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 · Web view新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置等の影響から船員を交代できないことを理由に、労使合意に基づき船員の乗船期間が延長され、補償休日の付与が延期された場合は、船員法施行規則(昭和22年運輸省令第23号)第42条の4第2号の「船舶所有者の責めに帰することのできない事由に

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各国における新型コロナウイルス対応情報

一般社団法人 日本船主協会

新型コロナウイルス・タスクフォース 編集

目 次

主要国の対応状況(サマリー)

船員交代に関する主要国

その他の主な船員居住国における自国船員対応

主要船籍国

各国における新型コロナウイルス対策情報(本編)

50音検索

ア イ ウ エ オ      カ キ ク ケ コ     サ シ ス セ ソ

タ チ ツ テ ト      ナ ニ ヌ ネ ノ     ハ ヒ フ ヘ ホ

マ ミ ム メ モ      ヤ ユ ヨ         ラ リ ル レ ロ

ワ ン

各国新型コロナウイルス対応状況

便宜を図るため本編(従来の情報スタイルの前に船員交代に関するサマリー情報を

記載いたします。

まだ、完全にチェックしきれておりませんので、必ず、本編および以下のサイトで

確認するとともに、現地代理店等にも確認願います。

https://www.wilhelmsen.com/ships-agency/campaigns/coronavirus/coronavirus-map/

→本編へ

<船員交代に関する主要国>

1)アジア・インド洋

日本

【出入国】× 所定の外国滞在歴のある外国人の入国は不可

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】△ 出入国在留管理局に要相談

韓国

【出入国】 △ 3月9日以降新たに大韓民国査証の発給を受けなければ入国できない(韓国籍を除く)

【検疫】 

【船員の乗下船に関わる特記事項】 〇 可能(トランジットは不可)

会員情報によると、韓国南部港からの下船者(日本人)は、仁川まで公共交通機関以外(旅行代理店手配の車)で、移動したとのこと。途中、釜山での宿泊は可能であった。今回は、上乗り要員につき乗船者はなかった。

中国

【出入国】 ○ ビジネス及び親族訪問は、招待者の発給した書類の原本が必要

【検疫】  △ 14日間の医学隔離観察

【船員の乗下船に関わる特記事項】 外国人船員の乗下船は禁止

香港

【出入国】 ×

【検疫】  △ 水際対策措置が4月末日に更新される

【船員の乗下船に関わる特記事項】 条件付きで可能

シンガポール

【出入国】× 入国、トランジット共に禁止。

【検疫】 医師から発行される健康証明が必要

(乗船する船員)母国にて14日間の自己隔離実施、且つ、その間健康であること

(下船する船員)船舶が過去14日間寄港していない又は上陸していない、且つ、健康であること

【船員の乗下船に関わる特記事項】

連続乗船期間または健康証明の期限を越える船員等の乗下船は可能

スリランカ

【出入国】 △ オンアライバルでビザが発給されなくなった。EAT事前取得が必要

 国際空港で商業旅客機の業務停止

【検疫】  △ 14日間の自主隔離、警察署への届け出

【船員の乗下船に関わる特記事項】 

アラブ首長国連邦

【出入国】 × 有効なVISAを保持していても3月19日以降2週間再入国を認めない

【検疫】  △ 厳重な発熱検査

【船員の乗下船に関わる特記事項】 原則不可

エジプト

【出入国】 × 出国のみ可

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】

タイ

【出入国】 ×

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】 船員の乗下船は可能(要健康証明)。 会員会社からは、代理店が不可としている情報もあり。

台湾、マカオ、ベトナム、ブルネイ、マレーシア、インドネシア、

バングラデッシュ、インド、モルディブ、パキスタン、オマーン、ジブチ、カタール、

サウジアラビア、ヨルダン2)地中海・欧州

ギリシャ

【出入国】 原則不可 (国際航空便運休中)

【検疫】 

【船員の乗下船に関わる特記事項】 実質的に不可能

マルタ

【出入国】○ スイス、ドイツ、フランス、スペインからの空路・海路停止

【検疫】 △ スイス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアからの到着者は14日間 自宅検疫・ホテル待機

【船員の乗下船に関わる特記事項】 船員の乗下船は不可

英国

【出入国】○

【検疫】 △ 発熱、断続的な咳や高熱が見られる場合原則7日間自宅・ホテル待機

【船員の乗下船に関わる特記事項】 〇

オランダ

【出入国】△ 渡航制限

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】 可能。トランジットも可

コンテナ船、(鉱石や石炭等の)ばら積み貨物船、(燃料や化学薬品の)タンカー、漁業、エネルギー分野(石油及びガスのプラットフォーム、風力発電所及びこの分野にサービスを提供するオフショア会社)に従事する者

ベルギー

【出入国】○ 日本への出国はフライトに従い可、必要不可欠なものの入国のみ許可

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】 可能。独、蘭でのトランジットも可

ドイツ

【出入国】△ 暫定的国境管理 非EU市民、非EFTA市民、非英国民 入域制限中

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】 トランジットは可能

トルコ、ジブラルタル、アルジェリア、モロッコ、イタリア、

スペイン、ポルトガル、フランス、ポーランド、デンマーク、フィンランド、

スウェーデン、ノルウェー、リトアニア、ラトビア、ロシア

3)大西洋・中南米

カナダ

【出入国】△ 国境閉鎖

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】 〇

· 4月20日より航空機利用の際にマスク(非医療用のもの)または口と鼻を覆うフェイスシールド(face covering)の携帯・着用が義務付けられますので,ご留意ください。たとえば,他人との距離が十分に取れない場所(空港の保安検査所やその他航空会社係員より指示された場合)や保健当局係員による指示があった場合には,必ずマスク/フェイスシールドを着用しなければならず,それ以外の場合でも,着用していることが望ましいとされています。さらに,マスク/フェイスシールドを所持していない場合には搭乗を拒否される可能性があるとのことなので,呉々もご注意ください。なお,船舶,列車,バスを利用する場合においても,マスク/フェイスシールドの着用が勧められています。

米国

【出入国】△ 欧州28か国からの入国禁止。日本では一般査証発給停止。

【検疫】 △ 入国者は、14日間自宅等で待機

【船員の乗下船に関わる特記事項】

【船員の交代(一般)】 △ 港により異なる

· 指定された米国内下記する13の空港で検査を受けなければならない。

1 アトランタ: Hartsfield–Jackson Atlanta International Airport (ATL),

2 ボストン: Boston Logan International Airport (BOS),

3 シカゴ: Chicago O’Hare International Airport (ORD),

4 ダラス/フォートワース: Dallas/Fort Worth International Airport (DFW),

5 デトロイト: Detroit Metropolitan Airport (DTW),

6 ホノルル: Daniel K. Inouye International Airport (HNL),

7 ロサンゼルス: Los Angeles International Airport (LAX),

8 マイアミ: Miami International Airport (MIA),

9 ニューヨーク: John F. Kennedy International Airport (JFK),

10 ニューアーク: Newark Liberty International Airport (EWR),

11 サンフランシスコ: San Francisco International Airport (SFO),

12 シアトル: Seattle-Tacoma International Airport (SEA),

13 ワシントン: Washington-Dulles International Airport (IAD).

【船員の交代(各港)】

ロングビーチ/ロサンゼルス

船員の交代 〇

· 港内制限も現状ない

ニューヨーク

船員の交代 〇

· 14日間以内に入国制限国として指定されている国に滞在歴がある場合、船員の交代は許可されない。14日経過した場合、船員交代の可否はCBPの裁量による。

· 到着した本船に感染者がいた場合、入港拒否されない。本船は、検疫錨地等への移動を命ぜられる。その後は、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)に引き継がれる。

ノーフォーク

船員の交代 △ ケースバイケースでできている。

· USCG COTPは、最終港を15日以内に出港した全ての乗組員を拘留している。

· 下船申請は、48時間前に提出する必要がある。

ポートランド

船員の交代 △

· 渡航制限のある国から入国する場合、最終港出港してから14日経過するまでCBPは船員の検査を延期する。

サンフランシスコ

船員の交代 ×

· 全ての船員は、船内に拘留されている。

サバンナ

船員の交代 〇

· CBPに船員交代に関する許可書の発行することを推奨する。

バハマ

【出入国】△ 

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】貨物船舶は入国可。船員交代に関する情報はないが不可と思われる。

キューバ

【出入国】× 3月24日以降30日間外国人の入国禁止

【検疫】 △ 14日間症状がなくても隔離

【船員の乗下船に関わる特記事項】

パナマ

【出入国】× 非居住者すべての外国人の入国禁止 トランジット・出国制限なし

コロナ感染症を発症している者もしくは感染の疑いがある者が乗船している場合は、検疫期間が終了するまで通峡禁止(Advisory to Shipping No.A-12-2020)

