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独習シリーズ⑩ | Citrix XenDesktop 5.6 [Remote PC & Personal vDisk] Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step 構築&操作ガイド [Remote PC & Personal vDisk]

Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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独習シリーズ⑩ | Citrix XenDesktop 5.6 [Remote PC & Personal vDisk]

Citrix XenDesktop 5.6

Step-by-Step 構築&操作ガイド

[Remote PC & Personal vDisk]

Page 2: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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ご注意

この資料は、お客様・パートナー様の動作検証や技術習得を支援するために作成されたものです。本資

料は弊社の正式な技術サポート文書ではありません。そのため、この文書の記述に関して、弊社技術部

門はお問い合わせをお受けかねますことを、予めご了承ください。

本書に記載されている事柄は予告なく変更される場合があります。

操作や機能の詳細につきましては、製品マニュアルをご覧下さい。

http://support.citrix.com/proddocs/topic/infocenter/nl/ja/ic-how-to-use.html?locale=ja

バージョン履歴

バージョン 作成/更新日 更新内容 作成者

1.0 2013/6/5 新規 Noriyuki Sato

Page 3: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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目次

ご注意 ........................................................................................................................................ 2

バージョン履歴 ........................................................................................................................ 2

はじめに .................................................................................................................................... 4

このハンズオンのゴール ......................................................................................................... 4

本ハンズオン実施に際しての注意事項(重要) .................................................................. 5

本ハンズオン環境に必要なコンポーネント(重要) ........................................................... 6

XenDesktopのモジュールおよび用語について .................................................................... 8

使用するマシン および ネットワーク環境について ............................................................. 9

インストール手順 ................................................................................................................... 11

DHCPサーバーおよび、Active Directoryの設定 .................................................................................. 11 1

仮想マシンの準備(リモート PC用マシンの作成) ......................................................................... 16 2

仮想マシンの準備(Personal vDisk 用マシンの作成) ....................................................................... 23 3

リモート PCへ Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール .......................................................... 31 4

XenDesktop コントローラーへリモートPCサービスのインストール ........................................... 37 5

リモートPC仮想クライアントへの接続確認 .................................................................................... 42 6

Personal vDiskと Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール ....................................................... 45 7

Personal vDisk仮想デスクトップのカタログとデスクトップグループ作成 ................................... 52 8

Personal vDisk仮想デスクトップへの接続確認 ................................................................................... 57 9

Page 4: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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はじめに

この資料では、独習シリーズ②『Citrix XenDesktop 5.6 [Basic]』でセットアップした環境を利用し、仮想

デスクトップを配信方式の 1つである『Remote PC』および、Machine Creation Services(MCS)を利用し

た『Personal vDisk』のセットアップ手順を解説します。

「Remote PC」の仮想デスクトップ形式は、物理環境(例:自席の PC 等)へ接続し、仮想デスクトップ

として接続します。「Personal vDisk」は管理者が管理するベースイメージ VM を維持しながら、ログオ

フおよび、再起動で仮想デスクトップ環境がリフレッシュ(初期化)されない環境を提供します。これ

は「Personal vDisk」領域に、ユーザーが個別でインストールしたアプリケーションが維持され、パーソ

ナルな仮想デスクトップ環境が提供されるからです。「Personal vDisk」を利用すると Pool 形式の仮想デ

スクトップ配信でも、パーソナライズされた仮想デスクトップ環境を提供出来ます。

このハンズオンのゴール

XenDesktopを構成する仮想マシンを 4台作成し、下記の用途に使用します

Active Directoryをインストールしたサーバーに DHCPサーバー機能を追加します

XenDesktopがインストールされたサーバーを1台利用します

Windows7仮想デスクトップマシンを 2台作成します

Page 5: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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本ハンズオン実施に際しての注意事項(重要)

本ハンズオンを実施するには、下記のハンズオンを終了している必要があります。

『XenServer 6.1 Step-by-Stepガイド』

『XenDesktop 5.6 Step-by-Stepガイド [Basic]』

本ハンズオンは上記の 2 つのガイドで構築済の環境を前提に進めて行きます。

本ハンズオンを実施する前に、上記のガイドに準じて構築した環境の準備および、確認をお願いします。

ハンズオン環境に必要なハイパーバイザーのスペック等は、『XenServer 6.1 Step-by-Stepガイド』

を参照して下さい。

本ハンズオンで使用するユーザーアカウントは、展開された仮想デスクトップ VM以外は、

『ドメインアドミニストレーターのユーザーを利用』しています。本ハンズオンを順調に進める為に、

ドメインに参加した後の各 VMへのログインは、ドメインアドミニストレーターのユーザーを利用する

事を推奨します。

本ハンズオンでは『Remote PC』としての接続先として、XenServer上に仮想クライアントとして配

置しています。

Page 6: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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本ハンズオン環境に必要なコンポーネント(重要)

