個 票 (RI,装備機器,発生装置)
資料3-2
添付資料
水溶性
可燃性
水反応
熱分解
人体影響
その他
RI-1 3 H 水素 β- 非密封 チミジン C10H14N2O5ヌクレオシド(非密封研
究用試薬)3H標識チミジン○ N/F
RI-2 3 H 水素 β- 密封 トルエン C6H5CH3 トルエン密封ベータ線源 ○ 劇 P/FP
RI-3 14 C 炭素 β- 非密封黒鉛(グラファイト)
C 黒鉛(グラファイト) ○ N/F
RI-4 14 C 炭素 β- 非密封 マンニトール C6H14O6糖アルコール医薬品(マンニトール)
○ N/F
RI-5 14 C 炭素 β- 密封 トルエン C6H5CH3 トルエン密封ベータ線源 ○ 劇 P/FP
RI-6 14 C 炭素 β- 密封 炭酸バリウム BaCO3 ベータ線源 C-14 劇 P/FP
RI-7 18 F フッ素 β+,γ 非密封フルデオキシグルコース
C6H11FO5フルデオキシグルコース
(18F)注射液○ N/F
RI-8 22 Na ナトリウム β+,γ 非密封 塩化ナトリウム NaCl核医学用試薬塩化ナトリ
ウム(22Na)水溶液○ ○
N/F又はP/FP
RI-9 22 Na ナトリウム β+,γ 密封 塩化ナトリウム NaCl 放射性塩化ナトリウム ○ ○N/F又はP/FP
RI-10 32 P リン β- 非密封 リン酸 H3PO432P標識リン酸試薬 ○ ○ ○
N/F又はP/FP
RI-11 33 P リン β- 非密封 リン酸 H3PO433P標識リン酸試薬 ○ ○ ○
N/F又はP/FP
RI-12 35 S 硫黄 β- 非密封 メチオニン C5H11NO2S35S標識アミノ酸L-メチオニン試薬
○ ○ N/F
RI-13 45 Ca カルシウム β- 非密封 塩化カルシウム CaCl2放射性液体塩化カルシウムその他
○ ○N/F又はP/FP
RI-14 51 Cr クロム γ 非密封 三塩化クロム CrCl3 クロム54標準溶液 ○ ○N/F又はP/FP
RI-15 54 Mn マンガン γ 非密封 塩化マンガン MnCl2マンガン54標準溶液、非密封核医学用試薬
○ ○ ○N/F又はP/FP
RI-16 55 Fe 鉄 X 非密封 三塩化鉄 FeCl3 放射性三塩化鉄水溶液 ○ ○ ○ ○N/F又はP/FP
RI-17 55 Fe 鉄 X 密封 三塩化鉄 FeCl3 放射性三塩化鉄 ○ ○ ○ ○N/F又はP/FP
RI-18 57 Co コバルト γ 非密封 塩化コバルト CoCl2 コバルト57標準溶液 ○ ○N/F又はP/FP
RI-19 57 Co コバルト γ 密封 塩化コバルト CoCl2 ガンマ線源 コバルト57 ○ ○N/F又はP/FP
RI-20 59 Fe 鉄 β-,γ 非密封 三塩化鉄 FeCl3 鉄59標準溶液 ○ ○ ○ ○N/F又はP/FP
RI-21 60 Co コバルト β-,γ 非密封 塩化コバルト CoCl2 コバルト60標準溶液 ○ ○N/F又はP/FP
RI-22 60 Co コバルト β-,γ 密封 塩化コバルト CoCl2 ガンマ線源 コバルト60 ○ ○N/F又はP/FP
RI-23 60 Co コバルト β-,γ 密封 コバルト(単体) Co ガンマ線源 コバルト60 ○N/F又はP/FP
RI-24 63 Ni ニッケル β- 非密封 塩化ニッケル NiCl2 ニッケル63水溶液 ○ ○N/F又はP/FP
RI-25 63 Ni ニッケル β- 密封 ニッケル(単体) Niガスクロマトグラフ用ベータ線源 Ni-63
○N/F又はP/FP
RI-26 65 Zn 亜鉛 β+,γ 非密封 塩化亜鉛 ZnCl2 亜鉛65標準溶液 ○ ○ ○ 劇 P/FP
RI-27 67 Ga ガリウム γ 非密封 クエン酸ガリウム C6H8O7Gaクエン酸ガリウム67Ga注射液
○ N/F
RI-28 68 Ge ゲルマニウム β+,γ 非密封四塩化ゲルマニウム
GeCl4ガリウム-68ジェネレーター
○ ○ ○N/F又はP/FP
RI-29 68 Ge ゲルマニウム β+,γ 密封四塩化ゲルマニウム
GeCl4核医学撮像装置吸収補正用ゲルマニウム68線源
○ ○ ○N/F又はP/FP
RI-30 75 Se セレン γ 非密封 四塩化セレン SeCl4 セレン75標準溶液 ○ ○ 毒 P/FP
RI-31 75 Se セレン γ 密封セレン酸ナトリウム
Na2SeO4 ガンマ線源 セレン75 ○ ○ 毒 P/FP
RI-32 85 Kr クリプトン β-,γ 非密封アルゴン、クリプトン混合ガス
Ar,Kr 蛍光灯グローランプ ○ N/F
RI-33 85 Kr クリプトン β-,γ 密封 クリプトン Kr厚さ計ベータ線源 クリプトン85
○ N/F
RI-34 85 Sr ストロンチウム γ 非密封塩化ストロンチウム
SrCl2ストロンチウム85標準溶液
○ N/F
RI-35 86 Rb ルビジウム β-,γ 非密封 塩化ルビジウム RbCl 標識化合物ルビジウム86 ○ N/F
RI-36 89 Sr ストロンチウム β-,γ 非密封塩化ストロンチウム
SrCl2塩化ストロンチウム
(89Sr)注射液○ N/F
○個表目次[RI]
放射線の種類
化学名(化学式)
物理的・化学的性質
No.容器区分
核 種 主な製品名防護スタイル区分
目次-1
水溶性
可燃性
水反応
熱分解
人体影響
その他
RI-37 90 Sr ストロンチウム β- 密封塩化ストロンチウム
SrCl2 二線源法用Sr-90線源 ○ N/F
RI-38 90 Y イットリウム β- 非密封 塩化イットリウム YCl3塩化イットリウム(90Y)溶液
○ ○N/F又はP/FP
99 Mo モリブデン β-,γ 非密封モリブデン酸ナトリウム
Na2MoO4
99m Tc テクネチウム β-,γ 非密封過テクネチウム酸ナトリウム
NaTcO4
RI-40 99m Tc テクネチウム β-,γ 非密封過テクネチウム酸ナトリウム
NaTcO4過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液
○ N/F
RI-41 109 Cd カドミウム γ 非密封 塩化カドミウム CdCl2 カドミウム109標準溶液 ○ 劇 P/FP
RI-42 109 Cd カドミウム γ 密封 塩化カドミウム CdCl2 放射性塩化カドミウム ○ 劇 P/FP
RI-43 111 In インジウム γ 非密封 塩化インジウム InCl3塩化インジウム(111In)注射液
○ ○N/F又はP/FP
RI-44 111 In インジウム γ 非密封 インジウムDTPA Na2InC14H18N3O10 インジウムDTPA注射液 ○ N/F
RI-45 119m Sn スズ γ 密封三酸化すずカルシウム
CaSnO3放射性三酸化すずカルシウム
○N/F又はP/FP
RI-46 123 I ヨウ素 γ 非密封
塩酸N-イソプロピル-4-ヨードアンフェタミン
C12H18NI・HCl
塩酸N-イソプロピル-4-ヨードアンフェタミン
(123I)注射液
○ N/F
RI-47 123 I ヨウ素 γ 非密封 ヨウ化ナトリウム NaI ヨウ化ナトリウム(123I)カプセル
○ ○N/F又はP/FP
RI-48 123 I ヨウ素 γ 非密封3-ヨ-ドベンジルグアニジン
C8H10IN33-ヨードベンジルグアニ
ジン(123I)注射液○ N/F
RI-49 125 I ヨウ素 γ 非密封 ヨウ化ナトリウム NaI ヨウ素125標準溶液 ○ ○N/F又はP/FP
RI-50 125 I ヨウ素 γ 密封 ヨウ化ナトリウム NaI小線源治療用ガンマ線源ヨウ素125
○ ○N/F又はP/FP
RI-51 131 I ヨウ素 β-,γ 非密封 ヨウ化ナトリウム NaI内用療法用γ線源ヨウ素131(ラジオカップ)
○ ○N/F又はP/FP
RI-52 133 Ba バリウム γ 密封 塩化バリウム BaCl2 ガンマ線源バリウム133 ○ 劇 P/FP
RI-53 134 Cs セシウム β-,γ 非密封 塩化セシウム CsCl セシウム134標準溶液 ○ ○ P/FP
RI-54 134 Cs セシウム β-,γ 密封 塩化セシウム CsCl ガンマ線源セシウム134 ○ ○ P/FP
RI-55 137 Cs セシウム β-,γ 非密封 塩化セシウム CsCl セシウム137標準溶液 ○ ○ P/FP
RI-56 137 Cs セシウム β-,γ 密封 塩化セシウム CsCl ガンマ線源 セシウム137 ○ ○ P/FP
RI-57 147 Pm プロメチウム β-,γ 密封 塩化プロメチウム PmCl3 放射性塩化プロメチウム N/F
RI-58 153 Gd ガドリニウム γ 密封 塩化ガドリニウム GdCl3ガンマ線源ガドリニウム153
○ ○N/F又はP/FP
RI-59 169 Yb イッテルビウム γ 密封酸化イッテルビウム
Yb2O3ガンマ線源イッテルビウム169
N/F
RI-60 177 Lu ルテチウム β-,γ 非密封 塩化ルテチウム LuCl3 標識化合物ルテチウム ○ ○N/F又はP/FP
RI-61 192 Ir イリジウム β-,γ 密封 イリジウム Irガンマ線源イリジウム192
N/F
RI-62 198 Au 金 β-,γ 密封 金 Au ガンマ線源金198 N/F
RI-63 201 Tl タリウム γ 非密封 塩化タリウム TlCl 塩化タリウム(201Tl)注射液
○ ○N/F又はP/FP
RI-64 204 Tl タリウム β- 密封 塩化タリウム TlCl ベータ線源タリウム204 ○ ○N/F又はP/FP
RI-65 204 Tl タリウム β- 密封 硝酸タリウム TlNO3 ベータ線源タリウム204 ○ 劇 ○ P/FP
RI-66 226 Ra ラジウム α,γ 密封 硫酸ラジウム RaSO4 ガンマ線源ラジウム226 N/F
RI-67 241 Am アメリシウム α,γ 密封三硝酸アメリシウム
Am(NO3)3アルファ線源 アメリシウム241
N/F
RI-68 241 Am/Be
アメリシウム α,γ 密封混合物(二酸化アメリシウム/酸化ベリリウム)
AmO2/Be中性子線源アメリシウム241/ベリリウム
○N/F又はP/FP
RI-69 244 Cm キュリウム α,γ 密封 酸化キュリウム CmO2研究用線源キュリウム244
N/F
RI-70 252 Cf カリホルニウム α,γ,中性子
密封パラジウム-酸化カリホルニウム
Pd-Cf2O3中性子線源カリホルニウム252
N/F
容器区分
化学名(化学式) 主な製品名
物理的・化学的性質
防護スタイル区分
過テクネチウム酸ナトリウム注射液ジェネレータ(モリブデンジェネレータ)
RI-39 ○ N/F
No. 核 種放射線の種類
目次-2
水溶性
可燃性
水反応
熱反応
人体影響
その他
装-1 非破壊検査装置 60 Co コバルト β-,γ ○N/F又はP/FP
装-2 非破壊検査装置 192 Ir イリジウム β-,γ N/F
装-3 厚さ計 85 Kr クリプトン β-,γ ○ N/F
装-4 厚さ計 90 Sr ストロンチウム β- ○ N/F
装-5 厚さ計 147 Pm プロメチウム β-,γ N/F
装-6 厚さ計 137 Cs セシウム β-,γ ○ ○N/F又はP/FP
装-7 厚さ計 241 Am アメリシウム α,γ N/F
装-8 レベル計 137 Cs セシウム β-,γ ○ ○N/F又はP/FP
装-9 レベル計 60 Co コバルト β-,γ ○N/F又はP/FP
装-10 密度計 137 Cs セシウム β-,γ ○ ○N/F又はP/FP
装-11 水分計 252 Cf カリホルニウムα,γ,中性子
N/F
装-12 蛍光X線分析装置 55 Fe 鉄 X ○ ○ ○ ○N/F又はP/FP
装-13 蛍光X線分析装置 109 Cd カドミウム γ ○ 劇 P/FP
装-14 蛍光X線分析装置 241 Am アメリシウム α,γ N/F
装-15 ガスクロマトグラフ 63 Ni ニッケル β- ○N/F又はP/FP
装-16 硫黄分析計 241 Am アメリシウム α,γ N/F
装-17 血液照射装置 137 Cs セシウム β-,γ ○ ○N/F又はP/FP
装-18 ガンマナイフ 60 Co コバルト β-,γ ○N/F又はP/FP
装-19リモート・アフター・ローディング・システム
192 Ir イリジウム β-,γ N/F
装-20遠隔治療装置(テレコバルト装置)
60 Co コバルト β-,γ ○N/F又はP/FP
水溶性
可燃性
水反応
熱反応
人体影響
その他
発-1 N/F
発-2 N/F
○個表目次[装備機器]
物理的・化学的性質
放射線の種類
装備機器の名称No. 核 種防護スタイル区分
防護スタイル区分
発生装置の名称
サイクロトロン
直線加速装置(リニアック)
○個表目次[発生装置]
No.