【検疫】 △ 入国後の14日間自宅義務

【船員の乗下船に関わる特記事項】 

セネガル、コートジボアール、ガーナ、赤道ギニア、ナイジェリア

ガボン、アンゴラ、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、

エクアドル、コロンビア、ベネズエラ、ジャマイカ、ハイチ

4)アフリカ・オセアニア

南アフリカ

【出入国】× ナショナル・ロックダウン

【検疫】

· 【船員の乗下船に関わる特記事項】△ 8カ所の海港のうち2カ所(Mossel Bay,        

·                   Saldanha)を乗客乗員の交代のために閉鎖。

ケニア

【出入国】×  国際線の運航停止

【検疫】 △ケニア に入国する全ての者(ケニア人含む)は、政府指定の病院におい  

      て個人負担により離隔措置を受けなければならない。

【船員の乗下船に関わる特記事項】

豪州

【出入国】 × 豪州国民、居住者及び乗組員(航空機及び非客船)以外は入国禁止。

【検疫】豪州入域最初の目的地において14日間の自己隔離。(一部例外あり)

【船員の乗下船に関わる特記事項】 〇 可能。港湾規則に従うこと。

【船員の交代】△

・ 港により異なるため事前確認が必要。

・ 乗船の場合、MCV(Maritime Crew Visa)の制約から、豪州域に入ってから5日以内に本船に乗船する必要がある。(ビザの性質上14日の自己隔離措置が取れない)

・ 船員の交代に関し追加要求がある、又は船員の交代自体を認めていない特定の港やターミナルがある。

・ 特定の場所では船員の交代が困難な業務とされ、一部のベンダーは対応しない。

・ 豪州発着の航空機の利用は、以前困難な状況。

タンザニア、モザンビーク、ニュージーランド、フィジー、パプアニューギニア、

サモア

<その他の主な船員居住国における自国船員対応>

フィリピン

【出入国】 △

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】 

マニラ首都圏への入域制限中。船員の海外渡航制限はないが、行政機関、旗国領事館が閉鎖もしくは業務停滞中。また、国内移動も航空便等運休中。

インド

【出入国】 △ 

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】 国内線航空便が停止している。行政機関停止。

ミャンマー

【出入国】 ○

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】

 ミャンマーへ向かう船舶の乗組員は各国のミャンマー外航使節を通じて入国ビザ取得可能。運輸通信省のガイドラインに従う。

クロアチア

【フライト】 △

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】

・自国船員はザグレブから出国することができるが、移動は最終目的地により制限される

・自国船員は都市間を移動するのに政府発行の許可証が必要となる(申請期間要1日)

・自国船員には下船後14日間の自宅隔離措置がとられる

モンテネグロ

【出入国】 △ 

【検疫】 

帰国したモンテネグロ人は、衛生当局の決定に基づいて義務的に自己隔離を行う。

【船員の乗下船に関わる特記事項】

・自国船員の出国は不可

・下船者の帰宅が困難なことから、モンテネグロ人船員の外地での下船にはリスクが伴う

・自国船員には下船した国または経由地により自宅隔離の措置がとられる

(国内での対応)

・仕事、医療、物流を除くすべての都市間移動の禁止

・夜間外出禁止(19:00~05:00)

・すでに自己隔離の対象となっている者に対し、追加で更に14日間の隔離期間を設ける

・モンテネグロから日本,フランス,ドイツ,スイス,デンマーク,オーストリアへの渡航の禁止(※当館からモンテネグロ外務省に確認した限り,モンテネグロ人を対象としており,例えば,日本人の日本への渡航は禁止されていない。)

スロベニア

【出入国】 △ 

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】 航空交通が中止。国外への渡航を勧告している。

ブルガリア

【出入国】 △ 

【検疫】 空港にて体温測定実施。発熱その他症状あれば医療機関に搬送される。

【船員の乗下船に関わる特記事項】 国外への移動自粛要請。中国への渡航中止を勧告。

· ソフィア市隔離中

現在のフライト状況ですと,ソフィアから日本へ1回の乗り継ぎで行ける定期的に便のある経由地は,パリ(シャルル・ド・ゴール空港),フランクフルト,アムステルダムの3つに限られ,さらに,これらもフライトが毎日あるわけではないので,ご注意ください。

ルーマニア

【出入国】 ○ 

【検疫】 全ての国からの入国者に対して検疫(施設隔離又は自主隔離)実施

【船員の乗下船に関わる特記事項】

・自国船員はブカレストから出国することができるが、移動は最終目的地により制限される

・自国船員の下船者は、下船した国または経由地により14日間の自宅または施設での隔離措置がとられる

ウクライナ

【出入国】 ×

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】

ウクライナ発着の国際航空便、国際バス、国際鉄道運航停止。

ラトビア

【出入国】 ×

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】

ロシア

【出入国】 △ 外国人(一部例外を除く)の入国を一時的に制限

【検疫】

【船員の乗下船に関わる特記事項】

【船員の交代】 △

・ 船員交代は禁止していないが、ロシア発着の国際線フライトが休止しているため、実質的に交代はできない(ロシア国内港でのロシア人船員のみ交代が可能)。

・ 下船後に帰国を希望する場合は、ロシア大使館への申告が必要。大使館より、船員の交代可否について指示がある。

・ ロシア組合SUR代表が、プーチン大統領に書簡を送り、船員交代に関する善処を求めている。現在、回答待ち。

<主要船籍国>

日本

【連続乗船期間の制限】

 新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置等の影響から船員を交代できないことを理由に、労使合意に基づき船員の乗船期間が延長され、補償休日の付与が延期された場合は、船員法施行規則(昭和22年運輸省令第23号)第42条の4第2号の「船舶所有者の責めに帰することのできない事由により、補償休日を与えるべき船員と交代して乗船する船員が確保できないとき」として取り扱う。

【船員の資格・認証関係】

 (危険物取扱責任者)

  船員法施行規則(昭和22 年運輸省令第23 号)第77 条の7 の規定に基づく危険物等取扱責任者資格の有効期間の更新について、新型コロナウイルス感染症対策に関連して、やむを得ない事由により、更新申請期間内に申請を行うことができなかった場合については、更新申請期間を過ぎた申請であっても、同条第2 項に規定する要件による更新を認めることとする。

 (基本訓練)

 「STCW 条約第6 章第1 規則に定める基本訓練の適確な実施について(補足)」(平成  29年1 月18 日国海員第308 号)に定める外部訓練機関が実施する実地訓練について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う中止・延期等により、基本訓練技能証明書の有効期間内に受講できない場合は、外部訓練機関が実施する実地訓練が再開された後、遅滞なく当該実地訓練を受講することを前提に、社内教育訓練の受講をもって外部訓練機関が実施する実地訓練を受講したとみなすこととする

【船の検査・証書有効期限】

・船舶検査関係証書の有効期間及び検査時期の3カ月延長

・船舶国籍証書の検認期日の6カ月延長。

【在外領事館の業務状況】

【ROの業務状況】

【その他特記事項】

パナマ

【連続乗船期間の制限】

 雇用契約の下で11か月を超えて3か月間までの連続乗船を認める。(参照:Merchant Marine Notice No.: MMN-03-2020)

【船員の資格・認証関係】

 資格の有効期限日から3か月間延長可能、それ以上はCOVID-19の状況を考慮して可否判断される 。

【船の検査・証書有効期限】

 2020年3月から5月までの期日ですべての調査、監査、および検査を3か月間延期/延  長される。(参照: Merchant Marine Notice No.: MMN-07/2020)

【在外領事館の業務状況】

 通常通り

【ROの業務状況】

 通常通り

【その他特記事項】

リベリア

【連続乗船期間の制限】

 年次休暇の付与を延長し11ヵ月を超えての連続乗船を認める。

(参照:Liberia M有地眼Advisory No. 07/2020)

【船員の資格・認証関係】

 自国で認められたCoCの延長期間に併せて裏書も延長できる。

【船の検査・証書有効期限】

 現在確認中

【在外領事館の業務状況】

 通常通り

【ROの業務状況】

 通常通り

【その他特記事項】

マーシャル諸島

【連続乗船期間の制限】

 SEAに記載されている雇用期間を超えての乗船を認める。

【船員の資格・認証関係】

 現在確認中

【船の検査・証書有効期限】

 陸上での年次検査の3ヵ月の延長を認める(参照:RMI Marine Notice 2-011-13f§7.4  及びISM Code§12.1.)

