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相模女子大学の をお届けします 大学院 / 大学 / 短期大学部 / 高等部 / 中学部 / 小学部 (男女共学) / 認定こども園 幼稚部 (男女共学) 見つめる人になる。見つける人になる。 る人 Vol. 160 2019.05.24 Contents 特集1 特集2 ご挨拶 ………2~4 各部報告 ……… 7~11 同窓会だより ………11 マーガレット基金 …12 入学式報告 …5~6

Vol. 160 - sagami-wu.ac.jp · 2020. 6. 30. · 学園ニュース Vol.160 2 新年度志 構内の桜花が眼を愉しませるなかを、新しい年度がまた始まった。小

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Page 1: Vol. 160 - sagami-wu.ac.jp · 2020. 6. 30. · 学園ニュース Vol.160 2 新年度志 構内の桜花が眼を愉しませるなかを、新しい年度がまた始まった。小

相 模 女 子 大 学 の 今 を お 届 け し ま す

大学院 /大学 /短期大学部 /高等部 /中学部 /小学部(男女共学)/ 認定こども園 幼稚部(男女共学)

見つめる人になる。見つける人になる。ける人になる

Vol.

1602019.05.24

Contents

特集1

特集2

ご挨拶 ………2~4 ● 各部報告 ……… 7~11● 同窓会だより ………11● マーガレット基金 …12入学式報告 …5~6

Page 2: Vol. 160 - sagami-wu.ac.jp · 2020. 6. 30. · 学園ニュース Vol.160 2 新年度志 構内の桜花が眼を愉しませるなかを、新しい年度がまた始まった。小

