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Total Service Provider Applying Theory Of Constraints Goal-System Consultants Inc. Simplified Thinking Process の検討・・・・・・(2) 2011年1月J-TOC 実践分科会 検討のゴール:TOC思考プロセスの本質を外さず2日間で何を何に どのように変えるかの答えを出す事

201111 jtoc nisi

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Total Service Provider Applying Theory Of Constraints

Goal-System Consultants Inc.

Simplified Thinking Processの検討・・・・・・(2)

2011年1月J-TOC

実践分科会

検討のゴール:TOC思考プロセスの本質を外さず2日間で何を何にどのように変えるかの答えを出す事

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西原の推移

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年度 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009

自己紹介西原 隆 (Takashi Nishihara)ゴール・システム・コンサルティング株式会社 チーフコンサルタント 兼マーケティンググループリーダー

2003年ゴール・システム・コンサルティングに参画。製造業、IT、建設業などの大手企業に対する、プロジェクトマネジメント・コンサルティングに従事。TOCのプロジェクトマネジメント手法「CCPM」に関する豊富な理論的知識および実践スキルを持ち、インプリメンテー

ションの経験は日本随一である。また、ファシリテーションに精通しており、現場スタッフのモチベーションを向上させる技術には定評がある。

・執筆:TOC/CCPM標準ハンドブック(秀和システム)

執筆協力:問題解決を「見える化」する本(中経出版)・@IT-monoist TOC流の開発型プロジェクト管理術『CCPM』連載有資格:TOC-ICO Jonah / 中小企業診断士

GSC入社TOC初セミナー

TOCと出会う BEING-Management開発にかかわる

経営関係WEBサイト運営

CCPMインプリコース講師30回

ジョナコースサブ講師 7回

TP-WS一杯

関西TOC-SA会長

ファシリテーション協会フォーラムTP-WS担当

前職 中小建設業向け財務分析屋

ジョナコース受講

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アジェンダ

そもそもTOC思考プロセスのゴールは何か?

Simplified Thinking Process検討状況の確認

S-TP活用事例

InjectionMatrixを活用したS-TP開発ディスカッション

2

検討のゴール:TOC思考プロセスの本質を外さず2日間で何を何にどのように変えるかの答えを出す事

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iPadにまけない製品コンセプトを企画する

ためのTOC思考プロセス活用 方法

3

TOC思考プロセスでどのようなアウトプットを期待するのか検討する資料

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何を

何にどのように

開発企画・新ビジネスモデル立案での

TOC思考プロセス活用方法

~コンセプト立案方法の『何を』 変えるべきか~

TOC思考プロセス活用方法

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なぜ弊社はIpadのようなものをを開発できないのか

A現在から将来にわたって儲け続ける

行動の対立

D奇抜な新しいものを開発する

D’

奇抜な新しい物を開発しない

B大ヒットさせる

C

リスクをさける

開発開始判断基準は1種類しかない

市場を独占し利益を出したい

先行者利益を獲得したい

ボリュームゾーンに売らなければならない

目標売上高が高い

シェアー確保が最優先指標

日本人ばかりで多様性がない

あとおいで儲ける文化がある

魅力的な新しいコンセプトが出せない

ブランドイメージを高める

優秀な技術者を定着させる

TOC思考プロセス1DAY研修

9:00 TOC思考プロセスとは?

10:00TOC思考プロセス導入事例と現状構造ツリー

現状構造ツリー ケーススタディ

11:00 対立解消図解説と事例

対立解消図ケーススタディ

昼食

13:00 対立解消図個人作成実習

解決策立案方法解説

対立解消図解決策立案実習

15:00チームでの対立解消図ファシリテーションのポイント

対立解消図チーム作成実習

対立解消図チーム解決策立案実習

16:30 合意形成のポイント

17:30今後の活用にあたって(グループ方針の策定、改善計画の立案などへの応用)

ある企業でのTOC思考プロセス研修での対立

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技術進化ループ

太古の時代から技術は改善ループによって進化してきた

日本の得意技 改良・改善

方法の考案

試行・試作

評価

方法の改善

「科学が進化する5つの条件」 市川淳信著

実現すべき機能・性能

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うまく使わないととんでもない数の要求項目になっていく

典型的な開発企画方法:品質機能展開(QFD)

