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Page 1: Windows Server 2008 のインストール Cisco UCS C シリーズ サーバ Windows インストレーション ガイド OL-21170-01-J 第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

Cisco UCS C シリー

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C H A P T E R 2

Windows Server 2008 のインストール

この章では、次の 2 つの手順について説明します。

• 「内蔵ドライブへのインストール」(P.2-1)

• 「SAN 起動用のインストール」(P.2-10)

内蔵ドライブへのインストール

(注) 推奨する最も簡単な Windows のインストール方法は、C シリーズ サーバの DVD ドライブに Windows ディスクを挿入し、ドライバのインストールに仮想フロッピー ドライブを使用する方法です。

Windows ISO イメージを仮想 CD/DVD としてマッピングする手順についても示してあります。

ここでは、Windows Server 2008 x64 と必要なドライバを、仮想メディア機能を使用して内蔵ドライブ

にインストールする方法について説明します。

前提条件

この手順を始める前に、次の項目または操作が必要です。

• サーバの管理ポートの IP アドレスが設定済みで、そのポートおよび Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ユーティリティに接続可能なこと。

• Cisco UCS C-Series Drivers CD、またはその CD の ISO イメージを Cisco.com から入手済みであ

ること。

• いずれかの LSI RAID コントローラにインストールする場合は、インストール先の LUN が設定さ

れていること。

• CD/DVD または ISO イメージの Windows インストール メディア。および、このソフトウェアの

インストール用のアクティベーション キー。

(注) ターゲット サーバにインストールされたデバイスまたはモデル番号が不明な場合は、サーバの起動プ

ロセス中の表示で確認してください。デバイスの初期化中に、そのデバイスに関する情報がメッセージ

に表示されます。

2-1ズ サーバ Windows インストレーション ガイド

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

内蔵ドライブへのインストール

手順

次の手順を使用して、ソフトウェアとドライバをインストールします。

ステップ 1 C シリーズ サーバに付属する Cisco UCS C-Series Drivers DVD で、インストールされたデバイス用の

ドライバを確認し、それをラップトップなどのローカル マシンに展開します。ドライバの場所につい

ては、「Windows 用 C シリーズ ドライバのインストール」(P.A-1)を参照してください。

このドライバ DVD がない場合は、Cisco(http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html)から

サーバ用のドライバ パッケージ ISO をダウンロードしてください。イメージを CD に焼くか、サード

パーティ ユーティリティを使用してイメージをラップトップのハード ドライブにマウントします。

ステップ 2 ブラウザを使用し、CIMC の IP アドレスを使用して CIMC Manager に接続します。

ステップ 3 管理者ユーザの ID とパスワードを使用して、CIMC Manager にログインします。

デフォルトのユーザ ID は admin、デフォルトのパスワードは password です。

ステップ 4 仮想メディア機能を有効にし、サーバが仮想ドライブをマウントできるようにします。

a. CIMC Manager の [Server] タブで [Remote Presence] をクリックします。

b. [Remote Presence] ペインで [Virtual Media] タブをクリックし、チェックボックスを選択して仮想

メディアを有効にします。

c. [Save Changes] をクリックします。

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

内蔵ドライブへのインストール

ステップ 5 [Remote Presence] ペインで [Virtual KVM] タブをクリックし、[Launch KVM Console] をクリックし

ます。

ステップ 6 [Virtual KVM Console] ウィンドウが表示されたら、[Tools] > [Launch Virtual Media] を選択します。

ステップ 7 [Virtual Media Session] ウィンドウで、次のどちらかの方法で Windows インストール イメージのパス

を指定します。

• Windows ディスクからインストールする場合は、最初のインストール CD を C シリーズ サーバの DVD ドライブに挿入します。サーバがディスクを読み込むと、[Client View] ペインの D: ドライ

ブのアイコンに表示されます。

ヒント [Details] をクリックすると、[Details] ペインに読み書きの経過が表示されます。

• Windows ISO イメージからインストールする場合は、[Add Image] をクリックし、ダイアログを

使用して Windows Server 2008 ISO ファイルを参照して選択します。ISO イメージが [Client View] ペインに表示されます。

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

内蔵ドライブへのインストール

ステップ 8 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスを選択し、マッピングが完了するまで待ちます。

