季節の移り変わり
「雑木林」
「大木の水場」
撮影された時間帯
「孟宗竹の水場」
© 2013 N.Naka
トレイルカメラに撮影された動物
2017年12月
© 2013 N.Naka
- 季節の移り変わり
12月は乾燥する晴の日が多く、雨は殆ど降らなかった。広葉樹は
すっかり落葉した。富⼠⼭がきれいに⾒えること
が増えてきた。中旬に標高の高いところでは
雪が積もった。積雪の上を歩い
た足跡が多く残っていた。
雪上の足跡
富⼠⼭
落葉した広葉樹
雪上の足跡
2017年12月
© 2013 N.Naka
- 「雑⽊林」
中旬は積雪があり、薄っすらと積もっていた。動物の足跡が多数残っていた。下旬は乾燥し、積雪は消えたが霜柱が⽴っていた。落葉した⽊々の上に透き通った⻘空が広がっていた。ニホンジカの糞が多く散らばっていて、ト
レイルカメラにも多く映っていた。
ニホンイノシシの親子
雪の雑⽊林
オスジカ
2017年12月
© 2013 N.Naka
- 「大⽊の水場」
水場に水がないことが多いが、トレイルカメラの映像では水溜りになっていたこともあった。水場には霜柱が⽴っていた。すっかり冬毛になったホンドテンと疥
癬症のホンドタヌキの姿があった。
イノシシの親子がヌタ浴びをしていた。全員去った後、1頭のウリボウだけ戻ってヌタ浴びをしていた。
冬毛のホンドテン
ニホンイノシシの親子
疥癬症のホンドタヌキ
戻ってきたウリボウ
2017年12月
© 2013 N.Naka
- 「孟宗竹の水場」
ここも乾燥していて、水場の水が少なくなっていた。その上、氷がはったり霜柱が多くあった。日中になり氷が融けてくるとニホンザルが氷を砕いていた。乾燥のせいかニホンザルは水をよく飲んでいた。
散乱したカケスの羽根
薄氷を持ち上げるニホンザル
水場の近くでカケスの羽根が散乱していた。おそらく何者かに襲われたようだ。春頃は猛禽類に襲われることが多いようだが、今は誰に襲われたのだろうか。
2017年12月
© 2013 N.Naka
- 撮影された時間帯
1ヶ月間に撮影された動物の映像を時間別にカウントして表にした(次頁参照)。
「雑⽊林」ではニホンジカ、「大⽊の水場」では日中はニホンリスと夜間はネズミ、「孟宗竹の水場」ではニホンジカとニホンザルが頻繁に現れた。日が短くなり、落葉した季節になり、現れる動物たち
の種類は減ってきた。
2017年12月
© 2013 N.Naka
- 撮影された時間帯(グラフ)
日の出は6:40頃日の入は16:30頃とした。(国⽴天⽂台の東京都のデータ参照)
トレイルカメラに撮影された動物の1映像を1としてカウントした。続けて30分以内の同じ動物の映像はまとめてで1としてカウントした。<追記>ヒメネズミを追加した。
「大⽊の水場」 「孟宗竹の水場」「雑⽊林」
日の出
日の入
時間:0 24 0 24 0 24 動物名
カケスニホンイノシシホンドギツネコウモリの仲間ニホンザルニホンジカホンドタヌキホンドテンネズミの仲間ニホンリス
2017年12月
© 2013 N.Naka
- トレイルカメラに撮影された動物
【雑⽊林】◎○ニホンジカ○ニホンイノシシ・ホンドギツネ・ニホンザル・ホンドタヌキ
「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/
◎は公開している動画(動画は映像の状況により公開/非公開としています。)○は本スライド内で写真を掲載
【大⽊の水場】◎○ニホンイノシシ◎ホンドギツネ○ニホンジカ○ホンドタヌキ○ホンドテン・ネズミの仲間・ニホンリス・カケス
【孟宗竹の水場】◎○ニホンザル◎コウモリの仲間◎ニホンジカ◎ホンドタヌキ・ホンドテン・ニホンイノシシ・カケス