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fumiya-uchikoshi
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Quiz
直系家族家督権を持つ家長と相続権を持つ長男を中心とする世代間秩序
個人化伝統的な社会制度から解放され,個人が再生産の単位となること
同類婚同じ社会的背景(学歴、年齢など)を持つもの同士の結婚
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直系家族と近代家族
直系家族
• 家の継承を目的とする組織
• 家督権を有する家長と長男による秩序と支配関係
• 結婚への介入
近代家族
• 夫婦と子どもを基礎とする核家族
• 相互に強い愛情をもって結びつき,信頼しあう家族
• 自由恋愛を許容
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家族社会学の政策志向性(補)
「近代福祉国家の成立が夫婦とその子供で成り立つ家族を親族組織から独立させる仕組みであったとすれば,個人化する家族をシステムとして成立させるためには,家族単位ではなく個人を単位とするサポート・
システムが必須となる」 2
102. 目黒依子 1999: 15
人類学・歴史研究からの反証
「親の意向を考慮しつつ配偶者と交際」 3
「見合いの後は互いに自由な恋愛をする」 4
見合いと恋愛は対立しない
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3. Edwards W. 1989. Modern Japan Through Its Weddings4. 阪井 2013. 家族主義と個人主義の歴史社会学 .
親の影響力と自律性(autonomy)
Rosenfeld, Micheal. (2009) The Age of Independence. HUP.
教育程度が高くなると本人の自律性を促進させ,他人に対してもその人の選択を尊重
するような価値観を醸成しやすい。
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親の影響力と自律性(autonomy)
Rosenfeld, Micheal. (2009) The Age of Independence. HUP.
アメリカでは,青年期と成人期の間に 位置する独立したライフステージの段階に
自律性が増すと考えられている。
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使用するデータと変数
East Asian Social Survey (EASS) を使用し,
日本社会での配偶者選択に対して,
いつ、なぜ個人の選択性が増したかを検討出会いの機会:見合い,紹介,自分で
親の影響力:「あなたが配偶者の方との結婚を決めた時、あなたの親の意見はどの程度影響しましたか。」
検証仮説:高学歴であれば親からの影響は受けない
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なぜ男女差があるのか?
男性稼ぎ主モデルが優勢だと、女性は 自ら経済的資源を獲得する手段をもたない
↓
女性の労働市場への進出が個人の自律性を促進した可能性
1975 年に女性の就業率は 25-29歳、 30-34歳では共に 4割程度であったが、 2011 年にはそれぞれ 72.8%、 64.2%まで上昇 5
205. 総務省 2013 .労働力調査
先行研究
階級と文化の一致 (Bourdieu 1984)
高級文化消費と学歴上昇婚の関係
(DiMmagio and Mohr 1985)
文化の雑食化命題 (Peterson 1992)
文化的雑食という資本 (Erickson 1996)
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データと変数の定義
• 使用するデータ: 2005 年社会階層と社会 移動に関する全国調査( SSM )
• 分析対象:配偶者を持つ 20歳から 70歳までの男女
• 文化:直近一年に消費している場合に1 、それ以外の時に 0 とする。
• その他:学歴とコーホート
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分析結果
モデル 1-2:他の変数を統制しても高級文化消費は上昇婚に対して正の影響
モデル 3-4:世帯年収などを統制しても文化的雑食も上昇婚に対する正の効果
モデル 5:二つの変数を同時に投入すると、文化的雑食の効果が消え、高級文化消費の効果のみ有意
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参考:文化消費と出会いの機会
学校という場では、高級文化消費が高校卒業で終わる女性と大学に進む男性結びつけ
る文化的資源となった?
職縁結婚花盛りし時代の会社という社会空間では、文化消費は資源とならなかった?
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脱制度化する結婚?
Two transitions in the meaning of marriage that occurred in the United States during the 20th century have created the social context for deinstitutionalization. The first transition … was from the institutional marriage to the companionate marriage. The second transition was to the individualized marriage in which the emphasis on personal choice and self-development expanded. Although the practical importance of marriage has declined, its symbolic significance has remained high and may even have increased. It has become a marker of prestige and personal achievement.
Cherlin, A. J. (2004). The deinstitutionalization of American marriage. Journal of Marriage and Family, 66(4), 848-861.
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Acknowledgement
East Asian Social Survey (EASS) is a collaborative work of
Chinese General Social Survey (CGSS), Japanese General Social
Survey (JGSS), Korean General Social Survey (KGSS) and
Taiwan Social Change Survey (TSCS) which was launched in
2006. Surveys in the CAFS project have incorporated EASS
2006 family module with slight modifications according to local
contexts.
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