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センサ (littleBits) ・ネット (Raspberry Pi) ・クラウド (HANA) で Experience PrototypingSAP ジャパン株式会社 Design Thinker & Prototypist 　舟木将彦2015 年 03 月 29 日

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自己紹介

• 某パッケージベンダー ( 買収により消滅 ) で自然言語処理系のプロダクトの R&D を 7 年( 夜なべして Java 系の書籍や雑誌記事寄稿翻訳 )

• 2000 年に自然言語対話エンジン開発ベンチャーDejima の日本法人立ち上げに参加 ( 転職 )

• コアエンジン＋ I18N, L10N あたり担当

• 2004 年に Dejima は Sybase により買収

• データベース＋モバイルソリューション

• 旧 Dejima の一部はスピンアウト→ Siri 立ち上げ→ Apple に買収

• ここいらあたりからお客様 ( 特に自動車 ) にテクノロジー提案する際に Design Thinking 適用

• 2010 年に Sybase は SAP により買収

• 最初の１年はモバイル売ったり、コード書いたり。その後、 Design Thinking 専任に。


参加者自己紹介

外側から見た私

黄色い PostIt に自分の名前を文字で、自分のお仕事を調理器具に例えてイラストでかいてください。

ルール１　 PostIt 上には太いペンで大きな文字をはっきりとかきましょう！

内側からみた私

赤い PostIt に、

・増えたら嬉しいもの・減ったら嬉しいもの

をイラストで描いてください。

ルール２お金・時間・体重・脂肪は

除く！

黄色い PostIt 1 枚・赤い PostIt 2 枚・ペン ( 好きな色 ) 1 本を各自お取りください


より深い発見ステークホルダー共感

スケッチと迅速なプロトタイプ作成作成共有

アイデア創出共感をベースに広げる・狭める

Design Thinking セッションのプロセス“ Look – Think – Do” とは？

制約をなくし、他人のアイディアにも乗っかり、様々なアイディアを創出

意見収集ではなく、本音となぜを収集

アイデアを見える・触れられるカタチにして評価


Design Thinking を用いてイノベーションを起こす仕掛け問題を取り巻く 360 度・全ステークホルダに共感

全ステークホルダーへの共感＋なぜ？を深め、真の問題を

探ります。

クイックなプロトタイピング

「手」を使って、見える形・触れる形にして考えます。

反復プロセスアイデアとプロトタイピングの間

( 論理と発想の間、発散と収束の間 )で評価・反復します。

• 問題を再定義（リフレーム）する : 固定概念・既成概念・既存の価値観から脱却する。具体的には、あらゆるステークホルダー（課題に関わる全ての登場人物）の立ち位置で眺める。

• 「共感（感情移入）」により、「表現されない真相」に迫り、気づき（インサイト）を得る。• インサイトからアイデアをクイックにひねり出す。アイデアにアイデアを重ね、予想外の方向へアイ

デアを育てる。• 取るに足らないアイデアがよいアイデアに発展することがよくある。熟考よりスピード重視。• 実践・評価をプロセスに加えて、クイックに実現性と価値のあるイノベーションに育てていく。


Design Thinking実施例

子供たちが「 20 年後のクルマ」を

ユーザ・技術・ビジネス視点でデザイン

アイデアは自由な発想で出し、クイックにプロト化したものを

ステークホルダー目線で評価→修正( センサ／ソフト／クラウド )


Design Thinking実施例立場や経験が異なる参加者間でアイデアを誘発し、認識を共有

若者が住みたい、外国人観光客が来たい鯖江市をデザイン

品川区役所は区民サービス向上 : Student City で小 5生徒と毎週実施

慶應大学MBA学生とのｳｪｱﾗﾌﾞﾙ次のをﾗｲﾌｻｲｴﾝｽﾃﾞｻﾞｲﾝ

DMN(企業内デザイナーのネットワーク ) とビジネスをデザイン

Let’s Go Developer X東北でｲﾍﾞﾝﾄSW とｴﾝｼﾞﾆｱ IT農業をデザイン


共感と同感の違い

ちなみに、

• 共感 (Empathy) – Design Thinking で重要視

• 同感 (Sympathy)

