ここがいいんだよ！Ruby Tips集

~JavaScript、PHP、Rubyとで簡単に文法を比べてみる~

Ruby / Ruby on Rails ビギナーズ勉強会 第１回

Ticklecode. Yoshinori Kobayashi 1

生まれは 奈良県 です。

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小林由憲（こばやしよしのり）

Twitter: @AsbyuKobayashi

ブログ: In Advance Only

アジェンダ

１．Rubyの根幹とするところ

２．個人的によかったTips

３．まとめ

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１．Rubyの根幹とするところ

楽しく

photo credit: SamHawleywood via photopin cc

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・・・「楽しく」オブジェクト指向しよう という言語です。

https://www.ruby-lang.org/ja/about/ Ruby公式サイト 「Rubyとは」より

http://doda.jp/engineer/guide/yosoku/07_2.html

Ruby言語開発者 まつもとゆきひろが語るソフトウェア開発者 に伝えたいこと

気分がよく開発できる言語を作りたい

プログラマの心理にフォーカスしている

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２．個人的によかったTips

個人的によく使っている、JavaScriptやPHPと 比較して、どのあたりが便利なのかまとめてみました。

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文法がシンプル JavaScript var x = 5; if ((x >= 1) && (x <= 10)){ console.log x; }

Ex.数値5だったら出力

簡素にかける。 変数の宣言は不要 最後を示す;（セミコロン）不要 思考が妨げられる語句が排除されている。

Ruby x = 5 if x>= 1 and x<=10 p 5 end

PHP $x = 5; if ($x >= 1 and $x <= 10){ var_dump $x; }

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型変換 JavaScript var subject_code = “5002”; var code = parseInt(subject_code);

Ruby subject_code = “5002” code = subject_code.to_i

Ex.文字列を数値に変換

PHP $subject_code = “5002”; $code = intval($ subject_code);

書き方が統一されている。 思考の順番に近い。

JavaScript var subject_code = “5002”; var code = parseInt(subject_code);

Ruby subject_code = “5002” code = subject_code.to_i

PHP $subject_code = “5002”; $code = intval($subject_code);

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ログ出力

「p」 の一文字で済む！

JavaScript var subject_code = “5002”; console.log(subject_code);

Ruby subject_code = “5002” p subject_code

PHP $subject_code = “5002”; var_dump($subject_code);

Ex.デバッグのために出力

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単純ループ Ex.0から9まで出力

スッキリ書ける！ times（回）、do（動かす）と思考に沿って書ける。

JavaScript for(var i=0;i<10;i++){ console.log i; }

Ruby 10.times do |i| p i end

PHP for($i=0; $i<10; $i++){ var_dump $i; }

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forループ 範囲演算子 Ex.40才から50才まで出力

スッキリ書ける！ ループ条件は、単純にどこから、どこまでを記述！

JavaScript for(var i=40;i<=50;i++){ console.log i; }

Ruby for i in 40..50 p i end

PHP for($i=40; $i<=50; $i++){ var_dump $i; }

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配列と添字 Ex.配列を作って、後ろから2つ目を出力

添字がマイナスで後方からアクセス！

JavaScript var week = [“January”,”February”,”March”]; console.log week[week.length - 2];

Ruby week = %w[January February March] p week[-2]

PHP $week = array("January","February","March"); var_dump($week[count($week) - 2]);

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３．まとめ

・Rubyは使っていて気持ちがよい。

・すべてがオブジェクトで一貫性がある。

・非常に簡素に書けるように工夫されている。

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参考図書

たのしいRuby

タイトル通り、読んでいて「楽しい」。 Rubyの特徴を簡素に描いてくれている。 非常に見やすく、読みやすい書籍

ご清聴ありがとうございました。