Upload
haruo-sato
View
596
Download
1
Embed Size (px)
Citation preview
要求の優先順位のつけかた(参考情報)
第3章 要求のトリアージ に紹介されていた手法
100ドルテスト 各自が100ドルずつ持っていると想像してもらい、その100ドルを要求候補にステークホルダーが分配
イエス・ノー投票 要求を一つひとつ挙げていき、要求に関心がある場合は、ステークホルダーに挙手してもらい、優先度を決める。
5段階プライオリティ方式 ステークホルダーに要求ごとに5段階で投票してもらう。要求を次回のリリースに含めることに賛成ならプラス1~2票。どちらでもよいなら0票。反対ならマイナス1~2票を投票する。
「成功する要求仕様、失敗する要求仕様」
納得感ある?
よくあるチーム
意思決定者(企画担当者)
エンジニア デザイナー エンジニア
つくるもの考える
・上意下達の組織(企画者が上で、エンジニア/デザイナが下?)→ これで納得感のある開発ができるか?
<考える人>
<つくる人>
ステップ2-1. 価値の検証と目的の抽出
解決したい課題実現したい価値
①ステークホルダーの洗い出し「ステークホルダーを見落とすことは要求を見落とすこと」
価値 価値価値②価値の検証→誰に対してどのような価値があるか? 目的 目的 目的③プロジェクトの目的を抽出→価値を実現するためのプロジェクトの目的を抽出する
解決策(案)
検証
導入した結果と成果
かかった時間:約1日・午前中:価値分析モデル(2時間) ・午後:要求分析ツリー(4時間)
成果・19個のIT要求→ 7個のIT要求・メンバーの納得感→高かった 議論が迷走したり、行ったり来たりしなかった
建設的な議論が可能に枝葉のレベルだと議論が収集しない(具体的、そもそも論で話しにくい)
Aさんのアイデア
Bさんのアイデア
取捨選択の議論がしやすい
(そもそもの価値に近い)
プロジェクトの目的A
プロジェクトの目的B
<個人の価値観>
<Projectの価値観>
「要求の爆発」の恐怖からの解放赤色のIT要求=要求分析ツリーをつくってからアイデアとして出たIT要求
(通常)優先度を決める段階で、さらに新しいアイデアを出す→ 議論を収束させていきたい段階では敬遠されがち=議論が終わらない(要求の爆発への恐怖)
(要求分析ツリーによる方法)「ツリーに葉を足すだけ」というのが目に見えるので、精神的負担が軽く、新しいアイデアに対しても、前向きに議論できる
戦略における「攻め」と「守り」<攻めの戦略要求>
<守りの戦略要求>
ユーザー向けの大きな機能開発 etc
小改善、運用向け改善 etc
・「前回のフェーズは攻めて効果が出たから、引き続き攻める」・「前回は攻めて一定の効果が出たから、今回は守りを固める」
戦略要求レベルで
取捨選択する