[Details] ペインに経過が表示されます。

ステップ 9 マッピングが完了したら、サーバの電源を再投入し、追加したメディアが BIOS から認識されるように

します。

(注) 電源を再投入するには、サーバの電源ボタンを押すか、[Cisco KVM Console] ウィンドウのメニュー

バーで [Macros] > [Ctrl-Alt-Del] を選択するか、または Cisco Integrated Management Controller GUI の [Server Summary] タブで [Power Cycle Server] を選択します。

ステップ 10 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F2 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、F2 キー

を押して BIOS 設定を表示します。設定ユーティリティ画面が表示されるまで待ちます。

(注) F2 キーを押しても、サーバはデバイスの初期化を継続し、それが完了してからでないとユーティリ

ティが表示されないため、BIOS 設定ユーティリティが表示されるまで少し時間がかかります。

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

内蔵ドライブへのインストール

ステップ 11 BIOS 設定ユーティリティ画面で [Boot Options] タブを選択し、ステップ 7 で追加した仮想 DVD デバ

イスが、ブート可能デバイスとしてリストに表示されていることを確認します。

(注) デフォルトでは Quiet Boot が有効になっているため、F2 キーのプロンプトが表示されるのはシスコ スプラッシュ画面が表示されているときです。

ステップ 12 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F2 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、F2 キー

を押して BIOS 設定ユーティリティを表示します。

ステップ 13 BIOS 設定ユーティリティ画面で、[Boot Manager] タブを選択します。

ステップ 14 [Boot Manager] 画面で、ステップ 7 でマウントした物理ディスクまたは仮想 DVD を選択し、Enter キーを押します。イメージが起動され、Windows のインストールが開始されます。

ステップ 15 CD から起動するかどうかのプロンプトに対して Enter キーを押します。

ステップ 16 Windows インストール プロセスの進行を待ち、使用環境と会社の規格に従ってウィザードのプロンプ

トに応答します。

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内蔵ドライブへのインストール

ステップ 17 Windows から「Where do you want to install Windows」というプロンプトが表示されたら、最初に大

容量記憶域デバイス用のドライバをインストールします。

a. [Install Windows] ウィンドウで [Load Driver] をクリックします。[Load Driver] ダイアログが表示

され、インストールするドライバの選択を求められます。この次の手順では、最初にドライバの ISO イメージがある仮想デバイスを定義します。

b. KVM の [Virtual Media Session] ウィンドウがまだ表示されていない場合は、ステップ 6 と同様の

方法で表示します。

c. [Virtual Media Session] ウィンドウで、ステップ 7 でマッピングした仮想 DVD をアンマウントし

ます([Mapped] のチェック マークをオフにします)。

d. [Virtual Media Session] ウィンドウで [Add Image] をクリックします。

e. ダイアログを使用し、ステップ 1 で大容量記憶域デバイス用のシスコ ドライバの ISO イメージ

を保存した場所に移動して選択します。ISO が [Client View] ペインに表示されます。ドライバ

の場所については、「Windows 用 C シリーズ ドライバのインストール」(P.A-1)を参照してくだ

さい。

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

内蔵ドライブへのインストール

f. [Virtual Media Session] ウィンドウで [Mapped] のチェックボックスをオンにし、選択したドライ

バ ISO をマウントします。[Details] ペインの表示を見ながら、マッピングの完了を待ちます。

マッピングが完了したら、Windows のインストール用デバイスを選択します。

g. 手順 a で表示した Windows の [Load Driver] ダイアログで [Browse] をクリックします。

h. ダイアログを使用して、作成した仮想 DVD デバイスを選択してから、そのドライバの場所に移動

して選択し、[OK] をクリックします。ドライバが Windows にロードされ、終了すると「Select the driver to be installed.」というプロンプトの下にそのドライバが表示されます。

i. ドライバのロード後、使用するデバイス用のドライバを [Install Windows] ウィンドウのリストで

選択し、[Next] をクリックします。経過表示バーの表示を見ながら、大容量記憶域デバイスのドラ

イバがインストールされるまで待ちます。

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

内蔵ドライブへのインストール

ステップ 18 [Install Windows] ウィンドウで、Windows のインストール先となるディスクまたはパーティションを

リストから選択し、[Next] をクリックします。

ステップ 19 会社の要件と規格に従って、Windows のインストールを完了します。Windows インストール プロセス

の進行を待ち、使用環境に応じてプロンプトに応答します。追加したドライバが Windows に表示され

ることを確認します。

ステップ 20 Windows のインストール完了後、再び Windows によってサーバが再起動され、プロンプトが表示され

たら Ctrl+Alt+Del キーを押してログインし、Windows デスクトップにアクセスします。Windows のインストール プロセス中に指定したログインを使用してください。

