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にわかインフラ担当のAWS奮闘記
自己紹介
株式会社 TGL の伊東です。AWS歴は約2年。#LTは(生涯で)初参加です。
あらすじ
I は、とあるソフトハウスT社のインフラ担当である。
オンサイトで作業するかたわら、インシデント発生とともにケータイが鳴り、メンテのために会社へ戻る日々を繰り返していた。
そんな彼は2012年のデブサミ神戸でAWSに出会い、「世界が変わる」と勝手に思いこみ、日々AWSを社内に広めようと布教活動にいそしんでいた。
そんな彼は、インフラ担当である立場を利用して、まず社内のバックアップをAWS化しようと目をつけて、よからぬ?企てをはじめた。
ところで...
バックアップって大事ですよね?
ディザスタリカバリ・・・とか。
「ぞっ」としますね.....
で、ウチもまず考える。
拠点間バックアップ
拠点が4つあるので、
各拠点にNASを設置して互いにコピー
コピー コピー神戸 京都 大阪
不安
何が不安かというと...
・NASの耐久性とか。。。・コピーに何時間かかるのか?・災害あっても近すぎ。(大阪と神戸って。。)
・バックアップのバックアップは?と、いろいろ考えることがあるので・・・・
で、考える。
AWS de
バックアップ
S3とGlacierを考える。
耐久性(S3 ページから抜粋)
Amazon S3 は重要なデータを保存するための耐久性のあるインフラストラクチャを提供し、オブジェクトの 99.999999999%
の耐久性を実現するように設計されています。データは冗長化されて複数の施設に保存され、各施設では複数のデバイスに保存
されます。
耐久性(Glacierページから抜粋)
Amazon Glacier は、アーカイブの平均年間耐久性が 99.999999999% となるように設計されています。このサービスでは、
データが冗長化されて複数の施設に保管され、各施設内では複数のデバイスに保管されます。耐久性を高めるために、Amazon
Glacier でのアーカイブアップロード時は、データを複数の施設に同時に格納してから SUCCESS が返されます。従来型のシス
テムでは、データの検証と修復に人的作業が必要になることもありますが、対照的に Glacier では、体系的なデータ完全性チェ
ックが定期的に実施されるほか、自己修復を自動的に行うように設計されています。
早速見積もってみる。
月々3800円。。。けっこう(というかかなり)
安い。(^o^)v
ということで、しれっと上長にネゴを取り...
作りました。
Vaultも。
さらに。。
過去何年も開いたことのないプロジェクトのデータが400GBほどあったので、(どうも残しとくことは必要らしい。)
Glacierに直接アーカイブ!
したいと思ったところ.....
Glacierに直接データを突っ込むGUIはManagementConsoleにない。
ので、
ついでに....
社内で最強のバックアップツールになってほしいという願いを込めて・・
作りました。
命名:Glacie(AWSSDK for .NET)
DEMO