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MENTAL HEALTH CARE FOR THOSE WHO HAD MASSI VE EARTHQUAKES AND TSUMANI, 11/3/2011 Kou Kunishige Manager Diversity Counselling New Zealand - Member of New Zealand Association of Counsellors - Japanese Society of Certified Clinical Psychologist - Japan Association of Family Therapy

Mental Health Care for those who had earthquakes and Tsunami on 11 March 2011

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JSA主催講演会「震災被災地におけるこころのケア」 This material was presented for people in Japanese Society of Auckland Incorporated. A Japanese clinical psychologist stayed in the Kesennuma City for nearly two years after the earthquakes on 11 March 2014. He worked with students, their parents, and teachers in schools.

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MENTAL HEALTH CARE FOR THOSE WHO HAD MASSIVE EARTHQUAKES AND TSUMANI, 11/3/2011

Kou KunishigeManagerDiversity Counselling New Zealand

- Member of New Zealand Association of Counsellors- Japanese Society of Certified Clinical Psychologist- Japan Association of Family Therapy

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DIVERSITY COUNSELING NEW ZEALAND

非営利団体として昨年に発足 専門家によるカウンセリングをさまざまな

言語で提供 守秘義務が厳密に適応 一般の方々に各種セミナーを提供 専門職の方々に各種セミナーを提供 連絡先 [email protected] または

021 0262 5587 まで(日本語で OK )

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第一回 JSA 主催特別講演会

「震災被災地におけるこころのケア」国重浩一( Kou Kunishige)元宮城県緊急派遣カウンセラーダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランドマネージャー

ニュージーランド・カウンセラー協会会員日本臨床心理士

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震災発生二ヶ月後、緊急派遣カウンセラーとして宮城県へ

2011 年 3 月東日本大震災の発生個人的な状況(鹿児島から NZ へ)

2011 年 5 月〜 7 月末宮城県気仙沼に滞在

2012 年 5 月〜 2013 年 3 月宮城県気仙沼に滞在

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緊急派遣カウンセラーの配置形態

一般的には一週間のローテーション代わる代わる、心理士が派遣されるという

システム(「説明疲れ」) 宮城県の高校だけは自分たちのニーズ

を伝えるせめて一学期間は滞在して欲しい

宮城県教育委員会の努力日本臨床心理士会の協力は得られず

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宮城県気仙沼市

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あまちゃん第一話から

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派遣場所

気仙沼向洋高等学校旧水産高校。海沿いに位置していたため、全壊。 4 階校舎の 4 階まで津波が達する。

気仙沼高等学校(全日制・定時制)高台に位置する校舎被害は、地震のものだけ。体育館は、避難所と物資の保管所。武道場は、生徒の宿泊所。校庭は、自衛隊が駐屯。

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気仙沼向洋高等学校

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心理士として現地で何ができるのか?赴任日に気仙沼西高校で担当者会議・ 8 名ほどの担当者の内、 3名が家を流失したと報告・生徒たちは、 1/3 〜 1/2ぐらいが私服で登校

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当時、先生たち思い

とにかく、これだけの災害があったのだから、とてつもなく大変な毎日(欠席、遅刻、早退、教室不適応、保健室利用、不登校、自殺未遂等…)が始まるんだと覚悟をしてスタートを切りました(養護教諭)

経験したことがないあんなに大きな災害後でしたので、生徒の様子がどうなのか、どのような心のケアをしなければならないのか、まったく予想できない状態だったので、何もかもが不安でした(養護教諭)

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みなさんの想像は? 二ヶ月後、やっと学校が再開されました。

しかし、多くの生徒たちは、避難場所から通っています。交通手段がなくなったため、数十名の生徒は、学校の柔道場に泊まりながら、学校で勉強することになりました。生徒のほぼ三分の一は私服を着ています。これは、家が流されたことを意味します。

学校の先生も被災からの例外ではありません。避難所から通っている先生もいます。

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現地に入る前の想像 容易に想像できることとは?

一般的な表現で括られる状態は、容易に思い浮かべることができる。

たとえば、「つらい」「苦しい」「悲しい」「トラウマ体験」

このような描写から、私たちは、その人たちの内面が、「常にそのようである」と、想像してしまう

簡単な描写から「物語全編」が想像できてしまう

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当時の学校の様子1 生徒たちは、不思議なぐらい「普通に近い」状態でいます。教員に、授業中における変化を尋ねていますが、極端な変化を感じないということでした。実際には、家を完全に失った人、保護者を失った人、肉親を失った人、親が職を失った人がたくさんいて、このような話をいたるところで聞くことができます。 

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当時の学校の様子2 子どもたちは周りに非常に気を遣って

いるので、普通通りに振る舞っているのではないかということです。これについては、何人かの生徒と話をしましたが、「私はまだよかった」という、周りと「比較」して自分の体験を位置づけようとしている生徒がいました。つまり、まだ良かったので、そんなに嘆き悲しんでいる場合ではないということにつながるのだと思います。