物理的・化学的性質
目次-3
人体影響 なし
・(公社)日本アイソトープ協会HP
非 密 封
水溶性
白色/固体/データなし
集積部位
主な用途(主な使用施設)
放射性同位元素(核種)
H-3(水素3)
主な製品名
色/形状/臭い
細胞内DNAへの標識(研究施設)ヌクレオシド(非密封研究用試薬)3H標識チミジン【一般的には水溶液又はエタノール-水(7:3~2:98)溶液として流通】
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(東京化成工業㈱)・桑和貿易(株) HP
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ※H-3のβ-線のエネルギーは特に低いので、測定機器のエネルギー特性に留意すること ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
【特記事項】 ○エタノール-水溶液の場合は、エタノールの性質(引火性液体:危険物第4類 アルコール類)に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
容器の構造3mlシリンジシールド及びバイアルシールド
沸点
揮発性
10日
全身
化学名(化学式)
チミジン(C10H14N2O5)
β-線(0.0186 MeV)
-
12.3年
出 典
参考文献
なし
その他 なし
物理的・化学的性質
熱分解性
データなし
なし
水溶性
水反応性
水に溶ける(数値データなし)
可燃性
186℃
データなし
データなし
融点
RI-1
12.3年
劇 物
密 封
可燃性
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ※H-3のβ-線のエネルギーは特に低いので、測定機器のエネルギー特性に留意すること ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:泡、粉末、砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○可燃性のため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○劇物のため、防護装備の選定を考慮 ○劇物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○可燃性のため、火気に留意 ○劇物のため、暴露に留意 ○劇物のため、被ばく・汚染リスクに加え劇物としての性質も考慮した除染が必要であることに留意
H-3(水素3)
トルエン密封ベータ線源β線照射実験(工業用、研究用)
液体シンチレーションカウンタ校正用線源
化学名(化学式)
トルエン(C6H5CH3)
色/形状/臭い
無色/液体/ベンゼン臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
放射性同位元素(核種)
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
集積部位
容器の構造
・国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所HP)
β-線(0.0186 MeV)
-
揮発性
水溶性
110.6℃
あり(蒸気圧3.8kPa @25℃)
水に溶けない(水より軽い)
融点
10日
全身
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
出 典
参考文献
物理的・化学的性質 熱分解性 なし
水反応性 なし
沸点
その他 なし
可燃性【消防法】危険物第4類 引火性液体 第1石油類(非水溶性) 引火点4℃ この物質の蒸気は空気とよく混合し、爆発性混合気体を生成しやすい。 (爆発範囲:1.1%~7.1%)
人体影響
-95℃
【毒物及び劇物取締法】劇物 幻覚又は麻酔の作用を有する物 皮膚刺激、眼刺激、臓器の障害(中枢神経系)、呼吸器へ刺激のおそれ、眠気又はめまいのおそれ、飲み込んで気道に侵入すると生命に危険のおそれ
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・千代田テクノル㈱提供資料
校正用線源の例
劇 物
RI-2
非 密 封
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所HP)・第一クラリティ㈱提供資料
可燃性
β-線(0.157 MeV)
-
5700年
40日
全身
ガラス製容器
>3500℃
>4000℃
なし
なし
人体影響 データなし
なし(数値データなし)
水に溶けない
データなし
水溶性
可燃性形状に応じて、引火性が高いあるいは可燃性。空気に触れると、自然発火することがある。粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。
融点
出 典
参考文献
沸点
揮発性物理的・化学的性質
熱分解性
水反応性
その他
黒色/固体/データなし
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
集積部位
容器の構造
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEye B-20、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○可燃性のため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意
【汚染検査・除染】 ○可燃性のため、火気に留意
化学名(化学式)
黒鉛(グラファイト)(C)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
黒鉛(グラファイト) 実験用試薬(非密封RI取扱施設、研究所など)
放射性同位元素(核種)
C-14(炭素14)
色/形状/臭い
RI-3
非 密 封
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(東京化成工業㈱HP)・㈱パーキンエルマージャパン提供資料
水溶性
データなし
データなし
水に溶ける(数値データなし)
融点
沸点
168℃
集積部位
容器の構造
出 典
参考文献
その他 なし
可燃性 データなし
物理的・化学的性質
揮発性
水溶性
人体影響 なし
熱分解性 データなし
水反応性 データなし
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEyeB-20、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
バイアル瓶及び鉛容器
β-線(0.157 MeV)
-
5700年
40日
全身
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
糖アルコール医薬品(マンニトール) 浸透圧調整・利尿の標識試薬
放射性同位元素(核種)
C-14(炭素14)
色/形状/臭い
白色/固体/データなし
化学名(化学式)
マンニトール(C6H14O6)
バイアル瓶 鉛容器
RI-4
劇 物
放射性物質の性質等
C-14(炭素14)
β-線(0.157 MeV)
-
5700年
40日
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEyeB-20、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:泡、粉末、砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○可燃性のため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○劇物のため、防護装備の選定を考慮 ○劇物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○可燃性のため、火気に留意 ○劇物のため、暴露に留意 ○劇物のため、被ばく・汚染リスクに加え劇物としての性質も考慮した除染が必要であることに留意
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
集積部位 全身
密 封
可燃性
放射性同位元素(核種)化学名(化学式)
その他
融点
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
水に溶けない(水より軽い)水溶性
可燃性【消防法】危険物第4類 引火性液体 第1石油類(非水溶性) 引火点4℃ この物質の蒸気は空気とよく混合し、爆発性混合気体を生成しやすい。 (爆発範囲:1.1%~7.1%)
-95℃
あり(蒸気圧3.8kPa @25℃)
人体影響
トルエン密封ベータ線源β線照射実験(工業用、研究用)
液体シンチレーションカウンタ校正用線源
トルエン(C6H5CH3)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
色/形状/臭い
無色/液体/ベンゼン臭
消防活動上特に留意すべき事項
110.6℃
容器の構造
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・千代田テクノル㈱提供資料
・国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所HP)
なし
水反応性 なし
【毒物及び劇物取締法】劇物 幻覚又は麻酔の作用を有する物 皮膚刺激、眼刺激、臓器の障害(中枢神経系)、呼吸器へ刺激のおそれ、眠気又はめまいのおそれ、飲み込んで気道に侵入すると生命に危険のおそれ
なし
出 典
参考文献
沸点
揮発性物理的・化学的性質 熱分解性
校正用線源の例
劇 物
RI-5
出 典
参考文献
その他 なし
可燃性 なし
物理的・化学的性質
揮発性
水溶性
【消防法】第9条の3 消防活動阻害物質(劇物)【毒物及び劇物取締法】劇物(指定令第2条第79号 バリウム化合物) 吸入:咳、咽頭痛。皮膚:発赤。眼:発赤。経口摂取:吐き気、嘔吐、胃痙攣、下痢、脱力感。大量に摂取すると低カリウム血を生じ、筋疾患や心臓障害を引き起こすことがある。
熱分解性 なし
水反応性 なし
1300℃
なし(数値データなし)
水に溶けにくい(2.2mg/L @18℃)
劇 物
密 封
沸点
融点
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEyeB-20、ICS-313、ICS-321 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○劇物のため、防護装備の選定を考慮 ○劇物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○劇物のため、暴露に留意 ○劇物のため、被ばく・汚染リスクに加え劇物としての性質も考慮した除染が必要であることに留意
全身
β-線(0.157 MeV)
-
5700年
40日
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
811℃
集積部位
容器の構造
白色/固体/データなし
消防活動上特に留意すべき事項
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
人体影響
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会提供資料
化学名(化学式)
炭酸バリウム(BaCO3)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ベータ線源 C-14 β線源(研究用、工業用)
放射性同位元素(核種)
C-14(炭素14)
色/形状/臭い
劇 物
RI-6
非 密 封
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・医薬品IF(日本メジフィジックス㈱)・日本メジフィジックス㈱HP
水溶性
β+線(0.634MeV)γ線(0.511MeV)
0.165
109.8 分
∞
骨がん組織
ガラス製バイアル(容量2mL)
データなし
データなし
その他 データなし
データなし
人体影響 データなし
データなし
水に溶ける(数値データなし)
データなし
水溶性
可燃性 データなし
融点
出 典
参考文献
沸点
揮発性物理的・化学的性質
熱分解性
水反応性
データなし/データなし/データなし【水溶液:無色~微黄色澄明/液体/データなし】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
集積部位
容器の構造
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量率:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEye B-20等)
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
化学名(化学式)
フルデオキシグルコース(C6H11FO5)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
フルデオキシグルコース(18F)注射液【一般的には水溶液として流通】
陽電子放出断層撮影法(PET)用の放射性診断薬
放射性同位元素(核種)
F-18(フッ素18)
色/形状/臭い
RI-7
人体影響
非 密 封
水溶性
水溶性
可燃性 なし
融点
強い眼刺激
出 典
参考文献
沸点
揮発性物理的・化学的性質
熱分解性
水反応性
人体影響
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(純正化学㈱)・Perkin Elmer社HP
804℃
1465℃
その他 なし
なし
データなし
水に溶ける(1g/2.8ml @25℃)
なし
・(公社)日本アイソトープ協会HP
白色/個体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
集積部位
容器の構造
β+線(0.546MeV)γ線(0.511MeV、1.275MeV)
0.333
2.6年
500年
全身
ガラス容器
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量率:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 NaIシンチレーション式(TCS-161、TSC-171等) ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
化学名(化学式)
塩化ナトリウム(NaCl)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
核医学用試薬 塩化ナトリウム(22Na)水溶液【一般的には水溶液として流通】
陽電子放出断層撮影法(PET)用の放射性診断薬研究用
放射性同位元素(核種)
Na-22(ナトリウム22)
色/形状/臭い
RI-8
容器の構造
β+線(0.546MeV)γ線(0.511MeV、1.275MeV)
0.333
2.6年
500年
全身
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
人体影響
密 封
水溶性
放射性同位元素(核種)
Na-22(ナトリウム22)
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
色/形状/臭い
白色/固体/データなし
化学名(化学式)
塩化ナトリウム(NaCl)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
放射性塩化ナトリウム
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量率:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
可燃性 なし
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
データなし
水に溶ける(1g/2.8ml @25℃)
揮発性
水溶性
集積部位
放射能標準γ線源核医学撮像装置の校正
・放射線安全管理の実際 第3版(公社)日本アイソトープ協会出 典
参考文献
物理的・化学的性質
熱分解性 なし
水反応性 なし
沸点
融点 804℃
1465℃
その他 なし
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(純正化学㈱)・(公社)日本アイソトープ協会HP
人体影響 強い眼刺激
単位:mm(ミリメートル)
校正用線源の例
RI-9
熱分解
人体影響
非 密 封
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
水溶性
42℃
213℃以下で分解する
その他 なし
燃焼すると、有害な煙霧(リン酸化物)を生成する。
なし(4Pa(20℃))
水に溶ける(数値データなし)
なし
水溶性
可燃性 なし
融点
出 典
参考文献
沸点
揮発性物理的・化学的性質
熱分解性
水反応性
人体影響飲み込むと有害、皮膚に接触すると有害のおそれ、重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷、呼吸器へ刺激のおそれ
無色/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
集積部位
容器の構造
β-線(1.711MeV)
-
14.3日
1500日
骨
5ml又は10mlガラスアンプル
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEyeB-20、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、耐アルコール泡、粉末、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○火災等の熱により毒性の煙霧(リン酸化物)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○火災等の熱に反応するため、火気に留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
化学名(化学式)
リン酸(H3PO4)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)32P標識リン酸 試薬
【一般的には水溶液または塩酸溶液(pH1~2程度)として流通】細胞への標識、新薬開発など(研究施設)
放射性同位元素(核種)
P-32(リン32)
色/形状/臭い
RI-10
熱分解
可燃性 なし
人体影響
非 密 封
水溶性
42℃
213℃以下で分解する
融点
色/形状/臭い
無色/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
放射性同位元素(核種)
出 典
参考文献
沸点
揮発性物理的・化学的性質
熱分解性
水反応性
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・Perkin Elmer社HP
なし
燃焼すると、有害な煙霧(リン酸化物)を生成する。
人体影響飲み込むと有害、皮膚に接触すると有害のおそれ、重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷、呼吸器へ刺激のおそれ
なし(4Pa @20℃)
水に溶ける(数値データなし)
なし
水溶性
その他
物理学的半減期
生物学的半減期
集積部位
容器の構造
β-線(0.249MeV)
-
25.3日
1500日
骨
試薬の例:1ガラスバイアル(容量0.5mL)
P-33(リン33)
・(公社)日本アイソトープ協会HP
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEyeB-20、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、耐アルコール泡、粉末、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○火災等の熱により毒性の煙霧(リン酸化物)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○火災等の熱に反応するため、火気に留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
化学名(化学式)
リン酸(H3PO4)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)33P標識リン酸 試薬
【一般的には水溶液として流通】遺伝子工学における塩基配列解析など(研究施設)
RI-11
熱分解
可燃性 なし
非 密 封
水溶性
281℃
データなし(281℃で分解)
融点
色/形状/臭い
白色/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
放射性同位元素(核種)
出 典
参考文献
沸点
揮発性物理的・化学的性質
熱分解性
水反応性
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(純正化学㈱)
なし
加熱すると分解し、有毒な煙霧(硫黄酸化物、窒素酸化物)を生じる。
人体影響 データなし
なし(1.1×10-8kPa @25℃)
水に溶ける(56.6g/L(25℃))
なし
水溶性
その他
物理学的半減期
生物学的半減期
集積部位
容器の構造
β-線(0.167MeV)
-
87.5日
2000日
全身
試薬の例:1ガラスバイアル(容量0.5mL)
S-35(硫黄35)
・国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所HP)・Perkin Elmer社HP
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEyeB-20、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○火災等の熱により毒性の煙霧(硫黄酸化物、窒素酸化物)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○火災等の熱に反応するため、火気に留意
【特記事項】 ○水溶液の場合は毒物(2-メルカプトエタノール)が添加されていることがあるので、その毒性に留意
化学名(化学式)
メチオニン(C5H11NO2S)
主な製品名 主な用途(主な使用施設) 35S標識アミノ酸 L-メチオニン試薬【一般的には水溶液として流通】
遺伝子工学における塩基配列解析など(研究施設)
RI-12
水反応 水反応 人体影響
非 密 封
水溶性
出 典
参考文献
沸点
揮発性物理的・化学的性質
熱分解性
水反応性
人体影響
水溶性
可燃性
飲み込むと有害、重篤な眼の損傷、呼吸器への刺激のおそれ
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・Perkin Elmer社HP
・(公社)日本アイソトープ協会HP
772℃
>1600℃
その他 なし
融点
なし
なし(0)
水に溶ける(745g/L @20℃)水中で激しく溶解し、多量の熱を放出する
なし
なし(不燃性)
無色/固体/無臭【水溶液:無色(微濁)/液体/データなし】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
集積部位
容器の構造
β-線(0.257MeV)
-
162.7日
∞
骨
試薬の例:1ガラスバイアル(容量0.5mL)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEyeB-20、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
化学名(化学式)
塩化カルシウム(CaCl2)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
放射性液体塩化カルシウム その他【一般的には水溶液として流通】
実験用試薬など(研究施設)
放射性同位元素(核種)
Ca-45(カルシウム45)
色/形状/臭い
RI-13
γ線(0.320 MeV)
0.00547
27.7日
1000日
骨、全身
