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2015年11月20日 株式会社ジョイゾー/kintoneエバンジェリスト/ kintone Café 運営事務局・東京支部　山下 竜

これをマスターして初心者脱出！ - kintoneチョイ技10選 -

cybozu.com conference 2015 大阪【K-2】

東京のkintoneブースで撮影！

自己紹介「山下 竜」

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2013.3 IOTとグループウェア（デヂエ）の連携を試みてkintone　に出会う2014.4 - kintoneエバンジェリストに

2014.11 kintone好きが高じて、界隈初のkintone転職2015.2 kintone Café 運営事務局開設、事務局メンバーに

2014.5 - 2014.10 kintone Café 福岡 Vol.1 - 3を主催

現在 多分、“日本で唯一100%kintoneでご飯食べてる人”

株式会社ジョイゾー　山下 竜（33） 福岡県大牟田市出身

「ブルーウェーブ」という共通点

会社紹介「株式会社ジョイゾー」

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会社名 　株式会社ジョイゾー 所在地 　東京都江東区東陽３-５-５ 設立 　2010年12月20日（6期目） 社員数 　8名（kinotneエバンジェリスト2名） 主な事業 　kintone導入支援・カスタマイズ開発 　サイボウズOffice/ガルーン構築支援 kintone案件にフルコミット

日本初定額制来店型システム開発「システム39」

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今回（本セッション）の目標

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初心者を脱出して どこを目指すのか？

今回（本セッション）の目標

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kintoneの入力・情報共有を 更に楽しくファストにできる kintoneマニアを目指します！

チョイ技10選

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其之１

其之２

其之３

其之４

其之５

添付ファイルをドラッグアンドドロップで操作する①

添付ファイルをドラッグアンドドロップで操作する②

ルックアップの使いドコロを押さえる

関連レコードの使いドコロを押さえる

グラフ設定の勘ドコロを押さえる

（添付編）

（リンク編）

チョイ技10選

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其之６

其之７

其之８

其之９

其之10

キーボードでkintoneを操作する①

キーボードでkintoneを操作する②

ポータル・スペースへの情報の貼り方を押さえる①

ポータル・スペースへの情報の貼り方を押さえる②

「高度な設定」を押さえる

（レコード一覧編）

（レコード詳細編）

（アプリ整理編）

（メディア編）

添付ファイルをドラッグアンドドロップで操作する①（添付編）

其之１

添付ファイルをドラッグアンドドロップで操作する①（添付編）

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突然ですが、サイボウズOfficeのスケジュール登録の画面を見ると、・・・

ドラッグアンドドロップで添付できる

これ、実はkintoneでも出来ます！

添付ファイルをドラッグアンドドロップで操作する①（添付編）

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レコード登録・編集 ポータル・スペース

「参照」をめがけて ドラッグアンドドロップ （複数ファイル可）

添付ファイルをドラッグアンドドロップで操作する①（添付編：参考）

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テンプレート読込

「参照」をめがけて ドラッグアンドドロップ

プラグイン読込

XLSX/CSV読込

　【参考】 その他のファイル読込も

添付ファイルをドラッグアンド ドロップで操作する②（リンク編）

其之２

添付ファイルをドラッグアンドドロップで操作する②（リンク編）

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レコード詳細・コメントkintoneの添付ファイルは 各所にリンクすることが出来ます！

レコード詳細画面では、コメントに ドラッグアンドドロップでリンク出来る

• レコード→コメント

• レコード　　　　　　　　　→リッチエディタフィールド

• スペース→コメント

• スペース　　　　　　　　　→リッチエディタフィールド

添付ファイルをドラッグアンドドロップで操作する②（リンク編）

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レコード詳細以外の画面 （リッチエディタの例）

保存後の添付ファイルを選択してキーボード操作でコピーし、所望の箇所に貼り付ける

①保存済みの添付ファイルをキーボード操作でコピー ②リッチエディタに貼り付ける

③リンクされたことを確認

• コメントに添付したいという際の代案！

• あちこちに同じファイルを貼りつけてしまうディスク無駄遣い回避！

• 添付ファイルのリンクを貼り付けても同じだが、長ったらしくなくて良い！

添付ファイルをドラッグアンドドロップで操作する②（リンク編：恩恵）

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ルックアップの使いドコロを押さえる

其之３

ルックアップの使いドコロを押さえる

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①コピー元キーフィールドを重複禁止 ②キーフィールドもコピー

恩恵を受けるために 欠かせない設定

ルックアップの使いドコロを押さえる（SFAパックの例）

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会社名

ルックアップ

顧客情報 案件情報

顧客名コピーのキーフィールド

①コピー元のキーフィールドを重複禁止 ②キーフィールドもコピー

設定ペア①

設定ペア②

ルックアップの使いドコロを押さえる（①の恩恵）

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• ルックアップコピー先（案件管理）をCSV読込する時にルックアップフィールドを読込対象に出来る（REST APIによる更新も同様）

