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Qemaster for ADINA Ver1.0(評価版)
ニュートンワークス株式会社
2016年11月 Vol.1
取扱説明書
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目次
動作環境 ・・・・・ P3
使用準備 ・・・・・ P4-5
インターフェースの概要 ・・・・・ P6全体フロー ・・・・・ P7インターフェースメニュー ・・・・・ P8環境設定 ・・・・・ P9
操作手順 ・・・・・ P10-18
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1. OS
Windows7 / Windows8.1
※Windows7の場合は、Microsoft .NET Framework 4.0がインストールされていることが必要です。(確認方法は下記をご参照ください。)
2. ADINA 9.0 以降
3. JUSE-StatWorks/V5 品質工学編
4. Microsoft Office 2007 以降
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【Microsoft .NET Frameworkの確認方法】(Windows7の場合)
1. 「スタート」→「コントロールパネル」→「プログラムと機能」を選択します。
2. 「Microsoft .NET Framework 4.0」を確認します。
無い場合は、Microsoft社のホームページからダウンロードして、インストール
して下さい。
動作環境
3
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4
ダウンロードサイトより、下記のZIPファイルをダウンロードします。Windows 64bit 環境の場合
「qemaster_forADINAx64.zip」
ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。解凍パスワードについては担当営業もしくは下記までお問合せください。
【お問合せ先】ニュートンワークス株式会社 ソリューション営業部TEL:03-3535-2631 E-MAIL:[email protected]
ZIPファイルには下記ファイルが含まれます。すべてのファイルを同一フォルダに置いてご利用ください。(フォルダは任意に決めることができます)・QEmasterforADINA.exe・StatWorksパラメータ設計.xlsm・StatWorksパラメータ設計_backup.xlsm・NWCToolsLic2.dat
評価版はダウンロード日より約1か月ご利用可能です。
【環境変数の設定】・Administratorでログインします。「スタート」→「コントロールパネル」→「システム」を選択し、「システムの詳細設定」を選択します。「詳細設定」タブの「環境変数」ボタンを押します。
システム環境変数の「新規」ボタンを押します。「変数名」には「ADINAHOME_BATCH」を入力します。「変数値」には、ADINAにおけるBatch解析時のパスを指定してください。例:ADINA9.2のインストールフォルダが「C:¥ADINA¥ADINA922」の場合
変数 ADINAHOME_BATCH値 C:¥ADINA¥ADINA922¥x64
↑ADINA9.0のFloatingライセンスの場合のみbinにします。
設定後、Administratorをログオフします。
使用準備
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準備するもの・inファイル、ploファイル
仕様・inファイルにdatファイル出力の記述をしてください
ADINA file=‘*****.dat’ (*****は任意の名前)
・以下の4つのコマンドで設定された出力を評価対象に指定することが可能ですPOINTLIST, POINTMAX, LINEMAX, ZONEMAX
・1変数につき、1コマンド記述するようにしてください。
例)仕様上、許される記述POINTLIST AAA VARIABLE=X-DISPLACEMENTPOINTLIST AAA VARIABLE=Y-DISPLACEMENT
仕様上、エラーになる記述POINTLIST AAA VARIABLE=X-DISPLACEMENT Y-DISPLACEMENT
使用準備
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インターフェース概要
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全体フロー
パラメータ設計を設定・実験データの出力
Inファイル、ploファイルを作成
因子の水準値を設定・因子情報の引渡し
実験計画表に基づく計算の実行
計算結果からSN比・感度・要因効果を評価
現行条件と最適条件における計算の実行
計算結果から最適条件の利得を評価
実験計画表に基づいたinファイル,batファイルの作成
計算結果の引渡し(内部処理)
評価後にパラメータ設計からやり直したい場合は戻る
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8
”IN File:” : ADINA inファイルを選択します
[パラメータ指定]:パラメータの選択とパラメータ名を設定します
[因子情報読込み]:指定した*.csvファイルから因子に関する情報を読込みます
[出力の指定]:評価する変数を選択します(ADINA計算後でも指定可能)
[パラメータ設計]:StatWorksでパラメータ設計の設定を行います
