2014主催：オープン！ちば共催：淑徳大学コミュニティ政策学部

IODD2014＠千葉の設計

“『こどもNo.1千葉』 を目指せ！”をテーマに、ちばレポやWDMMGなどにつながった2013

を踏まえ、

一過性のイベントにしない継続性

ICTに詳しくなくとも誰でも参加できるに留意し、

街の記憶を残して共有

データから未来を考えられる

ような３プログラムを用意!

今年は、千葉を中心に東京のエンジニアも参加し、“データでつなぐ 現在・過去・未来”をテーマに、以下の3チームに分かれて活動まちラブ・ちば

→写真で街の記憶を共有

City Evolution in Fiscal Data【CEFiD】→街の形成過程を財政データで可視化

地域の絆マップ→地域の人のつながりを地図上にマッピング

プレイベント(2/9) ・・・ 17人参加、

本 番(2/23)・・・・・・・・ 33人参加

IODD2014＠千葉の概要

まちラブ・ちば

Historypinを使った街のアーカイブ

地域の思い出を残したい

• 地域の情報は知ると楽しい

–昔ここはお寺だったんだよ

• でも何もしないと無くなってしまう

–引越で昔の写真は捨ててしまった

• だから残しましょう

–自分達の街の記憶は自分達の手で

3つのメニュー

• 白旗思い出ポスト

→会場地元を散策し登録

• 軍都ちばの記憶

→千葉に残る戦跡を記録

• ちばの今昔ものがたり

→懐かしい風景の記憶

日曜のためかほとんどのお店はお休みでした。

思い出の写真を求め白旗の街を探索

靴屋さんを訪問

昔は下駄も売っていたという話を聞いているところ。

白旗が川崎や日立といった企業の城下町だった頃に作られた長屋です。

まちラブ・ちば白旗思い出ポスト

軍都ちばの記憶

ちばの今昔ものがたり

今後に向けて！

• ジモトと向き合うＷＳを行い、地域の記憶をアーカイブ

• 市の保有する昔の写真（30万枚！）の活用を模索

オープンデータ･カフェin千葉（4/26）を開催

WAWWDとの連携?

We Are What We Doのニック・スタンホープさんと

City Evolution in Fiscal Data【CEFiD】

私たちの街の歴史を財政データで見てみよう！

千葉市の決算データ、統計データ等を活用

都市形成過程と都市の特徴の可視化にチャレンジ

WDMMG?のように他団体への展開を視野

時代背景や経済の動向と街の形成過程や成長がどのように関係してきたのか

公開されている財政データなどを使い時代を追って（経年的）に

財政データを可視化することで

街の形成過程を振り返るきっかけとする

14

政令指定都市移行

合

併

CEFiD のイメージ

年代

人口

予算

←土木費

←教育費

←民生費

←その他

下水道普及率

0

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

350,000

400,000

S30

S33

S36

S39

S42

S45

S48

S51

S54

S57

S60

S63

H3

H6

H9

H1

2

H1

5

H1

8

H2

1

H2

4

一般会計当初予算額 市税

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

S50

S52

S54

S56

S58

S60

S62

H1

H3

H5

H7

H9

H1

1

H1

3

H1

5

H1

7

H1

9

H2

1

H2

3

扶助費 公債費 投資的経費

0

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

600,000

700,000

800,000

900,000

1,000,000

S30

S41

S44

S47

S50

S53

S56

S59

S62

H2

H5

H8

H1

1

H1

4

H1

7

H2

0

H2

3

住民基本台帳人口(10/1）

こんなグラフが見えてきた

53 58 59

63

78 84

88 92

96 96 100 101 103

107 108 110 112 112 112 112

23 25 26 27 32 34 37 37 38 40 42 44 45 46 47

51 51 51 51 51

0

20

40

60

80

100

120

S44 S45 S46 S47 S48 S49 S50 S51 S52 S53 S54 S55 S56 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63

小学校数 中学校数

18.0

35.2

44.7 50.9

65.6

73.2

85.8

96.0 96.9 97.1

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H19 H20

下水道汚水処理普及率（％）

（％）

実際に創ったもの(1)

実際に創ったもの(2)

今後に向けて！

• 都市のトピックスとの連動

• インフォグラフを志向！

• データフォーマットの作成による汎用化

他都市展開につなげたい！

地域での人と人とのつながりを可視化

地域の絆マップ

自治、子育て、防犯などの分野別に指標データをマップ上に可視化

目に見えない 「地域の絆」 を可視化

地域住民や行政の具体的な行動を喚起

強い絆を持つ、安心・安全に暮らせる街

地域の絆マップ のイメージ

カテゴリ 指標データの例

住民自治 町内自治会結成状況など

子育て支援 子育てサークル 赤ちゃんの駅など

高齢者支援 見守り支援活動など

防犯・防災 自主防災組織、防犯パトロール隊結成状況など

環 境 地域清掃活動、優良ごみステーションなど

… …

これらのデータをマップ上に、該当区域を透過色で重ね合わせることで、絆の深い地域を濃く浮かび上がらせることができないか

評価指標の検討＜基礎データ＞

町丁別人口データ（世帯別、高齢化率、年齢別、男女別）

小中学校（位置、在校生数）

公園

＜子育て＞

ファミリーサポートセンター

子育て支援センター

赤ちゃんの駅

＜防犯・防災＞

子供１１０番の家

自主防災組織（自治会ごと）

高齢者・障害者（見守り、敬老会）

避難所運営委員会

安全安心メール情報（空き巣、ひったくり等犯罪件数）

地域イベント（盆踊り、オビシャ）

ＸＸＸＸＸＸＸＸＸ①地形

②同心円（ヒートマップ）③ピンポイント④棒グラフ

１９９０ ２０００ ２０１０

見せ方の類型化

地図上に絆情報のマッピング

スライドすることで時系列に円のサイズが変化したりPinの数が変化する

おゆみ野をモデルに考えようか？

QGISでの分析

子育ての絆マップ（緑区おゆみ野）

今後に向けて！

地域の絆の可視化に向け、

• 評価指標の充実

• ビジュアライズの高度化とＧＩＳの活用

ＧＩＳ勉強会、データ発掘イベントの開催

地域の絆マップのプロトタイプを作成

他都市での展開

“ちば“での今後の活動

• 今回のメンバーを中心とし、市民有志の任意団体“オープン!ちば”を組織し、県内での継続的取り組みとしていくことを決定

• ＩＯＤＤ会場の淑徳大学コミュニティ政策学部のご好意で、２ヶ月に一度、会場をお借りできることに！

• オープンデータ･カフェin千葉を継続開催！

IODD2014＠千葉の動画アーカイブ

• 熊谷千葉市長あいさつ(2:17)

• 結果発表

–まちラブ・ちば(8:18)

– City Evolution in Fiscal Data(9:53)

–地域の絆マップ(11:02)

• 市長講評(3:51)

IODD2014@千葉を創ったみなさん！

第2回オープンデータ･カフェin千葉

会場淑徳大学千葉キャンパス3号館アネックス（千葉市中央区大巌寺町200）

日時4/26(土)13:00～17:00

内容講演「（仮）オープンデータの可能性」（庄司昌彦さん）事例発表「富士宮プロジェクト」（庄司昌彦さん）事例発表「まちラブ・ちば」（畠中一幸さん）意見交換

参加費¥500