IoTLT Vol.13 @DeNAIoT 時代のモバイルネットワーク

株式会社シーエスファーム松本 昇2016/3/15

自己紹介

●株式会社シーエスファーム● 松本　昇

自己紹介● 組み込み系・計測制御エンジニア　 8 年

◦ Workstation, HP-UX, GPIB(HPIB) ◦ YHP, HP, AgilentTechnologies, JDSU

● テキストエディタ、 FAX モデムソフトウエア　プロダクトマネージメント　 5 年◦ MIFES, STARFAX, MemoryPro386

● 携帯電話インフラ試験装置 ( 主に無線 : 最近コアネットワーク）営業 16 年◦ PDC, W-CDMA, HSPA, LTE◦ NTT Docomo◦ J-Phone, Vodafone Japan, Softbank mobile, Softbank◦ KDDI, au◦ SHARP, SONY, NEC, FUJITSU, TOSHIBA◦ QUALCOMM, INTEL, ERICSSON, NOKIA, MITSUBISHI,

RENESUS, SAMSUNG, LG, P&Q◦ Etc...

IoT でよく使用される電波✓モバイルアクセス (WCDMA, LTE, WiMAX )Ⅱ

◆2GHz,1.5GHz,1.8GHz,800MHz,900MHz,3.5GHz,2.5GHz◆携帯事業者によって広範囲にカバーされている

✓WiFi◆2.4GHz, 5GHz ◆さまざまな事業者により地域的にカバーされている◆自前でも AP を用意すれば使用可能◆干渉の問題

✓BLUETOOTH, BLE, Zigbee◆2.4GHz◆スマホなど簡易に使用可能◆飛ばない

✓特小無線◆920MHz, 420MHz etc◆機器に組み込む必要がある◆数百 m- 数キロ飛ぶ

本日のポイント

IoT の通信形態

物

BLE

WiFi

MobileNetwor

k

3G/LTE

データカード

M2M ルータ

スマートフォン

クラウド

920MH ｚ

モバイルアクセスの未来✓すべてのデバイスが直接モバイルネットワークに接続できる時代

◆技術的課題がたくさん存在する◆スマホとは対極なトラフィック

✓低遅延、省電力が必要とされるネットワーク◆ ３ＧＰＰ Category 0, Category M◆MEC(Mobile EDGE Computing)

✓USIM Card の将来◆全デバイスにＵＳＩＭを誰がいれるのか◆ESIM の普及？

✓Mobile Network Operator◆少ないトラフィックに対して増える制御信号◆課金方法の見直し

✓MVNO の戦略◆IoT に特化したサービス◆HSS 開放に向けた準備

✓920MH ｚ帯は生き残れるのか◆これが一番問題だ！！

デバイス側から見たＩｏＴ✓消費電力

◆ボタン電池やソーラー発電によるメンテナンスフリー◆制御信号の削減◆モビリティの必要のない端末の移動制御の省略

✓新しい端末の規格◆ ３ＧＰＰ Release 12 Category o◆3GPP Release 13 Category M◆NB-LTE◆NB CIoT

PGW

Network 側から見たＩｏＴ✓２０２０年に５００億デバイスの予測

◆加入者データベースの肥大化◆認証や位置情報取得手順など制御信号の増加

✓低遅延なネットワークの必要性

◆MEC(Mobile Edge Computing ）

MME SGW

eNodeB

PGW Internet

従来のネットワーク

MEC

SGWMMEeNodeB

Server/APP

スタジアム内や地域で閉じたサービスなど

ご清聴ありがとうございました