も「うんうん、そういうことなんだよね」という心の揺れ動きなのですが、両者の違いは、

• 自分もそうだから、かつてそうだったからわかる：同感

• 自分は「社会的・肉体的・精神的・金銭的…な状況」は同じではないが、相手の状況を察することでわかる：共感

男性の目線で立場で言えば、「産みの苦しみ」は同感できないが、共感はできる。「子供の夜泣きの大変さ」は同感も共感もできる「夫が会社にいる間、いつも (子供のランダム IRQ で )思うように物事が進まない」のは？

Design Thinking( ともしかすると幸せな家庭に )求められているのは、共感力です！


littleBits


クラウド目線で見た littleBits ご紹介 – 基礎編

青：電源赤：入力センサ

緑：出力オレンジ：結線ここでは

クラウド (WiFi)コネクタ

本日ご紹介する構成は、この cloudbitがlittleBits 社のクラウドサービスを経由し、

HCP 上のエントリポイントを呼び出し

単一の回路のように見えますが、実際は、

・センサ＋クラウド・クラウド＋出力

の構成とお考えください。

※クラウド側からの　プッシュは入力と　非同期


クラウド目線で見た littleBits ご紹介 – ちょっと複雑編

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こちらから逆時計回りに青：電源

赤：入力センサ緑：センサ取得データ表示

オレンジ：クラウド

(WiFi)コネクタ

緑：出力


Digital Marketing / IoT ってセンサのこと？

仮にここで Yes ということにしておきましょう。

センサがあるとどんなことがわかるでしょう？



インフルトレンドに対して「花粉症トレンド」をセンサで実現するには？

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Digital Marketing / IoT ってプッシュのこと？

仮にここで Yes ということにしておきましょう。

情報をプッシュで知らせられると、どんなうれしさがあるでしょう？


Digital Marketing / IoT ってクラウドのこと？

クラウドのこと？という問いに対する答えは No ですが、入力 ( センサ ) 、出力 ( プッシュ先 ) に加え、価値提案 ( クラウド、ユーザが意識していない価値を含む ) のこと、とは言っても良さそうです。

そうであれば、 Digital Marketing / IoT 目線でみたフルスタックとは、

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・入力 ( センサ )

・出力 ( プッシュ先 )

・価値提案 ( クラウド上 )

がカバーできること。


Design Thinking で会話し、 HCP/littleBits でPrototypinglittleBits のいいところ

• ブレッドボード使うより、簡便に電子回路の組み立て、組み替えが可能

• →スタンドアロンクラウド連携への拡張が連続的

HCP(SAP HANA Cloud Platform) のいいところ

• クラウド側に App サーバ ( →外部から呼び出し可能連携容易 ) ＋インメモリ高速 DB を装備。 DB は J2EE のパーシスタンス的にも JDBC ベタ SQL的にもアクセス可能

• テキストサービスとか統計解析系のエンジンも乗っかっている ( まさに知恵 )

• SAPUI5 を使ったウェブ、モバイルアプローチが容易 ( 例えば jQuery より )

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一番いいところは Lo-Fi なプロトタイピングがクイックにできる

• 指名手配の犯人の似顔絵レベルのクイックさと Lo-Fi さが必要！

• 最終的に HCP で実現するもよし、クラウド上 /オンプレ HANA でビッグに実現するもよし。開発における ( スキル面も含む ) スイッチコストはゼロ

• Raspberry Pi の話はどこへ？

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SAP HANA を中心とした技術者向けセッション

次世代 SAP Platform製品のHands-on セッション

会場 : ベルサール神田4/6( 月 )申込サイトオープン予定

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SAP Tech JAM を 5 月 20 日 (水 ) に開催！