顧客の声

要求項目

要求品質

抽出

品質表

要求品質展開表

品質要素展開表

重要度

品質企画

重要度

設計品質市場の世界

技術の世界

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野村総合研究所の『「ガラパゴス化」する日本』における定義を、筆者なりに再解釈すると、ガラパゴス化とは、

1.高度なニーズを有する製品・サービスの市場がある一方、2.それと異なる、主に機能の要求水準

が低いニーズがその市場の外部に存在し、3.高度ニーズの市場の独自進化と、低

度ニーズの市場進化の間で、ミスマッチが起こり、4.一方で低度ニーズのほうが価格競争力や標準化で優位に立つことで、5.高度ニーズの市場全体が、世界から見て孤立してしまう。

という市場状態を指し示すと考えられる。

(引用:なぜシャープはあえて「ガラパゴス」と名付けたのだろう:クロサカ タツヤ著)

ガラパゴス化する日本製品

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改善型の限界

技術改良の限界

技術的発見から製品化まで時間の長い製品の場合、改善(生産技術・顧客ニーズ対応スピード等)が利益の源泉となる。

しかしソフトウェア開発・医薬・バイオといった業界は、技術的発見(ブレークスルー)から商品化までのスピードが速い。この場合改善で後追いしても、利益をえられない。 参考:「科学が進化する5つの条件」 市川淳信著

マーケティング戦略の限界(セグメンテーション・ポジショニング・タ

ーゲティング)

状況依存(例:アンケート調査結果は調査項目に依存してしまうため真のニーズに気づけない)

あとおい戦略(例:消費者モニターに何をつくるべきかの判断を委ねたとき、ど

うしても今、現実に流行っているデザインが選ばれる傾向が強くなり、1世代遅れたファッションになってしまう)

競争激化(例:無意識のうちに作っているセグメントの中での発想によりガラパ

ゴス化する) 参考「ビジネスインサイト」 石井淳蔵著

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何を

何にどのように

開発企画・新ビジネスモデル立案での

TOC思考プロセス活用方法

~コンセプト立案方法を『何に』 変えるべきか~

TOC思考プロセス活用方法

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Palm Computingの「Palm V」(1999年)。パームは男性の物?

両替マシン コインスターのプロトタイプ両替機は紙幣をコインにかえる機械?

IDEOが教える「イノベーションを生む秘けつ」 - CNET Japan

2002年に商品化された無印良品の壁掛け式CDプレーヤーCDプレイヤーは横におく ?

オーラルBステージ1対象年齢が生後4カ月~2歳

子供用はぶらしは大人用より小さく細い?

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IDEO社の開発コンセプト企画の思考プロセス

1999年に米ABC放送のテレビ番組「Nightline」は、IDEOのデザイン力の秘密を紹介する番組を企画。「5日間で何かを一からデザインしてみせてほしい」という難題を課した。それに応えてつくら

れたのが、スーパーマーケット用ショッピングカートのプロトタイプ。このプロジェクトについては、Tom Kelley氏の著書「発想する会社!」のなかに詳しく記されている。 (引用:CNET Japan)

理解

観察

視覚化

評価とブラッシュアップ

実現

プロト100点以上作成し検

証する

製品化問題を認識する

実地体験(ユーザーに意見はきかず体験観察す

る)

徹底したブレストによるアイディア創出・プロト作成

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U理論にまとめられた思考プロセス

MIT教授オットー・シャーマーは著書「U理論」の中で、論理とひらめきの両方を活用して新たな発見がうまれるプロセスを下記のようにまとめた。IDEO社もこのプロセスに沿っている。

既存の枠組みを当て

はめる事なく現実の中に

埋没し状況と一体になる

センシング

(ひたすら観察する)

流れるように動き

未来を出現させる

リアライジング

(生まれたがっている物をすぐに形に

する)

世界で必要とされている事のために果たすべき役割が自分

にあることを発見する

プレゼンシング(思いこみを手放し秘めた知を浮上させる)

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IDEO社・U理論から学べるブレークスルーのポイント

どうやって変えるべきものをみつけるのか

顧客の要望を単に聞いたり、分類したりするのではなく、深く感じ取り関係性をみいだし、真の問題をみつける

どうやって実現するのか

うまれてきたアイデアを素早く形にするため、プロトタイプを何度も作り検証していく

どうやって『ひらめく』のか

IDEO 徹底したブレスト?

