Harnessing the Power of the Avalanche
なだれによる力を利用する。
Fukushima
福島県は自然の宝庫である - ということは誰にでも知られているところである。多くの国立公園をはじめ、その自然の美しさは代々訪れる人達の感嘆をさそってきました。山脈地帯、盆地、沿岸平野部へと、みごとに3Dに広がる地形。このプロジェクトでは、福島県の豪雪地帯の存在にも注目して、雪を動力に変えて、自然エネルギーの創
出と普及のアイデアをさぐってみることにしました。
なだれは、熾烈な力の結晶であり、自然界から託された恵みの結晶である。なだれ構築装置のコンセプトは、なだなだれは、熾烈な力の結晶であり、自然界から託された恵みの結晶である。なだれ構築装置のコンセプトは、なだれの力を取り込むことにそのすべてがあります。アイデアは、なだれの力から生じる動力を継続的なエネルギーへ
と作り変えることにあるわけです。山頂の雪は、人間の耳では聞き取れないような微力な周波によって、始動へと導かれます。次々に滑り落ちる雪は、滑降動力となり、そこからエネルギーへと姿を変えていきます。一番下の底まで到達した雪は、蒸気に変えられて上へとまた昇っていき、それまでにあったすべての過程を繰り返します。これは、大気中を上下してめぐる雨水
の自然現象をそっくり映し出しています。この構築装置は、さらに公共の施設として役立つ可能性をも併せ持つデザインである、ということも念頭におかれこの構築装置は、さらに公共の施設として役立つ可能性をも併せ持つデザインである、ということも念頭におかれています。この装置は、たとえば将来的には、巨大なスキー娯楽施設の中においては、スキージャンプのジャンプ
台としての役割も担うこともできます。
テクスチャ解析
上からの見た目
磐梯山
分析
Contour Analysis
Textural Analysis
Bird’s Eye Perspective
Mount Bandai, Japan
操作室の内装Control Room Interior Perspective