15
2014.07.14 Vol.08

日の出通信 Vol.8

Embed Size (px)

Citation preview

週刊

2014.07.14

Vol.08

Vol.08

経済について調べてみた その2

Today’s theme

週刊

00

Vol.08

issue

おさらい

週刊

00issue

おさらい 3つのキーワード

Vol.07

経済学は「希少な対象」について考える

人々はインセンティブに反応する

ノーフリーランチの法則

費用と便益を比べている

トレードオフが成り立つ

週刊

01

Vol.08

issue

便益

週刊

01issue

便益

便益ってなに?

Vol.08

便益とは、企業で言えば 【売上】や【利益】を指し、

個人で言えば、 【各個人が得(満足)と感じることの合計】

!

ここでは統一の「満足」というものさしがあるわけではない。 個々人が「満足である」と考えれば、それは便益と考える。

満足とはなにか?を問うものではないってこと。

週刊

02

Vol.08

issue

機会費用

週刊

01issue

機会費用

費用はちょっとややこしい

Vol.08

とりあえず今回覚えて欲しいキーワードは2つ

機会費用サンクコスト

週刊

02issue

機会費用

機会費用とはなにか

Vol.08

何かをする裏で、別の何かをする ”機会”が失われているという意味

機会費用とは、ものごとを行うかげで、 犠牲になるモノ・コト・カネ(=機会)

週刊

02issue

機会費用

具体例として

Vol.08

たとえば、アルバイトをサボって、合コンに行ったとする。合コンの参加費は¥3,000。

GOUKON!参加費¥3,000

サボり

この際の費用は¥3,000?

週刊

02issue

機会費用

具体例として

Vol.08

もしアルバイトにいっていたらもらえていたであろう給与も費用である。

GOUKON!参加費¥3,000

サボり アルバイト給与 ¥5,000

費用は¥3,000+¥5,000=¥8,000さらに失う信用なども「費用」になる。もしクビになるとしたら…?

週刊

03

Vol.08

issue

サンクコスト

週刊

03issue

サンクコスト

サンクコストとは

Vol.08

サンクコスト=埋没費用 すでに支払ってしまっていて、 その後行動を変えても、

増えたり減ったりしないタイプのコスト。

週刊

03issue

サンクコスト

具体例として

Vol.08

2時間の映画のチケットを1800円で購入したとする。 映画館に入場し、映画を見始めた。 10分後に映画が余りにもつまらないことが判明。

チケット代1800円と 上映時間の2時間を失う。

映画を見続けるべきか、それとも途中で映画館を退出して、 残りの時間を有効に使うべきか

映画を見続けた場合

映画を見るのをやめた場合

映画鑑賞費用:¥1,800

映画鑑賞費用:¥1,800 10分

10分 2時間弱

チケット代1800円と退出までの上映時間の10分間は失うが、残った時間の1時間50分を有効に使うことができる。

サンクコスト

ヤバイ!つまらん!

この場合、チケット代1800円とつまらないと感じるまでの10分がサンクコスト。このサンクコストは、どちらの選択肢を選んだとしても回収できない。 したがって、時間を浪費してまで、つまらないと感じる映画を見続けることは経済学的に合理的な選択ではない。しかし、多くの人は「払った1800円が

もったいない。元を取らなければ。」などと考え、つまらない映画を見続けることによって時間を浪費してしまいがち。

週刊

参考資料

Vol.08

世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで