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Web of Science, Journal Citation Reports, EndNote Web 操操操操 2009 年 10 年 28 年 ( 年 ) 年年年年年年 年年年年年年年 年年年年年年 年年年年

Web of Science, Journal Citation Reports, EndNote Web 操作方法

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Web of Science, Journal Citation Reports, EndNote Web 操作方法. 2009 年 10 月 28 日 ( 水 )  千葉科学大学 於 ユサコ株式会社  東日本営業所 木村典弘. この講習会では. Web of Science の概略 Web of Science の操作方法 Journal Citation Reports の概略 Journal Citation Reports の操作方法 EndNote Web の概略 EndNote Web の操作方法. Web of Science とは. - PowerPoint PPT Presentation

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Web of Science,   Journal Citation Reports, EndNote Web 操作方法

2009 年 10 月 28 日 ( 水 )  千葉科学大学 於

ユサコ株式会社 

東日本営業所木村典弘

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この講習会では

Web of Science の概略Web of Science の操作方法Journal Citation Reports の概略Journal Citation Reports の操作方

法EndNote Web の概略EndNote Web の操作方法

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Web of Science とはTHOMSON REUTERS が作成している。学術文献の引用、 被引用を収録する文献データベースです。一般的なデータベースサービス同様、 キーワード検索を行うことも可能ですが、文献間の引用・被引用関係から検索集合を作ることができるため、従来のキーワード検索では探し出せなかった、情報を検索することが可能です。

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Web of Science とは• 引用・被引用とは?

  学術論文の場合、必ず文末に論文をまとめるに当たる考えの根拠を示すため、他の論文などを引用文献としてまとめています。これらをすべて情報源として収録しているのが Web of Science です。被引用とは“その論文がほかの論文に引用されたこと”を言います。

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Web of Science とは

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Web of Science とは  Web of Science の他の特色として以下の点があります。

収録対象は1つの専門領域を対象とするのではなく、

 理系全般を対象としている。現在の収録対象誌は

 約 7,450 誌となっている。収録対象誌はトムソン・ロイ

 ターにより見直されている。対象誌は学術的な中立性を

 保ち、かつ注目を集めている雑誌を対象とする。

全ての著者名を収録

全ての所属機関名を収録

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Web of Science の操作

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Web of Science の操作

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Web of Science の操作

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Web of Science の操作

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検索キーワードを入力し、検索条件を” Topic” として条件を全て入力してから” Search” をクリックすると検索が実行されます。キーワード入力フィールドで“ AND”,”OR”,”NOT” のブール演算子が使えますし、画面左側にある ブール演算子選択フィールドで縦方向に対しても条件の絞込みに使うことが可能です。この例では” AND” の指定となります。

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Web of Science の操作

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検索を実行すると検索結果が表示されます。画面左上にヒットした文献数が表示されますが、 10 万件を超えた場合、正確な検索件数が表示されません。 10 万件以上ヒットしているという表示になります。画面右側にヒットした文献の一覧が表示されます。

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Web of Science の操作• Topic 検索(キーワード検索)では以下の機能を 提供して

ます。

 1 . AND , OR, NOT のブール演算子

 

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入力した検索語すべてを含むレコードを検索。異なった概念を同時に含むレコー を検索するときに使用。ド aspartame と cancer の両方の概念を含むレコードを検索TOPIC: aspartame AND cancer*入力した検索語のどれか、または全部含んでいるレコードを 検索。同義の概念を幅広く検索したいときに用いる。 aspartame, saccharine, sweetener のいずれかを含むレコードを検索TOPIC: aspartame OR saccharine OR sweetener*

特定の概念を除いたレコードを検索。 AIDS という言葉をもつ 文献から Hearing aids (補聴器)を除く検索TOPIC: aids NOT hearing

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Web of Science の操作  2. * , ?, $ の三種類のワイルドカード