(注) この時点では、サーバのチップセットやイーサネット コントローラなどのデバイス用のデバイス ドラ

イバを、Windows にまだインストールする必要があります。Windows Server 2008 のデバイス マネー

ジャでは、ドライバを必要としているデバイスが、次の例のように黄色いフラグ付きで表示されます。

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

内蔵ドライブへのインストール

ステップ 21 Windows のファイル マネージャを使用して、ステップ 1 で Cisco UCS C-Series Drivers DVD から取

得した、または Cisco.com からダウンロードしたシスコ ドライバ パッケージの展開先フォルダに移動

します。各デバイスの名前のフォルダに、すべてのデバイス用のドライバが格納されています。ドライ

バの場所については、「Windows 用 C シリーズ ドライバのインストール」(P.A-1)を参照してくださ

い。

ステップ 22 Intel チップセット ドライバをインストールします。

a. 必要なチップセット ドライバが格納されたフォルダに、ドライバを展開およびインストールする

ための EXE ファイルがあります(...¥Windows¥ChipSet¥Intel¥W2K8¥setup.exe など)。

b. Windows のプロンプトに従い、サーバを再起動してチップセット ドライバのインストールを完了

します。

ステップ 23 LAN on motherboard(LOM; マザーボードのオンボード LAN)ドライバをインストールします。

a. 必要な LOM ドライバが格納されたフォルダに、ドライバを展開およびインストールするための EXE ファイルが含まれていることがあります(...¥Windows¥Network¥Intel¥82576¥W2K8¥ など)。EXE ファイルがある場合は、必要とするドライバ セット用の EXE ファイルをクリックしま

す。場合によっては、ドライバの手動インストールが必要になることがあります。

b. Windows のプロンプトに従い、サーバを再起動して LOM ドライバのインストールを完了します。

ステップ 24 Windows Server 2008 のデバイス マネージャに黄色いフラグ付きで表示された、ドライバを必要とす

るデバイスごとに、ドライバのインストール プロセスを繰り返します。

(注) 一部のドライバは、Windows のハードウェア検出プロセスの中でインストールされます。

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

SAN 起動用のインストール

SAN 起動用のインストールここでは、Windows Server 2008 x64 と必要なドライバを、ブート可能な SAN LUN にインストールす

る方法について説明します。

前提条件

この手順を始める前に、次の項目または操作が必要です。

• サーバの管理ポートの IP アドレスが設定済みで、そのポートおよび Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ユーティリティに接続可能なこと。

• Cisco UCS C-Series Drivers CD、またはその CD の ISO イメージを Cisco.com から入手済みであ

ること。

• ブート可能な SAN デバイスにインストールする場合は、SAN 上で LUN を設定してからその SAN に接続し、SAN HBA からその LUN へのパスが 1 つ(1 つだけ)存在することを確認すること。

• CD/DVD または ISO イメージの Windows インストール メディア。および、このソフトウェアの

インストール用のアクティベーション キー。

(注) ターゲット サーバにインストールされたデバイスまたはモデル番号が不明な場合は、サーバの起動プ

ロセス中の表示で確認してください。デバイスの初期化中に、そのデバイスに関する情報がメッセージ

に表示されます。

手順

次の手順を使用して、ソフトウェアとドライバをインストールします。

ステップ 1 C シリーズ サーバに付属する Cisco UCS C-Series Drivers DVD で、インストールされたデバイス用の

ドライバを確認し、それをラップトップなどのローカル マシンに展開します。ドライバの場所につい

ては、「Windows 用 C シリーズ ドライバのインストール」(P.A-1)を参照してください。

このドライバ DVD がない場合は、Cisco(http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html)から

サーバ用のドライバ パッケージ ISO をダウンロードしてください。イメージを CD に焼くか、サード

パーティ ユーティリティを使用してイメージをラップトップのハード ドライブにマウントします。

ステップ 2 ブラウザを使用し、CIMC の IP アドレスを使用して CIMC Manager に接続します。

ステップ 3 管理者ユーザの ID とパスワードを使用して、CIMC Manager にログインします。

デフォルトのユーザ ID は admin、デフォルトのパスワードは password です。

2-10Cisco UCS C シリーズ サーバ Windows インストレーション ガイド

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

SAN 起動用のインストール

ステップ 4 仮想メディア機能を有効にし、サーバが仮想ドライブをマウントできるようにします。

a. CIMC Manager の [Server] タブで [Remote Presence] をクリックします。

b. [Remote Presence] ペインで [Virtual Media] タブをクリックし、チェックボックスを選択して仮想

メディアを有効にします。

c. [Save Changes] をクリックします。

ステップ 5 [Remote Presence] ペインで [Virtual KVM] タブをクリックし、[Launch KVM Console] をクリックし

ます。

ステップ 6 [Virtual KVM Console] ウィンドウが表示されたら、[Tools] > [Launch Virtual Media] を選択します。

