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JT65/FT8 等のソフトをインストールし設定する手順
2018/5/19
JH6QIL
本資料は WSJT-X という JT65 や FT8 の運用を⾏うソフト、Jtlinker という Hamlog へデータを連携するソフト、JTAlert という
qrz.com から取込、eQSL へ自動アップ、JTLinker へ連携するソフトの 3 種について説明する。
WSJT-X http://jt65-dx.com/download/wsjt-x.html
から最新 exe をダウンロードする。表の赤丸業のリンクをクリックするとファイルがダウンロードされる。
詳しいガイドはこちら http://www.qsl.net/ja7ude/wsjt/WSJTX180j3.pdf
勉強の意味でもぜひ一読することをお勧めします。
exe をダブルクリックしインストールを⾏う。セットアップウィザードに従って進む。
表示される画面は特に何も変更せず OK で進む。
インストールが完了したら下図のような画面が表示される。
これはテスト版であることのメッセージで起動時には毎回表示されますので OK を押してください。
このように2つの画面が表示されていますので手前側から上記 pdf マニュアルに沿って設定していきます。
File メニューの Settings を選択した画面で⾏います。
コールサイン、グリッドロケータ(6 桁)、Region3 指定します
その他は画面表示用オプションですので好みで、私は下記のようにしています。
次に RIG との接続設定ですがこれは RIG や使用するインターフェースで異なりますので各自で調査してください。
以下に IC-7300 で VSPE 仮想 COM 設定で USB ケーブルだけで⾏う設定を紹介します。
AUDIO はご自分のパソコンの MIC と SP が選択できますのでいずれかを選んで下さい。うまくいかない時は他のを選び直してみてく
ださい。1つしか表示されない場合もあります。
Reporting とは他のソフトとリンクする場合に必要です。今回、JTAlert とリンク予定ですので図のようにしてください。
これ以外はとりあえず初期値のままで OK です。
終了っしようとしたら、RIG 設定がうまくいかなかった場合や実際に RIG を接続していない場合はエラー画面が何回も出ますのでい
ったん RIG の名称部分を none にして設定を保存します。
もう一つの画面は WF ですが特に赤丸部分は重要とのことですので変更してください。
とりあえずこれで運用はできます。まずは受信してみましょう。PDF マニュアルに詳しく書かれてあります。
今が旬なのは FT8 です。JT65 は残念ながらかなりお客さんが少なくなりました。PDF の 6.6 を⾒てください。
QSO 手順は 7 章です。10 章は各種ボタンや画面操作についてです。
JT_Linker 前章まででとりあえず FT8 は運用できますが、交信ログは WSJT-X 内には残るものの、皆さんお使いの HAMLOG へ残したいです
よね。そこで HAMLOG へ自動連係するのがこのソフトです。
公式サイト http://ja2grc.dip.jp/~ja2grc/my_software/my_software.htm#JT_Linker
インストール手順等は http://www.jh4vaj.com/archives/3275
赤丸をダウンロードし、exe をダブルクリックしていきます。
これも全て初期値のままで OK だけで完了。
デスクトップのアイコンをダブルクリックするとこんな画面が出るので OK
これも OK
初期設定してくださいの画面が出るので OK を押して⼊⼒します。
SET をクリックすると別画面が出るので⼊⼒します。
My Call と My GL に⼊⼒し Add を押して save で画面閉じます。
ここで画面右下の SAVE ボタンを押す
すると http://www.jh4vaj.com/archives/3275 にあるように⽇本語で設定しますか︖と順番に聞いてくるのでサイトを参考に
しながら設定していきます。
今回は WSJT-X と連携しますのでこの画面が出るまでキャンセルを押します。
以下の画面が出るので表示されている場所をクリックして選びます。
もしうまくいかない場合は、参考ページの、・ WSJT-X をインストール以来、一度も、「 Log QSO 」をクリックしたことが無い場合
は、 wsjtx_log.adi が作成されていないようですので、実⾏前に一度だけクリックして、 wsjtx_log.adi を作成して置いてください。
を参照しファイルを作成してください。
または設定をキャンセルしメイン画面の SETUP からも⾏うことができます。
TEST ボタンを押すとダミーデ0タが表示される
HAMLOG を起動する
Resend ボタンを押すと HAMLOG へデータが転送される。
以上のことから、WSJT-X で交信したデータが JT_Linker 経由で HAMLOG へ取り込まれることになります。
上記画面の SAVE(MSG)にチェックだといったん HAMLOG で「保存しますか︖」のメッセージ画面が表示されるが Save にするとこ
れは表示されずに数秒後に確定されます。
JTAlert 3 つ目の便利なソフトを⼊れましょう。インストール等の説明は
http://tanukijima.at.webry.info/201706/article_11.html
がわかりやすいと思います。
FT8 等の交信データは電子 QSL であり、Eqsl というシステムを利用してデータをお互いがアップしカード交換します。そのサーバへ
1 交信が終了する毎にアップしてくれます。
また、JTAlert から、WSJT-X、JT_Linker、はたまた HAMLOG も連携して起動と終了ができますので、FT8 をするぞーっとなったら
無線機の電源を⼊れ、この JTAlert を起動するだけです。それ以外には、表示された局が以前交信済みか、eQSL を利用しているかが
わかります、qrz.com から名前や住所を表示し取り込むことができます。
インストールは http://hamapps.com/ からです。画面下へ進み Download から
その下の2つもダウンロードしインストールしましょう。
関係ないのは消します。
続けて残り2つもインストールします。
参照ページの 3 項の HAMLOG からの ADIF ファイルは試しましたが正常に動きませんでした。
JTAlert を起動すると⾔語選択(英語しかありません)とコールサインを⼊⼒します。
この画面が表示されますので Caancel します。
WSJT-X を起動します。あ、起動してから JTAlert を起動したら上記メッセージは出ません(笑。
参考ページを⾒ながら理解しながら自分の好み、自分のパソコンの環境で設定していきます。
結構な量がありますがポイントのみ説明します。
Creat New を押し、選択画面が出るので OK を押します。上記のようにパスが表示されたら画面上部にチェックします。
Hamlog、wsjt-x、JT_Linker の自動起動と終了の設定です。おそらく皆さんのパソコンも同じ場所だと思います。
Delay MS は適当に変更します。
設定の途中で小まめに SAVE ボタンを押すといいでしょう。
ちなみに、HAMLOG は自動起動しますが起動済みだと⼆重起動になりますので注意が必要です。またなぜか自動終了されません。
画面表示設定
Web
Websポットへの自動アップ機能です。固定の場合で常時インターネット接続なら良いですが移動の場合はそうではないので赤丸部分
をチェック外します。
eQSL へ交信毎にデータをアップしたい場合は設定します。
QTH Nickname は登録した⽂字列と同一でないとダメです。Callsign と Password は当然です。
qrz.com からデータを取り込みたい場合は設定します。
設定画面を OK で保存し終了します。全てのソフトを閉じます。
デスクトップの
をダブルクリックし、3つのソフトが起動するか確認します。
皆さまのお役に⽴てれば幸いです。
CU on FT8 73.. de JH6QIL / Shin