  3. ダブルクオーテション(”  xxx ” )による句検索

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  * = 語尾変化無制限

    Gene*   と入力すると    Gene, Genes, General, Generation  などが検索されます。

  ?   = 語尾変化 1 文字     Wom?n   と入力すると     Woman, Women   などが検索されます。

  $  = 語尾変化が 0 または 1 文字     Behavio$r (英米つづり) と入力すると     Behavior, Behaviour   などが検索されます。

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Web of Science では検索した結果を分析するというユニークな機能が付いて います。これを使う為には検索結果を表示している画面の右上にある” Analyze Results” をクリックします。

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Web of Science の操作

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このような画面が表示され、分析方法、分析対象とする文献件数、分析した結果を何件まで表示させるか、分析した結果をどのような順番でソートするのかを指定し、その下にある” Analyze” をクリックします。分析は著者名、文献の種類 ( オリジナル研究論文、レヴュー、レター等)、総合分野領域、原著執筆言語、論文出版年、論文掲載雑誌名、学術分野で行うことが出来ます。

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このように分析結果がグラフで一覧表示されます。各項目には左端にチェックボックスがあり、必要な項目をチェックし、画面左上にある“ View Records” をクリックすると 選択した項目の文献が表示されます。

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Web of Science の操作

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Web of Science では検索した結果表示をソートすることも可能です。特にユニークなソート順としては “ Times Cited” というその論文が他の論文に引用された回数順に並べ替えてくれる機能があります。検索結果画面の右上に、ソート順を指定するメニューがあります。ここで、” Times Cited” を指定すると、ヒットした論文が被引用回数の高い順に表示されます。

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Web of Science の操作

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この例ですと一番上位に来ている論文は他の論文 1,343 件に引用されている論文となります。論文のタイトルをクリックするとその論文のより詳しい情報が表示されます。

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他のデータベース同様、論文題名、著者名、収録雑誌名、巻数、号数、ページ数、出版年、論文アブストラクト等が表示されます。この画面の右側にこの論文と関連する情報が表示され、まず一番初めにこの論文を引用している最新の論文 3 件と、引用している論文一覧へのリンクが表示されます。ここをクリックするとこの論文を引用している論文一覧に 切り替わります。

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このように、先の論文を引用している論文の一覧が表示されます。この論文集合を” Analyze Results” を使って分析することも可能です。

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ここでは操作例として、“ Institution Name”( 著者所属機関名 ) で分析を掛けて行きます。

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このように初めの論文を引用している論文についてどこの機関の所属員がそれらの論文を執筆しているか分析されます。またこの分析結果の内、興味ある機関の論文ののみに絞り込むことも可能です。

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絞り込まれた論文を被引用回数毎に並べ替えることも可能です。ここで” Back to results list” を使い、もとの論文情報まで戻ります。ブラウザーのバックボタンを使うとエラーになりますので、  ご注意下さい。

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初めの論文まで戻ってきました。今度はこの論文自身が引用している論文を見て行きたいと思います。“ Times Cited”の右横にある” References” の数字をクリックするか、画面右側にある関連情報表示にある” References” の数字をクリックします。この操作でこの論文が引用した文献の一覧を表示させることが出来ます。この情報がデータベースの中にあることにより、有る論文が何回他の論文に引用されたのかを数えることが出来るわけです。

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これが先の論文が引用している文献一覧になります。引用文献情報には 2 種類あり、一つは論文題名が表示されるもの、引用書誌情報のみ表示されるものです。前者はその論文に付いての詳細情報が WoS に収録されているものであり、後者は WoS の収録対象でない場合、もしくはお客様でご契約頂いている WoSの 契約年限より古い論文の場合、これらの論文タイトルは表示されません。

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今度は直接引用、被引用の関係性はありませんが、やはり引用文献を収録したデータベースの特色として、引用している文献が同じものを検索してみます。画面右側の” Related Records”を クリックします。

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するとこの様にそれそれの論文が引用している文献数ともとの論文が引用している文献と同じ文献の数が表示されます。このリストまで、3つの論文集合(引用された論文集合、引用した論文集合、同じ論文を引用している論文集合)を見てきましたが、それぞれの集合はキーワードの検索結果では無く、全て引用により出来上がった集合です。キーワード検索は非常に便利な検索方法ですが、キーワードを注意して検索しないと自分が欲しいと思っている情報を探し出せないケースがあります。これに比べ引用関係から出来る集合は、本来自分が気が付いていなかった情報を知ることが出来る可能性を持っています。