U理論 座禅をする?山ごもり?「出現する未来」 ピーターセンゲ等

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D

集中投資する

分散投資する

科学者(マーコビッツ:ノーベル経済学賞)の思考プロセス

株価は企業収益の期待値できまる

一番期待値が高い物に多くの資金を投じればリターンは多くなる(分散させるとローリスクローリターンになる)

A現在から将来にわたって儲け続ける

行動の対立

B大儲けする

Cリスクをさける

集中と分散を組み合わせる方法などない

企業の将来の収益はなんらかの方法で予測できる

卵を一つのカゴにいれるな昔から多くの人は分散投資している

マーコビッツは多くの人が分散投資している現実と理論の矛盾を徹底的に検討し、分散投資理論(ポートフォリオ理論)を確立 ノーベル経済学賞を受賞した。

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わかるループ

イメージづくり

イメージを使って予測

イメージの作り直し

観察

比較一致

不一致

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科学進化ループ

ポートフォリオ理論は、多くの人がこれに矛盾がないか検証、その後Wシャープによるβ投資理論、ブラックショールズ式がうまれ現代金融工学の発展に大きく寄与することになった。

仮説(モデル、理論)

演繹的推論

帰納的推論と仮説の作り直し

観察・実験

比較実証

反例

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科学の爆発的発展の理由:科学のルール

無矛盾性 AであるとAでないという事象が同時には存在しない

前後因果性 前:同一の原因は同一の結果を生む

後:異なる結果は異なる原因の存在を意味する

斉一性 無矛盾性と因果性は時空をこえて存在しなければならない

「科学が進化する5つの条件」 市川淳信著

推論に論理のルールを使うことにより分業可能にしたことが科学の進化が指数関数的に成長した理由である

金融工学の発展もマーコビッツが科学のルールに基づいた形(論文)で理論を発表していたからである。

Time

科学の発見累積件数

1600 2000

200

1000

18世紀から爆発的に増加している

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まとめ:ブレークスルーコンセプト立案解決の方向性

どうやって変えるべきものをみつけるのか

顧客の要望を単に聞いたり、分類したりするのではなく、深く感じ取り関係性をみいだし、真の問題を見つける

どうやって『ひらめく』のか

矛盾に着目し、矛盾の原因を解決する

論理を活用して多人数で検証する

どうやって実現するのか

うまれてきたアイデアを素早く形にするため、プロトタイプを何度も作り検証していく

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何を

何にどのように

開発企画・新ビジネスモデル立案での

TOC思考プロセス活用方法

~コンセプト立案方法を『どのように』 変えるべきか~

TOC思考プロセス活用方法

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おまけ(性格的に訓練が必要なのは?)

論理性

東洋人は関係性にこだわり全体をみようとする

西洋人は分類を重視し部分にこだわりがち、全体をみるための道具や訓練が必要

私は下記のどちらに近いです

か?

無矛盾

西洋人は1神教の人が多く矛盾を解く事に執拗にこだわる人が多い

東洋人は多神教の人が多く矛盾にこだわる傾向が薄く、改善傾向が強い。ブレークスルーするためにはなんらかの道具・訓練が必要

参考「木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるか 」リチャード・E・ニスベット (著)

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解決の方向性を具体化するTOC思考プロセス

TOC思考プロセス

明晰に考えるには、科学者のような思考を進めるには、訓練が必要だって、父さんは言うじゃない。(略)どうやって訓練したらいいの。

– 「ザ・チョイス」Eゴールドラット著

科学者の推論方法を誰にでも使えるようにする事を目指してTOC思考プロセスの開発を始めた

Eliyahu Goldratt

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テーマ設定とUDE特定

3Cloudによる原因追及とCRTによる全体関係性検証

思いこみを疑い矛盾を解消する

FRTによる解決策の検証PRTによる実行方法の検討

抵抗を考慮した計画にもとづき実現する

問題と一体となり思いこみを打破、仮説検証するTOC思考プロセス

UDE UDE UDE UDE UDE

U理論のステップに近いTOC思考プロセスの展開(3クラウド法)

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科学的思考方法を支援するTOC思考プロセス①(無矛盾)

対立解消図どのような仮定を打破しなければならないか?

対立解消図の目的

仮定 / 注入

問題とは、社会科学では「好まざる事象」をいう。一方、自然科学では問題とは「対立」です。

社会科学では対立が起きると妥協の道を探そうとする。自然科学では妥協はしません。

そもそも自然科学は「現実には対立は存在しない」を信念としているからです。

対立が起きるとすれば、それは私たちが現実に対して、間違った前提条件を考えているからです。それを改めれば対立は解消することになります。

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科学的思考方法を支援するTOC思考プロセス②(因果性)

①何を変えるか? ②何に変えるか?

