1

社会基盤情報流通推進協議会

について

運営委員 大伴真吾（朝日航洋株式会社）

2

国土や公共施設に関する情報の入手・

加工で苦労したことはありませんか？

3

• 産学アンケートにより、国土交通省、地方自治体の保有するデータ

から利用したい情報項目についてスコア化（325名より回答）

順位順位順位順位 情報項目情報項目情報項目情報項目 スコアスコアスコアスコア

1111 埋設物情報埋設物情報埋設物情報埋設物情報 1235123512351235

2222 ボーリングボーリングボーリングボーリング情報情報情報情報（（（（柱状図柱状図柱状図柱状図やややや土質試験結果土質試験結果土質試験結果土質試験結果）））） 1151115111511151

3333 基準点基準点基準点基準点（（（（位置位置位置位置，，，，点点点点のののの記記記記）））） 1080108010801080

4444 空中写真画像空中写真画像空中写真画像空中写真画像 1072107210721072

5555 交通量交通量交通量交通量データデータデータデータ 728728728728

6666 道路道路道路道路ネットワークデータネットワークデータネットワークデータネットワークデータ 638638638638

7777 土地利用基本計画図土地利用基本計画図土地利用基本計画図土地利用基本計画図 414414414414

8888 レーザプロファイラレーザプロファイラレーザプロファイラレーザプロファイラなどによるなどによるなどによるなどによる微地形微地形微地形微地形データデータデータデータ 390390390390

9999 ハザードマップハザードマップハザードマップハザードマップ（（（（洪水洪水洪水洪水，，，，内水内水内水内水，，，，高潮高潮高潮高潮，，，，津波津波津波津波，，，，土砂災害土砂災害土砂災害土砂災害，，，，火山火山火山火山）））） 337337337337

10101010 位置参照情報位置参照情報位置参照情報位置参照情報 323323323323

11111111 標高標高標高標高・・・・傾斜度傾斜度傾斜度傾斜度3333次次次次メッシュメッシュメッシュメッシュ，，，，標高標高標高標高・・・・傾斜度細分傾斜度細分傾斜度細分傾斜度細分メッシュメッシュメッシュメッシュ（（（（1/25,0001/25,0001/25,0001/25,000レベルレベルレベルレベル）））） 271271271271

12121212 道路幅員道路幅員道路幅員道路幅員 265265265265

13131313 雨量観測所雨量観測所雨量観測所雨量観測所，，，，水位観測所水位観測所水位観測所水位観測所，，，，水質観測所水質観測所水質観測所水質観測所，，，，積雪観測所積雪観測所積雪観測所積雪観測所（（（（観測位置観測位置観測位置観測位置，，，，観測値等観測値等観測値等観測値等）））） 264264264264

14141414 行政区域行政区域行政区域行政区域（（（（1/25,0001/25,0001/25,0001/25,000レベルレベルレベルレベル）））） 244244244244

15151515 レーダレーダレーダレーダ雨量雨量雨量雨量 238238238238

16161616 土地利用土地利用土地利用土地利用3333次次次次メッシュメッシュメッシュメッシュ，，，，土地利用細分土地利用細分土地利用細分土地利用細分メッシュメッシュメッシュメッシュ（（（（1/25,0001/25,0001/25,0001/25,000レベルレベルレベルレベル）））） 234234234234

17171717 動画動画動画動画カメラカメラカメラカメラののののライブライブライブライブ映像映像映像映像 211211211211

18181818 事故危険箇所事故危険箇所事故危険箇所事故危険箇所（（（（道路種別道路種別道路種別道路種別、、、、路線名路線名路線名路線名、、、、地番地番地番地番）））） 209209209209