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Web of Science ではこれ以外にもその論文が掲載された雑誌のインパクトファクターも簡単に見ることが出来ます。やはり画面右側にある” Additional Information” の中に“ View the journal’s impact factor(Journal Citation Reports)” というリンクが表示され、ここをクリックします。

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するとこの様に論文掲載誌の過去 5 年分のインパクトファクターが表示されます。インパクトファクターについてはこの後、詳しく説明させて頂きます。

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Web of Science の操作

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これまで Web of Science のデータベースの特色を御紹介してきましたが、 WoS では幾つかの検索フィールドで注意して頂かないと検索できないフィールドが幾つかありますので、ここで説明 します。その一つが “ Author”’( 著者名 ) 検索です。 実は WoS では著者を完全入力すると、検索出来ません。たとえば私の名前を例に取りますと、“ kimura norihiro” と入力して検索するとエラーと なります。私の名前で検索したい場合は、“kimura n” と入力しないと検索出来ません。 WoS では姓のフルスペル、名前のイニシャルで入力しなければ検索出来ないことを知っておいて下さい。

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ただ、姓のフルスペル、名前のイニシャルだけでは、検索したい著者以外の論文も出てきてしまいます。これを回避する為のヘルプ機能として WoS では” Authoor Finder”と いう方法を用意しています。これは検索リミットを” Author” を選択するとキーワード 入力フィールドの下に” Author Fider” という表示が出てきますので、これをクリック します。

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このような画面に切り替わります。ここで Last name ( フルスペル ) 、 First Initial にそれぞれ検索したい方の情報を入力し“ Next” をクリックします。

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この画面ではその著者のミドルネーム等お持ちの場合はそれを 検索条件として指定出来る画面になります。この例の場合はミドルネーム無しとしてそのまま” Next”をして行きます。もし他の集合を選択したい場合は、その集合の左にあるラジオボタンをクリックします。

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今度はその著者の専門領域を聞いてきます。ここでその領域分野の選択肢をチェックし、“ Next” をクリックします。

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次にその著者の所属機関名の一覧が表示されます。関連する機関名にチェックを入れ、“Finish Now” をクリックします。

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するとこの様に、著者名、研究分野、所属機関~フィルターを掛けた結果が表示されます。なぜ姓のフルスペルと名前のイニシャルでデータを作成しているのかというと雑誌の投稿規程でこの形式を指定している所が多かった為、このような状況になっています。一応この状況を改善する為に Thomson Reuters としてフルスペルの著者名情報を加えたり、 Researcher ID (同姓同名の研究員を区別するため、研究員毎にThomson Reuters として独自の ID をお渡しするサービス。この登録をすることにより、自分の研究員としての経歴、執筆論文リストを作成出来ます。登録は無料です)を提供することで改善しようとしています。

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もうひとつ入力に注意が必要なフィールドは” Address” です。検索フィールドリミットで” Address” を選択すると著者所属機関から検索することが出来ます。

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実際に” Chiba Institute of Science” と入力して検索してみます。

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このようにフルスペルで機関名を入力して検索するとヒットがありません。どのようにするかというと機関名でよく使われる幾つかの単語については省略形が設定されており、それらを使って検索しなければなりません。此方様の場合、“ Chiba inst sci” が所属機関名での検索入力条件となります。アブリベーションがわからないという場合、検索条件を” Address” で指定すると検索条件入力箇所の 下に “ View abbreviations list” とリンクが表示されていますので、ここをクリック。

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この様に省略形の一覧が表示されますので、此方を参考にして機関名を指定する必要があります。

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Journal Citation Reports とは• Journal Citation Reports は Web of Science に収