5ml又は10mlガラスアンプル
人体影響
非 密 封
水溶性
【使用する測定機器】 ○空間線量率:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
実験用試薬など(研究施設)
放射性同位元素(核種)
Cr-51(クロム51)
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
色/形状/臭い
紫色/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
化学名(化学式)
三塩化クロム(CrCl3)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
クロム54標準溶液【一般的には塩酸水溶液(pH0~1)として流通】
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
可燃性 なし(不燃性)
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
データなし
水に溶けやすい(59g/100ml @20℃)
揮発性
水溶性
集積部位
容器の構造
・(公社)日本アイソトープ協会HP出 典
参考文献
物理的・化学的性質
熱分解性 なし
水反応性 なし
沸点
融点 1150℃
1300℃で分解
その他 なし
人体影響吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれアレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省)・SDS(昭和化学㈱)
RI-14
熱分解
容器の構造
γ線(0.835MeV)
0.13
312日
40日
骨、肝、脳
5ml又は10mlガラスアンプル
人体影響
非 密 封
水溶性
放射性同位元素(核種)
Mn-54(マンガン54)
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、二酸化炭素○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○火災等の熱により毒性のガス(塩素)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○火災等の熱に反応するため、火気に留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
色/形状/臭い
淡紅色/固体/データなし【水溶液:無色/液体/僅かに刺激臭】
化学名(化学式)
塩化マンガン(MnCl2)
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
マンガン54標準溶液、非密封核医学用試薬【一般的には塩酸溶液(pH0~1程度)として流通】
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量率:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
可燃性 なし(不燃性)
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
物理学的半減期
生物学的半減期
データなし
水に溶ける(63.5% @0℃、123.8% @100℃)
揮発性
水溶性
集積部位
細胞への標識など。マンガンが脳腫瘍に特異的に蓄積(研究施設)
出 典
参考文献
物理的・化学的性質 熱分解性 強熱すると塩素を放出して分解する。
水反応性 なし
沸点
融点 650℃
1190℃
その他 なし
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(昭和化学㈱)・(公社)日本アイソトープ協会HP
人体影響飲み込むと有害呼吸器の障害
RI-15
水反応 熱分解
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
三塩化鉄(FeCl3) Fe-55(鉄55) 黒~茶色/固体/無臭【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
放射性三塩化鉄水溶液【一般的には塩酸溶液(pH0~1程度)として流通
トレーサー利用等(非密封RI使用施設、研究施設等)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:X線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:X線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○水と化学反応するため、原則注水は避けることに留意 ○火災等の熱により毒性のガス(塩素など)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○水と化学反応するため、水的除染は原則実施せず、乾的除染を基本とすることに留意 ※やむを得ず水的除染を実施する場合は、物質の暴露部分に十分留意 ○火災等の熱に反応するため、火気に留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
X線(0.00586MeV,0.00645MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
-
物理学的半減期 2.7年
生物学的半減期 2000日
集積部位 骨髄
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 200℃以上に加熱すると分解し、有毒で腐食性の気体(塩素など)を生じる。
人体影響飲み込むと有害、重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷、全身毒性への障害のおそれ、呼吸器への刺激のおそれ
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 水と接触すると分解し、塩化水素を生じる。水溶液は中程度の強さの酸である。
沸点 データなし
水に溶ける(92g/100ml @20℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 なし(<0.1kPa @20℃)
水溶性
5ml又は10mlガラスアンプル
融点 303℃
RI-16
水反応 熱分解
密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
三塩化鉄(FeCl3 ) Fe-55(鉄55) 黒~茶色/固体/無臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
放射性三塩化鉄石油硫黄計、蛍光X線分析装置の線源(石油、石炭製品、
化学、鉄鋼、電気、ガス、非鉄金属、教育・研究機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:X線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:X線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○水と化学反応するため、原則注水は避けることに留意 ○火災等の熱により毒性のガス(塩素など)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○水と化学反応するため、水的除染は原則実施せず、乾的除染を基本とすることに留意 ※やむを得ず水的除染を実施する場合は、物質の暴露部分に十分留意 ○火災等の熱に反応するため、火気に留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
X線(0.00586MeV,0.00645MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
-
物理学的半減期 2.7年
生物学的半減期 2000日
集積部位 骨髄
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)
・放射線安全管理の実際 第3版(公社)日本アイソトープ協会・Eckert & Ziegler社カタログ
熱分解性 200℃以上に加熱すると分解し、有毒で腐食性の気体(塩素など)を生じる。
人体影響飲み込むと有害、重篤な皮膚の薬傷、重篤な眼の損傷、全身毒性への障害のおそれ、呼吸器への刺激のおそれ
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 水と接触すると分解し、塩化水素を生じる。水溶液は中程度の強さの酸である。
水溶性 水に溶ける(92g/100ml @20℃)
可燃性 なし(不燃性)
沸点 データなし
揮発性 なし(<0.1kPa @20℃)
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 303℃
RI-17
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化コバルト(CoCl2) Co-57(コバルト57) 淡青色(空気・湿気暴露でピンク)/固体/弱刺激臭
【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
コバルト57標準溶液【一般的には塩酸溶液(pH1程度)として流通】
実験用試薬など(研究施設)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.122MeV,0.136MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0226
物理学的半減期 271.7日
生物学的半減期 800日
集積部位 肝臓、脾臓、下部消化器
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響飲み込むと有害、吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれ、アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ、血液・呼吸器・神経系の障害
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 1049℃
水に溶ける(56.2g/100g @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 なし(10kPa @818℃)
水溶性
5ml又は10mlガラスアンプル
融点 737℃
RI-18
密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化コバルト(CoCl2) Co-57(コバルト57) 淡青色(空気・湿気暴露でピンク)/固体/弱刺激臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 コバルト57放射能標準γ線源
校正用線源
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.122MeV,0.136MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0226
物理学的半減期 271.7日
生物学的半減期 800日
集積部位 肝臓、脾臓、下部消化器
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・Eckert & Ziegler社カタログ
・放射線安全管理の実際 第3版(公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
人体影響飲み込むと有害、吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれ、アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ、血液・呼吸器・神経系の障害
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
水溶性 水に溶ける(56.2g/100g @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
沸点 1049℃
揮発性 なし(10kPa @818℃)
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 737℃
RI-19
水反応 熱分解
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
三塩化鉄(FeCl3) Fe-59(鉄59) 黒~茶色/固体/無臭【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
鉄59標準溶液【一般的には塩酸溶液(pH0~1)として流通】
実験用試薬など(研究施設)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEye B-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○水と化学反応するため、原則注水は避けることに留意 ○火災等の熱により毒性のガス(塩素など)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○水と化学反応するため、水的除染は原則実施せず、乾的除染を基本とすることに留意 ※やむを得ず水的除染を実施する場合は、物質の暴露部分に十分留意 ○火災等の熱に反応するため、火気に留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.274MeV,0.466MeV 他)γ線(1.099MeV,1.292MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.171
物理学的半減期 44.5日
生物学的半減期 2000日
集積部位 骨髄
容器の構造試薬の例:1ガラスバイアル(容量0.5mL)
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
物理的・化学的性質
水反応性 水と接触すると分解し、塩化水素を生じる。水溶液は中程度の強さの酸である。
沸点 データなし
揮発性 なし(<0.1kPa @20℃)
水溶性 水に溶ける(92g/100ml @20℃)
可燃性
・Perkin Elmer社HP
熱分解性 200℃以上に加熱すると分解し、有毒で腐食性の気体(塩素など)を生じる。
なし(不燃性)
人体影響飲み込むと有害、重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷、全身毒性への障害のおそれ、呼吸器への刺激のおそれ
その他 なし
303℃融点
RI-20
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化コバルト(CoCl2) Co-60(コバルト60) 淡青色(空気・湿気暴露でピンク)/固体/弱刺激臭
【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
コバルト60標準溶液【一般的には塩酸溶液(pH1程度)として流通】
実験用試薬など(研究施設)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEye G-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.318MeV,1.491MeV)γ線(1.173MeV,1.332MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.354
物理学的半減期 5.3年
生物学的半減期 800日
集積部位 肝臓、脾臓、下部消化器
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響飲み込むと有害、吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれ、アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ、血液・呼吸器・神経系の障害
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 1049℃
水に溶ける(56.2g/100g @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 なし(10kPa @818℃)
水溶性
5ml又は10mlガラスアンプル
融点 737℃
RI-21
密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化コバルト(CoCl2) Co-60(コバルト60) 淡青色(空気・湿気暴露でピンク)/固体/弱刺激臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 コバルト60ガンマ線の照射(照射滅菌施設、医療機関)レベル計(製造業)、校正用、照射実験用
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
水反応性 データなし
集積部位 肝臓、脾臓、下部消化器
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
1049℃
揮発性 なし(10kPa @818℃)
可燃性 なし(不燃性)
β-線(0.318MeV,1.491MeV)γ線(1.173MeV,1.332MeV)
水溶性 水に溶ける(56.2g/100g @25℃)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.354
物理学的半減期 5.3年
生物学的半減期 800日
出 典
参考文献
熱分解性 なし
人体影響飲み込むと有害、吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれ、アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ、血液・呼吸器・神経系の障害
その他 なし
物理的・化学的性質
融点 737℃
沸点
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
RI-22
密 封
人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
コバルト(単体)(Co) Co-60(コバルト60) 灰白色/固体/無臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 コバルト60ガンマ線の照射(照射滅菌施設、医療機関)
レベル計(製造業)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:粉末(炭酸水素塩類等)、乾燥砂、ソーダ灰、石灰 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
水反応性 なし
集積部位 肝臓、脾臓、下部消化器
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
沸点 2870℃
揮発性
可燃性 なし
β-線(0.318MeV,1.491MeV)γ線(1.173MeV,1.332MeV 他)
水溶性 水に溶けない
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.354
物理学的半減期 5.3年
生物学的半減期 800日
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)
・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会・放射線利用技術データベース (一財)放射線利用振興協会
熱分解性 なし
人体影響吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれ、アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ、呼吸器・神経系・腎臓・肝臓・心臓の障害、呼吸器への刺激のおそれ
その他 なし
物理的・化学的性質
融点 1493℃
データなし
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
RI-23
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化ニッケル(NiCl2) Ni-63(ニッケル63) データなし/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ニッケル63水溶液【一般的には塩酸溶液(pH1程度)として流通】
データなし
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEyeB-20、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー) β-線(0.0669MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
-
物理学的半減期 100.1年
生物学的半減期 1200日
集積部位 全身
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・第一クラリティ㈱提供資料
・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響飲み込むと有害、皮膚刺激、吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれ、アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ、神経系の障害のおそれ
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
水溶性 水に溶ける(67.5g/100g @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
沸点 973℃
揮発性 なし(133Pa @671℃)
容器の構造 データなし
融点 1031℃
RI-24
密 封
人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
ニッケル(単体)(Ni) Ni-63(ニッケル63) データなし/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガスクロマトグラフ用ベータ線源 Ni-63ガスクロマトグラフ用線源
(教育・研究機関、化学、計測サービス、食品)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RadEyeB-20、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー) β-線(0.0669MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
-
物理学的半減期 100.1年
生物学的半減期 1200日
集積部位 全身
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
人体影響吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれ、アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ、呼吸器・腎臓の障害
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 2730℃
水に溶けない
可燃性 なし
揮発性 なし(133Pa @1,810℃)
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 1453℃
RI-25
水反応 熱分解
非 密 封
水溶性 劇 物