ごあいさつ

2学園ニュース Vol.160

新年度志構内の桜花が眼を愉しませるなかを、新しい年度がまた始まった。小

学部の新1年生の下校時、4月中はクラス毎に担任が相模大野駅まで付

き添って送っていくのは、見慣れた光景であるが、中学部・高等部では

原野聡美新校長が任に就いたのをはじめとする学内の人事異動を別に

すれば、前後してこのほど5月1日に改元されて、「平成」から「令和」の

時代となったのは、例年のようでない点である。「令和」の世になったこ

とに覚えるみなの思いは、一様でないのが、むしろ自然であろう。新し

い元号が「令和」と決定したことが発表されると、大方はこれを迎え、

街上は祝賀ムードに溢れたふうで、なかには便乗と、そう私には映った

のであるが、それを商売に絡から

めて利を得ようとする例がいくつも見受け

られたのを、どう評したらいいか。

「昭和」から「平成」に替かわ

った30年以前のときは、新しい御み

代よ

を寿ことほ

という前に、大葬の礼が厳おごそ

かに執り行われて粛然たるものに包まれたの

に比べると、今回は浮ふ

薄はく

に流れ、改元を囃はや

し立てる気味さえなしとしな

かった。そのように受け止めるのは、おそらく私ひとりではあるまい。

「令和」の時代に移ったといって、何かが急に大きく変わるはずのも

のでない。徐おもむ

ろに学園のことに立ち返るなら、国の将来を担える人材

の育成を託されている教育機関として、少なくともそうした世事に引き

ずられずに、煩わされることなく、これまで行ってきたそのままを着実に

推し進めていくのを、当然の責務としなければならないというのが、

この間を顧みて、自身にも言い聞かせる所思である。

2013年10月に策定した「Sagami Vision 2020」の、明年はそれを達

成する目途とした年である。計画の具体化にまだ到っていないものにつ

いて、この一年でどれだけの進捗の実じつ

を挙げらるか。大学・短期大学部

の学生の受け入れが、今年度は学部・学科の構成に大幅な改編を施

し、大学を3学部制として以来、最大の員数を記録したのは、教職員の

取組みの成果として、私はこれを銘記するが、といって、上記「Vision」

において課題に掲げた学園の脆ぜいじゃく

弱な財政基盤の強化が、それで一時に

できる訳でない。あれこれ前途を案じれば、やはり心細さが先に立つ

が、それでも宛あたか

も創立120年となる節目の2020年の、その4月を期して、

大学院に新たに社会デザイン研究科(専門職大学院)の開設を計画

し、準備が遅滞なく進められてきたことに、私は一条の光明を見出す思

いである。文部科学省への設置認可の申請は、すでに前年度末に手続

きを終えたところである。

「持続可能な大学」へ大学・短期大学部は2008年に大きな学部学科改編を行い、それを

起点として新たなスローガンやロゴマークが制定され、大学全体は活

性化し、地域貢献度ランキング全国女子大№1といった評価も得てきま

した。ただ、学生募集においては厳しい状況が続き、この間定員を充

足できずにいたのも事実です。しかし、今年度は定員を大きく上回り、

過去最大の入学者を受け入れることとなりました。志願者増について

は都内の大学の定員厳格化が主な要因と言われていますが、ここ数

年オープンキャンパスをはじめ、様々な募集活動に地道に取り組んで

きて、徐々に入学者を増やしつつあったことで、そうした外部要因を生

かせたのだと考えます。これをまた一層の大学の活性化につなげてい

きたいと思います。

さて、現在大学ではいくつかの新たな教育プログラムに取り組んでい

ます。そのひとつは、大学院に新たに、社会デザイン研究科(専門職大

学院)を設置することで、3月末に文部科学省への設置認可申請を終

え、これが認可されれば来年度4月からの開設となります。この研究科

は、研究者養成ではなく、社会の課題解決に向けた起業家を育成する

ことを目的としており、社会人のために平日夜間と土曜日に授業を行う

ものです。これは本学の地域連携活動の新たな展開でもあり、また少

子化が進むなかで、社会人の学びの場が大学に求められるようになる

という、将来への展望に基づくプランでもあります。

また、既存の学部・学科においては、それぞれの学科の専門性を相

互に提供するクロスオーバー型の教育プログラムの拡充を検討していま

す。すでに学科横断プログラムという3つのコースは開設4年目となり、

成果を挙げていますが、これをより広範に展開できるようにしたい。IT

技術と環境の飛躍的な発展にともない、大学の(というか人間の)学び

には専門性と同時に学際的な幅の広さが求められると考えるからです。

かつてそれは「教養」と呼ばれていましたが、「教養」がある種の権威を

伴って上から押し付けられる傾向があったのに対し、いまを生きるため

に必要な、多様で自在な学びがクロスオーバーであると捉えています。

いま私たちは「学ぶ楽しさがある」「多様な学びがある」「柔軟で合理

的な運営をする」という3つの指標を設定し、「持続可能な大学」を目指

しています。ご紹介した取り組みはそこへ向けての具体的な行動です。

どうぞ皆さまのご支援ご協力をよろしくお願いします。

学校法人 相模女子大学理事長 谷崎 昭男

相模女子大学・    相模女子大学短期大学部

学長 風間 誠史

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ごあいさつ

3 学園ニュース Vol.160

2019年度スタートにあたって中学部・高等部は4月5日(金)の始業式から2019年度新学期がス

タートし、翌6日(土)には、満開の桜が出迎える中で入学式が行われ

ました。中学部新1年生82名(内、内部進学者24名)、高等部新1年生

308名(同59名)が新たに仲間入りし、中学部・高等部の生徒数は中

学部236名(新2年生72名・新3年生82名)、高等部986名(新2年生

331名・新3年生347名)、総計1,222名となりました。今年度も引き続

き、「Sagami Vision 2020」目標達成に向けて掲げられた学園のス

ローガンのもと、中学部・高等部の教育目標である「研鑽力・発想

力・協働力の育成」の実現に向けて、教育内容の整備・充実及び教

員の教育力の一層の向上を図り、生徒・保護者・教職員にとってより

満足度の高い学校づくりを推進してまいります。

去る3月29日(金)、中学部・高等部は「相模女子大学中学部・高等

部創立70周年記念式典」を開催しました。神奈川県私立中学高等学

校協会理事長の工藤誠一聖光学院中学校高等学校校長、神奈川県

私学振興課の八尋有造課長をはじめとする来賓の方々、中学部・高等

部の旧教職員の皆様、学園関係者、そして生徒たちの参加により、盛

大に式が挙行できましたことを、ここに御礼申し上げます。これまで

の教育実践の総括と反省をするとともに、将来を見据え、これからの

時代にふさわしい教育を展望する良い機会となりました。

さて、ご挨拶が遅れましたが、私儀、この4月1日付で、前任の竹下

昌之校長の後任として中学部・高等部校長に就任いたしました。

1983(昭和58)年4月に、ちょうどその年に開校した神奈川県立弥

栄東高校(現・弥栄高校)の数学科の教員としてスタートし、城山高

校、総合教育センター、相模大野高校(現・相模原中等教育学校)、

相模原高校で合計27年間神奈川県の教員として勤めた後、2010(平

成22)年度より中学部・高等部に勤務しております。ご家庭との連携

を十分に図りながら、教職員とともに信頼される学校づくりに努めて

まいります。よろしくお願い申し上げます。

2019(令和元)年度を迎えて小学部は、4月8日(月)「始業式」に始まり、10日(水)「入学式」で74名(男子33名・女子41名)の新1年生を、また、新たに3年生2名・5年生1名の転入生を迎え、小学部全校児童436名(男子156名・女子280名)で新年度がスタートしました。今年度は、「Sagami Vision 2020」目標達成に向けて掲げられた学

園のスローガンのもと、小学部の研究テーマを「自分から学び続ける子どもの育成」と設定し、子どもたちに身につけさせたい要素を以下のように6点抽出し、その育成強化をめざしてこれまでの実践的研究のまとめに取り組んでいきます。すなわち、その6点とは、以下のとおりです。①自己理解力→「自分の好きなことが分かる」「疑問をもつことがで

きる」。こういう子は、自分の興味・関心のあることが何なのかを感じている。こういう力は、自分で課題を設定する時の助けになる。②思考力→「自分の考えを書いてまとめる」「思いついたアイデアをメモする」「マインドマップを描く」「思考ツールを活用する」。このように自分の考えを表現することができると、課題解決の方法を模索する時の助けになる。③情報収集力→「本を読んで調べる」「インターネットで調べる」「他人に聞いて調べる」。課題解決のために情報収集が必要になることがある。そういう時、「読解力」「メディア活用力」「コミュニケーション力」が助けになる。④意欲→「学ぶことに良さを感じている」。それは、楽しさであったり、充実感であったり、自己の成長の実感であったり、学ぶことを人に認めてもらう喜びだったりする。「自分の理想像を思い浮かべられる」。それは、こんな自分になりたい、こんなことが

