にアクセスできます。ブラ

ウザ、Eメールアプリケーション、メモなど、URL形式をサポートするアプリケーションでURLスキームを使用できます。特定

のBoxerメニューまたはオプションに直接アクセスするには、URLを保存して開きます。たとえば、boxer://calendar URLスキームを使用すると、サポートされているアプリから直接 Boxerカレンダーを開けます。

URL スキーム 説明

boxer://messages AirWatch Agent v5.2以降

boxer://calendar カレンダーを開く

boxer://calendar/<unix timestamp> 特定の日付または時刻のカレンダーを開く

boxer://calendar/create カレンダーイベントを作成する

boxer://calendar/nextEvent カレンダーの最初の今後のイベントを開く

boxer://contacts 連絡先を開く

boxer://contacts/create 連絡先を作成する

boxer://settings Boxer設定を開く

その他のURL スキーム

事前作成済み E メール

awemailclient://[email protected],[email protected]&[email protected]&kAWEmailClientEmailSubject=whatever&kAWEmailClientEmailBody=here's+the+body

説明

件名とEメール本文が設定された、1人以上の受信者向けの事前作成済み Eメールを開きます。Eメールのやり取

りを頻繁に行う場合に、複数のクイックテンプレートを作成するには、このURLを編集して保存します。

第 1章 :概要

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第 2章:アプリケーション構成

AirWatchコンソールでのVMware Boxerの展開 9

パブリックアプリにVMware Boxerを追加する 9

VMware Boxerの割り当てとEメール設定 11

VMware Boxerのアプリケーション構成 15

柔軟な展開割り当てとVMware Boxer 25

指紋認証の構成 26

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AirWatchコンソールでのVMware Boxerの展開

Boxerアプリケーションの構成には、パブリックアプリケーションとして追加し、Eメール構成を設定してエンドユーザーに割

り当てることが含まれます。

スマートグループベースの割り当て

1つ以上のスマートグループベースの割り当てを作成し、Boxer Eメール設定を個別に組織内の一連のユーザーに展

開します。割り当てグループは、同一のEメール構成を割り当てられた1つ以上のスマートグループを表します。

手順

iOSおよびAndroidデバイスにVMware Boxerの展開を構成する場合、2つの手順にわかれます。両方の手順を実行

する必要があります。

1. VMware Boxerをパブリックアプリとして追加します。詳細については、9ページのパブリックアプリにVMware Boxerを追加するを参照してください。

2. VMware Boxerをスマートグループに割り当てます。詳細については、11ページのVMware Boxerの割り当てとEメー

ル設定を参照してください。

パブリックアプリケーションの展開の詳細な手順は、https://my.air-watch.com/help/9.1/en/Content/Core_Guides/MAM/KS_MAM_Public_Apps.htmでAirWatchのオンラインヘルプトピック「Public Application Overview」を参

照してください。

注 : PowerShell環境でBoxerをパブリックアプリとして展開する場合、Exchangeにデバイスアクセスルールを構成し

て、BoxerユーザーがEメールにアクセスできるようにします。デバイスアクセスルールの構成の詳細については、

『Mobile Email Management (MEM) Guide』の「Workaround for Boxer Flexible Deployment」セクションを参照してくだ