【在外領事館の業務状況】

【ROの業務状況】

【その他特記事項】

マン島

【連続乗船期間の制限】

 船員、船主双方の了解を得て最大12カ月までの乗船期間を認める。

(参照:Isle of Man Ship Registry Technical Advisory Notice 002-20)

【船員の資格・認証関係】

 自国で認められたCoCの延長期間に併せて裏書も延長される。

 健康証明書の有効期限が切れる場合、最長3カ月まで延長できる。

【船の検査・証書有効期限】

期限の延長は、ROよりケースバイケースで短期認証が発行される。

【在外領事館の業務状況】

【ROの業務状況】

 旅行制限やドック施設の可用性の問題のため、RO検査官が訪船できない可能性がある。

【その他特記事項】

バハマ

【連続乗船期間の制限】

 SEAに記載されている雇用期間または連続乗船期間12ヵ月を超えての連続乗船を認める。

【船員の資格・認証関係】

 自国で認められたCoC又はCOPの延長期間に併せて裏書が自動的に延長される。

 資格の期限切れに関する詳細は公用航海日誌に記録する。

 健康証明書の有効期限が切れる場合、最長3カ月まで延長できる。7月1日までの期限のものは自動的に10月1日まで延長する。

 健康証明書の期限が切れた場合は、理由と共に公用航海日誌に記録する。

【船の検査・証書有効期限】

【在外領事館の業務状況】

 駐日英国大使館(代理)通常通り

【ROの業務状況】

 東京BMA Office 閉館中。0930-1730の間はリモートで対応可。

【その他特記事項】

本編

アイルランド …

検疫・隔離対策等

· 至近14日間に感染影響地域(中国本土、韓国、日本、シンガポール、香港、イラン及び北イタリアの4地域)に滞在し、(COVID-19に関連する)症状がある場合は、自己隔離をし、家庭医(GP)に電話連絡する。

至近14日間にCOVID-19陽性が確認された事案に緊密に接触した場合で、(COVID-19に関連する)症状がある場合は、至急自己隔離をし、家庭医(GP)に電話連絡する。

アゼルバイジャン …

· 政府は4月20日を期限とする社会的隔離措置の延長を検討中です。

· 首相府は4月18日,新型コロナウイルスにかかる特別隔離措置を5月4日午前0時まで延長すると発表しました。

入国禁止・制限措置

· 2月1日以降,中国人に対するアライバル査証,電子査証の発給が停止されています。

· 首相府コロナウイルス予防・対策本部発表(3月12日午後5時40分)

アゼルバイジャン国内での感染拡大を防ぐべく,45日間にわたりASANビザポータルでの査証発給を停止する。アゼルバイジャンへの訪問を希望する外国人は,各国のアゼルバイジャン大使館ないし総領事館に査証申請をすること。

· 3月12日,首相府新型コロナウイルス予防・対策本部が行った発表に基づき,13日からアゼルバイジャン国内の空港でのアライバル・ビザ取得ができなくなりました(併せてE-VISAの発行も停止)。

今後,アゼルバイジャン入国を希望される方は,事前に駐日アゼルバイジャン大使館等でビザを取得する必要があります。申請の際,新型コロナウイルスに感染していないことを示す医療証明書(以下「新型コロナ陰性証明書」)の提出を求められます(詳しくは駐日アゼルバイジャン大使館(http://tokyo.mfa.gov.az/jp)等にお問い合わせください)。

航空等交通規制

· 首相府は,4月5日午前0時から20日午前0時までの間,貨物便を除く全ての旅客機の運航を停止すると発表しました。

· 5月中の国際航空便の運航再開も厳しい状況です。(4月17日)

米国 …

入国禁止・制限措置

· 過去14日間に中国を訪問した外国人は米国に入国できません。

· トランプ米大統領は11日夜、ホワイトハウスから国民向けにテレビ演説し、新型コロナウイルスの感染拡大への対応策を発表した。英国を除く欧州(事務局注)に過去14日間滞在した外国人の入国を禁止するのが柱となる。(日経)

今回対象となる国

オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス

https://www.dhs.gov/news/2020/03/11/homeland-security-acting-secretary-chad-f-wolf-s-statement-presidential-proclamation

· 米政府は3月14日に新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために導入した欧州26カ国からの入国禁止措置を、3月16日から英国とアイルランドにも拡大すると発表しました。

· 在日米国大使館及び総領事館による一般査証発給の停止

在日米国大使館より,同大使館及び総領事館において対面対応が必要となる一般査証の新規発給を停止する旨発表がありました。

3月19日(木)から非移民ビザの面接が一時的に停止されるとともに,3月19日またはそれ以降の非移民ビザの予約は全てキャンセルとなります。

詳細は米国大使館による下記URLをご参照下さい。

https://jp.usembassy.gov/ja/suspension-of-routine-visa-and-notarial-services-ja/

今回の措置は,新型コロナウイルスの感染拡大抑制の観点から,緊急の場合を除き,在日米国大使館及び総領事館職員と一般査証申請者との対面でのやり取りを避けるためにとった一時的な措置であり,オンライン申請の可能な電子渡航認証システムであるESTAによる短期商用・観光・トランジット等を目的とする米国への渡航は引き続き可能です。

なお,米国へ緊急で渡航する必要がある場合の緊急面接の申請は,ビザコールセンターへご連絡下さい。

https://www.ustraveldocs.com/jp/jp-main-contactus.asp

検疫隔離対策等

· 過去14日間に中国に滞在したアメリカ市民、合法的な永住者、およびその家族は、米国への入国は許可されますが、健康診断を受けるために11の空港のいずれかにリダイレクトされます。 健康と旅行歴に応じて、中国を出国してから14日間は、ある程度の制限があります。

· 【CDCによる日本に対する旅行健康情報の警戒レベル引き上げ】

3月21日,米国疫病予防管理センター(CDC)は、日本を含む5カ国について新型コロナウイルスに関する旅行健康情報をレベル2(強化注意レベル)からレベル3(不要な渡航延期勧告)に引き上げました。

· 今回のレベル引き上げによって,日本から米国への入国者は,入国後14日間は自宅等で待機の上,健康状態を観察し,周囲の者と距離を置くこと(social distancing)が求められます。

· 米国政府からは,CDCによる今回の措置は,新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのアドバイスである旨の説明を受けています。

· また,現時点で米国は,日本人に対する入国制限措置はとっておらず,こうした措置を導入するとの具体的な話もないと承知しています。

対外渡航禁止等

· (連邦政府)渡航情報の引き上げ

3月19日,米国務省は,新型コロナウイルスの拡大を受け,全世界に対する渡航情報の危険度を最高レベルに引き上げ,国民に対してすべての海外渡航を中止するよう勧告しました。また,国外に滞在している米国人に対して可能な限り帰国するよう勧告しました。

[ニューヨーク州]

航空等交通規制

· 4月19日より,当地から日本への直行便は原則として ANA の週1便のみとなる旨,同社より改めて発表がありました。日本への渡航をご検討されている方はご留意ください。

https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/oshirase/flight-info.html

[テキサス州]

· ニューヨーク州等からテキサス州への到着者に対する自主隔離命令

3月26日(木)、テキサス州政府は、ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネティカット州及びニューオーリンズ市(今後追加される可能性あり)から空路でテキサス州に到着する者(軍、医療、重要インフラ関係者は除く。)に対し、14日間(滞在が14日未満の場合は、その滞在期間中)の自主隔離を義務付けることを発表しました。

この措置は、3月28日(土)正午に開始され、違反者には罰則があります。

該当する渡航者は、空港で自主隔離場所(自宅やホテル等)を指定し、14日間(滞在が14日未満の場合は、その滞在期間中)待機しなければなりません。

[ハワイ州]

· 3月21日午後,イゲ知事は記者会見を行い,ハワイ州外からの渡航者(ハワイ州居住者を含む)に対し,14日間の自己検疫を義務づけることを発表しました。

居住者は自宅,訪問者はホテル等の滞在場所で自己検疫を行うことが求められ,違反者は5,000ドル以下の罰金又は1年以下の禁固若しくはその両方が科せられます。

この命令は現地時間の3月26日(木)から施行され,現時点では期限は定められていません。

[グアム]

· グアム政府独自のグアムへの入国後の行動制限措置について(3月18日午後12時30分発表)

以下の措置の開始日時は発表の中では示されておりませんが,明日(19日午前0時以降)にも実施される可能性も否定できません。至近の渡航予定がある方は下記の内容をご理解頂き,渡航について検討して頂きますようお願いいたします。

