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2013年札幌学院大学ヒューマンインターフェース論第2回講義スライド
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ヒューマンインターフェース論Vol.2
そが としおき曽我 聡起北海道文教大学 外国語学部・国際言語学科
13年4月28日日曜日
「ヒューマンインターフェース」
「人と技術の関わりに関する総合的な学術分野」
13年4月28日日曜日
ヒューマンインターフェースあれこれ
マン・マシン・インターフェース(man-machine interface)
ヒューマン・コンピュータ・インターフェース(human-computer interface)
13年4月28日日曜日
ヒューマンインターフェースあれこれ
“ヒューメイン・インタフェース(humane interface)”、ジェフ・ラスキン(Jef Raskin, ジェフリー・フランク・ラスキン)
humane[形容詞]:「人間味[思いやり]のある」
13年4月28日日曜日
ヒューマンインターフェースあれこれ
“ヒューメイン・インタフェース(humane interface)”、ジェフ・ラスキン(Jef Raskin, ジェフリー・フランク・ラスキン)
humane[形容詞]:「人間味[思いやり]のある」
1984年に登場する”Macintosh”コンピュータプロジェクト(Apple Computer社(当時))を1979年~1982年まで率
いた伝説の人物。
13年4月28日日曜日
ヒューマンインターフェースあれこれ
「あるインタフェースが、人の要求に打てば響くように応答し、人の弱さに寛容であれば、それはヒューメイン(人に優しい)インタフェースであると言えます。」(「ヒューメイン・インタフェース」ジェフ・ラスキン(Jef Raskin)より)
13年4月28日日曜日
“ヒューメイン・インタフェース”を作るためには(ジェフ・ラスキン)人と機械双方の相互作用に関する知識を正しく理解する必要がある。
人々が直面する問題に対する感受性を養う。
↓簡単なことではない
(我々は)(ヒューマンエラーがある製品でも)その動作に慣らされてしまっている。
13年4月28日日曜日
誤った慣れ
コンピュータの起動時間(ブート時間):
(時間がかかることが)当たり前すぎてインターフェース・デザイン(設計)として取り上げられない。
13年4月28日日曜日
誤った慣れ
「もし自分がATMで暗証番号を入力して7秒以上反応がなかったとしたら、どう思うだろう?」
「もし自分が携帯電話の電源を入れて7秒以上反応がなかったとしたら、どう思うだろう?」
13年4月28日日曜日
例:携帯電話の起動時間
49秒97秒 >メーカーによる改善努力
13年4月28日日曜日
例:インターフェース改善のアイデア
スタンバイ状態から瞬時にウェイクアップ
13年4月28日日曜日
例:インターフェース改善のアイデア
初期のブラウン管テレビ:画像表示時間(1分)
カソードを暖めるヒーターを設置
表示時間の大幅な短縮に成功
車の起動時間
出発までの待ち時間
13年4月28日日曜日
誤った慣れ
「 ユーザインタフェース」:待ち時間、反応速度「待ち時間がかかるときは画面に表示します。
7秒以上かかるときは人は不安に思うものです。 初期のインターネットでもHTMLや画像を使う量として、
10秒前後待たせないような指標がありました。」http://www2.ocn.ne.jp/~cheerful/develop/manner/ui.html
13年4月28日日曜日
誤った慣れ
コンピュータの起動時間(ブート時間):
設計者がブート時間の短縮をインターフェース設計の優先事項にしなかった。
(ブート時間がかかるコンピュータが)多数売れたので、インターフェース設計上問題が無いと考えた。
13年4月28日日曜日
ヒューメイン・インターフェースの原則
ユーザを不必要に待たせるべきではない。
ユーザをせかすようなことがあってはならない。
13年4月28日日曜日
解決策の例
13年4月28日日曜日
解決策の例
13年4月28日日曜日
解決策の例
13年4月28日日曜日
インターフェースと製品
ユーザーは、「自分にとって必要なことが実現されるのであれば、製品の中身は気に留めない」
顧客の立場から見る限り、「インタフェースが製品そのものである。」(ジェフ・ラスキン)
13年4月28日日曜日
Safari:iOSデバイス標準Webブラウザ
Safari:Webブラウザ(Apple)、無料
http://support.apple.com/ja_JP/downloads/
「インターネット」
13年4月28日日曜日