Makoto Hirahara
第8回 ハンダ付け実習
6.12 2015
DIY ELECTRONICSデザイン言語ワークショップ(電子工作)
2
今日の内容
• パーツの確認
• 回路図, 配線図, 写真
• 基板の機能説明
• ハンダ付けのコツ
• 手順に沿って組立
4
完成品
http://youtu.be/NwqT2JsIuPI
5
セット内容
• 74HC595
• 7セグLED
• 抵抗200Ω(10本)
• 抵抗1KΩ
• 16ピンICソケット
• 2x5ピンソケット
• ユニバーサル基板
• 9V電池
• 電池ストラップ
• DCプラグ
7セグLEDDCプラグ
74HC595
16ピンICソケット 2x5ピンソケット
抵抗 200Ω
抵抗 1KΩ
ユニバーサル基板9V電池電池ストラップ
7
配線図
1A
B
C
D
5 10 15 20 25
74HC5951
8
169
R
R
R
R
R
R
R
R
R
15
610
8.
IN OUT
1A
B
C
D
510152025
74HC595
1
8
16
9
R
R
R
R
R
R
R
R
R
1
5
6
10
8.
銅箔面 部品面
配線図
実物
8
配線図
1A
B
C
D
5 10 15 20 25
74HC5951
8
169
R
R
R
R
R
R
R
R
R
15
610
8.
IN OUT
部品面
9
配線図
1A
B
C
D
510152025
74HC595
1
8
16
9
R
R
R
R
R
R
R
R
R
1
5
6
10
8.
銅箔面
電源
信号
グランド
LEDへ出力
12
組み立て手順
1. 部品をつける
• 抵抗200Ω
• 抵抗1KΩ
• 16ピンICソケット
• 2x5ピンソケット
• 7セグLED
2. 抵抗の足で配線
3. モリモリはんだで配線
4. ICを取り付ける
5. 電池ストラップを作る
6. Arduinoにプログラムを書き込む
14
部品を取り付ける順番
1. 抵抗200Ω
2. 抵抗1KΩ
3. 16ピンICソケット
4. 2x5ピンソケット
5. 7セグLED
15
背の低いパーツから付ける
低いパーツを 先に付ける
高いパーツを 先に付ける
パーツが落ちて付けにくい
1
2
1 2
高いパーツが 付けやすい
○
×
ハンダ付けのコツ [1]
16
抵抗の足を曲げる
部品のつけねから1mmくらいところで90度に曲げる。
17
抵抗の足を曲げる
200Ωの2本は予備
200Ω1kΩ
18
抵抗をセットする
抵抗に極性は無いが、
向きが揃っていると綺麗。
19
抵抗の足を曲げる
少し足を広げると抜け落ちにくくなる。
20
先にパーツとランドを温める
1 パーツの足とランドを同時に温める
ランド
2 ハンダをコテとランドと パーツの足にあてる
3ハンダが溶けて、ランドと足に吸い付き、
円錐形になる4 ハンダ->コテ の順に外す
ハンダ
ハンダごて
ハンダ付けのコツ [2]
21
先にパーツとランドを温めるハンダ付けのコツ [2]
http://youtu.be/ZPeZV6bkUvg
22
ハンダのツヤは成功の印ハンダ付けのコツ [3]
・光沢がある
・滑らか○ ×・くすんでいる
・ぼこぼこしている
23
コテ先は常に綺麗に
コテ先は焦げたヤニが溜まるので、頻繁にスポンジで綺麗にする。
水分で冷やし、温度調整する効果もある。
ハンダ付けのコツ [4]
http://youtu.be/wT2F46O6JnA
24
失敗してもやり直せる 吸い取り線ハンダ付けのコツ [5]
吸い取り線越しに、ランドに乗ったハンダを温める。
十分に熱くなると、毛細管現象で解けたハンダがしみ込む。
吸い取り線は熱が伝導するので、やけどに注意する。
ハンダを吸い込んだ部分は、ニッパーで切り落とす。
25
失敗してもやり直せる 吸い取り器
吸い取り器のバネをセットして、ハンダを溶かす。
ボタンを押すと溶けたハンダが吸い込まれる。
吸い込み口を密着させると効果が高い。
吸い込んだハンダは、バネをセットすると出てくる。
ハンダ付けのコツ [5]
26
失敗してもやり直せる 部品を捨てる
安いパーツなら、足を切って捨てる方がいい場合もある。
ハンダ付けのコツ [5]
27
抵抗をハンダ付け
http://youtu.be/QNvpqm5g1Mo
28
抵抗の足を切る
根元からニッパーで切る。
29
抵抗のハンダ付け完了
切り取った足は、
後で使うのでとっておく。
30
ICソケット、ピンソケット
凹みの向きに注意。
ICをはめる時の目印になる。
ピンソケットはどちら向きでもよい。
取り付け位置に注意。
31
ICソケット、ピンソケット
まず、対角線の2本の足をハンダ付けする。
基板に密着するように、ICソケットを指で押
さえて調整してから、他の足を付ける。
32
ICソケット、ピンソケット完了
33
7セグLED
向きに注意!