2-11Cisco UCS C シリーズ サーバ Windows インストレーション ガイド

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

SAN 起動用のインストール

ステップ 7 [Virtual Media Session] ウィンドウで、次のどちらかの方法で Windows インストール イメージのパス

を指定します。

• Windows ディスクからインストールする場合は、最初のインストール CD を C シリーズ サーバの DVD ドライブに挿入します。サーバがディスクを読み込むと、[Client View] ペインの D: ドライ

ブのアイコンに表示されます。

ヒント [Details] をクリックすると、[Details] ペインに読み書きの経過が表示されます。

• Windows ISO イメージからインストールする場合は、[Add Image] をクリックし、ダイアログを

使用して Windows Server 2008 ISO ファイルを参照して選択します。ISO イメージが [Client View] ペインに表示されます。

ステップ 8 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスを選択し、マッピングが完了するまで待ちます。

[Details] ペインに経過が表示されます。

ステップ 9 マッピングが完了したら、サーバの電源を再投入し、追加したメディアが BIOS から認識されるように

します。

(注) 電源を再投入するには、サーバの電源ボタンを押すか、[Cisco KVM Console] ウィンドウのメニュー

バーで [Macros] > [Ctrl-Alt-Del] を選択するか、または Cisco Integrated Management Controller GUI の [Server Summary] タブで [Power Cycle Server] を選択します。

ステップ 10 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F2 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、F2 キー

を押して BIOS 設定を表示します。設定ユーティリティ画面が表示されるまで待ちます。

(注) F2 キーを押しても、サーバはデバイスの初期化を継続し、それが完了してからでないとユーティリ

ティが表示されないため、BIOS 設定ユーティリティが表示されるまで少し時間がかかります。

2-12Cisco UCS C シリーズ サーバ Windows インストレーション ガイド

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

SAN 起動用のインストール

ステップ 11 BIOS 設定ユーティリティ画面で [Boot Options] タブを選択し、ステップ 7 で追加したデバイスが、

ブート可能デバイスとしてリストに表示されていることを確認します。

(注) デフォルトでは Quiet Boot が有効になっているため、F2 キーのプロンプトが表示されるのはシスコ スプラッシュ画面が表示されているときです。

ステップ 12 SAN LUN の起動順序を設定します。

a. [Boot Options] 画面で [Hard Disk Order] を選択します。

b. [Hard Disk Order] 画面で、ターゲット SAN LUN がハードディスク デバイス リストの先頭になる

よう設定します。[Boot Option #1] を選択して Enter キーを押してから、ポップアップ ダイアログ

で HA1 のエントリを選択して Enter キーを押します。

c. F10 キーを押して変更を保存し、BIOS 設定ユーティリティを終了します。サーバの電源が再投入

されます。

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

SAN 起動用のインストール

ステップ 13 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F2 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、F2 キー

を押して BIOS 設定ユーティリティを表示します。

ステップ 14 BIOS 設定ユーティリティ画面で、[Boot Manager] タブを選択します。

ステップ 15 [Boot Manager] 画面で、ステップ 7 でマウントした物理ディスクまたは仮想 DVD を選択し、Enter キーを押します。イメージが起動され、Windows のインストールが開始されます。

ステップ 16 CD から起動するかどうかのプロンプトに対して Enter キーを押します。

ステップ 17 会社の要件と規格に従って、Windows のインストールを完了します。Windows インストール プロセス

の進行を待ち、使用環境に応じてプロンプトに応答します。追加したドライバが Windows に表示され

ることを確認します。

ステップ 18 Windows から「Where do you want to install Windows」というプロンプトが表示されたら、最初に HBA デバイス用のドライバをインストールします。