・ 『Citrix XenDesktop 5.6 Feature Pack 1』インストールメディア

「Citrix XenServer、Citrix XenDesktop」と同じ Download サイトから入手可能です。

※評価用インストールメディアは、My Accountを作成してからダウンロード可能になるまで数日のタ

イムラグが発生します。お急ぎの方は下記の Citrixパートナー各社様より入手してください。

・シトリックスのパートナーを選ぶ

http://www.citrix.co.jp/partners/find.html

・ 『XenDesktop 5.6 Feature Pack 1 Enterprise』もしくは、『XenDesktop 5.6 Feature Pack 1

Platinum』のリンクをクリックします。リンク先の下記のファイルをダウンロードします。ダウン

ロード後は、Zipファイルを解凍しておいて下さい。

Virtual Desktop Agent 5.6 FP1

Remote PC Services

Page 7: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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・ 『Personal vDisk』アップデートメディア

・ リンク先の下記のファイルをダウンロードします。ダウンロード後は、Zipファイルを解凍してお

いて下さい。

Personal vDisk

Page 8: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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XenDesktop のモジュールおよび用語について

・このガイドにおける各コンポーネントの関係図 (物理マシンはクライアント端末と XenServer の 2 台)

デスクトップコントローラー

・ユーザー認証、仮想デスクトップの配信制御、Hypervisorの制御

SQLデータベース

・XenDesktop環境の構成や設定情報といった静的な情報を保持するデータベース

Web Interface

・仮想デスクトップ接続時のユーザー認証インターフェイスを提供

ライセンスサーバー

・Citrix製品のライセンス管理、デスクトップコントローラーの依頼でライセンス発行

Virtual Desktop Agent

・Windowsクライアント OSにインストールし、仮想デスクトップとして

使用するためのサービスコンポーネント

Citrix Receiver

・クライアントソフトウェア

ドメインコントローラー

・Active Directoryのアカウント情報を使用して XenDesktop の利用権限を

ユーザーに割り当てる

Page 9: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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使用するマシン および ネットワーク環境について

このハンズオンでは以下のマシンおよびネットワーク環境を使用します。

① XenServer (ホスト名: xs01)

用途:各コンポーネントを動作させる基盤となるハイパーバイザー

IPアドレス:____________________(例:192.168.10.101)

OS:Citrix XenServer 6.1

ドメイン名:____________________(例:training.lab)

管理者アカウント: root パスワード: ____________________(例:Citrix123)

② 管理端末兼クライアント端末 (ホスト名: Win7AdminPC)

用途:Citrix XenCenterを使用する管理端末兼 XenDesktopへアクセスするクライアント端末

IPアドレス:____________________(例:192.168.10.100)

OS:Windows 7など

③ ドメインコントローラー (ホスト名: AD)

用途:ActiveDirectoryサービスの提供および DNSサーバー

IPアドレス:____________________(例:192.168.10.11)

OS:Windows Server 2008 R2 SP1

管理者アカウント: administrator パスワード: ___________________(例:Citrix123)

④ デスクトップコントローラー (ホスト名: XD1)

用途:Desktop Controller、Web Interface、データベース、Citrix ライセンスサーバー

IPアドレス:____________________(例:192.168.10.30)

OS:Windows Server 2008 R2 SP1

⑤ 仮想デスクトップマシン (ホスト名: Win7RemotePC)

用途:リモート PC接続先としての仮想クライアント

IPアドレス:DHCPで取得

OS:Windows 7 Professional SP1

Page 10: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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⑥ 仮想デスクトップマシン (ホスト名: Win7MCSPvD)

用途:Personal vDiskが設定された MCS仮想デスクトップのマスターイメージ

IPアドレス:DHCPで取得

OS:Windows 7 Professional SP1

⑦ その他のネットワーク環境

DHCP IPアドレス配信範囲:____________________~____________________

(例:192.168.10.40~192.168.10.80)

※ 本ガイドでは新たに DHCPサーバーをセットアップして仮想デスクトップの配信に使用します。

競合を防ぐため、既存の DHCPサーバーが存在しない環境をご用意いただくことをお勧めします。

Page 11: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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インストール手順

DHCP サーバーおよび、Active Directory の設定 1

Active Directory が設定されている VM で設定を行います。『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Stepガイド

[Basic]』を終了している環境では、VM 名:[AD]で設定を行います。

※『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Machine Creation Services]』を終了している環境では、

1 項~18 項の設定は必要ありません。「2.仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成)」に進

んで下さい。

画面 手順

1

administratorアカウントでログオンし、管理ツ

ールよりサーバーマネージャーを起動します。

表示されたら、[役割]をクリックし、右側ウィン

ドウより[役割の追加]をクリックします。

2

[役割の追加ウィザード]が起動します。

[次へ]をクリックします。

3

[DHCPサーバー]にチェックを入れて、[次へ]をク

リックします。

Page 12: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

4

そのまま[次へ]をクリックします。

5

そのまま[次へ]をクリックします。

6

[優先する DNS サーバーの IPv4 アドレス]に、DNS

サーバーの IPアドレスを入力します。

[例:192.168.10.11]