録される学術誌の被引用数をカウントすることで、その 雑誌の注目度合を提示する、 Impact Factor と呼ばれる一つの指標を収録したものです。

   Impact Factor は論文投稿先の選定、購読雑誌の 選定際に良く使われる指標です。その算定方法は  次項の通りです。ここで注意する点は Impact Factor はあくまで、一年間にそれら雑誌に掲載された論文が   一年間他の論文に幾度引用されたかをカウントして その数を掲載論分数で割って算出します。

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Web of Science の 3年分のデータを使って計算します。  2004 年の Impact Factor の場合、その調査しようとする     雑誌に 2003 年と 2002 年に掲載された論文数を集計し、かつそれらの論文が2004 年に何回引用されたかをカウントしそれを過去2年間に掲載された論文数で割ったものになります。

2002 年の掲載論文数= 35 報 2004 年に 160回引用された

35+ 32

160+ 84

=67

244

≒ 3.642

Impact Factor の算出方法 

2004 年に 84回引用された2003 年の掲載論文数= 32 報

2002 2003 2004

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Journal Citation Reports の操作

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Journal Citation Reports を見るには Web of Knowledge の“ Additional Resources” のタブをクリックするとこの様に画面左上に Journal Citation Report とと表示されます。

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Journal Citation Reports の操作

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この様に検索する年限の指定、どのようにデータを表示するの指定をします。データの表示方法は、グループごとにレポートする方法、雑誌名を特定して表示する方法、JCR収録全収録誌を表示する方法のいずれかを選択します。ここではグループ毎で、かつ学術領域毎の表示“ Subject Category” を選択し、“ SUBMIT” をクリックします。

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Journal Citation Reports の操作

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この様に、学術領域の一覧表が表示されますので、興味のある領域をクリックして指定し、” SUBMIT” をクリックします。

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Journal Citation Reports の操作

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この様にその分野の関連雑誌の一覧が表示されます。ただ、この時点ではタイトルの アルファベット順で表示されますので、画面左上にあるソート機能で” Impact Factor”順に並べ替えてみます。

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Journal Citation Reports の操作

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Journal Citation Reports の操作

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このようにインパクトファクターの高い順位に並べ替えられました。一番高い雑誌名は” Cell” で 31.253 を付けています。雑誌名をクリックするとその雑誌の詳細が表示されます。

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Journal Citation Reports の操作

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この様に雑誌の詳細情報とともに、インパクトファクターを算出したもとのデータなど様々な情報を 閲覧出来ます。

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Journal Citation Reports の操作

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参考までに JCR 全体リストでのインパクトファクターも見てみます。

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Journal Citation Reports の操作

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これが 2008 年版 JCR   Science edition のトップランキングです。全体傾向として、基礎研究論文、レビューが多く掲載される雑誌はインパクトファクターが高くなり、応用 研究論文、臨床報告などが多く掲載される雑誌はインパクトファクターが低くなります。この為、ただ単にインパクトファクターの数字だけ見るのではなく、その専門領域でのその雑誌の状態を知る為のあくまで指標の一つであることを覚えて下さい。

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EndNote Web の操作方法

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ここからは EndNote Web の操作方法について説明します。まず、各ユーザー毎にパスワードを登録する必要があります。 Web of Science の画面の上に” Sign In” というリンク表示がありますので、ここをクリックします。

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画面がこのように切り替わります。ここで” Register” をクリックします。

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EndNote Web の操作方法

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まずメールアドレスを登録します。 2回入力して頂き、” Continue” をクリックします。

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EndNote Web の操作方法

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このようにお名前、パスワード、役職、今登録に使っているPCが共通のものか、この登録アドレスにニュースなどを送ってもいいかをチェックするようになっています。パスワードはアルファベット、特殊記号 (!,%,? など ) 、数字を含め 8 文字以上ので設定下さい。

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EndNote Web の操作方法

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登録が終わりましたら、先の“ Sign In” の画面で登録した  メールアドレス、パスワードを入力し、” Sign In” をクリックします。

