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PSpiceを活用した微分回路シミュレーション
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PSpiceを活用した微分回路シミュレーション
2014年 10月 20日ビー・テクノロジー
堀米 毅
微分回路
入力の時間微分 (変化 )を出力する回路を微分回路といいます。
V 1
TD = 0
TF = 1 uP W = 0 . 1P E R = 1 . 3
V 1 = 0
TR = 1 u
V 2 = 2 0 0
D 1
D 1 N L 4 0
C 1
2 u
I C = 0R 1
1 0 0 k
R 21 . 2 k
0
V-V+
VV
時定数 (τ)= R(Ω)×C(F)
微分回路にパルス電圧を入力した時、出力波形が急激に立ち上がった後、ピークから 37%点の高さまで下降するまでの時間が微分回路の時定数 (τ)に相当します。
【事例】 (τ)= R2(Ω)×C1(F)=1.2k×2u=2.4m[sec]
微分回路シミュレーション結果
ダイオードの電流
コンデンサの電圧
入力電圧
出力電圧 37%ライン
2.4m[sec]
Appendix
ダイオードの SPICEモデルダイオードは、新電元工業製品の「 D1NL40」を採用した。過渡応答性のみのモデルパラメータ TTのみで表現している。
*$.MODEL D1NL40 D+ RS=1.0000E-3+ CJO=1.0000E-12+ M=.3333+ VJ=.75+ ISR=100.00E-12+ BV=100+ IBV=100.00E-6+ TT=50.000E-9*$