さい。

パブリックアプリにVMware Boxerを追加する

VMware BoxerをパブリックアプリとしてUEMコンソールに追加します。アプリストアからアプリを追加すると、コンソールの

設定によってAirWatchでアプリを管理できます。

注 : Apple App Storeでは、Boxer LiteとBoxer Proも検索結果に表示されます。これらは、AirWatchの機能を備えて

いないコンシューマ向けアプリです。

1. アプリとブック> アプリケーション> リスト表示 > パブリックと進みます。

2. アプリケーションを追加 をクリックします。

3. 表示されるテキストボックスを構成し、次へをクリックします。

設定 説明

管理元 アプリがアップロードされる組織グループが表示されます。

第 2章 :アプリケーション構成

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設定 説明

プラットフォー

適切なプラットフォームを選択します。現在は、iOS およびAndroidデバイスのみがサポートされて

います。

ソース App Storeまたは Play Storeでアプリケーションを検索します。

名前 「VMware Boxer」と入力します。

4. 検索 結果画面で、VMware Boxerアプリを探して選択します。

5. 詳細 タブの自動入力項目を確認します。

6. 展開 タブで、アプリの配信モードとして「オンデマンド」または 「自動」を選択します。

l オンデマンド– App Catalogにコンテンツを展開します。コンテンツをインストールするか否か、およびそのタイミングは

デバイスユーザーが決定します。組織にとってそれほど重要ではないコンテンツにこのオプションの選択をお勧めしま

す。これは、ユーザーの希望時にアプリをダウンロードすることができるので、帯域幅の節約と不必要なトラフィックの

制限につながります。

l 自動–デバイス加入時にコンテンツをデバイスに展開します。このオプションを選択すると、デバイスが加入している

場合、即座にコンテンツをインストールするよう促すプロンプトがユーザーに表示されます。組織とそのモバイルユー

ザーにとって最も重要なコンテンツには、このオプションの選択をお勧めします。

l ポリシー設定で、エンドユーザーがアプリを受け取る方法を指定します。

設定 説明

このアプリをインストールするに

は、デバイスがMDM により管

理されている必要があります

Boxerアプリのインストールを管理デバイスに限定する場合は、このオプションを

有効にします。

o このオプションを有効にすると、エージェントおよびWorkspace ONEのステップ

アップ加入方式を使用して加入されたデバイスのみが、メール構成を受け

取ります。

o このオプションを無効にすると、Container、Workspace ONE (ステップアップ加

入なし/あり)、およびエージェントを使用して加入されたデバイスが、メール

構成を受け取ります。

アプリトンネル

Apple iOS 7+

この設定はBoxerには該当しません。

加入解除時に削除

Apple iOS

このオプションを選択すると、デバイスがAirWatchから加入解除された場合に

Boxerアプリケーションが削除されます。

アプリのバックアップを防ぐ

Apple iOS

アプリはバックアップを禁止するように構成されているため、この設定はBoxerには該当しません。

ユーザーがインストールしたア

プリをMDM 管理対象にする

Apple iOS 9以降

ストアからBoxerをダウンロードすることをエンドユーザーに許可し、加入解除時

に削除 の設定を使用したい場合は、この設定を有効にします。それ以外の場

合は、BoxerをMDM管理アプリとして設定する必要はありません。

第 2章 :アプリケーション構成

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設定 説明

アプリケーションがAirWatchSDK を使用

追加機能のためにAirWatch SDKを使用する場合は、この設定を有効にしま

す。

シングルサインオンを使用する場合は、このオプションを有効にする必要がありま

す。

7. 利用規約 を指定します。これは、ユーザーがApp Catalogから初めてアプリにアクセスしたときに表示されます。

8. 保存して割り当てを選択します。

次のステップ

ここで割り当てを追加できます。この操作は後で行うこともできます。

l 割り当てを今すぐ追加する-割り当てを追加 を選択し、「11ページのVMware Boxerの割り当てとEメール設定」の

手順に従います。

l 割り当てを後で追加する-デバイス割り当てを表示するを選択します。アプリの割り当てを実行しないことを確認す

るメッセージが表示されます。リスト表示 にVMware Boxerが表示されます。「11ページのVMware Boxerの割り当

てとEメール設定」の手順に従ってこれを後で編集し、デバイスに割り当てることができます。

VMware Boxerの割り当てとEメール設定

VMware Boxerは 「柔軟な展開」と呼ばれる割り当て機能を使用してデバイスに割り当てることができます。この割り当

てのプロセスで、組織のニーズに合うように、セキュリティおよびEメール管理機能を構成します。

作業に関する考慮事項

重要 :パスコードをなしに設定すると、Boxerアプリは暗号化されません。アプリレベルのパスコードを適用しない場

合、デバイスプロファイルを使用してデバイスレベルのパスコードを適用し、iOS デバイスを暗号化することを考慮し

てください。

l 添付ファイルセキュリティ、データ漏洩対策 (DLP)、暗号化はすべて、Boxerアプリ自体が処理します。

l DLP > Caller ID (発信者名表示) 設定を有効にすると、エンドユーザーがローカルのアドレス帳を削除したときにエ

ラーが発生します。詳細は、「31ページのサードパーティ製アドレス帳に関する回避策 (iOSのみ)」を参照してくださ

い。

l オプションのアプリケーション構成に関する詳細は、「15ページのVMware Boxerのアプリケーション構成」を参照して

ください。

第 2章 :アプリケーション構成

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手順

1. 次のいずれかに進みます。

l 割り当て画面で割り当てを追加 を選択します。

この操作は、アプリをコンソールのパブリックタブに追加した後すぐに割り当てを追加する場合に行います。

l アプリとブック> パブリックと進み、リスト表示 でVMware Boxerを選択します。割り当てを選択して、割り当て

を追加 を選択します。

この操作は、アプリをコンソールのパブリックタブに追加し、後から割り当てを追加する場合に行います。

2. E メール設定 画面で設定を行います。

設定 説明

割り当て

割り当てられたスマートグ

ループ

柔軟な展開によってVMware Boxerの割り当てを受け取るスマートグループを入力し

ます。

アプリをサイレントインス

トールに制限 (Android)サイレントインストールまたはサイレントアンインストール機能のみをサポートするデバ

イスへのアプリの割り当てを有効にします。

アカウント設定

アカウント名 メールアカウントの説明を入力します。

Exchange ActiveSync ホス

EASサーバのURLを入力します。SEG展開の場合は、代わりにSEG URLを入力しま

す。

ドメイン、ユーザー、E メー

ルアドレス

ドメイン名、ユーザー名、およびEメールアドレスなどのログイン情報を入力します。

既定では、ログイン情報には、ディレクトリサービスの参照値として定義されている

{EmailDomain}、{EmailUserName}および{EmailAddress}が設定されています。これら

の値を上書きする必要がある場合は、カスタムの参照値を使用できます。

パスワード(Android の

み)Eメールアカウントのパスワードを入力するか、または、参照値を入力してユーザーア

カウントからパスワードを取得します。

E メール同期期間 Boxerで過去何日分のEメールを同期するかを設定します。

カレンダーを同期する期

Boxerで過去何日分のカレンダーイベントを同期するかを設定します。

E メール署名 Boxerを使用して送信されるEメールの署名を指定します。

認証タイプ AirWatch資格情報を使用してExchangeでエンドユーザー認証を行うために、以下

の認証タイプのうちの1つを選択します。

l ベーシック–ユーザー名ととパスワードを使用して認証します。

l 証明書 –証明書を使用して認証します。

o 目的の認証局と証明書テンプレートを選択します。

l 両方 –証明書 (ネットワークアプライアンスでの認証)とパスワード(Exchangeでの

認証)を使用して認証します。

第 2章 :アプリケーション構成

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設定 説明

パスコード

Boxer用のアプリレベルのパスコードを設定すると、アプリが暗号化されます。デバイスユーザーは、アプリケーション

の初回アクセス時にデバイス上のアプリケーションレベルでパスコードを設定します。

タイプ l なし–パスコードを要求しません。

l 数字 –ユーザーによるパスコード設定に、数字のキーボードを表示します。

o (iOSのみ) Biometric ID -アプリに指紋認証を使用する場合はこのオプションを

有効にします。ユーザーは、パスコードの入力を初めて要求されるときに、デ

バイスでTouch ID設定を有効にするよう求められます。最初のセットアップ時