③どのように変えるか?

【現状構造ツリー】 【対立解消図】

【未来構造ツリー】

【移行ツリー】 【前提条件ツリー】

1.明瞭性の検証2.実態は存在するか3.因果関係の検証4.原因不十分検証5.追加的原因検証6.原因結果の順序検証7.他の結果の存在の予見

7つの検証ルールを使いながら推論の正当性を保ちながら論理を構築していく

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方法の考案

試行・試作推論

評価

方法の改善

科学的ブレークスルー 図:「科学が進化する5つの条件」市川淳信著

ブレークスルー企画方法のまとめ・改善のループをまわす事は重要だが、それだけでは勝てない領域がある。

・ブレークスルーをおこなうためには、IDEO社・U理論のように、問題に住み込み、思いこみを手放し、新たな発想をしなければならない。

・これを現実的におこなうためには、科学者の思考方法(無矛盾・論理)を身につけ活用するのが早道

・TOC思考プロセスは科学者の思考方法を身につける訓練・実施に適している。

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Simplified Thinking Process

TOC思考プロセス全プロセスを短時間で進めるためのツール > CoresheetとInjectionMatrixの紹介

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TOC思考プロセスの6ポイントと書籍

6layer

PMB

5Tree

CLR

3Obstacle

Questions

TOCTP

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意義ある人生を邪魔する3つの障害(3Obstacle)

2.現実が複雑だと思いこみ当たり前の問題を見逃す事

3.対立は当たり前だと思い妥協してしまう事

1.問題を環境や他人のせいにすること

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1.What to Change?CRT/Cloud → CORE SHEET

1 何を変えるのか

2 何に変えるのか

3どのように変えるのか

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何を変えるのか 2つのステップの比較

5ツリー法

×現状構造ツリー作成に時間がかかる

○中核にたどり着いたときの納得感が高い

3クラウド法

○現状構造ツリー作成に時間がかからない

×中核対立作成にジョナスキルをもった人のアドバイスがないと時間がかかる

共通点:両ステップ共に、変える物は「間違った思いこみ(Wrong Assumption)」である

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共通の理由

(誰しもが納得している共通目

的)

B理由

(目的達成のCSF)

C理由

(目的達成のCSF)

D´行動

(問題を引き起こす相手の行動)

D行動

(問題を引き起こす自分の行動)

どこに間違った思いこみ(Wrong Assumption)がある可能性が高いだろうか

意義ある人生を邪魔する障害

1.問題を環境や他人のせいにすること

対立の結果UDEがおこる

A-B間の仮定

A-C間の仮定

D-D’間の仮定

B-D間の仮定

C-D’間の仮定

自分の思いこみ

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UDE

D

B

Assumption

何を変えるか?

C D’

B D

1 ----------2----------3---------- UDE

CD’

BD

1 --

----

----

2--

----

----

3--

----

----

UD

E

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UDE

ACT

Co

re

Assumption

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CRT/Cloudをシンプルにする:CoreSheet①テーマに関する良くない結果(UDE)とそれを引き起こした自分の行動(Act)、実施した理由(Assumption)を記載する②全てのUDEに共通してでてきた仮定を中核の仮定(CoreAssumption)として特定する

3行以内で全てを説明できる共通している仮定

CoreAssumption これが

「何を変えるか」の答えになる

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2.To What To Change?Cloud/FrT→Injection Matrix

1 何を変えるのか

2 何に変えるのか

3どのように変えるのか

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方針:CoreAssumption

評価基準:Measurement

方針:Injection

評価基準:NEW Measurement

行動 行動

PMB(方針・評価・行動)とレッドカーブ

意義ある人生を邪魔する障害

2.現実が複雑だと思いこみ当たり前の問題を見逃す事

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製品に対する顧客の価値観は、自社のものより著しく低い

正しい意思決定をする

B十分な売上を得る事を

目標とする

C適切な利益を得る事を

目標とする

D´自社の価値観に基づい

て行動する(値下げをしない)

D顧客の価値観に基づい

て行動する(値下げをする)

Injection:製品に対する価値観を高めるために、何らかの策を講じる条件1:価格を下げずに全ての生産能力を販売する条件2:はっきりとした競争優位性を確立する(他社にすぐ真似されない)