[要因効果確認]:計算結果に対して、StatWorksで評価を行います
[最適条件確認]:最適条件の計算結果に対して、StatWorksで評価を行います
インターフェースメニュー
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環境設定
Adina
ADINAのインストールフォルダを指定します。通常は、インストレーションガイドで指定した、環境変数のADINAHOME_BATCHのフォルダにな
ります。
StatWorks
StatWorksのインストールフォルダを選択します。通常はデフォルトで選択されます。
xlsmFimename
データバックアップ用のファイル(*.xlsm)を指定します。デフォルトは、QEmasterと同じフォルダにある “StatWorksパラメータ設計.xlsm” が設定されます。任意にフォルダやファイル名を決めたい時は “StatWorksパラメータ設計_backup.xlsm”をコピーして利用します。
Processors
ADINAソルバーの並列プロセッサー数です。デフォルトは2プロセッサー
MaximumMemory
ADINAソルバーのメモリです。デフォルトは1200Mbyte
RunSolution
ADINAの解析処理を指定します。デフォルトはFalseで、外部解析用でbatファイルで手動解析実行します。Falseを推奨。Trueにすると、自動で解析実行します。
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10
操作手順
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11
①ADINAの入力ファイルを選択し[パラメータ指定]をクリックします
【手順1 QEmaster】
操作手順
②パラメータにしたい数値をドラックし、マウス右ボタンで「パラメータ名の設定」を選択します。下記ウインドが開くのでパラメータ名を入力します。「OK」します。(例:5.0を「P1」に設定)同様の手順で、他のパラーメータも設定します。次ページに続きます。
P1
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12
操作手順
③パラメータ設定が終了したら、「OK」を選択して完了です。
※「OK」すると、ファイル名「***.apd」が作成されます。Apdファイルがある場合、パラメータ設定を読み込むことができます。
④”因子情報”に因子に関する情報を入力します
※[因子情報読込み]で、csvファイルから情報を読込むことも可能です
【手順2 QEmaster】
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13
操作手順
⑤[出力の指定]から評価対象データの指定を行います
※要因効果確認前に変更可能です
【手順3 QEmaster】
⑥[パラメータ設計]をクリックします
(自動でStatWorksが起動します)
【手順4 QEmaster】
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操作手順
【手順5 StatWorks】
⑦パラメータ設計の設定を行い“計画表出力”を行います
⑧ADINA解析用のbatファイルと、各パラメータ分のinファイルとploファイルがinファイルのあるフォルダに出力されます。
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操作手順
【手順6 ADINA】・ADINAのソルバーの搭載されているマシンに出力された***batファイルと***in
ファイルを移動します。(出力したマシンで解析する場合は移動は不要です。)
・***batファイルをダブルクリックすると、各ADINAの解析が1つずつ流れます。
・ADINAの解析が終了すると、***.porファイルがパラメータの組み合わせ分出力されます。
・Qemasterで評価したいマシンに***.porファイルを移動します。(移動していない場合は、この操作は不要です。)
【手順7 QEmaster】
⑨[要因効果確認]をクリックします(自動でStatWorksが起動します)
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操作手順
⑪要因効果図などを評価し”最適条件出力”を実行します
【手順8 StatWorks】
⑩結果が読み込まれます。「効果・推定」タグを選択します。
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操作手順
【手順9 ADINA】・ADINAのソルバーの搭載されているマシンに出力された***_opt.batファイル
と***_opt_***.inファイルを移動します。(出力したマシンで解析する場合は移動は不要です。)
・ ***_opt.batファイルをダブルクリックすると、各ADINAの解析が1つずつ流れます。
・ADINAの解析が終了すると、 ***_opt_***.porファイルがパラメータの組み合わせ分出力されます。
・Qemasterで評価したいマシンに***_opt_***.porファイルを移動します。(移動していない場合は、この操作は不要です。)
【手順10 QEmaster】
⑫[最適条件確認]をクリックします(自動でStatWorksが起動します)
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18
操作手順
【手順11 QEmaster】
⑭要因効果図などを評価します
⑬「効果・推定」タグを選択します。
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