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温熱感指標 気温 グローブ温度 作用温度 有効温度 新有効温度 PMV

建築環境工学 温熱感指標

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Page 1: 建築環境工学 温熱感指標

温熱感指標

• 気温

• グローブ温度

• 作用温度

• 有効温度

• 新有効温度

• PMV

Page 2: 建築環境工学 温熱感指標

グローブ温度 tg直径約15cmの黒塗りの金属球

2

MRT 室温グローブ温度

無風条件(室内)では

放射の影響を測定できる

Page 3: 建築環境工学 温熱感指標

不快指数 DIDiscomfort Index

DI≧75 やや暑いDI ≧ 80 暑くて汗が出るDI ≧85 暑くてたまらない

Page 4: 建築環境工学 温熱感指標

作用温度(OT)

• 放射暖房の指標

– 床暖房

– ラジエーター

Operative Temperature

2OT amrt tt

平均放射温度 室温

Page 5: 建築環境工学 温熱感指標

温熱感指標Thermal comfort indices

• 物理的な指標

– 平均放射温度、作用温度

• 被験者の主観的な判断

• 熱平衡式にもとづいたもの

Page 6: 建築環境工学 温熱感指標

有効温度(ET)

Effective Temperature

1920年代,米国

湿度 100%

無風気温 t ℃

湿度 50 %

風速 0.1 m/s

気温 23 ℃

被験者実験

同じ感覚

Page 7: 建築環境工学 温熱感指標

ET線図

Page 8: 建築環境工学 温熱感指標

新有効温度(ET* イーティースター)

1970年代,米国

気温 ET* ℃MRT ET* ℃湿度 50%

気流速度右と同じ

伝熱理論

同じ感覚

気温 ta ℃放射温度 MRT ℃湿度 rh%

気流速度 v m/s

着衣量 I Clo

代謝量 M met

着衣量右と同じ代謝量右と同じ

人体モデル

Page 9: 建築環境工学 温熱感指標

標準新有効温度(SET* エスイーティース

ター)

気温 SET* ℃MRT SET* ℃湿度 50%

気流速度 0.1m/s

同じ感覚

気温 ta ℃放射温度 MRT ℃湿度 rh%

気流速度 v m/s

着衣量 I Clo

代謝量 M met

着衣量 0.6 Clo

代謝量 1.0 Met

人体モデル

Page 10: 建築環境工学 温熱感指標
Page 11: 建築環境工学 温熱感指標

PMV

Predicted Mean Vote (予想平均申告)

CREWML )(

L が変化すれば温冷感申告が変化する

かなり 暑い やや どちら やや 寒い かなり暑い 暑いでもない 寒い 寒い

+3 +2 +1 0 -1 -2 -3

熱平衡式

1970年代デンマーク

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PPD (予測不満足率)

Page 13: 建築環境工学 温熱感指標

温熱感指標と温熱要素

気温 相対湿度

放射 気流速度

着衣量 代謝

気温 ○

不快指数 ○ ○

作用温度 ○ ○

有効温度 ○ ○ ○

新有効温度 ○ ○ ○ ○ ○ ○

PMV ○ ○ ○ ○ ○ ○

Page 14: 建築環境工学 温熱感指標

快適条件

• ET

–夏季 21.7℃,冬季 20℃

• PMV

– -0.5 < PMV <+0.5

• SET*

–22.2 ~ 25.6℃