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G7 PROGRAMMING LEARNING SUMMITの狙い
早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所 所長
G7 PROGRAMMING LEARNING SUMMIT 実行委員会 会長
鷲崎 弘宜 http://www.washi.cs.waseda.ac.jp/
わしざき ひろのり
G7 PROGRAMMING LEARNING SUMMIT 2016年11月12日 早稲田大学
協力: 齋藤 大輔、佐々木 綾菜(早稲田大)
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主催: G7 PROGRAMMING LEARNING 実行委員会
パートナー:
後援: 総務省
サポーター: メディアパートナー:
協力:
協力団体: グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所・鷲崎研究室
プログラミング学習
• 第4次産業革命: AI、IoT/IoE、ビッグデータ
– 本質を捉えて論理的に思考し手順立てて世界を再定義するスキルを次世代を担う子供たちに
– 小学校「プログラミング的思考」教育必修化
• 如何にプログラミング学習を動機づけて定着と向上を促すか?
– ゲーム×プログラミング学習
– 様々なデジタル・アナログツール(環境)
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Some rights reserved by Puggles http://www.flickr.com/photos/puggles/282972528/sizes/m/in/photostream/
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坂本 一憲、本田 澄、音森 一輝、山崎 頌平、服部 真智子、松浦 由真、高野 孝一、鷲崎 弘宜、深澤 良彰、“まねっこダンス:真似て覚えるプログラミング学習ツール”、コンピュータソフトウェア、日本ソフトウェア科学会, Vol.32, No.4, pp.74-92, 2015.
Daisuke Saito, Hironori Washizaki, Yoshiaki Fukazawa, “Analysis of the Learning Effects Between Text-based and Visual-
based Beginner Programming Environments,” IEEE 8th International Conference on Engineering Education (ICEED), 2016.
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白黒はっきりつけよう × 50+
https://lightbot.com/ http://www.viscuit.com/ http://codemonkey.jp/ https://scratch.mit.edu/ https://www.playosmo.com/en/coding/ http://www.robotturtles.com/ 画像出典
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それぞれの特性や影響を明らかに
50+
https://lightbot.com/ http://www.viscuit.com/ http://codemonkey.jp/ https://scratch.mit.edu/ https://www.playosmo.com/en/coding/ http://www.robotturtles.com/ 画像出典
調査方法
• 実習前後における定量評価
– プログラミングの考え方の理解度評価
– プログラミングやコンピュータ、創造性に関する態度の自己評価
– 5-7ツール×年2-3回×3年以上(最新のものを追加予定)
• 特徴の定性評価(近日公開)
– 50ツール以上(随時最新のものを追加予定)
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ゲーム
要素あ
り
57%
なし
43%
留意点と期待
• あらゆる側面を明らかとするわけではない – 限られた、重要な側面の定性・定量評価
– 効果は教材や教育者に幾らか依存
– 短期的観察(長期は今後の課題)
• 世界初の一定規模の実験的比較分析 – 教育者/保護者: 目的に応じたツール・環境の選択活用、効率効果を最大化した教育
– 開発者: ツールや教材、教育方法の拡充・新規整備
– 学習者(子どもたち): 有効性が実証された教育を通じた国際競争力向上
• ぜひこの運動にご参画ください! – 次回 2017年3月を予定
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G7 PROGRAMMING LEARNING SUMMIT 実行委員会 会長 鷲崎弘宜(早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所)
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情報にふりまわされず、プログラミングの考え方と方法により本質を捉え、論理的に思考し、ルールを再構築して価値を創造するスキルが、これからのIoE時代を担う全ての人々に必須のものであり、その早い段階からの効率的かつ効果的な教育が求められています。この必要性は2020年からの日本の小学校におけるプログラミング教育必修化の動きにも裏付けられています。 一方海外に目を向けると、抽象的思考の成長発達段階からのプログラミング教育のツールと教材の整備および教育が活発に進められています。しかし具体的に何をどのようなツールと方法で教えることがどのように効果的であるのか、日本はおろか世界を見渡しても明らかとされていません。 そこで本調査では、国産を含む世界の代表的なプログラミング教育・学習ツールを一堂に集めて実験的に比較検証し、各ツールの特性や効果を具体的に明らかとします。調査の結果は、それらのツールによる効率・効果を最大化した教育に資するとともに、必要な特性を補完あるいは拡充する新たなツールや教材、教育方法の新規整備開発を促します。この調査を世界に先駆けて日本で始めることで、日本の教育現場において有効性が実証されたツール・教材・教育方法の展開を進め、日本の次世代の子どもたちの国際競争力を高めることに貢献します。 なお、本調査研究は早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所と株式会社フジテレビKIDSの二者による産学協同プロジェクトですので、子どもを対象とした調査・体験イベントの開催や新規開発教材・ツールの活用や流通など、両者の強みを活かしながら進めて参ります。