できるようになりたい、こういうことで役に立ちたいということ。モチベーションは、自分から進んで学び続けるための助けになる。⑤粘り強さ→「学ぶことに義務感や使命感を感じている」。これは、興味の無いことや苦手なこと・嫌いなことに取り組む際の粘り強さになる。原因が、受験や親の期待、先生の指示、宿題などにある場合、「自分から」に相当するのかは議論の余地があるが、粘り強さは、思い通りにならないときに諦めないという点で「自分から学び続ける」ための助けになる。⑥他者とのかかわり→「人に頑張りを認めてもらう喜び」「誰かの役に立ちたい」という他者への感情が、自分から学び続ける動機づけとして助けになる。また、他者からの評価が、自分の学びの方向性に影響する。これまでの小学部の伝統を活かし、これからの新しい時代を担う子どもたちのニーズに応える教育の実現に向けて、教職員が一丸となって日々の教育活動に尽力してまいります。今年度も保護者の皆様方のご支援・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

小学部 校長 竹下 昌之

中学部・高等部 校長 原野 聡美

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ごあいさつ/教育・文化顧問・客員教授の紹介

4学園ニュース Vol.160

新年度のご挨拶83名の新入園児(全園児313名)と4名の新たな保育教諭を迎え

て、幼稚部の2019年度が始まりました。4月半ばには、3名の保育教

諭も育児休職より復帰し(全職員81名)、今年度も元気一杯の幼稚

部です。

幼稚部は、独自のカリキュラムである「幼稚部つなぐ手」を導入

し、子どもの主体的・自発的な活動に基づいて展開する教育・保育

の実践に努めています。今年度は、次の5点に重点を置きながら、

幼稚部の教育・保育の質のさらなる向上に取り組んでまいりたいと

考えております。

1)2・5歳児で試行的に実践してきた幼稚部のICT教育を、3・4歳

児にも導入し2~5歳児の全てにおいて行っていく

2)新園舎1階エントランス部分に設置したアトリエエリアを用い

た造形・表現活動を展開していく

3)新幼保連携型認定こども園教育保育要領などに基づきながら、

乳児(0~2歳児)に対する幼稚部独自の教育プログラム(乳児

版幼稚部つなぐ手)を検討する

4)管理栄養士などが子どもたちと直接関わる機会を増やしていくな

ど、栄養食育室との連携により質の高い幼稚部の食育活動を展開

する。

5)子どもたちが日本の伝統文化や多様な文化に触れる機会を保証

するとともに、日本の年中行事の意味や由来なども大切にしなが

ら、それらを幼稚部の生活の中で経験できるようにしていく。

また、様々な背景を持つ子どもに対して、より適切できめ細やか

な保育・教育を提供できるようにすることで幼稚部のインクルーシ

ブ教育・保育の質をさらに高めていくために、子育て支援室「どん

ぐりのへや」を幼稚部附属の「児童発達支援センター」に移行する

ための検討も開始したいと考えております。

幼保連携型認定こども園に移行して4年目をむかえる幼稚部で

す。運営はすっかり安定しておりますが、より質の高い教育・保育

を提供できる園となるために教職員が一体となって精進してまいり

たいと思います。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

認定こども園 幼稚部 園長 齋藤 正典

■教育・文化顧問のご紹介 ■客員教授のご紹介学園全体の授業や講演会をはじめ、研究参加や発表、文化活動等にご協力いただき、教育研究の総合的な発展を目指します。

本学では、各界の第一線で活躍される方々を客員教授としてお招きしています。授業・講演会を実施し、多くの学生や一般の方々が受講しています。

浦田 萠子書家。毎日書道会審査会員、第2回日中女流書道家代表作家として活躍。現代日本の書代表作家パリ展に選抜され出品するなど、高い評価を得ている。

金子 修介映画監督。映画「デスノート」「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」「あずみ2」などを監督し、ドラマ・CM演出、著述でも活躍。

白河 桃子少子化ジャーナリスト、作家、「働き方改革実現会議」有識者議員。少子化、女性のキャリア、ライフデザイン、ワークライフバランス、ダイバーシティ、働き方改革などをテーマに活躍している。

加藤 芳夫クリエイティブディレクター。サントリーの飲料「なっちゃん」、「C.C.レモン」、「ボス」、「天然水」、「デカビタC」、「伊右衛門」などの商品化、デザインを担当。(公社)日本パッケージデザイン協会元理事長、現在専務理事。

小林 裕和大手旅行会社のグループ本社経営企画部門に勤務。香港、オランダにて海外勤務経験。北海道大学大学院博士課程単位取得後退学。著書に「旅行業の扉 JTB100年のイノベーション」(分担執筆)など。

