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デジタル プロトタイプ - デザイン、ビジュアライズ、シミュレート
デジタル プロトタイプにより、製品
設計、製造サイクルの早い段階で、さまざまな検討、検証を行うことで、品質の作り込み、設計の最適化が可能になります。
また、デジタル プロトタイプで提供
される材料のデータベースはシミュレーションツールと統合されているため、材料の質や量を決定する際にサステナブルなアプローチを取ることが可能となります。
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すべての人に “デジタル プロトタイプ ” を・・・
製品開発プロセスにおける業務間のプロセスが「つながる」
現実的で Attainable
導入の容易さにより、どんな業種・業務でもすぐに実業務で使用できる
拡張性があり Scalable
拡張性・柔軟性があるので、既存プロセスに適合しやすく、顧客自身のペースで適用範囲を拡張できる
費用対効果が高い Cost effective
投資に対する効果を確認しながら徐々に適用範囲を拡大し、最大の効果を・・・
製造 コンセプト 設計
なぜデータ管理が必要なのか
データが沢山あって管理が大変!
データを戻したら他の人が修正したデータに上書きしてしまった…
コピーしすぎて いろんなPCに同じデータがある…
どこに最新版があるか分からない
フォルダでのデータ管理 データ管理システム
高度な検索で目的のファイルをすぐに見つけ出せる
履歴も最新版もいつでも見れる
効率の良いチーム設計が実現!!
よく見受けられる問題点
引合い 見積り 基本設計 詳細設計 調達,製造 保守
複数の設計者が同時に一つのファイルを編集してしまった
出図時のデータを誤って上書きしてしまった
古いデータを参照して設計してしまった
この設計計算書に該当するCADデータはどれだったかな…
見積り検討のために過去の図面を流用したいが見つからない
手配のための部品表を手作業で作成するため、手間やミスが発生
設計フェーズでデータがきちんと管理されていないと 様々な問題が発生
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エンジニアのための設計管理ツール
Autodesk Vault 特徴
従来のPDM
操作が面倒、使いにくい
導入が大変であったり、バージョンアップが柔軟に
行えない
導入費・維持費が高い (カスタマイズ、コンサル等)
Autodesk Vaultの特徴
Explorerに似た操作性のため、ファイル サーバー感覚で利用可能
設計ツールに基本機能が埋め込まれるため、CADに合わせて柔軟にバージョンアップ
無償版から利用できるためスモールスタートが可能
設計ツール(CAD/CAE/CG/Office)と密統合されているので 従来型のPDMの問題点を解決
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Autodesk Data Management サーバー ※PrDSおよびFDS(Suite製品)は別途
Autodeskホームページより 「Autodesk Vault 2014 サーバー 日本語」 をダウンロードしてご準備ください。
Autodesk Vault クライアント
インストールが必要なもの
Autodesk Vaultのシステム構成
ADMS (Autodesk Data Management Server) Console
メタデータ
SQLSERVER ファイルストア
Vault Client
Vault Add-in Vault Explorer
構成例1 サーバ - クライアント環境
Server
Data Management Server
Vault File Store
Vault Database Database Engine
Vault A
Vault B
Client 1
Inventor Add-In
Vault Explorer
Client 2
ACM Add-In
Vault Explorer
ACE Add-In
Client 3 Vault Explorer
ACAD Add-In
Content Center Library
※各マシン間はIISで接続
構成例2 シングルマシン
Workstation
Data Management Server
Vault File Store
Vault Database
Database Engine
Vault A
Vault B
Inventor Add-In
Vault Explorer
ACM Add-In
ACE Add-In
Excel Add-In
Word Add-In
PowerPoint Add-In
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同時にインストールされるアプリケーション Microsoft SQL 2008 SP2 x86 Express Edition .NET Framework
条件 IIS(インターネットインフォメーションサービス) 80ポートの確認 セキュリティオプション Vault 以外のSQLサーバのアンインストール Etc.