コピー元キーフィールド重複禁止無し コピー元キーフィールド重複禁止有り

重複禁止

ルックアップフィールドも読込対象に

ルックアップの使いドコロを押さえる（②の恩恵）

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• ルックアップフィールドで出来ない設定が可能になる

• 重複禁止

• ルックアップチェーンのキーフィールドに利用する

• 関連レコードのキーフィールドに利用する（其之４で紹介）

関連レコードの使いドコロを押さえる

其之４

関連レコードの使いドコロを押さえる

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参照元のアプリにも自身の関連レコードを設定する

あるアプリの情報を他のアプリでも見れるようにする機能ですが、

関連レコード

関連レコードの使いドコロを押さえる（SFAパックの例：顧客情報）

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会社名

顧客情報 案件情報

参照のキーフィールド

顧客情報（別アプリ）には 案件情報からの連携が設定済み

顧客名 関連レコード

関連レコード

関連レコードの使いドコロを押さえる（SFAパックの例：案件情報）

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会社名

顧客情報 案件情報

参照のキーフィールド 顧客名 関連レコード

①参照するアプリで「案件情報（このアプリ）」を選択

②「顧客名」を選択 ※ルックアップフィールド選択不可

③「顧客名（検索用）」を選択 ※ルックアップフィールド選択可

関連レコード

関連レコードの使いドコロを押さえる（SFAパックの例：案件情報）

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会社名

顧客情報 案件情報

参照のキーフィールド 顧客名 関連レコード

④表示するフィールドを選択 ④このアプリ（案件情報）自身の関連レコードが表示されたのを確認

※同一キーでも表示中のレコードは表示されない

• 履歴型のアプリに自身の関連レコードを設定することで、周辺のレコード情報が参照できて、文字通り履歴がその場で確認できる

• アプリ間のデータ連携については、「ルックアップ（コピー）」、「関連レコード」があるが、使い分けは概して次の通り

• 参照先のアプリで一覧表示、計算等が必要な場合 → ルックアップ

• 複数レコードを参照したい場合 → 関連レコード

関連レコードの使いドコロを押さえる

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グラフ設定の勘ドコロを 押さえる

其之５

グラフ設定の勘ドコロを押さえる

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目的ドリブンでサッとグラフ設定出来ますか？

グラフ設定の勘ドコロを押さえる（目的に応じたグラフ選定）

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目的 グラフ名 グラフ タイプ

要素の大きさ・量を示したい 棒グラフ

大きさ・量タイプ少数の要素における割合を示したい 円グラフ

多数の要素における割合を示したい 面積グラフ

グラフ設定の勘ドコロを押さえる（目的に応じたグラフ選定）

31

目的 グラフ名 グラフ タイプ

時間軸に沿った 要素の変化を示したい 折線グラフ

変化・傾向タイプ

時間軸に沿った 要素の総量を示したい 面グラフ

グラフ設定の勘ドコロを押さえる（目的に応じたグラフ選定）

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目的 グラフ名 グラフ タイプ

量のバラつきと頻度を示したい ヒストグラム

分布・バランスタイプ （kintone標準にはない）

要素同士の関係（相関）を示したい 散布図

グラフ設定の勘ドコロを押さえる（目的に応じたグラフ選定）

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目的 グラフ名 グラフ タイプ

平均だけでなく 最大・最小値も知りたい

エラーバー グラフ

分布・バランスタイプ （kintone標準にはない）

標準値に対する差異を複数観点で、バランスを知

りたい

レーダー チャート

• 基本的に「曲線グラフ」、「曲線面グラフ」は選択しない

• 分類項目は「大項目」、「中項目」までにする（表・クロス集計表は「小項目」まで設定して大丈夫）

• 大項目が横軸、集計値が縦軸のイメージ

• 集計方法は「レコード数」、「合計」、「平均」が基本

グラフ設定の勘ドコロを押さえる（kintoneグラフ設定のコツ）

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• データの量・大きさに着目してもらいたい際には、まず「棒グラフ」を選択して、内訳・構成比等に注目したい時には「円グラフ」や「面積グラフ（100%積上グラフ）」、「クロス集計表」の利用も考えてみる

• データの変化・推移に着目してもらいたい際には、「折線グラフ」を選択し、総量を同時に見せたければ、「積上面グラフ」を利用する

• データの「量・大きさ」と「変化・推移」を同時に表現したい際にはスペースに両方を貼り付ける

グラフ設定の勘ドコロを押さえる（kintoneグラフ設定のコツ）

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キーボードでkintoneを 操作する①（レコード一覧編）

