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2 0 1 2 R i o d e J a n e i r o , B r a z i l

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「成長の限界」 ローマクラブ「人類の危機」レポート

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巨 な不均衡

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危機の伝播

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巨大な不均衡 + 成長の限界

40年前の想定を遥かに越える、 複雑な危機のメカニズム

「巨大な不均衡」と「成長の限界」を 同時に解決する、包括的な枠組みが必要

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提案1 ! リオ+20はゴールではなく、スタート

! 新枠組みの検討を開始し、2015年に合意(ポストMDGs)

! それまでの間に、以下を実施

「成長の限界への対処と不均衡是正のための新枠組み」(仮称)

・“成長の限界”の再検証

・ポスト“成長の限界”の発展パターンのあり方に関する検討  

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持続可能な開発と貧困解消の文脈におけるグリーンエコノミー

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! UNEP グリーン経済イニシアティブ

! OECD グリーン成長戦略

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自然資本

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「資本の誤分配の時代」

現在の様々な危機の根本的な原因は、自然資本の減損と劣化とひきかえに、物理的・金融的・人的資本の急激な蓄積を促進してきたこと。

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UNEP グリーン経済イニシアティブ

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OECD グリーン成長戦略

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UNEPやOECDに欠ける2つの視点(その1)

自然資本を他の資本と同等にあつかってよいのか?

•  コモンズ(共有材)としての性質への考察が欠如。

•  悠久の自然や伝承によって受け継がれた富を、  現世代がどう扱うべきか、という視点が欠如。

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ほとんどがサプライサイドの改革の問題に終止。

•  生活者のライフスタイルや価値観のシフト  についての視点が欠如。

•  個人の健康で充実した人生とどう関わり、  そこに企業や生活者がどう貢献できるのか、  という視点がない。

UNEPやOECDに欠ける2つの視点(その2)

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提案2 ! 「利用者回復の原則」(user-recovers principle 略称 URP)の確立

!  持続可能性指標への“回復周期”の概念の導入

!  個人や生活者視点からのグリーン経済の推進

!  持続可能な社会を支える有限設計イニシアティブ

!  “グリーン復興”の事例等を通じた持続可能な地域づくりのモデル化

!  グリーン経済へのシフトを支える基盤整備等

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“自然資本の利用者は原状回復 とコスト負担の責任を有する”

! 図書館の本やレンタカーのように、使ったら元に戻す。

「利用者回復の原則(URP)」 自然資本版の「汚染者負担の原則(PPP)」

! 東洋的な自然の捉え方とも親和的。 現世代は、悠久の自然や伝承の恵みを借り受ているにすぎない。 やがて、元の姿のまま、将来世代に受け継いでいくべき。

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利用速度と回復速度の関係を、自然資本が原状に復帰するまでの時間の長さ(周期)で捉える概念

! 自然資本の性質に合致。

持続可能性指標への“回復周期”の概念の導入

" 現在の利用が多いほど、将来の回復速度は小さくなる。 " 一定の水準を超えると回復不可能。

! 自然資本の維持・回復のイノベーションの促進。

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! 自然資本利用の持続可能性の度合いの“見える化”。

個人や生活者視点からのグリーン経済の推進

! グリーン経済の基礎として ESD、CEPA の視点を。

! ロールモデルや事例の共有。

アグロフォレストリーの認証・モニタリングスキームなど

・日本は、「持続可能な開発のための教育の10年(ESD)の提唱国 ・日本は、現在、生物多様性条約締結国会合(COP)の議長国

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資源制約下におけるプロダクトデザイン とその実践を促進

! 制約を豊かさに転換するような新しい設計思想

有限設計イニシアティブ

" 江戸時代における家具や食器・茶器 " 自然資本の回復に要する時間と利用時間を対比的に“見える化”

! “エコウェルス指標”の確立

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! “グリーン復興”からの貢献

その他

"  自然資本についての情報環境の整備等 " マネジメントツールとしての ISO26000 の活用 " 責任投資原則の推進、統合報告書の制度化

! グリーン経済の基盤整備

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ダイアログ

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セッション1

持続可能な社会を支える指標のあり方

GDP の限界が叫ばれる中、国際機関をはじめとして各方面で、社会の持続可能性を測る新たな指標についての議論が展開されています。

持続可能な社会 を支える指標は、今後どうあるべきなのでしょうか?

日本からどんな提案がで きるでしょうか?

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セッション2

持続可能な社会を支える プロダクトデザイン

私たちの暮らしを支える財やサービスは、今後一層厳しい資源制約に対応したプロダクトデザインを模索することが求め られます。

自然資本の保全と持続可能な利用を前提とし、制約を豊かさに転換 するような、新しい設計思想をどのように促進していくべきなのでしょうか?

日本の良さを活かした提案は何でしょうか?

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セッション3

グリーン復興からの貢献

東日本大震災の被災地において、地域の自然資本の持続可能な利用を軸とし た“グリーン復興”の試みが始まっています。

こうした試みの中から、日本は、 世界全体の持続可能性にどのような貢献ができるのでしょうか?

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ダイアログの会議室:

MR-J

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Thank you... Web: http://earthsummit2012.jp Twitter: earth2012jp

ダイアログの会議室:MR-J