グアムに住居を有していない短期渡航者(旅行者等,国籍不問)の場合

フィリピンを除く新型コロナウイルスの感染が確認されている国や地域から出発し,グアムに入国する場合,入国時に新型コロナウイルス(COVID-19)に感染していないことを証明する文書(下記注を参照)の提示がなされない場合は,グアム空港での検疫後,入国はできるものの,グアム滞在期間中(最大14日間まで)は強制隔離措置が命ぜられ,グアム政府が指定する宿泊施設で隔離されますが,滞在費は自己負担となります。なお,隔離措置の期間は,その者の帰国予定日を超えて継続されることはありません。

· 注:新型コロナウイルス(COVID-19)に感染していないことを証明する文書の要件

検査結果は米国疾病対策センター(CDC)又は,世界保健機関(WHO)が認定する検査施設で行われた結果であること。

検査結果はグアム到着前72時間以内のものであること。

· 乗り継ぎのためにグアム空港を利用される方の対応について,グアム政府は発表をしておりません。新型コロナウイルスの感染が確認されている国や地域から出発し,グアム空港を経由する場合は,上記検疫措置の対象なる可能性がございます。空港での検疫官の指示に従うようお願いいたします。

[サイパン]

航空等交通規制

· スカイマーク航空(成田―サイパン線)の運休(3月26日から5月10日まで)

3月19日,スカイマーク航空は,新型コロナウイルス感染症の影響による航空需要の減少,及び3月17日に北マリアナ政府より発令された入国検疫体制の強化に伴い,2020年3月26日から5月10日までの期間,成田―サイパン線を運休することを決定しました。

https://www.skymark.co.jp/international/ja/

· サイパン国際空港の開港時間の短縮(午前8時から正午まで)

北マリアナ港湾局(CPA)は,サイパン国際空港の開港時間を緊急事態を除き,3月29日より午前8時から正午までの4時間に制限すると発表しました。

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アラブ首長国連邦 …

入国禁止・制限措置

· 3月17日、UAE政府は、当地外交団に対し、19日以降、以下の措置をとる旨発表。

日本を含む到着ビザ(On arrival Visa)対象国のパスポートホルダーに対しても、新規入国査証の発給を停止。

3月17日以前に取得されたビザであっても、未使用の場合,効力が失効。

既存のレジデンス・ビザ保有者は、これまで通り再入国可能。但し、検疫を受けなければならない。

· 3月19日,UAE政府は本日12:00から開始する措置として以下のとおり,全ての乗客の入国を認めない旨,発表しました。

『現在,UAE国外に滞在中の「有効なUAE査証保持者(UAE Residence Visa Holder)」であっても,再入国を今後2週間認めない。(実施期間は延長の可能性あり)』

· (4月3日)UAE連邦内務省は,UAE国外滞在中のUAE滞在ビザ所持者に対する入国禁止措置を2週間延長すると発表しました。

検疫・隔離対策等

· ドバイ国際空港では,無作為の発熱検査に加え,北京,ベイルート,ローマ,ミラノ,ベネチア,ボローニャ,バンコク,プーケットから到着した乗客には,より厳重な検査が実施されている模様です。(エミレーツ航空ホームページより)

航空等交通規制

· エミレーツ航空は、3月25日からの全ての旅客便の運航を一時停止する旨、発表しております。(23日08:30現在,同社ホームページより。随時更新中)

また、UAE政府は,今後2週間(更新の可能性あり),以下の措置を行う旨,発表しております。

· UAE国内線・国際線(トランジット含む)の航空機の運航を一時的に停止。

· エティハド航空は,UAE政府が旅客旅行への規制を解除するとの前提の上で,5月1日から6月30日までの旅客運航便を,当初計画されていたものより,少ない運航ルートで就航すると発表しました。

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アルジェリア …

国内隔離政策等

· 4月18日,ジェラド首相は現在実施している以下の封鎖措置について,4月29日まで10日間延長することを発表しました。

· アルジェ県,オラン県,ベジャイア県,セティフ県,ティジウズ県,ティパザ県,トレムセン県,アイン・デフラ県及びメデア県の外出禁止時間帯を15時から翌日朝7時までとする。

· ブリダ県を完全封鎖とする。

航空等交通規制

· 3月12日,アルジェリア大統領府は,アルジェリアとモロッコ両政府が新型コロナウイルス蔓延予防措置の一環として,両国間のフライトを一時的に停止することに合意した旨発表しました。

3月13日,アルジェリア国営航空は,新型コロナウイルス蔓延予防措置の一環として,セティフ,バトナ,トレムセン,エル・ウエッド,ビスクラ,シュレフ,ベジャイア,アンナバ発着のフランス便の運行を一時停止することを決定しました。また,3月14日から4月4日まで,アルジェ,オラン,コンスタンティーヌ発着のフランス便の減便を決定しました。スペイン便については3月16日から4月4日まで運行を停止するとのことです。なお,同社によれば,この影響を受ける乗客がフライトの変更等を希望する場合には無料で応じるとのことです。

· アルジェリア政府は3月17日からアルジェリア・フランス間の旅客便(航空・船舶)の一時的な停止及び,3月19日よりアルジェリア・ヨーロッパ間の旅客便(航空・船舶)を停止することを発表しました。

· 3月16日,アルジェリア政府は,新型コロナウイルスの蔓延予防の観点から,3月17日よりアルジェリア・アラブ諸国5都市,チュニス(チュニジア),カイロ(エジプト),ドバイ(アラブ首長国連邦),ドーハ(カタール),アンマン(ヨルダン)間の旅客便の運航を停止することを発表しました。

3月16日,アルジェリア政府は,新型コロナウイルスの蔓延予防の観点から,3月19日よりアルジェリア・アフリカ諸国6都市,ヌアクショット(モーリタニア),バマコ(マリ),ニアメ(ニジェール),ダカール(セネガル),アビジャン(コートジボワール),ワガドゥグ(ブルキナファソ)間の旅客便の運航を停止することを発表しました。

· 3月19日から,全ての国際旅客便が運行停止されます。

· 3月19日夜,アルジェリア国営航空は,新型コロナウイルスの蔓延予防の観点から,3月22日から4月4日まで全国内便の運航を停止することを発表しました。皆様におかれては航空会社,旅行会社等に問い合わせて最新の情報入手に努めて下さい。

アルゼンチン …

· ブエノスアイレス市による感染ピーク予想(6月1~2週目)

ブエノスアイレス市政府は,強制隔離と厳しい管理によって同市における感染のピークが当初予想の5月20~23日頃から後ろにずれ,6月1~2週目になりそうだと発表しました。

入国禁止・制限措置

· 3月16日から17日にかけてのアルゼンチン政府による新型コロナウイルス対策に係る新たな措置が以下のとおり発表されました。

· 非居住外国人に対する15日間の入国禁止(16日付必要緊急大統領令(DNU))

16日,非居住外国人に今後15日間の入国を禁止するDNUが公布されました(但し,物流,旅客機・船舶乗組員等は症状がない限り本件措置の例外)。

· ブラジル及びチリの感染地域指定(16日付亜保健省プレスリリース)

16日,亜保健省はプレスリリースでブラジルとチリを新型コロナウイルス感染地域リストに指定したことを発表しました。これにより両国からアルゼンチンに入国した方は,日本等からの入国と同様,14日間の強制隔離の対象となります。今回の発表を受け,指定感染地域は,中国,韓国,日本,イラン,欧州,米国,チリ及びブラジルとなります。

· エセイサ空港閉鎖の可能性

3月22日,ソラー外務大臣は,ラジオ・ミトレの番組において,新型コロナウイルスの感染を最小限に留めるとの政府方針の一環として,これ以上の人間の入国を避けるため,来週,エセイサ国際空港(首都近郊の当国最大の国際空港)を閉鎖することになるかもしれないと述べています。閉鎖の時期は明確にはなっていません。また,空港閉鎖は,新型コロナウイルス対策に係る措置の一つとして,フェルナンデス大統領が実際に検討しているとも報じられています。

アルゼンチンへの全渡航者に対する強制隔離措置適用

22日,ゴンサレス・ガルシア保健大臣は,(これまで指定感染地からの渡航者のみに適用されていた)14日間の強制隔離措置を,全ての渡航者に適用すると述べています。(※当館注:現時点で,この発言を裏付ける省令は発出されていません)。

国内隔離

· 全国隔離措置の発表(19日大統領記者会見)

19日夜,フェルナンデス大統領は,大統領公邸に各州知事を集めた会議を開催し,全国隔離措置を決定,その後記者会見を行いました。

同措置の適用期間は,3月20日0時から3月31日24時まで,食料品や医薬品等の必需品に関する商業活動以外,自宅待機を命じる内容です。同措置を守らなかった場合には,刑事処罰の対象となる可能性があります。警察及び軍隊が人の移動を管理することになります。同期間中に外出する場合には,その目的等を質問される可能性があります。詳細は今後公布される必要緊急大統領令(DNU)にて発表されます。