その他 Content Center Library
Webドキュメント
www.autodesk.co.jp/vault
Autodesk Data Management Server
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お使いのAutodeskソフトウエアに同梱のAutodesk Vault クライアントサーバーをインストールして下さい。
Autodesk Vault クライアントインストール
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Vault Vault Explorer
ファイル管理ツール
CAD Add-in Inventor AutoCAD AutoCAD Mechanical AutoCAD Electrical Etc・・・
→\Vault\Setup.exe
Microsoft Office Add-in Word Excel Powerpoint →\Office\Setup.exe
Autodesk Vault クライアント
Add-inは事前にインストール済みのアプリにのみ対応
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Vault プロジェクトファイル タイプ = Vault インクルードファイル、作業グループ検索パスの使用不可 作業スペースにネストされたライブラリの使用不可
“機種単位” Vs. “Vaultで共通” 機種単位
機種別にライブラリを区別する必要がある場合 Ex.海外-国内、A社向け-B社向け
機種毎に作成、設定
Vaultで共通 Vaultで管理するファイルをすべて1つのプロジェクトファイルで管理
Inventor プロジェクト
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単一のプロジェクトファイルで運用する方法を推奨します プロジェクト単位でプロジェクトファイルを作成する場合、コピーデザイ
ンはプロジェクトファイル管理階層に対して行うため、他プロジェクトへのデータの流用ができません
プロジェクト毎のアクセス制御は、フォルダレベルのアクセス権設定で行います
Vaultデータ登録の前に プロジェクト運用方法の検討
Server Vault領域
Vault Explorer ($)
Designs
Project A
Project B
Libraries
Content Center Files
Designs.ipj
• 例えばProject Aフォルダにプロジェクトファイルを
作成した場合、コピーデザインのコピー先はProject Aフォルダ下に限定されます
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Vaultデータ登録の前に プロジェクトファイルの作成
作業スペース
%homedrive%%homepath%\My Documents\Vault
Designs
Project A
Project B
共有フォルダ
Libraries
Content Center Files
Templates
Design Data
Server
Client
デザインデータ、テンプレートは共有フォルダのUNCパス
で指定します。
作業スペース、ライブラリ、コンテンツセンターファイルはプロジェクトファイルからの相対パスを指定します。
作業スペースはDesignsフォルダへのパスを指定します。
ライブラリ、コンテンツセンターファイルはLibraries、Content Center Filesへのパスをそれぞれ指定します。
共有フォルダ名 例:(\\Adms)
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排他制御による円滑なチーム設計を実現できる
チーム設計
ユーザA : AssemblyA, PartA をチェックアウト
ユーザB : PartB をチェックアウト
チェックアウトすることにより、他のユーザによる 更新 (チェックイン) を防止
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2D / 3D のデータを単一のデータ管理ツールで管理できる
2D / 3D で統一された操作によるデータベースへのアクセスできる
2D / 3D 設計データの管理
Inventor
AutoCAD Mechanical
Autodesk Vault
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メニューやツールバーのカスタマイズ CADとのインターフェース ソート、フィルタ エラーレポート フォルダやファイルをドラッグ&ドロップ Pack-&-Go
直感的なユーザインターフェース
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Vaultの管理データを参照できます。 履歴、製品構成、参照先、ビューア 過去の製品構成を取得、コピーデザイン…etc
Vault Explorer
フォルダ表示 フォルダ内容一覧
一覧で選択したファイルの情報表示
履歴タブ
メニューバー
参照先タブ
プレビュータブ
構成ドキュメントタブ
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CADに完全統合されたインターフェース Vaultのデータに直接アクセス チェックイン/チェックアウト ステータス表示による最新データ取得
CAD用 Vaultアドイン Inventor・AutoCAD Mechanical
AutoCAD Mechanical Inventor
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チェックイン Vaultにデータ登録します。チェックインと同時にDWFを自動作成
しVault Explorerのビューアで形状や図面を参照できます。
Vaultへデータ登録 Inventor
DWF作成にすると大規模なアセンブリの場合パフォーマンスに影響があります。その場合はチェックを外して下さい。
※ 大量のデータをサーバーに登録する場合は Autodesk Autoloaderを使用すると便利です
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チェックイン Vaultにデータ登録します。チェックインと同時にDWFを自動作成
しVault Explorerのビューアで図面を参照できます。
Vaultへデータ登録 AutoCAD Mechanical
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ファイル名だけでなく、作成者、材料等のプロパティ情報を使用してCADデータを迅速に検索できる
検索したCADデータの詳細やアセンブリ構成、参照先を確認し、変更の影響範囲等を確認できる
最新のCADデータが管理され、すぐに取り出せる
検索と再利用
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1. Autodesk 3D / 2D CAD 製品および、機械設計 / 電気設計のデータを、CAD と密に連携して管理することができます
2. CAD データ (2D, 3D)、技術文書、部品表等の設計に関わるデータを一括管理できます
3. 導入および操作が容易で迅速に立ち上げることが可能です
Autodesk データ管理製品のアドバンテージ
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作業中データの管理 (バージョン管理)
操作・管理が簡単
設計データ参照先の
確認が可能
設計データの 再利用に便利
Autodeskの他の
製造ソリューション製品と連携
Autodesk Vault
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あらゆるAutodesk製品に対応しております。
始める環境は、すべて整ってます
*AutoCAD用Vaultはサブスクリプションユーザ様に限って使用可能です。
さあ、デザインデータ活用への第一歩を踏み出してください!
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データ管理ガイド 構築ガイド チーム設計の有無 ユーザ
メンバー 人数 Full SQL Server Vs. Microsoft SQL Express Edition
リーダー(管理者)
サーバ Workstation or Server データ容量 IIS 共有フォルダ Content Center Library
共有ファイル ライブラリ
Content Center Files(Inventor) 購入部品(Inventor & AutoCAD) 標準部品(Inventor & AutoCAD)
設定ファイル テンプレート スタイルライブラリ
本格運用に関して決めておきたいルール
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インストール直後のバックアップ インストール直後にバックアップを行うことで、初期状態にいつでも戻すことができます。
Vault インストール直後ではVault Data Baseが1つ作成済み
Database C:\Program Files\Microsoft SQL
Server\MSSQL$AUTODESKVAULT\Data
File Store C:\Documents and Settings\All Users\Application
Data\Autodesk\VaultServer\FileStore\Vault
ADMS Console
Watch!