にパスコードを作成するときには、この設定を有効にする必要はありません。

o 最小文字数 -パスコードの最小文字数を設定します。

o タイムアウト(分) -アイドル状態になったときにアプリがロックされるまでの時間

を分単位で設定します。

o 有効期間 -パスコードを使用できる最長の日数を設定します。この期間を

過ぎると、パスコードは期限切れになり、再設定が必要になります。設定し

た日数が経過すると、クライアントからエンドユーザーに対して、パスコードの

作成を求めるメッセージが表示されます。

o 履歴 -ユーザーが以前に使用したパスコードを再度使用するのを防止する

ために、使用済みパスコード履歴を記憶します。

o 試行失敗回数の上限 -パスコード入力の試行失敗回数の上限を指定しま

す。この回数を超えて入力に失敗すると、アプリ内のEメールデータが消去

されます。

l 英数字 –ユーザーによるパスコード設定に、英数字のキーボードを表示します。

ここでは、数字 設定と異なるオプションのみ説明します。

o 特殊文字の最小使用数 -パスコードに使用する特殊文字の最小文字数

を設定します。

n 文字セットには、大文字、小文字、数字、記号があります。

n たとえば、「2」を選択した場合、パスコードには、上記の文字セットのうち

少なくとも2つを含める必要があります。数字と記号 (3!$#!$)、大文字と

小文字 (RtGfH)、小文字と記号 (p!$@!)などの組み合わせを使用でき

ます。

データ漏洩対策

次の項目を構成して、エンドユーザーがEメール、Eメール添付ファイル、ハイパーリンクにアクセスする方法を設

定します。

第 2章 :アプリケーション構成

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設定 説明

コピー・貼り付け 制限されている場合は、次のようになります。

l エンドユーザーは、Boxerからコンテンツをコピーして他のアプリに貼り付けることは

できません。

l 個人アカウントが有効になっている場合、エンドユーザーは、個人アカウントと仕

事用アカウントの間でコピーと貼り付けを行うことができます。したがって、コピー・

貼り付け機能を完全に制限するには、個人アカウントを無効にすることを検討し

てください。

l アプリ内で、テキストを選択したときに共有および辞書のオプションは使用できなく

なります。

スクリーンショット

(Android のみ)制限されている場合、AndroidのエンドユーザーはBoxerアプリのスクリーンショットを撮

ることができません。

E メールウィジェットを許

可 (Android のみ)有効になっている場合、Androidのエンドユーザーはホーム画面にBoxer Eメールウィ

ジェットを追加できます。

カレンダーウィジェットを

許可 (Android のみ)有効になっている場合、Androidのエンドユーザーはホーム画面にBoxerカレンダー

ウィジェットを追加できます。

ハイパーリンク 制限されている場合、エンドユーザーはVmware Browserでのみハイパーリンクを開く

ことができます。

共有 他のアプリでEメールや添付ファイルを開くことをエンドユーザーに許可するかどうかに

基づいて、いずれか1つの制限を選択します。

l プレビューのみ—エンドユーザーがEメールや添付ファイルをBoxerアプリでのみプ

レビューできるようにするには、この制限を設定します。添付ファイルを他のアプリ

で開くことはできません。

l ホワイトリスト—Eメールや添付ファイルを特定のアプリで開けるようにするには、こ

の制限を設定してアプリのバンドル IDを指定します。Content LockerとEvernoteのバンドル IDは自動的に指定されます。

l 制限なし—エンドユーザーがEメールや添付ファイルをどのアプリでも開けるように

するには、この制限を設定します。

発信者 ID 有効にすると、Boxerのすべての連絡先について、Caller ID (発信者名表示)機能が

有効になります。

この機能を有効にすると、Boxerから名前と電話番号のみがネイティブの連絡先アプ

リにエクスポートされます。

プライベートと仕事の分離

エンドユーザーが複数の個人アカウントを追加してローカルの連絡先を利用できるようにするには、UEMコンソー

ルで以下の項目を設定します。

第 2章 :アプリケーション構成

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設定 説明

個人アカウント 制限されている場合、エンドユーザーはアプリでアカウントを追加できません。

エンドユーザーのデバイスにすでにBoxerがインストールされており、個人アカウントが

構成されている場合は、既存の個人アカウントを今すぐ削除するか、後で削除する

ことを求められます。エンドユーザーは個人アカウントをすべて削除するまで、Boxerで仕事用メールを受け取ることはできません。

個人連絡先 制限されている場合、エンドユーザーはBoxerのEメールアカウントでのみ連絡先に

アクセスできます。制限されていない場合、エンドユーザーはデバイス上の他のアプリ

で連絡先にアクセスできます。

オプション

アプリケーション構成 AirWatchに用意されている構成キーと構成値のペアを使用して、Boxer展開の設定

を構成できます。

アプリケーション構成はオプションです。

3. 保存 を選択します。

4. Boxerおよびその他のサポート対象アプリとのデータのコピーアンドペーストを制限する場合は、アプリ>設定とポリ

シー>セキュリティポリシー>データ漏洩防止 でこれらを設定します。エンドユーザーのデバイスに適用するこれらの

設定では、SSOを有効にする必要があります。これらの制限事項はサポート対象のすべてのVMwareアプリケー

ションに適用されます。

設定 説明

コピー/貼り付けを有効化 無効の場合、エンドユーザーはBoxerからコンテンツをコピーして他のアプリに貼り

付けることはできません。

コピー/貼り付け情報を有効化 無効の場合、エンドユーザーは他のアプリケーションからBoxerへコンテンツをコ

ピーして貼り付けることはできません。

VMware Boxerのアプリケーション構成

AirWatchに用意されている構成キーと構成値のペアを使用して、Boxer展開の設定を構成できます。

これらの設定を行うには、アプリの割り当て時に、構成キーと対応する構成値をアプリケーション構成として入力しま

す。

重要 : Boxerがすでにエンドユーザーのデバイスにインストールされている場合、新しいプロファイル設定のダウンロー

ドに数分かかる場合があります。

第 2章 :アプリケーション構成

15

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同期期間

このキー/値ペアによって、Boxerアプリでメールとカレンダーを同期する最大日数を構成できます。このペアを設定する

と、Boxerアプリの設定で利用できる制限なし機能を非表示にできます。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyEmailMaxSyncPeriod 整数 0- すべて同期

1- 1日

2- 3日

3- 1週間

4- 2週間

5- 1か月

メールを同期する日数を指定します。

PolicyCalendarMaxSyncPeriod 整数 0- すべて同期

4- 2週間

5- 1か月

6- 3か月

7- 6か月

カレンダーイベントを同期する日数を指定し

ます。

注 :古いメールとカレンダーの同期をすべてブロックするには、このキー/値ペアを設定してから新しいメールまたはカレ

ンダーイベントを同期します。キー値から0を削除すると、PolicyEmailMaxSyncPeriodと

PolicyCalendarMaxSyncPeriodの制限なしオプションが無効になります。

(iOSのみ)印刷を許可する

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyAllowPrint ブーリアン True -有効

False -無効

BoxerでEメールメッセージと添付ファイルを印

刷できないようにするには、Falseに設定しま

す。

第 2章 :アプリケーション構成

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(Androidのみ)通知なし

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyLimitNotificationText 整数 0 -送信者、件名、

本文のプレビューが

表示されます (既定

値)

1 -送信者、件名が

表示されます

2 -送信者が表示さ

れます

3 -一般的な通知

(新しいメールの受

信)

4 -通知なし

構成値を設定して、Boxerの通知で表示す

る内容を制限します。

外部アドレスをマーク

Eメールに外部の受信者を追加するときにユーザーに警告するようにBoxerを構成するには、次のキーを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

AppDomainsInternal String 内部ドメインのリスト

を指定します。たとえ

ば、[vmware.com, air-watch.com]です。

内部のまたは許可されているドメインを定義し

ます。内部ドメインが定義されており、

AppDomainsWarningキーが設定されていない

場合、ユーザーはBoxerで「送信する前に確

認する」を使用して警告を無効にできます。

AppDomainsWarning ブーリアン True -有効

False -無効 (既定値)