· 4月18日,アルゼンチン政府は,全国隔離の影響で,アルゼンチン国内の移動先等で取り残され,自宅(DNIに住所が記載されている普段の居所)に戻ることができていない居住者に対する救済措置を発動しました。この措置は,本4月18日から21日24時00分まで有効であり,事前に証明書を入手の上で,同期間内に移動する必要があります。

対外渡航禁止等

· アルゼンチン保健省は,新型コロナウイルスの持続的感染国である,欧州,米国,イラン,日本,中国,韓国への渡航を自粛することを推奨する。

航空等交通規制

· 国内交通規制(17日運輸大臣記者会見)

3月17日,メオニ運輸大臣は記者会見を開き,19日24時から25日0時まで全国の長距離列車,長距離バス及び国内線を停止すると発表しました。また,19日0時よりブエノスアイレス首都圏のバスは,着席した状態での利用のみとすると発表しました。今後,同措置に関する通達が発出される見込みです。

アルバ(オランダ王国構成国) …

入国禁止・制限措置

· アルバ政府は,3月15日から3月31日迄,ヨーロッパ及びWHOリストにある国からの渡航者は,アルバ島への入域が制限される旨,発表しています。

アルバニア …

入国禁止・制限措置

· 国境検問所

3月20日現在,アルバニア及び近隣国(モンテネグロ,コソボ,北マケドニア,ギリシャ)の国境検問所は全て閉鎖されています。事前に最寄りの警察当局に連絡の上,アルバニア出国(入国不可)は可能とされておりますが,近隣国の入国制限措置により入国はできません。

夜間外出禁止等

· アルバニア政府は,本日16日より当面の間,アルバニア全土において18時以降(外出禁止終了時間は不明)の徒歩での外出を禁止する旨発表しました。

航空等交通規制

· 3月20日現在,ティラナ国際空港発着の航空便は運航停止又は減便が行われており,当国から日本への帰国便は非常に限定的(イスタンブール経由のみ)となっています。また,LCCが一部区間運航(ブリュッセル,デュッセルドルフ)していますが,搭乗者が限定されている可能性や乗り継ぎが困難といったことが十分に考えられます。ご帰国を希望される場合は早めにご準備頂き,事前にティラナ国際空港,航空会社及び旅行会社等にお問い合わせいただくなど,最新の情報入手に努めてください。

アルメニア …

入国禁止・制限措置

· 3月16日,アルメニア政府は,緊急事態を宣言し,その期間を3月16日から4月14日午後5時までとしています。宣言の詳細について現在,確認中です。

同宣言に基づく入国ついては,

アルメニア国籍者及び無国籍又は外国籍(日本国籍を含む)の場合は滞在許可証(レジデンスカード)を所持する者はこれを許可する。

それ以外については,緊急事態特別本部長がしていする感染ハイリスク国(指定発表後にまた,お知らせします)に到着前14日間以内に滞在した者は入国を禁ず(一部例外を除く)。

なお,出国に関する制限は発表されていません。ただし,当地を発着する航空便は減少傾向にあります。

· 宣言の延長は30日間で5月14日午後5時まで延長されると発表されています。

検疫・隔離対策等

· 中国及びイランからアルメニアに入国する外国人は医療観察対象となり,滞在先等の情報を求められます。

· 入国時及び入国後の措置

入国時の措置及び症状のない場合の入国後の措置

ズヴァルトノッツ国際空港(エレバン市)及びシラク国際空港(ギュムリ市)並びに全ての国境検問所(鉄道を含む)での入国に際して,入国審査の後,係官により,国籍に関係なく全ての入国者を対象にサーモグラフによる体温検査を実施しています。また,発熱の有無に関わらず全ての入国者は,アドレスカードにアルメニア到着までの14日間の滞在歴やアルメニアでの滞在先,連絡先などの情報を記入することが求められ,入国後14日間,電話による問診があります。その間の行動制限はありません。

ただし,イタリア,フランス,ドイツ,スペイン,日本,中国,イラン及び韓国から帰国したアルメニア国籍の方については,入国後14日間の自主隔離を要請される他,電話による問診があります。

航空等交通規制

· 2月24日からイランとの国境は陸路・空路とも閉鎖されていますが,当局の発表によれば,3月24日まで閉鎖が継続される見込みで,イランからアルメニアに直接入国することはできません。

· イタリアからアルメニアへの直行便を運行するライアンエアー航空は,3月13日から4月8日までのイタリア発着の国際線の運行を停止すると発表しています。

· 3月16日,カタール航空は,18日から14日間,カタールへのフライトを停止する発表を行いました。これによりエレバン・ドーハ間のフライトは17日から全てキャンセルされました。

パシニャン首相とミシュースチン・ロシア首相との電話会談でアルメニア・ロシア間の乗客輸送を制限する旨の報道がありました。現在詳細を確認中です。

本日,カタール航空は,18日から14日間,カタールへのフライトを停止する旨の発表を行いました。当地外務省サイトによれば,これにより航空貨物輸送を除き,エレバン・ドーハ間のフライトは17日から全てキャンセルされたとしています。

パシニャン首相とミシュースチン・ロシア首相との電話会談で両国民の帰国を確保するため,2週間に亘りアルメニア・ロシア間の乗客輸送を制限する旨,合意したことが報道されています。

現時点では,具体的な制限に関する発表はなく,現在詳細を確認中です。

· 3月16日,アルメニア政府は,緊急事態を宣言し,その期間を3月16日から4月14日午後5時までとしています。宣言の詳細について現在,確認中です。

同宣言に基づく入国ついては,

アルメニア国籍者及び無国籍又は外国籍(日本国籍を含む)の場合は滞在許可証(レジデンスカード)を所持する者はこれを許可する。

それ以外については,緊急事態特別本部長がしていする感染ハイリスク国(指定発表後にまた,お知らせします)に到着前14日間以内に滞在した者は入国を禁ず(一部例外を除く)。

なお,出国に関する制限は発表されていません。ただし,当地を発着する航空便は減少傾向にあります。

アンゴラ …

入国禁止・制限措置

· 2020年3月20日0時00分から,アンゴラに出入国するすべての旅客向け商用航空便及び専用航空便の運航が15日間停止となります。

· 2020年3月20日0時00分から,アンゴラへの陸路での出入国が15日間閉鎖されます。

検疫・隔離対策等

· 2020年3月20日(金)0時00分までに,アンゴラの空港に到着する全ての者は,衛生管理フォームへの記入を行い,当局への提出が義務付けられ,最低14日間の自宅待機が必要となります。

船舶および船員に係る規制

· 2020年3月20日0時00分から,海外からアンゴラに入港する全ての旅客向け船舶の全ての国内港への寄港及び乗員・乗客の下船が15日間停止されます。

アンティグア・バーブーダ …

入国禁止・制限措置

· 3月19日より、日本、中国、イタリア、イラン、韓国、シンガポール、フランス、ドイツに過去28日以内に渡航した外国人(乗客、乗員を含む)の入国を拒否する。

同国国民と駐在外交官の入国は認める。

· これに伴い、日本出発後28日間は同国への入国は出来なくなりますので、ご注意ください。

· アンティグア・バーブーダ政府は、新型コロナウイルス対策として、入国規制措置を以下のとおり更新しました。

· 3月26日24時より2週間、VCバード国際空港(ANU)における、北米及び欧州から出発する商用機の受け入れを停止する。

· 同空港における、アンギラ、バーブーダ島、モンセラットとの間の商用機の離発着、及び、カリブ域内のLIAT航空、貨物機、私用機の離発着は認める。

· 同27日以降は、北米及び欧州から出発する商用機は、自国民の帰還目的に限り、乗り入れを認める。(同空港へは乗客のない機体の乗り入れとなる。)

· 3月19日から実施の規制は継続する。(過去28日以内に、中国、イタリア、イラン、日本、韓国、シンガポール、フランス、ドイツに渡航した外国人(乗客、乗員を含む)の入国を拒否する。)

· 4月23日まで、全ての入国便を規制する。

アンドラ …

対外渡航禁止等

· アンドラ政府は、3月2日付のプレスリリースにて,以下の措置を勧告しています。

日本を含む以下の地域への旅行を控えること。

中国,日本,シンガポール,イラン,韓国、イタリアの4地方

英国 …

検疫・隔離対策等

· 英国政府は,これまで新型コロナウイルスの影響を大きく受けている国をカテゴリー表に分類し,これら特定国・地域から英国に入国する者に対する方針を発表していましたが,ジョンソン英国首相の声明を受けてカテゴリー表そのものを廃止しました。