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EndNote Web の操作方法

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正しくサインインが出来ると画面の表示が” Signed In” に切り替わります。この画面に切り替わりますと、 Web of Science が個人向けサービスを受けれられるようになります。個人向けサービスの一つは” EndNote Web” ですがこの他にも、興味ある文献が他の論文に引用された際にアラートを送る、検索条件の保存、それらの条件にマッチした情報があった場合にやはりアラート送る、また ResearcherID という  研究員の為の業績表示機能なども利用することが出来ます。ただここでは EndNote Web に付いて御紹介して行きますので” Signed In” のとなりの” My EndNote Web” を クリックします。

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EndNote Web の操作方法

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この様に別ウィンドウが開きます。 EndNote はこのホームページに検索した文献を保存し、論文を執筆する際にこれらの文献情報をもとに引用文献番号、投稿誌の引用文献に体裁を整えてくれる機能を持つサービスです。

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EndNote Web の操作方法

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Web of Science で検索した文献の内、興味あるものをチェックしたあと、画面上に表示されています。” Save to EndNote Web” をクリックします。この例は 3 件の文献を選択しました。

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この様に EndNote Web に何件の文献を送ったとのメッセージが表示されます。検索 結果に戻る際には” Back to results” をクリックすれば検索結果表示に戻ります。

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EndNote Web の操作方法

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EndNote Web に取り込まれた文献にはこの様にEndNote Web とアイコンが表示されます。この アイコンは個人環境でアクセスしている時のみ 表示されます。

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この様にピックアップした文献がまず、 Unfiled というグループに取り込まれます。 EndNote Web ではこれらの文献をグループ毎に管理することが出来ます。また、このグループを他の EndNote   Web ユーザーと共用させることも可能です。ここではその方法を説明します。画面上部にある” Organize” をクリックします。

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EndNote Web の操作方法

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この様な画面に切り替わります。ここで” New Group”ボタンをクリックします。

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EndNote Web の操作方法

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このように別ウィンドウが開き、グループ名を聞いてきますので、グループ名を入力後、“ Ok” をクリックします。グループ名は日本語でも問題ありません。

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テストというグループが出来ました。このグループ内の情報を他の EndNote Web  ユーザーと共有する場合は“ Share” という枠にあるチェックボックスにチェックを入れ、その後” Manage Sharing” というボタンをクリックします。共用したい相手を設定する為にはその人が EndNote Web を登録する際に使ったメールアドレスが必要です。この共用する人は同じ機関の方以外であっても、指定することが出来ます。

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EndNote Web の操作方法

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この様な画面に切り替わりますが、ここで” Start sharing this group” を クリックします。

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EndNote Web の操作方法

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するとこの様に別ウィンドウで共用する人のメールアドレスが聞かれますので、メールアドレスを入力した後、” Apply” をクリックします。また、この際に供用者のアクセス 権限 (閲覧のみ、編集可能 ) も指定することが出来ます。

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EndNote Web の操作方法

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操作例として一名に対して閲覧するのみの共有権利を渡した状態になっています。この画面で、共用者の権利変更、登録削除、登録メールアドレスの変更などを行うことが 出来ます。ここで一度“ My references” をクリックします。

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この様に登録した” テスト” というグループが登録されています。このグループに先程取りこんだ” Unfiled” に一度入れた文献を移動させてみたいと思います。その場合、まず” Unfiled” というグループ名をクリックします。

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EndNote Web の操作方法

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“Unfiled” に有る 3 件の文献が表示されました。この内 2 件にチェックを入れた後、画面上部表示されているグループ選択メニューから” テスト” を選びます。

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この様に” Unfiled” に有った 3 件の文献の内、選択した 2 件の文献が“テスト”に移動しました。 EndNote Web ではこのグループを最大、 500個まで作成出来ます。また取り込む文献は最大1万件まで取り込むことが可能です。これ以外にも Web of Science 以外のデータベースから文献情報を取り込む、取り込んだ文献の内、重複 しているものを削除するなど様々な機能を持っていますが、これから一番重要な機能、論文執筆時の文献情報を組み込む方法に ついて説明して行きます。この際にマイクロソフトワードが別途インストールされている必要があります。その処理を行う為には、これから説明する操作を前もってしておく必要があります。  まず、” Options” のタブをクリックします。