※本ハンズオンでは、DNS サーバーを Active

Directory サーバーの[AD]に同居しています。

[次へ]をクリックします。

7

そのまま[次へ]をクリックします。

Page 13: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

8

[追加]をクリックします。

9

スコープ情報等を入力します。

[例:各画面項目へハンズオン環境に合わせ、必

要な情報を入力します]

入力後、[OK]をクリックします。

10

[次へ]をクリックします。

11

そのまま[次へ]をクリックします。

12

そのまま[次へ]をクリックします。

Page 14: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 14

画面 手順

13

そのまま[次へ]をクリックします。

14

[インストール]をクリックします。

15

[閉じる]をクリックします。

16

MCSで展開された仮想デスクトップのマシンを

格納する「組織単位(OU)」を作成します。

[役割]-[Active Directory ドメインサービス]-

[Active Directoryユーザーとコンピューター]の

順に展開します。

[training.lab]を右クリックし、[新規作成]-[組織単

位(OU)]を選択します。

Page 15: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

17

組織単位(OU)名を入力します。

[例:MCS]

[OK]をクリックします。

18

項目 17.で入力された、組織単位(OU)が表示

されています。

Page 16: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成) 2

Windows7マシンテンプレートから仮想マシンを作成します。

ここで作成するWindows7 マシンは、リモート PCとしての接続先になる仮想クライアントになります。

画面 手順

1

テンプレートから、仮想デスクトップ用

Windows 7仮想マシンを作成します。

先のハンズオンにて作成したテンプレート右ク

リックし、[新規 VM作成ウィザード]を選択しま

す。

2

テンプレートが選択されているのを確認し、

[次へ]をクリックします。

3

仮想マシンの名前は[Win7RemotePC]とします。

4

そのまま[次へ]をクリックします。

Page 17: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

5

ホームサーバーは、環境に応じて選択します。

[次へ]をクリックします。

6

仮想 CPUやメモリはテンプレート作成時と同じ

サイズを割り当てます。

[次へ]をクリックします。

7

仮想ディスクも同様にテンプレート同サイズと

します。

[ストレージレベルの高速ディスククローンを使

用する]のチェックを外して、[次へ]をクリック

します。

8

ネットワークは、環境に応じて選択します。

[次へ]をクリックします。

9

[作成]をクリックします。

Page 18: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

10

しばらく待つと仮想マシンが作成されます。

11

テンプレート作成時に[sysprep]を実行していた

為、Windows 7の初期設定を再度おこないます。

言語等はデフォルトのまま、[次へ]をクリックし

ます。

12

新規のアカウントを作成します。

[ 例:ctxRemotePC]

※[ admin ]はテンプレート作成時に使用した為、

使えません

[次へ]をクリックします。

13

パスワードを設定します。

[ 例:Citrix123 ]

[次へ]をクリックします。

Page 19: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

14

お手持ちのプロダクトキーを入力します。

※Windows7 をセットアップした ISO イメージに

より、こちらの画面は表示されない場合があり

ます。

[次へ]をクリックします。

15

[ライセンス条項に同意します]にチェックを入

れ、[次へ]をクリックします。

16

コンピューターの保護の設定は、[後で確認しま

す]を選択します。

17

そのまま[次へ]をクリックします。

Page 20: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 20

画面 手順

18

接続先ネットワークは[社内ネットワーク]を選択

します。

以上で初期設定は完了です。

19

次にコンピューター名を変更します。

[コントロールパネル]を開きます。

20

右上の[カテゴリ]から、[大きいアイコン]を選ん

で表示を切り替えます。

21

[システム]を開きます。

Page 21: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 21

画面 手順

22

[設定の変更]をクリックします。

23

[変更]をクリックします。

24

[コンピューター名]を入力します。

[例:Win7RemotePC]

[ドメイン]にチェックを入れ、入力フィールドに

ドメイン名を入力します。

[ 例:training.lab ]

入力したら、[OK]をクリックします。

25

ドメインの管理者アカウントを聞かれますの

で、administrator / パスワード (Citrix123)を入力

し、[OK]をクリックします。

26

少し待つと、左のポップアップが表示されま

す。[OK]をクリックします。

Page 22: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 22

画面 手順

27

もう一度[OK]をクリックします。

28

そのまま[閉じる]をクリックします。

再度、再起動を促されますので、そのまま仮想

マシンを再起動します。

29

操作画面を[AD]に切り替えます。

サーバーマネージャーを開き[役割]-[Active

Directoryドメインサービス]-[Active Directory

ユーザーとコンピューター]-[ドメイン名

(training.lab)]-[Computers]の順に開き、

右側にコンピューターアカウント

[例:Win7RemotePC]が登録されていることを

確認します。

30

次に DNS サーバーに登録されていることも確認

します。

[DNS サーバー]-[DNS]-[サーバー名(AD)]-[前方参照

ゾーン]-[FQDN(training.lab)]の順に開き、右側に

[例:Win7RemotePC]が登録されていることを確

認します。

Page 23: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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仮想マシンの準備(Personal vDisk 用マシンの作成) 3