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当時の学校の様子3 また、子どもたちの反応として、「普通」にすること以外、振る舞いようがないのだろうとも考えたりしています。学校に来て、「普通」や「平常」を感じ、そのように行動していくこと自体は大切なこととして感じられます。

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テレビカメラに映らないもの テレビカメラの後ろの風景 「百聞は一見に如かず」という諺

実際に見ることから得られる情報量は、その多様さという点において圧倒的

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想像したものが目に入らないとき その想像したものがないとは、考えられな

いため、一所懸命「目的の現象」を探そうとする。

あるいは、「そのように語りかけていく」。「辛かったね」、「苦しかったね」と。自分の想像したものを確認するために。

メディアは、自分の想像したものをみつけ、そのことを取材しようとしていた。

専門でさえ、「目的の現象」を見つけようと努力していた。

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質問次第で求める答えを得られる 私たちの質問形式によって、相手が答えられる

内容が制限される。 「大変だったね?」「苦しかったね?」という質問の形式。

「はい」としか言えない、気持ちになる。否定するのは相手に失礼だと思うから、相手を戸惑わせると思うから。あるいは、「いいえ」と言っても分かってもらえないと、分かっているから?

「はい」と聞いた人は、どのようにそのことを周りに伝えるだろうか?

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自由に語れない それは、他者への配慮であり、自分の特殊性に対

する心配である。 自分よりも、状況が悪いと比較し、判断するとき、

「自分のことは、それほどでもないし、不平不満をいう価値もない」と感じてしまうのである。

そして、もっとも恐れるのは、自分の発言が、ほかの被災者を傷つけるかもしれないということである。

自分は、「津波を見たことには反応していない」でも、周りが気にしていないようにみえる「サイレンの音」に拒否反応が出ているとき、言えないという気持ちになる。

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メディアも自由に語れない

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流布されている体験談とオリジナルの体験談 メディアでも、一般のトークでも、耳にするこ

とが多い話。 多くの場合、一人称で語られない、または、そ

の内容の元が不明瞭なままである。 そして、語られていくことによって、話が洗練

されていく。 仮設の暮らし? 仮設校舎の暮らし? (時間軸と

いう視点が不在、常にそのような状態であるという思い込み、そして、人それぞれであるという視点の欠如)

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流布されている体験談とオリジナルの体験談そのことについて耳にする頻度は、実際に起こっている頻度と一致しない。

こだま現象(やまびこ・エコー)

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PTSD (心的外傷後ストレス障害) ASD (急性ストレス障害)との違い

精神的不安定による不安、不眠などの過覚醒症状。

トラウマの原因になった障害、関連する事物に対しての回避傾向。

事故・事件・犯罪の目撃体験等の一部や、全体に関わる追体験(フラッシュバック)

その障害のため、社会的、職業的に、あるいはその他の重要な方面で、臨床的に著しい苦痛や欠陥が見られること。

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「震災後 PTSD になった女子高生、月経前症候群も重く」  東日本大震災で心的外傷後ストレス障害( PTSD )

になったとみられる女子高生は、月経前にイライラしたり手足がむくんだりする月経前症候群も重くなっていることが、近畿大の武田卓・東洋医学研究所長らの調査でわかった。月経前症候群と自然災害の PTSD の関連を明らかにしたのは初めて。

 震災から 9 カ月後の 2011 年 12 月、仙台市中心部にある二つの高校の女子生徒 1180 人につ いて、月経前の不快な症状や PTSD の症状に関する 36 の問いの回答を点数化して分析した。 PTSD が強く疑われたのは 10%。一般にみられる 0.4%よ り著しく高かった。うち PTSD ではない生徒は月経前症候群が1割。一方、 PTSD疑い例では4割に中程度より重い月経前症候群がみられた。

Takeda T, Tadakawa M, Koga S, Nagase S, Yaegashi N.Tohoku J Exp Med. 2013;230(3):151-4.

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人間としての「正常反応」 精神的不安定による不安、不眠など

の過覚醒症状。 トラウマの原因になった障害、関連

する事物に対しての回避傾向。 事故・事件・犯罪の目撃体験等の一部や、全体に関わる追体験(フラッシュバック)

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一般論と「その人」のことは違う その出来事によって、どのような反応が生じる

のかについては、人それぞれなのだということ。 地震、津波、大切な人を失うということは、一

般論として、たいへん大きなことであることに異論を挟む予知はない。

ところが、それが、どのような心的、身体的反応を生じさせるのかについては、人それぞれである。

そして、支援の大きな視点は、その人独特の状態を受け入れてあげるということがあげられる。

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ウィトゲンシュタイン 「青色本」より

「一般的なるものへの渇望」と言う代わりに、私は、「個別ケースへの軽蔑的態度」と言うこともできた。

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接するときの姿勢

どのような声かけが、その人がその時に一番語りたいことを話せるように促すことができるのだろうか?

ふだん語ることができない話は、どのようにして聞くことができるのだろうか?

震災の話をどのように切り出したらいいのだろうか?