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“Options” をクリックすると、メニュー中に” Download Installers” という項目が表示されます。これをクリックします。

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この様に使用しているブラウザーまたは OS に因ってダウンロードするプログラムは違っていますが、自分で使っている環境に合わせた組み合わせのものを選択し、ダウンロードします。  そのダウンロードしたプログラムを実行します。この際、マイクロソフトワードは起動しないで おいて下さい。

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EndNote Web の操作方法

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これは先のプログラムをダウンロードし、インストールが終わった後、ワードを立ち 上げた画面です。このワードは Word2007 を使っています。メニューの中に” EndNote Web” というアドインタブが表示され、そのタブをクリックすると、実際にアドイン メニューが表示されます。この状態が完成したら、論文執筆時にEndNote Web にある論文情報を引用文献として組み込めるようになります。

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EndNote Web の操作方法

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この様に論文を執筆中に矢印で示した文末に引用文献を差し込みたい場合、” EndNote Web” のタブの中にある“ Find Citations” をクリックする。

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EndNote Web の操作方法

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このような別ウィンドウが立ち上がります。このウィンドウの左上にキーワードを入力するボックスがあり、必要な文献に含まれるキーワードを入力後、その右横にある” Find” ボタンをクリックすると御自身の“ EndNote Web” に保存されている文献が検索され、その下に一覧表示されます。検索された文献から必要な文献をクリックし、反転表示させた後、画面下部にある” Insert” ボタンをクリックします。

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するとこの様に、差し込む文章と、どの雑誌に対する投稿規程に合わせるのかを聞いてきますので、必要な情報を指定した後、画面下の” OK” をクリックします。

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EndNote Web の操作方法

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するとこの様に“ EndNote Web” に保存されている文献情報をもとに、引用文献番号の 挿入と、文末に引用文献情報を学術投稿規程に沿った形式で差し込まれます。(この例は American Chemical Society の投稿形式です。)これが EndNote の一番大きな機能です。

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EndNote Web の操作方法

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この様に本文を書きながらその都度、引用文献を差し込んでゆくことが出来る。また、この方法以外にも本文を書き切ってから引用箇所に文献情報を差し込みその文章データを一括して、引用文献スタイルを整える方法もある。

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EndNote Web の操作方法

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この様に” EndNote Web” に保存されていう論文情報をもとに投稿規程スタイルに形式を整えている為、出力スタイルの指定を変更することで、簡単にそのスタイルを変更出来る。この例では” ACS” から” Science” に指定を変更しようとしている。引用番号、引用 文献情報の形式に注目しておいて頂きたい。

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この様に、“ ACS” スタイルから” Science” スタイルに変更されました。引用文献番号は ACS の場合、上付き半角数字であるのに対し、 Science では括弧付きの斜体数字で書くことが規定されていることが分かります。また、引用文献情報も ACS に比べるとScience では著者名、収録雑誌、巻数、号数、出版年のみとかなりシンプルな構成になっていることが分かります。

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EndNote Web の操作方法  ここまでに EndNote Web で検索した文献を保存、グループ毎

に分け文献情報を管理、保存した文献情報を使って論文を執筆している際に、投稿スタイルに合わせて自動的に出力してくれる点について説明しました。

  途中でも若干触れましたが、これ以外に外部データベースの検索、また検索した結果の取り込みも出来ると紹介しましたがこれらの操作方法につきましては配布しました       クイックリファレンスカードを参考にして下さい。         

  また、 EndNote Web は学外からもアクセスして頂けますし、共同研究者の方と情報を共用することも可能です。これらの 機能を有効に御活用下さい。

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Page 83: Web of Science, Journal Citation Reports, EndNote Web  操作方法

ご清聴有難う御座いました。ご質問は下記まで。

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Thomson Scientific / テクニカル・サポート

Phone:0800-888-8855

                                  Fax:03-5218-6536

[email protected]

               ユサコ株式会社 / 東日本営業所  木村典弘

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