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化亜鉛(ZnCl2) Zn-65(亜鉛65) 白色/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
亜鉛65標準溶液【一般的には塩酸溶液(pH0~1)として流通】
分子イメージング(研究機関、大学)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、耐アルコール泡、粉末、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○水と化学反応するため、原則注水は避けることに留意 ○劇物のため、防護装備の選定を考慮 ○劇物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○水と化学反応するため、水的除染は原則実施せず、乾的除染を基本とすることに留意 ※やむを得ず水的除染を実施する場合は、物質の暴露部分に十分留意 ○劇物のため、暴露に留意 ○劇物のため、被ばく・汚染リスクに加え劇物としての性質も考慮した除染が必要であることに留意【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β+線(0.329MeV)γ線(0.511MeV,1.116MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0849
物理学的半減期 244.1日
生物学的半減期 400日
集積部位 肝臓、骨
容器の構造 5ml又は10mlガラスアンプル
融点 290℃
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
・国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所)
熱分解性 加熱すると分解し、有毒なヒューム(塩化水素、塩化亜鉛)を生じる。
【毒物及び劇物取締法】劇物(指定令第2条第1号 無機亜鉛塩類) 飲み込むと有害、皮膚に接触すると生命に危険、吸入すると生命に危険、重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷、呼吸系・肝臓・膵臓の障害
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 水と反応してオキシ塩化亜鉛となる。
水溶性
沸点 732℃
揮発性 なし(<133Pa @428℃)
人体影響
水に溶ける(432g/100 mL @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
劇 物
RI-26
非 密 封
水溶性
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
クエン酸ガリウム(C6H8O7Ga) Ga-67(ガリウム67)データなし/データなし/データなし
【水溶液:無色~淡赤色澄明/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
クエン酸ガリウム67Ga注射液【一般的には水溶液として流通】
【放射性医薬品】腫瘍、炎症診断用(病院)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意 【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.933MeV,0.3MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0268
物理学的半減期 3.3日
生物学的半減期 50日
集積部位 肝臓、脾臓、骨
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・医薬品IF(日本メジフィジックス㈱)・富士フイルムRIファーマ㈱HP
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
水に溶ける(数値データなし)
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
ガラス製シリンジ型バイアル、ガラス製バイアル(鉛容器による遮蔽)
融点 データなし
RI-27
水反応
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
四塩化ゲルマニウム(GeCl4) Ge-68(ゲルマニウム68) 無色/液体/酸性臭【水溶液:無色/液体/酸性臭】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガリウム-68ジェネレーター【一般的には塩酸溶液(pH0~1)として流通】
PET診断用のGa-68(ガリウム68)注射液の生成。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEye B-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、粉末、泡、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○可燃性のため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○水と化学反応するため、原則注水は避けることに留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○可燃性のため、火気に留意 ○水と化学反応するため、水的除染は原則実施せず、乾的除染を基本とすることに留意 ※やむを得ず水的除染を実施する場合は、物質の暴露部分に十分留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β+線(0.822MeV,1.899MeV)γ線(1.077MeV 他) ←↑Ga-68由来
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.158 ←Ga-68の寄与を含む
物理学的半減期 271日
生物学的半減期 1日
集積部位 全身
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(純正化学㈱)・(公社)神戸海難防止研究会HP
・Eckert & Ziegler社HP・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響 目、気管支、皮膚に火傷。催涙。呼吸器官の火傷
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 水または湿気により加水分解されて、塩酸(塩化水素)を生じる。
水溶性 水と反応する
可燃性 なし
沸点 82-84℃
揮発性 あり(10.1kPa @20℃)
容器の構造 ジェネレーター内部に収納
融点 -49.5℃
RI-28
水反応
密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
四塩化ゲルマニウム(GeCl4) Ge-68(ゲルマニウム68) 無色/液体/酸性臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
核医学撮像装置吸収補正用ゲルマニウム68線源 核医学撮像装置の吸収補正用、校正用(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:X線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:X線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、粉末、泡、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○可燃性のため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○水と化学反応するため、原則注水は避けることに留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○可燃性のため、火気に留意 ○水と化学反応するため、水的除染は原則実施せず、乾的除染を基本とすることに留意 ※やむを得ず水的除染を実施する場合は、物質の暴露部分に十分留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β+線(0.822MeV,1.899MeV)γ線(1.077MeV 他) ←↑Ga-68由来
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.158 ←Ga-68の寄与を含む
物理学的半減期 271日
生物学的半減期 1日
集積部位 全身
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(純正化学㈱)・(公社)神戸海難防止研究会HP
物理的・化学的性質
水反応性 水または湿気により加水分解されて、塩酸(塩化水素)を生じる。
沸点 82-84℃
揮発性 あり(10.1kPa @20℃)
水溶性 水と反応する
可燃性
・放射線安全管理の実際 第3版(公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
なし
人体影響 目、気管支、皮膚に火傷。催涙。呼吸器官の火傷
その他 なし
-49.5℃融点
RI-29
水反応
非 密 封
水溶性 毒 物
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化セレン(SeCl4) Se-75(セレン75) 白色~淡黄色/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
セレン75標準溶液【一般的には塩酸溶液(pH1程度)として流通】
実験用試薬など(研究施設)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○水と化学反応するため、原則注水は避けることに留意 ○毒物のため、防護装備の選定を考慮 ○毒物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○水と化学反応するため、水的除染は原則実施せず、乾的除染を基本とすることに留意 ※やむを得ず水的除染を実施する場合は、物質の暴露部分に十分留意 ○毒物のため、暴露に留意 ○毒物のため、被ばく・汚染リスクに加え毒性も考慮した除染が必要であることに留意【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.136MeV,0.265MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0667
物理学的半減期 119.8日
生物学的半減期 150日
集積部位 肝臓、腎臓、脾臓及び膵臓
容器の構造 5ml又は10mlガラスアンプル
融点 308℃(封管中)(196℃で昇華)
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(昭和化学㈱)・第一クラリティ㈱提供資料
・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
【毒物及び劇物取締法】毒物(指定令第1条第18号 セレン化合物) 吸入、あるいは経口摂取した場合、極めて有害である。このものには強い腐食性があり、吸入した場合、発熱、頭痛、気管支炎を起こし、はなはだしい場合は肺水腫を起こすことがある。また、皮膚に接触するとその部位から浸透し、痛みを与え、黄色に変化する。眼に入った場合、粘膜を刺激し、角膜などに障害を与える。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 水で亜セレン酸と塩酸に加水分解される。
水溶性
沸点 データなし
揮発性 データなし
人体影響
亜セレン酸と塩酸は、いずれも水に溶ける。
可燃性 なし(不燃性)
毒 物
RI-30
熱分解
密 封
水溶性 毒 物
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
セレン酸ナトリウム(Na2SeO4) Se-75(セレン75) 白色/固体/無臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 セレン75非破壊検査装置の線源(非破壊検査サービス、機械、鉄
鋼)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、粉末、泡、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○火災等の熱により毒性の煙霧・ガス(酸化セレン)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○毒物のため、防護装備の選定を考慮 ○毒物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○火災等の熱に反応するため、火気に留意 ○毒物のため、暴露に留意 ○毒物のため、被ばく・汚染リスクに加え毒性も考慮した除染が必要であることに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.136MeV,0.265MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0667
物理学的半減期 119.8日
生物学的半減期 150日
集積部位 肝臓、腎臓、脾臓及び膵臓
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 データなし
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・SDS(昭和化学㈱)・Eckert & Ziegler社カタログ
・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 火災等で熱分解すると、有害な酸化セレンのガス、煙霧を発生する。
【毒物及び劇物取締法】毒物(指定令第1条第18号 セレン化合物) 目に入ると、刺激感、痛み、充血、炎症、薬傷の危険性がある。吸入又は飲み込んだ場合、嘔吐、腹痛、下痢、発熱、気管支炎、肺水腫、胃けいれんなどの重大な症状が現れ、死に至ることがある。また、肝臓、腎臓障害を含めてヒトの全身に悪影響がでる恐れがある。ひ素に似た作用がある。皮膚についた場合、皮膚から吸収され、疼痛が現れることがある。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
水溶性
沸点 データなし
揮発性 データなし
人体影響
水に溶けやすい(45g/100mL @20℃)
可燃性 なし(不燃性)
毒 物
RI-31
その他
非 密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
アルゴン、クリプトン混合ガス(Ar、Kr) Kr-85(クリプトン85) 無色/気体/無臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
蛍光灯グローランプ 蛍光灯グローランプ(点灯管)の封入ガス
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
【特記事項】 ○空気中の濃度が高いと窒息のおそれがあることに留意 ○加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こることに留意 ○このガスは空気より重いので、閉所や地表面に滞留するおそれがあることに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.687MeV 他)γ線(0.514MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.000373
物理学的半減期 10.8年
生物学的半減期 データなし
集積部位 データなし
容器の構造 ボンベに封入
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・国際化学物質安全性カード (国立医薬品食品衛生研究所HP)
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 -157℃
揮発性 常温で気体(数値データなし)
水溶性 水に溶けない
可燃性
・(公社)日本アイソトープ協会提供資料・原子力百科事典ATOMICA (一財)高度情報科学技術研究機構
熱分解性 なし
なし(不燃性)
人体影響 なし
その他空気中の濃度が高いと酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる
-153℃融点
RI-32
その他
密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
クリプトン(Kr) Kr-85(クリプトン85) 無色/気体/無臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
厚さ計ベータ線源 クリプトン85厚さ計の線源(鉄鋼、化学、パルプ、紙、繊維、非鉄金
属)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
【特記事項】 ○空気中の濃度が高いと窒息のおそれがあることに留意 ○加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こることに留意 ○このガスは空気より重いので、閉所や地表面に滞留するおそれがあることに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.687MeV 他)γ線(0.514MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.000373
物理学的半減期 10.8年
生物学的半減期 データなし
集積部位 データなし
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRP pub.29)・国際化学物質安全性カード (国立医薬品食品衛生研究所HP)
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 -157℃
揮発性 常温で気体(数値データなし)
水溶性 水に溶けない
可燃性
・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会・(一社)日本電気計測器工業会HP
熱分解性 なし
なし(不燃性)
人体影響 なし
その他空気中の濃度が高いと酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こる
-153℃融点
RI-33
非 密 封
水溶性
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化ストロンチウム(SrCl2) Sr-85(ストロンチウム85) 無色/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ストロンチウム85標準溶液【一般的には塩酸溶液(pH0~1程度)として流通】
トレーサー利用(研究施設)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.514MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0924
物理学的半減期 64.9日
生物学的半減期 ∞
集積部位 骨
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響 データなし
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 1250℃
水に溶ける(54.7g/100g @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 データなし
水溶性
5ml又は10mlガラスアンプル
融点 874℃
RI-34
非 密 封
水溶性
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化ルビジウム(RbCl) Rb-86(ルビジウム86) 白色/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な用途(主な使用施設)
標識化合物ルビジウム86【一般的には水溶液として流通】
トレーサー利用(研究施設)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
物理学的半減期 18.6日
生物学的半減期 44日
主な製品名
集積部位 骨
容器の構造
物理的・化学的性質
融点 715℃
沸点 1390℃
揮発性 データなし
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.697MeV,1.774MeV)γ線(1.077MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0137
ガラス製バイアル
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)・perkin Elmer社HP
・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響 データなし
その他 なし
水溶性 水に溶ける(770g/L @0℃)
可燃性 なし(不燃性)
水反応性 データなし
バイアル瓶 鉛容器
RI-35
非 密 封
水溶性
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化ストロンチウム(SrCl2) Sr-89(ストロンチウム89) 無色/固体/データなし【水溶液:無色澄明/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
塩化ストロンチウム(89Sr)注射液【一般的には水溶液又は塩酸溶液(pH1程度)として流通】
【放射性医薬品】骨転移疼痛緩和剤(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(1.495MeV)γ線(0.909MeV)←Y-89m由来
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0000133←Y-89mの寄与を含む
物理学的半減期 50.5日
生物学的半減期 ∞
集積部位 骨
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)
・医薬品IF(日本メジフィジックス㈱)・日本メジフィジックス㈱HP・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響 データなし
その他 データなし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
水溶性 水に溶ける(54.7g/100g @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
沸点 1250℃
揮発性 データなし
容器の構造 ガラス製バイアル
融点 874℃
RI-36
密 封
水溶性
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化ストロンチウム(SrCl2) Sr-90(ストロンチウム90) 無色/固体/データなし
沸点 1250℃
揮発性 データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
二線源法用Sr-90線源GM計数管の分解時間測定(研究機関等)診療(医療機関)厚さ計線源(鉄鋼、化学、パルプ、紙、繊維、非鉄金属)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
水溶性 水に溶ける(54.7g/100g @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー) β-線(0.546MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
-
物理学的半減期 28.8年