ユーザーが外部ドメインから受信者を入力した

ときの警告を有効にするには Trueに設定しま

す。ドメインが設定されており、

AppDomainsWarning値がTrueに設定されて

いる場合、ユーザーは 「送信する前に確認す

る」の設定を使用できません。警告が表示さ

れたら、ユーザーはそれを受け入れて「Eメール

を作成する」メニューに戻るか、または無視し

て外部の受信者へのEメールの送信を続行す

ることができます。

AppDomainsInternalキーが有効で、AppDomainsWarningキーが無効である場合、「送信する前に確認する」の設定

は無効であり、デバイスユーザーは、必要に応じてBoxerアプリで設定を切り替えることができます。

「AppDomainsInternal」キーと「AppDomainsWarning」キーが無効である場合、「送信する前に確認する」の設定は無

効であり、デバイスユーザーは、必要に応じてBoxerアプリで設定を有効にすることができます。AppDomainsInternalとAppDomainsWarningの両方がTrueに設定されている場合、「送信する前に確認する」の設定は有効ですが、デバイ

スユーザーは使用できません。

モバイルフロー

Boxerのモバイルフローを設定するための次のキーを追加します。

第 2章 :アプリケーション構成

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構成キー 値タイプ 構成値 説明

AppMobileFlowsEnabled ブーリアン True -有効

False -無効

Boxerのモバイルフローを有

効にするには、Trueに設定し

ます。

AppMobileFlowsHost String モバイルフローホストに有効なURLを指定します。たとえば、

http://acme.hero.acme1.comのように

なります。

モバイルフローホストのURLを定義します。

AppMobileFlowsvIDM String デバイスユーザーを認証するための有

効なURLを指定します。たとえば、

http://acme.vIDM.acme2.comのように

なります。

認証するデバイスユーザーの

URLを定義します。

ローカルの連絡先を許可する

Boxerでローカルの連絡先のポリシーを定義するには、このキーを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyAllowLocalContacts ブーリアン True -有効

False -無効

Boxerでローカルの連絡先を有効にするに

は、Trueに設定します。無効にすると、Boxerの「ローカルの連絡先」オプションをエンド

ユーザーは使用できません。

ローカルカレンダーを許可する

Boxerでローカルカレンダーのポリシーを定義するには、このキーを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyAllowLocalCalendars ブーリアン True -有効

False -無効

Boxerでローカルカレンダーを有効にするに

は、Trueに設定します。無効にすると、Boxerの「ローカルの連絡先」オプションをエンド

ユーザーは使用できません。

(iOSのみ) PolicyDerivedCredentials

派生資格情報の認証ポリシーをBoxerに対して有効にするには、このキーを追加します。有効にする場合、デバイス

ユーザーは、Boxerに加入するためのVMware PIV-DManagerアプリをインストールする必要があります。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyDerivedCredentials 整数 1 -有効

0 -無効

派生資格情報の加入をBoxerで有効にする

には、1に設定します。

既定のスワイプアクション

Boxerで既定のスワイプアクションを定義するには、このキーを追加します。

第 2章 :アプリケーション構成

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構成キー 値タイプ 構成値 説明

AppSwipesLeftShortDefault 整数 1 =アクショングリッド

2 =アーカイブ

3 =削除

4 =移動

5 =フラグを付ける

6 =クイック返信

7 =既読または未読

8 =迷惑メール

既定のスワイプアクションを定義します。ユー

ザーは、Boxerアプリで提供されるオプションを

使用して、スワイプアクションのカスタマイズが

できます。AppSwipesLeftLongDefault

AppSwipesRightShortDefault

AppSwipesRightLongDefault

既定の対話ビュー

Boxerで対話ビューの既定ポリシーを定義するには、このキーを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

AppConversationViewDefault ブーリアン True -有効

False -無効

対話スレッディングを既定で有効にするに

は、Trueに設定します。無効の場合、デバ

イスユーザーは対話スレッディングオプション

を利用できません。

既定のアバターポリシー

Boxerでアバターの既定ポリシーを定義するには、このキーを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

AppAvatarsDefault ブーリアン True -有効

False -無効

アバターを既定で有効にするには、Trueに設

定します。ユーザーは、Boxerアプリで提供され

るオプションを使用して、アバター設定を変更

できます。

(iOSのみ)カスタムキーボードを許可する

Boxerでサードパーティ製キーボードを許可するポリシーを定義するには、このキーを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyAllowCustomKeyboards ブーリアン True -有効 (管理対

象外デバイスの既定

値)

False -無効 (管理対

象デバイスの既定

値)

Trueに設定すると、ユーザーはBoxer内で

サードパーティ製キーボードをアクティブにでき

ます。

連絡先のエクスポートを既定にする

既定での連絡先のエクスポートを有効または無効にするには、このキーを追加します。

第 2章 :アプリケーション構成

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構成キー 値タイプ 構成値 説明

AppDefaultCallerID ブーリアン True -有効

False -無効

既定で連絡先のエクスポートを有効にするに

は、trueに設定します。この設定を行うには、

AirWatchコンソールのCaller ID (発信者名表

示)オプションが「制限なし」として設定されて

いる必要があります。

Caller ID (iOS用の連絡先のエクスポート)を許可する

Boxerの「連絡先をエクスポート」オプションをエンドユーザーに対して有効または無効にするには、このキーを追加しま

す。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyAllowCallerID ブーリアン True -有効

False -無効

エンドユーザーによる連絡先のエクスポート

を有効にするには、trueに設定します。この

設定では、AppDefaultCallerID構成値を

「有効」に設定する必要があります。

無効にすると、Boxerの「連絡先をエクス

ポート」オプションをエンドユーザーは使用で

きません。

アーカイブを許可する

Boxerの「アーカイブ」アクションをエンドユーザーに対して有効または無効にするには、このキーを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyAllowActionArchive ブーリアン True -有効

False -無効

エンドユーザーによるアーカイブアクション

を有効にするには、trueに設定します。

無効にすると、Boxerの「アーカイブ」オ

プションをエンドユーザーは使用できませ

ん。

迷惑メールを許可する

Boxerの「迷惑メール」アクションをエンドユーザーに対して有効または無効にするには、このキーを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyAllowActionSpam ブーリアン True -有効

False -無効

エンドユーザーによる迷惑メールアクショ

ンを有効にするには、trueに設定しま

す。

無効にすると、Boxerの「迷惑メール」オ

プションをエンドユーザーは使用できませ

ん。

第 2章 :アプリケーション構成

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サードパーティの添付ファイルを制限する

デバイスユーザーが複数のサードパーティのファイルをEメールメッセージに添付することを制限するかどうかを指定する

には、これらのキーを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyAllowDocProviders ブーリアン True -有効