3月13日以降,英国にいつ入国したか,どの国に渡航していたかに関係なく,新規に発症した継続的な咳や高熱が見られる場合は,原則として7日間は自宅やホテルの部屋にとどまるようにしてください。この間に症状が悪化したり,7日後に改善が見られない場合はNHS専用ダイヤル111に連絡するようにしてください。

· ロンドン・ヒースロー空港の制限エリアは24時間運用ではないため、乗り継ぎのために一夜を過ごす必要がある場合は、空港制限エリア内で夜を明かすことはできず、一度英国に入国する必要が生じます。空港周辺及びロンドン市内のホテル事情は上記の通り逼迫しています。ホテルを必要とされる場合は事前に必ずホテルの予約を確保されることをお勧めします。また、ロンドンにおいては、自宅待機要請が出されていることや公共交通機関の状況に注意をお願いします。

ロンドンへ向かう機中や空港到着時において、新型コロナウイルスが疑われる症状(周囲から見ても明らかな継続的な咳や高熱の症状)が認められる場合には、本人がこれを強く否定したとしても、航空機乗組員や地上の空港検査官はこれを通報する義務があることから、ロンドンにおける乗り継ぎが拒否され、政府指定のホテル等において一定期間の隔離措置が取られることには留意が必要です。

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イスラエル …

入国禁止・制限措置

· 3月5日現在,新型コロナウイルスに関するイスラエル当局による入国拒否等の感染拡大防止措置の対象国・地域は以下のとおり(感染拡大防止措置の最新情報等の詳細についてはイスラエル保健省等の関連情報をご参照下さい。)。

· 滞在最終日から起算して14日間以内の入国が拒否される国・地域:

中国,香港,マカオ,タイ,シンガポール,韓国,日本,イタリア,フランス,ドイツ,スペイン,スイス,オーストリア(フランス,ドイツ,スペイン,スイス,オーストリアの入国拒否の措置については3月6日午前8時から適用開始)

· 3月11日,イスラエル内務省より新たな追加措置が発表されましたので,以下のとおりお知らせします。以下③④に関しては,イスラエル側より一切の事前説明もなく発表されたもので,引き続き詳細を確認中ですが,当地長期駐在中の方を含め,今後イスラエル渡航・入国を試みる場合,空港等で深刻なトラブルとなる可能性が大きく考えられます。イスラエルへの渡航又はイスラエルからの出国の検討に当たっては,十分ご留意下さい。

(イスラエル内務省発表情報)

1 イスラエル内務省は,全ての国境(空港を含む)において,全ての外国人のイスラエルへの入国を拒否する保健省の提案を承認した。

2 イスラエル国内で14日間の自宅待機が可能なことを証明する外国人は,入国が可能となる。

3 上記②の例外措置は,次の各国から渡航する外国人には適用されない:

中国,韓国,タイ,イタリア,マカオ,シンガポール,香港,日本,及び,エジプト

4 上記③の措置は3月12日午後8時から適用される。

検疫・隔離対策等

· 中国を中心とする多くの国で新型コロナウイルスの感染が確認されており,2月24日以降,イスラエル渡航前14日の期間内に日本に滞在した渡航者も,入国拒否及び症状の有無を問わず一定期間の隔離措置(自宅待機等)の対象に追加されています。

· 3月9日,新型コロナウイルス拡大防止措置の追加対策として,イスラエルへ入国する全ての渡航者に対し,14日間の自宅検疫(隔離)措置を昨日20時より適用することを発表しております。

さらに,イスラエル内務省の発表情報によりますと,3月12日より,イスラエル国境(空港含む)に到着する全ての外国人は,イスラエルにおける自宅検疫(隔離)措置の証明があることが入国を許可する条件の一つであり,同証明書は,滞在地のイスラエル代表事務所(大使館等)において付与されるとのことです。

イタリア …

検疫・隔離対策等

· 3月17日,デ・ミケーリ・インフラ運輸相及びスペランツァ保健相は連名で、外国からイタリアに入国する者(仕事上の理由で72時間以内の滞在となる者は除外)は14日間の自己隔離を義務付ける旨の省令に署名しました。本政令は3月25日まで有効です。

航空等交通規制

· 3月9日夜,コンテ首相は記者会見を行い,8日の首相令でロンバルディア州全地域及び4州の14県に適用されていた移動制限を,10日の朝からイタリア全土に適用すると発表しました。但し,仕事上の理由や健康上の理由であれば,移動は許可されるとのことです。

· 3月12日夜,デ・ミケーリ・インフラ運輸相は,航空サービスの合理化及び新型コロナウイルスの感染拡大抑止のための政令に署名しました。空港の運営会社からの要請,全土における空港の地理的配置やインフラ能力,島嶼部との連携を保証する必要性を考慮して,空港のオペレーションを以下の空港に限ること。この規定は3月25日まで有効とされています。

3月13日9:00リナーテ空港(インフォメーション)の説明では,「現時点でリナーテ空港は機能している。ただし,空港を限定する政令は発効済みであるので,いつリナーテ空港が閉鎖になるのか不明である。リナーテ空港から出発予定の方は,各航空会社に確認してもらいたい。」とのことです。

空港のオペレーションを継続する空港所在地名

アンコーナ(マルケ州)、 バーリ(プーリア州)、 ボローニャ(エミリア=ロマーニャ州)、カリアリ(サルデーニャ州)、カターニャ(シチリア州)、ジェノバ(リグーリア州)、ラメツィア・テルメ(カラブリア州)、ランペドゥーサ(シチリア州)、ミラノ・マルペンサ(ロンバルディア州)、ナポリ・カポディキーノ(カンパニア州)、パレルモ(シチリア州)、パンテッレリーア(シチリア州)、ペスカーラ(アブルッツォ州)、ピサ(トスカーナ州)、ローマ・フィウミチーノ(ラツィオ州)(当館注:3月17日からローマ・フィウミチーノ空港ターミナル1を閉鎖し,ターミナル3へ集約。)、トリノ(ピエモンテ州)、ヴェネチア・テッセラ(ヴェネト州)、ローマ・チャンピーノ(ラツィオ州)(政府専用機便,臓器輸送,防災庁の保有する航空機(canadair),緊急事態対応に限って利用される。)

本規定は3月25日まで有効で,特別州,トレント自治県及びボルツァーノ自治県に適用される。

· 3月13日ローマ時間16時00分現在のイタリアにおける利用可能な航空交通と鉄道交通情報をまとめましたので,ご参照下さい。

https://www.it.emb-japan.go.jp/pdf/202003131600_traffico.pdf

イラク …

入国禁止・制限措置/航空等交通規制

· 3月15日夜,新型コロナウイルス対策に関する第55号委員会より,以下のとおり発表がありました。在留邦人の皆様におかれましては,引き続き移動・行動にあたっては最新の注意を払っていただきますようお願いいたします。

· 3月17日から3月24日までの期間,航空便の運航を停止。※

· 3月17日午後11時から3月23日午後11時までの期間,バグダッド内は外出禁止。一部の業務(治安・サービス・医療等)を除き,全ての中央省庁,政府機関,民間組織の業務を停止。

· イラク全県のイラク国民に対し,緊急時を除いて自宅待機を要請。

· 4月18日(土)までイラク全土の外出禁止令の期間延長を受けて,同日までイラク全土の空港閉鎖措置も延長される模様です。

· ラマダンの開始日(4月24日前後)までイラク全土の外出禁止令の期間延長を受けて,24日までイラク全土の空港閉鎖措置も延長される模様です。

イラン …

検疫・隔離対策等

· 空港出発時における証明書の交付:イラン厚生省及び同空港当局は,イマ-ム・ホメイニ空港(通常ターミナル)から出国する全ての乗客に対し,健康証明書(Health Certificate)を発行しています。搭乗される航空会社が同診断書の提示を求めることがあります。イラン厚生省は,同証明書にかかる検温及び診断にかかる時間を想定し,フライト出発時間の5時間前までに空港に着くよう案内しておりますので,余裕をもって空港においで下さい。

インド …

入国禁止・制限措置

· 3月19日,インド政府は,国際民間旅客航空便のインドへの着陸を3月22日から一週間停止すると発表しました。

· 3月26日,インド政府は,国際民間旅客航空便のインドへの着陸停止措置を4月14日まで延長することを決定しました

国内隔離政策

· 3月24日,モディ首相は新型コロナウイルスに関する演説を行い,25日0時から21日間,インド全土においてロックダウンを行う旨発表。

· 3月27日,インド政府は,国内線停止措置を4月14日まで延長することを決定しました。

· 4月15日,インド政府は,ロックダウン措置の新たなガイドラインを発表しました。引き続き,国内・国際航空路線・鉄道による旅客の移動,公共バス・メトロ・タクシー・リキシャ,医療等の場合を除く州境を越える個人の移動,映画館・ショッピングモール等の原則的な禁止・封鎖等が5月3日まで継続され,これら措置が厳格に適用されます。同時に,4月20日以降,社会的距離の確保等,一定の条件の下で許可される活動も発表されています。新たなガイドラインの下での制限措置及び4月20日以降許可される活動については,下記インド内務省の発表をご参照ください。

http://164.100.117.97/WriteReadData/userfiles/15.04.2020%20Revised%20Consolidated%20Guidelines.pdf