Windows7マシンテンプレートから仮想マシンを作成します。

ここで作成するWindows7 マシンは、MCSで Personal vDisk を展開するマスターイメージになります。

※ここでの手順は、「2.仮想マシンの準備(リモート PC 用マシンの作成)」とほぼ同じです。

画面 手順

1

続けて、テンプレートから仮想デスクトップ用

Windows 7仮想マシンを作成します。

先のハンズオンにて作成したテンプレート右ク

リックし、[新規 VM作成ウィザード]を選択しま

す。

2

テンプレートが選択されているのを確認し、

[次へ]をクリックします。

3

仮想マシンの名前は[Win7MCSPvD]とします。

Page 24: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 24

画面 手順

4

そのまま[次へ]をクリックします。

5

ホームサーバーは、環境に応じて選択します。

[次へ]をクリックします。

6

仮想 CPUやメモリはテンプレート作成時と同じ

サイズを割り当てます。

[次へ]をクリックします。

7

仮想ディスクも同様にテンプレート同サイズと

します。

[ストレージレベルの高速ディスククローンを使

用する]のチェックを外して、[次へ]をクリック

します。

8

ネットワークは、環境に応じて選択します。

[次へ]をクリックします。

Page 25: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 25

画面 手順

9

[作成]をクリックします。

10

しばらく待つと仮想マシンが作成されます。

11

テンプレート作成時に[sysprep]を実行していた

為、Windows 7の初期設定を再度おこないます。

言語等はデフォルトのまま、[次へ]をクリックし

ます。

12

新規のアカウントを作成します。

[ 例:ctxMCSPvD]

※[ admin ]はテンプレート作成時に使用した為、

使えません

[次へ]をクリックします。

Page 26: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 26

画面 手順

13

パスワードを設定します。

[ 例:Citrix123 ]

[次へ]をクリックします。

14

お手持ちのプロダクトキーを入力します。

※Windows7 をセットアップした ISO イメージに

より、こちらの画面は表示されない場合があり

ます。

[次へ]をクリックします。

15

[ライセンス条項に同意します]にチェックを入

れ、[次へ]をクリックします。

16

コンピューターの保護の設定は、[後で確認しま

す]を選択します。

Page 27: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 27

画面 手順

17

そのまま[次へ]をクリックします。

18

接続先ネットワークは[社内ネットワーク]を選択

します。

以上で初期設定は完了です。

19

次にコンピューター名を変更します。

[コントロールパネル]を開きます。

20

右上の[カテゴリ]から、[大きいアイコン]を選ん

で表示を切り替えます。

Page 28: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 28

画面 手順

21

[システム]を開きます。

22

[設定の変更]をクリックします。

23

[変更]をクリックします。

24

[コンピューター名]を入力します。

[例:Win7MCSPvD]

[ドメイン]にチェックを入れ、入力フィールドに

ドメイン名を入力します。

[ 例:training.lab ]

入力したら、[OK]をクリックします。

Page 29: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 29

画面 手順

25

ドメインの管理者アカウントを聞かれますの

で、administrator / パスワード (Citrix123)を入力

し、[OK]をクリックします。

26

少し待つと、左のポップアップが表示されま

す。[OK]をクリックします。

27

もう一度[OK]をクリックします。

28

そのまま[閉じる]をクリックします。

再度、再起動を促されますので、そのまま仮想

マシンを再起動します。

29

操作画面を[AD]に切り替えます。

サーバーマネージャーを開き[役割]-[Active

Directoryドメインサービス]-[Active Directory

ユーザーとコンピューター]-[ドメイン名

(training.lab)]-[Computers]の順に開き、

右側にコンピューターアカウント

[例:Win7MCSPvD]が登録されていることを確

認します。

Page 30: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 30

画面 手順

30

次に DNS サーバーに登録されていることも確認

します。

[DNS サーバー]-[DNS]-[サーバー名(AD)]-[前方参照

ゾーン]-[FQDN(training.lab)]の順に開き、右側に

[例:Win7MCSPvD]が登録されていることを確認

します。

Page 31: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 31

リモート PC へ Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール 4

リモート PCで接続する仮想クライアントへ Virtual Desktop Agent(VDA)をインストールします。

ここでは、P.6 でダウンロードした「Virtual Desktop Agent 5.6 FP1」を追加インストールします。

画面 手順

1

仮想マシンのコンソールを[Win7RemotePC]に

切り替えます。コンソール画面上部の DVDドラ

イブより、[XenDesktop5.6.iso]インストール

メディアをマウントします。

2

Win7RemotePCイメージへドメインの

Administratorアカウントでログオンします

[例:training\administrator / Citrix123]