19191919 すべてのすべてのすべてのすべての交差点名称交差点名称交差点名称交差点名称 194194194194

20202020 DIDDIDDIDDID地区地区地区地区 192192192192

東大東大東大東大CSIS-i調査調査調査調査（（（（2008年度年度年度年度））））よりよりよりより

どれも意外に入手が大変

4

目指す社会の姿

• 各種空間情報サービスにおいて、参考情報（原典データ）として様々な現場情

報を円滑に入手できれば、効率化を実現できる。

• とくに、国土情報、公共施設等、パブリックな情報については国・地方自治体

等、管理者が保有情報を有効利用するのが効果的

建設

不動産

占用物

カーナビ・ＩＴＳ

公示情報

入札情報

その他情報

図面情報

道路更新

情報

・・・

道路更新

情報

道路更新

情報

道路更新

情報

道路更新

情報

情報更新

情報更新

情報更新

情報更新

行政

情報更新

【官民の様々な利用者】

【様々な現場情報】

工事情報

5

前身となる活動

～地理空間情報流通実験コンソーシアム～

（データ入手を容易にする取組）

• 何かあるたびにデータ整備・加工をするのではなく、様々なコミュニティを通じて

データを持ち寄れる環境が必要。

• オープンな場で流通環境を共有・実証し、本格的な運用につなげる

• 平成21年8月～平成23年3月

ユーザー

を公募データ

貸与依頼

プラットフォーム利用

（実験期間中は無償）

データ貸与あるい

は登録

データデータデータデータ保有者保有者保有者保有者

（（（（地方自治体地方自治体地方自治体地方自治体、、、、国等国等国等国等））））

ユーザーユーザーユーザーユーザー

（（（（空間情報空間情報空間情報空間情報をををを利用利用利用利用するするするする

民間事業者等民間事業者等民間事業者等民間事業者等））））

コンソーシアムコンソーシアムコンソーシアムコンソーシアム

（（（（プラットフォームプラットフォームプラットフォームプラットフォームをををを提供提供提供提供））））

※地方自治体等も参加可能

6

コンソーシアムの参加者

• 参加者：計125団体（一次、二次募集分）

– 民間企業：85、独立行政法人：2、財団法人：8、社団法人：10、

NPO法人：4、国：4、地方自治体：3、大学：7、協議会：2

コンソーシアム第3回の風景

（平成22年1月15日）

【独立行政法人】森林総合研究所、防災科学技術研究所

【財団法人】衛星測位利用推進センター、河川情報センター、計量計画研究所、道路管理セン

ター、日本建設情報総合センター、日本測量調査技術協会、日本デジタル道路地図協会、日

本不動産研究所

【社団法人】オープンCADフォーマット評議会、建設コンサルタンツ協会、滋賀県不動産鑑定士

協会、全国地質調査業協会連合会、地理情報システム学会、土木学会、日本測量協会、日

本不動産鑑定協会、兵庫県土地家屋調査士会、滋賀県土地家屋調査士会

【NPO法人】ITS Japan、e-とちぎ、GIS総合研究所、GIS総合研究所いばらき

【協議会】衛星測位システム協議会、gコンテンツ流通推進協議会

【国】内閣府、国土交通省、国土地理院、国土技術政策総合研究所

【地方自治体】岐阜県、埼玉県、三重県

【大学】茨城大学、京都大学、千葉工業大学、東京大学、東京海洋大学、名古屋大学、横浜

国立大学

【事務局】東京大学空間情報科学研究センター

＜流通実験への参加主体＞

【企業】アイサンテクノロジー㈱、アオイ工業㈱、㈱アクアキャスト、朝日航洋㈱、アジア航測㈱、アットホーム㈱、アドバンスソフト㈱、いであ㈱、伊藤忠テクノソ

リューションズ㈱、インクリメントP㈱、㈱インフォマティクス、㈱ウエスコ、ESRIジャパン㈱、㈱エヌ・ティ・ティ・データ、エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ㈱、