生物学的半減期 ∞
集積部位 骨
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 874℃
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)
・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会・(一社)日本電気計測器工業会HP
熱分解性 なし
人体影響 データなし
その他 データなし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
RI-37
熱分解
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化イットリウム(YCl3) Y-90(イットリウム90) 白色/固体/データなし【水溶液:無色澄明/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
塩化イットリウム(90Y)溶液【一般的には水溶液または塩酸溶液(pH1~2)として流通】
【放射性医薬品】RI標識抗体療法(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○火災等の熱により毒性の煙霧・ガス(塩素)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー) β-線(2.28MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
-
物理学的半減期 64時間
生物学的半減期 ∞
集積部位 骨、肝臓
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)
・医薬品IF(富士フイルムRIファーマ㈱)・富士フイルムRIファーマ㈱HP・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 熱分解で塩素ガスを発生する。
人体影響吸入した場合、肺と気道上部を刺激する。皮膚からの吸収は有害である。眼に入った場合、粘膜を刺激する。飲み込んだ場合、有害である。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
水溶性 水に溶ける(数値データなし)
可燃性 なし(不燃性)
沸点 データなし
揮発性 データなし
容器の構造 ガラス製バイアル
融点 データなし
RI-38
熱分解
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭いモリブデン酸ナトリウム(Na2MoO4)
過テクネチウム酸ナトリウム(NaTcO4)Mo-99(モリブデン99)
Tc-99m(テクネチウム99m)溶出液:無色澄明/液体/データなし
主な用途(主な使用施設)
過テクネチウム酸ナトリウム注射液ジェネレータ(モリブデンジェネレータ)
【放射性医薬品】※Mo-99が放射線を放出してTc-99mに変わることを利用しテクネチウム99m注射液を製造する装置
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量率:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○火災等の熱により毒性の煙霧(酸化ナトリウムなど)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
Mo-99:65.9時間Tc-99m:6.0時間
生物学的半減期Mo-99:50日Tc-99m:22日
集積部位
主な製品名
Mo-99:肝臓、骨Tc-99m:主として甲状腺
容器の構造 鉛及からなる遮蔽容器
物理的・化学的性質
融点 データなし
沸点 データなし
揮発性 データなし
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
Mo-99: β-線(1.215MeV他) γ線(0.740MeV他)
Tc-99m:β-線(0.436MeV他) γ線(0.141MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
Mo-99:0.0457←Tc-99mの寄与を含む
Tc-99m:0.0236
物理学的半減期
可燃性
水反応性
水に溶ける ・モリブデン酸ナトリウム 84g/100ml @100℃ ・過テクネチウム酸ナトリウム 数値データなし
データなし
データなし
水溶性
出 典
参考文献
熱分解性(モリブデン酸ナトリウム) 加熱すると分解し、有毒な煙霧(酸化ナトリウムなど)を生じる。
人体影響(モリブデン酸ナトリウム) 吸入:咳・咽頭痛、皮膚:発赤、眼:発赤、経口摂取:腹痛・吐き気・嘔吐・下痢
その他 なし
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・医薬品IF(富士フイルムRIファーマ㈱)・富士フイルムRIファーマ㈱HP
・国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所)
RI-39
非 密 封
水溶性
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
過テクネチウム酸ナトリウム(NaTcO4) Tc-99m(テクネチウム99m) データなし/データなし/データなし【水溶液:無色澄明/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液【一般的には水溶液として流通】
放射性医薬品(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.347MeV,0.436MeV)γ線(0.141MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0236
物理学的半減期 6.0時間
生物学的半減期 22日
集積部位 甲状腺、胃、肝臓
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・医薬品IF(富士フイルムRIファーマ㈱)・富士フイルムRIファーマ㈱HP
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
水に溶ける(数値データなし)
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
無色透明のガラス製バイアル、放射線遮へい用鉛容器
融点 データなし
RI-40
非 密 封
水溶性 劇 物
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化カドミウム(CdCl2) Cd-109(カドミウム109) データなし/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
カドミウム109標準溶液【一般的には塩酸溶液(pH1程度)として流通】
実験用試薬など(研究施設)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○劇物のため、防護装備の選定を考慮 ○劇物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○劇物のため、暴露に留意 ○劇物のため、被ばく・汚染リスクに加え劇物としての性質も考慮した除染が必要であることに留意
【特記事項】 ○塩酸溶液の場合は、塩酸(塩化水素)の性質に留意すること。 ・加熱されると有毒な塩化水素ガスを発生する ・強酸である。腐食性が強く各種の金属を侵し、可燃性の水素ガスを発生する
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.088MeV)←Ag-109m由来
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0297←Ag-109mの寄与を含む
物理学的半減期 461.4日
生物学的半減期 47年
集積部位 腎臓、肝臓
容器の構造 5ml又は10mlガラスアンプル
融点 568℃
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
【毒物及び劇物取締法】劇物(指定令第2条第22号 カドミウム化合物) 飲み込むと有毒、呼吸器・肝臓・消化器系の障害
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 960℃
水に溶ける(140g/lOOmL @20℃)
揮発性 なし(1.3kPa @656℃)
水溶性
人体影響
可燃性 なし(不燃性)
劇 物
RI-41
密 封
水溶性 劇 物
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化カドミウム(CdCl2) Cd-109(カドミウム109) データなし/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
放射性塩化カドミウム蛍光X線分析装置の線源(鉄鋼、非鉄金属、教育・研究
機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○劇物のため、防護装備の選定を考慮 ○劇物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○劇物のため、暴露に留意 ○劇物のため、被ばく・汚染リスクに加え劇物としての性質も考慮した除染が必要であることに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.088MeV)←Ag-109m由来
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0297←Ag-109mの寄与を含む
物理学的半減期 461.4日
生物学的半減期 47年
集積部位 腎臓、肝臓
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 568℃
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
【毒物及び劇物取締法】劇物(指定令第2条第22号 カドミウム化合物) 飲み込むと有毒、呼吸器・肝臓・消化器系の障害
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
水溶性
沸点 960℃
揮発性 なし(1.3kPa @656℃)
人体影響
水に溶ける(140g/lOOmL @20℃)
可燃性 なし(不燃性)
単位:mm(ミリメート
校正用線源の例
劇 物
RI-42
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化インジウム(InCl3) In-111(インジウム111) 帯黄色または白色/固体/データなし【水溶液:無色澄明/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
塩化インジウム(111In)注射液【一般的には水溶液として流通】
【放射性医薬品】骨髄シンチグラムによる造血骨髄の診断(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等、 NaIシンチレーション式(TCS-161、TSC-171等) ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.171MeV,0.245MeV←Cd-111m由来 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0896←Cd-111mの寄与を含む
物理学的半減期 2.8日
生物学的半減期 ∞
集積部位 赤色骨髄、腎臓、肝臓、脾臓
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)
・医薬品IF(日本メジフィジックス㈱)・日本メジフィジックス㈱HP
熱分解性 なし
人体影響 臓器の障害(肺)
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
水溶性 水に溶ける(212g/100mL @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
沸点 600℃
揮発性 データなし
容器の構造無色透明のガラス製バイアル、放射線遮へい用鉛容器
融点 586℃(昇華点:500℃)
RI-43
非 密 封
水溶性
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
インジウムDTPA(Na2InC14H18N3O10) In-111(インジウム111) データなし/固体/データなし【水溶液:無色澄明/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
インジウムDTPA注射液【放射性医薬品】脳脊髄液腔シンチグラムによる脳脊髄
液腔病変の診断(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.171MeV,0.245MeV←Cd-111m由来 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0896←Cd-111mの寄与を含む
物理学的半減期 2.8日
生物学的半減期 ∞
集積部位 赤色骨髄、腎臓、肝臓、脾臓
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・医薬品IF(日本メジフィジックス㈱)・日本メジフィジックス㈱HP
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 データなし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
水に溶ける(数値データなし)
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
無色透明のガラス製バイアル、放射線遮へい用鉛容器
融点 データなし
RI-44
密 封
人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
三酸化すずカルシウム(CaSnO3) Sn-119m(すず119m) 白/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
放射性三酸化すずカルシウム メスバウアー分光(研究施設)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、耐アルコール泡、粉末、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.0239MeV,0.0253MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0154
物理学的半減期 293.1日
生物学的半減期 400日
集積部位 骨
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(Pfaltz&Bauer社)・RITVERC社HP
熱分解性 なし
人体影響飲み込むと有害、皮膚に接触すると刺激、吸入すると有害、呼吸器に刺激のおそれ、眼に刺激
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
データなし
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 データなし
RI-45
非 密 封
水溶性
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い塩酸N-イソプロピル-4-ヨードアンフェ
タミン(C12H18NI・HCl) I-123(ヨウ素123) データなし/固体/データなし【水溶液:無色澄明/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
塩酸N-イソプロピル-4-ヨードアンフェタミン(123I)注射液【一般的には水溶液として流通】
【放射性医薬品】局所脳血流シンチグラフィ等(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.159MeV,0.529MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0467
物理学的半減期 13.2時間
生物学的半減期 120日
集積部位 甲状腺
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・医薬品IF(日本メジフィジックス㈱)・日本メジフィジックス㈱HP
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
水に溶ける(数値データなし)
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
ガラス製シリンジ型バイアル、放射線遮へい用鉛容器
融点 データなし
RI-46
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
ヨウ化ナトリウム(NaI) I-123(ヨウ素123) 白色/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ヨウ化ナトリウム(123I)カプセル【放射性医薬品】甲状腺シンチグラフィによる甲状腺疾患の診断等(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.159MeV,0.529MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0467
物理学的半減期 13.2時間
生物学的半減期 120日
集積部位 甲状腺
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所)・医薬品IF(日本メジフィジックス㈱)
熱分解性 なし
人体影響眼、皮膚、気道を刺激する。全身感作の症状として気道閉塞、さまざまな皮膚反応、場合によってはアナフィラキシーショックがあげられる。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 660℃
水に溶ける(184g/100ml @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 データなし
水溶性
無色透明のガラス瓶
融点 1304℃
RI-47
非 密 封
水溶性
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
3-ヨ-ドベンジルグアニジン(C8H10123IN3) I-123(ヨウ素123) データなし/固体/データなし
【水溶性:無色澄明/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
3-ヨードベンジルグアニジン(123I)注射液【一般的には水溶液として流通】
【放射性医薬品】心シンチグラフィによる心臓疾患の診断等(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.159MeV,0.529MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0467
物理学的半減期 13.2時間
生物学的半減期 120日
集積部位 甲状腺
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・医薬品IF(富士フイルムRIファーマ㈱)・富士フイルムRIファーマ㈱HP
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
水に溶ける(数値データなし)
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
ガラス製シリンジ型バイアル、放射線遮へい用鉛容器
融点 データなし
RI-48
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
ヨウ化ナトリウム(NaI) I-125(ヨウ素125) 無色~白色/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ヨウ素125標準溶液【一般的には水溶液として流通】
オートラジオグラフィ(研究施設)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.0355MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0361
物理学的半減期 59.4日
生物学的半減期 120日
集積部位 甲状腺
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響眼、皮膚、気道を刺激する。全身感作の症状として気道閉塞、さまざまな皮膚反応、場合によってはアナフィラキシーショックがあげられる。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 660℃
水に溶ける(184g/100ml @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 データなし
水溶性
5ml又は10mlガラスアンプル
融点 1304℃
RI-49
密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
ヨウ化ナトリウム(NaI) I-125(ヨウ素125) 無色~白色/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
小線源治療用ガンマ線源 ヨウ素125 治療用密封小線源 永久挿入用(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.0355MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0361
物理学的半減期 59.4日
生物学的半減期 120日
集積部位 甲状腺
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生研究所)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
人体影響眼、皮膚、気道を刺激する。全身感作の症状として気道閉塞、さまざまな皮膚反応、場合によってはアナフィラキシーショックがあげられる。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 660℃
水に溶ける(184g/100ml @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 1304℃
RI-50
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
ヨウ化ナトリウム(NaI) I-131(ヨウ素131) 白色/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
内用療法用γ線源 ヨウ素131(ラジオカップ) 【放射性医薬品】放射性ヨード内用療法(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.248MeV,0.606MeV他)γ線(0.0802MeV,0.365MeV,0.723MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.066
物理学的半減期 8日
生物学的半減期 120日
集積部位 甲状腺
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・国際化学物質安全性カード (国立医薬品食品衛生研究所)
・医薬品IF(富士フイルムRIファーマ㈱)・富士フイルムRIファーマ㈱HP
熱分解性 なし
人体影響眼、皮膚、気道を刺激する。全身感作の症状として気道閉塞、さまざまな皮膚反応、場合によってはアナフィラキシーショックがあげられる。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