3

[コンピューター]を開き、CD ドライブをダブル

クリックして、XenDesktop のインストーラーを

起動します。

※起動まで少し時間が掛かります。

4

Windows 7 上で XenDesktop インストーラーを起

動すると、仮想デスクトップ用インストールメ

ニューが表示されます。

[Virtual Desktop Agentのインストール]をクリック

します。

Page 32: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 32

画面 手順

5

[カスタムインストール]をクリックします。

※[簡易展開]はデスクトップコントローラーの初

期設定ウィザード[簡易展開]と対になる設定で

す。※今回は使用しません

6

[ライセンス契約書に同意する]にチェックを入

れ、[次へ]をクリックします。

7

[Virtual Desktop Agent]を選択して、[次へ]をクリ

ックします。

8

インストールするコンポーネントを選択しま

す。[Citrix Receiver]のチェックを外し、[次へ]を

クリックします。

Page 33: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 33

画面 手順

9

Personal vDisk構成を選択します。リモート PCで

は Personal vDisk は使用出来ません。

[いいえ、Personal vDisk をすぐには有効にしませ

ん]を選択して、[次へ]をクリックします。

10

次にデスクトップコントローラーの場所を指定

します。[コントローラーの場所を手動で入力す

る]にチェックを入れます。デスクトップコント

ローラーの FQDN [例:XD1.training.lab]を入力し

て、[チェック]をクリックします。

11

名前解決が正常に出来た場合は、左図のポップ

アップが表示されます。エラーになった場合は

DNS の設定を確認してください。

12

Windows OS を仮想デスクトップとして使用する

際の最適化設定を自動で行います。すべての項

目にチェックを入れた状態で、[次へ]をクリック

します。

※変更される OSの設定は以下の KB を参照して

ください。

http://support.citrix.com/article/CTX125875

13

インストール内容の確認画面です。確認後、[イ

ンストール]をクリックします。

Page 34: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 34

画面 手順

14

インストール完了までしばらく待ちます。完了

すると左図のウィンドウが表示されますので、

[マシンを再起動する]にチェックを入れた状態で

[閉じる]をクリックします。

15

再起動完了です。

※[イジェクト]をクリックし、マウントした

DVD ドライブをアンマウントしておきます。

16

Win7RemotePCイメージへドメインの

Administratorアカウントでログオンします

[例:training\administrator / Citrix123]

Page 35: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 35

17

「Virtual Desktop Agent 5.6 FP1」を追加インスト

ールします。

ダウンロードした[VDA_5.6FP1.zip]ファイルを

解凍し、デスクトップ等へコピーします。

コピーした[XdsAgent_x##]をクリックします。

※[x86]フォルダーは 32bit版用、[x64]フォルダー

は 64bit用です。利用しているシステムの種類に

よって、適用するファイルを使い分けて下さ

い。インストール後は、コピーした[VDA_5.6FP1]

フォルダーおよび、フォルダー内のファイルを

削除して問題ありません。

使用するシステムの種類に該当するフォルダー

内にある「XdsAgent_x##」を使用します。

※[##]には、[86]もしくは、[64]になります。

18

[使用許諾契約書に同意します]にチェックを入

れ、[インストール]をクリックします。

19

[OK]をクリックします。

Page 36: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 36

20

[完了]をクリックします。

21

[はい]をクリック、Win7RemotePC イメージを再

起動します。

Page 37: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 37

XenDesktop コントローラーへリモートPCサービスのインストール 5

XenDesktop コントローラーへリモートPCサービスをインストールします。

『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Stepガイド [Basic]』を終了している環境では、VM名:[XenDesktop]で設

定を行います。

ここでインストールするサービスは、P.6 でダウンロードした「CitrixRemotePCService」を使用します。

画面 手順

1

XenDesktopイメージへドメインの

Administratorアカウントでログオンします

[例:training\administrator / Citrix123]

2

XenDesktop サーバーのデスクトップ上で開いて

いるアプリケーションウィンドウを全て閉じま

す。

「Desktop Studio」、「Desktop Director」、

「PowerShell」等、開いているアプリケーション

ウィンドウを全て閉じます。

※左画面のような状態にします。

Page 38: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 38

3

ダウンロードした[CitrixRemotePCService]ファイル

を、デスクトップ等へコピーします。

コピーした[CitrixRemotePCService]をクリックしま

す。

※インストールウィザード画面は一切表示され

ません。

元の画面に戻ったら、インストール終了です。

インストール後は、コピーした

[CitrixRemotePCServices]ファイルを削除して問題

ありません。

4

[C:¥Program Files(x86)¥Citrix¥Remote PC Service]

