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豚をパートナーとした耕作放棄地再生豚をパートナーとした耕作放棄地再生
循環型農業循環型農業
農業生産法人 有限会社 えこふぁーむ農業生産法人 有限会社 えこふぁーむ専務取締役 中村 えいこ専務取締役 中村 えいこ
合理化された養豚業 ?
地域の問題
• 豚 110kgまで育てるのに 300kg(乾物飼料)の飼料が必要(飼料自給率 10%以下)
• 家畜の生産・肥育と糞尿処理に経費コストをかける
• ゴミが毎日、平均 1kg/人・日捨てられている
• 放棄地の増加• 国土保全の農業後継者不足• 過疎化
豚が主役の環境づくり
豚と人間との新しい関係
人間との信頼関係を損ねると出荷時が困難になるため、損ねないためのふれあいが必要になる
地域利益(又は資源)配分のメカニズム地域利益(又は資源)配分のメカニズム
財やサービス財やサービス
資源の資源の(再(再 ))配配分分
((作作用用 ))
((転換転換 ))
資源資源 社会社会自然 自然
価値の価値の““ ”埋め込み”埋め込み
地域資源配分のメカニズムと公正地域資源配分のメカニズムと公正
媒介
m
廃棄物
耕作放棄地再生
食品循環資源の活用
自家飼料化工場
資源の活用
精肉・加工品、野菜の販売
生産者と消費者を繋ぐ
廃棄物収集・運搬業 (県・市町村許可 )
廃棄物処理業 (県・市町村許可 ) 飼料製造・販売届(農水省 )
養豚業届 (市町村 )農業生産法人 (国・市町村認可 )
食肉処理・加工・販売許可(県 )
情報開示(消費者との信頼関係)
個体情報管理(生産者としての責任)
自然分娩による子豚生産自然分娩による子豚生産自然分娩子豚
・母豚の育児本能の尊重 ・子豚の適応能力の尊重 ・ストレスの少ない環境 ・ 1頭当たり 60㎡ ・薬剤依存しない健康体 ・施設に閉じ込めない ・母豚が主役 健康な子豚の生産
豚の生命力・本能の活用
小資本で合理的な管理方法
・経済合理性の追求 (輸入飼料 )・アンチバイオティクス (薬剤使用 )・生態系からの隔離 (高額な豚舎 )
手ごろな食材⇔安全・安心
既存の畜産
新たな発想
子豚生産 (母性本能の活用 )
子豚は母豚から学ぶ母豚は子育て上手
飼育管理
・経済合理性の追求 (輸入飼料 )・アンチバイオティクス (薬剤使用 )・生態系からの隔離 (高額な豚舎 )
手ごろな食材⇔安心・安全
既存の畜産
トレー
サビリティー
システム
(生産者と消費者との信頼関係)
高付加価値
・豚本来の生命力の利用・自然環境との調和・放棄地の活用 1頭当たり 200㎡・豚のストレス解消
放牧スタイルの飼育方法
・輸入飼料依存からの脱却・食品リサイクル法・プロバイオティクス
低価格で安全な飼料
リサイクル飼料の活用
新たな発想
←伐採 ↓放牧
←植林作業
↓植林1年後
←耕作放棄地
↓放牧
←豚と人との共同作業
↓再生された畑
西洋野菜
←放置田んぼ
↓放牧
←飼料米
↓放牧
直販による顧客拡大
レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ
SERRANO 尾島氏
自家食材を活かしたレストランホテルと加工場
農業に於ける多面的機能の活用食・環境を生かした国土保全
1.生産 1.グリーンツーリズム 3.地産地消 4.景観
5.生態系保全 6.自然学習 7.浄化機能 8.国土保全
プロシューマー (プロデューサー+コンシュマー )
と共生する農村地域社会づくり
★プロシューマーとは・・・既存商品に満足せず、自分の求めるものを手作りしようとする、
クリエイティブ志向の消費者
毎年 2月に実施
資源を活かした地域づくり資源を活かした地域づくり
・これからの成熟時代キーワード・これからの成熟時代キーワード 持続・循環・共生 ①脱化石燃料及び脱原油、脱原発 ②一次産業の時代 ③廃棄物資源化材の活用、代替材、自然余剰材活用 ④国土保全の重要性 小さな安全より大きな危険排除
⑤自立、発信力、創造力、判断力のある人材を育てる
・現在の成熟時代キーワード(後追い時代)・現在の成熟時代キーワード(後追い時代) 発展・効率・外部不経済・倫理混乱・道徳崩壊
あみだくじあみだくじ
http://homepage2.nifty.com/f-pageh/hiro/dome/abomb.html
照葉樹林の再生照葉樹林は九州を含む西日本の標高の低い地域に分布していた。比較的広範囲に原生状態に近い豊かな照葉樹林が大隅半島にある。しかし照葉樹林を荒廃山林がとりまき、危機的な状況にある。照葉樹林から湧き出る水を販売し、森を守る消費者と豚と共に荒廃した山林の再生を行う。照葉樹林からコンパスを回し、距離が離れるだけ料金は高くなる。