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1 2 3 新機能 2Dフィーチャー検査機能 PolyWorks 2015では、直線、円弧、2D距離/角 度などの2Dフィーチャーの検査機能が新たに導 入され、従来のワークフローに統合されています。 2Dフィーチャー検査は、樹脂部品や鋳造品など 形状全体の変形が大きもの、あるいはフィレット 半径や壁面の厚みなど、3Dでの検査が容易では ないパーツや形状の測定に利用されます。 この新しい検査機能の作業手順は以下3つで構 成されています。 断面形状を作成する。 断面形状に基準フィーチャーを定義する。 (直線、 円弧、 距離、 角度など) 断面形状に測定フィ チャを測定点群から 自動作成し、 基準フィーチャーと比較する。 この新しい2Dフィーチャー検査機能は、 従来の手動による2D検査に代わるもので、 PolyWorksのプロジェクト自動更新機能、 検査の繰り返し機能および複数ピース測定機能にも 適用でき、大幅な作業性の向上をもたらします。

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新機能

2Dフィーチャー検査機能PolyWorks 2015では、直線、円弧、2D距離/角度などの2Dフィーチャーの検査機能が新たに導入され、従来のワークフローに統合されています。2Dフィーチャー検査は、樹脂部品や鋳造品など形状全体の変形が大きもの、あるいはフィレット半径や壁面の厚みなど、3Dでの検査が容易ではないパーツや形状の測定に利用されます。この新しい検査機能の作業手順は以下3つで構成されています。 断面形状を作成する。 断面形状に基準フィーチャーを定義する。 (直線、 円弧、 距離、 角度など) 断面形状に測定フィーチャーを測定点群から 自動作成し、 基準フィーチャーと比較する。この新しい2Dフィーチャー検査機能は、従来の手動による2D検査に代わるもので、PolyWorksのプロジェクト自動更新機能、検査の繰り返し機能および複数ピース測定機能にも適用でき、大幅な作業性の向上をもたらします。

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サーフェスカバー範囲(64%)

円周カバー範囲(76%)

カーブカバー範囲(48%)

フィーチャースキャニングガイド機能

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統計工程管理サンプルの概念複数のピースの集合から成るサンプルを定義することができ、工業標準に基づく新しい4つの管理図を使い解析が行えます。

ソフトウェアライセンスキーのクラウドによる配布

PolyWorks 2015のノードロックライセンスキーをクラウドから直接取得することができます。

高品質な点群データタイプリアルタイムメッシュから生成される高品質な点群データタイプが扱え、またこのデータタイプを使用することで複数の測定機位置での測定パフォーマンスが向上します。

ターゲット使用による測定機位置変更の機能強化ターゲットを使用した測定機位置変更の機能が強化され、長距離及び長時間測定時のデータ信頼性を高めることができます。

前バージョンPolyWorks 2014の画期的なリアルタイムメッシング機能は、品質基準の算出および表示によってレーザースキャナのオペレータをガイドし、高品質な形状スキャンデータの生成を実現するものでした。PolyWorks 2015では、このスキャニングガイド機能をさらに拡張し、スキャンデータ(測定点群)上で寸法検査のために生成される、平面、円、円筒などのフィーチャーの品質基準を算出および表示できるようにしています。この新しいフィーチャースキャニング ガイド機能の目的は、以下の2つの問い答えることです: これらのフィーチャーを正確にフィット作成 させるための十分な測定点群データが取れているか? 測定点群データが不足している場合、測定者はどこに 追加のデータを取れば良いか?評価基準をもとにフィーチャーのスキャンされた範囲を解析し、測定者が追加でスキャンしなければならない部位を示すガイド表示を行います。測定点群データが十分に取れ、フィーチャーの品質が許容レベルで作成できると判断されると、ガイド表示は非表示になります。

評価基準により、たとえば円、円筒などの円状フィーチャーの場合は、フィーチャーの全域360度に対して最低270度の領域をスキャンすることでフィット作成されるフィーチャーの正確性および再現性を向上させます。平面、曲面などの面状フィーチャーの場合は、

面の最低75%の領域をスキャンすることでフィット作成されるフィーチャーの正確性および再現性を向上させます。また、この新しいフィーチャースキャニングガイド機能によって、レーザースキャナのオペレータ全員が、同じパーツに関して同じ条件で測定できるようになるため、測定の再現性が向上し、またオペレータは、測定ノウハウを素早く身につけることができます。

検査の生産性向上に関連する機能強化

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測定の信頼性再現性と生産性を強化!