フォルダーに移動します。

5

[RemotePCAccessConfig]を右クリックし、[プログ

ラムから開く]-[メモ帳]をクリックします。

6

下記の記述を検索します。

<Enable>False</Enable> ※12 行目

<MachineExecluded>*</MachineExeclu

ded> ※33行目

※まずは、上記の項目を検索します。

Page 39: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

Page 39

7

検索した項目を修正します。

<Enable>True</Enable> ※12 行目

※「True」に変更します。

<MachineExecluded></MachineExeclud

ed> ※33 行目

※「*」を削除します。

8

[ファイル]-[上書き保存]をクリックします。

[×]ボタンをクリックして、メモ帳を終了しま

す。

9

[スタート]-[すべてのプログラム]-[管理ツール]

-[サービス]の順にポイントし、[サービス]をク

リックします。

10

サービス一覧から、[Citrix Remote PC Access

Service]をクリックします。

上段にある「 」(再起動)をクリックし、

サービスを再起動します。

※再起動の状態ウィンドウが表示されます。

Page 40: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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11

[スタート]-[すべてのプログラム]-[Citrix]-

[Desktop Studio]の順にポイントし、[Desktop

Studio]をクリックします。

12

左メニューの「割り当て」をクリックします。

中側ウィンドウに、「RemotePCs」デスクトップ

グループが自動作成されています。

13

左メニュー「割り当て」-「RemotePCs」(中側

ウィンドウ)をクリックします。

右メニューにある「マシンの表示」をクリック

します。

14

「TRAINING\WIN7REMOTE-PC」(中側ウィンド

ウ)をクリックします。

右メニューにある「ユーザーの変更」をクリッ

クします。

※リモート PC へ、接続ユーザーを事前に割り当

てます。

15

[追加]をクリックします。

Page 41: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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16

選択するオブジェクト名を入力します。

[例:User1]

[名前の確認]をクリックします。

17

Users1 ([email protected]) のようにアンダーラ

インが入ります。

[OK]をクリックします。

18

[OK]をクリックします。

Page 42: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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リモートPC仮想クライアントへの接続確認 6

クライアント端末(管理用 PC)からリモートPC仮想クライアントへ接続します。

画面 手順

1

管理 PCの Internet Explorer を起動し、デスクト

ップコントローラー上のWeb Interface サイトに

アクセスします。

アドレスバーに[ http://XD1 ]と入力し、Enter キ

ーを押します。

2

あとのアドレスはWeb Interface によって自動的

に補完され、ログオンページにリダイレクトさ

れます。

この時、ブラウザ上部にイントラネット設定に

関する警告が表示されます。これはデフォルト

設定では ActiveX コントロールが実行できないた

めに表示されています。イントラネット設定を

有効にし、ActiveXコントロールを実行可能にし

ます。

※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』

を完了していれば、本メッセージは表示されま

せん。

3

上部の警告バーをクリックし、[イントラネット

設定を有効]を選択します。

※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』

を完了していれば、本操作は必要ありません。

Page 43: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

4

[はい]をクリックします。

※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』

を完了していれば、本操作は必要ありません。

5

Web Interface のログオン画面が表示されまし

た。

6

ユーザー名、パスワードを入力して[ログオン]を

クリックします。

[例] ユーザー名:user1

パスワード:Citrix123

ドメイン:training

7

ログオンしました。

デフォルトではログオンユーザーに割り当てら

れたデスクトップグループが 1 つだけの場合

は、そのデスクトップグループの仮想デスクト

ップへ自動的に接続されます。

※リモート PC で展開されたディスプレイ型のア

イコンをクリックします。

8

仮想デスクトップ上でのWindows ログオンが完

了後、デスクトップ画面が表示されます。

Page 44: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

9

仮想デスクトップ画面上部のツマミを引き出す

と、デスクトップツールバーが表示されます。

このツールバーでは複数デスクトップの切替え

や画面サイズの変更などがおこなえます。

Page 45: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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Personal vDisk と Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール 7

MCS で展開する仮想デスクトップへ Virtual Desktop Agent(VDA)をインストールします。同時に

Personal vDisk機能を利用可能に設定します。

ここでは、P.7 でダウンロードした「Personal vDisk(アップデートモジュール)」を追加インストール

します。

画面 手順

1

仮想マシンのコンソールを[Win7MCSPvD]に切

り替えます。コンソール画面上部の DVDドライ

ブより、[XenDesktop5.6.iso]インストールメ

ディアをマウントします。

2

Win7MCSPvDイメージへドメインの

Administratorアカウントでログオンします

[例:training\administrator / Citrix123]