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5 学園ニュース Vol.160

大学・短期大学部・大学院 

入学式

4月4日(木)、相模女子大学グリー

ンホールにおいて、相模女子大学・相

模女子大学大学院・相模女子大学短期

大学部の入学式を挙行しました。

入学式は、学部ごとに午前・午後に

わかれて挙行され、午前の部では、人

間社会学部・栄養科学部・短期大学部・

大学院栄養科学研究科の新入生が、午

後の部では、学芸学部の新入生が、晴

れの日を迎えました。

式典は、マンドリンクラブの演奏に

よるオープニングセレモニーで始ま

り、風間誠史学長から新入生を迎える

ことばが、谷崎昭男理事長ならびに田

中百子同窓会会長からお祝いのことば

が述べられました。新入生代表による

宣誓では、緊張しながらもこれからの

大学生活への決意をしっかりと述べる

姿に頼もしさが感じられました。

式典終了後には、クラブ学生による

歓迎のデモンストレーションが行われ

ました。学園キャラクター「さがっぱ・

ジョー」もお祝いに駆けつけ、会場を

大いに盛り上げました。今年は、吹奏

楽部の演奏、舞踏研究会、ダンスクラ

ブ「EASTER

」、チアリーディング部

「GRAMPUS

」のパフォーマンスが披露

され、最後には、吹奏楽部が演奏し、出

演したクラブの学生全員で「U.S.A.

」を

踊りました。華やかな雰囲気の中で式

典ならびに歓迎セレモニーが終了しま

した。           

(野上)

中学部・高等部 

入学式

 

4月6日(土)、中学部82名、高等部

308名、合計390名の新入生が入学式に臨

みました。桜の開花から2週間が経ち

ましたが、入学式を待っていたかのよ

うに、満開の桜が新入生を迎えてくれ

ました。

22019年度

019年度

入学式

入学式

特 集

式典の様子

学長挨拶

新入生宣誓

ジョーもお祝いに

駆けつけました!

歓迎のデモンストレーション

原野校長 式典の様子

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特集 ― 入学式

6学園ニュース Vol.160

 

中学部新入生代表の澤山愛波さんの

宣誓では「相手の立場に立ってものご

とを考えられる思いやりの心を持った

クラスを作っていきたいです」と中学

生になる意気込みとともに、友達をた

くさん作りたい、部活動が楽しみ、な

ど新しい学校生活への意欲が語られま

した。

 

また、高等部新入生代表の白石咲羽

さんは「高校生と聞いて私はまず『自

由』という言葉を思い浮かべます。そ

れは自分自身

で物事を判断

していく責任

を担ってい

る、というこ

とだと思いま

す。」と高校

生になった自

覚と責任につ

いて語りまし

た。これまで

自分たちを支

えてくれた家

族への感謝を

伝えた「あり

がとう」の一

言には、涙す

る保護者の方

の様子も見ら

れました。

 

希望に胸を

膨らませた今

日の気持ちを

大切に、これからの学校生活が充実し

たものになるよう期待しています。

              (中間)

小学部 

入学式

4月10日(水)小学部に74名の1年

生が仲間入りしました、季節はずれの

冷たい雨の天気でしたが、寒い日が続

いたおかげで桜の花も咲く中での入学

式を挙行することができました。校長

式辞では、糸井重里さんの2つの詩「で

んわがなったよ」と「おしっこ」の紹介

を通して、「これからの6年間、何が正

しくて何が間違っているのかを、クラ

スのみんなと納得いくまで話し合い、

しっかり学びあっていきましょう。そ

して、常に〝自分で考えるくせ〞を身に

つけていきましょう。」ということを伝

えていただきました。入学式では、6

年生に手を引かれ花のアーチをくぐっ

て入場しました。舞台で一人ひとりの

名前が紹介されると、大きな声で「ハ

イ」という声で返事をしていました。

保護者からは、『入学式はとてもあたた

かい雰囲気で子

どもが小学部に

入学できたこと

をとても嬉しく

思います。楽し

い生活を送り、

成長してくれる

ことを期待して

います。』との

感想を頂きまし

た。 

(川原田)

認定こども園

幼稚部 

入園式

桜が咲き暖かい春の日差しに包まれ

ながら2号・3号認定、1号認定の入

園式が行われました。

保育者や友だちとの集団生活がス

タートし、これから毎日が初めてのこと

ばかりで、どきどき緊張した表情が見

られることでしょう。そのような表情

が少しずつ和らぎ「幼稚部楽しい」「明

日は何をしようかな」とわくわく胸を

躍らせながら朝を迎えられる、魅力的

な保育となるよう取り組んでいきたい

と思います。

学内には四季折々の自然に恵まれ、

動植物に触れる機会も沢山あります。

優しさや慈しむ気持ち等、心の育ちに

つながる経験や遊びの中で「なんだろ

う」「どうしてかな」「やってみたい」とい

う子どもたちの好奇心、探究心に丁寧

に寄り添いながら、一人ひとりが豊かに

育ち、園で過ごす時間がかけがえのな

い宝物になるようにしていきたいと思

います。          

(間部)

新入生宣誓式典を終え退場する一年生

上級生との対面の様子

一年生入場の様子

1号入園式2・3号入園式

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学園

相模女子大学花見会を開催

 