[デリー準州]

· (3月23日情報)デリー準州は,国外から戻った人に対する最低14日間の自宅隔離措置を行う旨発表しました。

· 4月9日以降,デリー準州は感染ホットスポット周辺を封じ込めゾーン(containment zone)及びバッファーゾーン(buffer zone)に指定し,完全封鎖措置(家・敷地から外出することを禁止)をとっています。

[ウッタル・プラデシュ州]

· 4月8日,ウッタル・プラデシュ州政府は,9日0時より15日の朝まで,感染者が多く確認されている15の地区において,完全封鎖措置をとることを決定しました。同期間中は通行証(curfew pass)を保持する業者以外,市民は一切外出せず,生活必需品についても店頭ではなくデリバリーで調達することが求められています。対象地区はラクナウ,ゴウタム・ブッダ・ナガル(ノイダ),ガジアバード,アグラ,シャムリ,サハラープル,カーンプル,ヴァラナシ,シータープル,バレーリー,ブランドシャヘル,フィローザーバード,バスティ,マハーラジ・ガンジ,メーラトです。

[ハリヤナ州]

· 4月9日,ハリヤナ州政府は,グルガオンを含む一部地域において封じ込めゾーン(containment zone)及びバッファーゾーン(buffer zone)を設定しました。対象地域においては人の移動が一切禁止され,州政府公認の社会保健従事者によるスクリーニング及び消毒が行われるほか,食品等の必需品については全てデリバリーで供給されるとのことです。対象地域についてはハリヤナ州政府ホームページにてご確認ください。

https://prharyana.gov.in/en/haryana-chief-minister-mr-manohar-lal-has-said-that-the-initiative-of-the-state-government-to-fight

[パンジャブ州]

· (3月23日)パンジャブ州政府は外出禁止令を発令しました。

· 4月10日,パンジャブ州政府は,ロックダウン措置を4月30日まで延長する旨発表しました。

行政機関停止

[ジャルカンド州(コルカタ)]

· ジャルカンド州政府は,新型コロナウイルス感染拡大防止のため,3月31日まで,次の通り,各種サービスの停止等を発表しましたので,御注意ください。

緊急サービスを除く全ての政府事務所を閉鎖。州公務従事者は在宅勤務とするが,必要であれば上長は事務所に呼ぶことができる。

対外渡航禁止等

· 3月10日,インド政府は,自国民に対し,不要不急の海外渡航中止を呼びかけるとともに中国,イタリア,イラン,韓国,日本,フランス,スペイン,ドイツへの渡航を慎むよう強く求めるとの渡航情報を発出しました。

航空等交通規制

· インド内務省は,先日発表した陸路でのインド出入国箇所の制限に関する詳細を発表しました。

https://www.mohfw.gov.in/NewinstructionsDt14032020Restirctiononinternationalpassengertraffic.pdf

· インド政府は3月25日以降,国内線航空便が停止される旨発表しました。

· 4月8日,全日空は,ムンバイ発(4月11日,13日,15日)及びチェンナイ発(4月10日,12日,14日)の臨時運航便を除き,デリー,ムンバイ,チェンナイ線を5月31日まで運休することを発表しました。

· 4月13日,日本航空は,デリー=羽田線を5月31日まで運休することを発表しました。

· (参考情報)4月23日(木)及び27日(月)にアシアナ航空が運航するデリー国際空港発ソウル仁川国際空港行きの臨時運航便について、アシアナ航空は、日本への乗継客については、預入荷物を受け付けないことを決定したとの連絡がありました。これは、仁川国際空港から成田空港までの航空会社が異なる(大韓航空)ため、韓国へ一時入国することなく成田空港で預入荷物を受け取れるようにすることができない可能性があると判断したためとのことです。このため、携行できる荷物は手荷物のみとなります。

船舶および船員に係る規制

· インド政府は,1月15日以降に中国(香港,マカオ,台湾は含まない)への渡航歴がある外国人のインドへの入国は,空路,海路,陸路を問わず,引き続き許可しないとしています。

インドネシア …

入国禁止・制限措置

· インドネシア政府は,新型コロナウイルスの世界的流行を受けて,追加の入国規制を発表しました。

· 4月2日午前0時から,一部の例外を除き,全ての日本人を含む外国人のインドネシアへの入国及びインドネシアでの航空便乗り継ぎ(トランジット)が禁止されます。

· 一時滞在許可(KITAS)・定住許可(KITAP)保持者や航空機の乗務員などは,この禁止措置の例外になります。

· 例外に該当する外国人も,入国にあたり,1.英文の健康証明書の所持,2.直近の過去14日間に新型コロナウイルス非感染地域に過去14日間以上滞在(日本は現在非感染地域とされてます),3.インドネシア政府によって実施される14日間の隔離を受ける用意があること(到着時に新型コロナウイルスの初期症状がある場合に限られる。)の条件が課せられます。この点についてはこれまでと変更はありません。

· 今回の追加的な措置では,以下のようにやむを得ない場合の滞在延長の付与についても定められていますが,詳細判明次第,別途お知らせします。

国内隔離政策

[州都特別州(ジャカルタを含む)]

· 4月7日,アニス・ジャカルタ首都特別州知事は,4月10日から14日間(必要により延長可),同州において,大規模な社会制限を実施すると発表しました。

· 4月9日、アニス・ジャカルタ首都特別州知事は、新型コロナウイルス感染拡大対策を目的とする大規模な社会制限実施に関する州知事令及び州知事決定を発出しました。

職場・事務所での就労は停止され、在宅勤務となる。レストランの活動は、持ち帰りまたは配達に限定する。

ただし、以下の機関及び業種は今回の就労制限の例外となる。

· 中央・地方政府機関の事務所や一定の条件に該当する国営企業・地方公営企業の事務所

· 以下の分野の事業における事業所

ア  保健衛生、イ 食料・食品・飲料、ウ エネルギー、エ 通信・情報技術、オ 金融、力 物流、キ ホテル、ク 建設、ケ 戦略産業、コ 基礎的サービス・公共便益に関する分野等、サ 生活必需品

· 外国公館(大使館、領事館、領事事務所等)及び国際機関の代表事務所

対外渡航禁止等

· インドネシア外務省は,3月3日付けで,インドネシア国民向けの渡航情報を発出し,日本への渡航をレベル2「注意喚起」(4段階中の2段階目)に引き上げました。

· インドネシア外務省による新型コロナウイルス関連の渡航情報発出国・地域は,以下の通りです。

・2月1日付  中国全土(除く台湾,香港,マカオ):渡航禁止勧告

・2月8日付  シンガポール:注意喚起

· 2月23日付 韓国(大邱広域市,慶尚北道):渡航禁止勧告

韓国(上記を除く全土):注意喚起

· 2月25日付 香港:注意喚起

· 2月25日付 イタリア(ロンバルディア州,ヴェネト州):渡航禁止勧告

イタリア(上記を除く全土):注意喚起

・3月3日付  日本全土:注意喚起

 (参考)インドネシアの渡航情報

    レベル4 渡航禁止勧告(赤)

    レベル3 渡航延期勧告(オレンジ)

    レベル2 注意喚起(黄)

    レベル1 注意事項なし(緑)

航空等交通規制

· インドネシア政府は,新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため,2月5日午前0時より,中国とインドネシア間の航空便の運航を停止しています。

· 運輸省通達によれば,運航を停止する航空会社は9社(ガルーダ・インドネシア,ライオン・ムンタリ・エアラインズ,シティリンク・インドネシア,スリウィジャヤ・エアー,バティック・エアー・インドネシア,中国国際航空, 厦門航空 ,中国東方航空,中国南方航空)とされています。

· 関係当局によれば,3月23日から今月末まで,北スラウェシ州サムラトゥランギ空港からシンガポールへの発着便の運航を見合わせるとのことです。中国及びフィリピン発着便はすでに運休しておりますので,同空港からの国際線の全てが一時運休となります。