アレックスロゴのインジェクション(ザ・ゴール2P208)

意義ある人生を邪魔する障害

3.対立は当たり前だと思い妥協してしまう事

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Flying Pig Injection(空飛ぶ豚のような突拍子もないアイデア)

そんなのムリとあきらめてしまう3つの理由

①たいしたメリットがないと思っているので「ムリなアイデア」だと考えてしまう。

②すぐに副作用がある事が解っているので「ムリなアイデア」と考えてしまう。

③明かな障害が見えている事で「ムリなアイデア 」と考えてしまう。

Copyright 西原隆の検討中資料です All Rights Reserved. 39

OBS:解決策実現の障害になること・課題・費用 IO:解決策実現の中間目標

DE:解決策実施によっておこるよい事 NBR:解決策実施によっておこりえる問題点・Risk

INJ:解決策実現の状態

<思いついた解決状態> <精査された解決状態>

FRT/PRTをシンプルにする:インジェクション・マトリクス

①解決アイディアが実現することによって起こるメリットを列挙する

②解決アイディアによって生じる悪影響・対策を検討する

③解決アイディア実現に障害になることを列挙する

④解決アイディア実現の障害を乗り越える中間目的を列挙する

⑤検討したメリット・デメリット対策・中間目的を考慮し解決アイデアを実現可能レベルまで精査する

WHYWHY

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3.How to Cause the Change?

PrT/TrT→ProjectNetwork/BarChart

1 何を変えるのか

2 何に変えるのか

3どのように変えるのか

ODSC

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インジェクションマトリクスから目標(ODSC)を作る

インジェクション実現のメリットを見ながらObjectives(目的)を決める

副作用のうち受容するものをリスクとして取り上げる

OBS:解決策実現の障害になること・課題・費用 IO:解決策実現の中間目標

DE:解決策実施によっておこるよい事 NBR:解決策実施によっておこりえる問題点・Risk

INJ:解決策実現の状態

<思いついた解決状態> <精査された解決状態>

精査されたインジェクションを考慮してDeliverables(成果物)を

決める

中間目的・目的を鑑みSuccsesCriteria(成功基準)をきめる

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TaskResourceTime

プロジェクトネットワーク

ODSC

Task

TaskTask

Task

Task

Task

Task

TaskTask

TaskTask

TaskTask

TaskTask

TaskTask

中間目的

PrT/TrTをシンプルにする:CCPMでアクションプランを作る

中間目的をマイルストーンとしてネットワーク工程表のもとに

する

OBS:解決策実現の障害になること・課題・費用 IO:解決策実現の中間目標

DE:解決策実施によっておこるよい事 NBR:解決策実施によっておこりえる問題点・Risk

INJ:解決策実現の状態

<思いついた解決状態> <精査された解決状態>

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Project NetworkODSC

後ろに下がって内省し

パラダイムシフトする

問題を深めて自分を

問題の中に位置づける

未来を出現させる

S-TP 最小セット

UDE UDEUDEUDE UDE UDE

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S-TP実施のメリット・デメリット・障害

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5ツリー法・3クラウド法に比べ時間が短縮され実施しやすい 簡単にできすぎると明日になるとかわってしまうのではないか?時間がかからないので何度も実施して深めることができる

論理の飛躍がおこるので他人に説明しにくい、説得・説明に骨が折れるのでは?

InjectionMatrixはわかりやすいコアシートは3クラウドに比べ一覧性があり中核をみつけやすい論理の飛躍がおこるのでブレークスルーアイデアがでやすい

細かく説明しなくても実施できる

⑥複数人でやるときのファシリテーションはどうあるべきか

③UDEを出すのが難しい

④自分の中のうちなるジレンマが原因のときはどうするのか

⑤相手の行動が原因のこともあるのでは?

OBS:解決策実現の障害になること・課題・費用 IO:解決策実現の中間目標

①ACTを出すのが難しい?(自分の行動をだすのが難しい)

②そもそも人の性にしている人にはできない?(UDEに対するACTをだすのが難しい(結局対立解消図がいるのでは))

DE:解決策実施によっておこるよい事 NBR:解決策実施によっておこりえる問題点・Risk

INJ:解決策実現の状態

<思いついた解決状態>

S-TPが実施されている

<精査された解決状態>

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未来を変えるためにほんとうに必要なこと

45

図引用:PI Community Japan

論理・感情・直感 そしてリーダーシップ