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インターネット接続セキュリティオプション(TMEmSタイプ)
ご利用ガイド
簡易導入マニュアル
第1.03版
Arcstar Universal One
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Arcstar Universal One インターネット接続セキュリティオプション(TMEmSタイプ)ご利用ガイド 第1.03版
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インターネット接続セキュリティオプション(TMEmSタイプ)ご利用ガイドについて
インターネット接続セキュリティオプション(TMEmSタイプ)の操作方法およびFAQについては、以下のURLにアクセスしご確認ください。※トレンドマイクロ社のサイトにアクセスします。
URL
管理コンソールオンラインヘルプ
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-online-help/about.aspx
エンドユーザコンソールオンラインヘルプ
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-end-user-console-online-help/about.aspx
FAQ https://success.trendmicro.com/jp/product-support/email-security
● 警告表示本書では以下の絵表示を使用しています。その表示と意味は次のとおりです。内容をよくご理解のうえ、お読みください。
警告・注意を促す内容であることを告げているものです。記号の中やその周囲には具体的な警告・注意内容が示されています。
従っていただきたい内容であることを告げるものです。記号の中やその周囲には具体的な指示内容が示されています。
説明するうえでポイントとなる内容であることを告げているものです。記号の中や周囲には具体的な指示内容が示されています。
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簡易導入編
• 簡易導入編では、「受信メール」の保護設定の設定方法をご案内します• 簡易導入編の設定が完了し、DNSの設定が反映(最大48時間後)されると、受信メールのセキュリティの推奨設定(最低限のメールセキュリティ)が有効になった状態でご利用いただけます• 簡易導入編の途中で会社IDとドメイン名を入力する項目があります。ここでは例として会社IDを「sample」ドメイン名を「tmsample」として説明していきます。
インターネット接続セキュリティオプション(TMEmSタイプ)ご利用ガイド~簡易導入編~について
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1.Licensing Management Platform(以下LMP)にアカウントとパスワードを入力しログインします。
URL:https://licensingplatform.trendmicro.com/xLP/default.aspx?T=H7NXuアカウント:Arcstar Universal One 代表契約番号(Nで始まる10桁の英数字)パスワード:初回利用時に設定したパスワード
2.LMPにログインすると契約しているインターネット接続セキュリティオプションのサービスプランが表示されるので、セキュリティオプション(TMEmSタイプ)の「コンソールを開く」をクリックします。
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3.コンソールを開くと「プロビジョニングウィザード」画面がポップアップするので、管理者の名前、メールアドレスを入力します※。入力したら「次へ」ボタンを押下します。
4.入力したメールアドレス宛に確認メールが届くので、メール内に記載されているURLをクリックします。URLの有効期限は24時間となります。
※必要に応じて携帯電話を入力し[確認コードの送信]を押下して、受け取った確認コードを入力します。
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5.会社IDを設定します。設定した会社IDは企業のサブドメインとして使用します。入力後「確認」ボタンを押下し、IDの重複がないか確認してください。確認ができたら
「次へ」ボタンを押下してください。
TMEmSでは設定した会社IDに基づき、受信メールメッセージのMXレコード(後のページに登場します)を生成します。
1度設定した会社IDに関しては変更できませんのでご注意ください。
6.「ドメインを追加」画面にてTMEmSタイプでご利用になるドメイン名(メールアドレスの@以下)を入力し、「ドメインを追加」ボタンを押下します。
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7.「ドメインを追加」ボタンを押下すると、LMPに登録されている担当者メールアドレス宛てにメールを送信するための確認画面がポップアップするので「OK」ボタンを押下します。
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登録した担当者メールアドレス宛てに以下のようなメールが届きます。メール本文でも作業手順を確認することができます。
件名:Trend Micro Email Securityのご利用案内送信元メールアドレス:[email protected]本メールには、アカウントに関する重要な情報と作業手順が含まれていますので、大切に保管しておいてください。
Trend Micro Email Securityをご利用いただきありがとうございます。
お客様のドメイン「tmsample.com(登録したドメイン名)」の登録が完了しました。(メール本文の一部抜粋)
担当者メールアドレス宛てにメールが届いているかご確認ください
8.ドメインの登録が完了すると以下のような画面になるので、ドメイン名をクリックします。
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9.TMEmSのコンソールに登録したドメインの確認を行います。コンソール上に記載されているTXTレコード(tmes=~)を、ドメイン名を管理しているDNSサーバに追加し「確認」ボタンを押下します。
設定が正常に完了すると以下のようなメッセージが表示されます。
TXTレコードなどのDNSサーバの設定変更についてはお客様の利用環境によりますので、設定変更方法はご利用中のDNSサーバ側の設定方法をご確認ください。
お客様DNSサーバの設定についてご確認ください
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10.TMEmSタイプで利用したい受信サーバ情報を登録します。お客様が利用しているメールサービスの受信サーバ、受信ポート番号およびプリファレ
ンス値の情報を登録し、「保存」ボタンを押下します。
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11.受信サーバの登録が完了すると以下のような画面になるので、再度ドメイン名をクリックします。
お客様メールサーバの設定についてご確認ください
ポートにはご利用中の受信メールサーバのポート番号を確認した上で入力してください。メールサーバで通常使用されるポートは、SMTPでは25、SMTPSでは465、MSAでは587です。プリファレンス値には「1~100」の値を入力することができます。受信メールサーバを複数登録する場合はプリファレンス値が小さいほど優先度が高くなります。
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12.受信サーバの設定をします。お客様ご利用中の受信メールサーバにTMEmSサーバ(下記画像の黒枠に記載されている
IPアドレス)のメールが受信できるようにファイアウォールの設定を行い、「接続テスト」ボタンを押下します。
接続テストが正常に完了すると以下のようなメッセージが表示されます。
設定変更が必要な箇所はお客様の利用環境によりますので、設定変更方法はご利用中のメールサービスやファイアウォール等をご確認ください。
お客様受信メールサーバ等の設定についてご確認ください
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13.続いてMXレコードを編集します。コンソール上に記載されているTMEmSサーバを経由するように、お客様のDNSサーバへ
MXレコード(<お客様が設定した会社ID>.in.tmems-jp.trendmicro.com)を追加します。このとき、ドメイン内でTMEmSサーバを指すようにMXレコードを設定します。設定が完了したら「確認」ボタンを押下してください。
設定が正常に完了すると以下のようなメッセージが表示されます。
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MXレコードなどのDNSサーバの設定変更についてはお客様の利用環境によりますので、設定変更方法はご利用中のDNSサーバ側の設定方法をご確認ください。
お客様DNSサーバの設定についてご確認ください
外部からのメールがTMEmSサーバを経由してお客様のメールサーバに届くように、DNSサーバの設定を以下の設定例を参考に編集してください。
mta.tmsample.com IN A (お客様のメールサーバのIPアドレス)tmsample.com IN MX 10 mta.tmsample.com
mta.tmsample.com IN A (お客様のメールサーバのIPアドレス)tmsample.com IN MX 10 sample.in.tmems-jp.trendmicro.com
設定例)
ドメイン内でTMEmSサーバを指すようにMXレコードを編集します
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14.最後にテストメッセージの送信先を登録し、TMEmSからのメールが受信されていることを確認します。
以上で簡易導入編は終了です。
DNSが反映されるまで、最大48時間かかります。ドメインを追加しても、DNSの反映が完了するまでステータスは変わりません。この期間はTMEmSによるセキュリティが効きませんので既存のFW等のセキュリティをオフにしないようにご注意ください。
TMEmSサービスによるセキュリティの反映時間について
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