5 ディミニッシュ・セブンス・コードのコード・スケール
Ex.23
Ex.24
E♭dim7とD#dim7は、同じテンション、アボイド・ノートを持つ。異名同音のコードは、全て同じテンション、アボイド・ノートを持つ。
Ex.25
Ex.26
Cdim7(Ⅰdim7)
C#dim7(#Ⅰdim7)
E♭dim7(♭Ⅲdim7)
D#dim7(#Ⅱdim7)
Ex.29
Ex.30
#Ⅰdim7のコード・スケールはⅤ7(♭9)/Ⅱのコード・スケールとして理解することもできる。
Ex.31
C#ディミニッシュ・スケールは、Aミクソリディアン♭9,#9,♭13スケールと構成音が同じ。
Ex.27
Ex.28
F#dim7(#Ⅳdim7)
Gdim7(Ⅴdim7)
G#dim7(#Ⅴdim7)
A♭dim7(♭Ⅵdim7)
C#dim7(#Ⅰdim7)
A7(♭9)
Ⅴdim7は、#Ⅰdim7と構成音が同じで、Ⅴ7(♭9)/Ⅱのコード・スケールとして理解することもできる。
Ex.32
Gディミニッシュ・スケールは、Aミクソリディアン♭9,#9,♭13スケールと構成音が同じ。
#Ⅴdim7は、Ⅵm7に解決しようとする。Ⅴ7(♭9)/Ⅵのコード・スケールとして理解することもできる。
Ex.33
G#ディミニッシュ・スケールはEミクソリディアン♭9,#9,♭13スケールと構成音が同じ。
Gdim7(Ⅴdim7)
A7(♭9)
G#dim7(#Ⅴdim7)
E7(♭9)
#Ⅱdim7は、Ⅲm7に解決しようとする。Ⅴ7(♭9)/Ⅲのコード・スケールとして理解することもできる。
Ex.34
Ex.35
また、同じ構成音を持つディミニッシュ・コードは、同じコード・スケールを持つ。
コード・トーンが同じⅠdim7、♭Ⅲdim7、#Ⅳdim7は出発音が違うが、コード・スケールの構成音は同じ。
D#dim7(#Ⅱdim7)
B7(♭9)
Cdim7(Ⅰdim7)
E♭dim7(♭Ⅲdim7)
F#dim7(#Ⅳdim7)
ディミニッシュ・コードは2つのトライトーンを持っているため、解決の方向が4つある。従って、7thコードに置き換えることも可能。
Ex.36
Ex.37
6 セブンス・コードへの置き換え
Ex.38
Ex.39
C#dim7 C7 / F#7 A7 / E♭7
Cmaj7 C#dim7 Dm7 G7
Cmaj7 A7(♭9) Dm7 G7
C#dim7は、E、B♭とG、C#の2つのトライトーンを持っているため、F、B、D、A♭に解決する擬似的なドミナントファンクションを持っている。
C#dim7をA7(♭9)に置き換え
Cmaj7 Em7(♭5) A7(♭9) Dm7 G7
A7(♭9)をEm7(♭5)-A7(♭9)のツー・ファイブに置き換え。
♭#
Ex.40
Ex.41
Ex.42
E♭dim7をD7(♭9)に置き換え
D7(♭9)をAm7(♭5)-D7(♭9)に置き換え
Cmaj7 E♭dim7 Dm7 G7
Cmaj7 D7(♭9) Dm7 G7
Cmaj7 Am7(♭5) D7(♭9) Dm7 G7 D7(♭9)をAm7(♭5)-D7(♭9)のツー・ファイブに置き換え。