水溶性 水に溶ける(184g/100ml @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
沸点 660℃
揮発性 データなし
容器の構造 透明ガラス製容器
融点 1304℃
RI-51
密 封
水溶性 劇 物
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化バリウム(BaCl2) Ba-133(バリウム133) 無色/固体/無臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 バリウム133 校正用標準ガンマ線源(研究機関等の照射室)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○劇物のため、防護装備の選定を考慮 ○劇物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○劇物のため、暴露に留意 ○劇物のため、被ばく・汚染リスクに加え劇物としての性質も考慮した除染が必要であることに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.081MeV,0.356MeV, 0.384MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0902
物理学的半減期 10.5日
生物学的半減期 ∞
集積部位 全身
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 962℃
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
【消防法】第9条の3 消防活動阻害物質(劇物)【毒物及び劇物取締法】劇物(指定令第2条第79号 バリウム化合物) 飲み込むと有毒、皮膚刺激、筋肉・心血管系の障害、神経系の障害のおそれ、眠気及びめまいのおそれ、呼吸器への刺激のおそれ
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 1560℃
水に溶ける(37g/100g @25℃)
揮発性 なし(0Pa)
水溶性
人体影響
可燃性 なし(不燃性)
単位:mm(ミリメート
校正用線源の例
劇 物
RI-52
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化セシウム(CsCl) Cs-134(セシウム134) 白色/固体/無臭【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
セシウム134標準溶液【一般的には塩酸溶液(pH1程度)として流通】
トレーサー実験
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.0886MeV,0.658MeV他)γ線(0.563MeV,0.605MeV,1.365MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.249
物理学的半減期 2.1年
生物学的半減期 110日
集積部位 全身
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響 眼や粘膜に付着すると、刺激が生じることがある。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 1300℃
水に溶ける(186g/100g@20℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 データなし
水溶性
5ml又は10mlガラスアンプル
融点 642℃
RI-53
密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化セシウム(CsCl) Cs-134(セシウム134) 白色/固体/無臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 セシウム134ガンマ線の照射(研究機関等の照射室)
校正用線源
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.0886MeV,0.658MeV他)γ線(0.563MeV,1.365MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.249
物理学的半減期 2.1年
生物学的半減期 110日
集積部位 全身
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響 眼や粘膜に付着すると、刺激が生じることがある。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 1300℃
水に溶ける(186g/100g@20℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 642℃
単位:mm(ミリメート
校正用線源の例
RI-54
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化セシウム(CsCl) Cs-137(セシウム137) 白色/固体/無臭【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
セシウム137標準溶液【一般的には水溶液または塩酸溶液(pH1程度)として流通】
トレーサー実験
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.514MeV,1.176MeV他)γ線(0.662MeV)←Ba-137m由来
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0927 ←Ba-137mの寄与を含む
物理学的半減期 30.2年
生物学的半減期 110日
集積部位 全身
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)・(公社)日本アイソトープ協会HP
熱分解性 なし
人体影響 眼や粘膜に付着すると、刺激が生じることがある。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 1300℃
水に溶ける(186g/100g@20℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 データなし
水溶性
5ml又は10mlガラスアンプル
融点 642℃
RI-55
密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化セシウム(CsCl) Cs-137(セシウム137) 白色/固体/無臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 セシウム137組織内照射、血液照射装置等(医療機関) 厚さ計、密度計、レベル計の線源(鉄鋼、
化学、パルプ、紙、繊維、非鉄金属、土木、研究機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
データなし
集積部位 全身
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
1300℃
揮発性 データなし
可燃性 なし(不燃性)
β-線(0.514MeV,1.176MeV他)γ線(0.662MeV)←Ba-137m由来
水溶性 水に溶ける(186g/100g@20℃)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0927 ←Ba-137mの寄与を含む
物理学的半減期 30.2年
生物学的半減期 110日
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
人体影響 眼や粘膜に付着すると、刺激が生じることがある。
その他 なし
物理的・化学的性質
融点 642℃
沸点
水反応性
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
RI-56
密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化プロメチウム Pm-147(プロメチウム147) データなし/データなし/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
放射性塩化プロメチウム厚さ計の線源(鉄鋼、化学、パルプ、紙、繊維、非鉄金属・メッキ工程)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
データなし
集積部位 肝臓、骨
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
データなし
揮発性 データなし
可燃性 データなし
β-線(0.225MeV)γ線(0.121MeV)
水溶性 データなし
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.000000993
物理学的半減期 2.6年
生物学的半減期 3500日
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 データなし
物理的・化学的性質
融点 データなし
沸点
水反応性
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
RI-57
密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化ガドリニウム(GdCl3) Gd-153(ガドリニウム153) 白色/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 ガドリニウム153骨塩定量分析、核医学撮像装置の吸収補正用(医療機関
等)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0307
物理学的半減期 240.4日
生物学的半減期 3500日
水溶性 水に溶ける(数値データなし)
可燃性 なし(不燃性)
融点 609℃
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.0974MeV,0.103MeV他)
集積部位 骨、肝臓、腎臓
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)・Eckert & Ziegler社カタログ
・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
人体影響皮膚刺激をおこす強い眼刺激をおこす
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 データなし
揮発性 データなし
RI-58
密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
酸化イッテルビウム(Yb2O3) Yb-169(酸化イッテルビウム) 白色/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 イッテルビウム169非破壊検査装置の線源(非破壊検査サービス、機械、鉄
鋼)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.0631MeV,0.3077MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0711
物理学的半減期 32日
生物学的半減期 3500日
集積部位 骨、肝臓、腎臓、膵臓
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)・Eckert & Ziegler社カタログ
・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
人体影響 データなし
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
水溶性 水に溶けない
可燃性 データなし
沸点 データなし
揮発性 データなし
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 2346℃
RI-59
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化ルテチウム(LuCl3) Lu-177(ルテチウム177) 無色/固体/データなし【水溶液:データなし/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
標識化合物ルテチウム【一般的には塩酸溶液(pH1~2)として流通】
放射性医薬品等の標識化合物(医療機関等)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.176MeV,0.498MeV)γ線(0.113MeV,0.208MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.00627
物理学的半減期 6.6日
生物学的半減期 3500日
集積部位 骨、肝臓、腎臓
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(メーカー提供)・perkin Elmer社HP
熱分解性 なし
人体影響吸い込んだり飲み下したりすると有害である。粉塵は鼻、喉、気管、気管支等の粘膜を刺激し、炎症を起こすことがある。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点データなし(昇華温度は750℃)
水に溶ける(数値データなし)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 なし(<196kPa @38℃)
水溶性
バイアル瓶
融点 905℃
RI-60
密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
イリジウム(Ir) Ir-192(イリジウム192) 銀白色/固体/無臭
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 イリジウム192 非破壊検査(非破壊検査業者等)、診療用(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.259MeV,0.317MeV,0.675MeV他)γ線(0.296MeV,0.612MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.139
物理学的半減期 73.8日
生物学的半減期 200日
集積部位 肝臓、腎臓及び脾臓
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(フルウチ化学㈱)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
人体影響 データなし
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 4100℃~5300℃
水に溶けない
可燃性塊状では不燃性だが、800℃以上で酸化イリジウムを生じ、1000℃以上でそのまま昇華する。
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 2410℃~2425℃
RI-61
密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
金(Au) Au-198(金198) 黄金色/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 金198 治療用密封小線源 永久挿入用(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.961MeV他)γ線(0.412MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0687
物理学的半減期 2.7日
生物学的半減期 3日
集積部位 全身
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(フルウチ化学㈱)・放射線安全管理の実際第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
人体影響 データなし
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 なし
沸点 2970℃
水に溶けない
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 1063℃
RI-62
非 密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化タリウム(TlCl) Tl-201(タリウム201) 白色/固体/データなし【水溶液:無色澄明/液体/データなし】
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
塩化タリウム(201Tl)注射液【一般的には水溶液として流通】
【放射性医薬品】心筋シンチグラフィ(医療機関)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.135MeV,0.167MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0196
物理学的半減期 72.9日
生物学的半減期 10日
集積部位 腎臓
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)
・医薬品IF(富士フイルムRIファーマ㈱)・富士フイルムRIファーマ㈱HP
熱分解性 データなし
人体影響吸入した場合、有害である。鼻炎、呼吸困難、肺炎を起こすことがある。皮膚に触れた場合、乾燥うろこ状皮膚病変を起こす。眼に入った場合、眼を刺激する。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
水溶性 水にわずかに溶ける(0.39g/100g @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
沸点 720℃
揮発性 データなし
容器の構造 注射シリンジ又はバイアル瓶
融点 430℃
RI-63
密 封
水溶性 人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
塩化タリウム(TlCl) Tl-204(タリウム204) 白色/固体/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ベータ線源 タリウム204厚さ計の線源(鉄鋼、化学、パルプ、紙、繊維、非鉄金
属)校正用線源
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー) β-線(0.764MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.000279
物理学的半減期 3.8年
生物学的半減期 10日
集積部位 腎臓
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDS(純正化学㈱)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 データなし
人体影響吸入した場合、有害である。鼻炎、呼吸困難、肺炎を起こすことがある。皮膚に触れた場合、乾燥うろこ状皮膚病変を起こす。眼に入った場合、眼を刺激する。
その他 なし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 720℃
水にわずかに溶ける(0.39g/100g @25℃)
可燃性 なし(不燃性)
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 430℃
RI-64
その他
206℃
密 封
水溶性 劇 物
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
硝酸タリウム(TlNO3) Tl-204(タリウム204) データなし/固体/データなし
物理学的半減期 3.8年
生物学的半減期 10日
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ベータ線源 タリウム204厚さ計の線源(鉄鋼、化学、パルプ、紙、繊維、非鉄金属)
校正用線源
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末(炭酸水素塩類等を除く)、乾燥砂 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○劇物のため、防護装備の選定を考慮 ○劇物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○劇物のため、暴露に留意 ○劇物のため、被ばく・汚染リスクに加え劇物としての性質も考慮した除染が必要であることに留意
【特記事項】 ○酸化性固体であるため、加熱されると分解して酸素を放出し、燃焼を助長するおそれがあることに留意
集積部位 腎臓
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
物理的・化学的性質
融点
沸点 データなし
揮発性 なし(3.72×10-12kPa @25℃)
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー) β-線(0.764MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.000279
水溶性 水に溶ける(39.1~95g/L)
可燃性 なし(不燃性)
水反応性 データなし
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・SDSモデル(厚生労働省HP)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 なし
【毒物及び劇物取締法】劇物(法別表第2 第52号 硝酸タリウム) 飲み込むと生命に危険、重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷、呼吸器・心血管系・神経系の障害、肝臓・腎臓の障害のおそれ
その他【消防法】危険物 第1類 酸化性固体 硝酸塩類 加熱されると分解して、他の可燃物を燃焼させ又は燃焼を助長するおそれがある。
人体影響
劇 物
RI-65
密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
硫酸ラジウム(RaSO4) Ra-226(ラジウム226)データなし/データなし/データな
し
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
ガンマ線源 ラジウム226低線量率がん治療、非破壊検査等
(医療機関、民間企業等)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:α線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20、ZnSシンチレーション式等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
α線(4.601MeV,4.784MeV)γ線(0.1862MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.00140
物理学的半減期 1600年
生物学的半減期 180日
集積部位 骨
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・(公社)日本アイソトープ協会提供資料
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 データなし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
データなし
