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tatsuya-ishihara
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本日の趣旨地域のつながりと可能性を伸ばす「小商い」のインキュベーション
マルシェがもつ可能性を探ります。
・地域のあたらしいつながり、コミュニティづくり・地域目線のライフスタイル提案・小商い・ソーシャルビジネスのインキュベーション
・・・などなどそして、その可能性を高めるためにも、
本日お集まりいただいたおかやまのマルシェ・マーケット
①備前岡山京橋朝市②有機生活マーケットいち③くらしき朝市三斎市④備前福岡の市➄UNOICHI⑥倉敷路地市庭⑦高梁川マルシェ⑧後楽の森と川パークマーケット⑨円山マルシェ
※児島マルシェなど飛び入り参加も!
マルシェでマチをもっと元気にする!本日のプログラム
13:00開会
1.基調講演「京橋朝市の歴史とこれから」
2.パネルディスカッション「マルシェが地域にもたらすもの」
休憩
3.ミニレクチャー 「マルシェをはじめよう」/マルシェ交流会A(マルシェに聴
こう)4.マルシェ交流会B(自由交流)
1.基調講演
京橋朝市の歴史とこれから
大島正勝さん(京橋朝市実行委員会 委員長)
備前岡山
京橋朝市
最初に開始をするにあたり、仲卸などを回り、公の組織にも協力をお願いした。
つぎに場所をどこにしようか?→「京橋」陸上と海上の交通の結節点だった。都にいく入り口だった。内外航路の船も出ていた。宇喜多直家が城を作ったときから玄関口。「京橋がふさわしい」
関係する町内会に迷惑をおかけする(騒音、ゴミ、けむり、マナー違反な
毎月第1日曜日。売り切れ御免。人に負けないように早く行って早く買う。それで開始時間がどんどん早くなっていって。真っ暗の時から売り始める。
大変な苦労の連続だった。岡山県はお願いをしたのみ。農協・漁協などの調整も自分たちで。中央会から県下各地に呼びかけて県内全域から出店者がいる。日本海~太平洋まで。周辺の県からも。80~120店
朝市は採算がとれないといけない。財政状況も豊か。NPO法人にすると逆に縛られるので法人格もとっていない。自由な発想で運営したいから。なので、縛りは一切ない。建設省・河川担当が喜んだ。「河川」は学校で危ないところと言われていた。しかし、川は命の母。川の水を飲んで生活している。旭川は景色がきれい。フランスのセーヌ河にたとえられる。カヌースクールなども毎週のように。
関西高校も旭川で練習している。いつかはオリンピックの選手を!水は楽しく、豊かなもの。そこを朝市の会場にしている。目に見えてお客さんが増えている。第1回は台風に見舞われた。知事や議会などがお越しになり鏡開きをしている対岸で車が流されるような状況。「中止にするか?」→表町でするか?しかし「協力はできない」と断られた。腹をくくった。出店者の準備が無駄になる。土手の上で30軒
京橋朝市シンポジウムを実施して、朝市をやることを徹底して宣伝をしていた。その影響で多くの来客。完売した。「台風でも絶対に開く」。これまで一回も休んでいない。それが出店者との信頼に。自治研修で「地域活性化」のテーマで朝市の話を。様々な人が朝市に見学に来るように→マニュアルを作成・提供。ただし、第1の同じ日にしないことをお願いしてルールに。岡山県は全国の朝一の先進県。いろんなところで毎週日曜
ウェブサイトを毎月更新。開催までに全国各地から問い合わせがある。全国でも有数な朝市!「京橋朝市は月に1回。しかし、他の朝市にも出店したほうが商いとして成り立つ」と出店者に。備前福岡の市は山陽道で一番の市。大阪に匹敵する規模だった。今の表町は福岡中之町~のような名前だった。表町の西大寺町は西大寺から。東備が中心だった。こちらは何もなかった。
市はインキュベーター。商店街のような役割も。朝市に出店し、成長したら店舗を持つ。資本がない方が勉強をするのに役に立つ場所。しかし、お金儲けは最終的に儲けるものだが大切なのはプロセス。利益はでたら税金を払う。税務署から問い合わせが来る「名簿をだせ」「儲かっている店を教えて」→すべて断る。ステップアップしてもらうのがいいが、税のことは各自で。脱税など無いように。保健所の許可を全部出してもらうよ
繰り返し出店することで固定客・ファンができる。朝市以外の日は家で商売できる。朝市で出会ったお客さんに直接連絡していただく・来店していただくように案内するよう指導している。蒜山からの出店12月いっぱいは餅つき。農家の安定にもつながる。一人でも多く自分のお店につなぐように努力をたえずお願いしている。メジャーになった出店者もいる。しかし、原点として毎月、一生懸命来ている。
ファンをつくる
そのためにもお客様に「ありがとうございました」と「前回、買われてどうでしたか?」と。本当の意味のコミュニケーション、信頼関係に結びついていく。
毎月3万人のお客様。県外も多い。若い人、ファミリーも多い。前途ある。問題は一つ。若い担い手、募集中!