㈱MTI、応用地質㈱、オートデスク㈱、㈱大林組、㈱オリエンタルコンサルタンツ、㈱ガイドマップ・ドットコム、㈱価値総合研究所、関西工事測量㈱、基礎地盤

コンサルタンツ㈱、㈲空間データサービス、KDDI㈱、㈱建設技術研究所、国際航業㈱、㈱国土開発センター、国土地図㈱、五洋建設㈱、コンテンツ㈱、コンピ

ュータシミュレーションズ㈱、㈱ジオネット・オンライン、㈱ジオプラン、㈱シェアリング・ネット、㈱ジェイアール東日本企画、社会システム㈱、㈱昭文社、昭和㈱、

上越ケーブルビジョン㈱、住友電工システムソリューション㈱、住友林業㈱、㈱ゼンリン、㈱ダイヤコンサルタント、㈱楽しいチリビジ、玉野総合コンサルタント㈱

、㈲地球情報・技術研究所、㈱中央ジオマティックス、㈱長大、土浦ジステック㈱、東亜建設技術㈱、東京カートグラフィック㈱、東京電力㈱、東武計画㈱、東

邦地水㈱、㈱トヨタマップマスター、中村測建㈱、㈱ナビタイムジャパン、日本加除出版㈱、日本工営㈱、㈱日本港湾コンサルタント、日本スペースイメージン

グ㈱、日本電気㈱、日本都市整備㈱、日本ユニシス㈱、パシフィックコンサルタンツ㈱、㈱パスコ、パナソニック㈱、パナソニックシステムネットワークス㈱、パ

ナソニックシステムソリューションズジャパン㈱、北海道地図㈱、㈱日立製作所、日立ソフトウェアエンジニアリング㈱、日立造船㈱、㈱ヒューネス、㈱フィールド

コンサルティング、富士通㈱、北海道CMC㈱、マツダ㈱、三菱スペース・ソフトウエア㈱、㈱三菱総合研究所、㈱ユニークアーバニスツ、㈲ライテックス、㈱リプ

ロ

7

コンソーシアム時のデータリスト

分類 データ名 データ作成者 対象

データ収集者／

管理者

データ数 提供形式

地盤情報 ボーリング柱状図

国土交通省、都

道府県

全国、いくつ

かの都道府県

土木研究所、

各都道府県

86,148

XML，

Excel

地価情報 H20地価公示、H20都道府県地価調査

国土交通省国土

計画局

全国 同左 51,251 CSV

国土インフラ情報 ダム、漁港、空港、港湾、発電所

国土交通省国土

計画局

全国 同左 7,485 CSV

公共施設情報

警察機関、消防署、郵便局、幼稚園、保育所、

小学校、中学校、高等学校、大学、盲・ろう・養

護学校、病院、福祉施設、老人福祉施設、厚生

機関、国の機関、地方公共団体、建物、その他

国土交通省国土

計画局

全国 同左 195,961 CSV

道路更新情報

道路の供用開始の公示情報

全国の都道府県、

政令指定都市

全国

国土技術政策

総合研究所

1,622 CSV

工事入札公告情報、道路開通情報、

道路工事図面情報

全国の都道府県、

市区町村

3府県（三重・

岐阜・大阪）

東大CSIS 29,441

CSV, PDF,

CAD等

道路情報

道路基準点情報

国土交通省各地

方整備局

全国

国土技術政策

総合研究所

17,826 CSV

道路管理データ

道路管理セン

ター

横浜市 同左 28 SHAPE

森林情報

森林基本図、森林計画図、森林簿（個人情報は

省いたもの）、路網

都道府県

埼玉・福井・長

野・鳥取・山

口・福岡・宮崎

同左 51

観光情報 観光施設 三重県 三重県 同左 296 －

政策情報

いきいき下水道・甦る水100選、エコエアポート、

リサイクルポート、水の郷百選、アユの遡上マッ

プ、ダムの諸量、河川整備基本方針・河川整備

計画、浸水想定区域図・洪水ハザードマップ、験

潮場、鉄道を元気にする34の取り組み

国土交通省各局 全国 同左 974 HP

公開公開公開公開しているものしているものしているものしているもの

をををを許可許可許可許可をををを得得得得てててて掲載掲載掲載掲載

申請申請申請申請があればがあればがあればがあれば貸与貸与貸与貸与していしていしていしてい

たものをたものをたものをたものを貸与貸与貸与貸与してしてしてして掲載掲載掲載掲載

公開公開公開公開しているしているしているしている情報情報情報情報をををを参参参参

考考考考にににに関連情報関連情報関連情報関連情報をををを掲載掲載掲載掲載

未公開情報未公開情報未公開情報未公開情報をををを許許許許

可可可可をををを得得得得てててて掲載掲載掲載掲載

アンテナショップアンテナショップアンテナショップアンテナショップとととと

してのしてのしてのしての位置位置位置位置づけづけづけづけ

8

コンソーシアム時のシステム

ログインをすると生データ

がダウンロード可能

会員はログイン可能

検索結果

検索用データカテゴリー

検索用地域

個別の属性情報

9

コンソーシアム記者発表

システムVersionUp

稼働日

2次募集開始

マッシュアップコンテスト応募開始・

2次募集者利用開始

工事発注見通し情報追加

工事発注見通し情報・

森林関連情報登録