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 データなし
RI-66
密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
三硝酸アメリシウム(Am(NO3)3) Am-241(アメリシウム241) データなし/データなし/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
アルファ線源 アメリシウム241厚さ計、密度計等(鉄鋼業等の民間企業)
イオン化式煙感知器の線源
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:α線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20、ZnSシンチレーション式等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
データなし
集積部位 骨、肝臓、生殖腺
容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
データなし
揮発性 データなし
可燃性 データなし
α線(5.486MeV他)γ線(0.0595MeV他)
水溶性 データなし
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0151
物理学的半減期 432.2年
生物学的半減期 ∞
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 データなし
物理的・化学的性質
融点 データなし
沸点
水反応性
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
RI-67
密 封
人体影響
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い混合物(二酸化アメリシウム/酸化ベリリ
ウム)(AmO2/BeO)Am-241(アメリシウム241) データなし/データなし/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
中性子線源 アメリシウム241/ベリリウム中性子線源(研究機関等)、
水分計の線源(鉄鋼、ガラス、土木、化学)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線又は中性子線の検出が可能な測定機器を用いること γ 線:RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 中性子線:NSN3、ヘリウム計数管式(レムカウンタ)等 ○汚染検査:α線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20、ZnSシンチレーション式等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
α線(5.486MeV他)、γ線(0.0595MeV他)中性子線(平均約4MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0151
物理学的半減期 432.2年
生物学的半減期 ∞
集積部位 骨、肝臓、生殖腺
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会・原子力百科事典ATOMICA (一財)高度情報科学技術研究機構)
熱分解性 データなし
人体影響(酸化ベリリウム) 皮膚刺激、強い眼刺激、呼吸器の障害、飲み込み、気道に侵入すると有害のおそれ
その他 データなし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
データなし
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 データなし
RI-68
密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭い
酸化キュリウム(CmO2) Cm-244(キュリウム244) データなし/データなし/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
研究用線源 キュリウム244 研究用線源(研究機関等)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:α線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
α線(5.805MeV他)γ線(0.0428MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.00227←核分裂生成物等の寄与を含む
物理学的半減期 18.1年
生物学的半減期 ∞
集積部位 骨、肝臓、生殖腺
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・(公社)日本アイソトープ協会提供資料
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 データなし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
データなし
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 データなし
RI-69
密 封
化学名(化学式) 放射性同位元素(核種) 色/形状/臭いパラジウム-酸化カリホルニウム
(Pd-Cf2O3)Cf-252(カリホルニウム252) データなし/データなし/データなし
主な製品名 主な用途(主な使用施設)
中性子線源 カリホルニウム252中性子線源(研究機関等)
水分計の線源(鉄鋼、ガラス、土木、化学)
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線又は中性子線の検出が可能な測定機器を用いること γ 線:RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 中性子線:NSN3、ヘリウム計数管式(レムカウンタ)等 ○汚染検査:α線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20、ZnSシンチレーション式等
【消火・救助・救急】 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
α線(6.118MeV他)、γ線(0.100MeV他)中性子線(平均2MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0716 ←核分裂生成物等の寄与を含む
物理学的半減期 2.6年
生物学的半減期 ∞
集積部位 骨、肝臓、生殖腺
容器の構造
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・作業者による放射性核種の摂取の限度(ICRPpub.29)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
熱分解性 データなし
人体影響 データなし
その他 データなし
物理的・化学的性質
水反応性 データなし
沸点 データなし
データなし
可燃性 データなし
揮発性 データなし
水溶性
JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
融点 データなし
RI-70
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・SDSモデル(厚生労働省HP)・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造 JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
等級3:1mから200gのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要線源を線源容器に収納し、必要に応じて遠隔操作装置により遠隔操作で線源を線源容器より取り出して検査対象の指定位置にさせ照射する。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Co-60)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.318MeV,1.491MeV)γ線(1.173MeV,1.332MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.354
物理学的半減期 5.3年
生物学的半減期 800日
集積部位 肝臓、脾臓、下部消化器
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級4:400℃・60分
耐衝撃性
金属材料(溶接部、鋳鋼品)、非金属材料の放射線透過試験 (発電プラント、化学工場等)
装 備 機 器
人体影響
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
非破壊検査装置 Co-60(コバルト60)
主な用途(主な使用施設)
非破壊検査装置
装-1
・放射線安全管理の実際第3版 (公社)日本アイソトープ協会出 典
参考文献
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・ポニー工業㈱HP・SDS(フルウチ化学㈱)
耐衝撃性等級3:1mから200gのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要線源を線源容器に収納し、必要に応じて遠隔操作装置により遠隔操作で線源を線源容器より取り出して検査対象の指定位置にさせ照射する。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Ir-192)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.259MeV,0.675MeV他)γ線(0.296MeV,0.612MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.139
物理学的半減期 73.8日
生物学的半減期 200日
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級4:400℃・60分
集積部位 肝臓、腎臓及び脾臓
金属材料(溶接部、鋳鋼品)、非金属材料の放射線透過試験 (発電プラント、化学工場等)
装 備 機 器
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
非破壊検査装置 Ir-192(イリジウム192)
主な用途(主な使用施設)
・・・放射線が出る位置
及び方向を示す。
装-2
その他
機器の概要β線源から照射されたβ線が、被測定物の厚さに応じて減衰する性質を利用して被測定物の厚さを測定する装置である。
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP
・富士電機株式会社HP・放射線安全管理の実際第3版 (公社)日本アイソトープ協会)・国際化学物質安全性カード (国立医薬品食品衛生研究所HP)
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性
等級2:1mから50gのハンマを落下又は同等のエネルギー
集積部位 データなし
放射線遮へい能力
線源容器表面から0.5mの距離において6μSn/hを超えないこと
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
【特記事項】 ○空気中の濃度が高いと窒息のおそれがあることに留意 ○加熱すると、破裂の危険を伴う圧力上昇が起こることに留意 ○このガスは空気より重いので、閉所や地表面に滞留するおそれがあることに留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Kr-85)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.687MeV 他)γ線(0.514MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.000373
物理学的半減期 10.8年
生物学的半減期 データなし
981m/s2(100G)
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級3:180℃・60分
耐衝撃性
紙、プラスチックシート 等の厚さ計測(製造業)
装 備 機 器
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
厚さ計 Kr-85(クリプトン85)
主な用途(主な使用施設)
・・・放射線が出る位置
及び方向を示す。
装-3
・SDSモデル(厚生労働省HP)出 典
参考文献
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・富士電機株式会社HP
耐衝撃性等級2:1mから50gのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面から0.5mの距離において6μSn/hを超えないこと
機器の概要β線源から照射されたβ線が、被測定物の厚さに応じて減衰する性質を利用して被測定物の厚さを測定する装置である。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Sr-90)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー) β-線(0.546MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
-
物理学的半減期 28.8年
生物学的半減期 ∞
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級3:180℃・60分
集積部位 骨
板紙、プラスチックシート、ゴム板、金属箔、建築材、ガラエポ樹脂、不織布 等の厚さ計測(製造業)
装 備 機 器
水溶性
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
厚さ計 Sr-90(ストロンチウム90)
主な用途(主な使用施設)
β線厚さ計の基本構成
・・・放射線が出る位置
及び方向を示す。
装-4
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・富士電機株式会社HP
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
耐衝撃性等級2:1mから50gのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面から0.5mの距離において6μSn/hを超えないこと
機器の概要β線源から照射されたβ線が、被測定物の厚さに応じて減衰する性質を利用して被測定物の厚さを測定する装置である。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEye G-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可【汚染検査・除染】
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Pm-147)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.225MeV)γ線(0.121MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.000000993
物理学的半減期 2.6年
生物学的半減期 データなし
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級3:180℃・60分
集積部位 肝臓、骨
新聞紙、上質紙、コート紙、 プラスチックフィルム、磁気テープ、ラップ 等の厚さ計測(製造業)
装 備 機 器
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
厚さ計 Pm-147(プロメチウム147)
主な用途(主な使用施設)
β線厚さ計の基本構成
・・・放射線が出る位置
及び方向を示す。
装-5
・SDS(純正化学㈱)出 典
参考文献
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・富士電機株式会社HP
耐衝撃性 データなし
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要 γ線を被測定物に照射し、その透過γ線量から被測定物の厚さを測定するものである。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Cs-137)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.514MeV他)γ線(0.662MeV)←Ba-137m由
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0927
物理学的半減期 30.2年
生物学的半減期 110日
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 データなし
集積部位 筋肉、全身
銅板、H型鋼、シームレスパイプ 等の厚さ計測(製造業)
装 備 機 器
水溶性
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
厚さ計 Cs-137(セシウム137)
主な用途(主な使用施設)
・・・放射線が出る位置及び方向を示す。
γ線厚さ計の基本構成
装-6
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・富士電機株式会社HP
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
耐衝撃性 データなし
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要 γ線を被測定物に照射し、その透過γ線量から被測定物の厚さを測定するものである。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEye G-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:α線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Am-241)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
α線(5.486MeV他)γ線(0.0595MeV他)、X線(0.0161MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0151
物理学的半減期 432.2年
生物学的半減期 100年
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 データなし
集積部位 骨
銅板、板版、アルミ版 等の厚さ計測(製造業)
装 備 機 器
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
厚さ計 Am-241(アメリシウム241)
主な用途(主な使用施設)
・・・放射線が出る位置及び方向を示す。
γ線厚さ計の基本構成
装-7
・SDS(純正化学㈱)出 典
参考文献
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・富士電機株式会社HP
耐衝撃性 データなし
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要物体がある場合と無い場合とでγ線の透過量が大きく変わることを利用したものである。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Cs-137)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.514MeV,1.176MeV他)γ線(0.662MeV)←Ba-137m由来
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0927
物理学的半減期 30.2年
生物学的半減期 110日
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 データなし
集積部位 筋肉、全身
化学、鉄鋼、繊維、パルプ・紙 等の数量計測(製造業)
装 備 機 器
水溶性 人体影響
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
レベル計 Cs-137(セシウム137)
主な用途(主な使用施設)
ON-OFF指示計
連続指示計
装-8
・SDSモデル(厚生労働省HP)出 典
参考文献
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・富士電機株式会社HP
耐衝撃性 データなし
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要物体がある場合と無い場合とでγ線の透過量が大きく変わることを利用したものである。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Co-60)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.318MeV,1.491MeV)γ線(1.173MeV,1.332MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.354
物理学的半減期 5.3年
生物学的半減期 800日
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 データなし
集積部位 肝臓、脾臓、下部消化器
化学、鉄鋼、繊維、パルプ・紙 等の数量計測(製造業)
装 備 機 器
人体影響
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
レベル計 Co-60(コバルト60)
主な用途(主な使用施設)
ON-OFF指示計
連続指示計
装-9
機器の概要γ線が液体を透過する際の減衰が、その密度により変わることを利用したもので、線源から放出されたγ線のタンク内の液体による減衰量を検出し、密度を測定する装置である。
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP
・富士電機株式会社HP・放射線安全管理の実際第3版 (公社)日本アイソトープ協会・SDS(純正化学㈱)
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性
等級3:1mから200gのハンマを落下又は同等のエネルギー
集積部位 筋肉、全身
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Cs-137)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.514MeV,1.176MeV他)γ線(0.662MeV)←Ba-137m由来
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0927
物理学的半減期 30.2年
生物学的半減期 110日
981m/s2(100G)
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級4:400℃(60分)
耐衝撃性
化学、パルプ、紙、鉄鋼、土木、研究機関
装 備 機 器
水溶性 人体影響
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
密度計 Cs-137(セシウム137)
主な用途(主な使用施設)
・・・放射線が出る位置
及び方向を示す。
装-10
