鉛筆デッサン-静物評価ポイント
公表モチーフ:紙コップ(白色3 個)とモチーフ1 種・試験ごとに、紙コップ3 個と右記(P59)のモチーフ1 種が出題されます。・モチーフの詳細や出題に関する質問にはお答えできません。
「鉛筆デッサン―静物」のモチーフについて
京都芸術大学のアドミッション・ポリシーでもお伝えしているように、本学では、科目選択型選抜においては、「高校までの基礎的な学習に実直に取り組んできた継続力が見られるか」を入学者選抜の方針と定めている。芸術大学の入学試験が、高校までの基礎的な学習を超えた過度の専門性を問われる特異なものであるのは望ましくなく、全国各地で学ぶ受験生のいずれもが等しく基礎的な学習を行った上で入学試験に臨むことができ、かつその学習継続の成果を評価したいという趣旨でモチーフの公開を行っている。日々継続的に芸術を学ぶ上での基礎力としての観察力・構成力・表現力を磨いた上で入学試験に臨んでほしい。
モチーフ公表の意図について
与えられたモチーフを自由に配置し、B3画用紙に鉛筆でデッサンする。
鉛筆、消しゴム(ねり消し含む)、羽ぼうき(製図用ブラシ含む)、カルトン、カルトン用クリップ、鉛筆削り用具、デスケル、はかり棒、擦筆、ティッシュペーパーおよびガーゼ(袋から出して使用)
問題用紙、モチーフ、解答用紙(B3画用紙)、下描用紙(A3白紙)1枚、下敷用紙(B2ケント紙)1枚
試験内容
時間 10:00~13:00(3時間)/ 14:30~17:30(3時間)配点 200点
試 験 時 間 / 試 験 内 容( 鉛 筆 デ ッ サ ン - 静 物 )
携行品(使用可能用具)
モチーフ・課題の公表内容
大学準備物
紙コップ(白色3個)とモチーフ1種
構成力・観察力・表現力(描写力)を総合的に評価。
ねらいデッサンはものの見方を理解し、目と手を連動させ空間を認識する上で大切である。全学科・コース共通のベーシックな課題として、本学では、紙コップ3個と他1種のモチーフに設定し、造形の基礎となるデッサンの試験を実施する。
アドバイス鉛筆でデッサンすることも空間表現であるということを意識して欲しい。モチーフの置き方と画面への入れ方が、共に空間を感じさせる構成になっているか、画面内のモチーフと机上や光と影の関係に矛盾がないかなどをよく観察しながら、素直に目の前にあるものを描写することを心がけて欲しい。
鉛筆デッサン-手評価ポイントB3画用紙に手を鉛筆でデッサンする。
鉛筆、消しゴム(ねり消し含む)、羽ぼうき(製図用ブラシ含む)、カルトン、カルトン用クリップ、鉛筆削り用具、デスケル、はかり棒、擦筆、ティッシュペーパーおよびガーゼ(袋から出して使用)
問題用紙、解答用紙(B3画用紙)、下描用紙(A3白紙)1枚、下敷用紙(B2ケント紙)1枚
試験内容時間 10:00~13:00(3時間)/ 14:30~17:30(3時間)配点 200点
携行品(使用可能用具)
モチーフ・課題の公表内容
大学準備物
手を描く。
構成力・観察力・表現力(描写力)を総合的に評価。
ねらいデッサンはものの見方を理解し、目と手を連動させ空間を認識する上で大切である。全学科・コース共通のベーシックな課題として、本学では、自身の手をモチーフとして、造形の基礎となるデッサンの試験を実施する。手の全体感と細部の関係、そして、有機的な動勢や質感を捉え「手らしさ」を観察する力、手がつくる空間を把握し、表現する力をみる。
アドバイス鉛筆でデッサンすることも、空間表現であるということを意識して欲しい。手を画面の中でどのように構成しているか、指の動きや位置関係が不自然でないか、明暗の強弱が単調でないかなどを意識し、素直に観察して丁寧に描写することを心がけて欲しい。
紙コップ(白色3個)
赤パプリカ
公 表 モ チ ー フ
六角柱カートン(クラフト)
ゴムロープ
ブリキ缶
紙パッケージ(黒)
布(チェック柄)
フライ返し
ニンジン
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