2.パネルディスカッション
マルシェが地域にもたらすもの
高橋真一さん(有機生活マーケットいち)中村公彦さん(くらしき朝市三斎市)大倉秀千代さん(備前福岡の市)小倉理史さん(UNOICHI)田上和彦さん(日本政策金融公庫)
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
自己紹介高橋真一さん(有機生活マーケットいち)中村公彦さん(くらしき朝市三斎市)大倉秀千代さん(備前福岡の市)小倉理史さん(UNOICHI)田上和彦さん(日本政策金融公庫)
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
有機生活マーケットいち
西川緑道公園・年8回。有機・無農薬の物を集めて販売。食品~ワーク・クラフトまで。集めたものをつなげてイベントや企業との連携なども
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
くらしき朝市三斎市
くらしき朝市「三斎市」
毎月第3日曜日 8:00~11:00
倉敷駅前商店街周辺で開催
企画・運営は商工会議所青年部青年部OB高校・大学市民などのボランティア
三斎市会場
JR倉敷駅
倉敷市中心市街地活性化事業のひとつ
商店街の通りに出店ブース
平成17年3月20日 第1回くらしき朝市来場者4万5千人
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
備前福岡の市
特長:備前福岡。元祖定期市。3時間の朝市(8:00~10:00)場所は備前福岡の市の史跡広場狭い場所だが、備前福岡の市があった場所で。
「みんなが主役」出店者会が運営。新年会、花見、納涼祭、総会なども。備前福岡は昔からあるが表町に人を取られ、さびれてきて…9年前に復活。108回。情報発信できる・人を呼び込める・お金が落ちる
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
UNOICHI
海の玄関口。そこを紹介したい。港ならではのつながり。ゆっくり、まったりと休日を過ごしてほしい。Uターン組+県外移住組+在住組+高校生で実行委員会を結成
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
日本政策金融公庫
地域の課題解決に取り組む・ソーシャルビジネス事業者の支援。政府系金融機関。国民金融、農林などが統合して誕生。お気軽にご相談いただける場所。1.お客様の数:93万社・商店、町工場など2.創業支援:従業員10名~SONYに!
昨年22,800社の支援柱「創業」「海外」「ソーシャルビジネス」=NPO支援740件(介護、まちづくりも)パンフレットを後方に福岡~京都・舞鶴~岡山へ。マルシェが
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
売り買い以外で生まれてきたこと
【産官学】商店街の活性化。市街地の活性化。倉敷商工会議所青年部+OB+地域のボランティア+地元の高校生・大学生(出店もボランティアも)+倉敷市との連携学校でも実習の場として;商業高校、倉敷芸などのインターン
【プラットフォーム】循環可能なまちづくりがコンセプト。どうつながっていくか。まちづくりに関するプロジェクト、あたらしい価値づくりをするためのチャレンジ。3年前に考えた。進んだものも。
【つながり】UNOICHIは瀬戸内国際芸術祭がきっかけ。ボランティアや築港の人など関係。そうしたことのつながりで始まった。宇野港。2回の開催で感じた
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
苦労した・している点
↓その解決法
【うちらのいち】お客さんが減っていった。。。「今月の旬」などを打ち出しながら続けていた。出店者から「大倉さんお客さん少ないな」→皆さんがお客さんを呼んでいる・みんなが主役。「うちらのいちは」に変わった。そうすると、少なくてもみんなで【お祓い】第1回目は雨。70%で中止の予定だったが、出店者のことを考え、開催に。ロス・負担も増える。去年は晴れ。一昨年は半分雨。お祓いに行ってくれ。自然の恵み。
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
今後の展開
【マルシェのつながり】軌道に乗ったらつながりを。香川大学の学生さんが直島でカフェを。
【くらモニ】ゆるキャラ。着ぐるみ・ダンサーも。倉敷のPRに。【他団体・学校との関係】産官学の連携を。毎月の企画や運営は運営員会を商工会議所青年部を中心に。学校の先生も加わって検討。
【商品力の向上】結節点として、備前焼や備前刀を売っていた。現代に生かす→認定品制度。軍師官平で注目。着地型観光。モニターツアーの中にも市場が。【マルシェのつながり】観光資源にしたい。チャレンジする土壌。マルシェも小商いも近い。自分の意思表示をチャレンジして、マルシェなどで。連携をとることで次の世代にチャレンジの場を提供できる。【主役は宇野港】玉野で誇れるロケーション。外国っぽい。
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
マルシェ同士のつながりでしたいこと
【一斉開催・マルシェウィーク】
【別のイベントを】音楽イベントを一緒になど
【朝市交流:相互出店】
【大きなこと】単独では無理なこと。倉敷でも各地で
ある。全国へ一緒に発信。世界中
【告知を一貫・マルシェ組合】観光事業で取り上げていくような。文
2.パネルディスカッションマルシェが地域にもたらすもの
私にとってマルシェとは?
本日お集まりいただいたおかやまのマルシェ・マーケット
①備前岡山京橋朝市②有機生活マーケットいち③くらしき朝市三斎市④備前福岡の市➄UNOICHI⑥倉敷路地市庭⑦高梁川マルシェ⑧後楽の森と川パークマーケット⑨円山マルシェ
※児島マルシェなど飛び入り参加も!
休憩
15:00に再開します
3.ミニレクチャー
マルシェをはじめよう
高橋真一さん(有機生活マーケットいち)