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・㈱日立パワーソリューションズHP
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
耐衝撃性等級3:1mから200gのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要中性子水分計の原理は、速中性子が水素原子と衝突すると減速されて熱中性子になる現象を利用したものである。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線又は中性子線の検出が可能な測定機器を用いること γ 線:RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 中性子線:NSN3、ヘリウム計数管式(レムカウンタ)等 ○汚染検査:α線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Cf-252)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
α線(6.118MeV)、γ線(0.100MeV他)中性子線(平均2MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0716
物理学的半減期 2.6年
生物学的半減期 100年(生殖腺は永久に残留)
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級4:400℃(60分)
集積部位 骨、肝臓、生殖腺
鉱石、焼結原料、粉コークス、塊コークス等の水分測定(鉄鋼業)砂、コンクリート中の水分測定(土木工事)
装 備 機 器
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
水分計 Cf-252(カリホルニウム252)
主な用途(主な使用施設)
・・・放射線が出る位置
及び方向を示す。
装-11
水反応 熱反応
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・SDSモデル(厚生労働省HP)
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
耐衝撃性等級2:1mから50gのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超ないこと
機器の概要 -
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:X線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:X線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○水と化学反応するため、原則注水は避けることに留意 ○火災等の熱により毒性のガス(塩素など)が発生するため、火気及び早期の延焼拡大防止等に留意 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○水と化学反応するため、水的除染は原則実施せず、乾的除染を基本とすることに留意 ※やむを得ず水的除染を実施する場合は、物質の暴露部分に十分留意 ○火災等の熱に反応するため、火気に留意 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Fe-55)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
X線(5.86keV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
-
物理学的半減期 2.7年
生物学的半減期 2000日
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級3:180℃(60分)
集積部位 肝臓、脾臓
鉄鋼業、非鉄金属業、研究機関
装 備 機 器
水溶性 人体影響
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
蛍光X線分析装置 Fe-55(鉄55)
主な用途(主な使用施設)
蛍光X線分析装置の基本構造
装-12
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・SDSモデル(厚生労働省HP)
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
耐衝撃性等級2:1mから50gのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超ないこと
機器の概要 -
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に留意 ○劇物のため、防護装備の選定を考慮 ○劇物のため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意 ○劇物のため、暴露に留意 ○劇物のため、被ばく・汚染リスクに加え劇物としての性質も考慮した除染が必要であることに留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Cd-109)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
γ線(0.088MeV)←Ag-109m由来X線(0.0221MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0297
物理学的半減期 461.4日
生物学的半減期 9125日
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級3:180℃(60分)
集積部位 腎臓、肝臓
鉄鋼業、非鉄金属業、研究機関
装 備 機 器
水溶性 劇 物
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
蛍光X線分析装置 Cd-109(カドミウム109)
主な用途(主な使用施設)
蛍光X線分析装置の基本構造
装-13
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
耐衝撃性等級2:1mから50gのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超ないこと
機器の概要 -
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:α線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Am-241)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
α線(5.486MeV他)γ線(0.0595MeV他)、X線(0.0161MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0151
物理学的半減期 432.2年
生物学的半減期 100年
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級3:180℃(60分)
集積部位 骨
鉄鋼業、非鉄金属業、研究機関
装 備 機 器
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
蛍光X線分析装置 Am-241(アメリシウム241)
主な用途(主な使用施設)
蛍光X線分析装置の基本構造
装-14
機器の概要キャリヤガス(窒素又はヘリウム)をβ線で照射し、電離によって得られる自由電子でキャリヤガス中の被測定成分ガスのイオン化を誘起させ、電離電流の大きさから目的成分の濃度を測定するものである。
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・島津製作所HP
・放射線安全管理の実際第3版 (公社)日本アイソトープ協会・SDSモデル(厚生労働省HP)
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造 データなし
耐火性 データなし
耐衝撃性
等級2:1mから50gのハンマを落下又は同等のエネルギー
集積部位 全身
放射線遮へい能力
データなし
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:β線の検出が可能な測定機器を用いること ※β線の測定に空間線量率計を用いる際は、プローブの窓キャップをはずす等、取扱方法に留意 RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Ni-63)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー) β-線(0.0669MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
-
物理学的半減期 100.1年
生物学的半減期 1200日
データなし
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級3:180℃・60分
耐衝撃性
目的成分の濃度測定(教育・研究機関、化学、計測サービス、食品)
装 備 機 器
人体影響
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
ガスクロマトグラフ Ni-63(ニッケル63)
主な用途(主な使用施設)
・・・放射線が出る位置及び方向を示す。
ガスクロマトグラフの構成
装-15
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・一般社団法人日本電気計測器工業会HP・放射線安全管理の実際第3版 (公社)日本アイソトープ協会
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
耐衝撃性等級5:1mから5kgのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要 -
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:α線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Am-241)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
α線(5.486MeV他)γ線(0.0595MeV他)X線(0.0161MeV)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0151
物理学的半減期 432.2年
生物学的半減期 100年
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級5:600℃・60分
集積部位 骨
石油中の硫黄含有量の測定(石油、石炭製品、化学、鉄鋼、電気、ガス)
装 備 機 器
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
硫黄分析計 Am-241(アメリシウム241)
主な用途(主な使用施設)
装-16
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・Best Theratronics 社パンフレット・SDS(純正化学㈱)
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
耐衝撃性 データなし
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要血液バッグをキャニスターにセットし、回転させ、装置中央に設置されたCs-137棒状線源により照射する。
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、乾燥砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○水溶性のため、消火残水等の水による汚染拡大に特に留意
【汚染検査・除染】 ○水溶性のため、除染残水等の水による汚染拡大のおそれに留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Cs-137)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.514MeV,1.176MeV他)γ線(0.662MeV)←Ba-137m由来
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.0927
物理学的半減期 30.2年
生物学的半減期 110日
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 データなし
集積部位 筋肉、全身
輸血後移植片対宿主病(GVHD)の予防のための照射(医療機関)
装 備 機 器
水溶性 人体影響
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
血液照射装置 Cs-137(セシウム137)
主な用途(主な使用施設)
血液照射装置の外観
密封線源
血液バッグ
鉛遮へい体
・・・放射線が出る位置
及び方向を示す。
装-17
機器の概要頭部の周囲に約200個のコバルト60のガンマ線源ペレット(1個あたり約1TBq)を半球面状に配置し,線源コリメータと患者のコリメータヘルメットとによって、各線源から出る細いビーム状ガンマ線が頭蓋内の一点に集中するようにしたものである。
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・ELEKTA社提供資料・SDSモデル(厚生労働省HP)
・放射線安全管理の実際第3版 (公社)日本アイソトープ協会
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性
等級5:1mから5kgのハンマを落下又は同等のエネルギー
集積部位 肝臓、脾臓、下部消化器
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Co-60)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.318MeV,1.491MeV)γ線(1.173MeV,1.332MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.354
物理学的半減期 5.3年
生物学的半減期 800日
981m/s2(100G)
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級5:600℃(60分)
耐衝撃性
脳腫瘍等脳内病変の治療(医療機関)
装 備 機 器
人体影響
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
ガンマナイフ Co-60(コバルト60)
主な用途(主な使用施設)
・・・放射線が出る位置及び方向を示す。
ガンマナイフの構造
装-18
機器の概要線源は通常、RALS本体に収納されており、リモート・コントロールで専用の管(アプリケータ)を通じ、RALS本体から患部に線源を移動させ、放射線治療を行う。
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・ELEKTA社パンフレットより引用・SDS(フルウチ化学㈱)
・放射線安全管理の実際第3版 (公社)日本アイソトープ協会・千代田テクノル㈱HP・(国研)放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院HP
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性
等級2:1mから50gのハンマを落下又は同等のエネルギー
集積部位 肝臓、腎臓及び脾臓
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:燃焼物に応じた消火剤 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可
【汚染検査・除染】
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Ir-192)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.259MeV,0.675MeV他)γ線(0.296MeV,0.612MeV他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.139
物理学的半減期 73.8日
生物学的半減期 200日
981m/s2(100G)
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級5:600℃(60分)
耐衝撃性
子宮頸癌、食道癌、胆管癌の治療(医療機関)
装 備 機 器
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
リモート・アフター・ローディング・システム Ir-192(イリジウム192)
主な用途(主な使用施設)
約5mm
192Ir
装-19
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版(公社)日本アイソトープ協会・ICRPpub.29作業者による放射性核種の摂取の限度・原子力百科事典ATOMICA (一財)高度情報科学技術研究機構)・SDSモデル(厚生労働省HP)
装備機器の構造等
機器の材料等 データなし
線源容器の構造JIS Z4614:1993「放射線応用計測器用線源容器」
耐火性 800℃以上で30分
耐衝撃性 981m/s2(100G)
耐衝撃性等級5:1mから5kgのハンマを落下又は同等のエネルギー
放射線遮へい能力
線源容器表面で2mSv/h及び線源容器表面から1mの位置において100μSv/hを超えないこと
機器の概要 -
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F 又は P/FP
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線の検出が可能な測定機器を用いること RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171等 ○汚染検査:β線の検出が可能な測定機器(緊急検査の場合はγ線用の測定機器)を用いること RadEyeB-20等
【消火・救助・救急】 ○装備機器の動作状況(使用中か否か)、線源容器の遮へい状況(シャッタ閉鎖状況等)を施設関係者から情報 収集 ○シャッタ等が開放されている場合は、放射線の放出に留意 ○装備しているRI、装備機器の構造・照射窓の位置及び破損状況等に留意 ○使用可能な消火剤:水(噴霧)、泡、粉末、砂、二酸化炭素 ○飛散・拡大防止や容器破損のおそれがあるため棒状での直接注水は不可 ○人体影響の可能性があるため、防護装備の選定を考慮 ○人体影響の可能性があるため、要救助者・負傷者の容体変化に留意
【汚染検査・除染】 ○人体影響の可能性があるため、暴露に留意
【その他】 ○線源の物理的性質・化学的性質については、個票(密封RI:Co-60)を参照のこと
放射性物質の性質等
放射線の種類(エネルギー)
β-線(0.318MeV,1.491MeV)γ線(1.173MeV,1.332MeV 他)
1cm線量当量率定数(μSv・m2・MBq-1・h-1)
0.354
物理学的半減期 5.3年
生物学的半減期 800日
密封容器の構造JIS Z4821-1:2015「密封放射線源」
耐火性 等級5:600℃(60分)
集積部位 肝臓、脾臓、下部消化器
癌治療(医療機関)
装 備 機 器
人体影響
装備機器の名称 装備される放射性同位元素
遠隔治療装置(テレコバルト装置) Co-60(コバルト60)
主な用途(主な使用施設)
・・・放射線が出る位置及び方向を示す。
テレコバルト
装-20
放射性医薬品の製造(医療機関、製薬会社)
発 生 装 置
発生装置の名称 発生装置の種別
PETサイクロトロン(医療用加速器) サイクロトロン
主な用途(主な使用施設)
粒子をその軌道を定める固定磁界と、その中に設けた電極間の高周波電界により、うず巻型の軌道をとらせながら次第に加速する装置。放射線は遮蔽体内部で発生する。照射中は遮蔽体が一体化し、放射線を遮蔽する。発生源の位置:遮蔽体内加速器本体(遮蔽体の無い機器も存在する)
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・住友重機械工業㈱HP・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会・原子力百科事典ATOMICA (一財)高度情報科学技術研究機構
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線又は中性子線の検出が可能な測定機器を用いること γ 線:RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171 中性子線:NSN3、ヘリウム計数管式(レムカウンタ)等 ○汚染検査:当該装置により製造された核種に応じて測定機器を選択すること
【消火・救助・救急】 ○発生装置の作動状況(使用中か否か)について施設関係者から情報収集 ○発生装置が作動している場合は、電源を落とすよう関係者に指示 ○発生装置が作動している場合は、放射線の放出に留意 ○電子線・陽子線・重粒子線はα線・β線と同様に透過力が弱いが、γ線・中性子線が二次発生する ことに留意 ○燃焼物に応じた消火方法を選択すること
【汚染検査・除染】 ○当該装置により製造された核種に留意すること
【その他】 ○遮へい体がある場合、遮へい体の外側については放射化のおそれを考慮する必要はないこと。 遮へい体がない場合、装置の規模および使用頻度等に応じて放射化のおそれを考慮すること。
放射線の
種類等
放射線の種類(エネルギー)
陽子線、重粒子線 4~20MeV (二次発生:中性子線、γ線)
装置の材料等 ポリエチレン(遮蔽体)、鉛(遮蔽体)、コンクリート(遮蔽体)、金属(本体)
装置の概要
サイクロトロンの内部構造 PET用サイクロトロン
加速された
陽子・重粒子
発-1
放射線治療(医療機関)
発 生 装 置
発生装置の名称 発生装置の種別
医療用リニアック 直線加速装置
主な用途(主な使用施設)
線形加速器ともいい、電子またはイオンを直線的に走らせながら加速し、高エネルギーの電子ビームまたはイオンビームを得る装置放射線は遮蔽体内部で発生する。照射中は遮蔽体が一体化し、放射線を遮蔽する。発生源の位置:遮蔽体内加速器本体(遮蔽体の無い機器も存在する)
出 典
参考文献
・アイソトープ手帳 第11版 (公社)日本アイソトープ協会・VARIAN medical systems社HP・放射線安全管理の実際 第3版 (公社)日本アイソトープ協会・原子力百科事典ATOMICA (一財)高度情報科学技術研究機構
消防活動上特に留意すべき事項
【消防活動時スタイル区分】 (火災以外/火災) N/F
【使用する測定機器】 ○空間線量:γ線又は中性子線の検出が可能な測定機器を用いること γ 線:RDS-30、RadEyeG-10、ICS-313、ICS-321、TCS-161、TSC-171 中性子線:NSN3、ヘリウム計数管式(レムカウンタ)等 ○汚染検査:
【消火・救助・救急】 ○発生装置の作動状況(使用中か否か)について施設関係者から情報収集 ○発生装置が作動している場合は、電源を落とすよう関係者に指示 ○発生装置が作動している場合は、放射線の放出に留意 ○電子線・陽子線・重粒子線はα線・β線と同様に透過力が弱いが、γ線・中性子線が二次発生する ことに留意 ○燃焼物に応じた消火方法を選択すること
【汚染検査・除染】
【その他】 ○放射線のエネルギーが6MeVを超える場合、放射化のおそれを考慮すること
放射線の
種類等
放射線の種類(エネルギー)
電子線、陽子線、重粒子線 7~20MeV (二次発生:中性子線、γ線)
装置の材料等 データなし
装置の概要
・・・放射線が出る位置及び方向を示す。
リニアックの内部構造
医療用リニアック
発-2