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WebサービスIPv6化をめぐる問題点
小山哲志株式会社ビート・クラフト/日本UNIXユーザ会
IPv4枯渇の現状
• 2010/10/23 IANA Pool• 2011/10/24 RIR Pool• by Geoff Huston report (2008/10/05)• http://www.potaroo.net/tools/ipv4/
• ここ3年間で約2年早まっている
ホスティングのIPv6化
• 自社でASを構築しインターネット接続をしている業者は少ない
• iDCより接続提供を受ける• iDCのサービスメニューに依存•現状ではIPv6対応のインセンティブは少ない•そもそもIPv6ユーザが少ない
WebサービスのIPv6化
• ホスティングサービス事業者とほぼ同じ
• IPv4枯渇の問題自体がそもそも知られていない
• ASを自社で運用している大手事業者もいるが、IPv6のエンドユーザがいないので...(以下同)
ニワタマのジレンマ
• IPv6コンシューマユーザがいない• IPv6化してもおそらくアクセスは少ない• IPv6化するインセンティブがない• iDC側も事業者からの要望がないのでIPv6対応メニューをつくらない
•サービスがないのでコンシューマもIPv6の必要性を感じない
Web要素技術の検証• Webアプリ/サービスはさまざまな要素技術を組み合わせて作られている
•サーバプログラム• Apache, lighttpd, memcached,...• OSS言語• Perl、PHP、Python、Ruby• OSS DB• MySQL、PostgreSQL、Firebird
もはやCGIだけではない• Apache等のHTTPサーバはIPv6での運用実績も多くある
•サーバサイドプログラミングとは、•単に動的にHTMLを生成するだけではない
•必要に応じてサーバが外部のサービスを呼び出すことも多い。
• OpenID, TypeKey, などの各種認証技術• SOAP, XML-RPC などの通信プロトコル
最近のトピックス
• Google SearchがIPv6に対応 (2008/05/15)
• IPv6@2ch掲示板: ライブドア、未来検索ブラジル、WIDEプロジェクト (2008/07/28)
• BIG-server.com IPv6準備中 コアルーターのアップデート大成功(2008/07/30)
• JPIX、IPv6正式サービスを開始(2008/09/02)