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

SAN 起動用のインストール

a. [Install Windows] ウィンドウで [Load Driver] をクリックします。[Load Driver] ダイアログが表示

され、インストールするドライバの選択を求められます。この次の手順では、最初にドライバの ISO イメージがある仮想デバイスを定義します。

b. KVM の [Virtual Media Session] ウィンドウがまだ表示されていない場合は、ステップ 6 と同様の

方法で表示します。

c. [Virtual Media Session] ウィンドウで、ステップ 7 でマッピングした仮想 DVD をアンマウントし

ます([Mapped] のチェック マークをオフにします)。

d. [Virtual Media Session] ウィンドウで [Add Image] をクリックします。

e. ダイアログを使用し、ステップ 1 で HBA デバイス用のシスコ ドライバの ISO イメージを保存し

た場所に移動して選択します。ISO が [Client View] ペインに表示されます。ドライバの場所につ

いては、「Windows 用 C シリーズ ドライバのインストール」(P.A-1)を参照してください。

f. [Virtual Media Session] ウィンドウで [Mapped] のチェックボックスをオンにし、選択したドライ

バ ISO をマウントします。[Details] ペインの表示を見ながら、マッピングの完了を待ちます。

マッピングが完了したら、Windows のインストール用デバイスを選択します。

g. 手順 a で表示した Windows の [Load Driver] ダイアログで [Browse] をクリックします。

2-15Cisco UCS C シリーズ サーバ Windows インストレーション ガイド

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第 2 章 Windows Server 2008 のインストール

SAN 起動用のインストール

h. ダイアログを使用して、作成した仮想 DVD デバイスを選択してから、そのドライバの場所に移動

して選択し、[OK] をクリックします。ドライバが Windows にロードされ、終了すると「Select the driver to be installed.」というプロンプトの下にそのドライバが表示されます。

i. ドライバのロード後、使用するデバイス用のドライバを [Install Windows] ウィンドウのリストで

選択し、[Next] をクリックします。経過表示バーの表示を見ながら、HBA デバイスのドライバが

インストールされるまで待ちます。

ステップ 19 [Install Windows] ウィンドウで、Windows のインストール先となるディスクまたはパーティションを

リストから選択し、[Next] をクリックします。

ステップ 20 会社の要件と規格に従って、Windows のインストールを完了します。Windows インストール プロセス

の進行を待ち、使用環境に応じてプロンプトに応答します。追加したドライバが Windows に表示され

ることを確認します。

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SAN 起動用のインストール

ステップ 21 Windows のインストール完了後、再び Windows によってサーバが再起動され、プロンプトが表示され

たら Ctrl+Alt+Del キーを押してログインし、Windows デスクトップにアクセスします。Windows のインストール プロセス中に指定したログインを使用してください。

(注) この時点では、サーバのチップセットやイーサネット コントローラなどのデバイス用のデバイス ドラ

イバを、Windows にまだインストールする必要があります。Windows Server 2008 のデバイス マネー

ジャでは、ドライバを必要としているデバイスが、次の例のように黄色いフラグ付きで表示されます。

ステップ 22 Windows のファイル マネージャを使用して、ステップ 1 で Cisco UCS C-Series Drivers DVD から取得

した、または Cisco.com からダウンロードしたシスコ ドライバ パッケージの展開先フォルダに移動しま

す。各デバイスの名前のフォルダに、すべてのデバイス用のドライバが格納されています。ドライバの

場所については、「Windows 用 C シリーズ ドライバのインストール」(P.A-1)を参照してください。

ステップ 23 Intel チップセット ドライバをインストールします。

a. 必要なチップセット ドライバが格納されたフォルダに、ドライバを展開およびインストールする

ための EXE ファイルがあります(...¥Windows¥ChipSet¥Intel¥W2K8¥setup.exe など)。

b. Windows のプロンプトに従い、サーバを再起動してチップセット ドライバのインストールを完了

します。

ステップ 24 LAN on motherboard(LOM; マザーボードのオンボード LAN)ドライバをインストールします。

a. 必要な LOM ドライバが格納されたフォルダに、ドライバを展開およびインストールするための EXE ファイルが含まれていることがあります(...¥Windows¥Network¥Intel¥82576¥W2K8¥ など)。EXE ファイルがある場合は、必要とするドライバ セット用の EXE ファイルをクリックしま

す。場合によっては、ドライバの手動インストールが必要になることがあります。

b. Windows のプロンプトに従い、サーバを再起動して LOM ドライバのインストールを完了します。

ステップ 25 Windows Server 2008 のデバイス マネージャに黄色いフラグ付きで表示された、ドライバを必要とす

るデバイスごとに、ドライバのインストール プロセスを繰り返します。

(注) 一部のドライバは、Windows のハードウェア検出プロセスの中でインストールされます。

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