工事入札公告情報・道路開通情報追加

第1回利用者アンケート・

工事入札公告情報追加

ボーリング情報登録

マッシュアップコンテスト・

第2回利用者アンケート配布

道路基盤地図情報・

ボーリング情報登録

１年半の間の利用状況

集計項目 集計値

利用団体 123団体

参加人数（ユーザ登録者数） 182人

システム利用日数 310日

データ総検索回数 8512回

1日あたりの平均検索回数 27.5回／日

全期間のログインユーザ数 154人

ログインユーザ一人あたりの平均ログイン回数 6.1回／人

実データのダウンロードユーザ数 68人

実データのダウンロードデータ総数 112,774個

10

カテゴリー別の利用状況

順位 カテゴリ名 ダウンロード数 利用人数 利用率

1 ボーリング柱状図 33,096 25 37%

2 道路工事図面情報 4,506 23 34%

3 公共施設（小学校） 1,935 15 22%

4 道路開通情報 49 14 21%

5 公共施設（その他） 974 13 19%

6 H20地価公示 2,872 13 19%

7 H20都道府県地価調査 967 12 18%

8 公共施設（国の機関） 2,659 11 16%

9 道路基準点情報 40,898 11 16%

10 公共施設（中学校） 1,035 10 15%

11 公共施設（保育所） 2,709 10 15%

12 公共施設（大学） 377 10 15%

13 公共施設（病院） 4,246 10 15%

14 ダム 349 10 15%

15 公共施設（地方公共団体） 862 9 13%

16 公共施設（建物） 2,665 9 13%

17 公共施設（郵便局） 1,901 9 13%

18 工事入札公告情報 32 9 13%

19

道路の供用開始の公示情報

（第18条1項）

45 9 13%

20 公共施設（幼稚園） 1,785 8 12%

11

コンソーシアムで明らかになった課題

項目 具体内容

提供行為の位置づけ

の明確化

今回は地理空間情報に関係する部署への依頼文送付と総務部門への情報

公開請求を行ったが，関係部署への依頼がよい結果を生むことがわかった．

ただし，地域に協議会が存在し，有償でデータ提供を行っている場合にどの

ように対応するのがよいかは今後の検討課題である．

利用者から見た場合

のデータの権利関係

の明確化

今回の実験では，基本的に，実データは提供者，メタデータは事務局側に帰

属すると想定した．一部の実データは事務局で加工している．利用者からは

クリエイティブコモンズのような使いやすい権利設定が望まれるなどの声も

あった．

リンクのみの扱いの明

確化

今回は実データ流通に重点を置いたため，データ提供元へのリンクのみの登

録を積極的に行ってこなかったが，今後の位置づけを明確にする必要がある．

ただしリンクが更新されることが多いため，対応策も含めて検討が必要であ

る．

データ登録に関する有

償範囲の明確化

データ量が膨大で加工にかなり手間がかかる場合のコスト負担をどうするか

が検討課題である．

メタデータ定義の明確

化

データ作成者，データ加工者，データ登録者などを中心に，メタデータの解釈

にぶれがあり，適切な情報が登録されない場合があったので再精査が必要

である．

民間データの扱いの

明確化

今回は対象外としたが今後どうするかは検討課題である．

登録頻度の増加

データ登録の連絡について，2週間に一回程度定期的にできるようにし，

データ流通量を確保することを検討する．

データに関する課題

利用者アンケート

12

47.2%

23.6%

30.3%

27.0%

60.7%

56.2%

38.2%

34.8%

37.1%

64.0%

53.9%

61.8%

51.7%

59.6%

58.4%

52.8%

55.1%

62.9%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

1 2 3 4 5 6

1～10万円 10～20万円 20万円～

データの更新性

データの地域的な

網羅性

データの分野的

な網羅性

データの信頼性

データの検索性

データの利用

可能頻度

←内容ごとの支払い意思額

民間データ販売ルートとして

のシステムの利用意向→

提供者アンケート（１／２）

県 市町村

回答数 割合 回答数 割合

1. 今後もメンバーの事前登録を継続し，ダウンロード可能

な利用者を限定した方がよい

5 56% 6 50%

2. 今後はメンバーの事前登録を行わず，情報提供の利

用者を限定しない方向がよい

2 22% 0 0%

3. わからない 2 22% 6 50%

13

利用者限定の必要性について

県 市町村

回答数 割合 回答数 割合

