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ワイヤーストリッパー電線の被覆を剥くのに使います。
※ない場合は,ニッパやカッターなどで被覆を切ることになりますが,導線を傷
つけないよう注意してください。
使用する工具
☆キットの電線はΦ0.65mmです
ピンセット先が丸く曲がっているタイプがパーツを掴みやすいです。パーツをブレッドボードに抜き差しするときに便利です。
リードベンダー抵抗器のリード線などを決まった長さに折り曲げるときに便利です。
ラジオペンチ電線・リード線等の加工に使います。
ニッパ電線,リード線のカットに使います。
制作に使用する工具(一例)です。
☆その他,必要に応じて+ドライバー,カッターなどを使います。
ブレッドボードの裏は粘着シートになっています。これで,右図のように電池ボックスの蓋に貼り付けます。ブレッドボードが縦に2枚並んだ状態になります。
電池ボックスを立てた状態で,底が揃うように貼り付けておくと,ユニットを立てて使うときに安定します。
※粘着シートは強力なので,念のため外しやすいように半分だけ使います。半分のところにカッターで切れ目を入れるとよいです。(右下の図を参考にして下さい)
※電池ボックスの蓋がネジ留めされている場合は,ネジを外しておきます。ブレッドボードを貼り付けるとネジ留めできなくなりますが,ネジがなくても蓋はカチリと閉まります。
ブレッドボードを貼り付けたら蓋を電池BOX本体から外して,いよいよ回路の制作に取り掛かります。
粘着シートのこの部分(半分だけ)を使います。
制作にとりかかる前に,ブレッドボードの準備をします。
ブレッドボードの基本:● 左図の赤い線で示した穴同士(縦の列)が,中でつながっています(導通)。
列同士はつながっていません(絶縁)。● 穴と穴の間隔は 0.1インチ(2.54mm)です。
裏の粘着シートで電池ボックスの蓋に貼り付けます。
最初の配線:まずいちばん下にくる配線をしておきます。下図(左)のように2本の電線を切り出します。この電線は下図(右)のように配置しますので,全体の長さを調整して下さい。(記載した寸法は実際に切り出した電線の例です)なお,被覆を剥く長さは7~8mmです。
約3.0cm
約3.6cm約2.0cm
約1.1cm
※配線する穴と穴の間隔=0.1インチ×14個分
※配線する穴と穴の間隔=0.1インチ×12個分
電線の両端をしっかり穴に差し込み,2枚のブレッドボードの合わせ目の溝に沿わせます。両手の親指でぐっと押さえつけて曲げるとうまくできます。あとからこの電線をまたぐように配線しますので,じゃまにならないようボードに密着して沿わせておきます。
電線の両端をしっかり穴に差し込み,ブレッドボードの側面に沿わせます。両手の親指でぐっと押さえつけて曲げるとうまくできます。見た目がすっきりするようボードに密着して沿わせておきます。(下図参照)
AVR●VCCピン
IR受光モジュール●VCCピン
コンデンサ
IR-LED●アノード
LED●アノード
抵抗器
タクトスイッチ
10k470Ω
10k
1k1k
1k 1k1k
470Ω
パーツの配置
1k 10k 10k
パーツの配置について
● AVRマイコンとスイッチを先に配置すると,他の部品の配置がわかりやすくなります。(右の画像)AVRマイコンはちょうど中央に,スイッチは両端に配置します。
● スイッチの足は元々曲がっていますので,ラジオペンチでまっすぐに伸ばしてから使います。● LEDの足は短くカットしたほうが収まりがよいです。5mmほどの長さでちょうどよいと思いますが,
少しずつ短くしてみて感じを掴むとよいでしょう。● コンデンサの足も短くしましょう(穴に挿さる分が5mmほど)。短い方が効果的です。● 赤外線LEDには拡散キャップをとりつけます。静電気に注意してください。● 抵抗値:赤LEDには10kΩを接続,緑/黄LEDには1kΩを接続,赤外線LEDには470Ωを接続します。
LEDの極性
電極の形状にも着目!明かりに透かすと影が見えます。
スイッチの向き
● AVRマイコンは,半円状のくぼみが付いている側が左側になるようにします。● スイッチは,足幅の広い面が,図の手前方向に向くようにします。● LEDの極性(アノードとカソード)に注意します。足の長い方,電極の小さい方が
アノードです。● 抵抗器には極性はありません。
足幅の広い面をこちらに向けます。
半円状のくぼみを左側にします。
AVRの向き
注意:AVRマイコン,スイッチ,LEDには向きがあります。(下図を参考にしてください)
配線:VCCとGND
VCCの配線
GNDの配線
VCCとGNDの配線は左図のようになります。『配線注意』と示した部分は立体交差する配線です。次手順の『配線:表示LED』の配線を先に行ない,あとから配線したほうがやりやすいです。