· 関係当局によれば,3月22日から4月上旬まで,南スラウェシ州スルタン・ハサヌディン空港からシンガポールへの発着便の運航を見合わせるとのことです。

· 3月24日午前時点における運航状況(在メダン日本国総領事館管轄)は以下のとおりです。

· スルタン・イスカンダル・ムダ空港(アチェ州)

国際線:運航停止  国内線:減便

· クアラナム国際空港(北スマトラ州)

国際線:減便    国内線:減便

· ミナンカバウ国際空港(西スマトラ州)

国際線:運航停止  国内線:減便

· スルタン・シャリフ・カシム2世国際空港(リアウ州)

国際線:運航停止  国内線:減便

· ハン・ナディム国際空港(リアウ諸島州,バタム島)

国際線:運航停止  国内線:減便

ウガンダ …

検疫・隔離対策等

· 中国,日本,韓国,イタリアからの乗客については,症状の有無にかかわらず自主検疫の対象となる。

発熱等の症状がある場合,指定病院にて隔離され,検査の結果陽性ならそのまま隔離,陰性なら自宅隔離となる。

無症状の場合,強制的ではないが14日間,厳しめの自宅隔離となる。一人に担当監視官一人が割り当てられ,日々電話による監視が継続される。

監視期間経過後は行動制限がなくなり自由に行動できる。

· カテゴリー分類の基準と措置

カテゴリーのランク付けとして以下の3つの基準を重視して分類を決定する。

· 感染確定事例累積数

· 直近24時間の感染者数

· 過去7日間の急激な増加

(カテゴリー1)

以下の国に居住する人はウガンダへの不要不急の渡航延期を考慮すべきである。

カテゴリー1に含まれる国(31カ国)

中国,大韓民国,スイス,イタリア,スペイン,フランス,ドイツ,アメリカ,イギリス,オランダ,オーストリア,ノルウェー,スウェーデン,カナダ,パキスタン,デンマーク,カタール,チェコ,オーストラリア,ポルトガル,スロベニア,イスラエル,ブラジル,アイルランド,アイスランド,フィリピン,インドネシア,チリ,インド,ベルギー,イラン

上記からの渡航者は,国籍問わずまた症状の有無にかかわらず,14日間の自主検疫の対象となる。それでもなお渡航を強行する場合は,自主検疫または医療施設での検疫に際しての費用を自己負担とする。

(カテゴリー2)

以下の国からの渡航者は,保健省が注意深く観察し,これらの国での流行状況等を考慮して今後制限等について勧告する。

ベルギー,米国

(カテゴリー3)

その他の国からの渡航者は,通常のスクリーニングを受ける。

ウクライナ …

入国禁止・制限措置

· 3月16日午前0時から4月3日までの間,永住資格・一時滞在資格のある者,外交官や国際機関の職員を除く全ての外国人の入国を禁止する。

· 上記措置は,4月3日に改めて延長等につき検討が行われる。

· ウクライナ政府は,ウクライナからの商用国際航空便を,明27日を最後に4月24日までの間,停止する方針です。これを受け,ウクライナ国際航空等,これまで特別便を運行していた航空会社も,3月28日から4月24日まで原則全ての便の運行を休止します。

航空等交通規制

· 3月17日午前0時から4月3日までの間,ウクライナ発着の全ての国際定期航空便,国際バス,国際鉄道の運行を停止する。

上記措置は,4月3日に改めて延長等につき検討が行われる。

· (追加措置)3月14日,閣僚会議は230ある陸の国境通過地点のうち,通過量が少ない107の地点を閉鎖すると発表しました。なお,3月13日には,94の国境通過地点を閉鎖し,49の国境通過地点の徒歩での通過を停止(自動車による通過は可能)しています。

戻る→居住国

ウズベキスタン …

入国禁止・制限措置

· 3月16日から,ウズベキスタンは他国との航空便を停止し,自動車道を封鎖する。鉄道の封鎖に関しては決定のためには3日間が充てられている。これは,出入国が停止されることを意味する。

· ウズベキスタン政府の新型コロナウイルス対策特別テレグラムチャンネルは3月28日夜,ウズベキスタンへの新型コロナウイルスの進入の阻止にかかる措置策定特別共和国委員会が,3月30日0時1分から4月20日0時1分までの間,ウズベキスタン国内の全空港が全ての業務を停止し,航空路線の運行を完全に停止することを決定したと発表しました。

· ウズベキスタン政府は4月18日,コロナウイルスの進入の阻止にかかる措置策定特別共和国委員会の決定として,本年4月20日までとして導入された疫学的制限措置及び新型コロナウイルスの感染拡大対策のために強化された体制を5月10日まで延長すると発表しました。本発表に伴い,3月30日に始まったウズベキスタン国内全空港の閉鎖及び航空路線の完全停止の閉鎖措置,車両移動の制限措置については5月10日まで維持されることとなります。また,期限を明示していなかったその他の規制についても,引き続き継続されることになります。

検疫・隔離対策等

· 当地検疫当局は3月9日夜から,新型コロナウイルスの流入抑止を目的として,2月27日付保健省決定(3月6日に当館からメール配信済み)で1a,1bリストに掲載された国(中国,韓国,イラン,イタリア,アフガニスタン,日本,フランス,米国,ドイツ,シンガポール,スペイン,香港,マカオ,台湾)に滞在歴がある者全員に対して,入国後14日間に亘る疫学上の行動制限及び衛生管理に関する規則を遵守する旨の誓約書の提出を求めております。

航空等交通規制

· ウズベキスタンへの新型コロナウイルスの侵入の阻止に係る措置策定特別共和国委員会に基づき、ウズベキスタン運輸省は、2020年3月20日から、バス、自動車、鉄道、飛行機の交通による国外向けの旅客の輸送を40日間停止する。

この制限は、自動車、飛行機、鉄道、船による貨物輸送及び外国貿易商品には適用されない。

ウルグアイ …

検疫・隔離対策等

· 3月21日,ウルグアイ厚生省は「感染危険地域」にアルゼンチン,チリ,ブラジルを追加することを発表しました。これにより下記の感染危険地域とされる13か国からの入国者には14日間の隔離が義務付けられます。 

感染危険地域(3月21日現在)

中国,韓国,イラン,シンガポール,日本,イタリア,スペイン,フランス,ドイツ,米国,ブラジル,チリ,アルゼンチン

エクアドル …

入国禁止・制限措置

· 入国禁止措置

エクアドル政府の発表によると,外国人は3月16日(月)0時から,当国居住外国人及びエクアドル国民は同17日(火)0時から,少なくとも4月5日24時までの間,エクアドルへの入国が禁止されます。

この措置は出国を制限するものではないと発表されましたが,出国便の運用は各航空会社に委ねるとのことです。16日以降,順次到着便が停止されることで,出発便がなくなることが予想されます。

検疫・隔離対策等

· エクアドル国内の国際海空港では,中国,韓国,イタリア,イラン,スペイン及びメキシコに滞在歴のある入国者に対して,検疫が強化されています。現在まで日本はその対象国とされていません。

· 各海空港では,全入国者に対する自動体温測定検査,咳等の呼吸器系症状を有する者への問診等が行われています。

· 3月13日,新たに米国(マサチューセッツ州,カリフォルニア州,ニューヨーク州,ワシントン州が対象),ノルウェー,デンマーク,オランダ,スウェーデン,スイスの6カ国からの(日本人を含む)全ての入国者は,入国後,14日間の自宅・宿泊先隔離を義務付けられることがエクアドル危機管理庁より発表されました。同意しない場合,国外退去処分となります。

上記隔離措置は上記6カ国以外にも,中国,韓国,イタリア,フランス,スペイン,ドイツ,イランの7カ国からの全ての入国者(日本人も含む)にも適用されます。

上記隔離措置については,日本からの全ての入国者に対しても適用される情報が一時的に流されましたが,現在は日本から入国者については隔離措置の対象から外されています。

航空等交通規制

· エクアドル政府による対策(16日夜,大統領発表等)

国内線航空便の停止:18日0時から

県外移動の禁止:同上

商業施設の営業停止(食糧,医療,金融,ライフライン等を除く):17日から

車両の通行制限:18日5時から,ナンバー末尾奇数(月,水,金,日),偶数(火,木,土)が制限内の通行可能。

夜間の外出制限等:毎日21時から翌5時までの間

エストニア …

入国禁止・制限措置

· エストニア政府は3月17日から入国規制を含む国境管理措置を導入することを決定しました。これにより在留許可を持たない外国人は入国できなくなります。

検疫・隔離対策等

· 国外からのエストニアへの入国者は,エストニア人,外国人を問わず,2週間の自己隔離が求められることになりました。この詳細については,3月16日に発表される予定です。

エジプト …

入国禁止・制限措置/航空等交通規制

· 3月16日午後,マドブーリ首相は,