3

[コンピューター]を開き、CD ドライブをダブル

クリックして、XenDesktop のインストーラーを

起動します。

※起動まで少し時間が掛かります。

4

Windows 7 上で XenDesktop インストーラーを起

動すると、仮想デスクトップ用インストールメ

ニューが表示されます。

[Virtual Desktop Agentのインストール]をクリック

します。

Page 46: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

5

[カスタムインストール]をクリックします。

※[簡易展開]はデスクトップコントローラーの初

期設定ウィザード[簡易展開]と対になる設定で

す。※今回は使用しません

6

[ライセンス契約書に同意する]にチェックを入

れ、[次へ]をクリックします。

7

[Virtual Desktop Agent]を選択して、[次へ]をクリ

ックします。

8

インストールするコンポーネントを選択しま

す。[Citrix Receiver]のチェックを外し、[次へ]を

クリックします。

Page 47: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

9

Personal vDisk構成を選択します。

[はい、Personal vDiskを有効にします]を選択して

[次へ]をクリックします。

10

次にデスクトップコントローラーの場所を指定

します。[コントローラーの場所を手動で入力す

る]にチェックを入れます。デスクトップコント

ローラーの FQDN [例:XD1.training.lab]を入力し

て、[チェック]をクリックします。

11

名前解決が正常に出来た場合は、左図のポップ

アップが表示されます。エラーになった場合は

DNS の設定を確認してください。

12

Windows OS を仮想デスクトップとして使用する

際の最適化設定を自動で行います。すべての項

目にチェックを入れた状態で、[次へ]をクリック

します。

※変更される OSの設定は以下の KB を参照して

ください。

http://support.citrix.com/article/CTX125875

13

インストール内容の確認画面です。確認後、[イ

ンストール]をクリックします。

Page 48: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

14

インストール完了までしばらく待ちます。完了

すると左図のウィンドウが表示されますので、

[マシンを再起動する]にチェックを入れた状態で

[閉じる]をクリックします。

15

再起動完了です。

※[イジェクト]をクリックし、マウントした

DVD ドライブをアンマウントしておきます。

16

Win7MCSPvDイメージへドメインの

Administratorアカウントでログオンします

[例:training\administrator / Citrix123]

Page 49: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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「Personal vDisk(アップデートモジュール)」

を追加インストールします。

ダウンロードした[PersonalvDisk56##.zip]ファイル

を解凍し、デスクトップ等へコピーします。

コピーした[PersonalvDisk_x##]アップデートモジ

ュールをクリックします。

※[##]は、ダウンロードした Personal vDisk アッ

プデートモジュールのバージョンになります。

※[PersonalvDisk_x86]ファイルは 32bit版用、

[PersonalvDisk_x64]ファイルは 64bit用です。利用

しているシステムの種類によって、適用するフ

ァイルを使い分けて下さい。インストール後

は、コピーしたファイルを削除して問題ありま

せん。

18

[次へ]をクリックします。

19

「同意する」にチェックを入れ、[次へ]をクリッ

クします。

Page 50: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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20

[次へ]をクリックします。

21

[閉じる]をクリックします。

22

[はい]ボタンをクリックします。

※このメッセージが表示されなかった場合、手

動で再起動を実施します。

23

Win7MCSPvDイメージへドメインの

Administratorアカウントでログオンします

[例:training\administrator / Citrix123]

Page 51: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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[スタート]ー[すべてのプログラム]ー[Citrix]ー

[Personal vDiskの更新]の順にポイントし、

[Personal vDiskの更新]をクリックします。

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インベントリ更新が終了すると、Win7Master

は自動的にシャットダウンされます。

※自動的にシャットダウンされるまで、環境に

よりますが、3 分~5 分位かかります。

Page 52: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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Personal vDisk 仮想デスクトップのカタログとデスクトップグループ作成 8

デスクトップコントローラーに Personal vDisk 仮想デスクトップを登録し、ユーザーに割り当てます。

『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Stepガイド [Basic]』を終了している環境では、VM名:[XenDesktop]で設

定を行います。

画面 手順

1

[XenDesktop]のコンソール画面に切り替えて作業

します。

Desktop Studio左メニュー[マシン]をクリック

後、右メニューの[カタログ作成]をクリックしま

す。

2

[マシンの種類]プルダウンメニューから、

[プール(Personal vDisk あり)]を選択します。

[次へ]をクリックします。

3

[Win7MCSPvD]を選択して、[次へ]をクリックし

ます。

Page 53: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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4

[作成する仮想マシンの数]および、[vCPU]、[メモ

リ]、[Personal vDisk サイズ]、[ドライブ文字]を設

定します。

[例:作成する仮想マシン数:2 or 3]

引き続き、[新しいアカウントを作成する]を選択

し、[次へ]をクリックします。

5

[コンピューターアカウントに対する Active

Directory の場所]では、[MCS]を選択します。

引き続き、[アカウント名前付けスキーム]を入力

します。

[例:Win7MCSPvD-###]

※[###]は作成させる仮想デスクトップ数によ

り、自動的にカウントアップされます。

[次へ]をクリックします。

6

そのまま[次へ]をクリックします。

7

カタログ名を設定します。

[カタログ]フィールドに名前を入力します。

[例:Win7MCSPvD]