1. 今後はダウンロード前に利用者を確認する必要がある

（都度，ダウンロードの可否を判断したい）

1 11% 2 17%

2. 今後もダウンロード後でもよいので，利用者を確認する

必要がある

5 56% 6 50%

3. 今後は利用者を確認する必要はない 2 22% 0 0%

4. わからない 1 11% 4 33%

利用者への許諾タイミングについて

提供者アンケート（２／２）

14

提供へのハードルとなる事項

県 市町村

回答数 割合 回答数 割合

1. データがデジタルではない（電子化されていない） 3 19% 4 17%

2. データが一元的に管理されていないため収集が困難 3 19% 6 25%

3. データ提供について内部の決済が得られない・手続きが大変 1 6% 0 0%

4. 自治体が整備したデータなので自治体外部の住民への公開がで

きない

0 0% 3 13%

5. 提供後にデータがどのように利用されるかがわからない 4 25% 6 25%

6. これまで外部に提供した実績がない 1 6% 4 17%

7. 理由はよくわからない 0 0% 0 0%

8. 提供することに対して障害となる事項はない 1 6% 0 0%

9. その他 3 19% 1 4%

15

社会基盤情報流通推進協議会の概要

• 設立の目的

– 産官学の関係機関が連携して、実空間における様々な国土情報ならびに公

共施設等の社会インフラに関わるデータ（例えば、森林、気象、空港、港湾、

道路、河川等）に関わる情報の収集・配信・利活用等の流通環境の整備を目

的とます。

• 協議会運営内容

– 社会インフラに関わるデータの利用条件の明確化

– データ品質の明示

– データ管理の効率化

– 災害時の対応

– アウトリーチ活動 等

• 期間：2011年9月～2014年3月

• 2011年8月24日 設立準備会開催

• 2011年9月27日 設立総会

16

協議会で検討・実施する事項（案）

ビ

ジ

ネ

ス

モ

デ

ル

流通させるべきデータ（キラーコンテンツ）の抽出と社会的・経済的効果の検討

対象情報に関連する機関へのヒアリング（もしくはアンケート）

流通の課題に対する対応方法

データ提供側のインセンティブ（有用なデータが流通しない最大のネック）

事業領域（入力、変換、蓄積、品質保証、ユーザ認証、課金、配信）；データ提供のレポジトリ

持続可能な運営体制、運用コストなどの枠組み

収益モデルの検討・具体化

データ品質の考え方（正確度・鮮度）

想定したデータ品質の確保方法

制

度

設

計

ビジネスモデルを踏まえた持続可能な運営に向けた価格設定（定額／従量課金）、入会費、データ登

録料、データ利用料

利用規約、参加申込手順

ビジネスモデルを踏まえた権利関係、法律、知的財産権、個人情報保護の方針・対応方法

技

術

開

発

全体アーキテクチャと今回実施部分の関係の明確化

必要技術要件の整理と対応方針

システム要件、支援ツール、認証、アクセス制御、セキュリティ、秘匿化

標準化すべき項目の検討

標準化作業

17

組織概要

会長

事務局長 事務局

運営委員会

企画部会 技術部会

幹事法人（H23.9.27現在11法人）

• 東京大学

空間情報科学研究センター

• 日本工営㈱

• 朝日航洋㈱

• 財団法人

日本建設情報総合センター

• ㈱ゼンリン

• 国際航業㈱

• 財団法人

日本デジタル道路地図協会

• ｲﾝｸﾘﾒﾝﾄ・ﾋﾟｰ㈱

• ㈱日立製作所

• ㈱パスコ

• ㈱建設技術研究所

（申し込み順）

柴崎亮介（東京大学空間情

報科学研究センター 教授）

18

会員種別

会員の種別 幹事会員 一般会員 個人会員 賛助会員

年会費（※） 600,000 50,000 10,000 無料

会議参加

総会 ○ ○ △1 △1

運営委員会 ○

部会等 ○ △2 △2 △2

セミナー等 ○（無料） ○（無料） ○（無料） ○（無料）

成果物（データ・報告書等） ○ ○ ○ ○

△1：出席できますが、議決権はありません。

△2：オブザーバーとして参加が可能です。

年会費は、４月１日から翌年３月３１日を対象とします。

ただし、初年度の会費は、平成２３年９月から平成２５年３月末までの期間を対象とし、その金額は１年相当分とします。

省庁、自治体及びこれらに関連する公的団体並びに大学等の教育機関等の場合は、賛助会員として参加が可能です。

※年会費はデータ収集・管理や啓蒙活動等に要する費用であり、各データそのものの対価ではありません。

以下のURLから申し込み可能です。

http://aigid.jp/GIS/USR/

ご清聴ありがとうございました。

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