3月30日(土)・31日(日)に「相模

女子大学

花見会」を開催し、2日間

で約7,500名の皆様にご来場いただ

きました。中学部・高等部茶道部によ

るお茶会や、大学のクラブによる演奏

会・パフォーマンスに加え、大学の学

生が地域連携・産学連携で活動している

本宮市・清川村・株式会社つかもと・つ

くばぷりん

ふじ屋の出店による地域連

携フェアも開催され、学生もお手伝い

をしました。

 

また、学園紹介コーナーでは、学

園連携プロジェクト「P

epper

プロ

ジェクト」の学生により、花見会用に

Pepper

のプログラミングを行い、来

場者をお出迎えしました。女子大通り

商店街も出店し、イベントをはじめ、

飲食も充実した中で開催することがで

きました。        

(野上)

 

大学・短期大学部

「海外に子ども用車椅子を届けよう!」

プロジェクトのメンバーが

ラオスでの贈呈式に参加しました

 「海外に子ども用車椅子を届けよ

う!」プロジェクトのメンバーが、ラ

オスのビエンチャン

サイセタ州にある

障害児協会に90台の車椅子を贈呈する

ため、2月19日(火)にラオスへ向け

出発しました。

 

贈呈式には、来賓としてサイセタ軍

のシルビア副軍長が参加され、車椅子

により家族全員の生活が楽になり、幸

せを届けて頂いたと、お礼の言葉を頂

きました。

 

学生たちは、日本の学生から桜の寄

せ書きを協会に寄贈し、車椅子を取り

にきた家族に文具とお菓子をプレゼン

トしました。

 

滞在中、2年前に贈った車椅子の現

状確認や修理方法を説明するため、13

件の家庭を訪問した他、リハビリテー

ションセンターや学校訪問、地雷博物

館の見学を行いました。また、世界遺

産のルアンパバーンに行き、ラオスの

自然と文化を体験しました。

 

今回のプロジェクトで、日本では根

絶したポリオの存在や、地雷が原因で

障害児になることなど、現地に来て知

る情報の大切さをあらためて感じると

ともに、子供たちの笑顔を見ることで

活動の大切さを再確認することができ

ました。

36名の学生が相模原市より

ボランティア認定を受けました

 

相模原市・地域住民の福祉の増進及

び市民生活の向上に貢献した学生に対

し認定証が贈呈される、相模原市地域

活動・市民活動ボランティア認定制度

で本学から36名の学生が認定を受けま

した。相模原市が募集した事業や相模

原市を拠点とする地域貢献活動に自主

的に参加するもので、今年度は地域の

子育て支援の場である「子育てサロ

ン」で季節のイベント企画に参加した

親子との交流活動や猫の里親さがしを

行う「猫の譲渡会」の支援活動など、

学生たちは積極的に様々な活動を行い

ました。

 

2月25日(月)に行われた認定証贈

呈式には、学生たちが風間学長ととも

に出席し、相模原市市民局長から認定

証が授与されました。

学園各部報告 ― 学園・大学・短期大学

7 学園ニュース Vol.160

現地訪問の様子

多くの方で賑わいました

奏弦華の演奏

ダンスクラブ「EASTER」のパフォーマンス

ボランティア認定証 贈呈式の様子

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参加した学生からは、今後も継続的

に取り組んでいきたいとの声が聞かれ

ました。相模原市からも大学生の活躍

に益々の期待が寄せられています。

復興支援学生ボランティア委員会が

「大船渡ビジネスプランコンテスト

2018」で最優秀賞を受賞しました

 

1月27日(日)に、岩手県大船渡市

のリアスホールで開催された「大船渡

ビジネスプランコンテスト2018」

において、本学の復興支援学生ボラン

ティア委員会のビジネスプラン「Full

of Camellia

〜椿茶スイーツから椿の里

を再構築〜」が、ドリーム部門学生の

部(大学生枠)において最優秀賞を受

賞しました。

 

受賞したビジネスプランは、ノンカ

フェイン・ノンカロリー・ノンシュ

ガーの椿茶を活用して「インスタ映え

するスイーツ」を地元の企業と共同開

発し、大船渡を「椿の里」としてさら

に発展させるという企画です。地元企

業とのコラボ、SN

S

の活用に加え、震

災後から継続的に取組まれてきた学生

たちの復興支援活動が高い評価を得ま

した。

 

このプランを実現させるために、学

生たちは2月に大船渡市を訪問し、企

業との新商品開発を本格的にスタート

させました。

 

復興支援学生ボランティア委員会

は、今後も東日本大震災が風化されぬ

よう活動を続けていきます。

 

中学部・高等部

中学部・高等部創立七十周年

記念式典・祝賀会

 

2018(平成30)年度、高等部

は、ここ相模原の地で1948(昭和

23)年、普通科の新制高等学校として

静修女子高等学校を開設以来、中学部

は1949(昭和24)年、帝国女子専

門学校付属静修女子中学校を開設以

来、それぞれ

71年目、70年

目を迎えた。

 

それを記念

し、去る3月

29日(金)、

中高創立70周

年記念式典・

祝賀会が、学

園内外から総

勢300人の方を

お招きして

盛大に行われた。日頃より本校の教育

に対し多大なるご支援をいただいてい

る県内の教育関係者、歴代の校長を始

め多くの元教職員、学園関係者、後援

会・同窓会・PTA

の方々、卒業生など

様々な方々のご参列をいただいた。祝

賀会では公私共に本校を支えていただ

いている、同窓会顧問であり第1回高

等部卒業生でもある福舘和子さんも紹

介され、70年という歴史の重さに思い

を馳せた。

 

竹下校長は、式辞の結びに「記念式

典の開催及び学校史等の発行は、創立

以来の教育実践の総括と反省であり、

将来に向かっての私たちの展望と責任

を表明するためのものと考える。」と

述べられ、私たち教職員も心を新たに

した。      

(武石)

 

小学部

小学部が美術館に。

子どもたちのこだわりの作品が

勢揃い!