False -無効

Boxer内で、外部プロバイダ(例 : iCloud、Dropbox、Google Drive)の添付ファイルを有

効化または無効化します。

PolicyAllowOpenIn 整数 0- 許可しない

1- 許可する

Boxer内でオープン先指定機能または共有

機能を利用して、他アプリのファイルを添付す

ることを有効化または無効化します。添付

ファイルのオープン先指定または共有を無効

化した場合、"Your administrator hasrestricted attachments from externalapplications"というメッセージが表示されま

す。

(iOSのみ)PolicyAllowPhotoAttachment

ブーリアン True -有効

False -無効

フォトギャラリー内およびカメラ内の画像およ

びメディアファイルを添付する処理を有効化

または無効化します。

S/MIME

S/MIMEのサポートを構成するには、これらのキー値ペアを使用します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicySMIME 整数 0 -無効 (既定値)

1 -許可する

2 -必須

S/MIMEサポー

トの状態を変更

します。

PolicySMIMEEnableRevocationCheck 整数 0 -無効

1 -有効

OnlineCertificate StatusProtocol (OCSP)を有効または無

効にします。

PolicySMIMERevocationCheckUrl String サポートされる形式:

http://ocsp.acme.us/

ocsp:88

失効チェックURLを構成します。

PolicySMIMERevocationCheckType 整数 0 -チェーン全体を確認

1 -ユーザー証明書のみを確認

失効チェックタイ

プを構成しま

す。

第 2章 :アプリケーション構成

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構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicySMIMERevocationUseAIA 整数 0 -無効 (証明書内で構成されたURLを失効状態の確認に使用せず、

PolicySMIMERevocationCheckUrlのみを

使用する)

1 -有効 (証明書内で構成されたURLを失効状態の確認に使用し、使用できな

い場合は、

PolicySMIMERevocationCheckUrlにフォールバックする)

2 -必須 (証明書内で構成されたURLのみを失効状態の確認に使用し、

PolicySMIMERevocationCheckUrlは無視

する)

失効の使用ポリ

シーを定義しま

す。

PolicySMIMERevocationEnforceNonce 整数 0 -無効 (ノンスを強制)

1 -有効 (ノンスを使用しない)

ノンスの使用ポ

リシーを定義し

ます。

PolicySMIMERevocationTTL 整数 7 -既定値 失効データの保

持時間を定義

します。

PolicySMIMETrustStore 整数 0 -デバイスの信頼ストア(既定値)

1 - Boxerの信頼ストア

信頼ストアを定

義します。

第 2章 :アプリケーション構成

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空のリンクを再取得する

非標準のURLスキームの再取得ポリシーを構成するには、このキー値ペアを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

AppRefetchEmptyLinksUsingMime ブーリアン True -MIMEを使

用してEメールの

本文を取得しま

サーバ以外のドメインを参照する、標準外の

URLスキームを含むEメール(HTMLを使用して

取得)の場合、ExchangeよってこのURLが2つの空白に置き換えられます。これを検出し、

MIMEを使用して問題が発生した本文を再ダ

ウンロードして、URL置換エラーにならないように

するには、BoxerでPolicyRefetchEmptyLinksUsingMimeを有効にし

ます。

モダン認証

このペアを設定すると、Office 365アカウントの最新の認証方法が有効になります。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

AccountUseOauth ブーリアン True -有効

False -無効

Office 365の最新の認証方法を有効または無

効にします。有効にすると、加入時にユーザー

はメールパスワードを入力するログインページ

にリダイレクトされます。

添付ファイルをダウンロードする

添付ファイルのダウンロードを有効化または無効化するには、このキー値ペアを追加します。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyAllowAttachments ブーリアン True -有効

False -無効

添付ファイルのダウンロードを有

効化または無効化します。

SSO の有効化

セキュリティポリシーでSSOが有効になっている場合、アプリケーションがAirWatch SDK を使用 を有効にして、次の構

成キーと値を割り当てることで、BoxerにSSO機能を追加できます。Boxer (iOS上およびAndroid上)でSSO機能を利

用するには、AirWatchコンソール9.0.5以降が必要です。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

AppForceActivateSSO ブーリアン True -有効

False -無効

BoxerのSSO機能を有効または無効にしま

す。

ブラウザ例外リスト

AirWatchコンソールでハイパーリンクが制限ありまたは制限なしに設定されている場合、AppDefaultBrowserExceptionsキーを使用することにより、ハイパーリンクに対する例外リストを作成できます。

次の機能をサポートするようにキー値ペアを構成できます。

第 2章 :アプリケーション構成

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l AirWatchコンソールでハイパーリンクが制限されている場合、すべてのリンク先がVMware Boxerで開きます。

l ハイパーリンクが制限されているが、例外リストが存在する場合、使用可能なすべてのブラウザが表示されます。た

だし、例外リスト内のリンク先は既定のブラウザで開きます。

l AirWatchコンソールでハイパーリンクが制限されていない場合、使用可能なすべてのブラウザが表示され、すべての

リンク先が既定のブラウザで開きます。

l AirWatchコンソールでハイパーリンクが制限されていないが、例外リストが存在する場合、使用可能なすべてのブラ

ウザが表示され、例外リスト内のリンク先だけがVMware Boxerで開きます。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

AppDefaultBrowserExceptions String AppDefaultBrowserExceptions= ["*.acme.com","acme*.acme1.com","source.acme.com","acme.com"]

特定のリンク先が既定のブラウザで開

くようにするには、または特定のリンク

先が既定のブラウザで開かないように

するには、例外リストを作成します。

セキュリティ分類

メール分類のマーキングを有効にすることでBoxerから送信されるメールにセキュリティ分類を割り当てることができま

す。次の構成キーと値を割り当てると、メール分類のマーキング機能が有効になります。

構成キー 値タイプ 構成値 説明

PolicyClassMarkingsEnabled 整数 0 -無効

1 -有効

分類のマーキングを有効または無効にしま

す。

PolicyClassMarkingsXHeader String x-header名 (オプション)分類のx-headerを有効にして

定義します。

PolicyClassVersion String 1.0 分類機能のバージョン番号。

PolicyClassMarkingsRankEnabled 整数 0 -無効

1 -有効

(オプション)分類の階層型ランキングを有

効にします。

PolicyClassMarkingsDefaultClass String Confidential (社外

秘)、Restricted (取扱

注意)、Protected (保護)、Secret (極秘)