入力後[完了]をクリックします。

Page 54: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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8

カタログ作成中の、Desktop Studio画面です。

作成中のステータスバーが動きます。

9

作成が終了すると、作成中のステータスバーが

消えます。

10

XenServer 上には、Personal vDisk 用に作成された

仮想デスクトップが表示されます。画面では、

2 つの新しい VMが作成された状況です。

11

作成された VMの[ストレージ]タブをクリックし

ます。Personal vDisk 用に追加された領域が確認

出来ます。

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作成したカタログに利用するユーザーを割り当

てます。

Desktop Studio左メニュー[割り当て]をクリック

後、右メニューの[デスクトップグループ作成]を

クリックします。

Page 55: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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[割り当て用のマシンを選択]から[Win7MCSPvD]を

選択し、[マシンの追加]へ使用する仮想デスクト

ップ数を入力します。

[例:2]

[次へ]をクリックします。

14

割り当てるユーザーもしくはグループを選択し

ます。

[追加]をクリックします。

15

オブジェクトの検索画面が表示されました。

16

選択するオブジェクト名の欄に[ Domain Users ]と

入力し、[名前の確認]をクリックします。

入力した名前の確認が取れ下線が引かれたら、

[OK]をクリックします。

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Domain Users グループが追加されました。

ユーザーごとのデスクトップ数は、デフォルト

の[1]のまま、[次へ]をクリックします。

Page 56: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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そのまま[次へ]をクリックします。

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表示名とデスクトップグループ名を設定しま

す。表示名は接続する利用者側に表示される名

前となります。別々の名前を設定することも可

能です。

ここではどちらも同じ名前を入力しています。

[例:Win7MCSPvDGR]

[完了]をクリックします。

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Personal vDisk機能付きで展開された仮想デスク

トップが、ユーザーに割り当てられました。

※ユーザーに提供する仮想デスクトップが起動

してきます。1~2 分位待ち、次の接続確認を行

います。

Page 57: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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Personal vDisk 仮想デスクトップへの接続確認 9

クライアント端末(管理用 PC)から Personal vDisk仮想デスクトップへ接続します。

画面 手順

1

管理 PCの Internet Explorer を起動し、デスクト

ップコントローラー上のWeb Interface サイトに

アクセスします。

アドレスバーに[ http://XD1 ]と入力し、Enter キ

ーを押します。

2

あとのアドレスはWeb Interface によって自動的

に補完され、ログオンページにリダイレクトさ

れます。

この時、ブラウザ上部にイントラネット設定に

関する警告が表示されます。これはデフォルト

設定では ActiveX コントロールが実行できないた

めに表示されています。イントラネット設定を

有効にし、ActiveXコントロールを実行可能にし

ます。

※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』

を完了していれば、本メッセージは表示されま

せん。

3

上部の警告バーをクリックし、[イントラネット

設定を有効]を選択します。

※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』

を完了していれば、本操作は必要ありません。

4

[はい]をクリックします。

※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』

を完了していれば、本操作は必要ありません。

Page 58: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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画面 手順

5

Web Interface のログオン画面が表示されまし

た。

6

ユーザー名、パスワードを入力して[ログオン]を

クリックします。

[例] ユーザー名:user1

パスワード:Citrix123

ドメイン:training

7

ログオンしました。

デフォルトではログオンユーザーに割り当てら

れたデスクトップグループが 1 つだけの場合

は、そのデスクトップグループの仮想デスクト

ップへ自動的に接続されます。

※Personal vDisk 付の仮想デスクトップで展開さ

れたディスプレイ型のアイコンをクリックしま

す。

8

仮想デスクトップ上でのWindowsログオンが完

了後、デスクトップ画面が表示されます。

Page 59: Xen desktop5.6machine creation servicesにおけるpersonal vdiskの利用、remotepcの設定

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仮想デスクトップ画面上部のツマミを引き出す

と、デスクトップツールバーが表示されます。

このツールバーでは複数デスクトップの切替え

や画面サイズの変更などがおこなえます。

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【仮想デスクトップ内で操作します】

仮想デスクトップ内の、[スタート]-[すべての

プログラム]-[コンピューター]の順にポイント

し、[コンピューター]をクリックします。

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【仮想デスクトップ内で操作します】

Personal vDisk領域である、[Citrix Personal vDisk

(P:)]が表示されています。

確認後、[×]ボタンをクリックして、ウィンド

ウ画面を閉じます。

(任意のアプリケーションをインストール)

FireFox や Chrome 等の任意のアプリケーション

をインストールして下さい。インストールされ

たアプリケーション情報(レジストリ情報等)

は、Personal vDisk ドライブ[例:Pドライブ]に

同期され、保持されます。ログオフや再起動後

に再度仮想デスクトップへ接続しても、インス

トールされたアプリケーションはそのまま利用

可能で残っています。

以上で Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step構築&操作ガイド Remote PC & Personal vDisk 編は完了です。