 

2月9日(土)第42回造形展が開催

されました。小学部の校舎が美術館の

会場に大変身する造形展。作品の展示

は、5・6年生で行われます。ですか

ら、下級生は、教室内がどのように展

示されているのかをわくわくしなが

ら、この日を迎えます。自分たちの作

品が工夫して飾られていることや、他

の学年の作品を見て回ることは、子ど

もたちにとってとても刺激的なことで

す。

図工科のお二人の先生にとっては、

大学・短期大学部中学部・高等部・小学部 ― 学園各部報告

8学園ニュース Vol.160

大船渡市長への表敬訪問の様子

参列者

校歌斉唱(合唱部・他)

竹下前校長 福舘和子 同窓会顧問 (第1回高等部卒業生)

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子どもたちのやる気を引き出しなが

ら、一人ひとりの子どもたちが自分の

作品作りへのこだわりを引き出せるよ

うに題材を工夫されています。今年度

も子どもたちの発想力が生かされた素

晴らしい作品が並びました。

 

その指導の成果は、6年生でのフ

リープランの作品が集大成となりま

す。立体と平面の2作品を構想、材料

の準備、製作計画、そして製作作業を

全て自分の力で行う活動です。今年度

は、絵画作品のレベルアップがめざま

しく、子どもたち一人ひとりの個性が

発揮されていました。

 

これらの作品は、下級生にとって、

自分が5・6年生になった時に作りた

い作品のヒントに、そして、あこがれ

となっています。      

(澄井)

子どもたちが心一つにして、

参加する卒業式

 

3月15日(金)第63回卒業式が行わ

れ79名の子どもたちが卒業していきま

した。

 

小学部の卒業式は、1年生から5年

生まで全員が参加する卒業式です。そ

れは、日頃から、6年生をリーダーに

した縦割り活動を大切にしているから

です。各学年3名ずつ、18名の子ども

たちが一つのチームになり、掃除など

の活動を1年間ともに行っていきま

す。その中で6年生はリーダーとして

下級生を大切にし、下級生は上級生を

慕うといった関係が生まれていきま

す。子どもたちによって、6月には、

縦割り班に「1年生を迎える会」が開

かれ、そして、3月には、「6年生を

送る会」が開かれます。子どもたちに

とって、この縦割り班は、クラス同様

に大切なチームです。ですから、卒業

式は、大好きな6年生の卒業を祝い、

別れを惜しむ大切な場面となるわけ

で、全校児童が参加しての卒業式とな

ります。

 

今年の卒業式も、在校生が心を込め

て、「おくる言葉」を伝え、6年生

は、立派に門出の言葉を発表しまし

た。小学部が一体となった感動のある

素晴らしい卒業式となりました。

学園各部報告 ― 中学部・高等部・小学部

9 学園ニュース Vol.160

作品鑑賞する子どもたち

高学年フリープラン平面作品

卒業証書授与卒業証書を胸に

6年生のために一生懸命歌う

高学年フリープラン立体作品

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担任の先生の工夫に満ちた学級開き

 

始業式の日。それは、子どもたちに

とって、新しいクラスと友だち、そし

て、新しい先生との出会いがある期待

に満ちたスタートの一日です。

 

学級担任の先生にとっては、子ども

たちの期待に応えて、先生のやる気を

伝える大切な学級開きとなります。そ

れぞれの教員が工夫を凝らして演出し

ます。

 

ゲームを通して、楽しい雰囲気を演

出したり、自己紹介に写真を見せなが

らクイズ風に紹介したりするクラスが

ありました。

 

また、「あなたを大切なクラスのメン

バーとして迎えます」という思いを込

めて、クラスのメンバーカードを子ど

もと握手しながら手渡すこともほとん

どのクラスで行われていました。

 

子どもたちが、笑顔でクラスのス

タートを楽しめた一日でした。

(澄井)

 

認定こども園

幼稚部

お楽しみ給食盛りだくさん!