図の見方
※GNDの配線に3色の電線を使っているのは,線材が足りなくならないよう配色しているためです。
配線注意(※)
配線:表示LED
(※)配線注意:立体交差するので,下になる部分を先に配線するとよいでしょう。
表示LEDの配線
表示LEDの配線は左図のようになります。立体交差する部分に注意して配線してください。(ユニットの完成図も参考にしてください)
図の見方
配線注意(※)
配線注意(※)
配線:IR受信(赤外線受信)
IR受信の配線は左図のようになります。立体交差する部分に注意して配線してください。(VCC,GND配線の下に入ります。)(ユニットの完成図も参考にしてください)
IR受信の配線
IR受信の配線※立体交差に
注意
最後に仕上げです。
回路部分を制作したら,蓋を電池ボックスにはめます。ビニルチューブを側面に貼り付けて,電源ケーブルを通します。電源ケーブルの,赤い方(+)をVCCラインに,黒い方(ー)をGNDラインに接続します。(左上の画像を参考にしてください)
電池ボックスの背面(スイッチの付いている側)に,クッションパッドを貼り付けておくと,ユニットを置いて使うときにスイッチがじゃまになりません。(右下の画像を参考にしてください)
クッションパッド
電源スイッチ
クッションパッド
ビニルチューブを側面に貼り付け,電源ケーブルを通します
改訂履歴
Ver.2.01 組立図に配線の欠落あり,訂正【2012.12】P2, p9-12 START/STOPスイッチ左隣の黄色配線が不記載でした。実際の完成画像には写っています。
画像に歪みがあり,訂正【2012.12】P7 AVRの向きの画像が著しく歪んでいましたので,差し替えました。
Ver.2.00 Maker Faire Tokyo 2012 出展バージョンに対応【2012.12】Ver.1.01 p4, 表記誤りを改訂【2012.09】
穴と穴の間隔は 1インチ(2.54cm)0.1インチ(2.54mm)です。Ver.1.0 初版公開【2012.09】
赤外線でつながる電飾ユニット/組立説明2012.12 Ver.2.00著作:オークボ電子機巧
無断複製を禁じます
お問合せ:[email protected]
WEBサイト:http://www.facebook.com/KarakuriOkubo/notes
http://karakuriokubo.minus.com/
参考資料
AVRマイコン:ATtiny44A- Atmel Corporationhttp://www.atmel.com/devices/attiny44a.aspx
AVRマイコン:ATtiny84A- Atmel Corporationhttp://www.atmel.com/devices/ATTINY84A.aspx
部品名 個数 予備 合計 備考ブレッドボード 2 2
2.5m3 1 43 1 4 パタン表示用3 1 4 パタン表示用2 1 32 1 3
赤外線 受光モジュール 1 1AVR ATTiny84A 1 1
3 4 76 1 71 1 23 1 4
タクトスイッチ 2 1 31 1
乾電池単三 3 3ビニルチューブ 1 1クッションパッド 1 1
赤外線でつながる電飾ユニット<オークボ電子機巧>
パーツリスト:赤外線でつながる電飾ユニット 【RTU84 indi】 MFT2012版
裏面のシールで電池BOXに貼り付けます配線材Φ0.65 2.5m 25cm×10色LED-赤 パタン表示用 , 赤外線出力モニタ用LED-黄LED-緑LED-赤外線LED拡散キャップ LED-赤外線用
プログラム書込済チップ 【RTC84 indi】抵抗 10kΩ LEDー赤用 , スイッチ用抵抗 1kΩ LED-黄/緑用抵抗 470Ω LED-赤外線用;到達距離を数十cmに調整しますコンデンサ 0.1μF
乾電池BOX 単三×3本用
電源ケーブルの固定用 ; 粘着テープが付いています乾電池BOXのスイッチ側の面に貼り付けます
備考:
○LEDは赤・黄・緑の3色×4個ずつ入っています。配色は自由にしてかまいません。但し,LED-赤に対しては10kΩ抵抗を,LED-黄/緑に対しては1kΩ抵抗を使用します。(輝度のバランス)
○透明レンズのLEDが赤外線です。このLEDに拡散キャップを取り付けます。拡散キャップは帯電することもありますので,取り付けの際にあまりこすらないようにして下さい。
○2枚のブレッドボードは同規格のものですので,配色は自由にしてかまいません。裏面のシールで電池BOXに貼り付けます。
最新情報http://www.facebook.com/KarakuriOkubo/notes
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Twitter : @KarakuriOkubo
<オークボ電子機巧>