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震災後に必要な語りは「相談」という形式のものではない 自分の家を失ったとき、大切な人を

失ったとき、何か「相談」することがあるだろうか? 法律的相談、行政上の相談

しかし依然として、私たちはそのことについて、語る必要がある。それは、相手がその時に体験した物語をきくということ。

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体験は語ることによって整えられる 当初は、物語そのものも、しっかりと整ったものとはなっていない。聞き手の存在が、その物語の起承転結を整えていく。

聞き手を持たない話は、未消化のまま留まる。

語り尽くされる話は、トラウマとはなり得ない → 震災ジョーク

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「比較」が物語に組み込まれる 自分の置かれた状況を把握するために。 「家を流されたこと」。被災者たちが比較し、判断する話と、何の影響を受けていない人たちが、そのことを判断する話では、大きく異なるのだということ。

「比較」という視点では、自分の状況をうまく判断できない。

比較の行き着くところ 共同体の外の人間との比較も必要。(支援をす

る側にいると思っている被災者)

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有益な支援のひとつ カウンセラーが提示できる支援とは、

「その人の視点で、その人の感性から、その人の話せる方法で、その人の言葉で語る場を提供すること」である。

それは、私たちが黙っていたのでは、その場を作り出せない。私が、どのような話を望んでいるのか、相手には伝わらないからである。

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相手が語りたいことを語れるように促す質問の形式 震災は、あなたにとってどのようなもの

だったのですか? 今回の震災は、あなたの人生にどのよう

な影響をもたらしたのでしょうか? 日々の暮らしにどのような影響をもたら

しているのでしょうか? 周りの感じ方と、自分の感じ方で何か異

なっているところはありますか? メディアの報道を見ていて、自分にはあ

てはまらないことはありませんか?

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自分の言葉で語れるとき 私たちの人生は、自分ことを自分の言葉で語り、そのことを理解してくれる機会に恵まれていないということ。

いろいろな思いや感情は、ひとりだけで持ち運ぶのには重すぎる。自分だけの苦しみや辛さが、たとえひとりでも、ほかの人と共有されるとき、その苦しみや辛さは分かちあえられたことになるのです。それは、大きな一歩となる。

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現地で聞く話のジャンル 人が語る話を一編の物語であると見なしてみ

ます。その時に、その物語がどのようなジャンルに属するのか、分類することも可能でしょう。たとえば、悲劇、喜劇、ロマンス、アドベンチャー、ヒーローもの、アクション、スリラーなどです。

「アドベンチャー」「サバイバル」というジャンルのもので、語り手がその主人公となるような話でした。これを「武勇伝」といっても過言ではないでしょう。

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高校生たちからの伝言 「被災地に遠慮しないで見に来てほしい。そ

して、孫の代までそれを伝えてほしい。現場にいることでしか感じられないものがある」

「みんな一緒なので、仕方がない。周りの人が励ましてくれました。『お前ひとりじゃないんだ』と」

「いろんな人から支援を受けることができて感謝しています。また、学校がなくなっても、このような場所(仮の勉強の場)を確保してくれたことも感謝しています。それに応えられるようにしていきたいです」

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今、そして、これから

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グレートウォール(防潮堤)

巨大防潮堤、被災地で反対運動 議論に住民不在 宮城県気仙沼市にある小泉海岸は白砂青松の砂浜で、環境省の「快水浴場百選」にも選ばれた浜辺である。ここに高さ 14.7メートルと日本一の巨大防潮堤が計画され、物議をかもしている。底辺は 90メートルにも及び、砂浜を覆いつくさんばかりだ。事業費 230億円 (日経新聞 2014/7/12)

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仮設住宅生活 東日本大震災から3年半あまりが過ぎました。 被災地では、災害公営住宅の建設や、集団で移転

する高台の造成が遅れています。 今、仮設住宅で生活している人は、岩手・宮城・福島の3つの県でおよそ9万人いますが、最も長い人は8年間も暮らす可能性が出てきました。

しかも、5年以上、この暮らしを続ける人は2万人にのぼる可能性も出てきました。

そして、仮設住宅は、床が腐ったり、カビが生えたりして、急速に劣化し、被災者の暮らしは、新たな壁に直面しています。( NHK解説アーカイブス)

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集団移転

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過疎(田舎という問題)

気仙沼市人口平成 17年 78,011

平成 22年 73,489

平成 26年 7月

67,856

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可能性

3 月 11 日からのヒカリ 気楽会の観光案内課

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応援隊

渡辺謙( K-Port ) 糸井重里

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関心を寄せ続けること 「電話やインターネットで相談業務をするので

はなく、現場に来て、その地域の空気を一緒に吸い、クライアントの表情や声を観察してほしいと思います。小さな声をたくさんひろってほしいです(養護教諭)」

「あの出来事が在ったことをいつも気にかけてもらいながら、時が経っても『あの時』のことを安心して自分の言葉で語り合えるような関係性が続いてくれることを願います。(物理的に離れて生活しているとしてもいちばんつらかった時に出来事や時間、空間の共有が出来たことを思い返しながら、人は前向きに頑張れるものだと体感しています!)(養護教諭)」

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