 

進級・卒園を迎えた子どもたちの食

欲が全開の3月。ひな祭り給食や進

級・卒園お祝い給食、年長リクエスト

給食等、様々なお楽しみ給食を実施し

ました。月1回の郷土料理では、東北

青森県の郷土料理を提供しました。3

月は園外活動も多く、各々のクラスが

園外保育給食〝幼稚部ランチ〞を持っ

て園外での給食も楽しめたようでし

た。

 

幼稚部では保育活動の中で食育も大

切にしています。食事には人と人を繋

ぐ力があります。新園舎入口に展示し

ている給食には、毎日子どもたちが集

まってきてくれます。お迎えに来られ

た保護者の方の手を引き「今日の給食

はね!…」と、給食が親子の会話にも

繋がっている様子に心から嬉しく思い

ます。

 

年2回開催の試食会でも、保護者の

方からたくさんの喜ばしい声を頂いて

います。これからも食育室一同協力し

合いながら、皆が楽しみにしてくれる

給食の時間を提供していきたいと思い

ます。       

    

(元)

小学部・幼稚部 ― 学園各部報告

10学園ニュース Vol.160

メンバーズカードを渡して、「一年間よろしくね。」

郷土料理食事の様子

進級・卒園お祝い給食 展示給食に集まる様子

先生の子ども時代を紹介する先生

ゲームで楽しい雰囲気を演出する先生

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乳児クラス(ひまわり・りんどう・すみれ)

こども園での生活が始まりました!

 

4月1日(

月)

、色とりどりに花々が

咲く中、入園式・進級式がありました。

 

19名の新入園児と31名の進級園児と

共に、こども園での楽しい生活の始ま

りです。

 

入園式では笑顔で挨拶をしたりちょ

うちょのペープサートを見て歌ったり

する姿がありました。

 

どきどき登園した初日は始めての環

境に戸惑い泣いてしまうこともありま

したが、日が経つにつれて笑顔で過ご

せる時間が増え、徐々にこども園での

生活に慣れてきた姿も見せています。

室内遊びでは、保育者に見守られてい

る温かな空間でそれぞれの子どもの月

例にあった玩具・遊具でのびのびと遊

んでいます。外遊びでは学園の豊かな

自然と触れ合い、元気いっぱいに学内

散歩に出かけています。日々の子ども

たちの笑顔から、保育者との関わりの

中で毎日少しずつ、確かな信頼関係を

築いていることを感じます。

 

これからも、こども園で過ごす子ど

もたちを、温かく愛情をたくさん注い

で見守っていきたいと思います。豊か

で鮮やかな四季の巡りを感じながら保

護者の皆様と手を取り合い、子どもた

ちの健やかな成長を見守っていきたい

と思います。         (田中)

学園各部報告 ― 小学部・幼稚部/同窓会だより

11 学園ニュース Vol.160

News from class reunion

高校3年生のとき「定食屋のおばちゃん」になりたいと思い、卒業後まず何を学んだらよいか先生や親に相談したところ管理栄養士が食について詳しい人だと聞いたことから、なんとなく管理栄養士を学べる大学へ受験しました。大学に入り栄養を学んでいくと、毎日おやつに揚げ物を買う子どもたち、食事におにぎり、カップ麺、揚げ物を買う大人たちに疑問を抱くようになりました。また、他の地元の人の食環境にも興味をもつようなり、健康な食について街の方々が考えていけるような環境を作りたいと考えました。大学卒業後地元のパン屋へ就職し、事務にて給食・市販販売パンの現状、販売ではパンの需要と供給の現状、製造ではパン製造の知識と技術などと、多種の部門から関わり食について学びました。その後保育園の管理栄養士になり、食環境について多くの事を考えさせられました。一日を元気に健康に過ごすには、朝ご飯を食べること、お菓子やサプリメントではなくご飯や肉などの食事をとること、誰かと一緒に食べることが必要だと考えています。しかし、わかってはいるが忙しくて、疲れてなかなか出来ない、やろうとしてもどうしたらよいかわからないなど、食について考えることが大変だと思う人が多いのが現状だと感じました。

このような方々に何かできたらとも思うようになり、朝食が用意できないのなら朝定食を提供する。子どもの弁当をどうしたらよいかと悩んでいたらアドバイスやおかずサポート。毎日の晩ご飯のレパートリーに悩んでいる方には、毎日考案する日替わりメニューを参考にしてもらい、また作る時間がなければ惣菜やお弁当を提供。一人で食事をしている方にはお話ししやすいアットホームな店内空間をつくり、地元にて気軽に入れる定食屋を作ろうと考え始めました。店を始めて2年半となり、親子で気楽にご飯を食べられたり、お惣菜を購入していかれる親御さんだったり、高齢者の方が立ち寄り栄養相談をしたり、またお客さん同士でもお話をされたりと、楽しい雰囲気がみられています。たくさんの経験を経て、管理栄養士として街の定食屋をはじめよかったと思っています。今後も健康で活気のある街にしていく為には、自分はなにが出来るのかを工夫して店を続けていきます。これから栄養士を目指す皆さん、なんとなく栄養士になるでもよいと思います。ただ、家族に友達にご近所さんに食のお話をして少しでも周りの方が健康になるよう勉強したことを少しでも日常で生かしてほしいです。そして、ぜひ食について得た知識をどのような仕事が自分にあうか、仕事でなくとも自分はその知識をどうしていきたいかを追求していってください。

「はじめはなんとなく管理栄養士」清水 温子(平成23年学芸学部食物学科管理栄養士専攻卒)

「ごはんとおちゃのあいた」gohan-aita.com

2歳すみれ組 1歳りんどう組

0歳ひまわり組

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学校法人

発行:学校法人 相模女子大学 編集:学校法人 相模女子大学 総務課 〒252-0383 神奈川県相模原市南区文京2-1-1 Tel:042-742-1411(代)