足が10本あるので、ICソケット同様に
対角線から付けると密着させやすい。
37
モリモリはんだ
短い距離を繋ぐ場合 中間にハンダを盛る
2つのランドを同時に温め、ハンダで繋ぐ 同様に残りの側も繋ぐ
1 2
3 4
ハンダ付けのコツ [6]
39
部品の足を利用する
1. 点線の場所を配線したい 2. 点Aのランドに抵抗の足を付ける
ハンダ付けのコツ [7]
C
B A
C
B A
40
部品の足を利用する
C
B
C
B
3. 点Bで切る 4. 点Bのランドにハンダ付け
ハンダ付けのコツ [7]
41
部品の足を利用する
5. 抵抗の足を曲げて、
点Bと点Cを通るようにする
6. 点Cをハンダ付けし、点Bで切る
C
B
C
B
ハンダ付けのコツ [7]
42
7. 点Bをハンダ付けする。
すでに付いている配線を外さないように注意。
B
部品の足を利用するハンダ付けのコツ [7]
43
ハンダ付け完了
配線図と照らし合わせて、間違いが無いか確認する
45
ICをセットする
ICの足を曲げて直角にする 切り欠きの方向を合わせて、 ソケットにICを入れる
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ICに関する道具
ICの足を直角に曲げるピンそろった
ICをソケットから抜くHOZAN P-63
48
電池ストラップ
電池ボックスのコードの先に、ハンダを盛る
50
DCプラグ
端子にハンダを盛る(予備ハンダ)。
後でコードをつけやすくなる。
プラス端子
マイナス端子
51
DCプラグ
赤いコードをプラス端子、 黒いコードをマイナス端子にハンダ付けする。
プラス端子
マイナス端子
先にカバーに通す
53
Arduinoと繋ぐ
A/SQHVCC
GNDLATCH CLOCKSHIFT CLOCK
5VPIN2GNDPIN3PIN4
ArduinoIN OUT
54
Arduinoにサンプルプログラムを書き込む
サンプルプログラム
sevenSegmentLedDrive.ino
をArduinoに書き込む
56
2台を繋ぐIN OUT
A/SQH
VCC
GND
LATCH CLOCK
SHIFT CLOCK
5V
PIN2
GND
PIN3
PIN4
Arduino
A/SQH
VCC
GND
LATCH CLOCK
SHIFT CLOCK
1台目
2台目
57
2台を繋ぐ
http://youtu.be/u0lsNEkLm9k
59
参考資料
・Arduinoのサンプルプログラム
http://makotohirahara.main.jp/data/130607_solder/_7segDrive.zip
・74HC595データシート
http://www.alldatasheet.jp/datasheet-pdf/pdf/12198/ONSEMI/
74HC595.html
・7セグLED データシート
http://akizukidenshi.com/download/C-551SR.pdf
60
部品表
使用数 入り数 単価
74HC595 1 1 40 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-08605/
7セグLED 1 1 50 akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00640/
抵抗200Ω 8 100 100 akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16201/
抵抗1KΩ 1 100 100 akizukidenshi.com/catalog/g/gR-16102/
16ピンICソケット 1 10 100 akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00007/
2x5ピンソケット 1 1 50 akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00168/
ユニバーサル基板 1 1 60 akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00182/
9V電池 1 1 100 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gB-03257/
9V電池スナップ 1 1 20 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00452/
DCプラグ 1 1 30 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-00091/
ブレッドボード 1 1 130 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-05155/