(オプション)メールの既定の分類を設定し

ます。この値は、PolicyClassMarkings構成

値の入力値と一致している必要がありま

す。

PolicyClassMarkings String 25ページの

PolicyClassMarkings構成値

分類の階層型リストを定義します。

第 2章 :アプリケーション構成

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PolicyClassMarkings 構成値

[{

"Rank": 4,

"DisplayName": "Secret",

"Description": "This is secret...",

"Subject": "(Secret)",

"TopBody": "Classification: Secret",

"BottomBody": "Classification: Secret",

"XHeader": "Secret"

}, {

"Rank": 3,

"DisplayName": "Restricted",

"Description": "This is restricted...",

"Subject": "(Restricted)",

"TopBody": "Classification: Restricted",

"BottomBody": "",

"XHeader": "Restricted"

}, {

"Rank": 2,

"DisplayName": "Protected",

"Description": "This is protected...",

"Subject": "[Sec=Protected]",

"TopBody": "",

"BottomBody": "Classification: Protected",

"XHeader": "Protected"

}, {

"Rank": 1,

"DisplayName": "Confidential",

"Description": "This is confidential...",

"Subject": "(Confidential)",

"TopBody": "Classification: Confidential",

"BottomBody": "Classification: Confidential",

"XHeader": "Confidential"

}]

柔軟な展開割り当てとVMware Boxer柔軟な展開による割り当てを使用すると、Eメール設定をスマートグループにマッピングできます。

割り当てには、組織グループに属するスマートグループを1つ以上含めることができます。同一のEメール設定を有する

割り当てがグループ化されます。必要に応じて、「割り当てられたスマートグループ」フィールドで、既存のスマートグルー

プを選択したり、新しいスマートグループを作成したりできます。

第 2章 :アプリケーション構成

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複数のEメール設定が複数の割り当てグループに割り当てられている場合、最新の設定ほど優先度が高くなります。

デバイスが複数の割り当てクループに存在して、そのグループが複数のEメール設定で構成されている場合、デバイス

は最も優先度が高い割り当てグループからEメール設定を受信します。

指紋認証の構成

Androidおよび iOSのVMware Boxerでは、指紋認証がサポートされます。通常の展開と割り当てプロセスの一環として

認証方法を構成します。

加入プロセスの

l Android版 VMware Boxer v4.5とiOS版 VMware Boxer 4.2

l AirWatch v9.0.5以降

手順

指紋認証を構成するには、次の手順を実行します。

1. グループと設定 > すべての設定 > アプリ> 設定とポリシー > セキュリティポリシーに進みます。

2. オーバーライドを選択して継承した設定をオーバーライドします。

3. 認証タイプをパスコードまたはユーザー名とパスワードに設定します。Boxerで指紋機能を使用するにはパスコー

ドと生体認証を有効にする必要があります。

4. 認証タイプ設定を展開します。

5. 認証タイムアウトに0より大きい値を入力します。

6. 生体認証モードを指紋 に設定します。

7. 画面の下部にある保存 を選択します。

8. VMware BoxerアプリでAirWatch SDKを使用するように構成します。AirWatch SDKを使用すると、セキュリティと安定

性を最大にカスタマイズして展開できます。

l VMware BoxerをパブリックアプリとしてUEMコンソールに追加していない場合は、アプリとブック> リスト表示 >パブリック> アプリケーションを追加 に進みます。手順を実行してアプリを追加します。アプリケーションが