マーガレット募金

2018年度マーガレット募金決算報告

■活動内容6月「学習活動支援事業」募集 (応募13件 採択13件)「キャンパス整備事業」募集(応募3件 採択1件)「教育・研究活動支援事業」募集(応募0件 採択0件)

自2018年4月1日 至2019年3月31日

収入の部募金内容 件数 金 額

学習活動支援 266 7,047,929 円キャンパス整備 94 602,465 円

教育・研究活動支援 44 398,707 円さがっぱジョーの活動支援 18 91,250 円

指定なし 234 5,649,750 円計 656 13,790,101 円

前年度繰越金 - 32,922,890 円合 計 - 46,712,991 円

支出の部募金内容 金 額

学習活動支援 4,519,708 円キャンパス整備 406,152 円

教育・研究活動支援 0 円

計 4,925,860 円翌年度繰越金 41,787,131 円合 計 46,712,991 円

■寄付者ご芳名(敬称略、五十音順)

マーガレット募金の収支について、下記のとおりご報告いたします。ご支援いただきました皆様へ厚くお礼申し上げます。今後ともご支援、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

マーガレット募金委員会委員長 佐々木 勝洋

11月「学習活動支援事業」募集 (応募7件 採択6件)「キャンパス整備事業」募集(応募1件 採択0件)「教育・研究活動支援事業」募集(応募0件 採択0件)

個人(計169名、うち匿名希望61名、未記入28名)

法人および団体(計8件、うち匿名希望1件)・神奈川ファイリング株式会社    ・株式会社3・SUN・TREASURE      ・相模女子大学幼稚部保護者会・相模女子大学同窓会(翠葉会)   ・相模女子大学同窓会(翠葉会)沖縄支部・ホームカミングデー出席者有志    ・相模女子大学同窓会(翠葉会)島根支部

・青栁 由起 ・青山 紀美代 ・赤司 孝子 ・有田 雅一 ・飯塚 陽子 ・五十嵐 絵理子 ・石塚 けい子 ・泉 邦寿・猪瀬 和子 ・梅林 博人 ・江上 環 ・江並 克彦 ・大塚 光子 ・岡野 仁美 ・岡部 とし子 ・奥村 裕司・小澤 圭子 ・小田切 文子 ・風間 誠史 ・片桐 周 ・加藤 浩子 ・金井 美惠子 ・金森 剛 ・上條 美和子・川田 秀明 ・黒崎 美穂子 ・小泉 京美 ・河野 実南穂 ・児玉 小百合 ・後藤 和宏 ・小南 洋介 ・齋藤 淳志・齋藤 正典 ・齋藤 祐司 ・三枝 初子 ・佐藤 舞 ・佐光 裕子 ・澤藤 桂 ・篠田 雄次 ・庄司 フミ・鈴木 智子 ・鈴木 仁志 ・鈴木 眞澄 ・澄井 俊哉 ・清家 正博 ・高橋 広満 ・髙橋 光子 ・髙栁 誠・竹下 昌之 ・竹中 佳子 ・田中 永子 ・田中 百子 ・谷 祐至 ・谷崎 昭男 ・田村 周子 ・千葉 仁子・堤 ちはる ・鶴田 清美 ・寺前 真紀 ・富樫 慎治 ・永井 敏雄 ・長沢 綾香 ・中島 和彦 ・中村 ジェニス・西澤 陽子 ・早川 洋一 ・速水 俊裕 ・原野 聡美 ・藤沼 実穂 ・古尾谷 右美子 ・古谷 みなみ ・本田 良枝・水上 由紀 ・本橋 幸子 ・森平 直子 ・八塚 稔 ・柳沢 香絵 ・湧口 清隆 ・渡邉 久美子 ・渡邉 雅史

※ 氏名等の公表についてご許可をいただいた方のみ掲載しております。

募金内容

本学園の継続的な発展を目的とし、平成20年度に開設いたしました。使途について、「学習活動支援」「キャンパス整備」「教育・研究活動支援」よりご支援先を指定いただくことができ、また、「目的を指定しないご寄付」もお受けしております。この中でも「学習活動支援」については、「大学・短期大学部」「中学部・高等部」「小学部」「幼稚部」と支援対象をより細かく指定することができます。皆様からいただきましたご支援は、ご指定の使い道に従って有効に活用させていただいております。

マーガレット募金

お申込方法(個人の場合)

❶ お振込(郵便局または銀行窓口)   ❷ 郵送(現金書留)またはご持参   ❸ 自動振替での継続詳細につきましては、大学ホームページ(http://www.sagami-wu.ac.jp/)をご覧いただくか、下記事務局までお問い合せください。マーガレット募金 お問合せ先 学校法人相模女子大学 学園事務部 経理課〒252-0383 神奈川県相模原市南区文京2-1-1 TEL:042-747-9558 FAX:042-749-6500 E-mail:[email protected]●その他奨学寄付金等のご寄付に関するお問合せ先  相模女子大学・相模女子大学短期大学部 大学事務部 教育研究支援課 TEL:042-747-9540 FAX:042-743-4717