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ADMS Consoleは、ユーザ、ボールト、コンテンツセンターライブラリを管理する機能を提供します。
ADMS (Autodesk Data Management Server)Console
管理情報一覧 ・サイト ・ボールト ・ライブラリ
管理情報一覧で選択した項目内容を表示
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バッチファイルを利用 1. .BATファイルを作成 2. タスクスケジューラに設定
ADMS Console バックアップ
BATファイル例 @ECHO OFF REM 最新バックアップ2つを保存 REM フォルダは古いものから自動削除されます REM IISRESET /STOP REM NET STOP MSSQL$AUTODESKVAULT REM NET START MSSQL$AUTODESKVAULT REM 古いBフォルダを削除し、直近バックアップのAフォルダをBフォルダに移動 RMDIR /Q/S "C:\Backup\Vault\B" REN "C:\Backup\Vault\A" "B" REM バックアップフォルダ用にAを作成 MKDIR "C:\Backup\Vault\A" REM バックアップ開始 "C:\Program Files\Autodesk\Data Management Server 2014\ADMS Console\Connectivity.ADMSConsole.exe" -Obackup -B"C:\Backup\Vault\A" -VUadminisrator -VP -S -VAL -DBU[saUser] -DBP[saPassword] -LZ:\Backup\Vault\BackupLog.txt REM パージ(最新のバージョン番号10を保持します) "C:\Program Files\Autodesk\Data Management Server 2014\ADMS Console\Connectivity.ADMSConsole.exe" -Opurge -NVault -KEEPVERS10 -VUadministrator -VP -S -LC:\Backup\Vault\PurgeLog.txt REM インデックス再作成 "C:\Program Files\Autodesk\Data Management Server 2014\ADMS Console\Connectivity.ADMSConsole.exe" -Oreindexproperties -NVault -VUadministrator -VP -S -LC:\Backup\Vault\ReIndexLog.txt REM データベース最適化 "C:\Program Files\Autodesk\Data Management Server 2014\ADMS Console\Connectivity.ADMSConsole.exe" -Odefragmentvault -NVault -VUadministrator -VP -S -LC:\Backup\Vault\DeflugLog.txt REM IISRESET /START
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AutoCAD のブロック属性を抽出し インデックスに含めるために該当するブロック名を登録します
ADMS Console ブロック属性インデックス
AutoCADのブロック名がキーとなります
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ユーザ・ロールの設定 「ユーザ」は設計者毎に登録します 「ロール」はユーザ毎に編集可能/参照のみ等、データへのアクセス権
を指定します
ADMS Console 管理 - セキュリティ タブ
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Vaultの管理データを参照できます。 履歴、製品構成、参照先、ビューア 過去の製品構成を取得、コピーデザイン…etc
Vault Explorer
フォルダ表示 フォルダ内容一覧
一覧で選択したファイルの情報表示
履歴タブ
メニューバー
参照先タブ
プレビュータブ
構成ドキュメントタブ
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ファイル名の重複を許可しない Vault内の最新データを保護するために、ファイル名の重複を許可しな
い設定とします
Vault Explorer 管理 – ファイル タブ
既にデータが登録されている場合「重複を検出」で確認します
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デザインファイルのチェックインを無効にする 部品、アセンブリの参照関係を保持してデータを登録できるようにデザ
インファイル(CADデータ)のドラッグ&ドロップによるチェックインを無効にします
Vault Explorer 管理 – ファイル タブ
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作業フォルダ すべてのクライアントに同一の作業フォルダを強制して指定しま
す
Vault Explorer 管理 – ファイル タブ
%homedrive%%homepath%を使用すると作業スペースが"C:\Documents and Settings\<Windowsログインユーザ名> \ My Documents\Vault"に設定されます
同一端末を複数のユーザが使用する場合は、Windowsログイ
ンユーザを分けてユーザ毎に異なる作業フォルダを使用する運用とします
また同様にInventorのプロジェクトファイルも既定のファイルを強
制して指定できます。
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プロパティ 個々のプロパティに対し、有効/無効の設定をします ブロック属性プロパティを使用する際は対象を「有効」にします
Vault Explorer 管理 – ファイル タブ
設定後、ADMS Consoleでプロパティ
の再インデックスを実行して下さい。
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各ユーザで設定 下位階層のフォルダへは上位から継承
最上位フォルダの設定
ライブラリフォルダはサーバ上の共有フォルダ Ex.\\ServerName\Share\Libraries 継承できない場合は、それぞれ設定
通常フォルダはユーザセキュリティがかかる場所を推奨 Ex. My Document\Vault
作業フォルダの設定保存場所 C:\Documents and Settings\UserName\Application Data\Autodesk\VaultCommon
⇒VaultユーザはWindowsユーザ単位を推奨
Vaultのデフォルト My Document\Vault
作業フォルダの設定