AirWatch SDK を使用 を有効にします。既定のプロファイルを使用できます。詳細については、9ページのパブ

リックアプリにVMware Boxerを追加するを参照してください。

l VMware BoxerをUEMコンソールに追加している場合は、アプリとブック> リスト表示 > パブリックに進んでアプリ

を選択します。編集 を選択します。「展開」タブを選択し、アプリケーションがAirWatch SDK を使用 を有効に

します。既定のプロファイルを使用できます。

9. アプリとブック> パブリックアプリケーションに進みます。VMware Boxerアプリを選択し、割り当てるを選択します。

割り当てを追加 を選択します。

Eメール設定を構成します。詳細については、11ページのVMware Boxerの割り当てとEメール設定を参照してくだ

さい。

AndroidとiOSデバイスの両方で、指紋認証に次の設定を構成する必要があります。

第 2章 :アプリケーション構成

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設定 説明

アプリケーション構成

構成キー この設定に構成キーを入力します。

指紋認証の場合、AppForceActivateSSOを入力します。

値タイプ 構成キーに関連付けられた値のタイプを選択します。

指紋認証の場合、Booleanを選択します。

構成値 構成値を入力します。

指紋認証の場合は、trueを入力します。

10. 保存 を選択します。

11. デバイス割り当てを表示するを選択し、保存して公開 を選択します。

割り当てたデバイスに新しい設定が受信されると、エンドユーザーはデバイス設定で指紋認証を有効にできます。指

紋認証の構成では、デバイスに指紋を追加します。有効にすると、エンドユーザーはバックアップパスコードか、ユー

ザー名とパスワードを入力する必要があります。

第 2章 :アプリケーション構成

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第 3章:アプリケーション管理

デバイス管理 29

サードパーティ製アドレス帳に関する回避策 (iOSのみ) 31

IBM Notesを使用するBoxerでの同期およびポリシーエ

ラーの回避策 32

28

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デバイス管理

UEMコンソールでデバイス管理ツールを使用してビジネスデータへのアクセスを削除できます。使用可能なアクション

は、加入方法によって異なります。

企業情報ワイプ

加入済みデバイスからすべてのビジネスデータを削除するには、企業情報ワイプを使用します。企業情報ワイプは、

VMware Boxer内の企業 Eメールアカウントへのアクセスも削除します。このアクションで企業データは削除されますが、

デバイスから個人データは削除されません。企業情報ワイプを使用するには、通常の加入を使用してデバイスの加入

を実行する必要があります。スタンドアロン加入では、企業情報ワイプはサポートされません。

企業情報ワイプを実行すると、個人アカウントもすべてBoxerから削除されます。エンドユーザーは、再度 Boxerでそれ

らのアカウントにログインし直して、同期することで、個人アカウントのEメールを復元する必要があります。企業情報ワ

イプには次の機能があります。

l 加入解除時に削除 設定をBoxerアプリの初回構成時に選択した場合は、AirWatchからの加入解除時に、

Boxerアプリケーションを削除します。

l Eメール、連絡先、カレンダーを含むすべてのBoxerデータを削除するために、アプリに対して同期リクエストを送信

します。

実際にデータが削除されるのは、アプリの同期が行われたときです。同期が行われるのは、アプリがアクティブでスケ

ジュールされた同期が実行されるとき、またはユーザーがアプリを起動したときです。同期の実行前にエンドユー

ザーがアプリを削除した場合、Boxerの連絡先は、デバイス上に残ったままになります。

デバイスワイプに関する考慮事項

スタンドアロン加入のBoxerデバイスはAirWatchでは管理されず、デバイスサンプルはデバイスからUEMコンソールに

返送されません。加入デバイスはUEMコンソールの「デバイス詳細」ページでは常にアイドル状態です。

デバイス状態を信頼する順守ポリシーを、スタンドアロン加入を使用するスマートグループから削除する必要がありま

す。順守ポリシーが有効になっている場合、UEMコンソールはこれらのデバイスが順守ポリシーに違反すると報告し、デ

バイスワイプなどの設定アクションを呼び出します。

IBM Traveler Serverへのアクセスをブロック

IBM Traveler Serverは、Travelerのnotes.ini設定を使用して、管理対象デバイス(AirWatch Agent、AirWatchContainer、VMwareWorkspace One、スタンドアロン加入)へのアクセスのみ許可するように設定できます。この設定は、

Boxer User Agentに基づいてクライアントを許可するように編集できます。Boxerは、Travelerサーバとの通信用の管理

モードを識別するための一意のユーザーエージェント文字列を指定することができます。

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手順

1. Travelerサーバにログオンし、notes.ini構成ファイルを見つけます。

2. Notes.ini構成ファイルを開き、NTS_USER_AGENT_ALLOWED_REGEXパラメータを見つけます。

3. = AirWatch BoxerManagedをNTS_USER_AGENT_ALLOWED_REGEXパラメータの後に追加します。たと

えば、NTS_USER_AGENT_ALLOWED_REGEX = AirWatch BoxerManagedのようにします。

4. (オプション) Boxerの管理対象デバイスと管理対象外デバイスを許可するが、ネイティブメールクライアントが

Travelerサーバにアクセスするのをブロックしたい場合、= AirWatch BoxerをNTS_USER_AGENT_ALLOWED_REGEXパラメータの後に追加します。たとえば、NTS_USER_AGENT_ALLOWED_REGEX = AirWatch Boxerのようにします。

5. 保存 を選択します。

第 3章 :アプリケーション管理

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サードパーティ製アドレス帳に関する回避策 (iOSのみ)エンドユーザーが iOSのネイティブのメール設定を使用してEメールアカウントを構成すると、場合によっては、ローカルの

既存の連絡先をどうするかを尋ねるダイアログが表示されます。1つのオプションは、削除 であり、これを選択すると、

ローカルのアドレス帳が削除されます。つまりこれが実行されると、iOSのネイティブのアドレス帳が削除されますが、この

アドレス帳は、Caller ID (発信者名表示)機能を有効にした場合に、Boxerの連絡先が保存される場所です。そのた

め、エンドユーザーは、Caller ID機能用のBoxerの連絡先をエクスポートできなくなります。

エンドユーザーは、以下の手順を実行することで、この問題を解決できます。

1. 設定 >メール/連絡先/カレンダーと進み、すべてのアカウントについて、連絡先 の同期をオフにします。

2. Boxerアプリを起動し、設定 のCaller ID (発信者名表示)を有効にします。

3. デバイスの設定 に戻り、メール/連絡先/カレンダーに進み、すべてのアカウントの連絡先 の同期をオンにします。

エンドユーザーには、ローカルの連絡先を削除するかどうかを確認するダイアログが表示されます。

4. iPad に残すを選択します。

5. これにより重複が生じる可能性があるというメッセージが表示されたら、残すを選択します。

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IBM Notesを使用するBoxerでの同期およびポリシーエラーの回避策

AirWatch Console v9.2では、EメールタイプをSEGを搭載するIBM Notesにして使用するように構成されたデバイスで、

同期またはポリシーエラーが発生します。管理対象デバイスポリシーがオンに設定されている場合、このデバイスは管

理対象外デバイスとして検出されます。その結果、メール同期は次の再協議までブロックされます (差分または完全同

期)。管理対象デバイスポリシーがオフに設定されている場合、このデバイスは管理対象外デバイスとして検出されま

す。この場合は、メール同期はブロックされませんが、管理対象デバイスのSEGポリシーはBoxerに適用されません。こ

のエラーを解決するには、「Eメールタイプ」を「Lotus Notes」から「Microsoft Exchange」に変更します。この問題および

回避策は、AirWatch Console v9.2のみに対応します。

問題を解決するには、次の回避策を実行します。

1. コンソール> Eメール> Eメール設定 に進んで構成 を選択します。

Boxerでのみ使用している場合は、既存のMEM構成を編集できます。AirWatch Inboxに既存のMEM構成を使

用している場合は、構成を複製して、その設定にBoxer用の回避策を追加して適用します。

2. Eメール構成を編集 を選択します。「Eメール構成を編集」ページが表示されます。

3. 「プラットフォーム」タブで、「Eメールタイプ」にExchangeを選択して、Exchangeバーションのいずれかを選択します。

4. タブで次へを選択して、保存 を選択します。

5. コンソール> Eメール> Eメール設定 へ進み、EメールサーバタイプがMicrosoft Exchangeになっていることを確認しま

す。

6. アプリとブック>アプリケーション> VMware Boxerに進みます。

7. 割り当てるを選択し、割り当てを追加 を選択します。

8. 「Eメール設定」からEメール管理 を選択します。

9. Exchangeに構成したEメール設定をEメールサーバタイプとして選択します。

10. 保存して公開 を選択します。Eメール同期が開始され、ポリシーがBoxerに適用されます。

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IBM Notes TravelerのVMware Boxer比較マトリックス以下の機能マトリックスでは、IBM Notes Traveler (Lotus Notes Traveler)で構成した場合にVMware Boxerでサポートさ