其之６

kintoneショートカットキーが存在する

キーボードでkintoneを操作する

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以前、kintone BLOG（kintone hive onlineの前身）にこんな記事がありました。

今回わかる分だけご紹介します！

結構有用なのですが、何故か消失

• 「c」レコード追加

• 「j」次のレコードの選択

• 「k」前のレコードの選択

• 「o」選択したレコードの詳細表示

• 「Enter」選択したレコードの詳細表示

• 「e」選択したレコードの編集（詳細画面ベース）

• 「n」次のページを表示

• 「p」前のページを表示

キーボードでkintoneを操作する①（レコード一覧画面）

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レコード一覧画面の ショートカットキー

キーボードでkintoneを操作する①（レコード一覧画面：レコード選択）

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選択中のレコードは「水色」になる

キーボードでkintoneを 操作する②（レコード詳細編）

其之７

• 「ga」レコード一覧に戻る

• 「c」レコード追加

• 「j」次のレコードを表示

• 「k」前のレコードを表示

• 「e」レコードの編集

• 「Esc」編集キャンセル（編集画面）

• 「Ctrl」+「s」レコード保存（新規登録・編集画面）

• 「n」次のページを表示

• 「p」前のページを表示

キーボードでkintoneを操作する②（レコード詳細画面）

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レコード詳細画面の ショートカットキー

• 新規登録・編集画面が縦長の時に、ページトップに戻らず保存できる「Ctrl」+「s」は特に有用

• 詳細画面でレコードを行き来したい時に「j」、「k」は有用

キーボードでkintoneを操作する①、②（ピックアップ）

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ポータル・スペースへの情報の 貼り方を押さえる①（アプリ整理編）

其之８

ポータル・スペースへの情報の貼り方を押さえる①（アプリ整理編）

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アプリやスペースをリンクして整理しつつ、ユーザーアクセス性を上げる

ポータル・スペースへの情報の貼り方を押さえる①（アプリ整理編）

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①アイコンやアプリ名等を並べて、選択する

②アプリやスペースのURLを貼る

• ポータル右下のアプリアイコンの順番を変更できないこともあり、ポータルにユーザーがよく使う（ユーザーにチェックしてもらいたい）アプリのリンクを置くことで、ユーザーのアクセス性が格段に向上します！

• ポータルにアイコンを並べることで、kintone上で作ったアプリ群がより社内システムのメニューっぽく見えます！

ポータル・スペースへの情報の貼り方を押さえる①（アプリ整理編）

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ポータル・スペースへの情報の 貼り方を押さえる②（メディア編）

其之９

ポータル・スペースへの情報の貼り方を押さえる②（メディア編）

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メディアリンクを貼って、スペース から外部情報へのアクセス性を上げる

ポータル・スペースへの情報の貼り方を押さえる（メディア編）

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• YouTube（◯）

• SlideShare（◯）

• Cacoo（☓）

• Twitter（☓）

• flickr（☓）

• Instagram（☓）

①メディア固有のURLを貼るだけ

メディア組込対応状況

「高度な設定」を押さえる其之10

「高度な設定」を押さえる

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「アプリの設定」の「詳細設定」を展開すると出てくる「高度な設定」

「高度な設定」を押さえる

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• 「画像」添付ファイルのサムネイル表示（オン）

• 「アプリコード」レコード番号にそのアプリ固有のプリフィックスが設定可能（設定なし）

• 「一括削除」アプリ管理者がレコード一覧でレコードを一括削除（オフ）

• 「レコードの変更履歴」履歴を利用する（オン）

• 「レコードのコメント」コメントを利用する（オン）

• 「全体の桁数」数値フィールドで保存時の全体の桁数（16桁）

• 「小数部の桁数」数値フィールドで保存時の小数部の桁数（4桁）

• 「丸め方」数値フィールド保存時の丸め方（最近接偶数への丸め）

• 「第一四半期の開始月」グラフ・集計機能における開始月（4月）

「高度な設定」を押さえる（ピックアップ：アプリコード）

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①アルファベットから始まる半角英数字を指定

• アプリを特定するコードなので、他のアプリと重複不可

• 一度設定すると変更不可

• アプリを削除しても過去に設定したアプリコードは利用不可になる

レコード番号がアプリコード（プリフィックス）を含んだ形

で表示される

書き込む

スレッドやコメントで レコードリンクになる

カスタマイズを視野に入れた アプリの設定方法

おまけ

• APIですら対応できないカテゴリの機能は使わない方が良さそう

• レコード操作を行う上で、ルックアップのコピー元キーフィールドの重複禁止は必須

• アプリコードはアプリ間の移動が容易なので、カスタマイズで積極的に使うのは結構アリ

カスタマイズを視野に入れたアプリの設定方法

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本日の内容は以上となります

皆さまがこれまで以上に kintoneを楽しまれますように！