れる、iOSとAndroidバージョンの違いを比較します。

機能 iOS Android

リモート管理アクション

Eメールアカウントを構成 ✓ ✓

すべての企業データと設定をワイプ ✓ ✓

パスコードを消去 x x

展開方法

VMware AirWatch Container ✓ ✓

VMwareWorkspace ONE ✓ ✓

VMware AirWatch Agent ✓ ✓

スタンドアロン加入 (Eメールアクセスのみ) ✓ ✓

アプリケーションのパスコードポリシー

Active Directoryユーザー名とパスワードを要求 x x

長さの下限を設定 ✓ ✓

英数字パスコード ✓ ✓

特殊文字を要求 ✓ ✓

パスコードタイムアウト期間を設定 ✓ ✓

パスコードの有効期間を設定 ✓ ✓

パスコード履歴を強制 ✓ ✓

試行回数の上限を設定 ✓ ✓

TouchID/指紋認証の統合 ✓ ✓

パスコードを忘れた場合のリセット ✓ ✓

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機能 iOS Android

AirWatchアプリでパスコードを共有 ✓ ✓

データ漏洩対策

転送時 AES 256ビットSSL暗号化 ✓ ✓

保存時 AES 256ビット暗号化 ✓ ✓

複数アカウントの追加を有効または無効にする ✓ ✓

侵害状態デバイスを検出 ✓ ✓

コピーと貼り付けを有効または無効にする ✓ ✓

スクリーンショットを有効または無効にする x ✓

添付ファイルのダウンロードを有効または無効にする x x

添付ファイルを開くことができるアプリを制限 ✓ ✓

ブラックリストに追加されたドメインへの送信を禁止 x x

ホワイトリストに追加されたドメインへの送信を制限 x x

VMware Browserでリンクを強制的に開く ✓ ✓

Caller IDを有効または無効にする ✓ ✓

リモートIT ポリシー

メール同期のために遡る既定日数を設定 ✓ ✓

カレンダー同期のために遡る日数を設定 ✓ ✓

SSLエラーを無視 x x

カレンダーへのアクセスを有効または無効にする x x

連絡先へのアクセスを有効または無効にする x x

証明書を使用してアカウントを認証 x x

資格情報を使用してアカウントを認証 ✓ ✓

資格情報と証明書を使用してアカウントを認証 x x

HTML Eメールを有効または無効にする x x

既定のEメール署名を構成 ✓ ✓

署名編集を有効または無効にする x x

添付ファイルの最大サイズを設定 x x

アプリケーションの設定

複数のアカウントを追加 ✓ ✓

メール同期のために遡る既定日数を構成 ✓ ✓

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機能 iOS Android

カレンダー同期のために遡る既定日数を構成 ✓ ✓

スワイプジェスチャを構成 ✓ ✓

カスタムのクイック返信を構成 ✓ ✓

ローカルカレンダーの表示を有効または無効にする ✓ ✓

ローカルの連絡先の表示を有効または無効にする ✓ ✓

スレッド表示を有効または無効にする ✓ ✓

「元に戻す」期間を設定 x ✓

WiFi経由の添付ファイルの自動ダウンロードを構成 x ✓

週の開始日を構成 ✓ ✓

E メール機能

複数アカウントの統合受信トレイ ✓ ✓

ステータス(空き時間)を送信 ✓ ✓

Eメールのクイック返信 ✓ ✓

イベント招待に返信 ✓ ✓

Eメールの予測移動 ✓ ✓

カスタムボックス(暗証番号個別または統合サブフォルダ) ✓ ✓

イベント招待にイベント競合を表示 ✓ ✓

フラグ付き/スター付きでフィルタ処理 ✓ ✓

未読メールでフィルタ処理 ✓ ✓

既読/未読/フラグ付きとしてマーク ✓ ✓

Eメールの一括操作 ✓ ✓

会話 (スレッド)別にEメールを表示 ✓ ✓

宛先/件名で検索 ✓ ✓

Eメールのサブフォルダを表示 ✓ ✓

Eメールのサブフォルダを自動同期 ✓ ✓

グローバルアドレスリストの連絡先を検索 ✓ ✓

Eメールを下書きに保存 ✓ ✓

すべてを選択 ✓ ✓

送信者別の「全て選択」機能 ✓ ✓

不在時の自動返信を構成 ✓ ✓

IBM Notes TravelerのVMware Boxer比較マトリックス

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機能 iOS Android

カレンダー機能

タイトル/主催者で検索 x ✓

カレンダーの招待を承諾/辞退/仮承諾 ✓ ✓

イベントを作成してイベント招待を送信 ✓ ✓

イベント主催者/出席者に返信 ✓ ✓

カレンダーイベントを転送 x x

ワンクリック会議通話 ✓ ✓

月または日単位でイベントを表示 ✓ ✓

カレンダーアジェンダを表示 ✓ ✓

会議をプライベートとしてマーク ✓ ✓

ローカルデバイスカレンダーを表示 ✓ ✓

会議に自分の空き状況を構成 (別名表示) ✓ ✓

定期的なイベントのスケジュールを編集 ✓ ✓

一連のカレンダーイベントに個別に返信 ✓ ✓

イベント招待にコメントを付けて返信 ✓ ✓

表示するカレンダーを構成 ✓ ✓

連絡先機能

グローバルアドレスリストから連絡先を検索 ✓ ✓

連絡先に電話およびメッセージを送信 ✓ ✓

Caller ID連絡先を同期 ✓ ✓

最近の連絡先を表示 ✓ x

よく使う連絡先を管理 ✓ ✓

リッチ連絡先を作成/編集/削除 ✓ ✓

GALの連絡先写真を表示 ✓ ✓

Information Rights Management

権限管理されたEメールのサポート x x

通知とウィジェット

Eメール通知をプッシュ(iOSでは Eメール通知サービスが必須) x ✓

カレンダーイベントの通知を表示 ✓ ✓

Eメールウィジェットを有効または無効にする x ✓

カレンダーウィジェットを有効または無効にする x ✓

IBM Notes TravelerのVMware Boxer比較マトリックス

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機能 iOS Android

通知設定を構成 ✓ ✓

S/MIME 機能

S/MIME署名済みメッセージのサポート x x

添付ファイル機能

添付ファイルプレビューを標準搭載 ✓ ✓

ローカルに保存された添付ファイルを表示 ✓ ✓

ファイルへのリンクをコンテンツソリューションから追加 ✓ ✓

ドキュメントプロバイダからのファイルを追加 ✓ ✓

ローカルの添付ファイルを添付 ✓ ✓

トラブルシューティングと診断

アプリケーションからログを送信 ✓ ✓

デバイスのMDMとEメール接続状態を表示 ✓ ✓

サーバプロトコルのサポート

Microsoft Exchange ActiveSync ✓ ✓

IMAP (個人アカウントのみ) ✓ ✓

相互運用性

Microsoft Exchange 2016 ✓ ✓

Microsoft Exchange 2013 ✓ ✓

Microsoft Exchange 2010 ✓ ✓

Microsoft Exchange 2007 ✓ ✓

Microsoft Exchange 2003 x x

Microsoft Office 365 ✓ ✓

IBM SmartCloud x x

IBM Lotus Notes 9.0.1.x ✓ ✓

IBM Lotus Notes 8.5.3 x x

Googleアプリ x x

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